(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022171051
(43)【公開日】2022-11-11
(54)【発明の名称】半導体装置
(51)【国際特許分類】
H01L 29/78 20060101AFI20221104BHJP
H01L 29/12 20060101ALI20221104BHJP
【FI】
H01L29/78 652G
H01L29/78 652T
H01L29/78 653A
H01L29/78 652K
H01L29/78 652D
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021077431
(22)【出願日】2021-04-30
(71)【出願人】
【識別番号】000003609
【氏名又は名称】株式会社豊田中央研究所
(71)【出願人】
【識別番号】000003551
【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 隆司
(72)【発明者】
【氏名】吉田 貴広
(72)【発明者】
【氏名】片岡 良一
(72)【発明者】
【氏名】蟹江 陽介
(57)【要約】
【課題】トレンチゲートを備えた横型の半導体装置において、ターンオフ時にキャリアを効率よく排出することにより、アバランシェ耐量を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、半導体層10と、半導体層10の一方の主面から深部に向けて伸びている複数のトレンチゲート30と、半導体層10の一方の主面から深部に向けて伸びているトレンチドレイン40と、を備えている。半導体層10は、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に設けられているP型の正孔排出領域16を有している。正孔排出領域16は、ソース電極24に電気的に接続されているとともに、下端がボディ領域13よりも深い位置にある、ように構成されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体層と、
前記半導体層の一方の主面上の少なくとも一部に配設されているドレイン電極と、
前記半導体層の前記一方の主面上の少なくとも一部に配設されているソース電極と、
前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びている複数のトレンチゲートであって、前記複数のトレンチゲートの各々は、ゲート電極と、前記ゲート電極の底面及び側面を被覆するゲート絶縁膜と、を有している、複数のトレンチゲートと、
前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びているトレンチドレインであって、前記トレンチドレインは、前記ドレイン電極に電気的に接続されているドレイン接続領域と、前記ドレイン接続領域の側面を被覆するドレイン絶縁膜と、を有している、トレンチドレインと、を備えており、
前記半導体層は、
第1導電型のドレイン領域と、
前記ドレイン領域上に設けられており、前記ドレイン領域よりも不純物濃度が薄い第1導電型のドリフト領域と、
前記ドリフト領域上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第2導電型のボディ領域と、
前記ボディ領域上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第1導電型のソース領域と、
前記トレンチゲートと前記トレンチドレインの間の領域に設けられている第2導電型のキャリア排出領域と、を有しており、
前記複数のトレンチゲートの各々は、前記半導体層の一方の主面から前記ボディ領域を超えて前記ドリフト領域に達するように設けられており、
前記トレンチドレインは、前記半導体層の一方の主面から前記ドリフト領域を超えて前記ドレイン領域に達するように設けられており、
前記キャリア排出領域は、前記ソース電極に電気的に接続されているとともに、下端が前記ボディ領域の深さ以上の位置にある、ように構成されている、半導体装置。
【請求項2】
前記キャリア排出領域は、前記トレンチドレインの側面に接している、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記ゲート絶縁膜は、
前記ゲート電極の前記底面及び前記側面のうちの下側部分を被覆する下側ゲート絶縁膜と、
前記ゲート電極の前記側面のうちの上側部分を被覆しており、前記下側ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄い上側ゲート絶縁膜と、を有しており、
前記上側ゲート絶縁膜は、前記ボディ領域に接している、請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記半導体層はさらに、
前記ボディ領域上に設けられており、前記ボディ領域よりも不純物濃度が濃い第2導電型のボディコンタクト領域、を有しており、
前記ボディコンタクト領域は、前記トレンチゲートと前記トレンチドレインの間の領域に配置されており、前記ソース電極に接している、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
トレンチゲートを備えた横型の半導体装置の開発が進められており、その一例が特許文献1及び特許文献2に開示されている。この種の半導体装置では、半導体層の一方の主面上に配設されたソース電極からトレンチゲートの側面に形成されたチャネルを介して縦方向に電子が注入される。注入された電子は、半導体層の一方の主面から深部に向けて伸びているトレンチドレインを介して、半導体層の一方の主面上に配設されたドレイン電極に流れることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-184553号公報
【特許文献2】特開2016-062967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らの検討によると、この種の半導体装置では、ターンオフ時にアバランシェ現象が発生すると、トレンチゲートとトレンチドレインの間の領域に正孔が残留し易いことが分かってきた。この残留した正孔に起因する発熱によってアバランシェ耐量が低下することが懸念される。本明細書は、トレンチゲートを備えた横型の半導体装置において、ターンオフ時にキャリアを効率よく排出することにより、アバランシェ耐量を向上させることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する半導体装置の一実施形態は、半導体層と、ドレイン電極と、ソース電極と、複数のトレンチゲートと、トレンチドレインと、を備えることができる。前記ドレイン電極は、前記半導体層の一方の主面上の少なくとも一部に配設されている。前記ソース電極は、前記半導体層の前記一方の主面上の少なくとも一部に配設されている。前記複数のレンチゲートの各々は、前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びている。前記複数のレンチゲートの各々は、ゲート電極と、前記ゲート電極の底面及び側面を被覆するゲート絶縁膜と、を有している。前記トレンチドレインは、前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びている。前記トレンチドレインは、前記ドレイン電極に電気的に接続されているドレイン接続領域と、前記ドレイン接続領域の側面を被覆するドレイン絶縁膜と、を有している。前記半導体層は、第1導電型のドレイン領域と、前記ドレイン領域上に設けられており、前記ドレイン領域よりも不純物濃度が薄い第1導電型のドリフト領域と、前記ドリフト領域上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第2導電型のボディ領域と、前記ボディ領域上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第1導電型のソース領域と、前記トレンチゲートと前記トレンチドレインの間の領域に設けられている第2導電型のキャリア排出領域と、を有することができる。前記複数のトレンチゲートの各々は、前記半導体層の一方の主面から前記ボディ領域を超えて前記ドリフト領域に達するように設けられている。前記トレンチドレインは、前記半導体層の一方の主面から前記ドリフト領域を超えて前記ドレイン領域に達するように設けられている。前記キャリア排出領域は、前記ソース電極に電気的に接続されているとともに、下端が前記ボディ領域の深さ以上の位置にある、ように構成されている。この半導体装置では、前記トレンチゲートと前記トレンチドレインの間の領域にキャリア排出領域が設けられている。このため、ターンオフしたときに、このキャリア排出領域を介してキャリアが効率よく排出されるので、前記トレンチゲートと前記トレンチドレインの間の領域にキャリアが残留することが抑えられる。この半導体装置は、高いアバランシェ耐量を有することができる。
【0006】
上記実施形態の半導体装置では、前記キャリア排出領域が、前記トレンチドレインの側面に接していてもよい。
【0007】
上記実施形態の半導体装置では、前記ゲート絶縁膜が、前記ゲート電極の前記底面及び前記側面のうちの下側部分を被覆する下側ゲート絶縁膜と、前記ゲート電極の前記側面のうちの上側部分を被覆しており、前記下側ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄い上側ゲート絶縁膜と、を有していてもよい。前記上側ゲート絶縁膜は、前記ボディ領域に接している。この半導体装置では、低いチャネル抵抗と前記ゲート絶縁膜の高い絶縁破壊を両立することができる。
【0008】
上記実施形態の半導体装置では、前記半導体層がさらに、前記ボディ領域上に設けられており、前記ボディ領域よりも不純物濃度が濃い第2導電型のボディコンタクト領域を有していてもよい。前記ボディコンタクト領域は、前記トレンチゲートと前記トレンチドレインの間に配置されており、前記ソース電極に接している。この半導体装置では、ターンオフしたときに、キャリアがさらに効率よく排出されるので、トレンチゲートとトレンチドレインの間の領域にキャリアが残留することがさらに抑えられる。この半導体装置は、高いアバランシェ耐量を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に示されるように、半導体装置1は、横型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、半導体層10と、半導体層10の表面上の少なくとも一部に配設されているドレイン電極22と、半導体層10の表面上の少なくとも一部に配設されているソース電極24と、複数のトレンチゲート30と、複数のトレンチドレイン40と、を備えている。なお、図示明瞭化を目的として、複数のトレンチゲート30のうちの1つのトレンチゲート30のみに符号を付している。半導体層10の材料は、特に限定されるものではないが、例えばシリコンであってもよい。この例に代えて、半導体層10の材料は、例えば炭化珪素又は窒化物半導体であってもよい。半導体層10は、N
+型のドレイン領域11と、N型のドリフト領域12と、P型のボディ領域13と、P
+型のボディコンタクト領域14と、N
+型のソース領域15と、P型の正孔排出領域16と、を有している。
【0011】
ドレイン領域11は、n型不純物を高濃度に含むN型領域であり、半導体層10の裏層部に設けられており、半導体層10の裏面に露出する位置に配置されている。
【0012】
ドリフト領域12は、n型不純物をドレイン領域11よりも低濃度に含むN型領域であり、ドレイン領域11上に設けられており、ドレイン領域11とボディ領域13の間に配置されている。ドリフト領域12は、複数のトレンチゲート30の各々の底面及び側面のうちの下側部分に接している。
【0013】
ボディ領域13は、p型不純物を含むP型領域であり、半導体層10の表層部に設けられており、ドリフト領域12とソース領域15の間に配置されている。ボディ領域13は、隣り合うトレンチゲート30の間の領域に配置されており、複数のトレンチゲート30の各々の側面のうちの上側部分に接している。ボディ領域13はさらに、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域にも配置されている。
【0014】
ボディコンタクト領域14は、p型不純物をボディ領域13よりも高濃度に含むP型領域であり、ボディ領域13上に設けられている。ボディコンタクト領域14は、半導体層10の表層部に設けられており、半導体層10の表面に露出する位置に配置されており、ソース電極24にオーミック接触している。このため、ボディ領域13は、ボディコンタクト領域14を介してソース電極24に電気的に接続されている。ボディコンタクト領域14は、隣り合うトレンチゲート30の間の領域に配置されている。ボディコンタクト領域14はさらに、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域にも配置されている。
【0015】
ソース領域15は、n型不純物を高濃度に含むN型領域であり、半導体層10の表層部に設けられており、半導体層10の表面に露出する位置に配置されており、ソース電極24にオーミック接触している。ソース領域15は、隣り合うトレンチゲート30の間の領域に配置されており、複数のトレンチゲート30の各々の側面のうちの上側部分に接している。ソース領域15は、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に配置されていない。
【0016】
正孔排出領域16は、p型不純物を含むp型領域であり、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に設けられている。この例では、正孔排出領域16は、トレンチドレイン40の側面に接するように配置されている。正孔排出領域16はさらに、上端がボディ領域13に接しており、ボディ領域13から深部に向けて突出する、ように構成されている。この例では、正孔排出領域16の下端は、ボディ領域13よりも深い位置、さらに、トレンチゲート30よりも深い位置にある。この例に代えて、正孔排出領域16の下端は、トレンチゲート30よりも浅い位置にあってもよい。このように、正孔排出領域16は、ボディ領域13及びボディコンタクト領域14を介してソース電極24に電気的に接続されている。正孔排出領域16はまた、ドレイン領域11から離れて配置されている。この例に代えて、正孔排出領域16がドレイン領域11に接していていてもよい。
【0017】
複数のトレンチゲート30は、一対のトレンチドレイン40の間に配置されており、平面視したときに、特に限定されるものではないが、例えばストライプ状に配置されている。このため、複数のトレンチゲート30は、平面視したときに、少なくとも一方向に沿って並んで配置されている。この例では、一対のトレンチドレイン40の間に3つのトレンチゲート30が配置されているが、少なくとも2つ以上のトレンチゲート30が配置されていてもよい。複数のトレンチゲート30の各々は、半導体層10の表面から深部に向けて伸びており、ボディ領域13を超えてドリフト領域12に達するように設けられている。
【0018】
複数のトレンチゲート30の各々は、ゲート電極32及びゲート絶縁膜34を有している。ゲート電極32は、層間絶縁膜を介してドレイン電極22及びソース電極24から絶縁されている。ゲート絶縁膜34は、ゲート電極32の底面及び側面を被覆しており、ゲート電極32を半導体層10から分離している。この例では、ゲート絶縁膜34は、下側ゲート絶縁膜34a及び上側ゲート絶縁膜34bを有している。下側ゲート絶縁膜34aは、ゲート電極32の底面及び側面のうちの下側部分を被覆している。上側ゲート絶縁膜34bは、ゲート電極32の側面のうちの上側部分を被覆しており、下側ゲート絶縁膜34aよりも膜厚が薄い。ドリフト領域12とソース領域15を隔てる部分のボディ領域13の全体が上側ゲート絶縁膜34bに接している。ボディ領域13のうちのチャネル(反転層)が形成される部分に膜厚の薄い上側ゲート絶縁膜34bが接しているので、チャネル抵抗が低く抑えられる。一方、トレンチゲート30の底面及び側面のうちの下側部分には膜厚の厚い下側ゲート絶縁膜34aが接しているので、この部分の絶縁破壊が抑えられる。
【0019】
複数のトレンチドレイン40の各々は、半導体層10の表面から深部に向けて伸びており、ボディ領域13及びドリフト領域12を超えてドレイン領域11に達するように設けられている。複数のトレンチドレイン40の各々は、ドレイン接続領域42及びドレイン絶縁膜44を有している。ドレイン接続領域42は、n型不純物を高濃度に含むN型領域であり、上端が半導体層10の表面に露出する位置に設けられており、下端がドレイン領域11に接している。ドレイン接続領域42は、ドレイン電極22にオーミック接触している。このため、ドレイン領域11は、ドレイン接続領域42を介してドレイン電極22に電気的に接続されている。なお、ドレイン接続領域42は、導体であればよく、例えば金属であってもよい。ドレイン絶縁膜44は、ドレイン接続領域42の側面を被覆しており、ドレイン接続領域42をドリフト領域12と正孔排出領域16とボディ領域13とボディコンタクト領域14から分離している。
【0020】
次に、半導体装置1の動作を説明する。ソース電極24よりもドレイン電極22が正となる電圧がドレイン電極22とソース電極24の間に印加され、ゲート電極32に閾値電圧よりも高い電圧が印加されると、半導体装置1はオンとなる。このとき、トレンチゲート30の側面に接するボディ領域13内にチャネル(反転層)が形成される。ソース電極24に接続されているソース領域15から注入された電子は、ボディ領域13内に形成されたチャネルを介してドリフト領域12に注入される。ドリフト領域12に注入された電子はさらに、ドリフト領域12内を縦方向に流れた後に、ドレイン領域11及びドレイン接続領域42を介して半導体層10の表面上に配設されているドレイン電極22に流れる。このように、ドレイン電極22とソース電極24の間が導通し、半導体装置1がオンとなる。
【0021】
ゲート電極32に印加される電圧が閾値電圧を下回ると、ボディ領域13内のチャネルが消失し、半導体装置1がオフとなる。半導体装置1がターンオフするときに、サージ等の高電圧が印加されると、トレンチゲート30の底面近傍においてアバランシェ降伏することがある。特に、最外周のトレンチゲート30、即ち、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に面するトレンチゲート30の底面近傍において、アバランシェ降伏することがある。
【0022】
このアバランシェ降伏で発生した正孔は、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域で残留する傾向にある。しかしながら、半導体装置1では、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に正孔排出領域16が設けられている。このため、アバランシェ降伏によってトレンチゲート30の底面近傍で生成した正孔は、正孔排出領域16を介してソース電極24に効率的に排出される。さらに、半導体装置1では、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域にもボディコンタクト領域14が設けられているので、正孔排出領域16を経由する正孔は、ソース電極24に効率的に排出される。このため、半導体装置1は、ターンオフ時において、残留した正孔に起因する発熱が抑えられるので、高いアバランシェ耐量を有することができる。
【0023】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0024】
1:半導体装置
10:半導体層
11:ドレイン領域
12:ドリフト領域
13:ボディ領域
14:ボディコンタクト領域
15:ソース領域
16:正孔排出領域
22:ドレイン電極
24:ソース電極
30:トレンチゲート
32:ゲート電極
34:ゲート絶縁膜
40:トレンチドレイン
42:ドレイン接続領域
44:ドレイン絶縁膜