(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022017327
(43)【公開日】2022-01-25
(54)【発明の名称】匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースの表示方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04L 51/48 20220101AFI20220118BHJP
H04L 51/04 20220101ALI20220118BHJP
H04L 51/52 20220101ALI20220118BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20220118BHJP
G06Q 50/00 20120101ALI20220118BHJP
【FI】
H04L51/48
H04L51/04
H04L51/52
G06F3/0482
G06Q50/00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021169025
(22)【出願日】2021-10-14
(62)【分割の表示】P 2020140242の分割
【原出願日】2020-08-21
(31)【優先権主張番号】10-2019-0102419
(32)【優先日】2019-08-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2019-0102422
(32)【優先日】2019-08-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】515291063
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】リ,チ スン
(72)【発明者】
【氏名】パク,ヒョン ヨン
(72)【発明者】
【氏名】リム,ソン ミ
(72)【発明者】
【氏名】パク,ヨン ミン
(72)【発明者】
【氏名】リ,トゥ ウォン
(72)【発明者】
【氏名】コ,ウン チョン
(72)【発明者】
【氏名】リ,チェ リン
(72)【発明者】
【氏名】リム,カン フイ
(72)【発明者】
【氏名】シム,キ ヨン
(72)【発明者】
【氏名】チェ,スン ホ
(72)【発明者】
【氏名】チェ,カン フン
(72)【発明者】
【氏名】リ,ファ ヨン
(72)【発明者】
【氏名】リ,チェ ギル
(72)【発明者】
【氏名】キム,キョン リム
(72)【発明者】
【氏名】チョ,ソ ミン
【テーマコード(参考)】
5E555
5L049
【Fターム(参考)】
5E555AA59
5E555AA71
5E555BA04
5E555BA78
5E555BA82
5E555BA84
5E555BA88
5E555BB04
5E555BC10
5E555BC17
5E555BC18
5E555BD07
5E555CB43
5E555CB44
5E555CC03
5E555DB04
5E555DB43
5E555DB50
5E555DC18
5E555DC39
5E555FA00
5L049CC60
(57)【要約】 (修正有)
【課題】単一のユーザアカウントを介して複数の匿名基盤プロフィールを提供することで、インスタントメッセージングサービスを中心にソーシャルネットワークサービスを統合し、ユーザ経験を多次元的に増大させる方法等を提供する。
【解決手段】匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するインターフェースは、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第1領域を用いて、インスタントメッセージサービスのユーザアカウントによって生成された匿名基盤チャットルームの第1リストを表示し、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第2ページの第1領域を用いて、ユーザアカウントと連動して生成された匿名基盤プロフィールの第2リストを表示し、第2リストから選択された匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示する。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの端末が行う匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法において、
インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第1領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスのユーザアカウントによって生成された少なくとも1つの匿名基盤チャットルームのリストに該当する第1リストを表示するステップと、
前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第2ページの第1領域を用いて、前記ユーザアカウントと連動して生成された複数の匿名基盤プロフィールのリストに該当する第2リストを表示するステップと、
前記第2リストのいずれか1つの匿名基盤プロフィールを選択する入力に反応して、前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するステップと、
を含み、
前記複数の匿名基盤プロフィールそれぞれには、該当する匿名基盤プロフィールと一対一にチャットする匿名基盤チャットルームに参加するためのリンク情報が付与され、
前記少なくとも1つの匿名基盤チャットルームのそれぞれは、該当する匿名基盤プロフィールに付与されたリンク情報を介してアクセス可能であり、前記該当する匿名基盤プロフィールと1対1チャットするチャットルームである、匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項2】
前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するステップは、前記選択された匿名基盤プロフィールのカバービューインターフェースを表示するステップを含む、請求項1に記載の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項3】
前記カバービューインターフェースを表示するステップは、
前記カバービューインターフェース内の第1領域を用いて、前記選択された匿名基盤プロフィールの情報を表示するステップと、
前記カバービューインターフェース内の第2領域を用いて、前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスに掲示されたコンテンツのリストを表示するステップと、
前記カバービューインターフェース内の第3領域を用いて、前記選択された匿名基盤プロフィールに付与されるリンク情報を介して前記インスタントメッセージサービスで生成される1:1チャット形態のチャットルームリストを表示するステップと、
前記カバービューインターフェース内の第4領域を選択する入力に反応して、前記選択された匿名基盤プロフィールを用いて、前記ソーシャルネットワークサービスにコンテンツを掲示するためのインターフェースを表示するステップと、
を含む、請求項2に記載の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項4】
前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するステップは、前記選択された匿名基盤プロフィールを用いて前記ソーシャルネットワークサービスにコンテンツを掲示するためのインターフェースを表示するステップを含む、請求項1に記載の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項5】
前記コンテンツは、テキスト、オーディオ、写真、及び動画のうち少なくとも1つを含
む、請求項4に記載の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項6】
前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第2領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスによって提供される匿名基盤チャットルームに関するキーワードのうち、予め決定した方法により決定される推薦キーワードを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項7】
前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第3領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスによって提供される匿名基盤チャットルームのうち、予め決定した方法により決定される推薦匿名基盤チャットルームを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法。
【請求項8】
少なくとも1つの匿名基盤プロフィールに基づいてソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法において、
第1ユーザ端末から第1匿名基盤プロフィールに対する生成要求を受信するステップと、
前記第1匿名基盤プロフィールを生成するステップと、
前記第1匿名基盤プロフィールにリンク情報を付与するステップと、
前記第1匿名基盤プロフィールに付与されたリンク情報を介してアクセス可能であり、前記第1匿名基盤プロフィールと1対1チャットする少なくとも1つのチャットルームを生成するステップと、
を含み、
前記第1ユーザ端末上に出力される前記第1匿名基盤プロフィールに対する詳細インターフェースには、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データ及び前記第1匿名基盤プロフィールが参加する前記少なくとも1つのチャットルームに対するリストを提供する、ソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項9】
前記リンク情報は、前記第1ユーザ端末が他のユーザ端末に共有するための情報である、請求項8に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項10】
前記リンク情報が共有された第2ユーザ端末から前記リンク情報に対応する要求が受信されると、第1匿名基盤プロフィール関連情報を前記第2ユーザ端末に回答するステップをさらに含む、請求項9に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項11】
前記第2ユーザ端末が回答された前記第1匿名基盤プロフィール関連情報は、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データである、請求項10に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項12】
前記関心事データは、前記第1匿名基盤プロフィールに関連するハッシュタグ及びポストのうち少なくとも1つを含む、請求項11に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項13】
前記第2ユーザ端末上で前記第1匿名基盤プロフィールに関する詳細インターフェースが出力され、
前記出力される詳細インターフェース上には、前記関心事データが含まれる、請求項12に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項14】
前記出力される詳細インターフェース上で前記関心事データに含まれるポストは、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データに関連する順に整列されて示す、請求項8に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項15】
前記第1匿名基盤プロフィールを介して行われるチャット開設要求は、前記第1匿名基盤プロフィールに関連する詳細インターフェースを通したユーザ入力によって行われる、請求項8に記載のソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法。
【請求項16】
少なくとも1つの匿名基盤プロフィールに基づいてユーザ端末が行うソーシャルネットワークサービス提供方法において、
第1匿名基盤プロフィール生成要求をソーシャルネットワークサービス提供サーバに送信するステップと、
前記第1匿名基盤プロフィール生成要求に基づいて生成された第1匿名基盤プロフィールに対する詳細インターフェースを出力するステップと、
を含み、
前記詳細インターフェースは、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データ及び前記第1匿名基盤プロフィールに付与されたリンク情報を介してアクセス可能であり、前記第1匿名基盤プロフィールと1対1チャットする少なくとも1つのチャットルームのリストを含む、ソーシャルネットワークサービス提供方法。
【請求項17】
ハードウェアと結合して請求項1~請求項16のいずれか1項に記載の方法を実行させるために媒体に格納されたコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の実施形態は、ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供する方法及び装置に関し、具体的に、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される匿名基盤プロフィールを用いたソーシャルネットワークサービスをインスタントメッセージサービスのチャットルームに提供する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
インスタントメッセージサービス(instant message service)は、インターネットのようなネットワークを用いて二人以上のユーザにリアルタイムオンラインコミュニケーションを可能にするサービスを意味する。インスタントメッセージサービスでは、テキスト及びイモティコンなどを中心にした情報的メッセージの伝達機能が主な機能になっている。
【0003】
しかし、インスタントメッセージサービス利用者の様々なサービスに対する要求が大きくなっているが、これを満たすためには、従来の情報的なメッセージ伝達に限定されていない新しい機能を提供することのできる技術の開発が求められている。
【0004】
さらに、インスタントメッセージサービスは、基本的に、メッセージアプリケーションで友人関係であるユーザ間のメッセージを伝達するサービスである。但し、インターネット普及が次第に広がりながら、様々なオンラインコミュニティ又はカフェを通した知らない人との交流が増加している状況である。このような知らない人とインスタントメッセージをやり取りするために、ユーザは、電話番号又はメッセージアプリケーションのIDなどの個人的な情報を交換しなければならない不便があり、個人的な情報を知らない人に露出しなければならないという危険を負担しなければならない。
【0005】
従って、電話番号やメッセージアプリケーションのIDなどのような個人的な情報を交換しなくても、メッセージアプリケーションで知らない人とインスタントメッセージ及び様々な活動を可能にする方案が必要である。
【0006】
このような要求を解決するためのオープンチャットサービスが存在する。オープンチャットサービスは、チャットルームの生成者あるいは参加者が匿名基盤プロフィールで参加可能なオープンチャットルームを提供するサービスである。オープンチャットルームには、固有なリンク情報がマッピングされ、当該のリンク情報を通じて参加者が当該オープンチャットルームに参加することができる。オープンチャットルームの生成時点あるいは参加時点で、インスタントメッセージングサービスの一般的なプロフィールでなく、1回性の匿名基盤のプロフィールが生成されることがある。
【0007】
但し、従来のサービスにおいて、匿名基盤のプロフィールは、1回済みのように限定さ
れ、これを再利用して他のオープンチャットルームに参加したり、当該の匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービス活動するなど、匿名基盤プロフィールを積極的に活用することができなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
下記で説明する実施形態は、インターネットによる関係形成が加速する時代において、単一のユーザアカウントを介して複数の匿名基盤プロフィールを提供することで、インス
タントメッセージングサービスを中心にソーシャルネットワークサービスを統合し、ユーザ経験を多次元的に増大させる技術を提供する。
【0009】
実施形態は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動した複数の匿名基盤プロフィールを提供しようとする。
【0010】
実施形態は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される匿名基盤プロフィールを用いたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をインスタントメッセージサービスのチャットルームに提供しようとする。
【0011】
実施形態は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される匿名基盤プロフィールとプロフィールを用いたソーシャルネットワークサービス関連活動を共に提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
一実施形態に係るユーザの端末が行う匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示方法は、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第1領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスのユーザアカウントによって生成された少なくとも1つの匿名基盤チャットルームのリストに該当する第1リストを表示するステップと、前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第2ページの第1領域を用いて、前記ユーザアカウントと連動して生成された複数の匿名基盤プロフィールのリストに該当する第2リストを表示するステップと、前記第2リストのいずれか1つの匿名基盤プロフィールを選択する入力に反応して、前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するステップとを含む。前記複数の匿名基盤プロフィールそれぞれには、該当する匿名基盤プロフィールと一対一にチャットする匿名基盤チャットルームに参加するためのリンク情報が付与され、前記少なくとも1つの匿名基盤チャットルームのそれぞれは、該当する匿名基盤プロフィールに付与されたリンク情報を介してアクセス可能であり、前記該当する匿名基盤プロフィールと1対1チャットするチャットルームである。
【0013】
前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するステップは、前記選択された匿名基盤プロフィールのカバービューインターフェースを表示するステップを含むことができる。
【0014】
前記カバービューインターフェースを表示するステップは、前記カバービューインターフェース内の第1領域を用いて、前記選択された匿名基盤プロフィールの情報を表示するステップと、前記カバービューインターフェース内の第2領域を用いて、前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスに掲示されたコンテンツのリストを表示するステップと、前記カバービューインターフェース内の第3領域を用いて、前記選択された匿名基盤プロフィールに付与されるリンク情報を介して前記インスタントメッセージサービスで生成される1:1チャット形態のチャットルームリストを表示するステップと、前記カバービューインターフェース内の第4領域を選択する入力に反応して、前記選択された匿名基盤プロフィールを用いて、前記ソーシャルネットワークサービスにコンテンツを掲示するためのインターフェースを表示するステップとを含むことができる。
【0015】
前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するステップは、前記選択された匿名基盤プロフィールを用いて前記ソーシャルネットワークサービスにコンテンツを掲示するためのイン
ターフェースを表示するステップを含むことができる。
【0016】
前記コンテンツは、テキスト、オーディオ、写真、及び動画のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0017】
一実施形態に係るユーザ端末が行う匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法は、前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第2領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスによって提供される匿名基盤チャットルームに関するキーワードのうち、予め決定した方法により決定される推薦キーワードを表示するステップをさらに含むことができる。
【0018】
一実施形態に係るユーザ端末が行う匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法は、前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第3領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスによって提供される匿名基盤チャットルームのうち、予め決定した方法により決定される推薦匿名基盤チャットルームを表示するステップをさらに含むことができる。
【0019】
ユーザ端末は、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第1領域を用いて、前記インスタントメッセージサービスのユーザアカウントによって生成された少なくとも1つの匿名基盤チャットルームのリストに該当する第1リストを表示し、前記インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第2ページの第1領域を用いて、前記ユーザアカウントと連動して生成された少なくとも1つの匿名基盤プロフィールのリストに該当する第2リストを表示し、前記第2リストのいずれか1つの匿名基盤プロフィールを選択する入力に反応して、前記選択された匿名基盤プロフィールを介して前記ソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示するプロセッサを含む。前記少なくとも1つの匿名基盤チャットルームそれぞれには、該当する匿名基盤チャットルームに参加するためのリンク情報が付与され、前記少なくとも1つの匿名基盤プロフィールそれぞれには該当する匿名基盤プロフィールと一対一にチャットする匿名基盤チャットルームに参加するためのリンク情報が付与されることができる。
【0020】
一実施形態に係る少なくとも1つの匿名基盤プロフィールに基づいてソーシャルネットワークサービスを提供するサーバの制御方法は、第1ユーザ端末から第1匿名基盤プロフィールに対する生成要求を受信するステップと、前記第1匿名基盤プロフィールを生成するステップと、前記第1匿名基盤プロフィールにリンク情報を付与するステップと、前記第1匿名基盤プロフィールに付与されたリンク情報を介してアクセス可能であり、前記第1匿名基盤プロフィールと1対1チャットする少なくとも1つのチャットルームを生成するステップとを含む。前記第1ユーザ端末上に出力される前記第1匿名基盤プロフィールに対する詳細インターフェースには、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データ及び前記第1匿名基盤プロフィールが参加する前記少なくとも1つのチャットルームに対するリストを提供することができる。
【0021】
前記リンク情報は、前記第1ユーザ端末が他のユーザ端末に共有するための情報である。
【0022】
前記サーバの制御方法は、前記リンク情報が共有された第2ユーザ端末から前記リンク情報に対応する要求が受信されると、前記第1匿名基盤プロフィール関連情報を前記第2ユーザ端末に回答するステップをさらに含むことができる。
【0023】
前記第2ユーザ端末が回答された前記第1匿名基盤プロフィール関連情報は、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データである。
【0024】
前記関心事データは、前記第1匿名基盤プロフィールに関連するハッシュタグ及びポストのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0025】
前記第2ユーザ端末上で前記第1匿名基盤プロフィールに関する詳細インターフェースが出力され、前記出力される詳細インターフェース上には、前記関心事データが含まれることができる。
【0026】
前記出力される詳細インターフェース上で前記関心事データに含まれるポストは、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データに関連する順に整列されて示すことができる。
【0027】
前記第1匿名基盤プロフィールを介して行われるチャット開設要求は、前記第1匿名基盤プロフィールに関連する詳細インターフェースを通したユーザ入力によって行われることができる。
【0028】
一実施形態に係るソーシャルネットワークサービスを提供するサーバは、少なくとも1つの匿名基盤プロフィールに関連する情報に基づいて、ソーシャルネットワークサービスを提供するための少なくとも1つのプロセッサを含み、前記プロセッサは、第1ユーザ端末から第1匿名基盤プロフィールに対する生成要求を受信し、前記第1匿名基盤プロフィールを生成し、前記生成された第1匿名基盤プロフィールが参加する少なくとも1つのチャットルームを生成し、前記第1ユーザ端末上に出力される前記第1匿名基盤プロフィールに対する詳細インターフェースには、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データ及び前記第1匿名基盤プロフィールが参加する少なくとも1つのチャットルームに対するリストを提供する。
【0029】
一実施形態に係る少なくとも1つの匿名基盤プロフィールに基づいてユーザ端末が行うソーシャルネットワークサービス提供方法は、第1匿名基盤プロフィール生成要求をソーシャルネットワークサービス提供サーバに送信するステップと、前記生成された第1匿名基盤プロフィールに対する詳細インターフェースを出力するステップとを含み、前記詳細インターフェースは、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データ及び前記第1匿名基盤プロフィールに参加したチャットリストを含む。
【0030】
一実施形態に係る少なくとも1つの匿名基盤プロフィールに基づいてソーシャルネットワークサービス提供する端末は、ソーシャルネットワークサービスを提供するためのデータを格納するメモリと、前記格納されているデータに基づいてソーシャルネットワークサービスを提供するための制御部とを含み、前記制御部は、第1匿名基盤プロフィール生成要求をメッセージサーバに送信し、前記生成された第1匿名基盤プロフィールに対する詳細インターフェースを出力し、前記詳細インターフェースは、前記第1匿名基盤プロフィールに設定された関心事データ及び前記第1匿名基盤プロフィールに付与されたリンク情報を介してアクセス可能であり、前記第1匿名基盤プロフィールと1対1チャットする少なくとも1つのチャットルームのリストを含む。
【0031】
一実施形態に係るサーバが行うソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供する方法は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される複数の匿名基盤プロフィールごとにソーシャルネットワークサービスを提供するステップと、前記インスタントメッセージサービスのチャットルームに参加中であるユーザの複数の匿名基盤プロフィールのうち、前記チャットルームに対応して選択された第
1匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信するステップと、前記第1匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームに提供するステップとを含む。
【0032】
前記チャットルームに提供する方法は、前記チャットルームに対応して選択される前記ユーザのプロフィールが、前記第1匿名基盤プロフィールで第2匿名基盤プロフィールに変更される場合、前記第2匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信するステップと、前記第2匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームで提供するステップとをさらに含むことができる。
【0033】
前記ソーシャルネットワークサービス関連活動は、前記第1匿名基盤プロフィールに対応する掲示空間に前記第1匿名基盤プロフィールを用いてコンテンツを掲示する活動、前記第1匿名基盤プロフィールを用いて掲示したコンテンツを修正する活動と、掲示されたコンテンツに前記第1匿名基盤プロフィールを用いてフィードバックをする活動のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0034】
前記コンテンツは、テキスト、オーディオ、写真及び動画のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0035】
前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報は、前記少なくとも1つの第1匿名基盤プロフィールのプロフィール情報、前記ソーシャルネットワークサービス関連活動にアクセスできるリンク及び前記ソーシャルネットワークサービス関連活動のサムネイルのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0036】
前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信するステップは、前記チャットルームに対する、前記第1匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の共有要求を受信するステップを含むことができる。
【0037】
前記チャットルームに提供するステップは、前記チャットルームに参加したチャットしたユーザを抽出し、前記チャットしたユーザの端末に前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を送信するステップを含むことができる。
【0038】
前記チャットしたユーザの端末は、受信した前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームのチャット表示領域にふきだしと区別されるリッチフィード形態に表示してもよい。
【0039】
前記チャットしたユーザの端末は、受信した前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームの予め割り当てられた領域にリスト形態に表示してもよい。
【0040】
前記リッチフィードを選択する入力に反応して、前記チャットしたユーザの端末は、前記ソーシャルネットワークサービス関連活動を提供するためのインターフェースを表示することができる。
【0041】
前記チャットルームは、リンク情報を介して参加できるチャットルームを含むことができる。
【0042】
ユーザの端末が行うソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルーム
に提供する方法は、インスタントメッセージサービス上に前記ユーザのアカウントと連動して生成される複数の匿名基盤プロフィールごとにソーシャルネットワークサービス要求をサーバに伝達するステップと、前記サーバから前記複数の匿名基盤プロフィールのいずれか1つの匿名基盤プロフィールに参加中であるチャットルームリストを受信して表示するステップと、前記ユーザから前記チャットルームリストに前記いずれか1つの匿名基盤プロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動を共有しようとする少なくとも1つのチャットルームが選択されるステップと、前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記選択されたチャットルームに表示するステップとを含む。
【0043】
前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記選択されたチャットルームに表示するステップは、前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記選択されたチャットルームのチャット表示領域にふきだしと区別されるリッチフィード形態に表示するステップを含むことができる。
【0044】
前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記選択されたチャットルームに表示するステップは、前記ユーザの入力に反応して、前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記選択されたチャットルームの予め割り当てられた領域にリスト形態に表示するステップを含むことができる。
【0045】
前記リッチフィードを選択する入力に反応して、前記ソーシャルネットワークサービス関連活動を提供するためのインターフェースを表示するステップをさらに含むことができる。
【0046】
一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供するサーバは、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される複数の匿名基盤プロフィールごとにソーシャルネットワークサービスを提供し、前記インスタントメッセージサービスのチャットルームに参加中であるユーザの複数の匿名基盤プロフィールのうち、前記チャットルームに対応して選択された第1匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信し、前記匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームに提供するプロセッサとを含む。
【0047】
前記プロセッサは、前記チャットルームに対応して選択される前記ユーザのプロフィールが前記第1匿名基盤プロフィールから第2匿名基盤プロフィールに変更される場合、前記第2匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信し、前記第2匿名基盤プロフィールを介して実行された前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームに提供することができる。
【0048】
前記チャットルームに参加中であるチャットしたユーザの端末は、受信した前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームのチャット表示領域にふきだしと区別されるリッチフィード形態に表示する、ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供することができる。
【0049】
前記チャットルームに参加中であるチャットしたユーザの端末は、受信した前記ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を前記チャットルームの予め割り当てられた領域にリスト形態に表示する、ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供することができる。
【0050】
一実施形態に係るユーザ端末が行うソーシャルネットワークサービス提供方法は、前記
ユーザ端末が提供するインスタントメッセージサービスに加入するとき設定される1つの一般プロフィールに連動する複数の匿名基盤プロフィールのうち少なくとも1つを選択されるステップと、前記選択された匿名基盤プロフィールに連動されて登録されるコンテンツを認識するステップと、前記コンテンツ及び前記選択された匿名基盤プロフィールをサーバに送信するステップと、前記コンテンツが前記サーバに前記選択された匿名基盤プロフィールに連動する形態と登録された結果を受信するステップとを含む。
【0051】
前記インスタントメッセージサービスは、チャットルームを提供し、前記選択された匿名基盤プロフィールは、前記チャットルームのうち少なくとも1つに参加中であってもよい。前記匿名基盤プロフィールが参加するチャットルームは、リンク情報を介して参加可能なオープンチャットルームであってもよい。
【0052】
前記インスタントメッセージサービスが提供するチャットルームは複数であり、前記複数のチャットルームのいずれか1つは、前記一般プロフィール及び前記匿名基盤プロフィールのいずれか1つが参加中であってもよい。
【0053】
前記一般プロフィールはユーザのアカウント関連情報に対応し、前記匿名基盤プロフィールは前記ユーザのアカウント関連情報が露出されなくてもよい。
【0054】
前記ソーシャルネットワークサービス提供方法は、前記ユーザ端末に開設された全体チャットルームのうち、前記選択された匿名基盤プロフィールが参加中であり、前記コンテンツに関する情報が共有可能なチャットルームリストを提供するステップと、前記チャットルームリストのうち、前記コンテンツに関する情報を共有するチャットルームを選択されるステップと、前記選択されたチャットルームの情報を前記サーバに送信するステップと、前記コンテンツに関する情報を前記選択されたチャットルームに掲示するステップとをさらに含むことができる。
【0055】
前記チャットルームリストを提供するステップは、前記サーバから前記チャットルームリストを受信して提供したり、前記ユーザ端末が前記全体チャットルームのうち少なくとも一部を選択して前記チャットルームリストを生成して提供することができる。
【0056】
前記チャットルームを選択されるステップにおいて、前記選択されたチャットルームは、予め決定した個数以内であってもよい。
【0057】
前記コンテンツに関する情報は、1)前記コンテンツ、2)前記コンテンツが登録されている前記サーバのページに接続されるリンク、及び3)前記選択されたプロフィールに対する前記サーバのページに接続されるリンクのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0058】
前記コンテンツに関する情報は、前記選択されたチャットルームのチャットウィンドウで知らせメッセージの形式に掲示されたり、前記選択されたチャットルームのチャットウィンドウで前記選択されたプロフィールの発話形式に掲示されたり、前記チャットウィンドウにオーバーレイされるウィンドウの少なくとも一部に掲示されてもよい。
【0059】
前記コンテンツに関する情報は、前記コンテンツが登録された前記サーバのページに接続されるリンク及び前記ページで抽出された要約情報を含むことができる。
【0060】
前記ソーシャルネットワークサービス提供方法は、前記サーバに送信するステップの後に、前記コンテンツに関する情報を前記サーバから受信するステップをさらに含むことができる。
【0061】
前記コンテンツは、前記選択されたプロフィールに関する情報を含む。前記コンテンツは新しく生成されたり、あらかじめ格納されたコンテンツのうちから選択されてもよい。
【0062】
前記ソーシャルネットワークサービス提供方法は、相手方の匿名基盤プロフィールに従属した相手側のコンテンツを受信するステップと、前記相手側のコンテンツにフィードバックが入力されるステップと、前記フィードバックを入力された情報及び前記選択された匿名基盤プロフィールの情報を前記サーバに送信するステップとをさらに含むことができる。
【0063】
前記ソーシャルネットワークサービス提供方法は、前記ユーザ端末がオープンチャットルームを提供している状態で、前記選択された匿名基盤プロフィールの切り替えの要求が入力されるステップと、前記選択可能な匿名基盤プロフィールのリストを提供するステップと、前記匿名基盤プロフィールのリストのいずれか1つを選択されるステップと、前記オープンチャットルームで発話メッセージの匿名基盤プロフィールを前記新しく選択された匿名基盤プロフィールに切り替えるステップとをさらに含むことができる。
【0064】
一実施形態に係るサーバが行うソーシャルネットワークサービス提供方法は、前記サーバが提供するインスタントメッセージサービスにユーザが加入するとき設定される1つの一般プロフィールに連動する複数の匿名基盤プロフィールを生成するステップと、前記匿名基盤プロフィールのうち前記ユーザによって選択された匿名基盤プロフィールに関する情報及びコンテンツを受信するステップと、前記コンテンツを前記選択された匿名基盤プロフィールに連動する形態に登録するステップとを含む。
【発明の効果】
【0065】
実施形態は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動される複数の匿名基盤プロフィールを提供することができる。
【0066】
実施形態は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される匿名基盤プロフィールを用いたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をインスタントメッセージサービスのチャットルームに提供することができる。
【0067】
実施形態は、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成される匿名基盤プロフィールとプロフィールを用いたソーシャルネットワークサービス関連の活動を共に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【
図1】一実施形態に係るインスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成されるプロフィールを用いて提供されるサービスを説明するための図である。
【
図2】一実施形態に係るユーザ端末のインスタントメッセージサービスのインターフェース内オープンチャットページ及び推薦ポストページの例示である。
【
図3】一実施形態に係るユーザ端末のソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースの例示である。
【
図4】一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに共有する方法を説明するための図である。
【
図5】一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームで表示するインターフェースの例示である。
【
図6】一実施形態に係るオープンプロフィールの情報をチャットルームで表示するインターフェースの例示である。
【
図7】一実施形態に係るユーザの端末が行う匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法を説明するためのフローチャートである。
【
図8】一実施形態に係るサーバが行うソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供する方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0069】
本明細書で開示されている特定の構造的又は機能的な説明は単に実施形態を説明するための目的として例示されたものであり、実施形態は様々な異なる形態で実施され、本明細書に説明された実施形態に限定されることはない。
【0070】
第1又は第2などの用語を複数の構成要素を説明するために用いることがあるが、このような用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ解釈されなければならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素と命名することができ、同様に第2構成要素は第1構成要素にも命名することができる。
【0071】
いずれかの構成要素が他の構成要素に「連結」されているか「接続」されていると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されているか又は接続されているが、中間に他の構成要素が存在し得るものと理解されなければならない。一方、いずれかの構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか「直接接続されて」いると言及されたときは、中間に更なる構成要素が存在しないものと理解されなければならないのであろう。構成要素間の関係を説明する表現、例えば、「~の間に」と「すぐ~の間に」または「~に隣接する」と「~に直接隣接する」なども同様に理解されなければならないのであろう。
【0072】
単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」等の用語は明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0073】
異なるように定義さがれない限り、技術的であるか又は科学的な用語を含むここで用いる全ての用語は、本実施形態が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に用いられる予め定義された用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであって、本明細書で明白に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味として解釈されることはない。
【0074】
実施形態は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、テレビ、スマート家電機器、知能型自動車、キオスク、ウェアラブル装置などの多様な形態の製品で実現することができる。以下、実施形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。各図面に示された同じ参照符号は同じ部材を示す。
【0075】
図1は、一実施形態に係るインスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成されるプロフィールを用いて提供されるサービスを説明するための図である。
【0076】
図1を参照すると、一実施形態に係るインスタントメッセージサービスは、同一のインスタントメッセンジャーをインストールした二人以上のユーザにリアルタイムオンラインコミュニケーションを提供する。インスタントメッセンジャーはメッセージアプリケーションであってもよく、インスタントメッセージサービスはメッセージアプリケーションでインスタントメッセージサービスのアカウントを有するユーザ間のメッセージを伝達する
サービスであってもよい。
【0077】
インスタントメッセージサービスは、ユーザ及びサーバを主体として含むことができる。ユーザは、インスタントメッセージサービスのクライアントを意味する。ユーザは、メッセンジャーアプリケーションがインストールされた端末を介してサーバに接続することができる。
【0078】
ユーザの端末は、コンピュータ、UMPC(Ultra Mobile PC)、ワークステーション、ネットブック(net-book)、PDA(Personal Digital Assistants)、ポータブル(portable)コンピュータ、ウェブタブレット(web tablet)、無線電話機(wireless phone)、モバイルフォン(mobile phone)、スマートフォン(smart phone)、e-ブック(e-book)、PMP(portable multimedia player)、携帯用ゲーム機、ナビゲーション(navigation)装置、ブラックボックス(black box)又は、デジタルカメラ(digital camera)のような電子装置の1つで、サーバに関するメッセンジャーアプリケーションのインストール及び実行可能な全てのユーザ装置を意味する。ユーザの端末は、メッセンジャーアプリケーションの制御下でサービス画面の構成、データ入力、データ送受信、データ格納などのサービス全般の動作を行ってもよい。
【0079】
サーバは、クライアントを対象にインスタントメッセージサービスを提供するサービスプラットフォームの役割を果たす。ユーザは、メッセージアプリケーションを介してサーバが提供するインスタントメッセージサービスに加入し、インスタントメッセージサービスのアカウントを生成する。ユーザは、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動された一般のプロフィール及び複数の匿名基盤プロフィールを生成する。一般プロフィールは、ユーザと特定の関係(例えば、友人関係)のユーザには、インスタントメッセージサービスのアカウント関連情報が公開され、特定の関係でないユーザには、制限された情報のみが公開されるプロフィールであってもよい。インスタントメッセージサービスのアカウント関連情報は、ユーザのID、電話番号、及びメールアドレスのうち少なくとも1つを含んでもよい。匿名基盤プロフィールは、インスタントメッセージサービスのアカウント関連情報は公開されず、ユーザが設定した情報がユーザと特定の関係であるか否かに関係なく、リンク情報を介して公開されるプロフィールである。以下、匿名基盤プロフィールは、オープンプロフィールと称する。
【0080】
一実施形態によれば、オープンプロフィールのリンク情報を用いて該当するオープンプロフィールとの1:1チャットサービス機能がサポートされる。この場合、オープンプロフィールは、1:1チャット形態のオープンチャットルームに対応するリンク情報を有する。オープンチャットルームは、メッセージアプリケーションで友人関係であるか否かに関係なく、リンク情報を介して参加できるチャットルームを意味する。
【0081】
リンク情報は、当該1:1チャット形態のオープンチャットルームに接続されるリンクに関する情報を意味する。例えば、リンク情報は、Custom URL Scheme、http URL、QRcode(登録商標)、強調表示されたテキスト、アイコンなどの形態を有する。Custom URL Schemeは、アプリケーションを実行させるリンク情報形態であってもよい。http URLは、所定のウェブページに接続するリンク情報形態であってもよい。QRcodeは、白黒の格子パターンで情報を表現する2次元バーコードであり、例えば、所定のウェブページに接続する情報を含んでもよい。強調表示されたテキストは、テキストの形態を有するが、全体又は一部のテキストの外形が変形されたものであり、所定のウェブページに接続するリンク情報を含む。アイコンは、事物、施設、形態、概念などを容易に認知できるように、象徴的な絵で示した絵文字
を意味し、所定のウェブページに接続する情報を含んでいる。
【0082】
実施形態によれば、一般プロフィール及び複数の匿名基盤プロフィールは、サーバ(例えば、インスタントメッセージサーバ)によってインスタントメッセージサービスが単一アカウントに連動して管理されることができる。
【0083】
インスタントメッセージサービスは、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動された複数のオープンプロフィールを提供することができる。ユーザは、それぞれのオープンプロフィールを用いてインスタントメッセージサービス関連活動及びソーシャルネットワークサービス(SNS;Social Network Service)の活動を行ってもよい。以下、インスタントメッセージサービス関連活動及びソーシャルネットワークサービス関連活動は、互いに区別される概念として理解される。例えば、インスタントメッセージサービス関連活動は、一般プロフィールあるいは匿名基盤プロフィールで参加中であるチャットルームを介して、他のユーザとリアルタイムあるいは準リアルタイムでチャットしたり情報を交流するための目的の活動を含み、ソーシャルネットワークサービス関連活動は、チャットルームと区別される掲示空間(例えば、匿名基盤プロフィールに対応する掲示空間)を介してコンテンツを掲示、修正したり、あらかじめ掲示されているコンテンツにフィードバックする活動を含む。
【0084】
また、インスタントメッセージサービス関連活動及びソーシャルネットワークサービス関連活動は、それぞれのオープンプロフィールを用いて独立的に実行されることができる。例えば、第1匿名基盤プロフィールを用いて行ったメッセージサービス関連活動は、第2匿名基盤プロフィールを用いたメッセージサービス関連活動と別に実行される。
【0085】
インスタントメッセージサービス関連活動は、チャットルームに参加してリアルタイムオンラインコミュニケーションを行うことを意味する。チャットルームとは、2以上のユーザが参加してインスタントメッセージを交換するよう、インスタントメッセージサーバ上に開設される仮想空間を意味する。チャットルームは、匿名基盤のチャットルームを含んでもよい。匿名基盤のチャットルームは、リンク情報を介して参加できるチャットルームを意味する。匿名基盤のチャットルームは、メッセージアプリケーションで友人関係であるか否かに関係なく、リンク情報を介して参加できるチャットルームを意味する。以下、匿名基盤のチャットルームは、オープンチャットルームに称される。
【0086】
オープンチャットルームは、一般に友人関係であるユーザとチャットを行うための一般チャットルームとは区別される。オープンチャットルームは、1:1チャットを行う1:1チャット形態のオープンチャットルーム又は3人以上のユーザが参加するグループチャット形態のオープンチャットルームであってもよい。オープンチャットルームには、オープンプロフィールを用いて参加することができる。
【0087】
一実施形態によれば、オープンチャットルームとオープンプロフィールの生成時にそれぞれのリンク情報が発行あるいは付与されるため、リンクの衝突防止のためにサーバは、1:1チャット形態のオープンチャットルームで相手側のオープンプロフィールを介して1:1チャットの申し込みを制限する。また、一実施形態によれば、オープンプロフィールに付与されたリンク情報を介して生成された1:1チャット形態のチャットルームで、当該オープンプロフィールの変更が制限されることがある。但し、この場合にも、チャットルームのリンク情報と関係のない参加者のオープンプロフィールは、他のオープンプロフィールに変更されてもよい。
【0088】
ソーシャルネットワークサービス関連活動は、ユーザがオープンプロフィールに対応する掲示空間(例えば、オープンプロフィールのプロフィールページ)にオープンプロフィ
ールを用いてコンテンツを掲示する活動、オープンプロフィールを用いて掲示したコンテンツを修正する活動、及び掲示されたコンテンツにオープンプロフィールを用いてフィードバックする活動のうち少なくとも1つを含む。コンテンツは、テキスト、オーディオ、写真、及び動画の少なくとも1つを含んでもよい。また、コンテンツはポストに称されてもよく、コンテンツを掲示する活動はポスティングに称されてもよい。
【0089】
ユーザは、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動される複数のオープンプロフィールを生成する。また、ユーザはそれぞれのオープンプロフィールを用いてソーシャルネットワークサービス関連活動を遂行(例えば、ポスティング)し、オープンプロフィールを用いた活動履歴は、前記オープンプロフィールで参加中であるチャットルームに表示される。さらに、ユーザは、オープンプロフィールを変えながら、インスタントメッセージサービス関連活動及びソーシャルネットワークサービス関連活動を行ってもよい。以下では、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動される複数のオープンプロフィールを用いて行うことのできるインスタントメッセージサービス関連活動及びソーシャルネットワークサービス関連活動について説明する。
【0090】
図2は、一実施形態に係るユーザ端末のインスタントメッセージサービスのインターフェース内のオープンチャットページ及び推薦ポストページの例示である。
【0091】
図2を参照すると、一実施形態に係るユーザ端末のインスタントメッセージサービスのインターフェースは、オープンチャットに関連する第1ページ201と、オープンプロフィールを用いて実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動に関連する第2ページ202を含む。以下において、第1ページ201はオープンチャットページ、第2ページ202は推薦ポストページに称される。
【0092】
ユーザの端末は、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の領域210のオープンチャットタップ211を選択する入力に反応してオープンチャットページ201を表示し、推薦ポストタップ212を選択する入力に反応して推薦ポストページ202を表示する。
【0093】
オープンチャットページ201は、第1領域220、第2領域230及び第3領域240を含む。ユーザの端末は、オープンチャットページ201の第1領域220を用いて、インスタントメッセージサービスのユーザアカウントによって生成された少なくとも1つのオープンチャットルームのリストを表示する。例えば、ユーザ端末は、第1領域220で特定方向(例えば、左側)にスワイプする入力に反応し、現在の表示されたオープンチャットルーム221ないし223だけでなく、表示されていないオープンチャットルームも予め決定した順序に応じて順に表示してもよい。予め決定された順序は、オープンチャットルームが生成された時間順序、オープンチャットルームのうち最近イベントが発生した順序(例えば、インスタントメッセージを受信した時間順序)、オープンチャットルームの参加者数による順序、オープンチャットルームでユーザが特定の権限(例えば、ルーム長又は副長)のある場合、権限による順序のうち少なくとも1つを含んでもよい。オープンチャットルームのリストを表示する方法は、上記の例示に限定されることなく、様々な方法が採用されてもよい。第1領域220に表示されるオープンチャットルームは、オープンプロフィールを用いて生成したオープンチャットルームだけでなく、一般のプロフィールを用いて生成したオープンチャットルームを含むことができる。一実施形態によれば、一般プロフィールを用いてオープンチャットルームが生成されるが、この場合にも、一般プロフィールがそのまま用いられるよりも、一般プロフィールの情報のうちの一部(例えば、プロフィール写真及びプロフィールの名前)だけが抽出されて用いられてもよい。そのため、一般プロフィールを用いてオープンチャットルームを生成あるいは参加しても、一般プロフィールの個人情報(例えば、電話番号など)がオープンチャットルームを
介して公開されることを防止することができる。
【0094】
ユーザ端末は、オープンチャットページ201の第2領域230を用いて、インスタントメッセージサービスによって提供される匿名基盤チャットルームに関するキーワードのうち、予め決定した方法に応じて決定される推薦キーワードを表示することができる。例えば、サーバは、匿名基盤チャットルームに関するキーワードのうち、予め決定された期間内にインスタントメッセージサービスの匿名基盤チャットを使用しているユーザによって検索される量、又は増加量が閾値以上であるキーワードを推薦キーワードとして決定することができる。
【0095】
ユーザの端末は、オープンチャットページ201の第3領域240を用いてインスタントメッセージサービスによって提供されるオープンチャットルームのうち、予め決定された方法に応じて決定される推薦オープンチャットルームを表示することができる。例えば、推薦オープンチャットルームは、人気のあるオープンチャットルームとして、サーバが予め決定した基準により決定され得る。
【0096】
推薦ポストページ202は、第1領域250及び第2領域260を含む。ユーザの端末は、推薦ポストページ202の第1領域250を用いて、ユーザアカウントと連動して生成された少なくとも1つのオープンプロフィールのリストを表示する。オープンプロフィールのリストは、オープンプロフィール生成順序のような予め決定された順序に応じてオープンプロフィールを表示することができる。例えば、ユーザの端末は、第1領域250に一度に1つのオープンプロフィールを表示し、表示されたオープンプロフィールを特定方向(例えば、左側)にスワイプする入力に反応して、予め決定された順序に応じてオープンプロフィールを1つずつ表示してもよい。また、ユーザの端末は、領域253を介してオープンプロフィールの順序を表示してもよい。オープンプロフィールのリストを表示する方法は、上記の例示に限定されることなく、様々な方法が採用されてもよい。オープンプロフィールは、プロフィール写真が表示される領域251とポスティングを誘導するテキストが表示される領域252を含む。ユーザ端末は、第1領域250の「+生成する」を選択する入力に反応して、ユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールをさらに生成することができる。
【0097】
ユーザの端末は、オープンプロフィールのリストのいずれか1つのオープンプロフィールを選択する入力に反応し、選択されたオープンプロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示する。
【0098】
一例として、ユーザの端末は、オープンプロフィールの領域251を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィールのカバービューインターフェースを表示してもよい。例えば、ユーザがオープンプロフィールの領域251を選択すると、ユーザ端末は、選択されたオープンプロフィールのカバービューインターフェース(例えば、図面301)を表示することができる。カバービューインターフェースに対する詳細な説明は、以下で
図3を参照して説明することにする。
【0099】
異なる一例として、ユーザの端末は領域252を選択する入力に反応して、ユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールを用いて、ソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースを表示してもよい。例えば、ソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースは、コンテンツを掲示するためのインターフェース(例えば、ポスト作成インターフェース)401であってもよい。
【0100】
ユーザの端末は、推薦ポストページ202の第2領域260を用いて、インスタントメッセージサービスの匿名基盤チャットを使用するユーザのオープンプロフィールに関連す
るソーシャルネットワークサービス関連活動のうち、予め決定された方法に応じて決定される推薦活動リストを表示する。例えば、ソーシャルネットワークサービス関連活動は、コンテンツを掲示する活動を含んでもよく、推薦活動リストは掲示されているコンテンツのうち、予め決定した基準に応じて決定された推薦コンテンツに関するリストとして、「推薦フィード」に称されてもよい。
【0101】
サーバは、カテゴリー単位で推薦フィードを決定し、ユーザの端末は、第2領域260を用いて特定のカテゴリーに属するフィードを表示する。例えば、ユーザの端末は、第2領域260を用いて「生活のコツポスト」、「リアルタイム推薦ポスト」、「絵を描写する人たち」のように特定のカテゴリーに関するフィードを表示してもよい。ユーザの端末は、推薦フィードを予め決定した基準に応じて変更して表示することができる。例えば、ユーザの端末は、推薦フィードを予め決定された時間(例えば、30秒)ごとに変更して表示してもよく、又は、ユーザのリロード入力に反応して推薦フィードを変更して表示してもよい。さらに、ユーザの端末は、推薦フィードのカテゴリーを領域210の推薦ポストタップ212に表示してもよい。ここで、推薦フィードが変更される場合、推薦ポストタップ212の表示も変更されてもよい。
【0102】
図3は、一実施形態に係るユーザ端末のソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースの例示である。
【0103】
図3を参照すると、一実施形態に係るユーザの端末は、カバービュー(cover view)インターフェース301,302を表示する。上述したように、ユーザの端末は、オープンプロフィールの領域251を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィール(自分のユーザアカウントと連動されたオープンプロフィール)のカバービューインターフェース301、302を表示する。自分のユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールのカバービューインターフェース301、302は、他人のユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールのカバービューインターフェース602とは区別される。他人のユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールのカバービューインターフェース602は、以下で
図6を参照して説明する。
【0104】
カバービューインターフェースは、選択されたオープンプロフィールのプロフィール情報を表示するためのインターフェースである。カバービューインターフェースは、第1領域310、第2領域335、第3領域330、及び第4領域315を含む。ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第1領域310を用いて、選択されたオープンプロフィールの情報を表示する。オープンプロフィールの情報は、プロフィールイメージ、プロフィールニックネーム、プロフィールに関連するハッシュタグを含んでもよく、オープンプロフィールの情報はユーザが任意に設定してもよい。
【0105】
ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の領域320のポスティングタップ321を選択する入力に反応してカバービューインターフェース内の第2領域335を表示し、チャットタップ322を選択する入力に反応してカバービューインターフェース内の第3領域330を表示することができる。
【0106】
ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第3領域330を用いて、選択されたオープンプロフィールを用いて参加中であるインスタントメッセージサービスのチャットルームリストを表示する。チャットルームリストに表示されるチャットルームは、オープンプロフィールを用いた1:1チャット形態のオープンチャットルームであってもよい。一実施形態によれば、第3領域330には、選択されたオープンプロフィールを用いて参加中のチャットルームリストが全て表示される代わりに、選択されたオープンプロフィールに付与されるリンク情報を介して生成された1:1チャット形態のチャットルーム
リストだけが表示される。インスタントメッセージサービスに加入した他のユーザは、特定ユーザのオープンプロフィールに1:1チャットを申し込むことができ、この場合、当該オープンプロフィールに付与されるリンク情報を介して、申請者と当該オープンプロフィールとの間に1:1チャット形態のオープンチャットルームが生成されてもよい。申請者は、前記オープンプロフィールと1:1チャットを申し込むとき、自分のオープンプロフィールのいずれか1つを選択することができる。
【0107】
ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第3領域330を用いて、選択されたオープンプロフィールを用いて参加中であるインスタントメッセージサービスのチャットルームリストを表示することができる。チャットルームリストに表示されるチャットルームは、オープンプロフィールを用いた1:1チャット形態のオープンチャットルームであってもよい。一実施形態によれば、第3領域330には、選択されたオープンプロフィールを用いて参加中であるチャットルームリストが全て表示される代わりに、選択されたオープンプロフィールに付与されるリンク情報を介して生成された1:1チャット形態のチャットルームリストだけが表示される。インスタントメッセージサービスに加入した他のユーザは、特定ユーザのオープンプロフィールに1:1チャットを申し込むことができ、この場合、当該オープンプロフィールに付与されるリンク情報を介して申請者と当該オープンプロフィールとの間に1:1チャット形態のオープンチャットルームが生成されてもよい。申請者は、前記オープンプロフィールと1:1チャットを申し込むとき、自分のオープンプロフィールのいずれか1つを選択することができる。
【0108】
ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第4領域315を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィールを用いてソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースを表示することができる。例えば、ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第4領域315を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィールを用いてコンテンツを掲示するためのインターフェース(例えば、ポスト作成インターフェース)401を表示する。
【0109】
ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第2領域335を用いて、選択されたオープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動リストを表示することができる。例えば、ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第2領域335を用いて選択されたオープンプロフィールを介して掲示したコンテンツ336を表示する。選択されたオープンプロフィールを介して掲示したコンテンツが複数である場合、ユーザ端末は、第2領域335で特定の方向(例えば、上側)にスワイプする入力に反応し、現在の表示されたコンテンツ336だけでなく、表示されていないオープンチャットルームも予め決定した順序に応じて順に表示することができる。ソーシャルネットワークサービス関連活動リストを表示する方法について、上記の例示に限定されることなく、様々な方法が採用されてもよい。
【0110】
ユーザの端末は、第2領域335を用いて表示されたソーシャルネットワークサービス関連活動リストのいずれか1つのソーシャルネットワークサービス関連活動を選択する入力に反応して、選択されたソーシャルネットワークサービス関連活動を表示するためのインターフェースを表示することができる。ソーシャルネットワークサービス関連活動を表示するためのインターフェースは、オープンプロフィールを用いて掲示したコンテンツを表示するためのポスト詳細インターフェース303であってもよい。例えば、ユーザの端末は、第2領域335に掲示されたコンテンツ336を選択する入力に反応して、選択されたコンテンツを表示するためのポスト詳細インターフェース303を表示することができる。
【0111】
ポスト詳細インターフェース303は、第1領域350、第2領域360、及び第3領
域340を含む。ユーザの端末は、ポスト詳細インターフェース303の第3領域340を用いてコンテンツ内容を表示する。ユーザの端末は、ポスト詳細インターフェース303の第1領域350を用いて選択されたソーシャルネットワークサービス関連活動に対するフィードバックの主体となるオープンプロフィールを表示することができる。例えば、ユーザの端末は、複数のオープンプロフィールのうち、第1領域350を用いて選択されたコンテンツ336を照会し、評価するオープンプロフィールを表示してもよい。
【0112】
ユーザの端末は、ポスト詳細インターフェース303の第2領域360を用いて、選択されたソーシャルネットワークサービス関連活動に対するフィードバックに関連する情報を表示することができる。例えば、ユーザの端末は、ポスト詳細インターフェース303の第2領域360を用いて、選択されたコンテンツ336に対するフィードバックに関連する情報を表示してもよい。フィードバックに関連する情報は、評価を提供するためのアイコン(例えば、「いいよ」又は「ハート」アイコン)、評価に対する指標(例えば、「いいよ」の数)及び評価を提供したオープンプロフィールリスト(例えば、「いいよ」を押したオープンプロフィールのリスト)のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0113】
さらに、ユーザの端末は、第1領域350を選択する入力に反応して、フィードバックの主体となるオープンプロフィールを複数のオープンプロフィールのいずれか1つに変更するためのインターフェースを表示することができる。例えば、ユーザの端末は、第1領域350を選択する入力に反応してオープンプロフィールリストを提供するインターフェースを表示し、プロフィールを複数のオープンプロフィールのいずれか1つを選択する入力に反応して、フィードバックの主体となるオープンプロフィールを変更してもよい。フィードバックの主体となるオープンプロフィールを変更する前に表示されるデフォルトオープンプロフィールは、予め決定した基準によって決定される。例えば、チャットルームを通じてポストを見ている場合、前記チャットルームで利用中のオープンプロフィール、最新生成されたオープンプロフィール、又は最後に選択されたオープンプロフィールをデフォルトオープンプロフィールとして決定してもよい。
【0114】
ユーザは、現在選択されているオープンプロフィールごとに選択されたコンテンツに対するフィードバックを行う。例えば、ユーザは、第1オープンプロフィールを用いて選択されたコンテンツに対して「いいよ」アイコンを押し、第1領域350を選択して第2オープンプロフィールに変更し、第2オープンプロフィールで再び「いいよ」アイコンを押してもよい。この場合、ユーザ端末は、評価を提供したオープンプロフィールリストに第1オープンプロフィールと第2オープンプロフィールを全て表示することができる。
【0115】
図4は、一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに共有する方法を説明するための図である。
【0116】
図4を参照すると、一実施形態に係るインスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成されるオープンプロフィールを用いて、オープンプロフィールに対応する掲示空間にコンテンツを掲示し、このような活動に関する情報をインスタントメッセージサービスのチャットルームに提供することができる。一例として、ユーザは、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成されるオープンプロフィールを用いて、オープンプロフィールに対応する掲示空間にコンテンツを掲示した後、コンテンツ及びコンテンツに関する情報をチャットルームに共有してもよい。又は、ユーザの直接的な共有要求がなくても、ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報がチャットルームに提供されてもよい。上述したように、ソーシャルネットワークサービス関連活動は、ユーザがオープンプロフィールに対応する掲示空間にオープンプロフィールを用いてコンテンツを掲示する活動、オープンプロフィールを用いて掲示したコンテンツを修正する活動、及び掲示されたコンテンツにオープンプロフィールを用いてフィードバックする活動のうち
少なくとも1つを含むことができる。
【0117】
以下で、インスタントメッセージサービスのアカウントと連動して生成されるオープンプロフィールを用いて、オープンプロフィールに対応する掲示空間にコンテンツを掲示した後、コンテンツをチャットルームに共有する方法について説明する。ユーザの端末は、領域252を選択する入力に反応して、ユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールを用いて、ソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースを表示する。例えば、ソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースは、コンテンツを掲示するためのインターフェース(例えば、ポスト作成インターフェース)401であってもよい。
【0118】
又は、ユーザの端末は、オープンプロフィールの領域251を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィールのカバービューインターフェースを表示してもよい。ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第4領域315を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィールを用いてソーシャルネットワークサービス関連活動を行うためのインターフェースを表示する。例えば、ユーザの端末は、カバービューインターフェース内の第4領域315を選択する入力に反応して、選択されたオープンプロフィールを用いてコンテンツを掲示するためのインターフェース(例えば、ポスト作成インターフェース)401を表示してもよい。
【0119】
ポスト作成インターフェース401は、第1領域410及び第2領域420を含む。ユーザの端末は、第1領域410を用いて作成されたコンテンツを表示する。ユーザの端末は、第2領域420を選択する入力に反応して、作成されたコンテンツをオープンチャットルームで共有するためのインターフェース402を表示することができる。
【0120】
ユーザの端末は、作成されたコンテンツをオープンチャットルームで共有するためのインターフェース402内の第1領域430を介して、オープンプロフィールが参加したオープンチャットルームリストを表示し、ユーザの端末は、オープンチャットルームリストのうちの1つ以上のオープンチャットルームを選択する入力に反応して、選択されたチャットルームにコンテンツ及びコンテンツ掲示に関する情報を表示する。例えば、オープンチャットルームで共有するためのインターフェース402内の第1領域430を介して、オープンプロフィールが参加したオープンチャットルーム431~434を表示し、ユーザの端末は、チャットルーム431とチャットルーム433を選択する入力に反応して、チャットルーム431とチャットルーム433にコンテンツ及びコンテンツ掲示に関する情報を表示することができる。コンテンツ掲示に関する情報は、以下で
図5を参照して詳細に説明される。
【0121】
図5は、一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームで表示するインターフェースの例示である。
【0122】
図5を参照すると、一実施形態に係るユーザの端末は、オープンプロフィールでチャットルームに参加中である参加者それぞれの複数のオープンプロフィールのうち、当該チャットルームに対応してそれぞれの参加者によって選択された第1オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を当該チャットルームに表示する。ソーシャルネットワークサービス関連活動の情報は、第1オープンプロフィールそれぞれのプロフィール情報、ソーシャルネットワークサービス関連活動にアクセスできるリンク、及びソーシャルネットワークサービス関連活動のサムネイルのうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0123】
一例として、ユーザの端末は、当該ユーザの複数のオープンプロフィールのうち、第1
オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をふきだしとは区別されるリッチフィード形態に表示してもよい。例えば、ユーザの端末は、第1オープンプロフィールを介して実行されたコンテンツ掲示に関する情報をチャットルーム501にリッチフィード510,520,530形態に表示してもよい。リッチフィードは、チャットルームの参加者間のチャット内容を表示するふきだしと区別される形態であって、例えば、チャットルームに誰か入場したり退場するとき用いられるフィードのような形態であってもよい。
【0124】
リッチフィードは、当該リッチフィードの対象となる第1オープンプロフィールのプロフィール写真を表示する領域、第1オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動のサムネイルを表示する領域、及び当該ソーシャルネットワークサービス関連活動に対する説明文句を表示する領域のうち少なくとも1つを含んでもよい。例えば、リッチフィード510は、当該リッチフィードの対象となる第1オープンプロフィールのプロフィール写真を表示する領域511、及び第1オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動のサムネイルを表示する領域512を含む。また、リッチフィード530のサムネイル領域531を参照すると、サムネイルは写真だけでなく、テキストも含んでもよい。ユーザの端末は、リッチフィードを選択する入力に反応して、当該リッチフィードに対応するポスト詳細インターフェースを表示することができる。
【0125】
又は、ユーザの端末は、オープンプロフィールで参加中である参加者それぞれによってチャットルームに対応して選択された第1オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を、当該チャットルームの予め割り当てられた領域にリスト形態に表示することができる。例えば、ユーザの端末は、チャットルーム501の領域540を選択する入力に反応して、第1オープンプロフィールを介して実行されたコンテンツ掲示に関する情報をチャットルーム502のサイドメニュー領域550にリスト551,552の形態に表示してもよい。
【0126】
図示していないが、チャットルームに参加中であるユーザは、当該チャットルームで自分を示すためのプロフィールを変更してもよい。例えば、第1オープンプロフィールでチャットルームに参加中であるユーザは、当該チャットルームで自分を示すためのプロフィールを第2オープンプロフィールに変更することができる。この場合、第1オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動は、これ以上の前記チャットルームに表示されないことがある。代わりに、第2オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動が前記チャットルームに表示される。
【0127】
一実施形態によれば、チャットルームに対応して選択されるオープンプロフィールが変更されることにより、当該チャットルームのチャットログ上で過去にチャットした履歴にも変更された第2オープンプロフィールが適用される。しかし、リッチフィードの方式で表示されたり、あるいは別途の領域を介してあらかじめ共有されているソーシャルネットワークサービス関連活動には、前記活動を行ったオープンプロフィールがそのまま適用され、例えば、すでに第1オープンプロフィールの活動として共有されている内容が、第2オープンプロフィールの活動に変更されることはない。
【0128】
一実施形態によれば、オープンプロフィールの活動のタイプや重要度に応じて、前記活動に関する情報がリッチフィードの形態には表示されず、別途の領域を通じてのみ表示されてもよい。例えば、特定オープンプロフィールのハッシュタグ情報を修正するなどの活動を行う場合、チャットログの連続性を阻害しないためにリッチフィードの形態には表示されないことがある。但し、この場合にも、別途の領域を通じては前記活動が表示される
ことができる。
【0129】
図6は、一実施形態に係るオープンプロフィールの情報をチャットルームで表示するインターフェースの例示である。
【0130】
図6を参照すると、一実施形態に係るユーザの端末は、オープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報だけでなく、オープンプロフィールの情報をチャットルームで表示することができる。例えば、サーバは、チャットルームに参加中である複数のプロフィールのうち、少なくとも1つのオープンプロフィールの情報共有要求を受信し、ユーザの端末は、サーバのオープンプロフィールの情報共有命令に反応して、オープンプロフィールの情報610をチャットルーム601に表示する。オープンプロフィールの情報610は、当該オープンプロフィールのリンク情報及びプロフィール写真のうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0131】
ユーザの端末は、オープンプロフィールの情報610を選択する入力に反応して、当該オープンプロフィールのカバービューインターフェースを表示する。例えば、ユーザの端末は、チャットルームに参加中である複数のプロフィールのうち、自分でない少なくとも1つのオープンプロフィールの情報610をチャットルーム601に表示し、ユーザの端末は、オープンプロフィールの情報610を選択する入力に反応して、他人のユーザアカウントと連動されたオープンプロフィールのカバービューインターフェース602を表示することができる。
【0132】
他人のユーザアカウントと連動されているオープンプロフィールのカバービューインターフェース(以下、他のアカウントのカバービューインターフェースと称する)は、第1領域310、第2領域335、及び第3領域330を含む。ユーザの端末は、他のアカウントのカバービューインターフェース内の第1領域310を用いて、当該オープンプロフィールの情報を表示する。オープンプロフィールの情報は、プロフィールイメージ、プロフィールニックネーム、プロフィールに関連するハッシュタグを含んでもよい。
【0133】
ユーザの端末は、他のアカウントのカバービューインターフェース内の第2領域630を選択する入力に反応して、当該オープンプロフィールと1:1チャット形態の一般チャットを提供するためのインターフェースを表示する。例えば、ユーザの端末は、他のアカウントのカバービューインターフェース内の第2領域630を選択する入力に反応して、当該オープンプロフィールと1:1チャット形態の一般チャットを提供するためのインターフェースを表示することができる。
【0134】
ユーザの端末は、他のアカウントのカバービューインターフェース内の第3領域640を用いて、選択されたオープンプロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動リストを表示する。例えば、ユーザの端末は、他のアカウントのカバービューインターフェース内の第3領域640を用いて、当該オープンプロフィールを介して掲示したコンテンツを表示してもよい。当該オープンプロフィールを介して掲示したコンテンツが複数である場合、ユーザ端末は、第3領域640で特定の方向(例えば、上側)にスワイプする入力に反応して、現在に表示されているコンテンツだけでなく、表示されていないオープンチャットルームも予め決定した順に応じて順に表示することができる。ソーシャルネットワークサービス関連活動リストを表示する方法は、上記の例示に限定されることなく、様々な方法が採用されてもよい。
【0135】
ユーザ端末は、第3領域640を用いて表示されたソーシャルネットワークサービス関連活動リストのいずれか1つのソーシャルネットワークサービス関連活動を選択する入力に反応して、選択されたソーシャルネットワークサービス関連活動を表示するためのイン
ターフェースを表示する。ソーシャルネットワークサービス関連活動を表示するためのインターフェースは、オープンプロフィールを用いて掲示したコンテンツを表示するためのポスト詳細インターフェース303である。例えば、ユーザの端末は、第3領域640に掲示されたコンテンツを選択する入力に反応して、選択されたコンテンツを表示するためのポスト詳細インターフェース303を表示することができる。
【0136】
図7は、一実施形態に係るユーザの端末が行う匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェース表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0137】
図7を参照すると、一実施形態に係るステップS710~730は、
図1~
図6を参照して説明したサーバによって実行される。
【0138】
ステップS710において、ユーザの端末は、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第1ページの第1領域を用いて、インスタントメッセージサービスのユーザアカウントによって生成された少なくとも1つの匿名基盤チャットルームのリストに該当する第1リストを表示を提供する。ステップS720において、ユーザの端末は、インスタントメッセージサービスのインターフェース内の第2ページの第1領域を用いて、ユーザアカウントと連動して生成された少なくとも1つの匿名基盤プロフィールのリストに該当する第2リストを表示する。図面には図示していないが、一実施形態によれば、第1ページの第1領域と第2ページの第1領域は、同じページ上に配置される互いに異なる領域であってもよい。
【0139】
前述したように、少なくとも1つの匿名基盤チャットルームそれぞれにはリンク情報が付与される。リンク情報は、インスタントメッセージサービス、ソーシャルネットワークサービスだけでなく、その他の様々な方式で共有され、他のユーザは、共有されたリンク情報を選択することで、一実施形態に係るインスタントメッセージサービスから提供する当該の匿名基盤チャットルームにアクセスすることができる。また、少なくとも1つの匿名基盤プロフィールそれぞれにもリンク情報が付与されてもよい。この場合、少なくとも1つの匿名基盤プロフィールそれぞれに付与されるリンク情報は、該当する匿名基盤プロフィールと1:1チャット形態にチャットするための匿名基盤チャットルームのリンク情報を含んでもよい。
【0140】
ステップS730において、ユーザの端末は、第2リストのいずれか1つの匿名基盤プロフィールを選択する入力に反応して、選択された匿名基盤プロフィールを介してソーシャルネットワークサービスを提供するためのインターフェースを表示する。一例として、ユーザの端末は、選択された匿名基盤プロフィールを用いてコンテンツが掲示されるページを直ちに表示し、当該ページを介して掲示されるコンテンツを選択された匿名基盤プロフィールに参加中であるチャットルームで共有しているインターフェースを表示することができる。ここで、一実施形態によれば、共有可能なチャットルームは、選択された匿名基盤プロフィールに付与されるリンク情報を介して生成されたチャットルームのみを含んでもよい。
【0141】
図8は、一実施形態に係るサーバが行うソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供する方法を説明するためのフローチャートである。
【0142】
図8を参照すると、一実施形態に係るステップS810~S830は、前述したサーバによって実行される。
【0143】
ステップS810において、サーバは、インスタントメッセージサービスのアカウント
と連動して生成される複数の匿名基盤プロフィールごとにソーシャルネットワークサービスを提供する。
【0144】
ステップS820において、サーバは、インスタントメッセージサービスのチャットルームに参加中であるユーザの複数の匿名基盤プロフィールのうち、当該チャットルームに対応して選択された第1匿名基盤プロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信する。
【0145】
ステップS830において、サーバは、第1匿名基盤プロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供する。
【0146】
図面に図示していないが、サーバは、チャットルームに対応して選択されるユーザのプロフィールが第1匿名基盤プロフィールから第2匿名基盤プロフィールに変更される場合、これ以上第1匿名基盤プロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供することができない。代わりに、サーバは、第2匿名基盤プロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を受信し、第2匿名基盤プロフィールを介して実行されたソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームに提供することができる。
【0147】
サーバは、チャットルームに参加しているチャットしたユーザを抽出し、チャットしたユーザの端末にソーシャルネットワークサービス関連活動の情報を送信する。チャットしたユーザの端末は、受信したソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームのチャット表示領域にふきだしとは区別されるリッチフィード形態に表示してもよい。又は、チャットしたユーザの端末は、受信したソーシャルネットワークサービス関連活動の情報をチャットルームの予め割り当てられた領域にリスト形態に表示してもよい。
【0148】
以上述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組み合せで具現される。例えば、本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数類型の処理要素を含むことが把握する。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
【0149】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はそのうちの一つ以上の組合せを含み、希望の通りに動作するよう処理装置を構成したり、独立的又は結合的に処理装置を命令することができる。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令又はデータを提供するために、いずれかの類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、又は送信される信号波に永久的又は一時的に具体化することができる。ソフトウェアはネットワークに連結されたコ
ンピュータシステム上に分散され、分散した方法で格納されたり実行され得る。ソフトウェア及びデータは一つ以上のコンピュータで読出し可能な記録媒体に格納され得る。
【0150】
本実施形態による方法は、様々なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例として、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気-光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明に示す動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0151】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の説明に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順で実行されるし、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わせられてもよいし、他の構成要素又は均等物によって置き換え又は置換されたとしても適切な結果を達成することができる。
【0152】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。