(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022172999
(43)【公開日】2022-11-17
(54)【発明の名称】アイテム情報提供方法およびその装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20221110BHJP
G06Q 30/06 20120101ALI20221110BHJP
【FI】
G06Q30/02 470
G06Q30/06 330
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021089286
(22)【出願日】2021-05-27
(31)【優先権主張番号】10-2021-0059350
(32)【優先日】2021-05-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ジ・ヒョン・ベ
(72)【発明者】
【氏名】ヘ・ヨン・イ
(72)【発明者】
【氏名】ユン・ジョン・チェ
(72)【発明者】
【氏名】ダ・ヨン・イ
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
5L049BB47
(57)【要約】 (修正有)
【課題】アイテム情報を提供するアイテム情報提供方法、電子装置及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】アイテム情報提供方法は、第1入力によりメインアイテムに関する情報確認の段階と、メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテム確認の段階と、少なくとも一つの追加アイテムに関する情報確認の段階と、メインアイテムに関する情報を含む第1領域、少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む第2領域及びアイテムの購入に関連した第1インターフェースを含む第3領域を含む第1ページを提供する段階と、第2領域に対応した第2入力に基づいて少なくとも一つの追加アイテムのうち選択された一つ以上の追加アイテムを確認する段階と、第1インターフェースに対応する第3入力に基づいて、メインアイテム及び選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムの購入に関連した情報を提供する段階と、のうち少なくとも一つの段階を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置のアイテム情報提供方法であって、
第1入力によりメインアイテムに関する情報を確認する段階と、
前記メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムを確認する段階と、
前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認する段階と、
前記メインアイテムに関する情報を含む第1領域、前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む第2領域およびアイテムの購入に関連した第1インターフェースを含む第3領域を含む第1ページを提供する段階と、
前記第2領域に対応した第2入力に基づいて、前記少なくとも一つの追加アイテムのうち選択された一つ以上の追加アイテムを確認する段階と、
前記第1インターフェースに対応する第3入力に基づいて、前記メインアイテムおよび前記選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムの購入に関連した情報を提供する段階と、を含む、アイテム情報提供方法。
【請求項2】
前記選択された一つ以上の追加アイテムの確認に対応して、前記購入に関連したインターフェースに表示される情報を変更する段階をさらに含む、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項3】
前記セットアイテムの購入に関連した情報は、セットアイテム内のアイテムの配送に関連した情報を含み、前記アイテムの配送に関連した情報は、各アイテム別に区分されて表示される、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項4】
前記セットアイテムの購入に関連した情報は、前記第1ページの上に表示される第4領域に表示され、
前記第4領域は、前記セットアイテムの決済のための第2インターフェースおよび前記セットアイテムをカートリストに追加するための第3インターフェースを含む、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項5】
前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認する段階は:
前記メインアイテムに関連したプロモーション識別情報を確認する段階と、
前記プロモーション識別情報に対応するプロモーション識別情報を有する前記少なくとも一つの追加アイテムを確認する段階と、を含む、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項6】
前記第3入力に対応して、前記メインアイテムおよび前記選択された一つ以上の追加アイテムを含む前記セットアイテムに対応するリレーションキーを設定する段階をさらに含む、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項7】
前記アイテム情報提供方法は、
使用者が追加アイテムの変更に関連した第4入力に対応して、前記リレーションキーの値をアップデートし、
前記セットアイテムと異なるセットアイテムの購入に関連した第5入力に対応して、前記リレーションキーと異なるリレーションキーを設定する、請求項6に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項8】
前記セットアイテムを含む複数のセットアイテムの購入のための第2ページを使用者の端末に提供する段階をさらに含み、
前記第2ページは、互いに異なるリレーションキーの値を有するセットアイテムを区分して表示する、請求項6に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項9】
使用者の第6入力により、リレーションキーに基づいて前記セットアイテムをショッピングカートリストに追加する、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項10】
前記第1ページは、各追加アイテムを選択するためのチェックボックス(check box)を含む、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項11】
第7入力の対応により前記ショッピングカートリストに含まれたセットを示すための第3ページを前記使用者の端末に提供する段階をさらに含み、
前記第3ページは互いに異なるリレーションキーの値を有するセットアイテムを区分して表示する、請求項9に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項12】
前記第2ページは、前記メインアイテムの価格および前記少なくとも一つの追加アイテムの価格を合わせた第1価格を示す第1情報、および前記第1価格にセット割引が適用された第2価格を示す第2情報を含む、請求項8に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項13】
前記第2ページは、前記第1価格および前記第2価格の差を示す第3情報をさらに含む、請求項12に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項14】
前記第2ページは、前記使用者が前記セットアイテムの購入数量を調節するためのインターフェースを含む、請求項8に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項15】
前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報は、各追加アイテムに対して購入時に適用される割引が適用された価格を示す情報を含む、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項16】
前記第1ページは、前記少なくとも一つの追加アイテムを特定の順序で整列して示し、前記特定の順序は、各追加アイテムに対して購入時に適用される割引の程度に基づいて決定される、請求項1に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項17】
プロモーション識別情報の値が同一のアイテムを区分するためのバンドル識別情報を確認する段階と、
前記バンドル識別情報に含まれた前記アイテムの販売量に基づいて少なくとも一つの代表アイテムを確認する段階と、
前記少なくとも一つの代表アイテムを使用者の端末に提供する段階と、をさらに含む、請求項5に記載のアイテム情報提供方法。
【請求項18】
アイテム情報を提供する電子装置であって、
プロセッサー;を含み、前記プロセッサーは:
第1入力によりメインアイテムに関する情報を確認し、
前記メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムを確認し、
前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認し、
前記メインアイテムに関する情報を含む第1領域、前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む第2領域およびアイテムの購入に関連した第1インターフェースを含む第3領域を含む第1ページを提供し、
前記第2領域に対応した第2入力に基づいて前記少なくとも一つの追加アイテムのうち選択された一つ以上の追加アイテムを確認し、
前記第1インターフェースに対応する第3入力に基づいて前記メインアイテムおよび前記選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムの購入に関連した情報を提供する、電子装置。
【請求項19】
非一過性のコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
コンピュータ読み取り可能命令語を保存するように構成される媒体を含み、
前記コンピュータ読み取り可能命令語は、プロセッサーによって実行される場合、前記プロセッサーは:
第1入力によりメインアイテムに関する情報を確認する段階と、
前記メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムを確認する段階と、
前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認する段階と、
前記メインアイテムに関する情報を含む第1領域、前記少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む第2領域およびアイテムの購入に関連した第1インターフェースを含む第3領域を含む第1ページを提供する段階と、
前記第2領域に対応した第2入力に基づいて、前記少なくとも一つの追加アイテムのうち選択された一つ以上の追加アイテムを確認する段階と、
前記第1インターフェースに対応する第3入力に基づいて、前記メインアイテムおよび前記選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムの購入に関連した情報を提供する段階と、を含む、非一過性のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施形態は、アイテム情報提供方法およびその装置に関する。より具体的には、本開示は使用者が購入しようとするアイテムに関連した他のアイテムまたは一緒に購入する場合、割引特典が適用される他の商品を使用者に見やすく提供し、使用者がこれらをセット単位で購入またはショッピングカートに追加して効果的に購入手続きを進行できる、アイテムリスト管理方法およびその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットショッピングモールにおいて使用者は望む商品を選択し、選択した商品を購入することができる。また、一般的に商品を販売する場合、需要者の購入意思を促進させるために、特定商品と共に購入すれば割引が適用される他の商品が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】韓国公開特許公報第10-2006-0032376号
【0004】
使用者は、使用者が検索した特定商品のみを購入してもよいが、特定商品に関連した他の商品を一度に購入することを望むこともある。また、一般的に特定商品と共に購入する場合に割引特典が適用される他の商品がある場合、オンライン上では需要者はこのような情報が分かり難い。使用者がメインアイテムおよび関連した他の商品を一つ一つ検索および照会して購入しなければならないのであれば、これは使用者に不要な負担と不便を与えるだけでなく、他の商品に対する購入需要を促進させることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施形態が解決しようとする課題は、前述した問題点を解決するために、アイテム情報提供方法およびその装置に関する。具体的には、使用者が購入しようとするアイテムを選択または照会すると、該当商品と共に購入する場合に割引が適用される商品または該当商品と密接な関連がある他の商品を共に使用者に提示し、これらをセット単位で購入できるように構成されるアイテム情報提供方法およびその装置に関する。
【0006】
本実施形態が達成しようとする技術的課題は、前記のような技術的課題に限定されず、以下の実施形態からさらに他の技術的課題が類推され得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するために、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、第1入力によりメインアイテムに関する情報を確認する段階;メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムを確認する段階;少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認する段階;メインアイテムに関する情報を含む第1領域、少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む第2領域およびアイテムの購入に関連した第1インターフェースを含む第3領域を含む第1ページを提供する段階;第2領域に対応した第2入力に基づいて少なくとも一つの追加アイテムのうち選択された一つ以上の追加アイテムを確認する段階;および第1インターフェースに対応する第3入力に基づいてメインアイテムおよび選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムの購入に関連した情報を提供する段階のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0008】
さらに、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、選択された一つ以上の追加アイテムの確認に対応して、購入に関連したインターフェースに表示される情報を変更する段階をさらに含むことができる。
【0009】
ひいては、実施形態に係るセットアイテムの購入に関連した情報は、セットアイテム内のアイテムの配送に関連した情報を含み、アイテムの配送に関連した情報は各アイテム別に区分されて表示され得る。
【0010】
さらに、実施形態に係るセットアイテムの購入に関連した情報は、第1ページの上に表示される第4領域に表示され得、第4領域はセットアイテムの決済のための第2インターフェースおよびセットアイテムをショッピングカートリストに追加するための第3インターフェースを含むことができる。
【0011】
さらに、実施形態に係る少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認する段階は:メインアイテムに関連したプロモーション識別情報を確認する段階;およびプロモーション識別情報に対応するプロモーション識別情報を有する少なくとも一つの追加アイテムを確認する段階のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0012】
また、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、第3入力に対応してメインアイテムおよび選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムに対応するリレーションキーを設定する段階をさらに含むことができる。
【0013】
また、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、使用者が追加アイテムの変更に関連した第4入力に対応して、リレーションキーの値をアップデートし、セットアイテムと異なるセットアイテムの購入に関連した第5入力に対応して、リレーションキーと異なるリレーションキーを設定することができる。
【0014】
また、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、実施形態に係るセットアイテムを含む複数のセットアイテムの購入のための第2ページを使用者の端末に提供する段階をさらに含むことができ、第2ページは互いに異なるリレーションキーの値を有するセットアイテムを区分して表示することができる。
【0015】
さらに、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、使用者の第6入力によりリレーションキーに基づいてセットアイテムをショッピングカートリストに追加することができる。
【0016】
さらに、実施形態に係る第1ページは、各追加アイテムを選択するためのチェックボックス(check box)を含むことができる。
【0017】
さらに、実施形態によると、第7入力の対応によりショッピングカートリストに含まれたセットを示すための第3ページを使用者の端末に提供する段階をさらに含むことができ、第3ページは互いに異なるリレーションキーの値を有するセットアイテムを区分して表示することができる。
【0018】
さらに、実施形態に係る第2ページは、メインアイテムの価格および少なくとも一つの追加アイテムの価格を合わせた第1価格を示す第1情報、および第1価格にセット割引が適用された第2価格を示す第2情報を含むことができる。
【0019】
ひいては、実施形態に係る第2ページは、第1価格および第2価格の差を示す第3情報をさらに含むことができる。
【0020】
ひいては、実施形態に係る第2ページは、使用者がセットアイテムの購入数量を調節するためのインターフェースを含むことができる。
【0021】
ひいては、実施形態に係る少なくとも一つの追加アイテムに関する情報は、各追加アイテムに対して購入時に適用される割引が適用された価格を示す情報を含むことができる。
【0022】
また、実施形態に係る第1ページは、少なくとも一つの追加アイテムを特定の順序で整列して表し、特定の順序は各追加アイテムに対して購入時に適用される割引の程度に基づいて決定され得る。
【0023】
また、実施形態に係るアイテム情報提供方法は、プロモーション識別情報の値が同一のアイテムを区分するためのバンドル識別情報を確認する段階;バンドル識別情報に含まれたアイテムのうち販売量が多い順序で特定個数のアイテムを確認する段階;および確認された特定個数のアイテムに関する情報を使用者の端末に提供する段階のうち少なくとも一つをさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0024】
実施形態に係るアイテム情報提供方法は、使用者が特定アイテムに関連した他のアイテムを一つ一つ照会したり検索せずに使用者に必要なアイテムに関する情報を提供することができるため、使用者に不要な負担を減らし、使用者の不便を解消することができる。
【0025】
実施形態に係るアイテム情報提供方法は、メインアイテムに関連するか派生したアイテムに関する購入需要を高めることができる。
【0026】
実施形態に係るアイテム情報提供方法は、使用者がメインアイテムを購入する時、メインアイテムを活用するにあたり、必要な他のアイテムが何であるかを一目で把握できるようにして需要者に必要なアイテムを効果的に伝達することができる。
【0027】
実施形態に係るアイテム情報提供方法は、アイテムをセット単位で大量で購入しようとする使用者に混同を避けられるようにし、使用者が一つ一つ個別アイテムの数量を計算および決定する不便さを減らすことができるため、使用者の錯誤による購入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】実施形態に係る電子装置の内部構成要素の例示を示す。
【
図2】実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【
図3】実施形態に係るメインアイテムと実施形態に係る追加アイテムの間の関係を示す図面である。
【
図4】実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【
図5】実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【
図6】実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【
図10】実施形態に係る第1ページおよび実施形態に係るショッピングカートリストを示す第3ページの例示を示す。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
実施形態を説明するにおいて、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関連のない技術内容については説明を省略する。これは、不要な説明を省略することによって本発明の要旨を曖昧にせず、より明確に伝達するためである。
【0031】
同様の理由により、添付図面において一部の構成要素は、誇張または省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは、実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0032】
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すれば明確となるであろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし、本実施形態は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は、同一の構成要素を指し示す。
【0033】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーに搭載され得るため、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するためにコンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションは、フローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションは、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成し、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0034】
また、各ブロックは、特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目されたい。例えば、連続して図示されている二つのブロックは事実、実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時折該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0035】
この時、本実施形態で使われる「~部」という用語はソフトウェアまたはFPGAまたはASICのようなハードウェア構成要素を意味し、「~部」はある役割を遂行する。しかし、「~部」は、ソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「~部」はアドレッシングできる記憶媒体にあるように構成されてもよく、一つ以上のプロセッサーを再生させるように構成されてもよい。したがって、一例として、「~部」は、ソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャー、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、および変数を含む。構成要素と「~部」の中で提供される機能は、さらに小さい数の構成要素および「~部」に結合されたり、追加的な構成要素と「~部」にさらに分離され得る。それだけでなく、構成要素および「~部」は、デバイスまたはセキュリティマルチメディアカード内の一つまたはそれ以上のCPUを再生させるように具現されてもよい。
【0036】
図1は、実施形態に係る電子装置の内部構成要素の例示を示す。
【0037】
図1を参照すると、電子装置100の内部構成要素は、図示された構成要素のみに限定されない。電子装置100は、プロセッサー110、トランシーバー120、およびメモリ130のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0038】
プロセッサー110は、本開示の多様な実施形態に係るアイテム情報共有方法を遂行するための一連の段階を処理することができる。プロセッサー110は、電子装置100の他の構成要素を制御することができる。一方、実施形態において商品は、特定アイテムを称する用語として使われ得、電子装置100に関連したサービスでアイテムを使用者に販売することができる。
【0039】
プロセッサー110は、第1商品に関する第1ページの要請に対応して、第1商品に関する詳細情報を確認することができる。プロセッサー110は、第1商品が特定カテゴリーに含まれるか否かをメモリ130を通じて確認した場合、特定カテゴリーに対応する少なくとも一つの第2商品を確認することができる。プロセッサー110は、特定カテゴリーに対応する少なくとも一つの属性リストを確認することができ、属性リストはメモリ130にあらかじめ保存されているか、トランシーバー120を通じて外部から受信してもよい。プロセッサー110は、電子装置100のディスプレイに第1ページを提供することができる。第1ページは、第1商品に関する詳細情報が提供される第1部分、属性リストに対応する第1商品の第1属性情報が提供される第2部分、および属性リストに対応する少なくとも一つの第2商品の第2属性情報が提供される第3部分を含むことができる。
【0040】
トランシーバー120は、電子装置100のメモリ130に保存された情報またはプロセッサー110によって処理された情報を他の装置に送信したり、他の装置から電子装置100に情報を受信する機能を遂行することができる。
【0041】
メモリ130は、電子装置100の所定の保存空間に具現されたデータ構造として、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能が自由に遂行され得る。例えば、メモリ130は、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールドまたは構成要素を含むことができる。メモリ130は、電子装置100が情報提供方法を遂行するのに関連したデータを保存することができる。例えば、メモリ130は、プロセッサー110の実行動作のための命令語またはデータを保存することができる
【0042】
図2は、実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【0043】
図2に示された動作の一部または全部は、
図1に示された実施形態に係る電子装置100または電子装置100内のプロセッサー110により遂行され得る。
図2を参照すると、実施形態に係るアイテム情報提供装置は、S200段階ないしS205段階のうち一部または全部を含むことができる。以下では、実施形態に係るアイテム情報提供装置を実施形態に係る電子装置と呼称することにする。
【0044】
S200段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、第1入力によりメインアイテムに関する情報を確認することができる。
【0045】
第1入力は、例えば、実施形態に係るメインアイテムを検索および照会する入力であり得る。例えば、第1入力は、メインアイテムに関する情報を読み出すための使用者の入力を含むことができる。
【0046】
メインアイテムは、使用者が購入しようとする実施形態に係るアイテムまたは商品であり得る。メインアイテムは、使用者が購入しようとする主な商品を意味する。すなわち、使用者は、メインアイテムを購入するために第1入力を電子装置に伝送し、実施形態に係る電子装置は第1入力を確認する。メインアイテムは、プライマリーアイテム、主アイテムなどと呼称され得る。
【0047】
S201段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムを確認することができる。
【0048】
使用者は、例えば、メインアイテムのみを購入してもよいが、メインアイテムに関連した他のアイテムを一度に購入することを望む場合もある。しかし、使用者がメインアイテムおよび関連した他のアイテムを別々に検索および照会して購入しなければならないのであれば、これは使用者に不要な負担と不便を与えるだけでなく、他の商品に対する購入需要を促進させることができない。
【0049】
したがって、実施形態に係る電子装置は、使用者がメインアイテムを購入しようとする時、メインアイテムに関連した他のアイテムも一目で見せる必要がある。したがって、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムを使用者に提供するために少なくとも一つの追加アイテムを確認することができる。
【0050】
実施形態に係る追加アイテムは、メインアイテムに関連したアイテムであり得る。追加アイテムは、例えば、メインアイテムの下位アイテムであってもよく、メインアイテムと共に必要とするアイテムであってもよい。例えば、メインアイテムがコンピュータ商品である場合、追加アイテムは、コンピュータ商品の動作に必要とされるコンピュータに含まれた電線、コンピュータの部品、コンピュータのアクセサリーなどを含むことができる。例えば、追加アイテムは、コンピュータ商品に関連する商品としてマウス、キーボードなどを含むことができる。追加アイテムは、セカンダリーアイテム、付随アイテムなどと呼称され得る。
【0051】
実施形態に係る追加アイテムは、メインアイテムと共に購入する場合、割引特典(またはプロモーション)が適用され得るアイテムを意味し得る。すなわち、追加アイテムは、使用者がメインアイテムと共に購入する場合、メインアイテムおよび追加アイテムに対して割引が適用されるアイテムであり得る。
【0052】
実施形態に係る追加アイテムは、バンドルアイテム、バンドル商品などと呼称され得る。
【0053】
追加アイテムは、メインアイテムと共に多く販売されるアイテムであり得る。例えば、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムを先に確認し、メインアイテムが販売された購入記録を確認し、購入記録からメインアイテムと共に販売された他のアイテムを確認した後、そのうち頻繁に販売されたアイテムを追加アイテムとして決定することができる。
【0054】
実施形態に係る電子装置は、メインアイテムと追加アイテムを連結するためのプロモーション識別情報をアイテム別に保存することができる。例えば、第1アイテムと第2アイテムが同一のプロモーション識別情報の値を有する場合、第1アイテムと第2アイテムは、互いにメインアイテムおよび追加アイテムの関係にある。例えば、使用者がメインアイテムとして第1アイテムを選択したとすれば、実施形態に係る電子装置は、第2アイテムを追加アイテムとして決定することができ、追加アイテムを使用者に提示することができる。すなわち、各アイテムは、プロモーション識別情報を有することができ、実施形態に係る電子装置は、使用者によってメインアイテムが選択された場合、メインアイテムのプロモーション識別情報の値と同一のプロモーション識別情報を有する追加アイテムを照会し、照会された追加アイテムを使用者に提示することができる。
【0055】
S202段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を確認することができる。
【0056】
実施形態に係る電子装置は、S201段階で照会された追加アイテムに関する情報を確認することができる。追加アイテムに関する情報は、例えば、各追加アイテムの名称、各追加アイテムの説明関連情報、各追加アイテムの価格、追加アイテムの割引に関連した情報、追加アイテムのカテゴリー(category)を含むことができる。
【0057】
S203段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムに関する情報を含む第1領域、少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む第2領域およびアイテムの購入に関連した第1インターフェース(または第1インターフェース)を含む第3領域を含む第1ページを提供することができる。
【0058】
第1ページは、実施形態に係るメインアイテムに関する詳細説明を示すためのページであり得る。第1ページは、アイテム詳細ページ、商品詳細ページ、商品情報ページなどとして多様に呼称され得る。
【0059】
第1ページは、例えば、実施形態に係る第1領域ないし第3領域のうち少なくとも一つを含むことができる。実施形態に係る第1領域は、メインアイテムに関する情報を含む。例えば、第1領域は、メインアイテムの名称、メインアイテムの説明関連情報、メインアイテムの価格、メインアイテムの割引に関連した情報、メインアイテムのカテゴリー(category)、メインアイテムのレビューに関連した情報を含むことができる。実施形態に係る第2領域は、メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムに関する情報を含む。第3領域は、アイテムの購入に関連した第1インターフェース(または第1インターフェース)を含むことができる。第3領域は、アイテムをショッピングカートリストに追加するための第2インターフェースをさらに含むことができる。
【0060】
S204段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、第2領域に対応した第2入力に基づいて少なくとも一つの追加アイテムのうち選択された一つ以上の追加アイテムを確認することができる。
【0061】
実施形態に係る第2入力は、メインアイテムに関連した少なくとも一つの追加アイテムの中で一つまたはそれ以上の追加アイテムを選択する入力を含むことができる。例えば、メインアイテムに関連した追加アイテムが5個があり、使用者がこれらのうち一つまたはそれ以上の追加アイテムを選択する場合、第2入力は使用者が選択したアイテムに関連した入力であり得る。実施形態に係る電子装置は、第2入力により使用者が選択した一つまたはそれ以上の追加アイテムを確認する。
【0062】
実施形態に係る第2入力は、実施形態に係る第2領域内で入力を受けることができる。例えば、使用者が第1ページ内の第2領域で特定追加アイテムをクリックすると、第2入力は該当追加アイテムを選択する入力であり得る。例えば、使用者が第1ページ内の第2領域で特定追加アイテムを示す領域においてスライド(slide)ジェスチャーを遂行した場合、第2入力は該当追加アイテムを選択する入力であり得る。
【0063】
S205段階を参照すると、実施形態に係る第1インターフェースに対応する第3入力に基づいてアイテムおよび選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムの購入に関連した情報を提供することができる。
【0064】
第3入力は、実施形態に係る第1インターフェースに対応する入力である。例えば、使用者が第1インターフェースをクリックすると、実施形態に係る電子装置は第3入力として、アイテムおよび選択された一つ以上の追加アイテムを含むセットアイテムを購入するための情報を使用者に提供することができる。
【0065】
セットアイテムは、使用者が購入しようとするメインアイテムと使用者がS204段階で選択した一つまたはそれ以上の追加アイテムを含むアイテムのセットであり得る。
【0066】
実施形態に係る電子装置は、セットアイテムを一つの単位アイテムとして区分して使用者のアイテム購入手続きを提供することができる。例えば、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムと使用者が選択した追加アイテムを含むセットアイテムを一つのアイテム単位として見なして、使用者に該当セットアイテムの購入数量を質問することもできる。
【0067】
また、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムが同一であっても追加アイテムが異なる場合、他のセットアイテムとして区別して使用者にアイテム購入手続きを提供することができる。例えば、実施形態に係る電子装置は、メインアイテム1個と第1追加アイテム1個を含む第1セットと、メインアイテム1個と第2追加アイテム2個を含む第2セットは、互いに異なるアイテムとして見なされ、使用者がセット単位でアイテム購入見積りを管理できるようにすることができる。
【0068】
実施形態に係る電子装置は、このような機能を提供するために、セットアイテムを識別するためのリレーション識別情報を生成することができる。リレーション識別情報は、例えば、使用者が購入することを望むセットアイテムに関する識別情報を含むことができる。
【0069】
例えば、使用者がメインアイテムと一つまたはそれ以上の追加アイテムを含むセットアイテムを選択したり購入する場合、実施形態に係る電子装置は、該当セットを識別するためのリレーション識別情報を生成することができる。使用者が該当セットで一部の追加アイテムを追加または削除したり変更する場合には、生成されたリレーション識別情報が変更され得る。
【0070】
例えば、第1セットが1個のメインアイテムおよび1個の第1追加アイテムを含み、第2セットが1個のメインアイテムおよび2個の第2追加アイテムを含む場合、第1セットに関するリレーション識別情報の値は、第2セットに関するリレーション識別情報の値と異なり得る。ここで、使用者が第2セットに含まれた第2追加アイテムを削除し第1追加アイテムを追加する場合、第2セットは第1セットと同一であるため第2セットのリレーション識別情報は第1セットのリレーション識別情報と同一であり得る。
【0071】
実施形態に係る電子装置は、このような構成により、アイテムをセット単位で大量で購入しようとする使用者に混同を避けられるようにし、使用者が一つ一つ個別アイテムの数量を計算および決定する不便さを減らすことができるため、使用者の錯誤による購入を防止することができる。
【0072】
実施形態に係る電子装置は、このような構成により、使用者が特定アイテムに関連した他のアイテムを一つ一つ照会したり検索せずに使用者に必要なアイテムに関する情報を提供することができるため、使用者に不要な負担を減らし、使用者の不便を解消することができる。
【0073】
また、実施形態に係る電子装置は、このような構成により、メインアイテムに関連するか派生したアイテムに対する購入需要を高めることができる。
【0074】
ひいては、実施形態に係る電子装置は、このような構成により、使用者がメインアイテムを購入する時にメインアイテムを活用するにおいて、必要な他のアイテムが何があるかを一目で把握できるようにして需要者に必要なアイテムを効果的に伝達することができる。
【0075】
図3は、実施形態に係るメインアイテムと実施形態に係る追加アイテムの間の関係を示す図面である。
【0076】
図3に示された実施形態に係る動作の一部または全部は、
図1ないし
図2に示された実施形態に係る電子装置で遂行され得る。
【0077】
図3を参照すると、アイテムは、該当アイテムに関連した追加アイテムを確認するためのプロモーション識別情報を有することができる。例えば、第1アイテムは、第1アイテムと関連がある追加アイテムを確認するために第1アイテムに関するプロモーション識別情報を有することができる。すなわち、特定アイテムおよび特定アイテムに関連した少なくとも一つのアイテムは、同一のプロモーション識別情報を有することができる。
【0078】
実施形態に係る電子装置は、使用者が選択したメインアイテム300aのプロモーション識別情報300bを確認し、該当プロモーション識別情報300bの値と同一のプロモーション識別情報301bを有する追加アイテム301aを確認する。実施形態に係る電子装置は、使用者が選択したメインアイテム300aに関する情報と共に、メインアイテムに関連した追加アイテム301aに関する情報を使用者に提供することができる。
【0079】
例えば、
図3を参照すると、使用者がアイテムX300aをメインアイテムとして選択した場合、実施形態に係る電子装置は、アイテムX300aに関する情報を確認する。実施形態に係る電子装置は、アイテムX300aのプロモーション識別情報300bを確認し、プロモーション識別情報が「123」である他のアイテム301aを照会することができる。実施形態に係る電子装置は、照会された他の追加アイテムYおよびZ301aに関する情報を確認する。実施形態に係る電子装置は、アイテムX300aに関する情報および他の追加アイテムYおよびZ301aに関する情報を含む第1ページを使用者に提供する。
【0080】
実施形態に係る電子装置は、同一のプロモーション識別情報を有するアイテムの一部または全部を一つのバンドルグループ(bundle group)として分類して保存してもよい。例えば、
図3でプロモーション識別情報が同一であるX、Y、およびZアイテムは、同一のバンドルグループとして分類されて実施形態に係る電子装置に保存され得る。
【0081】
バンドルグループは、例えば、同一のプロモーション識別子を有するアイテムを含むグループ(group)であってもよく、同一のプロモーション識別子を有するアイテムのうち一部のみを含むグループであってもよい。バンドルグループは、例えば、一つの特定アイテムと構造的に同様であるが、他の属性(例えば、色調、大きさなど)が異なるアイテムの集合を示すことができる。例えば、携帯電話ケースアイテムに対して白色携帯電話ケース、黒色携帯電話ケース、灰色携帯電話ケースなどは、すべて同一のバンドルグループに含まれたアイテムであり得る。
【0082】
実施形態に係るバンドルグループは、バンドル識別子(bundle ID)により識別され得る。また、実施形態に係るバンドルグループに含まれた多様なアイテムは、ベンダーアイテム識別子(Vendor item ID)により識別され得る。ベンダーアイテム識別子は、各アイテムごとに有しているアイテムに関する情報であり得る。
【0083】
すなわち、使用者がメインアイテム300aを選択すると、実施形態に係る電子装置は、使用者が選択したメインアイテム300aが属したバンドルグループ302を確認し、該当バンドルグループ302内に含まれた他の追加アイテム302aを確認することができる。バンドルグループ302は、例えばバンドル識別情報によって区分または識別され得る。すなわち、バンドル識別情報は、プロモーション識別情報の値が同一のアイテムを区分するための識別情報であり得る。
【0084】
図4は、実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【0085】
図4に示された動作の一部または全部は、
図1ないし
図3に示された実施形態に係る電子装置によって遂行され得る。
図4を参照すると、実施形態に係るアイテム情報提供装置は、S400段階およびS401段階のうち一部または全部を含むことができる。以下では、実施形態に係るアイテム情報提供装置を実施形態に係る電子装置と呼称することにする。
【0086】
S200段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムに関する情報を確認することができる。S200段階は
図2に示されたS200段階に示された動作の一部または全部を含むことができる。
【0087】
S201段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、アイテムと同一のプロモーション識別情報を有する追加アイテムを確認することができる。S200段階は、
図2に示されたS201段階ないしS203段階のうち少なくとも一つの動作を含むことができる。
【0088】
S201段階は、例えば、メインアイテムに関連したプロモーション識別情報を確認する段階およびプロモーション識別情報に対応するプロモーション識別情報を有する少なくとも一つの追加アイテムを確認する段階のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0089】
図5は、実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【0090】
図5に示された動作の一部または全部は
図1ないし
図4に示された実施形態に係る電子装置によって遂行され得る。
【0091】
具体的には、
図5は、実施形態に係る電子装置が、使用者が選択したメインアイテムおよび追加アイテムをセット(set)単位で管理して購入できるように、アイテムまたはアイテムのセット単位でリレーション(relation)識別情報を生成する動作を示す。
図5に示された実施形態に係るリレーション識別情報は、
図2で説明したリレーション識別情報であり得る。
【0092】
このような構成により、使用者は、実施形態に係る電子装置を通じてメインアイテムおよび追加アイテムを別途に購入したり別途に管理してもよいが、通じてメインアイテムおよび追加アイテムを一つのセットで束ねて管理してもよい。したがって、実施形態に係る電子装置は、複数のアイテムをセットで管理できるようにして使用者に便利な購入手続きを提供する。
【0093】
図5を参照すると、実施形態に係るアイテム情報提供装置は、S500段階およびS501段階のうち一部または全部を含むことができる。以下では、実施形態に係るアイテム情報提供装置を実施形態に係る電子装置と呼称することにする。
【0094】
S500段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、第1セットアイテムに対応する第1リレーション識別情報を設定することができる。セットアイテムは、使用者が購入しようとするメインアイテムと一つまたはそれ以上の追加アイテムを含むアイテムのセットであり得る。実施形態に係るアイテム情報提供装置は、使用者がアイテムをセット単位で管理できるようにするために、アイテムを識別するための識別子(例えば、アイテム識別子など)と区分される第1セットアイテムの第1リレーション識別情報を生成または設定することができる。
【0095】
実施形態に係るアイテム情報提供装置は、リレーション識別情報とアイテムを識別するための識別子を区分することによって、アイテムを個別に購入する場合とアイテムを他のアイテムと束ねて購入する場合を別途に取り扱って使用者に便利に管理できる機能を提供することができる。すなわち、実施形態に係るリレーション識別情報は、アイテムのセット(すなわち、セットアイテム)を識別するための識別情報であり得る。
【0096】
ひいては、実施形態に係る電子装置は、一つのセット内に含まれたアイテムが変更される場合、該当セットに関するリレーション識別情報が変更(アップデート)されなければならない。例えば、メインアイテムと第1追加アイテムを含むセットアイテムは、メインアイテムと第2追加アイテムを含むセットアイテムと異なるセットである。
【0097】
したがって、S501段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、第1セットアイテム内の追加アイテムの変更に関連した入力を確認することができる。S502段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は第1リレーション識別情報の値をアップデートすることができる。
【0098】
追加アイテムの変更は、例えば、第1セットアイテム内に含まれた追加アイテムが異なるアイテムに変更される場合、第1セットアイテム内に含まれた追加アイテムの個数が変更される場合、第1セットアイテム内に含まれた追加アイテムが削除される場合があり得る。
【0099】
例えば、第1セットアイテムが一つのメインアイテムと二つの第1追加アイテムを含み、使用者の入力によって第1追加アイテムが削除されたり個数が変更された場合、実施形態に係る電子装置は、第1リレーション情報の値を変更(アップデート)する。同様に、使用者の入力によって第2追加アイテムが追加された場合、第1リレーション情報の値を変更する。
【0100】
実施形態に係る電子装置は、このような構成により、アイテムをセット単位で大量で購入しようとする使用者に混同を避けられるようにし、使用者が一つ一つ個別アイテムの数量を計算および決定する不便を減らすことができるため、使用者の錯誤による購入を防止することができる。
【0101】
実施形態に係る電子装置は、このような構成により、使用者が特定アイテムに関連した他のアイテムを一つ一つ照会したり検索せずに使用者に必要なアイテムに関する情報を提供することができるため、使用者に不要な負担を減らし、使用者の不便を解消することができる。
【0102】
図6は、実施形態に係るアイテム情報提供方法の例示を示すフローチャートである。
【0103】
図6に示された動作の一部または全部は、
図1ないし
図5に示された実施形態に係る電子装置によって遂行され得る。
【0104】
具体的には、
図6は、実施形態に係る電子装置が、メインアイテムに対する追加アイテムのうち適合または重要なアイテムの順序で使用者に提示するために、追加アイテムのうち一部を選択する動作を示すことができる。
【0105】
図6を参照すると、実施形態に係る電子装置は、S600段階ないしS608段階のうち一部または全部を遂行できる。
【0106】
S600段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、アイテムに関する情報を確認する。S601段階を参照すると、アイテムと同一のプロモーション識別子を有する追加アイテムを確認する。S600段階ないしS601段階は、
図4に示された動作の一部または全部を含むことができる。
【0107】
S602段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、追加アイテムの個数が特定個数以上であるか否かを確認することができる。特定個数は、例えば、システムによって既設定された値であってもよく、使用者によって設定された値であってもよい。
【0108】
例えば、実施形態に係る電子装置は、確認された追加アイテムの個数が過度に多い場合、使用者に一部の追加アイテムのみを提示する必要があり、追加アイテムのうち使用者が購入する可能性が高いアイテムを提示する必要がある。
【0109】
したがって、実施形態に係る電子装置は、確認された追加アイテムの個数が特定個数以上の場合には、追加アイテムのうち一部のみを選択して提示する。一方、実施形態に係る電子装置は、多様な基準により追加アイテムのうち一部を選択したり多様な基準により追加アイテムを整列して使用者に提示することができる。
【0110】
例えば、実施形態に係る電子装置は、販売量が多いアイテムの順序でメインアイテムに対する追加アイテムを提示することができる。例えば、メインアイテムが携帯電話であり、該当携帯電話と同一のプロモーション識別子を有するアイテムの販売量が携帯電話ケースアイテム、充電器アイテム、液晶フィルムアイテムの順序で多い場合、実施形態に係る電子装置は、携帯電話ケースアイテム、充電器アイテム、液晶フィルムアイテムの順序で追加アイテムを提示することができる。
【0111】
また、例えば、実施形態に係る電子装置は、追加アイテムのうち、メインアイテムと共に購入する場合、割引特典が多く適用される順序で追加アイテムを提示したり、割引特典が多く適用される特定個数の追加アイテムを提示してもよい。例えば、実施形態に係る電子装置は、追加アイテムのうち、該当メインアイテムを購入した他の購入者が共に多く購入したアイテムを提示することができる。例えば、メインアイテムが携帯電話であり、該当携帯電話を購入する時に携帯電話ケースアイテムの購入に30%、充電器アイテムの購入に50%、液晶フィルムアイテムの購入に20%の割引特典が適用される場合、実施形態に係る電子装置は、充電器、携帯電話ケース、液晶フィルムの順序で追加アイテムを露出することによって使用者に提示することができる。したがって、
図6を参照すると、確認された追加アイテムの個数が特定個数以上の場合、電子装置は、追加アイテムを整列する段階S603および整列した結果に基づいて追加アイテムのうち特定個数に該当する追加アイテムに関する情報を提供する段階S604のうち少なくとも一つを遂行できる。
【0112】
S603段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムと共に購入する場合、追加アイテムを割引特典が多く適用される順序で整列してもよく、該当メインアイテムを購入した他の購入者が共に多く購入したアイテムの順序で整列してもよい。
【0113】
また、
図6を参照すると、確認された追加アイテムの個数が特定個数より少ない場合、実施形態に係る電子装置は、S605段階ないしS608段階のうち少なくとも一つを遂行することができる。
【0114】
例えば、実施形態に係る電子装置は、使用者が選択したメインアイテムのバンドル識別情報を確認し、該当バンドルアイテム内で販売量が多いアイテム順で(または代表として)追加アイテムを選択することができる。すなわち、実施形態に係る電子装置は、使用者が購入しようとするアイテムのバンドルグループ内で、他の使用者によって多く販売される順序で追加アイテムを使用者に提示したり、販売量が多い追加アイテムを代表として使用者に提示することができる。バンドル識別情報は、プロモーション識別情報の値が同一のアイテムを区分するための識別情報であり得る。バンドルグループは一つの特定アイテムと構造的に同様であるが、他の属性(例えば、色調、大きさなど)が異なるアイテムの集合を示すことができる。
【0115】
すなわち、例えば、携帯電話ケースアイテムに関して白色携帯電話ケース、黒色携帯電話ケース、灰色携帯電話ケースなどは、すべて同一のバンドルグループに含まれたアイテムであり得る。もし、黒色携帯電話ケースアイテムの販売量が最も高い場合、実施形態に係る電子装置は、携帯電話ケースアイテムに関するバンドルグループ内に含まれた多様な色調の携帯電話ケースアイテムのうち黒色携帯電話ケースアイテムを代表として露出するように使用者に提示することができる。一方、実施形態に係るバンドルグループに含まれた多様なアイテムは、ベンダアイテム識別子(Vendor item ID)により識別され得る。ベンダアイテム識別子は、各アイテムごとに有しているアイテムに関する情報であり得る。
【0116】
したがって、S605段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、アイテムのバンドル識別情報を確認することができる。バンドル識別情報は、例えば、
図2ないし
図3で説明したバンドル識別情報であり得る。S606段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、確認されたバンドル識別情報に基づいて、該当バンドルグループ内のアイテム(バンドルアイテム)のうち少なくとも一つを購入した購入者を確認する。S607段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、バンドルアイテムのうち確認された購入者に販売量が多いアイテムを確認することができる。S608段階を参照すると、実施形態に係る電子装置は、販売量が多いアイテムのうち特定個数だけ追加アイテムに関する情報を提供することができる。特定個数は、5個であってもよく、それ以上またはそれ以下であってもよい。また、例えば、電子装置は、バンドルグループ内に含まれたアイテムのうち、代表とするアイテム一つのみを使用者に提示してもよいが、この場合、特定個数は1個であり得る。
【0117】
実施形態に係る電子装置は、特定メインアイテムに関する追加アイテムのうち使用者の選好度または販売量などを基準として一部のみを使用者に提示することによって、使用者にどの追加アイテムを購入すれば、メインアイテムと共に購入する場合に良い特典を受けることができるかを効率的に提示することができる。
【0118】
また、実施形態に係る電子装置は、追加アイテムを優先順位に基づいて使用者に提示することによって、使用者に最も適合した追加アイテムを提供できるようにし、使用者のアイテム購入率および需要意志を促進させることができる。
【0119】
【0120】
図7に示された実施形態に係る第1ページ700は、実施形態に係るメインアイテムに関する詳細説明を示すためのページであり得る。第1ページ700は、アイテム詳細ページ、商品詳細ページ、商品情報ページなどと多様に呼称され得る。実施形態に係る第1ページ700は、
図1ないし
図4で説明した第1ページであり得る。
【0121】
実施形態に係る第1ページ700は、メインアイテムに関する説明(例えば、メインアイテムのイメージまたは映像、メインアイテムの名称、メインアイテムの価格などに関する情報)を含むことができる。
【0122】
実施形態に係る第1ページ700は、メインアイテムに関連した追加アイテムを示す第1領域701を含むことができる。すなわち、第1領域701は、使用者がメインアイテムを購入する場合、共に購入時に割引特典などが適用され得る追加アイテムを示し、追加アイテムに関する情報を含むことができる。第1領域701はセットで購入すれば割引されるアイテム領域、追加アイテム領域、関連アイテム領域などと呼称され得る。
【0123】
実施形態に係る第1領域701は、例えば、メインアイテムに関する簡略な説明が含まれている第1サブ領域701a、各追加アイテムに関する情報を含む第2サブ領域701bを含むことができる。第1サブ領域701aは、メインアイテムに関する情報を含む。第1サブ領域701aは、メインアイテムの名称、メインアイテムの価格、メインアイテムのカテゴリー(category)を含むことができる。第2サブ領域701bは、該当追加アイテムの名称、該当追加アイテムの価格、該当追加アイテムのカテゴリーを含むことができる。
【0124】
第2サブ領域701bは、該当追加アイテムの価格を示す情報を含んでもよいが、該当追加アイテムに適用される割引情報を含んでもよい。例えば、第2領域701bは、使用者が該当追加アイテムをメインアイテムと共に購入する場合、どの程度割引が適用されるかを示すことができる。
【0125】
第2サブ領域701bは、使用者が該当追加アイテムを購入するかどうか否かを表示するための入力インターフェースを含むことができる。入力インターフェースは、例えば、チェックボックス(check box)であり得る。すなわち、使用者が該当入力インターフェースをクリックすると、実施形態に係る電子装置は、使用者がメインアイテムと共に該当追加アイテムをセットで購入するものと確認することができる。
【0126】
実施形態に係る電子装置は、使用者が第1追加アイテムを追加するために該当入力インターフェースをクリックすることに対応して、メインアイテムに第1追加アイテムを含ませて一つのアイテムセットを構成することができる。
【0127】
さらに、実施形態に係る第1領域701は、メインアイテムの価格および使用者が追加した追加アイテムの価格を合わせた総額を示す情報をさらに含むことができる。総額は、メインアイテムの価格、割引が適用された追加アイテムの価格を合わせた価格であり得る。
【0128】
実施形態に係る第1ページ700内の第1領域701は、特定個数の追加アイテムを表示することができる。すなわち、第1領域701は、特定個数の第2サブ領域701bを含むことができる。実施形態に係る第1領域701は、すべての追加アイテムを使用者に提供するためのインターフェースをさらに含むことができる。
【0129】
実施形態に係る電子装置は、メインアイテムと第1追加アイテムを含むセットを構成するために、該当セットに対応するリレーション識別情報を設定することができる。実施形態に係る電子装置は、追加アイテムの追加または削除に対応して設定されたリレーション識別情報の値をアップデートすることができる。
【0130】
【0131】
図8に示された実施形態に係る第1ページ800は、
図1ないし
図8で説明した第1ページであり得る。実施形態に係る第1ページ800は、実施形態に係る第2サブ領域801を含むことができる。第2サブ領域801は、
図7で説明した第2サブ領域702であり得る。
【0132】
実施形態に係る第1ページ800は、メインアイテムの詳細情報を示す第3領域800a、メインアイテムと使用者が選択した追加アイテム(ら)をアイテムリスト(例えば、ショッピングカートリスト)に追加するための第2インターフェース800bおよびメインアイテムと使用者が選択した追加アイテム(ら)を購入するための第3インターフェース800cをさらに含むことができる。アイテムリストは、例えば、ショッピングカートリストであってもよく、ウィッシュリスト(wish list)であってもよい。
【0133】
第2サブ領域801は、使用者が該当追加アイテムを購入するか否かを表示するための入力インターフェース801aを含むことができる。入力インターフェース801aは、例えば、チェックボックスであり得る。すなわち、使用者が該当入力インターフェース801aをクリックすると、実施形態に係る電子装置は、使用者がメインアイテムと共に該当追加アイテムをセットで購入するものと確認することができる。
【0134】
例えば、使用者がいかなる追加アイテムに対する入力インターフェース801aをクリックしない場合、第1ページ800の第2サブ領域801は、メインアイテムの価格情報801b-1のみ表示することができる。ここで、実施形態に係る第3インターフェース800cは、「購入する」で表示され得る。
【0135】
例えば、使用者が第1追加アイテムに対する入力インターフェース801aをクリックすると、第1ページ800の第2サブ領域801は、メインアイテムの価格と第1追加アイテムの価格を合わせた第1価格801b-2を表示することができる。第2サブ領域801は、第1価格801b-2と共に、第1追加アイテムを購入しながら適用される割引に関連した価格も表示することができる。第2サブ領域801は、第1価格801b-2、割引に関連した価格と共に総選択したアイテムの個数に関連した情報も表示することができる。ここで、使用者が第1追加アイテムに対する入力インターフェース801aをクリックすることに対応して、実施形態に係る第3インターフェース800cは、使用者が購入しようとする対象がアイテムの個別ではなくアイテムセットであるため、「セットを購入する」と表示され得る。また、実施形態に係る電子装置は、メインアイテムと第1追加アイテムを含むアイテムセットを設定することができ、アイテムセットを設定または識別するためにリレーション識別情報を設定することができる。すなわち、実施形態に係る電子装置は、選択された一つ以上の追加アイテムの確認に対応して、購入に関連した第3インターフェース800cに表示される情報を変更することができる。
【0136】
ひいては、使用者が第2追加アイテムに対する入力インターフェース801aをクリックすると、第2サブ領域801は、メインアイテムの価格、第1追加アイテムの価格および第2追加アイテムの価格を合わせた第2価格801b-3を表示することができる。第2サブ領域801は、第2価格801b-3と共に、第1追加アイテムおよび第2追加アイテムを購入することで適用される割引に関連した価格も表示することができる。第2サブ領域801は、第2価格801b-3、割引に関連した価格と共に総選択したアイテムの個数に関連した情報も表示することができる。ここで実施形態に係る第3インターフェース800cは、使用者が購入しようとする対象がアイテムの個別ではなくアイテムセットであるため、「セットを購入する」で表示され得る。また、実施形態に係る電子装置は、メインアイテム、第1追加アイテムおよび第2追加アイテムを含むアイテムセットを設定することができ、リレーション識別情報をアップデートすることができる。
【0137】
実施形態に係る電子装置は、使用者の第2インターフェース800bまたは第3インターフェース800cの入力に対応して、メインアイテムと使用者が選択した追加アイテムを含むセットアイテムを識別するためのリレーション識別情報を設定することができる。実施形態に係る電子装置は、第3インターフェース800cの入力に対応して、該当セットアイテムを購入する手続きのための第2ページを提供してもよく、第1ページ800の上に表示されるセットアイテム購入手続きのための第4領域を提供してもよい。
【0138】
実施形態に係る電子装置は、セットアイテムを含む複数のセットアイテムの購入のための第2ページを使用者の端末に提供することができる。ここで、第2ページは、互いに異なるリレーションキーの値を有するセットアイテムを区分して表示することができる。また、第2ページにおいて実施形態に係るアイテムの配送に関連した情報は、各アイテム別に区分されて表示され得る。このような構成により、実施形態に係る電子装置は、各アイテムに関する情報(配送情報など)を使用者にセット別に区分して表示することによってセットアイテムの購入を効率的に管理できるようにする。
【0139】
【0140】
図9に示された実施形態に係る第1ページ900は、
図1ないし
図8で説明した第1ページであり得る。実施形態に係る第1ページ900は、
図7ないし
図8で説明した実施形態に係る第1領域、第2領域、第3領域、第2インターフェースおよび第3インターフェース901のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0141】
実施形態に係る電子装置は、第3インターフェース901の入力に対応して、該当セットアイテムを購入する手続きのための第2ページを提供してもよく、第1ページ900の上に表示されるセットアイテムを購入手続きのための第4領域902を表示してもよい。
【0142】
第4領域902は、実施形態に係る第1ページの上に表示される領域であり得る。第4領域902は、第3インターフェース901の入力に対応して、第1ページ900の下段からスライド(slide)して上がってくる領域であり得る。第4領域902は、第1ページ900の上にオーバーレイ(overlay)される領域であり得る。
【0143】
実施形態に係る第4領域902は、使用者が選択したセットアイテム(すなわち、電子装置が設定したリレーション識別情報に対応するセットアイテム)に関する情報902aを含むことができる。
【0144】
セットアイテムに関する情報902aは、例えば、セットに含まれたメインアイテムの価格および少なくとも一つの追加アイテムの価格を合わせた総合算価格、総合算価格に実施形態に係るセット割引が適用されたセット割引価格を含むことができる。セットアイテムに関する情報902aは、例えば、該当セットアイテムの配送に関連した情報、該当セットアイテムの購入数量を設定するための第4インターフェース902bをさらに含むことができる。
【0145】
実施形態に係る第4領域902は、使用者が選択したセットの購入のための詳しい購入情報を提供するための第5インターフェースをさらに含むことができる。実施形態に係る電子装置は、第5インターフェースの入力に対応して、セット内に含まれたアイテムの詳しい情報を提供する。
【0146】
例えば、実施形態に係る電子装置は、第5インターフェースの入力に対応して、セットアイテム内の各アイテムの価格、各アイテムに適用される割引に関連した情報(例えば、該当アイテムに適用される割引された価格、割引される程度など)、各アイテムの配送に関連した情報、各アイテムの名称を使用者に提供することができる。実施形態に係る電子装置は、第5インターフェースの入力に対応して、第4領域902を拡大することができる。また、実施形態に係るアイテムの配送に関連した情報は、各アイテム別に区分されて表示され得る。このような構成により、実施形態に係る電子装置は、各アイテムに関する情報(配送情報など)を使用者にセット別に区分して表示することによってセットアイテムの購入を効率的に管理できるようにする。
【0147】
図10は、実施形態に係る第1ページおよび実施形態に係るショッピングカートリストを示す第3ページの例示を示す。
【0148】
図10を参照すると、
図10の左側は、実施形態に係る第1ページ1000の例示を示す。実施形態に係る第1ページ1000は、
図1ないし
図9に示された第1ページを意味する。実施形態に係る第1ページ1000は、実施形態に係る第1領域、第2領域、第2インターフェース、および第3インターフェースを含むことができる。第1領域、第2領域、第2インターフェース、および第3インターフェースは、
図7ないし
図9に示された実施形態に係る第1領域、第2領域、第2インターフェース、および第3インターフェースであり得る。
【0149】
実施形態に係る第1ページ1000は、使用者の第2インターフェースの入力に対応して、使用者が選択したセットアイテムがショッピングカートリストに追加されたことを示すための第5 1000aを表示することができる。第5領域1000aは、使用者のショッピングカートリストに含まれたアイテムを表示する第2ページ1001を提供するための第6インターフェース1000bを含むことができる。
【0150】
実施形態に係る電子装置は、第6インターフェース1000bの入力に対応して、使用者のショッピングカートリストに含まれたアイテムを表示する第2ページ1001を提供する。第2ページ1001は、使用者のショッピングカートリストに含まれたアイテム(ら)およびセットアイテム(ら)を示す。
【0151】
実施形態に係る電子装置は、実施形態に係るリレーション識別情報を利用して、アイテム、セットアイテムを区分して表示する。すなわち、メインアイテムが同一であっても追加アイテムの構成が互いに異なるセットは、互いに分離されて管理されるため、実施形態に係る電子装置は、互いに異なるセットとアイテムを第2ページ1001内に分離された第6領域1002で表示する。実施形態に係る電子装置は、セットアイテムのリレーション識別情報を利用して互いに異なるセットを分離して第2ページ1001に表示する。
【0152】
第6領域1002は、区分されるアイテムまたはセットアイテムに関する情報を示す。第6領域1002は、セットアイテムのメインアイテムに関する情報を示す第3サブ領域1002aおよびセットアイテムの追加アイテムに関する情報を示す第4サブ領域1002bを含む。第3サブ領域1002aおよび第4サブ領域1002bは、該当アイテムの名称、該当アイテムの割引に関連した情報、該当アイテムを示すイメージまたは映像を含む。第6領域1002は、該当セットをショッピングカートリストから削除するためのインターフェース、該当セットの個数を設定するためのインターフェース1002cを含むことができる。
【0153】
実施形態に係る第4サブ領域1002bは、第3サブ領域1002aより小さく表示されたり、第3サブ領域1002aの下に表示され得る。
【0154】
実施形態に係る第2ページ1001は、各第6領域1002に該当するアイテムまたはセットアイテムを選択するためのインターフェース(例えば、チェックボックス)をさらに含むことができる。
【0155】
実施形態に係る第2ページ1001は、ショッピングカートリスト内で使用者によって選択されたアイテムまたはアイテムセットを購入するための価格情報を示す第7領域1003をさらに含むことができる。第7領域1003は、使用者が選択したアイテムまたはアイテムセットの割引が適用されていない総額(アイテムの総合算価格)を示す情報、使用者が選択したアイテムまたはアイテムセットの割引が適用された総額(決済予想金額)を示す情報、セット割引価格を示す情報を含むことができる。セット割引価格は、アイテムの総合算価格から決済予想金額を差し引いた価格であり得る。
【0156】
一方、本明細書と図面には、本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定の用語が使われていても、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し、発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明である。
【0157】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサー、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久記憶部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、プロセッサー上で実行可能なコンピュータが読み取り可能なコードまたはプログラム命令としてコンピュータがみ取り可能な記憶媒体上に保存され得る。ここでコンピュータがみ取り可能な記憶媒体としてマグネチック記憶媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、CD-ROM(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサーで実行され得る。
【0158】
本実施形態は、機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは、特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は、一つ以上のマイクロプロセッサーの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組合で具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java)、アセンブラ(assembler)等のようなプログラミングまたはスクリプティング言語で具現され得る。機能的な側面は、一つ以上のプロセッサーで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は、電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成として限定されるのではない。用語はプロセッサーなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0159】
前述した実施形態は、一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【0160】
一方、本明細書と図面には、本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定の用語が使われていても、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味として使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に自明である。
【符号の説明】
【0161】
100 電子装置
110 プロセッサー
120 トランシーバー
130 メモリ
300a メインアイテム
300b プロモーション識別情報
301a アイテム
301b プロモーション識別情報
302 バンドルグループ
302a 追加アイテム
700 第1ページ
701 第1領域
701a 第1サブ領域
701b 第2領域
702 第2サブ領域
800 第1ページ
800a 第3領域
800b 第2インターフェース
800c 第3インターフェース
801 第2サブ領域
801a 入力インターフェース
801b-1 価格情報
801b-2 第1価格
801b-3 第2価格
900 第1ページ
901 第3インターフェース
902 第4領域
902a 情報
902b 第4インターフェース
1000 第1ページ
1000a 第5領域
1000b 第6インターフェース
1001 第2ページ
1002 第6領域
1002a 第3サブ領域
1002b 第4サブ領域
1002c インターフェース
1003 第7領域
【外国語明細書】