(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022167538
(43)【公開日】2022-11-04
(54)【発明の名称】判定装置および判定方法
(51)【国際特許分類】
F01N 3/18 20060101AFI20221027BHJP
F01N 11/00 20060101ALI20221027BHJP
F02D 45/00 20060101ALI20221027BHJP
F01N 3/021 20060101ALI20221027BHJP
F01N 3/00 20060101ALI20221027BHJP
F01N 3/023 20060101ALI20221027BHJP
【FI】
F01N3/18 C
F01N11/00
F02D45/00 345
F01N3/021
F01N3/00 F
F01N3/023 K
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021073386
(22)【出願日】2021-04-23
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-10-25
(71)【出願人】
【識別番号】000000170
【氏名又は名称】いすゞ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松尾 芽
(72)【発明者】
【氏名】筧 幸久
(72)【発明者】
【氏名】松本 俊央
【テーマコード(参考)】
3G091
3G190
3G384
【Fターム(参考)】
3G091AA02
3G091AA05
3G091AA06
3G091AA17
3G091AA18
3G091AB02
3G091AB05
3G091AB13
3G091AB15
3G091BA14
3G091BA15
3G091BA19
3G091BA26
3G091BA34
3G091CA17
3G091EA32
3G091EA33
3G091HA09
3G091HA10
3G091HA12
3G091HA15
3G091HA16
3G091HA36
3G091HA37
3G091HA42
3G190AA02
3G190AA05
3G190AA06
3G190AA07
3G190AA12
3G190AA13
3G190BA39
3G190BA49
3G190CA01
3G190CB18
3G190CB19
3G190CB23
3G190CB26
3G190CB34
3G190CB35
3G190DD01
3G190EA14
3G190EA33
3G384AA01
3G384AA03
3G384BA33
3G384BA34
3G384DA46
3G384DA58
3G384FA43Z
3G384FA47B
(57)【要約】
【課題】ユーザが差圧センサの故障または排ガス浄化部材の取り外しを認識することができる判定装置および判定方法を提供すること。
【解決手段】判定装置は、排気管内における排ガス浄化部材の上流側と下流側との差圧を示す差圧情報と、排ガス浄化部材の下流側を流れる排ガス中の粒子状物質量を示す粒子状物質量情報とを取得する入力部と、差圧が第1閾値未満であるか否かを判定し、差圧が第1閾値未満である場合、粒子状物質量が第2閾値未満であるか否かを判定する判定部と、を有し、判定部は、粒子状物質量が第2閾値未満である場合、差圧センサが故障していると判定し、粒子状物質量が第2閾値未満ではない場合、排ガス浄化部材が排気管から取り外されていると判定する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンから排出された排ガスが流れる排気管内に設けられた排ガス浄化部材と、前記排気管内における前記排ガス浄化部材の上流側と下流側との差圧を検知する差圧センサと、前記排ガス浄化部材の下流側を流れる前記排ガス中の粒子状物質量を検知する粒子状物質センサと、を備えた排ガス浄化システムで用いられる判定装置であって、
前記差圧を示す差圧情報と、前記粒子状物質量を示す粒子状物質量情報とを取得する入力部と、
前記差圧が第1閾値未満であるか否かを判定し、前記差圧が前記第1閾値未満である場合、前記粒子状物質量が第2閾値未満であるか否かを判定する判定部と、を有し、
前記判定部は、
前記粒子状物質量が前記第2閾値未満である場合、前記差圧センサが故障していると判定し、前記粒子状物質量が前記第2閾値未満ではない場合、前記排ガス浄化部材が前記排気管から取り外されていると判定する、
判定装置。
【請求項2】
前記判定部は、
前記排気管内における前記排ガス浄化部材の上流側の排圧が第3閾値以上である場合、前記差圧が前記第1閾値未満であるか否かを判定する、
請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記差圧センサの故障、または、前記排ガス浄化部材の取り外しのいずれかを示す情報を、所定装置へ出力する出力部をさらに有する、
請求項1または2に記載の判定装置。
【請求項4】
前記排ガス浄化部材は、
前記排ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタである、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定装置。
【請求項5】
エンジンから排出された排ガスが流れる排気管内に設けられた排ガス浄化部材と、前記排気管内における前記排ガス浄化部材の上流側と下流側との差圧を検知する差圧センサと、前記排ガス浄化部材の下流側を流れる前記排ガス中の粒子状物質量を検知する粒子状物質センサと、を備えた排ガス浄化システムで用いられる判定方法であって、
前記差圧を示す差圧情報と、前記粒子状物質量を示す粒子状物質量情報とを取得するステップと、
前記差圧が第1閾値未満であるか否かを判定するステップと、
前記差圧が前記第1閾値未満である場合、前記粒子状物質量が第2閾値未満であるか否かを判定するステップと、
前記粒子状物質量が前記第2閾値未満である場合、前記差圧センサが故障していると判定し、前記粒子状物質量が前記第2閾値未満ではない場合、前記排ガス浄化部材が前記排気管から取り外されていると判定するステップと、を有する、
判定方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、排ガス浄化システムで用いられる判定装置および判定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、エンジンから排出された排ガスを浄化する構造(以下、排ガス浄化システムという。後処理システムといってもよい)が知られている。また、この排ガス浄化システムでは、排ガスを浄化するための部材(触媒またはフィルタ。以下、排ガス浄化部材という)や、センサが設けられることが知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、排気管内において、排ガスの流れ方向の上流側から順に、酸化触媒、粒子状物質捕集フィルタ、選択還元型触媒が設けられた排ガス浄化システムが開示されている。また、この排ガス浄化システムでは、排気管内における微粒子捕集フィルタの上流側の排圧と下流側の排圧との差を検知する差圧センサが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の排ガス浄化システムでは、差圧センサが故障したり、人手によって排ガス浄化部材が排気管から取り外されたりすることが想定される。
【0006】
本開示の一態様の目的は、ユーザが差圧センサの故障または排ガス浄化部材の取り外しを認識することができる判定装置および判定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る判定装置は、エンジンから排出された排ガスが流れる排気管内に設けられた排ガス浄化部材と、前記排気管内における前記排ガス浄化部材の上流側と下流側との差圧を検知する差圧センサと、前記排ガス浄化部材の下流側を流れる前記排ガス中の粒子状物質量を検知する粒子状物質センサと、を備えた排ガス浄化システムで用いられる判定装置であって、前記差圧を示す差圧情報と、前記粒子状物質量を示す粒子状物質量情報とを取得する入力部と、前記差圧が第1閾値未満であるか否かを判定し、前記差圧が前記第1閾値未満である場合、前記粒子状物質量が第2閾値未満であるか否かを判定する判定部と、を有し、前記判定部は、前記粒子状物質量が前記第2閾値未満である場合、前記差圧センサが故障していると判定し、前記粒子状物質量が前記第2閾値未満ではない場合、前記排ガス浄化部材が前記排気管から取り外されていると判定する。
【0008】
本開示の一態様に係る判定方法は、エンジンから排出された排ガスが流れる排気管内に設けられた排ガス浄化部材と、前記排気管内における前記排ガス浄化部材の上流側と下流側との差圧を検知する差圧センサと、前記排ガス浄化部材の下流側を流れる前記排ガス中の粒子状物質量を検知する粒子状物質センサと、を備えた排ガス浄化システムで用いられる判定方法であって、前記差圧を示す差圧情報と、前記粒子状物質量を示す粒子状物質量情報とを取得するステップと、前記差圧が第1閾値未満であるか否かを判定するステップと、前記差圧が前記第1閾値未満である場合、前記粒子状物質量が第2閾値未満であるか否かを判定するステップと、前記粒子状物質量が前記第2閾値未満である場合、前記差圧センサが故障していると判定し、前記粒子状物質量が前記第2閾値未満ではない場合、前記排ガス浄化部材が前記排気管から取り外されていると判定するステップと、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ユーザが差圧センサの故障または排ガス浄化部材の取り外しを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の実施の形態に係る排ガス浄化システムの構成の一例を示す模式図
【
図2】本開示の実施の形態に係る判定装置の構成の一例を示すブロック図
【
図3】本開示の実施の形態に係る判定装置の動作の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
まず、本実施の形態に係る排ガス浄化システム10の構成について、
図1を用いて説明する。
図1は、排ガス浄化システム10の一例を示す模式図である。
【0013】
図1に示すように、排ガス浄化システム10は、排気管1、DOC(Diesel Oxidation Catalyst)2、DPF(Diesel Particulate Filter)3、SCR(Selective Catalytic Reduction)4、ASC(Ammonia Slip Catalyst)5、差圧センサ6、PM(Particulate Matter)センサ7、判定装置100を有する。
【0014】
排気管1内には、ディーゼルエンジン(図示略)から排出された排ガスが流れる。
図1において、排気管1内に示す各矢印は、排ガスの流れ方向を示している。
【0015】
なお、本実施の形態では、エンジンがディーゼルエンジンである場合を例に挙げて説明するが、これに限定されず、他の種類のエンジン(例えば、ガソリンエンジン)であってもよい。また、エンジンは、移動体(例えば、自動車、船舶、建設機械、または産業機械等)に搭載されるものであってもよいし、定置式のものであってもよい。
【0016】
排気管1内には、排ガスの流れ方向の上流側から順に、DOC2、DPF3、SCR4、ASC5(いずれも排ガス浄化部材の一例)が設けられている。
【0017】
DOC2は、排ガス中の一酸化窒素や炭化水素を酸化させる触媒である。
【0018】
DPF3は、排ガス中の粒子状物質を捕集して取り除くフィルタである。DPF3は「粒子状物質捕集フィルタ」の一例に相当する。
【0019】
SCR4は、尿素水から発生したアンモニアにより、排ガス中のNOxを窒素に還元する触媒である。尿素水は、尿素水噴射装置(図示略)により排気管1内に噴射される。
【0020】
ASC5は、SCR4で消費しきれなかったアンモニアを酸化、分解する触媒である。
【0021】
なお、
図1に示したDOC2、DPF3、SCR4、ASC5は、排気管1に対して着脱可能なケースに収容されてもよい。
【0022】
また、排気管1内に設けられる排ガス浄化部材の種類および数は、
図1に示すものに限定されない。特に、排ガス浄化部材の種類は、エンジンの種類に応じて決定されるものとする。
【0023】
差圧センサ6およびPMセンサ7は、判定装置100と電気的に接続されている。
【0024】
差圧センサ6は、随時、排気管1内におけるDPF3の上流側排圧と下流側排圧との差(以下、単に「差圧」ともいう)を検知し、その差圧(以下、検知差圧という)を示す差圧情報を判定装置100へ出力する。
【0025】
なお、差圧センサ6によって検知されるDPF3の上流側排圧は、DOC2とDPF3との間の排圧でもよいし、DOC2の上流側の排圧でもよい。
【0026】
PMセンサ7は、随時、DPF3の下流側(ここでは、ASC5の下流側)を流れる排ガス中の粒子状物質量を検知し、その粒子状物質量(以下、検知PM量という)を示す粒子状物質量情報を判定装置100へ出力する。
【0027】
なお、本実施の形態では、PMセンサ7が、ASC5の下流側に設けられる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、DPF3の下流側かつSCR4の上流側に設けられてもよいし、SCR4の下流側かつASC5の上流側に設けられてもよい。すなわち、PMセンサ7は、DPF3の下流側に設けられればよい。
【0028】
また、本実施の形態では、差圧センサ6がDPF3の上流側排圧と下流側排圧との差を検知し、PMセンサ7がDPF3の下流側を流れる排ガス中のPM量を検知する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。すなわち、差圧センサ6は、DPF3以外の排ガス浄化部材の上流側排圧と下流側排圧との差を検知し、PMセンサ7は、その排ガス浄化部材の下流側を流れる排ガス中のPM量を検知してもよい。
【0029】
判定装置100の詳細については、後述する。
【0030】
以上、排ガス浄化システム10の構成について説明した。
【0031】
次に、本実施の形態に係る判定装置100の構成について、
図2を用いて説明する。
図2は、判定装置100の構成例を示すブロック図である。
【0032】
図示は省略するが、判定装置100は、ハードウェアとして、例えば、CPU(Central Processing Unit)、コンピュータプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、作業用メモリであるRAM(Random Access Memory)等を有する。以下に説明する判定装置100の各機能は、CPUがROMから読み出したコンピュータプログラムをRAMにて実行することにより実現される。判定装置100は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)によって実現されてもよい。
【0033】
図2に示すように、判定装置100は、入力部110、判定部120、出力部130を有する。
【0034】
入力部110は、差圧センサ6から差圧情報を取得する。
【0035】
また、入力部110は、PMセンサ7から粒子状物質量情報を取得する。
【0036】
判定部120は、差圧情報に示される検知差圧が、予め定められた差圧(以下、設定差圧という。第1閾値の一例)未満であるか否かを判定する。設定差圧は、エンジンの回転数に応じて定められた差圧である。
【0037】
検知差圧が設定差圧未満である場合、判定部120は、粒子状物質量情報に示される検知PM量が予め定められたPM量(以下、設定PM量という。第2閾値の一例)未満であるか否かを判定する。
【0038】
検知PM量が設定PM量未満である場合、判定部120は、差圧センサ6が故障していると判定する。
【0039】
一方、検知PM量が設定PM量未満ではない場合、判定部120は、DPF3が排気管1から取り外されていると判定する。
【0040】
なお、設定差圧および設定PM量は、例えば、シミュレーションの結果、または、実機(例えば、エンジンおよび排ガス浄化システム10)による評価等に基づいて、予め定められる。
【0041】
出力部130は、判定部120による判定結果(差圧センサ6の故障、または、DPF3の取り外しのいずれか)を示す判定結果情報を、所定装置(図示略)へ出力する。そして、所定装置は、判定結果情報の報知を行う。
【0042】
例えば、排ガス浄化システム10が移動体に搭載されている場合、所定装置としては、その移動体に搭載された報知デバイス(例えば、ランプ、ディスプレイ、スピーカ等)、または、移動体の外部に設置されたコンピュータ(例えば、サーバ等)が挙げられる。また、例えば、ディスプレイやコンピュータに出力される判定結果情報は、数字やアルファベットの組み合わせからなるコードを示す情報であってもよい。
【0043】
以上、判定装置100の構成について説明した。
【0044】
次に、判定装置100の動作について、
図3を用いて説明する。
図3は、判定装置100の動作例を示すフローチャートである。
図3に示すフローは、例えば、エンジンの始動後に開始される。
【0045】
まず、入力部110は、差圧情報および粒子状物質量情報を取得する(ステップS1)。
【0046】
次に、判定部120は、差圧情報に示される検知差圧が設定差圧未満であるか否かを判定する(ステップS2)。
【0047】
検知差圧が設定差圧未満ではない場合(ステップS2:NO)、フローは終了する。この場合、再度、フローは、ステップS1から開始される。
【0048】
一方、検知差圧が設定差圧未満である場合(ステップS2:YES)、判定部120は、粒子状物質量情報に示される検知PM量が設定PM量未満であるか否かを判定する(ステップS3)。
【0049】
検知PM量が設定PM量未満である場合(ステップS3:YES)、判定部120は、差圧センサ6が故障していると判定する(ステップS4)。
【0050】
一方、検知PM量が設定PM量未満ではない場合(ステップS3:NO)、判定部120は、排気管1からDPF3が取り外されていると判定する(ステップS5)。
【0051】
次に、出力部130は、判定結果情報を所定装置へ出力する(ステップS6)。その後、所定装置は、判定結果情報の報知を行う。これにより、差圧センサ6の故障、または、DPF3の取り外しのいずれかが報知される。
【0052】
以上、判定装置100の動作について説明した。
【0053】
ここまで詳述したように、本実施の形態の判定装置100は、検知差圧が設定差圧未満である場合に、検知PM量が設定PM量未満であるか否かを判定し、検知PM量が設定PM量未満である場合、差圧センサ6が故障していると判定し、検知PM量が設定PM量未満ではない場合、DPF3が排気管1から取り外されていると判定することを特徴とする。これにより、ユーザが差圧センサの故障または排ガス浄化部材の取り外しを認識することができる。
【0054】
なお、本開示は、上記実施の形態の説明に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
【0055】
例えば、実施の形態において、
図3に示すフローは、排気管1内におけるDPF3の上流側で検知された排圧(以下、検知排圧という)が予め定められた排圧(以下、設定排圧という。第3閾値の一例)以上である場合に開始されてもよい。
【0056】
具体的には、まず、入力部110が検知排圧を示す情報を差圧センサ6から取得し、次に、判定部120が、検知排圧が設定排圧以上であると判定した場合に、
図3に示すフローが開始されてもよい。なお、検知排圧は、差圧センサ6とは別に設けられた排圧センサ(図示略)によって検知されてもよい。
【0057】
なお、上記設定排圧は、エンジンの回転数に応じて定められた排圧である。設定排圧は、例えば、シミュレーションの結果、または、実機(例えば、エンジンおよび排ガス浄化システム10)による評価等に基づいて、予め定められる。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本開示の判定装置および判定方法は、排ガス浄化システムにおける排ガス浄化部材の取り外しの発生またはセンサの故障の発生の判定に有用である。
【符号の説明】
【0059】
1 排気管
2 DOC
3 DPF
4 SCR
5 ASC
6 差圧センサ
7 PMセンサ
10 排ガス浄化システム
100 判定装置
110 入力部
120 判定部
130 出力部