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  • 特開-集団ゲーミングファンド 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022171916
(43)【公開日】2022-11-11
(54)【発明の名称】集団ゲーミングファンド
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/34 20120101AFI20221104BHJP
【FI】
G06Q50/34
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022149827
(22)【出願日】2022-09-21
(62)【分割の表示】P 2020151387の分割
【原出願日】2014-02-05
(31)【優先権主張番号】13/760,631
(32)【優先日】2013-02-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】506361856
【氏名又は名称】シーエフピーエイチ, エル.エル.シー.
(74)【代理人】
【識別番号】100107364
【弁理士】
【氏名又は名称】斉藤 達也
(72)【発明者】
【氏名】アマイティス,リー
(72)【発明者】
【氏名】ラブレス,ジェイコブ
(72)【発明者】
【氏名】シングルトン,クイントン
(72)【発明者】
【氏名】ウィリアムス,ポール
(57)【要約】
【課題】ゲーム、他の種類のゲーム、及び/又は他の種類のゲーム及び/又は賭けにおけるプレーヤーの行動に基づくスポーツイベント、ライブスポートイベントに関連する、集団ゲーミングファンドを提供する。
【解決手段】ゲーミング主体は、金銭のファンドの賭けから金銭を勝ち取る試みにおける、ゲーミング市場に公開される金銭のファンドを確立してよい。ゲーミングオペレータは、ゲーミング市場における流動性を生成する為に、プール又はファンドを使用してよい。様々なゲーム者は、プール又はファンドの様々な部分とマッチングすることによって、ゲーミング主体と一緒にゲームに入ってよい。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体であって、前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、
前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチする、
装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
一部の実施形態は、ゲーム、他の種類のゲーム、及び/又は他の種類のゲーム及び/又は賭けにおけるプレーヤーの行動に基づくスポーツイベント、ライブスポートイベントに関連してよい。
【背景技術】
【0002】
ゲーミングは、賭けを行うことを含んでよく、及び/又は、イベントが発生したりしなかったりした場合に金銭を獲得するイベントに関連するゲームに参加することを含んでよい。ファンタジーのスポーツは、実際のスポーツのゲームにおいて発生するイベントに関連する1つ以上のゲームを含んでよい。
【図面の簡単な説明】
【0003】
図1】一部の実施形態において使用され得る方法の一例を示す図である。
図2】一部の実施形態において使用され得るシステムの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0004】
概要
以下は、請求項ではなく、実施形態であるものと理解されたい。
【0005】
A.装置であって、プロセッサと、記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体であって、前記命令が前記プロセッサによって実行された時に前記装置に、ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、;前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、;前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、;前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、;前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定し、前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開し、;前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、;前記少なくとも1つのゲームを決める、ことを行わせる一時的な媒体とを備える装置。
【0006】
A.l.前記1つ以上の部分は、合計して金銭の前記額未満になる複数の部分を含む、請求項Aの装置。A.2.前記1つ以上の部分を決定することは、前記部分が予想される要求に合致することが予想されるように、ゲームの為の過去の要求に基づいて、前記1つ以上の部分を決定することを含む、請求項Aの装置。A.3.前記ゲーミング主体は、アルゴリズム化のゲーミング主体、ヘッジファンド、及びミューチュアルファンドの少なくとも1つを含む、請求項Aの装置。A.4.前記相手方は、普通のゲーム者を含む、請求項Aの装置。
【0007】
A.5.前記1つ以上の部分を公開することは、他のゲーム者によって参加されることが可能な新たなファンタジーのスポーツリーグをゲーミングオペレータで作成すること含む、請求項Aの装置。A.5.1.前記少なくとも1つの部分をマッチすることは、前記ファンタジーのスポーツリーグの第1のリーグに参加する為に前記相手方からのリクエストを受け取ることと、前記ゲームを形成する為に前記リーグに前記相手方を入れることとを含む、請求項A.5の装置。A.6.前記装置は、ファンタジーのリーグにおいて、ユーザを巻き込むゲームを形成するゲーミングオペレータの装置を含む、請求項Aの装置。A.7.前記1つ以上の追加的な部分を決定することは、前記少なくとも1つの部分のための1つ以上の交換部分を決定することを含む、請求項Aの装置。A.7.1.前記1つ以上の交換部分は、変化する要求が前記交換部分によって合致することが予想されるように、ゲーミングの為の要求に基づいて決定している、請求項A.7の装置。
【0008】
A.8.前記ゲームは、ファンタジーのスポーツゲームを含み、前記特性は、前記相手方及び前記ゲーミング主体夫々の為のチームを含む、請求項Aの装置。A.8.1.前記命令は、前記装置に、前記ゲーム者からの第1のチーム及び前記ゲーミング主体からの第2のチームを受け取り、前記第1のチーム及び前記第2のチームをマッチするために前記特性を設定する、ことを行わせる、請求項A.8の装置。A.8.1.1.前記特性は、前記第1のチーム及び前記第2のチームの間のスプレッドを含み、前記命令は、前記装置に、前記第1のチームのメンバーによって獲得される予想される点数の第1の合計と、前記第2のチームのメンバーによって獲得される予想される点数の第2の合計を決定し、前記第1の合計及び前記第2の合計の差を決定する、ことを行わせる、請求項A.8.1の装置。A.8.1.1.1.各メンバーの各予想される点数は、真の予想される値から下へ傾けられる、請求項A.8.1.1の装置。
【0009】
A.9.前記ゲームを決めることは、1つ以上のイベントに基づいて前記ゲームの結果を決定すること、及び呼応して1つ以上の金銭のアカウントを調整すること、を含む、請求項Aの装置。A.10.前記少なくとも1つの部分は、前記ゲーミング主体が複数のゲーム者各々と一緒に複数のゲーム各々に入れられるように、ゲーム各々を形成する為にゲーム者各々からの相手の興味各々にマッチされる複数の部分を含む、請求項Aの装置。A.10.1.前記少なくとも1つのゲームの為の前記特性を設定することは、前記複数のゲーム各々の特性を設定することを含む、請求項A.10の装置。A.10.1.1.前記複数のゲーム各々の各前記ゲームは、ファンタジーのスポーツゲームを含み、前記命令は、前記装置に、前記複数のゲームの全ての為に使用される前記ゲーミング主体からファンタジーのチームを受け取る、ことを行わせ、前記ファンタジーのチームは、前記複数のゲームの全てに前記チームを割り当てる為に前記主体からの単一のコマンドとして受け取られる、請求項A.10.1の装置。
【0010】
A.ll.前記命令は、前記装置に、前記ゲーミング主体から金銭の第2の額の指示を受け取り、金銭の前記第2の額の少なくとも1つの第2の部分を前記ゲーミング市場に公開する、ことを行わせる、請求項Aの装置。A.11.1.前記命令は、前記装置に、金銭の前記額の部分及び金銭の前記第2の額の部分の間のマッチを防止する、ことを行わせる、請求項A.llの装置。A.11.2.前記命令は、前記装置に、前記ゲーミング主体が、金銭の前記第2の額への金銭の前記額の間に定義した関係に基づいて、前記少なくとも1つの部分を金銭の前記額に割り当てる、ことを行わせる、請求項A.llの装置。A.11.2.1.前記関係は、ゲーム者を前記額及び前記第2の額へマッチする為の比率を定義する、請求項A.ll.2の装置。A.11.2.2.前記命令は、前記装置に、第2のゲーム者及び前記ゲーミング主体の間のゲームを形成する為に、前記第2部分をマッチし、前記第1のゲームよりも前記第2のゲームと異ならせる為に特性を設定する、ことを行わせる、請求項A.11.2の装置。A.11.3.前記額は、前記ゲーミング主体によって実行される第1のアルゴリズムに基づいており、前記第2の額は、前記ゲーミング主体によって実行される第2のアルゴリズムに基づいている、請求項A.llの装置。A.12.前記1つ以上の部分を決定することは、より少ない部分の前により多い部分が公開されるダッチオークションをシミュレートする為に、前記部分を決定することを含む、請求項Aの装置。
【0011】
B.方法であって、ゲーミングオペレータのコンピューティング装置によって、ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取るステップと、前記コンピューティング装置によって、前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定するステップと、前記コンピューティング装置によって、前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開するステップと、前記コンピューティング装置によって、前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチするステップと、前記コンピューティング装置によって、前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定するステップと、前記コンピューティング装置によって、前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開するステップと、前記コンピューティング装置によって、前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定するステップと、前記コンピューティング装置によって、前記少なくとも1つのゲームを決めるステップと、を含む方法。
【0012】
I.実施形態の一例
一部の実施形態は、ゲーミング市場への、ファンドの大量のブロックのゲーミング主体の投資を促進する。例えば、ヘッジファンド、ミューチュアルファンド、ある種のファンドマネージャ、及び/又は、いくかの他の主体は、1つ以上のイベントの発生に基づいて、ゲーミング市場において、相対的に多額の金銭を賭けることを望んでよい。例えば、そのような主体は、ファンタジーゲーミング市場、スポーツゲーム環境、カジノ賭け市場、及び/又は他の種類のゲーム市場への参加を望んでよい。そのような主体は、ファンドのプロのマネージャ又は投資家、ブロックゲーム者(block gamer)、リクィディティプロバイダ(liquidity provider)、及び/又は他のゲーミング市場の参加者として機能してよい。
【0013】
口語的には、ゲーミングは賭けと称してもよいが、実施形態は運により左右されるゲームに限定される法定上の賭けに限定されずに、むしろ技能を必要とするゲーム、ファンタジーのゲーム、賭け及び/又は他の種類のゲームを含んでよく、それによってゲーミングという用語は、賭けを行うという用語よりもむしろ一部の実施形態の説明の時に使用されることについて、理解されたい。ゲーミングは、いくつかのイベントが発生する金銭の額の賭けを含んでよい。そのような賭けは、技能及び/又は賭けベース、ブックド(booked)及び/又はパリミューチュアル(pari-mutuel)であってよく、及び/又は望まれるいくつかの形式をとってよい。ゲーミングは、イベントの発生に基づくコンテストに入るために入場料を支払うことを含んでよい。そのようなコンテストの勝者には、賞金(例えば、コンテストの入場料の合計に基づく金銭)が与えられてよい。賭けを行うことは、本明細書では、いくつかの例におけるそのような技能又は賭けベースのゲーミングを参照する為に使用されてよく、特記しない限り、1つ又は他の種類のゲーミングに限定されると理解されるべきではない。ゲーミングは、賭けを行うこと、賭けること、金銭を賭けること、コンテストへの入場料を支払うこと、及び/又は望まれる通りの他のゲーミングの形式を含んでよい。様々な実施形態は、いくつかの組合せ及び/又は取り合わせにおけるゲーミングのいくつかの種類に適用できる。
【0014】
ゲーミング市場への金銭の投資の促進の為に、ゲーミングオペレータは、イベントの為のゲーミング市場に金銭の部分(portions)を提示してよい。他の相手方は、これらの部分の為の主体と一緒にゲームに入ってよい。追加的な部分は、そのような形成される時、ゲームとして市場に提示されてよく、それによって、全額がそのようなサブゲームを介して市場にいれられてよい。一部の実施形態は、そのような大量のブロックのゲーミングを促進する為の様々な方法を含んでよい。一部の実施形態は、ゲーム者によるファンドのプール及び/又はさもなければプロの経営の為のファンドの割り当てが可能になる様々な方法を含んでよい。
【0015】
ファンタジーのゲーム例
一部の実施形態では、ゲームはファンタジーのゲームであってよい。実施形態はファンタジーのゲームに限定されないが、例が、非限定的な手法でのファンタジーのゲームに関して与えられていることについて、理解されたい。また、ファンタジーのゲーム及びオペレーションの例は、非限定的な手法で与えられており、他の実施形態は、望まれる通りの賭けが行われる、いくつかのファンタジー又は非ファンタジーのゲーム又はイベントを含んでよい。米国特許出願61/479,539、12/605,826、13/160,746及び/又は61/668,245は、本明細書における参照によって本明細書に組み込まれる。一部の実施形態で使用され得るファンタジーのゲーム及び/又は賭けのいくつかの例は、これらの参照において記載される。
【0016】
様々な例は、ファンタジーイベントの人気のあるバリエーション、すなわちファンタのジースポーツに関して与えられるが、様々な実施形態がいくつかのファンタジーイベントを含んでよいことについて、理解されたい。一部の実施形態では、ファンタジーのスポーツは、コーチ及び/又はジェネラルマネージャと同様な役を行う為に、参加者のための様式を提供してよい。一部の実施形態では、参加者は、ドラフト、作成、トレード、解雇の能力及び/又はさもなければファンタジーのチームを管理する能力が与えられてよい。
【0017】
イベント、参加者、及び/又はファンタジーイベントに関係してよいプレーヤーは、いくつかの望まれるイベント、参加者、及び/又はプレーヤーを含んでよい。例えば、いくつかのイベントは、政治的なイベント(例えば、選挙)、スポーツイベント(例えば、フットボール、野球、バスケットボール、ホッケー、サッカー、ラグビー、ゴルフ、テニス、自動車レース、動物レース)、競争(ポーカー、受験(test taking)、石投げ(rock throwing)、木の成長(tree growing))、他のイベント等を含んでよい。例えば、ある参加者及び/又はプレーヤーは、政治家、人間のプレーヤー、動物の参加者、ロボット、自然現象、植物、物理的な事項等を含んでよい。ファンタジーイベントの競争は、何らかの活動に基づいて構成されてよいことについて、理解されたい。例えば、ファンタジーの競争は、活動に基づいて構成されてよく、ファンタジーの競争の参加者は、いくつかの基礎をなす活動(例えば、風速、選挙、木の成長、野球等)に関する観測又は統計に間接的に基づいて、競争してよい。
【0018】
チームは、クラブ(例えば、サッカークラブ)、1つ以上のスポーツでの個人、1つ以上のイベントでの1人以上の個人、及び/又は同様な概念の他のバリエーションを含むと理解されたい。活動の為のファンタジーのチームは、1人以上のメンバーを含んでよく、このメンバーの各々は、活動での1人以上の現実の及び/又は活動中の参加者の各々に対応する。例えば、スポーツの為のファンタジーのチームは、スポーツの1人以上のプレーヤーを含んでよい。プレーヤーは、スポーツの為の現実のリーグでの活動中のプレーヤーを含んでよい。プレーヤーは、1つ以上の現実のスポーツリーグからの活動中のリーグのプレーヤーを含んでよい。
【0019】
一部の実施形態では、チームのメンバーは、現実のチームの一部を含んでよい。例えば、一部の実施形態では、ファンタジーのチームの為に選択されているチームの特定のメンバーの追加として及び/又は代替として、チームの一部がファンタジーのチームの為に選択されてよい。例えば、フットボールチームの防御的なチームは、防御的なチームの実際上のメンバーにかかわらず、ファンタジーのチームの為に選択されてよい。従って、そのようなファンタジーのチームのスコアリングは、チームの単一のメンバーよりむしろ防御的なチーム全体のアクション及び/又はパフォーマンスに関係してよい。
【0020】
一部の実施形態では、ファンタジーのスポーツゲームの参加者は、スポーツの為のファンタジーのチームを形成する為にメンバーを選択してよい。一部の実施形態では、参加者は、ファンタジーのチームを形成する為に、現在現実に活動しているプレーヤーを、選択又は「ドラフト」してよい。従って、スポーツの為のファンタジーのチームは、複数のメンバーを含んでよく、このメンバーは各々、スポーツの各プレーヤーに対応する。一部の実施形態では、ファンタジーのチームの為の選択されるメンバーは、プレーヤーのグループ(例えば、特定のフットボールチームのディフェンスが、ファンタジーのチームのメンバーであってよく、特定の野球チームの外野が、ファンタジーのチームのメンバーであってよい等)を含んでよい。
【0021】
一部の実施形態では、複数の参加者は、ファンタジーのリーグを形成してよく、ファンタジーのリーグ内でプレーヤーを選択してよい。リーグにおける各プレーヤーは、リーグに参加する為に料金を支払ってよい。料金は、賞金支払における使用の為にゲーミングオペレータによってプールされてよく、賭け金としてゲーミングオペレータによってブックされてよく、及び/又は料金としてゲーミングオペレータに支払われてよい。ファンタジーのリーグは、ファンタジーのゲームとして参照されてよく、リーグにおいて勝利する参加者は、(例えば、ゲーミングオペレータから、ゲーミングオペレータによって扱われているプールされているファンドから、リーグに参加する為に支払われた料金に基づいて等の)いくらかの賞金を受け取ってよい。例として、ファンタジーのフットボールリーグでは、複数のリーグ参加者(例えば、2名)は各々、彼らのファンタジーのチームにおいて1人以上(例えば、5名)のプロのフットボールプレーヤーを選択してよく、リーグの一部になる為に料金(例えば、10ドル)を支払ってよい。現実のスポーツイベントでのこれらの選択されたプレーヤーのパフォーマンスに基づいて、参加者は、ファンタジーのスポーツリーグにおいてポイントを獲得してよく、勝者が決定されてよく賞金が支払われてよい(例えば、20ドルマイナス、ゲーミングオペレータによってとられるいくらかの賭け手数料(rake))。
【0022】
賭けの形式及び/又は、そのようなゲーム及び/又はゲーミングオペレータへのパーティ間及び/又は内における関係の形式は、いくつかの形式をとってよいことについて、理解されたい。ゲームを形成する等の用語は、いくつかのそのような形式を参照する為に、広い意味において使用されている。例えば、賭けは2人の参加者間において直接的に確立されてよく、契約上の義務はゲーミングオペレータと各参加者との間に別々に確立されてよく、金銭が投資されてよいパリミューチュアルプール(pari-mutuel pool)が確立されてよく、金銭が投資されてよい賭けのブック(book of bets)が形成されてよく、及び/又はゲームを形成する望まれる方法が使用され得る。一部の実施形態では、ゲームを形成する為に、ゲームの各参加者は、コンテストへの入場の為にコンテストの入場料を支払ってよい。そのような料金は、一緒にプールされてよく、勝者に支払う為に使用され得る。データストラクチャは、形成されるゲームに関する情報、及び/又はゲーム者及び/又はゲームについての他の情報を記憶してよい。
【0023】
一部の実施形態では、中央当局(例えば、ゲーミングオペレータ)が、ファンタジーのスポーツゲームの為のルールを確立して及び/又は施行してよい。そのような中央当局は、カジノ、サーバ、ハウス、ブックメーカ(book maker)、ウェブサイト、及び/又は他の望まれるゲーミングオペレータを含んでよい。そのような中央当局は、コミッショナ及び/又は収入役として参照されてよい。一部の実施形態では、多数の主体は、中央当局(例えば、1つの収入役及び1つのコミッショナ)のような別々の部分として動作してよい。一部の実施形態では、中央当局は、ゲームの結果を決定したり、賭けを受け入れたり、バランスを調整したり、金銭を受け入れたり、ゲームコンディションが満足しているかを決定したり、リーグを確立したり、アカウントを維持したり、賞金を支払ったり、本明細書に記載の機能を促進する方法を実行したり等を行うように構成されてよい。中央当局は、ゲーミングを促進する為に、1つ以上の活動を行うように構成されている1つ以上のコンピューティング装置(例えば、サーバ、プロセッサ、モバイル装置等)を含んでよい。
【0024】
一部の実施形態で使用されるゲームの1例は、カンターファイブ(Cantor 5)(又は、カンター何らの数)ゲームを含んでよく、このゲームは、カンターゲーミング(Cantor Gaming)及び/又はカンターデータサービス(Cantor Data Services)によって提供されてよい。そのようなゲームでは、リーグが(例えば、プレーヤー及び/又はオペレータによって)開かれてよい。いくつかの非限定的な例は2人のリーグに関して与えられるが、リーグは、何人か(例えば、2人、5人、10人等)のユーザであってよい。リーグが満員の時(例えば、最大数のプレーヤが参加した時)、リーグは閉じられてよく、ゲームはリーグに参加したプレーヤー間/内に形成されてよい。よって、例えば、ユーザは、50ドルのカンターファイブゲームを行うことを望んでよく、従って、ウェブサイトを介する情報入力によって、50ドルの買い付け(buy-in)(例えば、賭けられる額、コンテストの入場料)で2人のカンターリーグを形成してよい。第2のユーザは、形成されたリーグをウェブサイトを介して見てよく、リーグに参加してよい。その点で、プレーヤーは、互いに50ドルのゲームに入られてよい。カンターは、ファンタジーのサービスを提供する為に買い付けの上前をはねて、買い付けの残りを、ゲームの勝者への賞金の支払いの為に使用してよい。カンターは、勝者にいくらかの賞金を提供する為に使用され得るプールに買い付けをプールしてよい。
【0025】
ゲームのスタート及び/又は他の締め切りのトリガーの前のいくつかの時点で、各プレーヤーは、ファンタジーのチームの為のメンバーを選択することが要求されてよい。メンバーは、いくつかの様式(例えば、ラウンドロビン、個別的に等)で選択されてよい。一部の実施形態では、各プレーヤーは、独立してチームを選択してよく、従って、1人のプレーヤーのチームが他のプレーヤーのチームに影響せずに、各プレーヤーはチームにおいて何人かの又は全ての同じプレーヤーを有してよい。ゲーミングオペレータ(例えば、カンター)は、(例えば、チームにおける各プレーヤーの過去のパフォーマンスに基づいて)各チームの為の予想される合計点を設定してよい。そのような予想される合計点を設定する為に、より高いパフォーマンスを行うプレーヤーを選択するのをプレーヤーに奨励する為に、カンターは、故意に、より低い数に傾けてよい。各チームの割り当てられる予想値に基づいて、チーム間のスプレッドが作成されてよい。例えば、チームAが95点の獲得が予想され、チームBは97点の獲得が予想される場合、それから各チーム間の2点のスプレッドが形成されてよい。実際のゲームのプレーに基づいて、勝者がゲームの為に決定されてよく、その結果、チームBが例えば、2点以上にて勝った場合、スプレッドに勝るのでチームBが勝利チームになる。
【0026】
この例が非限定的な単なる一例であり、ファンタジーのゲーミング及び/又は、又は他のゲーミング/賭けの様式が望まれる通りに使用され得ることについて、理解されたい。
【0027】
方法例
図1は、本明細書に記載のいくつかのような、ブロックのゲーミング及び/又はいくつかのプールされるゲーミングの機能を促進する為に、一部の実施形態で行われてよい方法例を示す。方法例は、ゲーミングオペレータ、ゲーミング主体、ゲーミング主体の相手方、サードパーティ、他の主体、及び/又はそれらのいくつかの組合せによって行われてよい。一部の実施形態では、そのような方法は、コンピューティング装置(例えば、ゲーミングオペレータのサーバ)によって行われてよい。そのようなコンピューティング装置は、例えばゲーミング情報の入力及び/又はゲームについての情報の通信を可能にするユーザインターフェース及び/又はAPIを介して、他のコンピューティング装置(例えば、ユーザ装置、アルゴリズム化の賭けを行う装置等)と通信してよい。
【0028】
101において示されているように、一部の実施形態は、ゲーミング主体からゲーミングの為の金銭の額の指示を受けることを含んでよい。そのような指示を受けることは、隠された額(例えば、ゲーミング市場の為の隠された注文のサイズ)を有する能力と一緒にゲーミング市場における賭けられる額の指示を受けることを含んでよい。そのような指示を受けることは、大量のブロックの取引注文であって、注文全てを満たす為に注文の各部が別々に動作するものと同様に取り扱われてよい額の指示を受けることを含んでよい。そのような指示は、アルゴリズム化のゲーミング装置からのAPIを介してゲーミングオペレータによって受け取られてよい。受け取ることは、様々な特性を受け取ることを含んでよく、この特性は、1つ以上の望まれるゲーム及び/又はそのようなゲーム(例えば、賭け、ファンタジーのゲーム、スポーツの賭け)における賭けられた金銭の合計を定義する。例えば、金銭の額、金銭の提示のされ方、1つ以上のゲームの為のチーム、他の額に関する額の使用され方、及び/又は望まれる情報が受け取られてよい。
【0029】
103において示されているように、一部の実施形態は、ゲーミング市場に公開する為に、金銭の額の部分の1つ以上を決定することを含んでよい。例えば、ゲーミングオペレータは、1つ以上のサイズのゲームについての予想される要求を決定してよく、そして呼応して、(例えば、そのような1つ以上の階級のゲームを提供することによって)対応する金銭の額をゲーム市場に公開してよい。要求は、過去の要求、現在の要求及び/又は他の情報に基づいてよい。いくつかの望まれる情報は、合計してその額(例えば、要求、ゲーミング主体からの指示、プレーヤーからのリクエスト等)になるゲームの額及び/又は構成を決定する為に使用され得る。市場に公開することは、その金銭の額の為の、及び/又(例えば、開いているファンタジーのリーグ及び/又はそのような買い付け額で参加しているファンタジーのリーグ)階級のいくつかの組合せにおいてなるその金銭の額の合計の為の、1つ以上のゲームを提供することを含んでよい。公開される額は、ゲームを形成する為に他のユーザによって受け取られてよい額又は下位額(sub-amounts)の合計を含んでよい。一部の実施形態では、複数の下位額が決定されてよく、それによって多様なゲームが公衆に利用可能になる。例えば、多額はいくらかの人々の為には多すぎるが、少額はいくらかの人々の為には少なすぎ、よって多数の額は、他のゲーム者に予算に依存するオプションを与える為に公開されてよい。一部の実施形態では、提供される多数の額の合計は、金銭(及び/又は多数のブロックが一緒に動作する実施形態における様々な金銭の額のいくつかの合計)の当該額以下であってよく、それによってゲーミング主体は、イベントにおいて賭けることを望む金銭の額を越えて、過度に公開されない。
【0030】
一部の実施形態は、1つ以上のゲームのいくつかの組合において、金銭の額を公開することを含んでよい。公開することは、すでに存在しているゲームに参加すること及び/又は他のゲーム者にゲームを提供することを含んでよい。例えばリーグが始められて及び/又は各部分の額を使用して作成されてよく、賭けの為替手形が入れられてよく、カジノで賭けが行われてよく、賭け金が賭けられてよく、及び/又はゲーミング市場に金銭の額を公開する為にいくつかの他の行動がとられてよい。
【0031】
105において示されているように、一部の実施形態は、主体及び相手方の間にゲームを形成する為に、公開される額の少なくとも部分を相手方にマッチすることを含んでよい。例えば、少なくとも部分に基づいてリーグに参加することを望む指示が、相手側から受け取られてよい(例えば、ファンタジーのリーグに参加することを望む他のゲーム者、主体と一緒に賭けを始める等)。そのような指示の受け取りは、相手方が形成されるリーグにウェブサイトのインターフェースを介して参加するのを望むこと、の指示を受けることを含んでよい。この例は非限定的であり、マッチすること又はマッチを決定することの他の方法が使用され得る(例えば、賭けの交換、インターフェース賭けを直接的に提示するようなゲーミングオプションの他の非リーグの提示等)ことについて、理解されたい。
【0032】
107において示されているように、一部の実施形態は、額の部分をマッチすることに応じて、ゲーミング市場に額の追加的な部分を公開することを含んでよい。例えば、部分は、部分がマッチされるごとに、新たに公開される部分に置き換えられてよい。金銭の額が達する及び/又はイベントにおけるゲームに参加する為の終了時間に達するまで、このマッチすること及び/又は公開することは継続されてよい。公開の合計は、金銭の当該額及び/又は金銭の別々のプールが一緒に動作する実施形態における金銭の額の合計以下に保持されてよい。一部の実施形態では、公開される部分は、知覚されるニーズ又は望みにあわせる為に、時間外に調整されてよい。例えば、大金を賭ける賭け者(high rollers)が、イベントが近づいている時に市場に入って来てよく、そのような賭け者をひきつける為により大きな部分が時間外に公開されてよい。一部の実施形態では、部分が、イベントの為のゲーミング市場の活動をシミュレートする為に公開されてよく、それによって、(例えば、部分を公開すること及び非公開にすること、及び/又は、市場において活動をシミュレートする為に公開される額を増加すること及び減少することによって)イベントが迫るにつれて、人々がイベントについてより興味深くなる。そのような活動の終了の時に、多数のゲームが形成されてよく、主体と様々な相手方を巻き込んでおり、合計してその金銭の額又はその額より小さく(又は、本明細書の他の部分において説明されるように、多数のプールが一緒に動作する実施形態では、大きく)なる。
【0033】
そのようなゲームを形成することは、他の部分において説明されるようにいくつかの形式をとってよい。例えば、契約上の同意(例えば、契約、賭け金等)は、各パーティ及び/又は主体の間で締結されてよい。そのような同意は、敗者に支払いの義務を負わせてよく、勝者が各ゲームでいくからの金銭(例えば、買い付け、賭けられた額)を取得することを可能にしてよい。他の例として、契約上の同意は、各パーティとゲーミングオペレータとゲーミング主体とゲーミングオペレータとの間において締結されてよい。そのような同意は、各ゲームにおいて勝利する主体にいくらかの金銭の額(例えば、買い付け額、賭けられた額)を支払う義務をゲーミングオペレータに負わせてよい。ゲーミングオペレータは、そのようなサービスを促進する為にいくらかの料金を(例えば、買い付け又は賭けられた額から)受け取ってよい。他の例として、コンテストの入場料がゲームを形成する為に(例えば、アカウントからプールへ移動されて)支払われてよい。1つ以上のデータストラクチャのエントリは、ゲームの形成を指示する為に生成されてよく、それによってゲームについての情報がトラックされてよい。ゲーム(賭けであるか又は金銭が賭けられてよい他の種類のゲーム)を形成するいくつかの様式は、様々な実施形態において利用されてよく、そうする様々な方法が技術分野において既知であることについて、理解されたい。
【0034】
109において示されているように、一部の実施形態は、様々なマッチされた部分に基づいて複数のゲームの夫々の為の特性を設定することを含む。一部の実施形態では、ゲームは、ファンタジーのゲーム及び/又は設定されるいくつかのエレメントを要求する他の種類のゲーム又は賭けであってよい。例えば、各相手方の為のチーム及び/又は各ファンタジーのゲームにおけるゲーミング主体は、リーグが形成される後に設定されることが要求されてよい。ゲーミングオペレータにより、各ゲームへのパーティが、イベントとリーグを形成することとの間(例えば、ゲームの基となっているイベントのスタートの終了まで)のいくつかの時にチームに入るのが可能になってよい。
【0035】
一部の実施形態では、ゲーミング主体は、額の様々な部分に基づいて、様々なゲームの為のチーム全てを一緒に、単一のコマンドを提示することによって単一のチームに設定してよい。ゲーミングオペレータは、コマンドを受け取って、そして呼応して多数のゲームにおけるチーム全てを設定してよい。ゲーミング主体がそのようなチーム全てを設定する為に単一のコマンドを提示することが可能になることによって、各ゲームが別々にチームの設定を有することが要求されてよい従来の環境に比べて、伝達時間及び/又はレイテンシを最小化することができる。この種類の単一コマンドは、主体のチームが相手方のチームに依存しなくてよいので、チームにおける重複が許可されている実施形態において、良く動作することができる。従って、そのような単一のチームは、ゲーミング主体に対して、情報を取得してチームを決定する為に、より長い時間(例えば、レイテンシ又は他の伝達遅延がより少ない時間)を提供することができる。他の実施形態では、そのような重複が許可されることができずに、主体は各ゲームの為のチームを選択することが要求されてよく、それはリーグにおける他のプレーヤーのチームの選び方に依存してよく、よって他のプレーヤーのアクションに基づいて個別的に又はいくつかのアルゴリズムによって行われてよい。
【0036】
111に示されているように、一部の実施形態は、1つ以上のイベントに基づいて複数のゲームを決めることを含む。例えば、1つ以上のゲームの結果、1人以上のプレーヤーのパフォーマンス等は、ゲーミングオペレータによって決定されてよい。ファンタジーのゲーム又は他のゲーム/賭けの定義によると、情報は各ゲームの結果を決定する為に使用され得る。各賭けの勝者は、ゲームのルールによって支払われてよい。ゲームの様々な例は、技術分野において既知であり及び/又は本明細書において記載されており、そのようなゲームの勝者の決定のやり方及び/又はそのようなゲームを決めるやり方について、当業者であれば理解するであろう。
【0037】
一部の実施形態では、ブロック101のようなゲーミングのための額を提示する主体は、アルゴリズム化のゲーミング主体を含んでよい。そのような主体は、賭けられる金銭の額及び/又はゲームの1つ以上の特性(例えば、ファンタジーのゲームにおけるチーム)を決定する為に、精巧なデータ処理技術を使用してよい。そのような主体は、ヘッジファンド又は定量/高速取引の主体を含んでよい。アルゴリズムは、ゲーム及び/又は額についての情報を提示する為に、ゲーミングオペレータのAPIと関係することができる。アルゴリズムは、コンピュータシステム上で動作することができ、ゲーミングオペレータによって実行されるコンピュータシステムとネットワークを介して通信できる。
【0038】
一部の実施形態では、多数のアルゴリズムがゲーミングオペレータに提示されてよい。そのようなアルゴリズムは、多数のアルゴリズム化のトレーダが互いに対して取引行為を営む取引環境等において、互いに対して競争することができる。一部の実施形態では、単一の主体は多数のアルゴリズムを介してゲームの情報を提示することができ、それによって、それらは互いに競り合わない。
【0039】
一部の実施形態では、アルゴリズム化のゲーミング主体は、新たなリーグを形成する、又はさもなければ、新たなゲームを提供する(例えば、賭けを提示する)こと、を可能にすることができるだけか、又はその為に使用されることができるだけである。従って、存在しているゲームに入らないことによって、アルゴリズム化のゲーミング主体は、それ自身でゲームに入らないであろう。一部の実施形態では、アルゴリズム化のゲーミング主体は、新たなゲームを形成するでき、存在するゲームに入こともできる。そのような実施形態では、主体は、ゲームのオリジネーター/メンバーを監視しているゲーミングオペレータによって、それ自身と一緒にゲームに入ることが防止されてよく、また、そのような主体が、形成されている及び/又はすでに参加しているゲームにそれ自身が入ることを防止してもよい。
【0040】
一部の実施形態では、単一の主体がゲーミングの為の多数のアルゴリズムを使用し、アルゴリズム間の公開又は充填の比率が確立されてよい。例えば、第1のアルゴリズム及び第2のアルゴリズムが、3対1の比率にて比例した様式であり、先入れ先出の様式等にて、充填されてよくまた公開されてよい。例えば、公開を行ってよく、それによって各アルゴリズムからの公開された金銭の額は、望まれる公開の方法に従う。他の例として、公開に関わらず望まれる方法によって、充填することを行ってよい(例えば、公開される部分は、マッチされるまではアルゴリズムに結び付けられてなくてよい)。例えば、1対1の比率が公開されることになっている場合、それから各々の為に、1つのアルゴリズムにおいて500、他において公開される500が公開されることができる。充填が1対1の比率にて望まれる例では、2つの500が(同時に又は順次)公開されることができ、第1のマッチが行われてそれからアルゴリズム1に割り当てられて、それから第2のマッチが行われて、アルゴリズム2にマッチされる比率に基づくことができる。割り当てるべきアルゴリズムの決定は、各額の比率及び充填の現在の状態に基づくマッチに応じて行われることができる。
【0041】
一部の実施形態では、ゲーミングオペレータは、市場に公開する為に、部分を決定することを担当してよく及び/又は影響をもってもよい。他の実施形態では、主体は、部分の公開のやり方のコマンドを提示してよく、ゲーミングオペレータは、そのような指示に従ってよい。更に他の実施形態では、ゲーミング主体は、ブロックとしてというよりは、別々に新たな部分各々を提示するのを担当してよい。
【0042】
例えば、一部の実施形態では、ゲーミングオペレータは、額のブロックのより少ない部分を超える、額のブロックのより多い部分をマッチすること及び/又は公開することの為の好みを示してよい。従って、より多い部分は最初に、より少ない部分を超えて公開されてよい。一部の実施形態では、より多い部分及び/又はより少ない部分の両方がマッチされた場合、より少ない部分は無視されてよく、それによってより多い部分がマッチされてよい。他の例として、主体は、特定のゲーム者から、一日の特定の時間に、特定のサイズよりすくない、特定サイズより多い、同じ主体による特定の回数より多い等のマッチを受け取ることを望まないことを決定してよい。他の例として、オークションシステムは、ゲームの階級(例えば、公開される額又は部分)が時間外(例えば、より早く)に調整されて、それによって、特定のゲーム者が他のゲーム者よりも早く(例えば、大金を賭ける賭け者が普通のゲーム者を超えて)ゲームに入る機会が与えられるのに、使用され得る。従って、公開の為の決定される部分は、より多い額がより少ない額の前に公開されるダッチオークション(Dutch auction)をシミュレートする為に選択されてよい。一つのゲームの種類又はサイズのゲームを形成及び/又は公開する為に、いくつかの様式の与える好みが、様々な実施形態で使用され得ることについて、理解されたい。
【0043】
一部の実施形態では、一部の実施形態に関して記載されているように隠されたサイズの種類の機能というよりは、フルサイズが公開されてよく及び/又は上述の部分より多いサイズが公開されてよい。例えば、金銭の大量の額が、市場に公開されるが、具体的なゲームの部分に結び付けられなくてよい。例えば、10,000ドルが、特定の種類のゲームにおけるゲーミングの為に有効なように、公開されてよい。ゲーミングの種類は、(10000ドル以下の他の)階級に限定されなくてよい。そのような公開される額は、ユーザインターフェースを介してゲーム者に表示されてよい。ゲーム者は、その公開される額に関してゲームのリクエスト(例えば、リーグに入る)を入力することにより応答してよい。額の為のリクエストの一部として、ゲーム者は、ゲームを形成することを望む部分を入力してよい。例えば、第1のユーザは、1000ドルの為の主体でリーグを形成してよく、第2のユーザは、500ドルの為のリーグを形成してよい。それらの望まれるゲームについての情報をゲーム者が入力することに応じて、公開される額は、なくなるまで(例えば、先着順の様式にて)適宜減少されてよい。そのような実施形態により、本明細書に記載の一部の実施形態でのような予め設定されているサイズへの応答というよりもむしろ、額に至るカスタマイズされた望まれるサイズをユーザが入力することが可能であってよい。
【0044】
一部の実施形態では、ゲーミング主体は、部分がそのような金銭の額にマッチされる様式に影響してよい。例えば、ゲーミング主体は、一部の実施形態での与えられる先着順(又は、FIFOとしてとして既知である)のマッチすることの方法を受け入れてよい。他の実施形態では、ゲーミング主体は、異なるマッチすることのアルゴリズムを確立してよい。例えば、そのような異なるアルゴリズムは、部分のサイズ、ユーザの同一性、及び/又は他の特性を説明するアルゴリズムを含んでよい。例えば、主体は、より少ない部分を超えてより多い部分を有するのを好むことを示してよく、よって、より少ない部分が最初に明確にされたとしても、好みはより多い部分に与えられてよい。これは非従来的なマッチすることを行ってよいが、大金を賭ける賭け者が望まれるゲームに入る為によりよい能力を提供してよく、及び全額の為のマッチを見つけることのより多くの機会も提供してよい。一部の実施形態では、オークションの方法は、ゲーミング主体を相手方にマッチする為に使用され得る(例えば、ダッチオークション)。他の例として、主体は、特定のゲーム者から、一日の特定の時間に、特定のサイズよりすくない、特定サイズより多い、同じ主体による特定の回数より多い等のマッチを受け取ることを望まないことを決定してよい。
【0045】
他者を超えてマッチする者への与える注文又は好みのいくつかの様式は、隠される注文の実施形態又は隠されない注文の実施形態で望まれるように、本明細書に記載の様々な実施形態において使用され得ることについて、理解されたい。また、一部の実施形態は、そのようなマッチすることの方法に影響するゲーミング主体として記載されているが、他の実施形態は、そのようなマッチすることの機能を選択して実行するゲーミングオペレータを含んでよいことについて、理解されたい。
【0046】
一部の実施形態では、ゲーミングオペレータ(例えば、ブロックとして動作される為に金銭の額を提示する主体、ゲーム者等)を介してゲームに入る主体は、ファンドであってよく、このファンドを介してユーザはゲーミングの活動において金銭を投資してよい。例えば、そのような主体は、ミューチュアルファンド、ヘッジファンド等を含んでよく、これにより、ユーザが、金銭をファンドに入れて、ファンドのゲーミングの活動から可能なリターンを取得することが可能になる。そのようなファンドは、私的なファンド及び/又は公的なファンドであってよい。そのようなファンドは、為替相場にリストされてよく、及び/又は有価証券統制機関によって統制されてよい。一部の実施形態では、ファンドは、ファンドの参加者から金銭を受け入れてよい。ファンドは、(例えば、規則書及び/又はアルゴリズムに従って)ゲーミングの活動に金銭を投資してよい。ファンドは又、有価証券のようなゲーミングでな活動において金銭を投資してよい。一部の実施形態では、ファンドは、ファンドのシェアを公に売却してよい。一部の実施形態では、ファンドによって、ファンドによって行われる活動(例えば、ファンタジーのゲーム及び/又は賭け等のゲーム)の結果に依存する価値の増減の為のファンドのシェアを、公が償還するのが可能にであってよい。一部の実施形態では、シェアは、ファンドにおける所有権の帰属する部分又はファンドによって管理される金銭のプールに、総計で達してよい。一部の実施形態では、ユーザは、第2の取引における他のユーザへの何らかの為替相場のシェアを取引してよい。様々な実施形態は、いくつかの望まれる種類のファンド、シェア取引、投資の償還、交換、及び/又は組合せにおいて望まれる他の機能を含んでよい。
【0047】
一部の実施形態では、ゲーミングオペレータ(例えば、ブロックとして動作される為に金銭の額を提示する主体、ゲーム者等)を介してゲームに入る主体は、プロのファンドマネージャであってよい。そのようなマネージャは、有名人(例えば、以前のスポーツのプレーヤー)であってよい。ユーザは、ゲームに入る為にマネージャの為の、ファンドマネージャに金銭を与えてよい。ゲームに入ることに応じて、ファンドマネージャは、ユーザにリターンを提供してよい(例えば、勝ったのを加えて及び/又は負けたのを減じて金銭を返す)。そのようなリターンは、ユーザからの要求に応じて及び/又はある時間が過ぎた後、であってよい。金銭は、他のユーザの金銭と一緒にプールされてよく、及び/又は各ユーザの為に別々に管理されてよい。
【0048】
一部の実施形態では、プロのマネージャに金銭を投資するというよりもむしろ、ゲーム者はそのようなプロのマネージャの精選物に「申し込む」のを行ってよい。ゲーム者は、彼又は彼女がエミュレートすることを望むゲーミングのスタイルを有名人Aが有していることについて、明確にしてよい。ゲーム者は、ゲーミングのそのスタイルに従って、1つ以上のゲーム(例えば、ファンタジーのリーグ)に入ってよい。エミュレートされるスタイルの構成要素は、有名人Aのゲーミングのスタイル(例えば、賭けられる額、チームの選択、挑発(taunting)、チームがセットされなければならない以前のチームの量の調整、ゲームに入る時間等)のいくつかの望まれる特性を含んでよい。ゲーム者は、特性を明確にしてよく、及び/又は、ゲーミングオペレータは、ゲーム者が有名人Aをエミュレートすることを望むのを明確にすることを受けるのに応じて特性を割り当ててよい。例えば、一部の実施形態では、ゲーム者はそれから、ファンタジーのリーグ又は他のゲームに入ってよく、これは、金銭のいくからの賭けの額に基づいている(例えば、ゲーム者によって選択される額、及び/又は、有名人Aをエミュレートする為に選択される額)。そのようなリーグのゲーム者のチームは、有名人Aによって選択されたチームをマッチするべく、彼又は彼女の為に選択されてよい。従って、ゲーム者は、彼又は彼女の1つの構成要素を選択することを諦めてしまってよく、有名人Aにそれをアウトソースしてしまってよい。一部の実施形態ではゲーム者は、有名人Aに申し込んでいるにも関わらず、彼の又は彼女のチームを調整してよく、それによって、彼又は彼女が望む場合、彼の又は彼女のチームは有名人Aのチームから逸脱してよい。有名人Aから(例えば、週末、1週間、1シーズン等のファンタジーの期間)チームの選択を受け取ることに応じて、有名人Aをエミュレートする為に割り当てられるゲームは、その同じチームを有する為に割り当てられてよい。変更は、有名人Aによって行われ、エミュレートしているゲーム者に割り当てられるチームに相当するように行われてよい。有名人Aは、そのようなサービスの申し込み料金を変更してよい。
【0049】
一部の実施形態では、そのようなプールされている及び/又はプロのファンド/マネージャによって提供される公開される額は、相手方(例えば、他のゲーム者)に提示される時に、インターフェースを介して特別な主体によって投資されるように、明確にされてよい。何人かのゲーム者は、そのような主体にてゲームに入ることを快く感じない場合があり、そのタイプのゲームを避ける場合があり、その代わりとして普通のゲーム者(例えば、プロでないゲーム者、ファンドというよりも自然人)に対するゲームを選択する場合がある。一部の実施形態では、普通のゲーム者がそのような普通でないゲーム者と一緒に賭けに入る場合、払い戻し又は他のインセンティブが提供されてよい。例えば、普通のゲーム者(又は、他の実施形態では普通でないゲーム者)は、払い戻し、オッズの価値(bettering of odds)、及び/又は賭けに入る為の他のインセンティブの何パーセントかが与えられてよい。そのような払い戻しは、ゲームが1人以上の普通のゲーム者及び/又は1人以上の普通でないゲーム者を巻き込むことを決定することに応じて与えられてよい。
【0050】
実施形態の様々な例が与えられたが、そのような実施形態は非限定的な例のみとして与えられることについて、理解されたい。他の実施形態は、そのような機能のいくつか、全てを含んでよく、含まなくてもよく、他の望まれるいくつかの機能又は本明細書に記載の機能を、いくつかの様式において組み合わされてよい。例えば、一部の実施形態はファンタジーのゲーミングについて記載するが、他の実施形態は、ファンタジー、スポーツのブック、一定のカジノの賭け、賭け又は他の様式に基づく為替であるかの、いくつかの種類のゲーミングを含んでよいことについて、理解されるであろう。
【0051】
システム例
図2は、1つ以上の実施形態の機能を促進する為に使用され得る1つ以上のシステムの例を示す。図2に示されるように、一部の実施形態は、ゲーミングオペレータ201、ファンド/プロの主体203、及び複数のゲーム者205A乃至Cを含んでよい。
【0052】
ゲーミングオペレータ201は、ゲーミングの機能を可能にする主体を含んでよい。例えば、カンターゲーミング及び/又はカンターデータサービスは、ゲーミング主体であってよい。ゲーミング主体は、図1の方法等の方法を実行してよい。ゲーミング主体は、そのような方法を実行することができる1つ以上のコンピューティング装置を含んでよい。例えば、そのようなコンピューティング装置は、サーバを含んでよく、このサーバは、ゲームのリクエストを受け入れたり、ゲームを形成したり、ゲームを決めたり、ゲームを管理したり、アカウントを管理したり、及び/又はいくつかの望まれるゲーミングに関連する機能を提供したりする。ゲーミング主体は、クラウドサービスのプロバイダー(例えば、クラウドコンピューティング環境への、ゲーミングのサービス、プーリングのサービス等)を含んでよい。ゲーミングオペレータ201は、API、インターフェース、アカウンティングサービス、オッズ設定サービス、結果決定サービス等などの、いくつかの望まれるサービスを提供してよい。1つ以上のデータストラクチャは、ゲーム、料金、プレーヤー、オッズ、過去の結果、アカウント等に関連する情報を記憶する為に、ゲーミングオペレータによって維持されてよい。
【0053】
ファンド/プロの主体203は、ゲーミングの為の金銭を管理して、プロのゲーミングのサービスを提供する主体を含んでよい。例えば、そのような主体は、ヘッジファンド又は超高速取引会社を含んでよく、これらは、それらの投資戦略の構成要素としてのゲーミングを含む。ファンド/プロの主体は、1つ以上のコンピューティング装置を含んでよく、このコンピューティング装置は、ゲーミングオペレータを介してゲーミングを営む為に動作してよい。例えば、そのようなコンピューティング装置は、サーバを含んでよく、このサーバは、ゲーミングのアルゴリズムを決定して、ゲーミングの望みをゲーミングオペレータと通信する。ファンド/プロの主体は、アカウンティングサービス、金銭受け入れサービス、株買い戻しサービス、株交換サービス等などの、いくつかの望まれるサービスを提供してよい。
【0054】
ゲーム者205A乃至Cは、主体を含んでよく、この主体は、ゲーミングオペレータを介してゲームを行う(例えば、普通の人々などの普通のゲーム者、他のファンド/プロの主体等)。例えば、そのようなゲーム者は、人々を含んでよく、この人々は、ゲーミングの情報をゲーミングオペレータに入力するために、ウェブサイト又はゲーミングのアプリケーションにアクセスする。ゲーム者は、1つ以上のコンピューティング装置を含んでよく、このコンピューティング装置は、ゲーミングオペレータを介してゲーミングを営む為に動作してよい。例えば、そのようなコンピューティング装置は、モバイル装置又は他のクライアント装置を含んでよく、これらは、インターフェースを提供してよく、ゲーム者は、当該インターフェースを介してゲーミングの情報をゲーミングオペレータに入力する(例えば、ゲームに賭けられている金銭の額、ゲームの特性)。
【0055】
示されているように、一部の実施形態は、1つ以上の通信ネットワークを含んでよく、この通信ネットワークによって、ゲーム者、ゲーミングオペレータ、及び/又はファンド/プロの主体は、互いの中/間において通信を行うのが可能になってよい。そのようなネットワークは、インターネット、1つ以上のLAN等を含んでよく、これらは、望まれるようにいくつかの組合せにおいて取り合わされてよい。ゲームに関する情報は、本明細書に記載の機能等の機能を促進する為に、そのようなネットワークを介して通信されてよい。
【0056】
図2の例示のシステムは、非限定的な例示のみとして与えられていることについて、理解されたい。様々な実施形態は、いくつかの取り合わせにおいて、いくつかの望まれるシステム及び/又は構成要素を含んでよい。例えば、他の実施形態は、単一のゲーミング主体、及び互い別々の主体というよりは一緒に動作するファンド/プロの主体を含んでよく、他の例として、他の実施形態は、追加的な主体を含んでよく、この主体は、記載の機能及び/又は追加的な機能のいくつかを提供する(例えば、検査、会計、データ収集、結果決定、データソース等)。他の例として、ゲーミングオペレータ及び/又はファンド/プロの主体は、クラウドゲーミングサービスの一部であってよく、このクラウドゲーミングサービスは、ゲーミングを営む為にゲーム者に対して機能を提供する。別々のアカウントは、そのようなクラウドにおいては他で維持されてよく、及び/又はゲーミングオペレータの為に特に維持されてよい。従って、クラウドにアクセスするユーザは、一部の実施形態におけるアカウントプロバイダーからのファンドを使用してよく、及び/又はそのような実施形態の取り合わせ依存するゲーミングオペレータに関連するファンドを使用することに限定されてよい。例示の為のアカウントプロバイダーにおけるファンドは、ポータルに関連するファンドであってよく、ユーザは当該ポータルを介してクラウド(例えば、カジノ)にアクセスし、当該クラウドはクラウド付きの複数のゲーミングのサービスに対して、ファンドを有効にしてよい。一部の実施形態は、ゲーミングの機能を提供する為に動作できるそのようなクラウドのサービスの1つ以上の構成要素を含んでよい。
【0057】
様々な例は、ブロックのゲーミングを営む特別な主体(例えば、ファンド又はプロの)に関して与えられるが、実施形態がそう限定されないことについて理解されたい。何人かのゲーミングの参加者は、一部の実施形態ではそのようなゲーミングを営んでよい。例えば、そのような能力は、一部の実施形態において、ゲーミング市場での全てのゲーム者に対して提供されてよい。そのような機能は、入力されるべき金銭の最低の額が提供されてよく、又は、金銭のいくらかの額が提供されてよい。
【0058】
カンターファンタジープーリングの例
1つの実施の具体的な例として、カンターファイブゲーム使用される。ファンドは、ゲーミングオペレータに対して、第1のアルゴリズム化の様式におけるゲーミングの為に10,000ドルが有効であり、第2のアルゴリズム化の様式におけるゲーミングの為に5,000ドルが有効であり、アルゴリズム化の様式に2対1の比率が使用されるべきことを明確にする。ゲーミングオペレータは、有効なファンドに基づいて4つのリーグを公開してよい:1000ドルのためのリーグ、500ドルのためのリーグ、250ドルのためのリーグ、及び/又は125ドルのためのリーグ。ゲーム者はこれらの各々に入力してよく、それらが行うように、リプレースメントが公開されてよい。この例の為に、これらの公開される4つのリーグのみが、ゲーミングのウインドウが終了する(例えば、イベントが開始する、及び/又は、当該イベントの前の時間の寸が足りなくなる)までマッチされてよい。可能な限り接近して動作する2対1の比率を生成する為に、(例えば、ゲーミングオペレータ及び/又はゲーミング主体によって)1250ドルが第1のアルゴリズムに割り当てられてよく、625ドルが第2のアルゴリズムに割り当てられてよい。割り当ては、いくつかのときに及び/又はいくつかの様式(例えば、ウインドウのクローズの時、各額が公開される時、チームがアルゴリズムに割り当てられる時等)にて行ってよい。各ゲーム者は、(例えば、ウインドウのクローズまで)チームを選択してよい。ファンドは、(例えば、ウインドウの終了までに)各アルゴリズムの為にチームを割り当ててよい。ゲームがアルゴリズムに割り当てられる時、時間の前及び/又は後に、チームは、時間サイズにて割り当てられてよい。ゲーミングオペレータは、ライブのゲームでのプレーヤーのプレーを明確にする情報を受け取ってよく、呼応して、リーグの結果を決定してよい。金銭はそれから、リーグの勝者に割り当てられてよい。この例が非限定的な例のみとして与えられることについて、理解されたい。
【0059】
以下のセクションは、本願を解釈する手引きを行う。
【0060】
II.用語
用語「製品」は、明示的に別段の定めがない限り、任意の機械、製造品、および/または組成物を意味する。
【0061】
用語「プロセス」は、明示的に別段の定めがない限り、任意のプロセス、アルゴリズム、方法等を意味する。
【0062】
各プロセスは(方法、アルゴリズム、または他の方法で呼ばれようが)1つまたは複数のステップを固有に含み、したがってプロセスの「ステップ(stepまたはsteps)」へのあらゆる言及は、用語「プロセス」または同様の用語の単なる記述において固有の先行詞を有する。したがって、プロセスの「ステップ(stepまたはsteps)」への請求項の中でのいかなる言及も十分な先行詞を有する。
【0063】
用語「発明」等は、明示的に別段の定めがない限り、「本願の中で開示する1つまたは複数の発明」を意味する。
【0064】
用語「一実施形態」、「実施形態(embodiment、embodiments)」、「実施形態(the embodiment、the embodiments)」、「1つまたは複数の実施形態」、「一部の実施形態」、「特定の実施形態」、「ある実施形態」、「別の実施形態」等は、明示的に別段の定めがない限り、「開示する発明の(全てではないが)1つまたは複数の実施形態」を意味する。
【0065】
発明の「改変形態」という用語は、明示的に別段の定めがない限り本発明の一実施形態を意味する。
【0066】
ある実施形態を説明する際の「別の実施形態」への言及は、明示的に別段の定めがない限り、言及した実施形態が別の実施形態(例えば言及した実施形態の前に記載した実施形態)と相互排除的であることを示すものではない。
【0067】
用語「含む」、「備える」、およびその変形体は、明示的に別段の定めがない限り「含むが、必ずしもこれだけに限定されない」ことを意味する。したがって、例えば「このポートフォリオは赤いウィジェットと青いウィジェットを含む」という文は、そのポートフォリオが赤いウィジェットと青いウィジェットを含むが、何か他のものを含んでもよいことを意味する。
【0068】
用語「からなる」、およびその変形体は、明示的に別段の定めがない限り「含み、それに限定される」ことを意味する。したがって、例えば「このポートフォリオは赤いウィジェットと青いウィジェットからなる」という文は、そのポートフォリオが赤いウィジェットと青いウィジェットを含むが、他に何も含まないことを意味する。
【0069】
用語「構成する」、およびその変形体は、明示的に別段の定めがない限り「構成部品、コンポーネント、または部材をなす」ことを意味する。したがって、例えば「赤いウィジェットと青いウィジェットがポートフォリオを構成する」という文は、そのポートフォリオが赤いウィジェットと青いウィジェットを含むことを意味する。
【0070】
用語「排他的に構成する」、およびその変形体は、明示的に別段の定めがない限り「構成部品を排他的になし、唯一のコンポーネントであり、または唯一の部材である」ことを意味する。したがって、例えば「赤いウィジェットと青いウィジェットがポートフォリオを排他的に構成する」という文は、そのポートフォリオが赤いウィジェットと青いウィジェットからなり、他に何も含まないことを意味する。
【0071】
用語「ある(a、an)」および「その(the)」は、明示的に別段の定めがない限り「1つまたは複数の」を意味する。
【0072】
用語「複数」は、明示的に別段の定めがない限り「2つ以上」を意味する。
【0073】
用語「本明細書では」は、明示的に別段の定めがない限り「参照により援用され得るあらゆるものを含む本願では」を意味する。
【0074】
複数のもの(列挙されたものの一覧など)を修飾する場合、語句「のうちの少なくとも1つ」は、明示的に別段の定めがない限り、それらのものの1つまたは複数の任意の組合せを意味する。例えば語句「ウィジェット、車、および車輪のうちの少なくとも1つ」は、(i)ウィジェット、(ii)車、(iii)車輪、(iv)ウィジェットと車、(v)ウィジェットと車輪、(vi)車と車輪、または(vii)ウィジェット、車、および車輪のいずれかを意味する。複数のものを修飾する場合、語句「のうちの少なくとも1つ」は、複数のもの「のそれぞれのうちの1つ」という意味ではない。
【0075】
何かの数量を示すための基数として用いる場合(例えば1つのウィジェット、2つのウィジェット)、「1つ」、「2つ」等の数的用語は、その数的用語が示す数量を意味し、その数的用語が示す数量以上を意味するものではない。例えば、語句「1つのウィジェット」は「少なくとも1つのウィジェット」という意味ではなく、したがって語句「1つのウィジェット」は例えば2つのウィジェットを範囲に含まない。
【0076】
語句「基づく」は、明示的に別段の定めがない限り「だけに基づく」という意味ではない。つまり、語句「基づく」は、「だけに基づく」および「少なくとも基づく」の両方を表す。語句「少なくとも基づく」は、語句「少なくとも部分的に基づく」と等価である。
【0077】
用語「相当する」および同様の用語は、明示的に別段の定めがない限り排他的でない。例えば用語「相当する」は、明示的に別段の定めがない限り「だけに相当する」という意味ではない。つまり、語句「このデータはクレジットカード番号に相当する」は、「このデータはクレジットカード番号だけに相当する」および「このデータはクレジットカード番号に相当し、何か他のものにも相当する」の両方を表す。
【0078】
本明細書では用語「それにより」は、前にかつ明確に説明した何らかの事項の意図した結果、目的、または成行きだけを表す節または1組の他の語の前に置くために専ら用いる。したがって、用語「それにより」を請求項の中で用いる場合、用語「それにより」が修飾する節または他の語は、その請求項の特定のさらなる限定は設けず、または他の方法でその請求項の意味もしくは範囲を制限しない。
【0079】
用語「例えば(e.g.)」および同様の用語は、「例えば(for example)」を意味し、よってそれが説明する用語または語句を限定することはない。例えば、「コンピュータは、インターネットを介してデータ(例えば命令、データ構造)を送る」という文の中で、「例えば」という用語は、「命令」が、コンピュータがインターネットを介して送ることができる「データ」の一例であることを説明し、「データ構造」が、コンピュータがインターネットを介して送ることができる「データ」の一例であることも説明する。ただし、「命令」も「データ構造」も単に「データ」の例に過ぎず、「命令」および「データ構造」以外の他のものも「データ」であり得る。
【0080】
用語「それぞれの」および同様の用語は、「個々に見る」ことを意味する。したがって、2つ以上のものが「それぞれの」特性を有する場合、それぞれのかかるものが独自の特性を有し、それらの特性は互いに異なることができるが同じでもよい。例えば、「2つのマシンの各々が、それぞれの機能を有する」という語句は、第1のかかるマシンがある機能を有し、第2のかかるマシンも同様にある機能を有することを意味する。第1のマシンの機能は、第2のマシンの機能と同じでも同じでなくてもよい。
【0081】
用語「すなわち」および同様の用語は「つまり」を意味し、よってそれが説明する用語または語句を限定する。例えば、「コンピュータは、インターネットを介してデータ(すなわち命令)を送る」という文の中で、「すなわち」という用語は、コンピュータがインターネットを介して送る「データ」が「命令」であることを説明する。
【0082】
ある所与の数値範囲は、その範囲内の数の整数および小数を含むものとする。例えば「1から10」までの範囲は、1から10の間の整数(例えば1、2、3、4、...9)、および非整数(例えば1.1、1.2、...1.9)を明確に含むように解釈すべきである。
【0083】
2つ以上の用語または語句が(例えばそれらの用語または語句が同義であるという明確な記述により)同義の場合、そのようなある用語/語句の例は、別のそのような用語/語句の例が異なる意味を有さなければならないことを意味するものではない。例えば、ある記述が「含む」の意味を「含むがこれだけに限定されない」と同義にする場合、単に「含むがこれだけに限定されない」という語句を用いることは、「含む」という用語が「含むがこれだけに限定されない」以外の何かを意味するわけではない。
【0084】
III.決定
用語「決定する」およびその文法上の変化形(例えば価格を決定する、値を決定する、一定の基準を満たすオブジェクトを決定する)は、極めて広い意味で用いる。用語「決定する」は多岐にわたる行動を包含し、したがって「決定する」は、計算、演算、処理、導出、調査、探索(例えば表、データベース、または他のデータ構造の探索)、確認等を含むことができる。また、「決定する」は、受け取ること(例えば情報を受け取ること)、アクセス(例えばメモリ内のデータにアクセスすること)等を含むことができる。また、「決定する」は、解決、選択、選定、確立等を含むことができる。
【0085】
用語「決定する」は確実性または絶対的な精度を含意せず、したがって「決定する」は推定、推論、予測、推測等を含むことができる。
【0086】
用語「決定する」は、数学的処理を実行しなければならないことを意味せず、数値的方法を使用しなければならないことを意味せず、アルゴリズムまたはプロセスが用いられることも意味しない。
【0087】
用語「決定する」は、ある特定の装置を使用しなければならないことを意味しない。例えば、コンピュータが必ずしも決定を行う必要はない。
【0088】
IV.文の形式
第1の請求項の限定が、特徴の1つならびに特徴の複数を範囲に含み(例えば「少なくとも1つのウィジェット」などの限定は、1つのウィジェットだけでなく複数のウィジェットを範囲に含む)、第1の請求項に従属する第2の請求項において、第2の請求項がその限定を指すために定冠詞「the」を用いる場合(例えば「the widget」)、これは第1の請求項が特徴の1つだけを範囲に含むことを意味せず、第2の請求項が特徴の1つだけを範囲に含むことも意味しない(例えば「the widget」は、1つのウィジェットおよび複数のウィジェットの両方を範囲に含むことができる)。
【0089】
序数(「第1の」、「第2の」、「第3の」等)を用語の前の形容詞として用いる場合、その序数は(明示的に別段の定めがない限り)、特定の特徴を同じ用語または同様の用語によって記載される別の特徴と区別するためなど、単に特定の特徴を示すために用いる。例えば「第1のウィジェット」は、例えば「第2のウィジェット」と単に区別するためにそのように名付けることができる。したがって、「ウィジェット」という用語の前に序数「第1の」および「第2の」を単に用いることは、2つのウィジェット間の他の任意の関係を示すものではなく、同じく、一方または両方のウィジェットの他の任意の特性を示すものでもない。例えば「ウィジェット」という用語の前に序数「第1の」および「第2の」を単に用いることは、(1)順序または位置に関し、いずれかのウィジェットがその他のウィジェットの前にまたは後に来ることを意味せず、(2)時間に関し、いずれかのウィジェットがその他のウィジェットの前にまたは後に発生しもしくは動作することを意味せず、(3)重要度または品質に関し、いずれかのウィジェットがその他のウィジェットの上にまたは下にランクすることを意味しない。さらに、序数を単に用いることは、序数が識別する特徴について数的な限定を定めるものではない。例えば「ウィジェット」という用語の前に序数「第1の」および「第2の」を単に用いることは、3つ以上のウィジェットがあってはならないことを意味しない。
【0090】
本明細書に単一の装置、物、または他の製品を記載する場合、記載されている単一の装置/物の代わりに、(一緒に動作しようがしまいが)2つ以上の装置/物を代替的に用いることができる。したがって、ある装置が保持するものとして記載する機能は、(一緒に動作しようがしまいが)2つ以上の装置/物が代替的に保持することができる。
【0091】
同様に、本明細書に(一緒に動作しようがしまいが)2つ以上の装置、物、または他の製品を記載する場合、記載されている2つ以上の装置または物の代わりに、単一の装置/物を代替的に用いることができる。例えば、複数のコンピュータベース装置を単一のコンピュータベース装置で置換することができる。したがって、2つ以上の装置または物が保持するものとして記載する様々な機能は、単一の装置/物が代替的に保持することができる。
【0092】
記載する単一の装置の機能および/または特徴は、記載しているがかかる機能/特徴を有するものとしては明示的に記載していない、1つまたは複数の他の装置によって代わりに実施することができる。したがって、他の実施形態は記載した装置自体を含む必要はなく、代わりに、かかる機能/特徴をそれらの他の実施形態で有する1つまたは複数の他の装置を含むことができる。
【0093】
V.開示した例および用語は非限定的である
タイトル(本願の最初の頁の冒頭に記載)も要約(本願の末尾に記載)も、開示した発明の範囲として決して限定的に解釈すべきでなく、どの請求項の意味を解釈する際にも用いるべきでなく、どの請求項の範囲を限定する際にも用いるべきでない。要約は、単に37C.F.R.§1.72(b)の下で求められているので本願に含めている。
【0094】
本願の中で示す本願のタイトルおよび節の見出しは専ら便宜上のものであり、決して本開示を限定するものとして解釈すべきでない。
【0095】
本願の中で数多くの実施形態を記載し、専ら例示目的で示した。記載した実施形態は、いかなる意味においても限定的でなく、限定的であることも意図しない。本開示から容易に明らかなように、ここに開示した発明は数多くの実施形態に広く適用可能である。開示した発明は、構造上の修正、論理的な修正、ソフトウェアの修正、電気的な修正など、様々な修正および改変を加えて実施できることを当業者なら理解されよう。開示した発明の特定の特徴を1つまたは複数の特定の実施形態および/または図面に関して説明し得るが、明示的に別段の定めがない限り、かかる特徴は、かかる特徴をそれに関して記載した1つまたは複数の特定の実施形態または図面での使用に限定されないことを理解すべきである。
【0096】
いくつかの特徴を含むものとして実施形態を開示する場合もあるが、本発明の他の実施形態は全てのかかる特徴よりも少ない特徴を含んでもよい。したがって、例えばある請求項は、開示した実施形態の中の1組の全ての特徴未満を対象とすることができ、かかる請求項は、その請求項が明示的に記述する特徴を超える特徴は含まない。
【0097】
本願に記載した方法ステップまたは製品要素のどの実施形態も、本明細書の中で明示的にそうであると述べられている場合、または請求項の中で明示的に記述されている場合を除き、本明細書で特許請求する発明を構成せず、または本明細書で特許請求する発明に必須ではなく、本明細書で特許請求する発明と同じ対象を指すわけではない。
【0098】
添付の特許請求の範囲の前文は、特許請求する発明の目的、利益、および可能な用途を記述するに過ぎず、特許請求する発明を限定することはない。
【0099】
本開示は、本発明の全ての実施形態の逐語的な説明ではない。また、本開示は、全ての実施形態になければならない本発明の特徴を列挙したものでもない。
【0100】
開示した全ての実施形態が(たとえ全ての未決クレーム、補正クレーム、発行クレーム、およびキャンセルクレームを含めても)必ずしも特許請求の範囲によって保護されるとは限らない。さらに、ある実施形態がいくつかの請求項によって保護される場合がある(しかし必ずしもそうである必要はない)。したがって、(未決、補正、発行、またはキャンセルに関係なく)請求項が特定の実施形態を対象とする場合、それは他の請求項の範囲が同様にその実施形態を保護しないという証拠にはならない。
【0101】
互いに通信すると記載した装置は、明示的に別段の定めがない限り、互いに継続的に通信する必要はない。それどころか、かかる装置は必要に応じてまたは所望のときに互いに伝送すれば十分であり、実際にはデータ交換をほとんどの時間控えることができる。例えばインターネットを介して他のマシンと通信するマシンは、長い期間にわたり(例えば一度に数週間)他のマシンにデータを伝送しなくてもよい。さらに、互いに通信する装置は、1つまたは複数の媒介物を介して直接、または間接的に通信することができる。
【0102】
いくつかのコンポーネントまたは特徴を有する実施形態についての記載は、かかるコンポーネント/特徴の全てあるいはいずれかが必要であることを意味するものではない。それどころか、本発明の多岐にわたる可能な実施形態を例示するために、様々なオプションのコンポーネントを記載する。明示的に別段の定めがない限り、どのコンポーネント/特徴も必須または必要ではない。
【0103】
プロセスステップ、アルゴリズム等を特定の順序で説明し、または特許請求の範囲に記載し得るが、かかるプロセスは異なる順序で機能するように構成することができる。つまり、明示的に説明しまたは特許請求の範囲に記載することができるステップのいずれの順番または順序も、ステップをその順序で行う要件を必ずしも示すわけではない。本明細書に記載したプロセスのステップは、可能な任意の順序で実行することができる。さらに、一部のステップは、(例えばあるステップを他のステップの後に記載するという理由で)非同時に生じるものとして記載しまたは暗示していても、同時に実行することができる。さらに、図面の描写によるプロセスの例示は、図示のプロセスがそのプロセスに対する他の改変および修正を除外することを意味せず、図示のプロセスまたはそのステップのいずれかが本発明に必要であることを意味せず、図示のプロセスが好ましいことも意味しない。
【0104】
複数のステップを含むものとしてプロセスを記載する場合もあるが、そのことはそれらのステップの全てまたはいずれかが好ましい、必須である、または必要であることを意味しない。記載した本発明の範囲内の他の様々な実施形態が、記載したステップの一部または全てを省いた他のプロセスを含む。明示的に別段の定めがない限り、どのステップも必須または必要ではない。
【0105】
プロセスを単独でまたは他の製品もしくは方法を参照することなしに記載する場合もあるが、一実施形態では、プロセスが他の製品または方法と相互作用することができる。例えばかかる相互作用には、あるビジネスモデルを別のビジネスモデルに結び付けることが含まれ得る。かかる相互作用は、プロセスの柔軟性または望ましさを高めるために提供することができる。
【0106】
製品は複数のコンポーネント、側面、品質、特性、および/または特徴を含むものとして記載する場合があるが、このことは、これら複数のうちのいずれかまたは全てが好ましい、必須である、もしくは必要であることを示すものではない。記載した本発明の範囲内にある他の様々な実施形態は、記載した複数の一部または全てを省いた他の製品を含む。
【0107】
明示的に別段の定めがない限り、列挙される(番号付けされていてもいなくてもよい)項目の一覧は、それらの項目のいずれかまたは全てが相互排除的であることを意味するものではない。同様に、明示的に別段の定めがない限り、列挙される(番号付けされていてもいなくてもよい)項目の一覧は、それらの項目のいずれかまたは全てが任意のカテゴリを網羅することを意味するものではない。例えば列挙する一覧、「コンピュータ、ラップトップ、PDA」は、その一覧の3つの項目のいずれかまたは全てが相互排除的であることを意味せず、その一覧の3つの項目のいずれかまたは全てが任意のカテゴリを網羅することも意味しない。
【0108】
列挙される(番号付けされていてもいなくてもよい)項目の一覧は、それらの項目のいずれかまたは全てが互いに等価であること、または互いに容易に置換されることを意味するものではない。
【0109】
全ての実施形態は例示的であり、本発明または任意の実施形態が場合に応じて作成され、もしくは実行されたことを意味するものではない。
【0110】
VI.コンピューティング
本明細書に記載した様々なプロセスを、例えば適切にプログラムされた汎用コンピュータ、専用コンピュータ、およびコンピューティング装置によって実施できることが当業者には容易に明らかである。典型的には、プロセッサ(例えば1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のマイクロコントローラ、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ)が(例えばメモリなどの装置から)命令を受け取り、それらの命令を実行し、それによりそれらの命令が定める1つまたは複数のプロセスを実行する。命令は、例えば1つまたは複数のコンピュータプログラム、1つまたは複数のスクリプトによって具体化することができる。
【0111】
「プロセッサ」は、そのアーキテクチャ(例えばチップレベルマルチプロセッシング/マルチコア、RISC、CISC、パイプラインステージがインターロックされないマイクロプロセッサ、パイプライン構成、同時マルチスレッディング)に関係なく、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、コンピューティング装置、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサもしくはそのような装置、またはその任意の組合せを意味する。
【0112】
したがってプロセスについての記述は、同様に、そのプロセスを実行するための装置についての記述である。プロセスを実行する装置には、例えばプロセッサや、プロセスを実行するのに適した入力装置および出力装置が含まれ得る。
【0113】
さらに、かかる方法を実施するプログラム(ならびに他の種類のデータ)は、多岐にわたる媒体(例えばコンピュータ可読媒体)を用いていくつもの方法で記憶し伝送することができる。一部の実施形態では、様々な実施形態のプロセスを実施可能なソフトウェア命令の一部または全ての代わりに、またはそれと組み合わせて、ハードワイヤード回路またはカスタムハードウェアを用いることができる。したがって、ソフトウェアだけではなく、ハードウェアとソフトウェアの様々な組合せを用いることができる。
【0114】
用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータ、プロセッサ、または同様の装置が読み取ることができるデータ(例えば命令、データ構造)を提供することに関与する任意の媒体、複数の媒体、または様々な媒体の組合せを指す。かかる媒体は、これだけに限定されないが、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体が含まれる多くの形態を取ることができる。不揮発性媒体には、例えば光学ディスクまたは磁気ディスク、および他の永続メモリが含まれる。揮発性媒体には、典型的にはメインメモリを構成するダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)が含まれる。伝送媒体には、プロセッサに結合されるシステムバスを構成する線を含め、同軸ケーブル、銅線、および光ファイバが含まれる。伝送媒体は、音波、光波、ならびに無線周波(RF)および赤外(IR)データ通信中に生じるものなど、電磁放射を含みまたは伝えることができる。コンピュータ可読媒体の一般的な形態には、例えばフロッピディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、他の任意の磁気媒体、CD-ROM、DVD、他の任意の光学媒体、パンチカード、紙テープ、孔のパターンを有する他の任意の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEEPROM、他の任意のメモリチップまたはカートリッジ、以下に記載する搬送波、またはコンピュータが読取り可能な他の任意の媒体が含まれる。
【0115】
データ(例えば一連の命令)をプロセッサに運ぶ際、様々な形態のコンピュータ可読媒体を用いることができる。例えばデータは、(i)RAMからプロセッサに送ることができ、(ii)無線伝送媒体を介して運ぶことができ、(iii)イーサネット(登録商標)(またはIEEE802.3)、SAP、ATP、Bluetooth(登録商標)、TCP/IP、TDMA、CDMA、3Gなど、数多くの形式、規格、またはプロトコルに従ってフォーマットしかつ/または伝送することができ、かつ/または(iv)当技術分野でよく知られている様々な方法のいずれかで暗号化し、プライバシを保護しまたは不正を防止することができる。
【0116】
したがってプロセスについての記述は、同様に、そのプロセスを実行するためのプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体についての記述である。コンピュータ可読媒体は、本方法を実行するのに適したそれらのプログラム要素を(任意の適切な形式で)記憶することができる。
【0117】
プロセス内の様々なステップについての記述が、記載されている全てのステップが必要であることを示さないのと同様に、装置の実施形態は、記載したプロセスの(必ずしも全てではないが)一部を実行するように動作可能なコンピュータ/コンピューティング装置を含む。
【0118】
同じく、プロセス内の様々なステップについての記述が、記載されている全てのステップが必要であることを示さないのと同様に、プログラムまたはデータ構造を記憶するコンピュータ可読媒体の実施形態は、実行時に、記載したプロセスの(必ずしも全てではないが)一部をプロセッサに実行させることができるプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体を含む。
【0119】
データベースについて記載する場合、(i)記載したデータベースに対する代替的データベース構造を容易に用いることができ、(ii)データベース以外の他のメモリ構造を容易に用いることができることを当業者なら理解されよう。本明細書に示す任意のサンプルデータベースについてのいずれの例示または説明も、記憶されている情報表現に関する例示的構成である。例えば図面に示す表や他の箇所で提案するもの以外に、任意の数の他の構成を用いることができる。同様に、例示する任意のデータベースのエントリは例示的な情報を表すに過ぎず、当業者はエントリの数および内容が本明細書に記載の数および内容と異なってもよいことを理解されよう。さらに、表としてのデータベースの任意の記述をよそに、本明細書に記載のデータの種類を記憶し操作するために、(リレーショナルデータベース、オブジェクトベースモデル、および/または分散データベースが含まれる)他の形式を用いることができる。同様に、本明細書に記載など、様々なプロセスを実施するために、オブジェクトメソッドまたはデータベースの動作を用いることができる。さらにデータベースは、局所的にまたはかかるデータベース内のデータにアクセスする装置から離して、知られている方法で保管することができる。
【0120】
様々な実施形態は、1つまたは複数の装置と(例えば通信ネットワークを介して)通信するコンピュータを含む、ネットワーク環境内で機能するように構成することができる。コンピュータはそれらの装置と直接、または任意の有線媒体もしくは無線媒体(例えばインターネット、LAN、WANまたはイーサネット(登録商標)、トークンリング、電話回線、ケーブル回線、無線チャネル、光通信回線、商用オンラインサービスプロバイダ、掲示板システム、衛星通信回線、上記のものの任意の組合せ)を介して間接的に通信することができる。装置のそれぞれは、それ自体がコンピュータ、またはコンピュータと通信するようになされるIntel(登録商標)Pentium(登録商標)もしくはCentrino(商標)プロセッサに基づくものなど、他のコンピューティング装置を含むことができる。任意の数および種類の装置がコンピュータと通信することができる。
【0121】
一実施形態では、サーバコンピュータまたは集中的権限が必要でなく、または望ましくない場合がある。例えば本発明は、一実施形態では、集中的権限なしに1つまたは複数の装置上で実施することができる。そのような実施形態では、サーバコンピュータによって実行されるものとして本明細書に記載するいずれの機能も、サーバコンピュータ上に記憶されるものとして記載するいずれのデータも、代わりに1つまたは複数のかかる装置によって実行し、またはかかる装置上に記憶することができる。
【0122】
プロセスについて記述する場合、一実施形態では、プロセスが利用者による一切の介入なしに機能することができる。別の実施形態では、プロセスが何らかの人間による介入を含む(例えばあるステップが人間によって実行され、または人間の助けを借りて実行される)。
【0123】
〔付記1〕
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、
前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定し、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記少なくとも1つの相手方からの第1のチーム及び前記ゲーミング主体からの第2のチームを受け取り、
前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、前記特性は、前記第1のチーム及び前記第2のチームの間のスプレッドを含み、前記スプレッドは、a)前記第1のチームのメンバーによって獲得される予想される点数の第1の合計と、前記第2のチームのメンバーによって獲得される予想される点数の第2の合計を決定すること、及びb)前記第1の合計及び前記第2の合計の差を決定すること、により決定され、各メンバーの各予想される点数は、真の予想される値から下へ傾けられ、及び、
前記少なくとも1つのゲームを決め、
前記ゲームは、ファンタジーのスポーツゲームを含み、前記特性は、前記相手方及び前記ゲーミング主体夫々の為のチームを含む、
装置。
〔付記2〕
前記少なくとも1つの部分は、前記ゲーミング主体が複数のゲーム者各々と一緒に複数のゲーム各々に入れられるように、ゲーム各々を形成する為にゲーム者各々からの相手の興味各々にマッチされる複数の部分を含む、
付記1に記載の装置。
〔付記3〕
前記少なくとも1つのゲームの為の前記特性を設定することは、前記複数のゲーム各々の特性を設定することを含む、
付記2に記載の装置。
〔付記4〕
前記複数のゲーム各々の各前記ゲームは、ファンタジーのスポーツゲームを含み、
前記命令は、前記装置に、
前記複数のゲームの全ての為に使用される前記ゲーミング主体からファンタジーのチームを受け取る、ことを行わせ、
前記ファンタジーのチームは、前記複数のゲームの全てに前記チームを割り当てる為に前記主体からの単一のコマンドとして受け取られる、
付記3に記載の装置。
〔付記5〕
前記1つ以上の部分を決定することは、前記部分が予想される要求に合致することが予想されるように、ゲームの為の過去の要求に基づいて、前記1つ以上の部分を決定することを含む、
付記1に記載の装置。
〔付記6〕
前記ゲーミング主体は、アルゴリズム化のゲーミング主体、ヘッジファンド、及びミューチュアルファンドの少なくとも1つを含む、
付記1に記載の装置。
〔付記7〕
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、
前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定し、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、
前記少なくとも1つのゲームを決め、
前記ゲーミング主体から第2の金銭の額の表示を受け取り、前記第2の金銭の額の少なくとも一部を前記ゲーミング市場に公開し、
前記金銭の額と前記第2の金銭の額の間のマッチを防止する、
装置。
〔付記8〕
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、
前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定し、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、
前記少なくとも1つのゲームを決め、
前記ゲーミング主体から第2の金銭の額の表示を受け取り、前記第2の金銭の額の少なくとも一部を前記ゲーミング市場に公開し、
前記ゲーミング主体が前記金銭の額と前記第2の金銭の額の間で定義した関係に基づいて、前記少なくとも1つの部分を前記金銭の額に割り当てる、
装置。
〔付記9〕
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、
前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定し、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、
前記少なくとも1つのゲームを決め、
前記ゲーミング主体から第2の金銭の額の表示を受け取り、前記第2の金銭の額の少なくとも一部を前記ゲーミング市場に公開し、
前記額は、前記ゲーミング主体によって実行される第1の方法に基づいており、前記第2の額は、前記ゲーミング主体によって実行される第2の方法に基づいている、
装置。
〔付記10〕
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、金銭の前記額の1つ以上の部分を決定し、
前記1つ以上の部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体と少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記公開された額の少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて前記ゲーミング市場に公開する為に、前記額の1つ以上の追加的な部分を決定し、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記額の前記1つ以上の追加的な部分を前記ゲーミング市場に公開し、
前記主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、
前記少なくとも1つのゲームを決め、
前記1つ以上の部分を決定することは、より少ない部分の前により多い部分が公開されるダッチオークションをシミュレートする為に、前記部分を決定することを含む、
装置。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2022-09-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりに、前記金銭の額の少なくとも1つの部分を、ゲーミング市場に公開し、
少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、少なくとも1つの相手方から受け取り、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、前記少なくとも1つの相手方から受け取ったことに応じて、前記ゲーミング主体と前記少なくとも1つの相手方との間に前記少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに基づいて、前記金銭の額の少なくとも1つの追加的な部分を前記少なくとも1つのゲームのための前記ゲーミング市場に公開し、
前記少なくとも1つの相手方からの第1のチーム及び前記ゲーミング主体からの第2のチームを受け取り、
前記ゲーミング主体及び前記少なくとも1つの相手方の間の前記少なくとも1つのゲームの為の特性を設定し、前記特性は、前記第1のチームと前記第2のチームにマッチするように設定され、前記特性は、前記第1のチームと前記第2のチームの間のスプレッドを含み、前記スプレッドは、a)前記第1のチームのメンバーが前記少なくとも1つのゲームを行った結果として獲得されることが予想される点数の第1の合計と、前記第2のチームのメンバーが前記少なくとも1つのゲームを行った結果として獲得されることが予想される点数の第2の合計を決定すること、及びb)前記第1の合計及び前記第2の合計の差を決定すること、により決定される、
装置。
【請求項2】
前記ゲーミング主体が複数のゲーム者の各々と一緒に複数のゲームの各々に参加するように、前記ゲーミング主体との前記リーグにおける前記複数のゲームの各々を形成すべく、前記金銭の額の前記少なくとも1つの部分は、前記複数のゲーム者の各々からの望みの相手方の指示にマッチされる複数の部分を含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つのゲームの為の前記特性を設定することは、前記複数のゲーム各々の特性を設定することを含む、
請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記複数のゲーム各々の各前記ゲームは、ファンタジーのスポーツゲームを含み、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、前記少なくとも1つの相手方から前記第1のチームとしての第1のファンタジーのチームと、前記ゲーミング主体から前記第2のチームとしての第2のファンタジーのチームを受け取り、
前記第1のファンタジーのチームは、前記複数のゲームの全てに前記第1のファンタジーのチームを割り当てる為に前記少なくとも1つの相手方からの単一のコマンドとして受け取られ、
前記第2のファンタジーのチームは、前記複数のゲームの全てに前記第2のファンタジーのチームを割り当てる為に前記ゲーミング主体からの単一のコマンドとして受け取られる、
請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記ゲーミング主体は、アルゴリズム化のゲーミング主体、ヘッジファンド主体、及びミューチュアルファンド主体の少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項6】
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりに、前記金銭の額の少なくとも1つの部分を、ゲーミング市場に公開し、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、少なくとも1つの相手方から受け取り、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、前記少なくとも1つの相手方から受け取ったことに応じて、前記ゲーミング主体と前記少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチしたことに基づいて、前記金銭の額の少なくとも1つの追加的な部分を前記少なくとも1つのゲームのための前記ゲーミング市場に公開し、
前記ゲーミング主体から第2の金銭の額の表示を受け取り、
前記第2の金銭の額の1つ以上の部分を、前記ゲーミング市場に公開し、
前記ゲーミング主体が前記金銭の額と前記第2の金銭の額の間で定義した関係に基づいて、前記少なくとも1つの部分を前記金銭の額に割り当てる、
装置。
【請求項7】
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりに、前記金銭の額の少なくとも1つの部分を、ゲーミング市場に公開し、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、少なくとも1つの相手方から受け取り、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、前記少なくとも1つの相手方から受け取ったことに応じて、前記ゲーミング主体と前記少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチしたことに基づいて、前記金銭の額の少なくとも1つの追加的な部分を前記少なくとも1つのゲームのための前記ゲーミング市場に公開し、
前記ゲーミング主体から第2の金銭の額の表示を受け取り、
前記第2の金銭の額の1つ以上の部分を、前記ゲーミング市場に公開し、
前記金銭の額は、前記ゲーミング主体によって実行される第1の方法に基づいており、前記第2の金銭の額は、前記ゲーミング主体によって実行される第2の方法に基づいている、
装置。
【請求項8】
装置であって、
プロセッサと、
記憶されている複数の命令を有する非一時的な媒体を備え、
前記命令が前記プロセッサによって実行された時に、前記装置は、
ゲーミング主体から金銭の額の指示を受け取り、
前記ゲーミング主体の代わりにゲーミング市場に公開する為に、前記金銭の額の少なくとも1つの部分を決定し、
前記ゲーミング主体の代わりに前記少なくとも1つの部分をゲーミング市場に公開し、前記少なくとも1つの部分は、より少ない部分の前により多い部分が公開されるダッチオークションをシミュレートする為に、前記金銭の額から決定され、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、少なくとも1つの相手方から受け取り、
前記少なくとも1つのゲームのリーグに参加することを望む指示を、前記少なくとも1つの相手方から受け取ったことに応じて、前記ゲーミング主体と前記少なくとも1つの相手方との間に少なくとも1つのゲームを形成する為に、前記少なくとも1つの部分を前記少なくとも1つの相手方にマッチし、
前記少なくとも1つの部分をマッチすることに応じて、前記金銭の額の少なくとも1つの追加的な部分を前記少なくとも1つのゲームのための前記ゲーミング市場に公開する、
装置。