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特開2022-170631メッセージ入力表示機能付きスマートフォン
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022170631
(43)【公開日】2022-11-10
(54)【発明の名称】メッセージ入力表示機能付きスマートフォン
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/72403 20210101AFI20221102BHJP
【FI】
H04M1/72403
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021099045
(22)【出願日】2021-04-28
(71)【出願人】
【識別番号】514089375
【氏名又は名称】株式会社ソフトハート
(72)【発明者】
【氏名】小笠原 均
【テーマコード(参考)】
5K127
【Fターム(参考)】
5K127AA36
5K127BA03
5K127CA22
5K127CA27
5K127CB32
5K127CB33
(57)【要約】      (修正有)
【課題】さらに有効で役に立つ新機能を付加するメッセージ入力表示機能付スマートフォンを提供する。
【解決手段】励ます機能を付加するスマートフォンであって、表示画面3に、メッセージ入力欄11と、メッセージ入力開始ボタン12と、メッセージ入力終了ボタンと、メッセージ表示欄13と、メッセージ表示ボタン9とを設ける。ユーザーは、自分を励ます言葉と自分のモットー(行動の目標や指針とする標語、信条、格言、座右の銘)の言葉のメッセージを、スマートフォンの文字入力キー6又は音声によって入力し、スマートフォンのメモリーに記録する。また、メモリーには、一般的な励ます言葉と名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージを、あらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。ユーザーは、ユーザー入力メッセージ及び内部準備メッセージを、必要に応じてメッセージ表示欄に表示又は音声によって出力する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューター処理部とデータ入力部と表示画面部とメモリー及び電話機を備えたスマートフォンにおいて、表示画面にメッセージ入力欄とメッセージ入力開始ボタンとメッセージ入力終了ボタンとメッセージ表示欄とメッセージ表示ボタンを設ける。
ユーザーは、自分を励ます言葉と、自分のモットー(行動の目標や指針とする標語、信条、格言、座右の銘)の言葉のメッセージを、メッセージ入力欄に、文字入力キーにより入力し,メモリーに記録蓄積する。そしてユーザーは、必要に応じて、入力したメッセージをメッセージ表示欄に表示することを特徴とするメッセージ入力表示機能付スマートフォン。
【請求項2】
コンピューター処理部とデータ入力部と表示画面部とメモリー及び電話機を備えたスマートフォンにおいて、表示画面にメッセージ入力欄とメッセージ入力開始ボタンとメッセージ入力終了ボタンとメッセージ表示欄とメッセージ表示ボタンを設ける。
メモリーには、一般的な励ます言葉と、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージを、あらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。
ユーザーは、自分を励ます言葉と、自分のモットー(行動の目標や指針とする標語、信条、格言、座右の銘)の言葉のメッセージを、メッセージ入力欄に文字入力キーにより入力し、メモリーに記録蓄積する。そしてユーザーは、必要に応じて、メッセージ表示欄に、入力したメッセージと内部準備メッセージとの両方を共用して表示することを特徴とするメッセージ入力表示機能付スマートフォン。
【請求項3】
コンピューター処理部とデータ入力部と表示画面部とメモリー及び電話機を備えたスマートフォンにおいて、表示画面にメッセージ入力欄とメッセージ入力開始ボタンとメッセージ入力終了ボタンとメッセージ表示欄とメッセージ表示ボタンと音声入力開始ボタンと音声入力終了ボタンと音声発信ボタンとを設け、さらにスマートフォン内部にメッセージを音声に変換する音声変換部を設ける。
メモリーには、一般的な励ます言葉と、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージをあらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。
ユーザーは、自分を励ます言葉と、自分のモットー(行動の目標や指針とする標語、信条、格言、座右の銘)の言葉のメッセージを、メッセージ表示欄に文字入力するか、あるいは電話機のマイクより入力し、メモリーに記録蓄積する。そしてユーザーは、必要に応じて、メッセージ表示欄に、入力したメッセージと内部準備メッセージとの両方を共用して表示し、かつ、メッセージを音声変換して音声で、スマートフォンの電話機の発信部から発信することを特徴とするメッセージ入力表示機能付スマートフォン。
【請求項4】
コンピューター処理部とデータ入力部と表示画面部とメモリー及び電話機を備えたスマートフォンにおいて、表示画面にメッセージ表示欄とメッセージ表示ボタン設け、メモリーには、一般的な励ます言葉と、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージを、あらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。
ユーザーは、必要に応じて、内部準備メッセージをメッセージ表示欄に表示することを特徴とするメッセージ表示機能付スマートフォン。
【請求項5】
コンピューター処理部とデータ入力部と表示画面部とメモリー及び電話機を備えたスマートフォンにおいて、表示画面にメッセージ表示欄とメッセージ表示ボタンと音声発信ボタンを設け、スマートフォン内部には、メッセージを音声に変換する音声変換部を設ける。メモリーには、一般的な励ます言葉と、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージを、あらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。
ユーザーは、必要に応じて、内部準備メッセージをメッセージ表示欄に表示し、かつメッセージを音声変換して、音声でスマートフォンの電話機の発信部から発信することを特徴とするメッセージ表示機能付スマートフォン。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピューター処理部とデータ入力部と表示画面部とメモリー及び電話機を備えたスマートフォンの文字入力表示及び音声発信に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、スマートフォンの機能として、電話、カメラ、検索、メール、日付時間表示、インターネット、ニュース、アルバム、地図、LINE、料金決算、ストア、天気予報等があるが、ユーザーを励ます機能はなかった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、スマートフォンにユーザーを励ます機能を付加して、スマートフォンを高機能にすることにある。
【課題を解決する手段】
【0004】
ユーザーを励ます方法として、スマートフォンの表示画面にメッセージ表示欄を設け、励ます言葉を表示する。この励ます言葉であるが、名言、教訓、ことわざ、ユーモア、ユーザーのモットーなどのためになる言葉を活用することにする。励ます機能をユーザー本位の機能にするために、ユーザーには、自分を励ます言葉のメッセージと、ためになる言葉として自分のモットー(行動の目標や指針とする標語、信条、格言、座右の銘)の言葉のメッセージとを、スマートフォンの表示画面に設けたメッセージ入力欄に入力してもらい、スマートフォンのメモリーに記録する。また、スマートフォンのメモリーには、一般的な励ます言葉のメッセージと、一般的なためになる言葉として、名言、教訓、ことわざ、ユーモアなどの言葉のメッセージとを、あらかじめ記録しておく。ユーザーは、記録したメッセージを必要に応じて、メッセージ表示欄に表示させる。さらにメッセージを音声に変換して、スマートフォンの電話機から音声発信させる。
以下、本発明の実施例を説明する。
【実施例0005】
実施例1を、図1図2図3で説明する。
図1は、実施例1のスマートフォン及び表示画面である。表示画面3には、「メッセージ入力表示画面」の標題7が表示され、メッセージ表示欄8、メッセージ表示ボタン9、メッセージ入力欄11、入力開始ボタン12、入力終了ボタン13が設けられている。
次に、実施例1の動作を説明する。
ユーザーは、入力開始ボタン12をタップ(指で画面をトンと軽く叩くことで、以後タップと記す)した後、文字入力キー6を操作して、自分を励ます言葉(例えば、今日一日は悩まないようにしよう。だめで元元。勇気を出そう。○○になるために努力しよう。はじめの一歩を踏み出そう。夢を持とう、そして必ずできると考えよう。など)のメッセージと、自分のモットーの言葉(例えば、今日できることは、今日実行する。やさしいことから始める。1つずつ片付ける。始めれば、終わったも同然であると考える。あきらめないで考える。人にやさしく、自分にはきびしく。人の悪口を言わない。人に迷惑をかけない。人のためになることをしよう。人のやらない事をやろう。など)のメッセージを、メッセージ入力欄11に入力する。この例ではメッセージ25(記号○○○○・・で示す)を示している。
入力終了後、入力終了ボタン13をタップする。入力終了ボタン13がタップされると、メッセージ25は、図2で示すスマートフォン内部メモリー14に記録される。
以上メッセージ入力を繰り返して、内部メモリー14には図2のメッセージ16~25(枠で示す)のように蓄積される。実施例1では、内部メモリー14に記録するメッセージの数を10個に設定している。メッセージ数は、ユーザーが設定する。
メッセージは10個に設定しているので、25の次に入力したメッセージは、図2の16に更新して記録される。その次に入力したメッセージは図2の17に更新して記録され、10個のメッセージが更新され続ける。
次にユーザーは、メッセージを表示したい時に、メッセージ表示ボタン9をタップする。するとメッセージ表示欄8に図2に示すユーザー入力メッセージ16~25の一つが表示される。図1には例としてメッセージ16(記号△△△△・・で示す)が表示されている。以上のメッセージ表示ボタン9のタップを繰り返して、メッセージ16~25を図3に示すように次々表示させる。 また表示は、図3でメッセージが25になったら、次は16に戻るように循環して表示される。
【発明の効果(実施例1)】
【0006】
本発明の実施例1によれば、ユーザーは、自分を励ます言葉や自分のモットーの言葉のメッセージを、スマートフォンのメッセージ表示欄8で、次々に見ることができるので、励まされる効果がある。また、ためになる効果もある。従って、スマートフォンに励ます機能を付加できるので、スマートフォンを高機能にすることができる。
上記自分のモットーの言葉によって、ユーザーがためになるばかりでなく、励まされることもあると考えている。実施例1は、ユーザーが、自分で自分を励ます実施例である。
【実施例0007】
実施例2を図1図5図6で説明する。
図5は実施例2のスマートフォン内部メモリーと、そのメモリーに記録されたメッセージである。図6は実施例2のメッセージ表示方法である。
図1で表示画面3には前記実施例1と同様に、メッセージ表示欄8、メッセージ表示ボタン9、メッセージ入力欄11、入力開始ボタン12、入力終了ボタン13が設けられている。図5で、スマートフォン内部メモリー38には、ユーザー入力メッセージ記録部39と内部準備メッセージ記録部40がある。内部準備メッセージ記録部40には、一般的な励ます言葉(例えば、頑張ろう。元気を出そう。夢を持とう。出来ると考えよう。ピンチはチャンス。くよくよしないようにしよう。等)のメッセージと、一般的なためになる言葉として、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージとを、あらかじめ記録しておく。図5の51~64(破線の枠で示す)は、内部準備メッセージの一部である。図5では、メッセージ数が1000個の例を示している。
次に、実施例2の動作を説明する。
ユーザーは、図1の入力開始ボタン12をタップした後、文字入力キー6を操作して、自分を励ます言葉と自分のモットーの言葉のメッセージを、メッセージ入力欄11に入力する。入力後、入力終了ボタン13をタップすると、メッセージがユーザー入力メッセージ記録部39に記録される。以上のメッセージ入力を繰り返して、図5のメッセージ41~50(実線の枠で示す)が蓄積される。図5のユーザー入力メッセージ41~50と内部準備メッセージ51~64とはダブっても差支えない。
次にユーザーは、メッセージを表示したい時に、図1のメッセージ表示ボタン9をタップする。次々に表示したい時は、表示ボタン9のタップを繰り返す。これにより図1のメッセージ表示欄8に、図5に示すユーザー入力メッセージ41~50と前記あらかじめ記録されていた内部準備メッセージ51~64を、図6に示すように交互に表示させる。
内部準備メッセージは、64から1000個まで表示が続く。
図5では、ユーザーの入力するメッセージは、数を10個に設定している。
実施例2では、図6の示すように10個のメッセージ41~50が循環して表示される。また、内部準備メッセージの表示も、図5で最後の1000番になれば、次に1番の符号51に戻り、循環して表示される。
【本発明の効果(実施例2)】
【0008】
本発明の実施例2によれば、ユーザーは、入力した自分を励ます言葉や自分のモットーの言葉のメッセージと、内部準備メッセージにあらかじめ記録されている一般的な励ます言葉や、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージとを、スマートフォンのメッセージ表示欄8で、次々に見ることができるので、励まされる効果がある。また、ためになる効果もある。
従って、スマートフォンに励ます機能を付加できるので、スマートフォンを高機能にすることができる。
上記自分のモットーの言葉や、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉によって、ユーザーがためになるばかりでなく、励まされることもあると考えている。
【実施例0009】
実施例3を、図5図6図7図8で説明する。
図5は実施例3のスマートフォン内部メモリーと、そのメモリーに記録されたメッセージである。図6は実施例3のメッセージ表示方法である。
図7は、実施例3のスマートフォンである。図8は、実施例3のスマートフォンのメッセージ音声変換部と音声録音部を示すブロック図である。図7で、表示画面3には、前記実施例1と同様に、メッセージ表示欄8、メッセージ表示ボタン9、メッセージ入力欄11、入力開始ボタン12、入力終了ボタン13が設けられている。さらに実施例3では、表示画面3に、音声発信ボタン65、音声ボタン66、音声入力開始ボタン67、音声入力終了ボタン68が設けられている。
図5で、スマートフォン内部メモリー38には、ユーザー入力メッセージ記録部39と内部準備メッセージ記録部40がある。内部準備メッセージ記録部40には、一般的な励ます言葉のメッセージと、一般的なためになる言葉として、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等のメッセージとを、あらかじめ記録しておく。図5の51~64(破線の枠で示す)は、内部準備メッセージの一部である。図5では、メッセージ数が1000個の例を示している。
次に実施例3の動作を説明する。
ユーザーは、図7で入力開始ボタン12をタップした後、文字入力キー6を操作して、自分を励ます言葉と自分のモットーの言葉のメッセージを、メッセージ入力欄11に入力する。入力後、入力終了ボタン13をタップすると、メッセージがユーザー入力メッセージ記録部39に記録される。以上メッセージ入力を繰り返して、図5のメッセージ41~50(実線の枠で示す)が蓄積される。図5のユーザー入力メッセージ41~50と内部準備メッセージ51~64とはダブっても差支えない。
メッセージの入力方法には、スマートフォンの電話用マイク4から入力することも可能である。ユーザーは、音声入力開始ボタン67をタップした後、電話用マイク4から音声データを入力し、図8の音声変換部70で文字データに変換して、ユーザー入力メッセージ記録部39に記録する方法である。
次にユーザーは、メッセージを表示したい時に、メッセージ表示ボタン9をタップする。次々に表示したい時は、表示ボタン9のタップを繰り返す。これにより図7のメッセージ表示欄8に、図5に示すユーザー入力メッセージ41~50と、あらかじめ記録されていた内部準備メッセージ51~64を、図6に示すように交互に表示させる。内部準備メッセージは、64から1000個まで表示が続く。図5では、ユーザーの入力するメッセージは、数を10個に設定している。実施例3では、図6の示すように10個のメッセージ41~50が循環して表示される。また、内部準備メッセージの表示も、図5で最後の1000番になれば、次に1番の符号51に戻り、循環して表示される。
さらに、実施例3では、メッセージを音声で聞く機能を追加した。ユーザーは、図7の音声ボタン66をタップした後、音声発信ボタン65をタップする。
すると、ユーザー入力メッセージ41~50と内部準備メッセージ51~64の文字データが、図8の音声変換部70で音声データに変換されて、スマートフォンの音声発信部5から音声発信される。
【発明の効果(実施例3)】
【0010】
本発明の実施例3によれば、ユーザーは、入力した自分を励ます言葉や自分のモットーの言葉のメッセージと、内部準備メッセージにあらかじめ記録されている一般的な励ます言葉や、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージとを、スマートフォンのメッセージ表示欄8で、次々に見ることができるので、励まされる効果がある。また、ためになる効果もある。従って、スマートフォンに励ます機能を付加できるので、スマートフォンを高機能にすることができる。
上記自分のモットーの言葉や、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉によって、ユーザーがためになるばかりでなく、励まされることもあると考えている。
さらに、実施例3によれば、ユーザーは、メッセージをスマートフォンの電話用音声発信部5から耳で聞くことができるので、より励まされる効果がある。また、メッセージを音声で発信することから、スマートフォンの電話機能を励ます機能に活用できる効果もある。
実施例3では、音声変換されたメッセージ音声を聞くことに違和感があるユーザーのために、図7のスマートフォンの電話用マイク4から、メッセージを直接音声で取り込み、図8の音声録音部72に録音する方法も備えている。ユーザーはこの生音声メッセージを、音声発信部5から聞くことも可能で、これにより自分自身の声を聞くことになるので、励まされる効果がさらに高まる。
【実施例0011】
実施例4を、図9図10図11で説明する。
実施例4は、メッセージの表示のみの実施例である。
図9は、実施例4のスマートフォン及び表示画面である。表示画面3には「メッセージ表示画面」の標題73が表示され、メッセージ表示欄8と、メッセージ表示ボタン9が設けられている。
図10で、スマートフォン内部メモリー74には、一般的な励ます言葉のメッセージと、一般的なためになる言葉として、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージとを、あらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。図10の76~80(破線の枠で示す)は、その内部準備メッセージである。メッセージ数が、1000個の例を示している。
次に、実施例4の動作を説明する。
ユーザーは、メッセージを表示したい時に、図9のメッセージ表示ボタン9をタップする。次々に表示したいときは、メッセージ表示ボタン9のタップを繰り返す。これにより、メッセージ表示欄8に、図10のメッセージ76~80が図11に示すように次々に表示される。メッセージが1000番の80になれば、次に1番の76に戻り、循環して表示される。
【発明の効果(実施例4)】
【0012】
本発明の実施例4によれば、ユーザーは、内部準備メッセージにあらかじめ記録されている、一般的な励ます言葉や、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージを、メッセージ表示欄8で、次々に見ることができるので、励まされる効果がある。また、ためになる効果もある。従って、スマートフォンに励ます機能を付加できるので、スマートフォンを高機能にすることができる。上記名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉によって、ユーザーがためになるばかりでなく、励まされることもあると考えている。
さらに、ユーザーは、メッセージを入力する必要がないので、実施例1、2,3と比較してスマートフォンを使い易くなる。
【実施例0013】
実施例5を、図8図10図11図12で説明する。
実施例5は、メッセージの表示のみの実施例で、音声でも聞けるようにしたものである。図12は、実施例5のスマートフォン及び表示画面である。図8は、メッセージ音声変換部である。図12で、表示画面3には、実施例4と同様に「メッセージ表示画面」の標題73が表示され、メッセージ表示欄8と、メッセージ表示ボタン9が設けられ、さらに音声ボタン81と音声発信ボタン82が設けられている。実施例5では、実施例4と同様に、図10で示すスマートフォンの内部メモリー74に、一般的な励ます言葉のメッセージと、一般的なためになる言葉として、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージとを、あらかじめ内部準備メッセージとして記録しておく。図10の76~80(破線の枠で示す)は、その内部準備メッセージである。メッセージ数が、1000個の例を示している。
次に実施例5の動作を説明する。
ユーザーは、メッセージを表示したい時に、図12のメッセージ表示ボタン9をタップする。次々に表示したいときは、メッセージ表示ボタン9のタップを繰り返す。これにより、メッセージ表示欄8に、図10のメッセージ76~80が図11に示すように次々に表示される。さらに、実施例5では、メッセージを音声で聞く機能を追加した。 ユーザーは、図12の音声ボタン81をタップした後、音声発信ボタン82をタップする。すると、図10の内部準備メッセージの文字データが、図8で示した音声変換部70で音声データに変換されて、スマートフォンの音声発信部5から音声発信される。
【本発明の効果(実施例5)】
【0014】
本発明の実施例5によれば、ユーザーは、内部準備メッセージにあらかじめ記録されている、一般的な励ます言葉や、名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉のメッセージを、メッセージ表示欄8で、次々に見ることができるので、励まされる効果がある。また、ためになる効果もある。従って、スマートフォンに励ます機能を付加できるので、スマートフォンを高機能にすることができる。
上記名言、教訓、ことわざ、ユーモア等の言葉によって、ユーザーがためになるばかりでなく、励まされることもあると考えている。
さらに、ユーザーは、メッセージを入力する必要がないので、実施例1、2,3と比較してスマートフォンを使い易くなる。また、実施例5では、ユーザーが、メッセージを音声発信部から耳で聞くことができるので、より励まされる効果がある。
また、メッセージを音声で発信することから、スマートフォンの電話機能を励ます機能に活用できる効果もある。
【発明の適用】
【0015】
実施例1、実施例2及び実施例4は、図1図9のスマートフォンで説明したが、図4で示すパソコンも、同様の表示画面と文字入力機能を備えている。図4のパソコンの表示画面28は、図1図9のスマートフォンの表示画面3と対応している。従って、パソコンに励ます機能を付加できるので、パソコンを高機能にすることができる。タブレットも、パソコンと同じ表示画面と文字入力機能を備えている。本発明の実施例1、実施例2及び実施例4は、パソコン及びタブレットを適用範囲に含むものである。
【図面の簡単な説明】
図1】 本発明の実施例1及び実施例2を示すスマートフォン
図2】 本発明の実施例1のスマートフォン内部メモリーと、メモリーに記録されたメッセージ
図3】 本発明の実施例1のメッセージ表示方法
図4】 本発明の実施例1、実施例2、実施例4に対応するパソコン及びメッセージ入力表示画面
図5】 本発明の実施例2及び実施例3のスマートフォン内部メモリーと、メモリーに記録されたメッセージ
図6】 本発明の実施例2及び実施例3のメッセージ表示方法
図7】 本発明の実施例3を示すスマートフォン
図8】 本発明の実施例3及び実施例5のメッセージ音声変換部と音声録音部
図9】 本発明の実施例4を示すスマートフォン
図10】 本発明の実施例4、実施例5の内部メモリーと内部準備メッセージ
図11】 本発明の実施例4、実施例5のメッセージ表示方法
図12】 本発明の実施例5を示すスマートフォン
【符号の説明】
1 スマートフォンの外観
2 スマートフォンのケース
3 スマートフォンの表示画面
4 スマートフォンの電話用マイク
5 スマートフォンの電話用音声発信部
6 スマートフォンの文字入力キー
7 画面に示した「メッセージ入力表示画面」の標題
8 メッセージ表示欄
9 メッセージ表示ボタン
11 メッセージ入力欄
12 メッセージ入力開始ボタン
13 メッセージ入力終了ボタン
14 スマートフォン内部メモリー
15 内部メモリーのユーザー入力メッセージ記録部
16~25 内部メモリーに記録されたメッセージ
26 パソコンの本体
27 パソコンの文字入力キー
28 パソコンの表示画面
29 パソコンの画面に示した「メッセージ入力表示画面」の標題
30 メッセージ表示欄
31 メッセージ表示ボタン
33 メッセージ入力欄
34 メッセージ入力開始ボタン
35 メッセージ入力終了ボタン
36 表示メッセージの例
37 入力メッセージの例
38 スマートフォン内部メモリー
39 内部メモリーのユーザー入力メッセージ記録部
40 内部準備メッセージの記録部
41~50 内部メモリーに記録されたユーザー入力メッセージ
51~64 内部メモリーに記録された内部準備メッセージ
65 音声発信ボタン
66 音声ボタン
67 音声入力開始ボタン
68 音声入力終了ボタン
69 文字データ
70 音声変換部
71 音声データ
72 スマートフォンの音声録音部
73 画面に示した「メッセージ表示画面」の標題
74 スマートフォン内部メモリー
75 メモリーの内部準備メッセージ記録部
76~80 内部メモリーに記録された内部準備メッセージ
81 音声ボタン
82 音声発信ボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12