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▶ 水口 森隆の特許一覧

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  • 特開-腕時計を自立して置くための器具 図1
  • 特開-腕時計を自立して置くための器具 図2
  • 特開-腕時計を自立して置くための器具 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022168312
(43)【公開日】2022-11-07
(54)【発明の名称】腕時計を自立して置くための器具
(51)【国際特許分類】
   A44C 5/00 20060101AFI20221028BHJP
【FI】
A44C5/00 F
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021073713
(22)【出願日】2021-04-25
(71)【出願人】
【識別番号】721002819
【氏名又は名称】水口 森隆
(72)【発明者】
【氏名】水口 森隆
(57)【要約】      (修正有)
【課題】環状にしたベルトと文字盤全体を机などに置いたときに、ベルトに取り付ける器具が机面に接し支えることにより、文字盤が見えやすいように自立して設置することを可能とする。
【解決手段】本発明は、環状にしたベルト3と文字盤4全体を机などに置いたときに、ベルトに取り付ける器具1が机面に接し支えることにより、文字盤4が見えやすいように自立して設置することが可能となる。また、ベルトに取り付ける器具は腕時計と比較して大きくないため、取り付けたまま腕に装着ができ普段時計を利用する上でじゃまにはならない。取り付ける器具は、革や布、ビニール、金属など様々な材料で作られたベルトに取り付けることが可能であり、多くの種類の既成の腕時計に利用できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、腕時計のベルトに取り付けることにより、机面などに接して腕時計全体を文字盤が見えやすいように自立して支えることが可能となる構造を有し、プラスチックや金属など適正材により作られた器具である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、腕時計のベルトに取り付けて机などの上に、自立して置くことができるようにする器具である。
【背景技術】
【0002】
従来、腕時計を机などに文字盤が見えやすいように置くためには、腕時計スタンドを使うのが一般的である。しかし、腕時計スタンドは、時計とは別の専用具であるため、別途用意する必要があり設置場所以外へ持ち出すのが煩わしいという欠点がある。
腕時計スタンド以外では、ベルトを折り曲げるなどしてバランスをとって置く方法があるが、置くことを想定して作られていないためにうまく置けないことが多い。
その他、ベルトに細工しベルトの固定方法により文字盤を起こしたまま保持する機能を有する時計や、文字盤そのものがベルトから起き上がるものなどが一部にはあるが、一般的には採用されていない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】実全昭57-081614
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、 腕時計を机などに文字盤が見えやすいように置くためには、腕時計スタンドなどの専用具を利用するか、バランスをとって置くか、ベルトの細工によるか、文字盤を起こすか、いずれかの方法によって可能とした。
しかし、腕時計スタンドなど専用具は別途用意する必要がある。他の方法では時計本体かベルトに一定の細工をしないと実現ができないものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、既成の時計ベルトに机などに文字盤が見えやすいように置くための器具を取り付けることにより、特に別途の専用具を必要とせず、また、特殊な細工がなくとも可能となるものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、環状にしたベルトと文字盤全体を机などに置いたときに、ベルトに取り付ける器具が机面に接し支えることにより、文字盤が見えやすいように自立して設置することが可能となる。
また、ベルトに取り付ける器具は腕時計と比較して大きくないため、取り付けたまま腕に装着ができ普段時計を利用する上でじゃまにはならない。
取り付ける器具は、革や布、ビニール、金属など様々な材料で作られたベルトに取り付けることが可能であり、多くの種類の既成の腕時計に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は本発明の利用時姿図である。
図2図2は本発明の平面図である。
図3図3は本発明の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施の形態について、図面を参照し説明すると
図1は本発明の実施例として利用時姿図の形態を表す。本発明をベルトに取り付けて、腕時計のベルトを環状にした状態で、机面等に置くと文字盤が見えやすいように自立して設置することが可能となる。
【実施例0009】
図2は本発明の実施例として、平面図の形態を表す。本発明は、プラスチックや金属など適正材により作られた器具であり、腕時計のベルトを1本または複数の中間支持材の間を通して文字盤の下の任意の場所にずらして利用する。
【0010】
図3は本発明の実施例として、側面図の形態を表す。ベルトを本発明の1本または複数の中間支持材の間に通して位置がずれにくいような形態となっている。
【符号の説明】
【0011】
1 器具
2 中間支持材
3 ベルト
4 文字盤
図1
図2
図3