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  • 特開-コンビ型の大型テントフレーム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022171214
(43)【公開日】2022-11-11
(54)【発明の名称】コンビ型の大型テントフレーム
(51)【国際特許分類】
   E04H 15/48 20060101AFI20221104BHJP
   E04H 15/42 20060101ALI20221104BHJP
【FI】
E04H15/48
E04H15/42
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021077734
(22)【出願日】2021-04-30
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-09-01
(71)【出願人】
【識別番号】521197508
【氏名又は名称】培軫産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115200
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 修之
(72)【発明者】
【氏名】チュ,トン ス
【テーマコード(参考)】
2E141
【Fターム(参考)】
2E141BB04
2E141CC04
2E141DD02
2E141DD03
2E141DD12
2E141DD13
2E141DD22
2E141DD23
2E141DD24
2E141EE22
2E141EE32
2E141GG01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】簡便に取扱い使用できるように改善した大型テントフレームを提供する
【解決手段】複数の短棒を縦方向に嵌め合わせる手動組立式支柱構造で形成したものであって、センターヘッド1にワンタッチ式折畳型ポール2が放射状に連結接続されて形成した上部フレーム10と、複数の分節支柱21を一列で連結組み立てた下部フレーム20を備え、中間接続具30を用いて上、下部フレーム10,20を一体に結合する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
センターヘッドに自動折畳式ポールが放射状に連結接続され、支柱のない屋根構成体を形成した上部フレームと、
前記上部フレームの下部に結合し、長さの短い複数の分節支柱を縦列に連結組み立てて堅固な直線柱を形成した下部フレームと、
前記上部フレームと下部フレームとの間に連結接続され、これらの上、下体を一体に結合する接続具と、を含んでなることを特徴とするコンビ型の大型テントフレーム。
【請求項2】
前記上部フレームのポールは、小径(細い径)の太さにし、各ポールのボール部材継ぎ目にヒンジが形成され、長く広げたりW型(ジグザグ型)に折り畳めるように形成し、ポールの下端部を自由端として構成した、請求項1に記載のコンビ型の大型テントフレーム。
【請求項3】
前記下部フレームの分節支柱は、上端にはプラグが形成され、下端にはプラグが差し込まれる穴が形成され、複数の分節支柱を嵌め合い式に連結させ、支柱は、上部フレームのポールに比べて太い管体で形成して、大型テントの全体荷重を支える頑丈な柱の役割を果たすように構成した、請求項1に記載のコンビ型の大型テントフレーム。
【請求項4】
前記接続具は、ポールの下部自由端と支柱の上端とを連結する連結体であり、ポール接続部と支柱接続部とが鈍角に一体化するように構成し、コンビテントを設置したとき、ポールが上方に弓状に曲がるようにして、天幕地の重さを受けてもポールが下に垂れ下がらないように構成した、請求項1に記載のコンビ型の大型テントフレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワンタッチ式自動テントのフレーム構造を、簡便に取扱い使用できるように改善した大型テントフレーム(Big Tent Frame)に関し、より詳細には、大型テントのフレーム(骨格)を上部フレームと下部フレームとにそれぞれ区分して構成し、上部フレームは、自動折畳式テントポール(Tent pole)の構造を用いて屋根構成体を形成し、下部フレームは、長さの短い複数の短棒を縦方向に嵌め合わせる手動組立式支柱構造で形成し、これら上部フレームと下部フレームとを別途の接続具で結合させることによって、コンビ型の大型テントフレームを形成することを特徴とする。
【背景技術】
【0002】
テント分野においては、簡単に畳んだり広げたりできるワンタッチ式自動テントが知られている。
【0003】
ワンタッチ式自動テントは、自動傘のようにフレームを最小体積に折り畳んだり広げたりできるテント構造であって、自動折畳式ドーム型テントに使用されている。
【0004】
ワンタッチ式ドーム型テントは、通常の自動傘のように手軽に、また簡便に折り畳んだり広げたりできる便利さがあるため、小型(1人用)ドームテントのフレームとして広く使用されている。
【0005】
ワンタッチ式ドームテントに関する先行技術文献としては、本願出願人の実用新案公告第20-1991-0004568号(韓国)及び実用新案公告第20-1997-0002473号(韓国)が知られている。
【0006】
前記先行技術は、センターヘッドに放射状に連結された折畳式ポールが適用された構造であるため、テントフレームを簡便に折り畳んだり広げたりできる便利さがあるが、フレームが細く弱いため、1人又は2人が使用する小型ドームテントにしか用いられない不具合があった。
【0007】
しかし、近年では、家族単位のキャンプを好む趨勢によってテントの規模が大型化しつつあり、テントの規格も小型から大型に変形している。特に、自動車に大型テントを連結して使用する自動車宿泊型キャンプとオートキャンピングが好まれている。
【0008】
オートキャンピングや車宿泊キャンプのときは、多数の家族が一緒に泊まりながらテントの内部で活動と寝食を兼備する居間型の大型テントを使用する。オートキャンピング用テントは、単なる寝床用(宿泊)よりは、テント内部での活動が自由になる居間型の大型空間まで具備する大型化へと変化する趨勢にある。したがって、ワンタッチ式テントの展開(広げる)平面積をそのまま活用しながらも、テント内で立ち上がった姿勢で不便なく活動できる広い空間が確保される大型テントの開発が必要である。
【0009】
万が一、前記周知の小型ワンタッチ式ドームテントのフレーム構造を大型テントに適用するためには、克服すべき問題点が多くある。
【0010】
すなわち、従来の小型テントのフレーム構造を、少なくとも5人以上の人員が収容できるように、大型テントに適用するためには、ポールの長さを長く延長しなければならなく、小型テントのポールの分節数が2個程度であるとすれば、大型テントは、ポールの分節数を5個以上に長く延長し、ポールの長さを大きく伸ばすことによって、自動折畳式大型テントの条件を具備することができる。
【0011】
ポールの長さを延長すれば、テントの展開平面積が広くなるので大型化は可能になるが、分節数の増えた自動折畳式大型テントの全体荷重を長時間支えられず、しかも強風に耐えられないという脆弱点がある。
【0012】
その他に、大型テントを広げたり折り畳むことが体力的に大変難しく、特に分節数の多い折畳式フレームを畳んだときに、ポールとポールとの間が密着されず、この空間の発生により、折り畳まれたテントの体積が大きくなり重量が重くなって、一人で処理し難く、包装、運搬、携帯が非常に不便であるという問題点がある。
【0013】
そのうえ、分節数の増加により体積が大きくなったフレーム(W型に折り畳まれた状態のポール)とシート(天幕)を一緒に折って巻いた状態で受納バックに無理に入れ込む過程で、ポールにスクラッチができたり受納バックが破損したりすることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
実用新案公告第20-1991-0004568号
実用新案公告第20-1997-0002473号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明の目的は、ワンタッチ式自動テントのフレーム構造を改善し、取り扱い使用が簡便になった大型テントフレームを具現することである。
【0016】
本発明の他の目的は、テントのフレームを、屋根として使用される上部フレームと、支柱として使用される下部フレームとに区分し、テントの上部フレームは、自動傘のように自動折畳式ポールの構造で形成して屋根構成体を形成し、下部フレームは、分解組立を簡便にするために、複数の短棒を縦方向に嵌め合わせる手動組立式支柱構造で形成し、自動折畳式の上部フレームと手動組立式の下部フレームとを中間接続具を用いて一体に結合させ、コンビ型テントフレームを形成することによって、ワンタッチ式テントの展開平面積が広くなっても畳まれた体積が小さいので、運搬、保管などの取り扱いが容易であり、テント内部での活動も楽になるコンビ型(Combination type)テント用のポールを提供することを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
前記目的を達成するために本発明は、センターヘッドに複数の自動折畳式ポールが放射状に設置された上部フレームと;前記各ポールの下端部に連結組立される接続具と;前記接続具の下端部に嵌めて連結し、複数の分節支柱から結合構成された手動組立式下部フレームと;の結合によってなるコンビ型の大型テントフレームであることを特徴とする。
【0018】
上部フレームの下端部に連結される接続具の下部穴には分節支柱を嵌めて連結した後、その下端部に複数の分節支柱を連結接続して下部フレームを組み立てる。
【0019】
組み立てられた上、下部フレームには天幕が組み立てられ、各連結の部分に付着されたスリーブ又は連結環を該当のフレームにかけてテント完成体を組み立てる。
【0020】
上部フレームの各ポールのポール部材継ぎ目にヒンジが形成されており、長く広げたりW型に折り畳めるように構成されている。
【0021】
テントを折り畳むときは、下部フレームを構成する複数の分節の支柱を一つずつ分離解体し、上部フレームは、各ワンタッチ式折畳型ポールのヒンジ部を押すと弾力的に折り畳まれる。接続具から分離された下部フレームは複数の分節に分離されているため、畳まれた体積も小さい。解体された上下部フレームは、バックに一緒に入れたり、それぞれ別のバックに入れて運搬し保管する。
【発明の効果】
【0022】
本発明によると、ワンタッチ式上部フレームを屋根構成体として形成することによって、下部構造体が解体されている状態の屋根構成体を迅速かつ簡便に組み立てたり畳むことができ、下部フレームは嵌め合い式に組み立てられた多段式手動連結組立体であるため、容易に組み立てたり分離解体することができ、このような自動式屋根構造/手動式支柱構造のフレームを構成することによって、テントを容易に大型化できるという効果がある。
【0023】
また、複数の分節の短棒を嵌め合い式に連結構成した下部フレームは、頑丈な下体機能を有することができ、長さを手軽に調節できるため、堅固な下体を有するワンタッチ式テントの大型化に效果的に活用することができる。
【0024】
分離されたワンタッチ式折畳型の上部フレームと下部フレームは、それぞれ解体して個別に管理したり一緒に保管したりできるため、畳まれたコンビテントの重さ分散により取扱性が改善され、大型テントの展開平面積が広くても設置及び撤去が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明に係るコンビ型の大型テントフレームの分解図であり、屋根構成体と下部支柱を分離解体した状態図である。
図2】上部の自動折畳式屋根構成体と、複数の分節型の分節支柱を連結した下部支柱を接続具で結合して一体型に組み立てた大型テントの正面図である。
図3】構造の改善されたフレームを使用したコンビ型の大型テントの斜視図である
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、好ましい一実施例に基づいて作成した図面を参照しつつ、本発明の技術構造及び実施例を具体的に説明する。
【0027】
図1に示すように、本発明は、大型テントのフレームであって、テントの屋根を形成する自動折畳式構造の上部フレーム10と、テントの多段組立式柱を形成する下部フレーム20と、これらの上、下部フレーム10,20を一体に連結するためにこれら上下部の構成体の間に結合する接続具30と、からなる、大型テント専用のコンビ型フレームの構造を有することを特徴とする。
【0028】
前記上部フレーム10は、本発明における大型テントの屋根構成体として用いられる。
【0029】
前記屋根構成体の上部中央には円形胴体を有するセンターヘッド1が設置され、その周りの四方に形成された複数のポール接続溝にはそれぞれ、ポール2が容易に折畳作動及び展開作動可能に連結接続されている。前記ポール2の継ぎ目にはヒンジ3が設置され、複数のポールがジグザグ形(W形)に容易に折り畳まれるように構成されている。
【0030】
前記センターヘッド1の四方に連結される複数のポール2は、長さの等分された複数のポール部材2a,2bが長く連結されたものであり、各ポール2の自由端4は、後述する接続具30の上部穴に嵌り合う。
【0031】
図1及び図2に示すように、本発明の上部フレーム10は、大型テントの屋根構成体として用いられるが、屋根を下方から堅固に支える柱(支柱)がない状態である。
【0032】
したがって、この屋根構成体の下を頑丈に支える柱(支柱)の機能を担うように連結設置したものが、下部フレーム20である。
【0033】
前記下部フレーム20は、支柱Aの全長を等分した節分支柱21の結合体であり、長さの短い分節型の分節支柱21を複数個連結して長くし、各分節支柱21の上端にはプラグ22が形成され、下端には該プラグ22が差し込まれる穴23が形成され、嵌め合い(雄雌)式に連結組立される構造である。
【0034】
前記嵌め合い式結合構造により長く連結された支柱Aは、撓みなく堅固でなければならない。そのために、下部フレーム20の支柱Aは、上部フレーム10のポール2に比べて太い管体で形成し、大型テントの全体荷重を支える頑丈な柱の役割を果たすようにした。
【0035】
必要によっては、各分節支柱21の連結接続部に、ストッパーの機能を有する弾性ピンを設置して両管体の接続状態を固定させ、任意に分離されないように構成してもよい。
【0036】
このように、大型テントの屋根の機能をする上部フレーム10と、支柱(柱)の機能をする下部フレーム20は、別途の接続具30により一体に連結接続され、テントを解体すれば、これらの上部、中部、下部の構造は別々に分離される構造である。
【0037】
前記接続具30は、ソケット管のように上下部に接続用穴31,32が形成されており、上部穴31にはポール2の自由端4が差し込まれて結合し、下部穴32には支柱上端のプラグ22が差し込まれて結合する。
【0038】
前記上部フレーム10のポール2は、屋根の天幕地の重さだけ支えればいいので、棒の太さを小径に形成する。これに比べて、下部フレームの支柱Aは、上部の屋根構造物と天幕地などの全体重さを支えると同時に、四方から吹いてくる強風にも耐えなければならず、ポール2よりは大きい剛性が要求される大径管体で構成する必要がある。
【0039】
本発明の接続具30は、前記ポール2の自由端4と支柱Aの上端とを連結するものであり、ポール接続部と支柱接続部が鈍角(obtuse;直角よりも大きい角)に一体化している。
【0040】
前記接続具30において、ポール接続部と支柱(柱)接続部が鈍角をなしていることは、コンビテントを設置したとき、ポール2が上方に弓状に曲がるようにして、天幕地の重さを受けても下に垂れ下がることを防止するためである。
【0041】
前記接続具30は、胴体の中間部に可動手段を備え、テントを設置するとき、上、下部フレームの設置角度や傾斜角度に応じて動作可能にすることも、本発明の技術範疇に属する。
【0042】
図3は、ポール2を展開し、支柱Aを組み立てた後、接続具3を用いて前記ポール2と支柱Aとを連結してワンタッチ式コンビテント用ポールを組み立て、コンビテント用フレームに天幕地を設置して作ったコンビテントを示している。
【0043】
ポール2及び支柱Aは、アルミニウム、一般金属、ジュラルミン、合成樹脂の中から選択することが好ましい。
【0044】
大型テントを折り畳むときは、まず支柱Aを分離解体した後、上部のワンタッチ式折畳型ポールを折りすぼめると、展開平面積が最小化される。テント本体から支柱が分離されるので、支柱の重さ分だけワンタッチ式折畳型ポールは軽くなり、折り畳んだ体積も小さくなる。解体されたワンタッチ式折畳型ポールと支柱は、バックに一緒に入れたり又はそれぞれ別のバックに入れて簡便に携帯及び保管する。
【符号の説明】
【0045】
1 センターヘッド
2 ポール
2a,2b ポール部材
3 ヒンジ
10 上部フレーム
20 下部フレーム
30 接続具
A 支柱
21 分節支柱
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2022-06-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
センターヘッドに自動折畳式ポールが放射状に連結接続され、支柱のない屋根構成体を形成した上部フレームと、
前記上部フレームの下部に結合し、長さの短い複数の分節支柱を縦列に連結組み立てて堅固な直線柱を形成した下部フレームと、
前記上部フレームと下部フレームとの間に連結接続され、これらの上、下体を一体に結合する接続具と、を含んでなり、
前記上部フレームのポールは、小径(細い径)の太さにし、各ポールのポール部材の継ぎ目に形成されたヒンジで連結され、該ヒンジによって前記上部フレームを長く広げたり前記ヒンジが下になるW型(ジグザグ型)に折り畳むことができ、ポールの下端部を自由端として構成し、
前記下部フレームの分節支柱は、上端にはプラグが形成され、下端にはプラグが差し込まれる穴が形成され、複数の分節支柱を嵌め合い式に連結させ、支柱は、上部フレームのポールに比べて太い管体で形成して、大型テントの全体荷重を支える頑丈な柱の役割を果たすように構成し、
前記接続具は、前記上部フレームのポールの下端部の自由端と前記下部フレームの分節支柱の上端とを連結する連結体であり、前記上部フレームのポールを連結するポール接続部と前記下部フレームの分節支柱を連結する支柱接続部とが鈍角に一体化するように構成し、コンビテントを設置したとき、ポールが上方に弓状に曲がるようにして、天幕地の重さを受けても前記上部フレームの前記ヒンジによりポールが下に垂れ下がらないように構成することを特徴とするコンビ型の大型テントフレーム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
上部フレームの各ポールのポール部材継ぎ目に形成されたヒンジで連結されており、該ヒンジによって上部フレームを長く広げたりヒンジが下になるW型に折り畳めるように構成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
テントを折り畳むときは、下部フレームを構成する複数の分節支柱を一つずつ分離解体し、上部フレームは、各ワンタッチ式折畳型ポールのヒンジを押すとヒンジが下になって弾力的に折り畳まれる。接続具から分離された下部フレームは複数の分節に分離されているため、畳まれた体積も小さい。解体された上下部フレームは、バックに一緒に入れたり、それぞれ別のバックに入れて運搬し保管する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0039】
本発明の接続具30は、前記ポール2の下端部の自由端4と支柱Aの上端とを連結するものであり、ポール接続部と支柱接続部が鈍角(obtuse;直角よりも大きい角)に一体化している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0040】
前記接続具30において、ポール接続部と支柱(柱)接続部が鈍角をなしていることは、コンビテントを設置したとき、ポール2が上方に弓状に曲がるようにして、天幕地の重さを受けてもヒンジ3により上部フレーム10が下に垂れ下がることを防止するためである。