IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 田島 美奈子の特許一覧

<>
  • 特開-作業用エプロン 図1
  • 特開-作業用エプロン 図2
  • 特開-作業用エプロン 図3
  • 特開-作業用エプロン 図4
  • 特開-作業用エプロン 図5
  • 特開-作業用エプロン 図6
  • 特開-作業用エプロン 図7
  • 特開-作業用エプロン 図8
  • 特開-作業用エプロン 図9
  • 特開-作業用エプロン 図10
  • 特開-作業用エプロン 図11
  • 特開-作業用エプロン 図12
  • 特開-作業用エプロン 図13
  • 特開-作業用エプロン 図14
  • 特開-作業用エプロン 図15
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022173026
(43)【公開日】2022-11-17
(54)【発明の名称】作業用エプロン
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/04 20060101AFI20221110BHJP
【FI】
A41D13/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021101211
(22)【出願日】2021-05-07
(71)【出願人】
【識別番号】521012809
【氏名又は名称】田島 美奈子
(72)【発明者】
【氏名】徳田 敦子
(72)【発明者】
【氏名】田島 美奈子
【テーマコード(参考)】
3B011
【Fターム(参考)】
3B011AB01
3B011AC21
3B011BA00
3B011BB04
3B011BB05
(57)【要約】
【課題】作業の用途に応じて必要な道具を保持、収納するのに適したポケットや保持具を備えた作業用エプロンを提供する。着付作業を行うときに作業の用途に応じて必要な道具を、必要なタイミングで素早くかつ正確に取り出して道具を使用できることを補助する作業用エプロンを提供する。
【解決手段】作業用エプロン本体20と作業用エプロン本体の両端からのびる腰ひも7とを備え、作業用エプロン本体20には、多目的収納ポケット4、ピンチ収納ポケット5、着付ヘラ用収納ポケット6とテープ保持部2とを備えている。テープは面ファスナー3で接合されたテープ保持部2に保持することが出来るため、着付作業中に必要な長さのテープを簡単に素早く取り出すことが出来、正確にかつ早く着付作業を行うことが出来る。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業用エプロンにおいて、リング状のテープを保持するテープ保持部を有し、前記テープ保持部は両端を有するひもを含み、前記ひもの両部が互いに接合可能である、作業用エプロン。
【請求項2】
前記ひもの長さは、前記ひもの幅の5~10倍である、請求項1に記載の作業用エプロン。
【請求項3】
前記ひもの両端部が、面ファスナーによって接合可能である、請求項1または2に記載の作業用エプロン。
【請求項4】
前記面ファスナーの幅が、前記テープの内径と同等の長さである、請求項3に記載の作業用エプロン。
【請求項5】
前記ひもの両端部が、磁石によって接合可能である、請求項1または2に記載の作業用エプロン。
【請求項6】
前記ひもの両端部が、ボタンとボタンホールとによって接合可能である、請求項1または2に記載の作業用エプロン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業用エプロンに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、清掃時等に使用する種々の用具を機能的に収納携帯して、作業の効率化を図る収納ポケット付きのエプロンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3069650号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、作業の用途に応じて使用する道具が異なり、これに対して収納や保持したい道具に適した形状やサイズ・設置位置、更には材質などのポケットや保持具が必要となる。
【0005】
目的は、前記課題を解決することにあって、着付師がテープを用いた着付作業を効率的に行うことを補助するための作業用エプロンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態は、リング状のテープを保持するテープ保持部を有し、前記テープ保持部は両端を有するひもを含み、ひもの両端部が互いに接合可能であるエプロンを提供する。この発明の一実施形態では、前記ひもの長さは、前記ひもの幅の5~10倍である。
【発明の効果】
【0007】
テープを必要な時に素早くかつ正確に取り出すことが出来、着付師の作業効率の向上および作業負荷の低減となるものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、作業用エプロン1の正面図である。
図2図2は、作業用エプロン1の裏面図である。
図3図3は、作業用エプロン1の右側面図である。
図4図4は、作業用エプロン1の左側面図である。
図5図5は、作業用エプロン1の平面図である。
図6図6は、作業用エプロン1の底面図である。
図7図7は、作業用エプロン1のテープ保持部2の斜視図である。
図8図8は、作業用エプロ1ン1のテープ保持部2の側面図である。
図9図9は、作業用エプロン1のテープ保持部2の非接合時正面図である。
図10図10は、第2実施形態に係るテープ保持部202の斜視図である。
図11図11は、第2実施形態に係るテープ保持部202の側面図である。
図12図12は、第2実施形態に係るテープ保持部202の非接合時正面図である。
図13図13は、第3実施形態に係るテープ保持部302の斜視図である。
図14図14は、第3実施形態に係るテープ保持部302の側面図である。
図15図15は、第3実施形態に係るテープ保持部302の非接合時正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
作業用エプロン1は、着付作業を効率的に行うことを補助するために用いられる。作業に応じて使用する道具が異なり、これに対して収納や保持したい道具に適したポケット4、5、6やテープ保持部2の形状やサイズ・設置位置、更には材質などが必要となる。
【0010】
図1は、作業用エプロン1の正面図である。図2は、作業用エプロン1の裏面図である。図3は、作業用エプロン1の右側面図である。図4は、作業用エプロン1の左側面図である。図5は、作業用エプロン1の平面図である。図6は、作業用エプロン1の底面図である。作業用エプロン1は、作業用エプロン本体20と、作業用エプロン本体20の両端からのびる腰ひも7とを備えている。作業用エプロン本体20は、第1領域20Aと、第2領域20Bと、第3領域20Cとを備えている。作業用エプロン本体20を腰に巻いた状態で、第1領域20Aが作業者の前方に位置し、第2領域20B、および第3領域20Cが作業者の後方に位置する。
【0011】
作業用エプロン1は、さらに多目的収納ポケット4と、ピンチ収納ポケット5と、着付ヘラ用収納ポケット6と、テープ保持部2とを備えている。第1領域20Aに、テープ保持部2と、ピンチ収納ポケット5とが配置されている。第2領域20Bに、多目的ポケット4と、着付ヘラ用収納ポケット6とが配置されている。第3領域20Cに、多目的ポケット4が配置されている。
【0012】
図7は、作業用エプロン本体20に備えられたテープ保持部2の斜視図である。図8は、作業用エプロン1のテープ保持部2の側面図である。図9は、作業用エプロン1のテープ保持部2の非接合時正面図である。
テープ保持部2は、ひも2aを備えている。ひも2aは、両端を有する。ひも2aの両端部が互いに接合可能である。ひも2aの長さLは、ひもの幅Wの5~10倍に設定されている。ひも2aの両端部が面ファスナー3によって接合可能である。テープ8はリング状をなしている。ひも2aの幅は、テープ8の内径Dと同等以下の長さである。面ファスナー3の幅W1は、ひも2aの幅Wと同等以下の長さである。このようにテープ8は面ファスナー3で接合されたテープ保持部2に保持することが出来る。テープ8からテープ帯8aを引き出すことが出来るようになっているため、着付作業中に必要な長さのテープ帯8を簡単に素早く取り出すことが出来、正確にかつ早く着付作業を行うことが出来る。このように作業用エプロン1は、着付け作業に必要な道具を取り出し易い位置や形態に収納あるいは保持するポケット4、5、6及びテープ保持部2を備えることにより、着付け作業を効率的に行うことを支援することが出来る。
【0013】
図10は、作業用エプロン本体20に備えたテープ保持部202の第2実施形態に係る斜視図である。図11は、作業用エプロン1のテープ保持部202の側面図である。図12は、作業用エプロン1のテープ保持部202の非接合時正面図である。
テープ保持部202は、ひも2aを備えている。ひも2aは、両端を有する。ひも2aの両端部が互いに接合可能である。ひも2aの長さLは、ひもの幅Wの5~10倍に設定されている。ひも2aの両端部が磁石9によって接合可能である。磁石9の外径D1は、ひも2aの幅Wと同等以下の長さである。
このようにテープ8は、磁石9で接合されたテープ保持部202に保持することが出来る。テープ8からテープ帯8aを引き出すことが出来るようになっているため、着付作業中に必要な長さのテープ帯8を簡単に素早く取り出すことが出来、正確にかつ早く着付作業を行うことが出来る。このように作業用エプロン1は、着付け作業に必要な道具を取り出し易い位置や形態に収納あるいは保持するポケット4、5、6及びテープ保持部2を備えることにより、着付け作業を効率的に行うことを支援することが出来る。
【0014】
図13は、作業用エプロン本体20に備えたテープ保持部302の第3実施形態に係る斜視図である。図14は、作業用エプロン1のテープ保持部302の側面図である。図15は、作業用エプロン1のテープ保持部302の非接合時正面図である。
テープ保持部2は、ひも2aを備えている。ひも2aは、両端を有する。ひも2aの両端部が互いに接合可能である。ひも2aの長さLは、ひもの幅Wの5~10倍に設定されている。ひも2aの両端部がボタン10と、ボタンホール11とによって互いに接合可能である。ボタン10の外径D2は、ひも2aの幅Wと同等以下の長さである。このようにテープ8は、ボタン10およびボタンホール11で接合されたテープ保持部302に保持することが出来る。テープ8からテープ帯8aを引き出すことが出来るようになっているため、着付作業中に必要な長さのテープ帯8を簡単に素早く取り出すことが出来、正確にかつ早く着付作業を行うことが出来る。このように作業用エプロン1は、着付け作業に必要な道具を取り出し易い位置や形態に収納あるいは保持するポケット4、5、6及びテープ保持部2を備えることにより、着付け作業を効率的に行うことを支援することが出来る。
【符号の説明】
1…作業用エプロン
2…テープ保持部
2a…ひも
3…面ファスナー
4…多目的収納ポケット
5…ピンチ収納ポケット
6…着付ヘラ用収納ポケット
7…腰ひも
8…テープ
8a…テープ帯
9…磁石
10…ボタン
11…ボタンホール
20…作業用エプロン本体
20A…作業用エプロン本体20の第1領域
20B…作業用エプロン本体20の第2領域
20C…作業用エプロン本体20の第3領域
21…スリット
202…テープ保持部
302…テープ保持部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15