特開2022-167502IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

分散電源から電力系統に供給する無効電力を制御して系統電圧を適正範囲に維持するための制御装置、制御プログラム、及び分散電源システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】連系点電圧に応じて力率指令値が連続的に変化する電圧-力率指令値特性カーブに基づいて分散電源を制御することにより、電力系統との連系点の電圧を迅速に適正範囲に維持可能とした分散電源の制御装置、制御プログラム、及び分散電源システムを提供する。
【解決手段】電力系統21に連系された分散電源30から電力系統21に無効電力を供給する制御装置50であって、分散電源30の力率を調整して無効電力を制御するようにした制御装置において、分散電源30の出力電圧相当値(連系点電圧)に応じて力率指令値を連続的に変化させた電圧-力率指令値特性カーブ52を備え、出力電圧相当値に応じて電圧-力率指令値特性カーブ52から求めた力率指令値に従って分散電源30の発電部32を制御する。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載された従来技術では、連系点電圧に応じてパワーコンディショナーの力率を徐々に変えていくため、例えばSVR(自動電圧調整器)のタップ切換等により連系点電圧が大きく急変した場合には、同文献の段落[0050],[0051]に指摘されているように適正な力率に収束するまでに時間がかかり、その結果、連系点電圧が適正範囲を逸脱するおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、請求項1に係る分散電源の制御装置は、 電力系統に連系された分散電源により前記電力系統に無効電力を供給するための制御装置であって、前記分散電源の力率を調整して前記無効電力を制御する制御装置において、 前記分散電源の出力電圧相当値に応じて力率指令値を連続的に変化させた電圧-力率指令値特性カーブを備え、前記出力電圧相当値に応じて前記電圧-力率指令値特性カーブから求め・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、電圧-力率指令値特性カーブに基づき、分散電源の出力電圧相当値、例えば連系点電圧に応じた力率指令値に従って分散電源の力率を調整することにより、電力系統に供給する無効電力を連続的に制御して連系点電圧を速やかに変化させ、適正範囲に維持することができる。
また、分散電源自身に起因しない電圧変動要因に対してまで過度に補償を行う恐れがないので、他の分散電源等に起因する電圧変動発生時に無効電力を出力することで本来売電できるはずの有効電力が制限されて売電機会を逸失する、という心配もない。このため、経済的な利益を期待することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施形態を含む電力系統の全体構成図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る制御装置の主要部を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態における電圧-力率指令値特性カーブの設定例を示す図である。
【図4】 図2における分散電源制御系及び発電部等の主要部の構成図である。
【図5】 本発明の第2実施例及び第3実施例に係る制御装置の主要部を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第4実施例に係る制御装置により、無効電力指令値を複数台の分散電源に分配する手順を示すフローチャートである。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

20:交流電源 21:電力系統 22:系統インピーダンス 30:分散電源 31:直流電力源 32:発電部(PCS) 32a:インバータ部 33:PCS接続端 34,35:センサ 40:変圧器 41:連系点 50:制御装置 51:一次遅れフィルタ 52:電圧-力率指令値特性カーブ 53,53A:無効電力指令値演算部 54,54A:分散電源制御系 54a:制御指令演算部 54b:PWM回路 55:有効電力VA制限値演算部 56:有効電力制限制御部 57:低値優先部

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