(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022169259
(43)【公開日】2022-11-09
(54)【発明の名称】センサーユニット及び電気機器システム
(51)【国際特許分類】
H05B 47/17 20200101AFI20221101BHJP
H05B 47/13 20200101ALI20221101BHJP
H05B 47/11 20200101ALI20221101BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20221101BHJP
F21V 23/04 20060101ALI20221101BHJP
F21V 15/01 20060101ALI20221101BHJP
F21S 8/02 20060101ALI20221101BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20221101BHJP
【FI】
H05B47/17
H05B47/13
H05B47/11
F21V23/00 113
F21V23/00 115
F21V23/00 117
F21V23/00 140
F21V23/04 100
F21V15/01 100
F21S8/02 420
F21S8/02 430
F21Y115:10
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021075183
(22)【出願日】2021-04-27
(71)【出願人】
【識別番号】505455945
【氏名又は名称】コイズミ照明株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 望
【テーマコード(参考)】
3K014
3K273
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K014GA00
3K273SA02
3K273SA04
3K273SA38
3K273SA46
3K273SA57
3K273TA03
3K273TA14
3K273TA15
3K273TA22
3K273TA27
3K273TA28
3K273TA40
3K273TA49
3K273UA22
3K273UA27
3K273VA06
(57)【要約】
【課題】センサーユニットの種類が多くなることを抑制することが可能なセンサーユニット及び電気機器システムを提供する。
【解決手段】センサーユニット100は、第1負荷300aと、第1負荷300aとは異なる動作を行う第2負荷300bとに選択的に接続可能である。センサーユニット100は、第1スイッチ部材SW1と、センサー150と、制御装置190とを備える。第1スイッチ部材SW1は、第1負荷300aに対応する第1負荷対応モードと、第2負荷300bに対応する第2負荷対応モードとに切り替え可能である。センサー150は、周囲環境を検出する。制御装置190は、第1スイッチ部材SW1を用いて設定されたモードと、センサー150の検出結果とに基づいて、第1負荷300a又は第2負荷300bの動作を制御する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1負荷と、前記第1負荷とは異なる動作を行う第2負荷とに選択的に接続可能なセンサーユニットであって、
前記第1負荷に対応する第1負荷対応モードと、前記第2負荷に対応する第2負荷対応モードとに切り替え可能な第1スイッチ部材と、
周囲環境を検出するセンサーと、
前記第1スイッチ部材を用いて設定されたモードと、前記センサーの検出結果とに基づいて、前記第1負荷又は前記第2負荷の動作を制御する制御装置と
を備える、センサーユニット。
【請求項2】
前記第1スイッチ部材及び前記センサーを保持する第1筐体をさらに備え、
前記第1筐体は、
前記センサーが配置されるセンサー配置面と、
前記第1スイッチ部材が配置されるとともに、前記センサー配置面とは異なる面であるスイッチ配置面と
を有する、請求項1に記載のセンサーユニット。
【請求項3】
前記第1負荷対応モード及び前記第2負荷対応モードの各々において複数の動作モードに切り替え可能な第2スイッチ部材をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のセンサーユニット。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のセンサーユニットと、
前記センサーユニットに接続される前記第1負荷又は前記第2負荷と
を備える、電気機器システム。
【請求項5】
前記センサーユニットを収容する第2筐体をさらに備え、
前記第1スイッチ部材は、前記第2筐体の外部に露出せず、
前記センサーは、前記第2筐体の外部に露出する、請求項4に記載の電気機器システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサーユニット及び電気機器システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人感センサー又は照度センサー等を有するセンサーユニットと、センサーユニットによって照明動作を制御される照明装置とを備えた照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、点滅制御部と、照明装置と、調光点滅部とを備えた照明装置の自動点滅装置が記載されている。点滅制御部は、光センサーを含む。調光点滅部は、点滅制御部からの信号に基づいて照明装置を調光しながら消灯又は点灯させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、照明装置は、特許文献1のように調光できる照明装置(以下、調光照明装置と記載する場合がある)と、調光できない照明装置(以下、非調光照明装置と記載する場合がある)とがある。同様に、センサーユニットは、調光照明装置を制御するための調光信号を出力するセンサーユニット(以下、調光センサーユニットと記載する場合がある)と、非調光照明装置を制御するための非調光信号を出力するセンサーユニット(以下、非調光センサーユニットと記載する場合がある)とがある。つまり、調光照明装置に対しては調光センサーユニットを接続し、非調光照明装置に対しては非調光センサーユニットを接続する。
【0005】
従って、調光タイプの照明システムと非調光タイプの照明システムとで別々にセンサーユニットを開発していた。このため、センサーユニットの開発に時間がかかったり、タイプ毎に別々にセンサーユニットを管理したりする必要があった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、センサーユニットの種類が多くなることを抑制することが可能なセンサーユニット及び電気機器システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に開示するセンサーユニットは、第1負荷と、前記第1負荷とは異なる動作を行う第2負荷とに選択的に接続可能である。センサーユニットは、第1スイッチ部材と、センサーと、制御装置とを備える。前記第1スイッチ部材は、前記第1負荷に対応する第1負荷対応モードと、前記第2負荷に対応する第2負荷対応モードとに切り替え可能である。前記センサーは、周囲環境を検出する。前記制御装置は、前記第1スイッチ部材を用いて設定されたモードと、前記センサーの検出結果とに基づいて、前記第1負荷又は前記第2負荷の動作を制御する。
【0008】
本願に開示するセンサーユニットは、第1筐体をさらに備えてもよい。前記第1筐体は、前記第1スイッチ部材及び前記センサーを保持してもよい。前記第1筐体は、センサー配置面と、スイッチ配置面とを有してもよい。前記センサー配置面は、前記センサーが配置されてもよい。前記スイッチ配置面は、前記第1スイッチ部材が配置されるとともに、前記センサー配置面とは異なる面であってもよい。
【0009】
本願に開示するセンサーユニットは、第2スイッチ部材をさらに備えてもよい。前記第2スイッチ部材は、前記第1負荷対応モード及び前記第2負荷対応モードの各々において複数の動作モードに切り替え可能であってもよい。
【0010】
本願に開示する電気機器システムは、上記のセンサーユニットと、前記センサーユニットに接続される前記第1負荷又は前記第2負荷とを備える。
【0011】
本願に開示する電気機器システムは、前記センサーユニットを収容する第2筐体をさらに備えてもよい。前記第1スイッチ部材は、前記第2筐体の外部に露出しなくてもよい。前記センサーは、前記第2筐体の外部に露出してもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、センサーユニットの種類が多くなることを抑制することが可能なセンサーユニット及び電気機器システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施形態に係るセンサーユニットを備えた照明システムの構成を示すブロック図である。
【
図2A】本実施形態の照明システムの第1負荷の動作の一例を説明するためのイメージ図である。
【
図2B】本実施形態の照明システムの第2負荷の動作の一例を説明するためのイメージ図である。
【
図3】本実施形態の照明システムを下方から示す斜視図である。
【
図4】本実施形態の照明システムを下方から示す分解斜視図である。
【
図6】本実施形態のセンサーユニットを下方から示す斜視図である。
【
図7】本実施形態の照明システムの構成を詳細に示すブロック図である。
【
図8】本実施形態のセンサーユニットのセンサー配置面を示す図である。
【
図9】本実施形態の変形例の照明システムの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。本発明の実施形態において、「上」「下」を用いて説明する場合があるが、あくまで便宜のために用いるに過ぎず、本発明に係るセンサーユニット及び電気機器システムの使用時の向きを限定しない。
【0015】
図1から
図8を参照して、本発明の一実施形態に係るセンサーユニット100及び照明システム1000について説明する。
図1は、本実施形態に係るセンサーユニット100を備えた照明システム1000の構成を示すブロック図である。
図2Aは、本実施形態の照明システム1000の第1負荷300aの動作の一例を説明するためのイメージ図である。
図2Bは、本実施形態の照明システム1000の第2負荷300bの動作の一例を説明するためのイメージ図である。具体的には、
図2A及び
図2Bにおいて、横軸は、第1負荷300a及び第2負荷300bの出力を0%から100%で示し、矢印は、各負荷が取り得る出力を示す。
【0016】
図1に示すように、本実施形態の照明システム1000は、センサーユニット100と、第1負荷300a又は第2負荷300bとを備える。なお、照明システム1000は、本発明の「電気機器システム」の一例である。
【0017】
センサーユニット100は、第1負荷300aと第2負荷300bとに選択的に接続可能である。第2負荷300bは、第1負荷300aとは異なる動作を行う。
【0018】
図2Aに示すように、第1負荷300aは、例えば、出力を連続的に変化可能である。また、第1負荷300aは、例えば、出力を0%から100%まで連続的又は段階的に変化可能である。その一方、
図2Bに示すように、第2負荷300bは、例えば、出力を断続的に変化可能である。言い換えると、第2負荷300bは、例えば、出力を連続的に変化できない。また、第2負荷300bは、例えば、出力を0%と100%とに切り替え可能である。
【0019】
図1に示すように、センサーユニット100は、第1スイッチ部材SW1と、センサー150と、制御装置190とを備える。第1スイッチ部材SW1は、第1負荷300aに対応する第1負荷対応モードと、第2負荷300bに対応する第2負荷対応モードとに切り替え可能である。第1スイッチ部材SW1は、照明システム1000を組み立てる作業者(以下、組立作業者と記載する場合がある)によって操作される。具体的には、センサーユニット100を第1負荷300aに接続する場合、組立作業者は、第1スイッチ部材SW1を操作して第1負荷対応モードにした状態で、センサーユニット100を第1負荷300aに接続する。一方、センサーユニット100を第2負荷300bに接続する場合、組立作業者は、第1スイッチ部材SW1を操作して第2負荷対応モードにした状態で、センサーユニット100を第2負荷300bに接続する。
【0020】
センサー150は、周囲環境を検出する。本実施形態では、センサー150は、例えば、人の有無、周囲の明るさ等を検出する。なお、センサー150は、例えば、温度、湿度、空気の汚れ、又は、その他の環境を検出してもよい。センサー150は、検出結果を制御装置190に送信する。
【0021】
制御装置190は、第1スイッチ部材SW1を用いて設定されたモード(第1負荷対応モード又は第2負荷対応モード)と、センサー150の検出結果とに基づいて、第1負荷300a又は第2負荷300bの動作を制御する。従って、1種類のセンサーユニット100で第1負荷300a及び第2負荷300bのいずれも動作させることができる。よって、第1負荷300aを搭載した照明システム1000を組み立てる場合も、第2負荷300bを搭載した照明システム1000を組み立てる場合も、1種類のセンサーユニット100を用いることができる。つまり、第1負荷300a及び第2負荷300bに対して別々にセンサーユニットを準備する必要がない。その結果、センサーユニットの種類が多くなることを抑制できる。よって、センサーユニットの開発に時間がかかったり、タイプ毎に別々にセンサーユニットを管理したりする必要がない。
【0022】
次に、
図3から
図6を参照して、照明システム1000の構造について説明する。
図3は、本実施形態の照明システム1000を下方から示す斜視図である。
図4は、本実施形態の照明システム1000を下方から示す分解斜視図である。
図5は、本実施形態の照明システム1000の断面図である。
図6は、本実施形態のセンサーユニット100を下方から示す斜視図である。
【0023】
図3から
図5に示すように、第1負荷300a又は第2負荷300bは、照明器具400と、電源装置500とを含む。
【0024】
照明器具400は、例えば、ダウンライトである。照明器具400は、光源410と、反射部材420と、器具筐体430とを含む。なお、器具筐体430は、本発明の「第2筐体」の一例である。光源410は、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子を含む。光源410は、LED素子以外の発光素子を含んでもよい。反射部材420は、光源410から出射した光を所定方向に反射する。器具筐体430は、光源410及び反射部材420を保持する。なお、反射部材420は、器具筐体430と一体で形成されていてもよいし、器具筐体430とは別部材で形成されていてもよい。また、照明器具400は、照明器具400を天井等の取付孔(図示せず)に取り付けるための取付部材440をさらに含む。取付部材440は、器具筐体430に複数固定される。
【0025】
器具筐体430は、センサーユニット100を収容する。具体的には、器具筐体430は、光を出射する開口部431と、センサーユニット100を収容する収容部433とを含む。開口部431は、光源410及び反射部材420からの光を出射する。収容部433は、反射部材420に隣接する。
【0026】
収容部433は、下面部433aと、側面部433bとを有する。下面部433aは、例えば室内空間に露出する。側面部433bは、例えば、天井よりも上方に配置され、室内空間に露出しない。
【0027】
照明システム1000は、電源収容部600をさらに備える。電源収容部600は、電源装置500を収容する。電源収容部600は、例えば、器具筐体430と一体で形成されていてもよいし、器具筐体430とは別部材で形成され器具筐体430に固定されていてもよい。本実施形態では、電源収容部600は、器具筐体430に固定されている。電源収容部600は、例えば、電源装置500の下方及び側方を覆うケース部610と、電源装置500の上方を覆うカバー部620とを含む。カバー部620は、ケース部610の上部に取り付けられる。
【0028】
電源装置500は、光源410に電力を供給する。電源装置500は、例えば、電源回路を構成する電子部品(図示せず)、及び、電子部品が実装された基板(図示せず)を有する。電源回路は、外部電源から得られた交流電圧を直流電圧に変換する回路を含む。
【0029】
図6に示すように、センサーユニット100は、第1スイッチ部材SW1及びセンサー150を保持するユニット筐体110をさらに備える。なお、ユニット筐体110は、本発明の「第1筐体」の一例である。ユニット筐体110は、センサー150が配置されるセンサー配置面111と、第1スイッチ部材SW1が配置されるスイッチ配置面112とを有する。スイッチ配置面112は、センサー配置面111とは異なる面である。従って、第1スイッチ部材SW1がユーザによって操作されないように、又は操作されにくいように、第1スイッチ部材SW1を配置できる。
【0030】
具体的には、ユニット筐体110は、下面であるセンサー配置面111と、側面であるスイッチ配置面112と、上面113とを含む。センサー配置面111、スイッチ配置面112及び上面113によって、内部空間が形成されている。
【0031】
図5に示すように、センサー150は、人感センサー151及び照度センサー153を含む。人感センサー151は、例えば、PIR(Passive Infrared Ray)センサーである。人感センサー151は、温度又は赤外線の変化を検出することによって、所定領域における人の有無を検出する。照度センサー153は、周囲の明るさを検出する。照度センサー153は、例えば、可視光センサーである。なお、
図5では、図面簡略化のため、人感センサー151及び照度センサー153を1つの部品として描いている。
【0032】
センサーユニット100は、センサー基板160と、インジケータ162(
図6参照)とをさらに備える。人感センサー151及び照度センサー153は、センサー基板160に取り付けられる。また、インジケータ162は、センサー基板160に取り付けられる。インジケータ162は、例えば、人感センサー151又は照度センサー153の検出状態に応じて発光する。
【0033】
人感センサー151、照度センサー153、インジケータ162(
図6参照)及びセンサー基板160は、ユニット筐体110の内部に配置される。
図6に示すように、センサー配置面111は、貫通孔111a及び貫通孔111bを有する。センサー150は、貫通孔111aを介してユニット筐体110の外部に露出する。インジケータ162は、貫通孔111bを介してユニット筐体110の外部に露出する。
【0034】
第1スイッチ部材SW1は、例えば、DIP(Dual Inline Package)スイッチを含む。スイッチ配置面112は、貫通孔112aを有する。第1スイッチ部材SW1は、貫通孔112aを介してユニット筐体110の外部に露出する。
【0035】
センサーユニット100は、第2スイッチ部材SW2をさらに備える。第2スイッチ部材SW2は、第1負荷対応モード及び第2負荷対応モードの各々において複数の動作モードに切り替え可能なスイッチである。従って、センサーユニット100が第1負荷300a及び第2負荷300bのいずれに接続された場合であっても、複数の動作モードに容易に切り替えることができる。本実施形態では、第2スイッチ部材SW2は、3つ以上の動作モードに切り替え可能である。第2スイッチ部材SW2は、例えば、照明システム1000が所定位置に取り付けられた後に、ユーザによって操作される。
【0036】
センサーユニット100は、照明システム1000の動作を調節するための操作部材180をさらに備える。本実施形態では、操作部材180は、照度設定ダイヤル181と、時間設定ダイヤル182とを含む。照度設定ダイヤル181及び時間設定ダイヤル182は、回転可能なつまみである。照度設定ダイヤル181及び時間設定ダイヤル182は、例えば、半固定抵抗器を含む。照度設定ダイヤル181は、照明システム1000が動作する際の照度の閾値を調節する。時間設定ダイヤル182は、照明システム1000が動作する時間を調節する。なお、本実施形態では、後述するように、照度設定ダイヤル181は、動作モードを切り替える機能も有する。
【0037】
センサー配置面111は、貫通孔111c及び貫通孔111dをさらに有する。照度設定ダイヤル181は、貫通孔111cを介してユニット筐体110の外部に突出する。時間設定ダイヤル182は、貫通孔111dを介してユニット筐体110の外部に突出する。
【0038】
図4に示すように、センサーユニット100は、器具筐体430の収容部433(
図5参照)内に配置される。センサーユニット100は、ネジ101が挿入されるネジ挿入孔100aを有する。センサーユニット100は、ネジ101を用いて器具筐体430に固定される。センサーユニット100が収容部433内に配置され、器具筐体430に固定された後、カバー部620がケース部610に固定される。従って、センサーユニット100の上方がカバー部620によって覆われる。
【0039】
また、センサーユニット100が器具筐体430の収容部433内に配置された状態で、第1スイッチ部材SW1は、器具筐体430の外部に露出しない。従って、第1スイッチ部材SW1がユーザによって操作されないように、第1スイッチ部材SW1を配置できる。
【0040】
具体的には、
図5に示すように、センサーユニット100を器具筐体430の収容部433内に配置した状態で、センサーユニット100の第1スイッチ部材SW1は、側面部433bに覆われる。従って、センサーユニット100を器具筐体430の収容部433内に配置した後は、組立作業者であっても第1スイッチ部材SW1を操作できない。
【0041】
また、センサーユニット100が器具筐体430の収容部433内に配置された状態で、センサー150は、器具筐体430の外部に露出する。
【0042】
また、
図4に示すように、収容部433の下面部433aは、貫通孔433cを有する。第2スイッチ部材SW2は、貫通孔433cを介して器具筐体430の外部に露出する。
【0043】
また、下面部433aは、貫通孔433d、433e、433f及び433gをさらに有する。センサー150は、貫通孔433dを介して器具筐体430の外部に露出する。インジケータ162は、貫通孔433eを介して器具筐体430の外部に露出する。照度設定ダイヤル181は、貫通孔433fを介して器具筐体430の外部に突出する。時間設定ダイヤル182は、貫通孔433gを介して器具筐体430の外部に突出する。
【0044】
次に、
図7を参照して、照明システム1000の構成についてさらに説明する。
図7は、本実施形態の照明システム1000の構成を詳細に示すブロック図である。
【0045】
制御装置190には、交流電源ACから交流電圧が供給される。交流電源ACは、例えば、商用電源である。但し、交流電源ACは、商用電源に限定されない。交流電源ACは、自家発電設備等であってもよい。
【0046】
交流電圧は、制御装置190を介して電源装置500へ供給される。換言すると、制御装置190から電源装置500へ交流電圧が伝送される。
【0047】
ここで、本実施形態では、例えば、第1負荷300aは、調光動作する一方、第2負荷300bは、調光動作しない。言い換えると、第1電源装置500aは、照明器具400の出力を0%から100%の間の任意の値に切り替えることが可能である。その一方、第2電源装置500bは、照明器具400の出力を0%又は100%に切り替えることが可能である。
【0048】
制御装置190は、例えば、交流電圧の導通を制御することにより、交流電圧の波形の一部を変化させて、照明器具400(光源410)から出射する光の量(以下、照明器具400の光量と記載する場合がある)を変化させることが可能である。
【0049】
具体的には、制御装置190は、例えば、導通角を調整することによって、照明器具400の光量を調節する。本実施形態では、導通角とは、交流電圧の半波毎の通電期間を示す。
【0050】
例えば、導通角を180度にした場合、波形が欠けていない交流電圧(以下、第1の交流電圧と記載する場合がある)が、制御装置190から電源装置500に伝送される。従って、照明器具400の光量が100%になる。なお、電源装置500が第1電源装置500aであっても第2電源装置500bであっても、第1の交流電圧を電源装置500に伝送すると、照明器具400の光量が100%になる。
【0051】
また、例えば、導通角を0度にした場合、波形が全て欠けた交流電圧(以下、第2の交流電圧と記載する場合がある)が、制御装置190から電源装置500に伝送される。言い換えると、導通角を0度にした場合、交流電圧は制御装置190から電源装置500に伝送されない。従って、照明器具400の光量が0%になる。なお、電源装置500が第1電源装置500aであっても第2電源装置500bであっても、第2の交流電圧を電源装置500に伝送すると、照明器具400の光量が0%になる。
【0052】
このように、導通角を180度又は0度に切り替えることによって、照明器具400の光量が100%又は0%に切り替わる。以下、照明器具400の光量を100%又は0%に切り替えることをオンオフ制御と記載する場合がある。
【0053】
また、例えば、導通角を0度よりも大きく180度よりも小さくした場合、波形の一部が欠けた交流電圧が、制御装置190から電源装置500に伝送される。電源装置500が第1電源装置500aの場合、照明器具400の光量が0%よりも大きく、100%よりも小さくなる。その一方、電源装置500が第2電源装置500bの場合、照明器具400の光量は、例えば0%になったり、100%になったり、0%と100%とに交互に切り替わったりする。つまり、第2電源装置500bは調光機能を有しないため、照明システム1000は正常に動作しない。以下、照明器具400の光量を0%よりも大きく100%よりも小さくすることを調光制御と記載する場合がある。
【0054】
引き続き
図7を参照して、制御装置190についてさらに説明する。制御装置190は、レギュレータ191と、制御部192と、スイッチ素子193とを含む。レギュレータ191は、交流電源ACに繋がっている。レギュレータ191は、例えば、電圧レギュレータである。レギュレータ191は、交流電圧を直流電圧に変換して制御部192に出力する。
【0055】
スイッチ素子193は、例えば、半導体スイッチであってもよい。スイッチ素子193は、例えば、半導体スイッチの一例である双方向サイリスタ(所謂トライアック)である。
【0056】
制御部192は、例えば、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)のようなプロセッサを有する。又は、制御部192は、MCU(Micro Controller Unit)のようなプロセッサを有する。また、制御部192は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)のような半導体メモリを有する。半導体メモリは、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。
【0057】
制御部192は、第1スイッチ部材SW1に電気的に接続されている。制御部192は、第1スイッチ部材SW1を用いて設定されたモード(第1負荷対応モード又は第2負荷対応モード)に基づいて、第1制御信号又は第2制御信号をスイッチ素子193に送信する。第1制御信号は、調光制御及びオンオフ制御するための信号である。第2制御信号は、オンオフ制御するための信号である。
【0058】
制御部192からスイッチ素子193に第1制御信号が入力されると、スイッチ素子193により導通角は0度以上180度以下の値になる。また、制御部192からスイッチ素子193に第2制御信号が入力されると、スイッチ素子193により導通角は0度又は180度になる。
【0059】
また、制御部192は、第2スイッチ部材SW2、照度設定ダイヤル181、時間設定ダイヤル182、人感センサー151、照度センサー153及びインジケータ162にも電気的に接続されている。制御部192は、第1スイッチ部材SW1、第2スイッチ部材SW2、及び照度設定ダイヤル181の設定値に基づいて、動作モードを切り替える。また、制御部192は、人感センサー151及び照度センサー153の検出結果に基づいて、照明器具400を制御する。また、制御部192は、人感センサー151及び照度センサー153の検出結果に応じてインジケータ162を点灯又は消灯する。
【0060】
次に、
図8、表1及び表2を参照して、照明システム1000の動作モードの一例について説明する。
図8は、本実施形態のセンサーユニット100のセンサー配置面111を示す図である。表1は、第1スイッチ部材SW1を第1負荷対応モードの設定位置に配置した場合のセンサーユニット100の動作モードを示す。表2は、第1スイッチ部材SW1を第2負荷対応モードの設定位置に配置した場合のセンサーユニット100の動作モードを示す。
【0061】
調光可能な第1電源装置500aにセンサーユニット100を接続する場合、第1スイッチ部材SW1は、第1負荷対応モードの設定位置に配置される。このとき、センサーユニット100は、第1負荷対応モードにおける6つの動作モードのうち、1つの動作モードに設定される。6つの動作モードは、以下の表1に示すように、「終日ONOFFモード」「夜間ONOFFモード」「連続点灯モード」「調光モード」「テストモード」及び「タイマーモード」を含む。照明システム1000は、設定された動作モードに基づいて動作する。
【0062】
【0063】
具体的には、
図8に示すように、第2スイッチ部材SW2は、「左」「中」及び「右」のいずれかの位置に配置される。照度設定ダイヤル181は、「切」の位置、又は、「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置される。なお、第2スイッチ部材SW2及び照度設定ダイヤル181は、ユーザによって操作される。
【0064】
例えば、第2スイッチ部材SW2が「左」に配置され、照度設定ダイヤル181が「切」に配置されると、センサーユニット100は、「終日ONOFFモード」になる。「終日ONOFFモード」は、照度センサー153の検出結果に関わらず、人感センサー151の検出結果に応じて照明器具400の光量を100%又は0%にするモードである。具体的には、昼間であっても夜間であっても、人感センサー151が人を検知すると、照明器具400は全灯(光量100%)する。その一方、人感センサー151が人を検知しない場合は、照明器具400は消灯(光量0%)する。なお、時間設定ダイヤル182は、人感センサー151が人を検知しなくなってから照明器具400が消灯(光量0%)になるまでの時間を設定するためのダイヤルである。
【0065】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「左」に配置され、照度設定ダイヤル181が「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置されると、センサーユニット100は、「夜間ONOFFモード」になる。「夜間ONOFFモード」は、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合に、例えば10%の光量で照明器具400が点灯するモードである。照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合において、人感センサー151が人を検知すると、照明器具400の光量は例えば10%から100%に切り替わる。
【0066】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「中」に配置され、照度設定ダイヤル181が「切」に配置されると、センサーユニット100は、「連続点灯モード」になる。「連続点灯モード」は、照度センサー153及び人感センサー151の検出結果に関わらず、照明器具400が全灯(光量100%)するモードである。
【0067】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「中」に配置され、照度設定ダイヤル181が「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置されると、センサーユニット100は、「調光モード」になる。「調光モード」は、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合に、例えば10%の光量で照明器具400が点灯するモードである。照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合において、人感センサー151が人を検知すると、照明器具400の光量は例えば10%から100%まで徐々に増加する。
【0068】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「右」に配置され、照度設定ダイヤル181が「切」に配置されると、センサーユニット100は、「テストモード」になる。「テストモード」は、照明システム1000を天井等に取り付けた際に照明システム1000の動作をテストするためのモードである。
【0069】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「右」に配置され、照度設定ダイヤル181が「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置されると、センサーユニット100は、「タイマーモード」になる。「タイマーモード」は、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合に、例えば10%の光量で照明器具400が点灯するモードである。照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合において、人感センサー151が人を検知すると、照明器具400の光量は例えば10%から100%まで徐々に増加する。また、「タイマーモード」では、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下になり例えば10%の光量で照明器具400が点灯してから、6時間経過すると、照明器具400は消灯(光量0%)する。
【0070】
その一方、調光できない第2電源装置500bにセンサーユニット100を接続する場合、第1スイッチ部材SW1は、第2負荷対応モードの設定位置に配置される。このとき、センサーユニット100は、第2負荷対応モードにおける6つの動作モードのうち、1つの動作モードに設定される。6つの動作モードは、以下の表2に示すように、「終日ONOFFモード」「夜間ONOFFモード」「連続点灯モード」「タイマー6hモード」「テストモード」及び「タイマー8hモード」を含む。
【0071】
【0072】
例えば、第2スイッチ部材SW2が「左」に配置され、照度設定ダイヤル181が「切」に配置されると、センサーユニット100は、「終日ONOFFモード」になる。第2負荷対応モードにおける「終日ONOFFモード」は、第1負荷対応モードにおける「終日ONOFFモード」と同様であるため、説明を省略する。
【0073】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「左」に配置され、照度設定ダイヤル181が「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置されると、センサーユニット100は、「夜間ONOFFモード」になる。第2負荷対応モードにおける「夜間ONOFFモード」は、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合であっても、照明器具400が消灯(光量0%)するモードである。照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合において、人感センサー151が人を検知すると、照明器具400の光量は0%から100%に切り替わる。
【0074】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「中」に配置され、照度設定ダイヤル181が「切」に配置されると、センサーユニット100は、「連続点灯モード」になる。第2負荷対応モードにおける「連続点灯モード」は、第1負荷対応モードにおける「連続点灯モード」と同様であるため、説明を省略する。
【0075】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「中」に配置され、照度設定ダイヤル181が「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置されると、センサーユニット100は、「タイマー6hモード」になる。「タイマー6hモード」は、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合に、照明器具400が全灯(光量100%)するモードである。また、照明器具400が全灯してから6時間経過すると、照明器具400は消灯(光量0%)する。
【0076】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「右」に配置され、照度設定ダイヤル181が「切」に配置されると、センサーユニット100は、「テストモード」になる。第2負荷対応モードにおける「テストモード」は、第1負荷対応モードにおける「テストモード」と同様であるため、説明を省略する。
【0077】
また、例えば、第2スイッチ部材SW2が「右」に配置され、照度設定ダイヤル181が「明」から「暗」までの間のいずれかの位置に配置されると、センサーユニット100は、「タイマー8hモード」になる。「タイマー8hモード」は、照度センサー153の検出結果が照度設定ダイヤル181の設定値以下の場合に、照明器具400が全灯(光量100%)するモードである。また、照明器具400が全灯してから8時間経過すると、照明器具400は消灯(光量0%)する。
【0078】
以上、
図8、表1及び表2を参照して説明したように、第1スイッチ部材SW1を第1負荷対応モードの設定位置に配置した場合、照明器具400は調光制御及びオンオフ制御される。その一方、第1スイッチ部材SW1を第2負荷対応モードの設定位置に配置した場合、照明器具400はオンオフ制御される。
【0079】
このように、本実施形態では、センサーユニット100が第1スイッチ部材SW1を備えるため、1種類のセンサーユニット100で、調光可能な第1電源装置500aと調光できない第2電源装置500bとの両方を正常に動作させることができる。なお、例えば、調光制御できる従来のセンサーユニットを、調光できない電源装置及び照明器具に取り付けた場合、調光制御する際の交流電圧がセンサーユニットから電源装置に伝送されると、照明器具は正常に動作しない。
【0080】
以下、本実施形態の変形例について説明する。
【0081】
<変形例>
次に、
図9を参照して、本実施形態の変形例について説明する。
図9は、本実施形態の変形例の照明システム1000の断面図である。この変形例では、第1スイッチ部材SW1を、
図1~
図8に示した実施形態とは異なる位置に配置する例について説明する。
【0082】
図9に示すように、第1スイッチ部材SW1は、器具筐体430の収容部433の外部に配置される。具体的には、第1スイッチ部材SW1は、例えば、ユニット筐体110の上面113に配置されてもよい(
図9の「A」参照)。また、第1スイッチ部材SW1は、例えば、ユニット筐体110の側面(スイッチ配置面112)の上部に配置されてもよい(
図9の「B」参照)。
【0083】
図9に示した変形例では、例えば、メンテナンス時などにカバー部620をケース部610から取り外すことによって、作業者は、第1スイッチ部材SW1の設定状態を目視で確認したり、第1スイッチ部材SW1を操作してモードを切り替えたりできる。従って、作業性を向上できる。なお、第1スイッチ部材SW1を
図6に示した位置に配置した場合、第1スイッチ部材SW1を目視したり操作したりするためには、ネジ101を外してセンサーユニット100を収容部433が取り出す必要がある。
【0084】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施可能である。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0085】
例えば、上記の実施形態では、第1スイッチ部材SW1によって2つのモード(第1負荷対応モード及び第2負荷対応モード)の間で設定を切り替える例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第1スイッチ部材SW1によって、3つ以上のモードの間で設定を切り替えてもよい。この場合、例えば、3つ以上のモードに切り替え可能な1つの第1スイッチ部材を用いてもよいし、2つのモードに切り替え可能な複数の第1スイッチ部材を用いてもよい。
【0086】
また、上記の実施形態では、第1スイッチ部材SW1としてDIPスイッチを用いる例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第1スイッチ部材SW1として、押しボタン式のスイッチを用いてもよいし、ダイヤル式のスイッチを用いてもよい。また、例えば、第1スイッチ部材SW1として配線を用いるとともに、組立作業者が配線を切断することによってモードを切り替えてもよい。また、例えば、第1スイッチ部材SW1としてジャンパーソケットを用いることによってモードを切り替えてもよい。
【0087】
また、上記の実施形態では、第1負荷300a及び第2負荷300bの両方が照明器具400を含む例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第1負荷300a及び第2負荷300bの両方が照明器具400以外の電気機器を含んでもよい。照明器具400以外の電気機器としては、例えば、換気扇、冷暖房機、空気清浄機、又はその他の家電機器等が挙げられる。また、例えば、第1負荷300a及び第2負荷300bの一方が照明器具400を含み、第1負荷300a及び第2負荷300bの他方が例えば換気扇(照明器具400以外の電気機器)を含んでもよい。
【産業上の利用可能性】
【0088】
本発明は、センサーユニット及び電気機器システムの分野に有用である。
【符号の説明】
【0089】
100 :センサーユニット
110 :ユニット筐体(第1筐体)
111 :センサー配置面
112 :スイッチ配置面
150 :センサー
190 :制御装置
300a :第1負荷
300b :第2負荷
430 :器具筐体(第2筐体)
1000 :照明システム(電気機器システム)
SW1 :第1スイッチ部材
SW2 :第2スイッチ部材