(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022171618
(43)【公開日】2022-11-11
(54)【発明の名称】多数の振り子が連動する駆動装置
(51)【国際特許分類】
F16H 33/02 20060101AFI20221104BHJP
F16H 37/02 20060101ALI20221104BHJP
【FI】
F16H33/02 A
F16H37/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022073700
(22)【出願日】2022-04-27
(31)【優先権主張番号】110115606
(32)【優先日】2021-04-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】522171682
【氏名又は名称】許博吉
(71)【出願人】
【識別番号】515127902
【氏名又は名称】許朱 玉連
(71)【出願人】
【識別番号】515129146
【氏名又は名称】許 家銘
(74)【代理人】
【識別番号】110002907
【氏名又は名称】弁理士法人イトーシン国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】許博吉
(72)【発明者】
【氏名】許朱玉連
(72)【発明者】
【氏名】許家銘
【テーマコード(参考)】
3J062
【Fターム(参考)】
3J062AA60
3J062AB01
3J062AB11
3J062BA40
3J062CG83
(57)【要約】
【課題】多数の振り子が連動する駆動装置を提供する。
【解決手段】被駆動設備への連接に適用されるパッシブユニット2、パッシブユニット2に連動する駆動ユニット3、駆動ユニット3に連接するスターターユニット4を含み、パッシブユニット2はフライホイール21を備え、駆動ユニット3は相互に間隔を開け、フライホイール21に連接する3個の運動モジュール30を備え、各運動モジュール30はフライホイール21と噛合うギアプレート301、ギアプレート301には振り子302を備え、相互に隣合う振り子302間の相互に対応する位置間は120度の角度差を備え、スターターユニット4はスターターモーター41により連動し、内一つの運動モジュール30に連接される能動部材42、パッシブユニット2を連動し、各運動モジュール30を連動して、同時に回転させるトランスミッション部材44を備える。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の振り子が連動する駆動装置は、被駆動設備の駆動に適用され、
パッシブユニットは、被駆動設備への連接に適用され、被駆動設備と連動設置され、さらに外周縁に形成される多数の歯車部を備えるフライホイールを含み、
駆動ユニットは、パッシブユニットと連動し、相互に間隔を開け、それぞれフライホイールに連接する3個の運動モジュールを備え、各運動モジュールは、フライホイールの各歯車部と噛み合うギアプレート、及びギアプレート上に設置される振り子を備え、二次元座標上の対応する角度により、各振り子がその所在位置において対応するギアプレート上の方位を示すと、各運動モジュール上の各振り子の各所在ギアプレート上の相互に対応する方位の間は、それぞれ120度の角度差を備え、
スターターユニットは、駆動ユニットに連接され、始動の回転動力を提供するのに用いられるスターターモーター、スターターモーターにより連動され、各運動モジュールの内の一つに連接される能動部材を含み、さらに、スターターモーターを起動する時、能動部材、運動モジュール及びパッシブユニットを連動し、同時に回転させられることを特徴とする多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項2】
前記能動部材は、トランスミッション部材を通して、別の2個の受動部材をそれぞれ連接して連動し、
2個の受動部材は、別の2個の運動モジュールとそれぞれ連動されることを特徴とする請求項1に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項3】
前記パッシブユニットのフライホイールの半径は、各運動モジュールのギアプレートの半径より大きいことを特徴とする請求項1に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項4】
前記駆動ユニットの各運動モジュールのギアプレートは、フライホイールの歯車部と噛み合う短径部、及び短径部の軸方向両側にそれぞれ密着し、さらに径方向に沿って外へと延伸する2個の長径部を備え、
各運動モジュールの振り子は、各長径部外側にそれぞれ固定され、さらに相互に対称なサイドブロックを備えることを特徴とする請求項1に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項5】
前記駆動ユニットの各運動モジュールのギアプレートは、フライホイールの歯車部と噛み合う短径部、及び短径部の軸方向両側にそれぞれ密着し、さらに径方向に沿って外へと延伸する2個の長径部を備え、
各運動モジュールの振り子は、各長径部外側にそれぞれ固定され、さらに相互に対称なサイドブロックを備えることを特徴とする請求項2に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項6】
前記スターターユニットの能動部材及び各受動部材は、各ギアプレートの長径部においてそれぞれ連動されることを特徴とする請求項5に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項7】
前記各運動モジュールは、フライホイールの下方に位置し、さらに相互に隣接する任意の2個の運動モジュールの間隔距離は相互に等しいことを特徴とする請求項1に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項8】
前記各運動モジュールは、フライホイールの下方に位置し、さらに相互に隣接する任意の2個の運動モジュールの間隔距離は相互に等しいことを特徴とする請求項2に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項9】
前記各運動モジュールは、フライホイールの下方に位置し、さらに相互に隣接する任意の2個の運動モジュールの間隔距離は相互に等しいことを特徴とする請求項4に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項10】
前記各運動モジュールは、フライホイールの下方に位置し、さらに相互に隣接する任意の2個の運動モジュールの間隔距離は相互に等しいことを特徴とする請求項5に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【請求項11】
前記各運動モジュールは、フライホイールの下方に位置し、さらに相互に隣接する任意の2個の運動モジュールの間隔距離は相互に等しいことを特徴とする請求項6に記載の多数の振り子が連動する駆動装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は駆動装置に関し、特に多数の振り子を備えた運動モジュールにより連動され、相互補完運動を形成する駆動装置である多数の振り子が連動する駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示すように、従来の駆動装置1は、発電機10の駆動に適用され、発電機10に連動するリングギア11、及びリングギア11と連結し、さらにリングギア11の回転と連動する駆動ユニット12を備える。
【0003】
駆動ユニット12は、リングギア11と相互に噛み合うフライホイール121、フライホイール121上に固定される重量モジュール122、及びフライホイール121に回転の初期動力を提供するモーター123を備える。
【0004】
モーター123が初期動力を提供すると、駆動ユニット12は連動され運転を開始する。
【0005】
重量モジュール122は、フライホイール121の外周をモーメントアームとして、リングギア11に対して慣性モーメントを提供し、これによりフライホイール121が回転すると、リングギア11が回転し、発電機10を駆動する。
【0006】
しかし、フライホイール121が重量モジュール122の慣性モーメントに連動されて回転すると、重量モジュール122のスイング動作は、その所在位置の重力の作用を受けて制御されるが、スイング動作の上昇及び下降過程において、重力の作用方向が絶えず変化することで、フライホイール121の運転速度は明らかに不安定になる。
【0007】
これにより、リングギア11が回転する時、回転速度が不安定な状況が発生し、発電機10を安定的に駆動することができないため、改善の必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、駆動機能をより安定的に発揮できる多数の振り子が連動する駆動装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明による多数の振り子が連動する駆動装置は、駆動設備(発電モーター或いは発電機など)の駆動に適用され、被駆動設備への連接に適用されるパッシブユニット、パッシブユニットの連動に適用される駆動ユニット、駆動ユニットへの連接に適用されるスターターユニットを含む。
【0011】
パッシブユニットは、被駆動設備と同軸或いは非同軸に設置され、さらに外周縁に形成される多数の歯車部のフライホイールを備える。
【0012】
駆動ユニットは、相互に間隔を開け、それぞれフライホイールに連接する3個の運動モジュールを備え、各運動モジュールは、フライホイールの各歯車部と噛み合うギアプレート、及びギアプレート上に設置される振り子を備え、さらに、二次元座標上の対応する角度により示すと、各振り子が個別に対応するギアプレート上の位置にある時、各運動モジュール上の各振り子のギアプレート上の相互に対応する位置間は、それぞれ120度の角度差を備える。
【0013】
スターターユニットは、始動の回転動力を提供するのに用いられるスターターモーター、スターターモーターにより連動され、各運動モジュールの内の一つに連接される能動部材、それぞれ別の2個の運動モジュールに連接される2個の受動部材、及び能動部材と各受動部材の間にそれぞれ連接され、さらに、スターターモーターを起動する時、各運動モジュールと連動し、同時に回転させる2個のトランスミッション部材を備える。
【発明の効果】
【0014】
本発明の効果は以下の通りである。
駆動ユニットの各運動モジュールがそれぞれ対応する振り子は、各ギアプレート上の位置間の角度差が120度になるようにそれぞれ設置されるため、各ギアプレートが各トランスミッション部材の連動関係を通して、同時に運転される時、各振り子は重力を受けスイングし、回転速度の差の時間点が相互にずれ、さらに、全体的な動力伝達の時間経過において平均的に分布し、これにより各振り子の間に生じる動力は増減し相互に補完し合い、パッシブユニットが連動された後の運転速度はよりバランスよく安定し、こうして被駆動設備をさらに安定的に駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図2】本発明の正面図であり、多数の振り子が連動する駆動装置の一実施例、及び実施例のパッシブユニット及び駆動ユニットを説明する。
【
図3】本発明の上面図であり、実施例のスターターユニットを説明する。
【
図4】
図3の局部拡大図であり、駆動ユニットの1個の運動モジュールを
図3に合わせて説明する。
【
図5】
図2に類似の模式図であり、実施例の運転状況を
図2に合わせて説明する。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[実施例]
図2に示すように、本発明による多数の振り子が連動する駆動装置の一実施例は、被駆動設備9(発電モーター或いは発電機など)の駆動に適用される。
【0017】
本実施例は、被駆動設備9への連接に適用されるパッシブユニット2、パッシブユニット2の連動に適用される駆動ユニット3、駆動ユニット3への連接に適用されるスターターユニット4を含む。
【0018】
パッシブユニット2は、被駆動設備9と同軸或いは非同軸で連動設置され、さらに、外周縁に形成される多数の歯車部211(
図4参照)を備えるフライホイール21を備え、つまりフライホイール21は、実質的には大きな寸法の1個の歯車である。
【0019】
本実施例において、被駆動設備9は発電機を例として説明する。
【0020】
被駆動設備9の具体的実施に対応し、パッシブユニット2及び被駆動設備9を具体的に説明すると、ブレードに置換できる風力発電機ユニットであるが、特定の機構により動力が提供され運転する設備でなければならず、本実施例を使用して駆動し運転することともでき、上述の応用方式に限定されるものではない。
【0021】
図2と
図3に示すように、駆動ユニット3は、相互に間隔を開け、それぞれフライホイール21に連接する3個の運動モジュール30を備える。
【0022】
二次元座標上の相互に対応する角度により、各運動モジュール30が、フライホイール21にそれぞれ対応する位置を示すと、各運動モジュール30は、フライホイール21の下方に位置し、さらに、各運動モジュール30の所在位置が、フライホイール21に相対して形成する角度差は、60度が好ましく、さらに、相互に隣接する任意の2個の運動モジュール30の間隔距離は相互に等しい。
【0023】
各運動モジュール30は、フライホイール21の各歯車部211と噛み合うギアプレート301、及びギアプレート301上に設置される振り子302を備える。
【0024】
各ギアプレート301は、フライホイール21の各歯車部211と噛み合う短径部303、及び短径部303の軸方向両側にそれぞれ密着し、さらに径方向に沿って外へと延伸する2個の長径部304を備える。
【0025】
各振り子302は、各長径部304にそれぞれ固定され、さらに、相互に対称な2個のサイドブロック320を備え、これによりバランスよく配置され、個別のギアプレート301の回転を安定的に連動でき、こうして単一のギアプレート301が、両側の重量のバランスが取れていないことが原因で、不安定にぐらつくことを回避でき、また振り子302を長径部304に設置することで、フライホイール21の短径部303に連接するより、より長いモーメントアームを形成でき、駆動時により大きい駆動トルクを発生し、相対的な省力の目的を達成する。
【0026】
図2に示すように、二次元座標の相互に対応する角度により、各振り子302が個別に相互に対応するギアプレート301上の位置を表示すると、各運動モジュール30上の各振り子302の、各所在ギアプレート301上の相互に対応する方位の間は、それぞれ120度の角度差を備える。
【0027】
よって、もし3個の運動モジュール30の振り子302の配置方位を、同一の360度の円に配置すると考えるなら、各振り子302の各初期位置に接近し、単一の運動モジュール30上で、角度差がそれぞれ120度である3個の位置上に平均に配置される。
【0028】
パッシブユニット2のフライホイール21の半径は、各運動モジュール30のギアプレート301の半径より大きく、フライホイール21と各運動モジュール30を完全なシステム化機構として設置するのに有利である。
【0029】
図2~
図4に示すように、スターターユニット4は、始動の回転動力を提供するのに用いられるスターターモーター41を含み、スターターモーター41が連動する能動部材42は、各運動モジュール30の内の一つに連接され、別の2個の運動モジュールは、フライホイール21と単純に連動し、或いは受動部材43をそれぞれさらに連動し、さらに2個のトランスミッション部材44により、能動部材42と各受動部材43の間にそれぞれ連接され、さらに、スターターモーター41を起動する時、各運動モジュール30を連動させて同時に回転させる。
【0030】
能動部材42及び各受動部材43を具体的に説明すると、それぞれ各ギアプレート301の長径部304と噛み合う歯車部材で、各トランスミッション部材44は、歯車部材に嵌めて設置するベルト(或いはスプロケット)を選択できる。
【0031】
図5と
図2に示すように、本実施例の作動の説明の便のため、
図5中で、各運動モジュール30をそれぞれ30a、30b、30cと表示し、スターターモーター41及び能動部材42は運動モジュール30aに連接する。
【0032】
スターターモーター41が回転すると、能動部材42及び運動モジュール30aのギアプレート301が連動し回転が開始され、能動部材42と各受動部材43に連接するトランスミッション部材44は、能動部材42の回転運動を各受動部材43に伝達し、これにより各運動モジュール30b、30cの各ギアプレート301と連動し回転を開始させる。
【0033】
続いて、各運動モジュール30がすべて順調に回転を開始し、パッシブユニット2のフライホイール21を安定的に連動すれば、各運動モジュール30に対するスターターモーター41の連動を適時に停止、或いは離脱でき、各運動モジュール30及びフライホイール21に蓄積された回転慣性により、位置エネルギーを運動に転換し、被駆動設備9の運転を共同で連動する。
【0034】
以下に本願発明の作用について説明する。
各振り子302間の相互に間隔を開けたスイング動作角度差を120度にする配置により、任意の一個の振り子302が対応するギアプレート301で回転し、最低点から最高点位置を回復し回転速度が低下すると、他の振り子302に対応し、高点から低点位置のギアプレート301に戻り、振り子302が下降することで生じる加速の作用により、前者で低下した回転速度を補償し、運転速度全体は、より安定しバランスが良くなる。
【0035】
さらに
図2を用いて説明すると、運動モジュール30aの振り子302が最底端まで移動すると、なお慣性モーメントがある状況下で、運動モジュール30bの振り子302は、ちょうど最高点を越え、落下体加速のインパルスを生じ、この時、運動モジュール30cは、上述の慣性モーメント及び加速度インパルスの連動を受け、最高点を越え、相互補償連動を持続的に循環する。
【0036】
各振り子302が異なる位置において発生する可能性がある異なるトルクを通して、各振り子302は、重力を受けスイングし、回転速度の差の時間点が相互にずれ、相互間の回転速度は増減して相互に補完されバランスを達成し、回転過程中に回転速度の差により生じる速くなったり遅くなったりする不安定現象を取り除き、よって相互連動の状況下で、パッシブユニット2の運転速度がさらに安定しバランスが良くなるという目的を達成し、被駆動設備9をさらに安定的に駆動できる。
【0037】
この他、パッシブユニット2のフライホイール21の半径は、各運動モジュール30のギアプレート301よりはるかに大きく、よってフライホイール21が連動され安定的に運転される時、その蓄積された回転慣性は、各単一のギアプレート301の回転慣性よりはるかに大きく、よってこの状態で、運動モジュール30は運転中に上述のような回転速度に差が生じるようであっても、フライホイール21が大きく、安定運転の回転慣性作用の下、効果的に補償されバランスが取られ、全体的な運転は相互に補償し合う連動下において、安定は維持され、バランスが良い。
【0038】
上記を総合すると、本発明による多数の振り子が連動する駆動装置の実施例において、各振り子302の、各ギアプレート301上での相対方位の角度差が120度である設計を通して、各ギアプレート301において、各トランスミッション部材44の連動関係を通していっしょに運転される時、各振り子302を相互に連動させ、単独の運動モジュール30に対して、作動の動力を増減させ、相互補完を達成し、さらに安定しバランスがとれた作用に近づけ、回転時に回転速度に落差を生じるという従来構造の欠点を改善することができる。
【0039】
これにより、パッシブユニット2の運転速度はさらに安定し、つまり被駆動設備9をさらに安定的に駆動することができるため、本発明の目的を確実に達成できる。
【0040】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
また、本発明により保護される範囲は後述される特許請求の範囲を基準とする。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は特許登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
【符号の説明】
【0042】
2 パッシブユニット
21 フライホイール
211 歯車部
3 駆動ユニット
30 運動モジュール
30a、30b、30c 運動モジュール
301 ギアプレート
302 振り子
303 短径部
304 長径部
320 サイドブロック
4 スターターユニット
41 スターターモーター
42 能動部材
43 受動部材
44 トランスミッション部材
9 被駆動設備