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▶ 宮崎 晃三朗の特許一覧

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  • 特開-キーボード上の汚染防止装置 図1
  • 特開-キーボード上の汚染防止装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022017145
(43)【公開日】2022-01-25
(54)【発明の名称】キーボード上の汚染防止装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/02 20060101AFI20220118BHJP
【FI】
G06F3/02 490
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020140452
(22)【出願日】2020-07-13
(71)【出願人】
【識別番号】510282398
【氏名又は名称】宮崎 晃三朗
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 晃三朗
【テーマコード(参考)】
5B020
【Fターム(参考)】
5B020DD57
(57)【要約】
【課題】パソコン等のキーボード上の,ゴミ、ホコリ,水,細菌,ウィルス等からの汚染防止対策をする必要がある。何人もの人々が同一のキーボードに触れ,使用する事による,細菌及びウィルスに感染する事を防止しなければならない。
【解決手段】パソコンのキーボードの操作を,安全,安心,清潔な状況下で行なう為には常に触れるキーボードをいかに清潔に保つかであるが,毎回,洗浄,清掃する事は無理があり連続作業ができない。そこで必要なのがキーボード上にフィルムをかけ,常に連続してフィルムを移動させて新しい清潔なフィルムをキーボード上に存在させる事であるので透明な新しいフィルムを必要に応じて,反対側に巻き取る事で解決する事ができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレート上の片側のパイプと反対側のロール状フィルムを回転可能な状態でホールドし、キーボード上がすべてフィルムで完全におおう事ができる様にホールドし、キーボード上の使用済フィルムを巻き取り,未使用フィルムをキーボード上に移動できる、フィルム移動装置
【請求項2】
パソコン等を使用する為のキーボードを,ゴミ,ホコリ,水、細菌,ウィルス等から汚染を防ぐ為の回転式フィルム移動装置
【請求項3】
すべてのフィルムが,電動又は手動で巻き取られたフィルムの芯材は巻き取り用のパイプとして使用できるフィルム移動装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,パソコン等のキーボード上のあらゆる汚染を防ぐ事に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のパソコン等のキーボード上の汚染を防ぐ物には,特許文献 特開2005-45336がある。
【0003】
以下特開2005-45336の図(a),図(b)について説明する。図(a)(b)において巻取り可能なロール型カバーをディスプレイ部及びキーボード部に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005-45336 公報(A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のパーソナルコンピューターのカバーの目的は,ディスプレイ及びキーボードの隠蔽を目的としたコンピューターカバーである。
【0006】
上記のカバーは,同一のカバーを繰り返し使用するものである
【0007】
上述のカバーは,キーボードの汚染防止を目的としていないので,本発明はこの様な従来の発明ではなし得なかった,キーボード上の,ホコリ,ゴミ、水 細菌,ウィルス等の汚染をロール状のフィルムを必要に応じて,巻き取り交換する事により防止する事を目的とするものである
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は,キーボード上の汚染を防止する為に,フィルムでキーボード上全面をおおう事ができ,又,使用者が変わったり,一定時間経過後に,現在キーボード上にあるフィルムを巻き取り,未使用のフィルムをキーボード上に移動し,清潔な状態でキーボードを使用する装置である。
【0009】
本発明が課題解決する手段は,右側に回転可能なロール状フィルムを設け,左側に回転可能な巻き取り用ロールパイプをフィルムがキーボードを全ておおう事ができる位置に設置し、キーボード使用時に左側の巻き取り用ロールパイプに手動又は電動で巻き取る。
【0010】
本発明のロール状フィルムの巻き取り手段は,付属品のマイクロモーターを使用し、プーリーを回転させ、プーリーに接続した外側向きスプリングにより巻取り用パイプを回転させて稼動する事ができるが、バッテリーの能力が低下した場合でも,付属の可動式パイプホルダーと交換し手動で巻き取る事が可能である。
【発明の効果】
【0011】
従来のロール型スクリーンは主として隠蔽効果を求めたものである為、スクリーンは同一の物を使用する為,飛沫や汚れが付着した場合は,洗浄が必要となるが,常に清潔な状態を維持する事が困難である.又、従来品はロールスクリーンの使用時はキーボードの操作は不可能である
本発明の目的は常に清潔な状態でキーボードの操作が可能でパーソナルコンピューターの使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の平面図面である
図2】本発明の電動式フィルム巻取装置である
【発明を実施するための形態】
【0013】
1・2は本体の基盤でそれぞれを結合する事ができ,2を増減する事でサイズ変更ができる。3は可動式パイプホルダーで5のパイプホルダーガイドに差し込み、4のロール状フィルムのサイズに合わせて位置を固定する。巻き取り側左下の可動式パイプホルダー3は図2の電動巻き取り装置と置き変える事ができる
【0014】
図2の電動巻き取り装置は7バッテリー8ミニモーター9プーリー10プーリー用ベルト,11基盤接続用ピン,12プーリー取付型外向きスプリング13ネジ調整部付きで構成されており,12のプーリー取付型外向きスプリングを巻き取り用パイプに差し込みネジ調整部の操作により,巻取りパイプに接続する。これらの操作により,電動巻き取り可能となる。
【符号の説明】
【0015】
1、2 本体基盤
3 可動式パイプホルダー
4 ロール状フィルム
5 パイプホルダーガイド
6 電動システム用架台
7 バッテリー
8 モーター
9 プーリー
10 プーリー用ベルト
11 基盤接続用ピン
12,13.ネジ調整部付き外側向きスプリング
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2021-10-11
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
当該製品は、プレート上の片側に使用済ロール状フィルムを巻き取る為の回転可能なパイプを設置し、反対側のプレート上に、未使用ロール状フィルムを回転可能な状態で設置し、キーボード上をすべて未使用ロール状フィルムで完全におおう事ができる様に、未使用ロール状フィルムを反対側の使用済ロール状フィルムを巻き取るパイプに巻きつけ、使用済ロール状フィルムを巻き取りパイプに巻き取る事ができ、キーボード全表面をおおう事により、ゴミ、ホコリ、水、などの多様な悪条件から保護する事が可能な装置。