(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022173020
(43)【公開日】2022-11-17
(54)【発明の名称】妊娠補助腰枕
(51)【国際特許分類】
A61H 39/04 20060101AFI20221110BHJP
A61F 5/00 20060101ALI20221110BHJP
【FI】
A61H39/04 B
A61F5/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021101203
(22)【出願日】2021-05-07
(71)【出願人】
【識別番号】521264729
【氏名又は名称】関 淳子
(72)【発明者】
【氏名】関 淳子
【テーマコード(参考)】
4C098
4C101
【Fターム(参考)】
4C098AA05
4C098EE05
4C101BA01
4C101BB05
4C101BC13
4C101BD02
4C101BD16
4C101BE01
(57)【要約】
【課題】腰枕に突起を設置することで、肛門部の刺激を与え、骨盤内を緊張伝達させることが可能となる。これにより子宮頚部の緊張伝達を期待できる。また臀部を挙上させることで子宮を膣から平行近くに変位させ、精子を子宮に入りやすくする妊娠補助腰枕を提供する。
【解決手段】臀部を挙上させる腰枕1と、その上面に肛門部を刺激する突起2から腰枕本体を構成する。使用時に位置がずれることを防止する為、腰から背中の下に敷くマット3を腰枕1と連結して使用時の安定感を向上させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
臀部の挙上および肛門部の刺激を同時に行い、妊娠補助を促す機能を有するもの。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、射精後の精子が子宮に入りやすくすることに好適な腰枕に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の腰枕は、就寝の際に腰を支える枕である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、子宮位置が前屈していると、射精後の精子が子宮に入りにくい。精子を子宮に入りやすくするため、子宮を膣から平行に変位させる腰枕を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、肛門部を刺激する突起および臀部を挙上させる形状を特徴とする腰枕である。
【発明の効果】
【0005】
本発明の腰枕を用いることで、以下の効果を得られる。
(1)突起部分が肛門部に刺激を与え、骨盤内を緊張させる事ができる。これにより膣部の締りおよび子宮頚部の緊張伝達が可能となる。
(2)臀部を挙上させることで、子宮の前屈部が膣から平行に変位する。これにより射精後の精子が子宮に入りやすくなる。
(3)腰枕を背中の下まで伸ばすことで、使用時に位置がずれることを防止し、膣の変位を安定させられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1および
図2は本発明に係る妊娠補助腰枕の実施例を示す。
図1において妊娠補助腰枕は、臀部挙上部1と腰から背中の下に敷くことで使用時にずれを防止するマット3を連結して構成する。
【0008】
臀部挙上部1には、肛門を刺激するための突起2が固定されている。
【符号の説明】
【0009】
1 臀部挙上部
2 ずれ防止マット
3 肛門刺激用突起