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特開2022-174872間仕切り材及びそれを用いた間仕切り
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022174872
(43)【公開日】2022-11-25
(54)【発明の名称】間仕切り材及びそれを用いた間仕切り
(51)【国際特許分類】
   E04B 2/74 20060101AFI20221117BHJP
【FI】
E04B2/74 501K
E04B2/74 501L
E04B2/74 541P
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021080883
(22)【出願日】2021-05-12
(71)【出願人】
【識別番号】399071775
【氏名又は名称】積水樹脂プラメタル株式会社
(72)【発明者】
【氏名】前川 拓也
(57)【要約】
【課題】使用する際は組み立てやすく、繰り返し使用しても変形や強度低下が生じにくい間仕切り材及びそれを用いた間仕切りを提供する。
【解決手段】合成樹脂製のシート材10と、シート材10の表裏に積層された金属箔11とを備えた間仕切り材100であって、
前記間仕切り材100の幅方向両端部において、長手方向に沿って連続して形成されたヒンジ部12と、ヒンジ部12の間に配置された中央部13と、ヒンジ部12から中央部13とは反対側に配置された端縁部14とを有し、ヒンジ部12は、長手方向に沿って表裏ともに金属箔11を備えておらず、シート材10が露出しており、両端縁部14は、ヒンジ部12の長手方向を軸にして、中央部13に対して折り曲げ可能であって、かつ、表裏である前後方向に貫通する孔部14aを有するように構成する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂製のシート材と、前記シート材の表裏に積層された金属箔とを備えた間仕切り材であって、
前記間仕切り材の幅方向両端部において、長手方向に沿って連続して形成されたヒンジ部と、 前記ヒンジ部の間に配置された中央部と、
前記ヒンジ部から前記中央部とは反対側に配置された端縁部とを有し、
前記ヒンジ部は、長手方向に沿って表裏ともに前記金属箔を備えておらず、前記シート材が露出しており、
前記両端縁部は、前記ヒンジ部の長手方向を軸にして、前記中央部に対して折り曲げ可能であって、かつ、表裏である前後方向に貫通する孔部を有している
ことを特徴とする間仕切り材。
【請求項2】
請求項1に記載の間仕切り材を幅方向に複数連結してなる間仕切りであって、
前記幅方向に隣合う間仕切り材において、前記端縁部が対向して配置されるとともに、対向する前記端縁部の前記孔部同士を貫通する連結部材によって連結されている
ことを特徴とする間仕切り。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害時の避難場所などで、被災者のプライベート空間を確保するために好適に使用される簡易な間仕切り材及びそれを用いた間仕切りに関する。
【背景技術】
【0002】
災害時に、被災者の避難場所のために体育館や屋内施設を避難所として利用されている。このような避難所では、避難者のプライバシー確保のために、簡易的な間仕切りが設置されている。間仕切りとしては、複数のシート状の段ボールを平面視矩形状に配置して、段ボール同士を連結して仕切り空間を設けるものである。これにより、被災者のプライベート空間を確保することができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、一種類の間仕切板を複数連結配置して成る段ボール製間仕切構造であって、前記間仕切板は、中折目を備えた側板の左右端縁に夫々折目を介して端板を連設し、前記中折目に沿ってL字状に折り曲げた二枚の間仕切板の一方の端板部を夫々重ね合わせ、前記中折目から浮遊する前記側板の下縁部に、垂直に起立させた端板を夫々重ね合わせるようにもう一枚の間仕切板を配置し、前記側板、端板が夫々重なり合った部分に連結材を挿入する連結部を設け、固定して成るコ字状間仕切を単数又は複数配列した段ボール製間仕切構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006-328834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に係る段ボール製間仕切構造によると、一種類の部品にて簡単に組み立てることができるものである。しかしながら、災害時のみに利用し、その後は分解して保管する必要がある。そのため、目方向(紙幅方向)に折れやすい段ボールは、間仕切構造の組み立て時、分解時、搬送時、保管時に折れ目が付きやすく、また、被災者が避難時に降雨で濡れた服や持ち物が段ボールに触れると、その部分は変形又は強度低下が起こりやすいものであった。
【0006】
本発明は、前記の如き問題点を解消し、使用する際は組み立てやすく、繰り返し使用しても変形や強度低下が生じにくい間仕切り材及びそれを用いた間仕切りを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係る間仕切り材は、合成樹脂製のシート材と、前記シート材の表裏に積層された金属箔とを備えた間仕切り材であって、幅方向両端部において、長手方向に沿って連続して形成されたヒンジ部と、前記ヒンジ部の間に配置された中央部と、前記ヒンジ部から前記中央部とは反対側に配置された端縁部とを有し、前記ヒンジ部は、長手方向に沿って表裏ともに前記金属箔を備えておらず、前記シート材が露出しており、前記両端縁部は、前記ヒンジ部の長手方向を軸にして、前記中央部に対して折り曲げ可能であって、かつ、表裏である前後方向に貫通する孔部を有していることを特徴とするものである。
【0008】
また本発明に係る間仕切りにおいて、間仕切り材を幅方向に複数連結してなる間仕切りであって、前記幅方向に隣合う間仕切り材において、前記端縁部の前記金属箔同士が対向して配置されるとともに、対向する前記端縁部の前記孔部同士を貫通する連結部材によって連結されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る間仕切り材によれば、合成樹脂製のシート材と、前記シート材の表裏に積層された金属箔とを備えており、軽量でかつ強度が高く、また、使用時に、ヒンジ部で折り曲げて使用した後、使用後は、ヒンジ部の折り曲げを元に戻して、中央部と両端縁部とがほぼ平坦になるようにできるので、間仕切り材の保管も容易である。
【0010】
また、本発明に係る間仕切りによれば、隣合う間仕切り材において、端縁部の孔部同士を貫通する連結部材によって連結されているので、ヒンジ部を軸として折り曲げ角度を変更可能であるので、隣合う間仕切り材において、中央部同士がなす角度を適宜変更することができるので、間仕切り材を適宜組み合わせて、間仕切り材に囲まれた空間を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係る間仕切り材の実施の一形態を正面図である。
図2】本発明に係る間仕切り材の実施の一形態を平面図である。
図3図2の左側のヒンジ部付近の拡大図である。
図4】本形態に係る間仕切り材の他の実施形態を示すヒンジ部付近の拡大図である。
図5】間仕切りの実施の一形態を示す説明図である。
図6図5の連結部材付近の拡大図である。
図7図5の連結部材の説明図である。
図8図6の分解説明図である。
図9図5の扉体付近の説明図である。
図10図5の間仕切りの他の使用状態を示す説明図である。
図11】本発明に係る間仕切りの他の実施形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
【0013】
図面において、100は間仕切り材、12は間仕切り材100の両端部に形成されたヒンジ部であって、本発明に係る間仕切り材100を連結して間仕切り200が形成されている。
【0014】
図1図2は本発明に係る間仕切り材100の実施の一形態を説明図であり、図1は正面図、図2は平面図である。間仕切り材100は、本形態では、正面視縦長の矩形状であって、合成樹脂製のシート材10と、シート材10の厚さ方向の前後両面に積層された金属箔11、11とを備えている。なお、図面においては、特に説明しない限り、図1において、左右方向を幅方向、上下方向を長手方向、前後方向を厚さ方向として説明する。
【0015】
間仕切り材100は、左右両端部にヒンジ部12、12を備えている。ヒンジ部12は、間仕切り材100は長手方向に沿って連続して形成されている。
【0016】
これにより、間仕切り材100は、厚さ方向両面に金属箔11を有する中央部13と、中央部13の両側端に位置するヒンジ部12、12と、ヒンジ部12から間仕切り材100の端縁との間に位置する端縁部14、14とを有したものとなる。つまり、中央部13の両側端部にヒンジ部12、12が位置しており、ヒンジ部12を挟んで端縁部14が位置している。
【0017】
図3図2の左側のヒンジ部12付近の拡大図である。ヒンジ部12は、前後両面ともに金属箔11、11を備えておらず、シート材10が露出している。
【0018】
シート材10は、本形態では、ポリエチレンを発泡させた発泡体であるので、間仕切り材100は、シート材10が厚さ方向に露出したヒンジ部12の長手方向を軸として折り曲げることができる。これにより、中央部13と端縁部14とがなす角度は、ヒンジ部12を軸として変更可能となる。本形態では、ヒンジ部12の厚さは、シート材10の厚さとしている。
【0019】
図4は本形態に係る間仕切り材100の他の実施形態を示すヒンジ部付近の拡大縦断面図であって、本形態では、ヒンジ部12の厚さは、シート材10の厚さよりも薄くしている。
【0020】
間仕切り材100の製造方法としては、押出機を用いてシート材10を成形しながら金属箔11、11を貼着して一体的に形成するものでもよく、シート材10を作製した後に、シート材10の厚さ方向両面に金属箔11、11を貼着するものでもよい。ヒンジ部12は、加工機を用いて金属箔11を除去し、シート材10の厚さ方向両面が露出するようにすればよい。この際、金属箔11と併せて、金属箔11に貼着されているシート材10の一部を除去して、図4に示すように、ヒンジ部12の厚さをシート材10よりも薄くしてもよく、ヒンジ部12の厚さは、必要となる強度に応じて設定すればよい。
【0021】
次に、間仕切り材100同士を幅方向に複数連結して形成した間仕切り200について説明する。図5は間仕切り200の実施の一形態を示す説明図である。
【0022】
本形態の間仕切り200は、間仕切り材100を幅方法に7個連結させて、一辺に間仕切り材100が2個配置されるようにして、平面視正方形状に配置したものである。そして、正方形状の1辺は間仕切り材100が1個のみ配置されており、連結された間仕切り材100の両端部間に形成された隙間が出入口30となって、連結された間仕切り材100に囲まれた内部空間40が形成され、出入口30には扉体60が配置されている。
【0023】
次に、間仕切り材100同士の連結構造について、図6図8を用いて説明する。図6図5の連結部材50付近の拡大図、図7図5の連結部材50の説明図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は分解説明図である。また、図8図6の分解説明図である。間仕切り200において、間仕切り材100同士は、隣接する間仕切り材100の端縁部14、14が連結部材50によって連結されている。
【0024】
端縁部14は、図1図6に示すように、厚さ方向に貫通する孔部14aを有している。本形態では、端縁部14は、長手方向に間隔をあけて3個の孔部14aを有するものであるが、間仕切り材100の長手方向の寸法に応じて適宜設定することができる。
【0025】
隣合う間仕切り材100の端縁部14同士は、ヒンジ部12を軸として端縁部14を内部空間30側に折り曲げられており、端縁部14、14の対応する高さの孔部14a、14aに取付けられた連結部材50を介して締結されている。これにより、間仕切り材100同士が連結される。
【0026】
連結部材50は、本形態ではボルト51とナット52と袋ナット53とからなり、ボルト51のねじ部51aにナット52が螺合され、更に袋ナット53がねじ部51aの先端部に螺着されている。つまり、ナット52は、ボルト51の頭部51bとねじ部51aに螺着された袋ナット53との間で移動可能である。
【0027】
孔部14aは、図8に示すように、長手方向の中央部に円形状の幅広部14bと、幅広部14bから長手方向である上方向及び下方向にそれぞれに形成された幅狭部14c、14cとを有している。幅広部14bは、ボルト51の頭部51bが通過可能であり、幅狭部14cに対しては、頭部52aは通過できず、ねじ部51aは通過可能である。
【0028】
これにより、端縁部14同士の一方の孔部14aの幅広部14bから他方の孔部14aの幅広部14bに頭部51b側からボルト51を通した後、幅狭部14cに沿ってねじ部51aを下方に移動して、ナット52を頭部51b側に螺入することにより、頭部51bとナット52の間にある端縁部14同士を締結することができる。
また、ボルト51に螺入されたナット52は袋ナット53によりねじ部51aからは外れないので、作業時に誤ってナット52が地面に落下するように不具合が生じなくなる。本形態では、孔部14aは、端縁部14の上下のそれぞれの方向に形成されているので、間仕切り材100を上下反転して利用しても、上述と同様な作業で間仕切り材100同士を連結することができる。
【0029】
間仕切り材100同士を連結した状態においては、端縁部14と中央部13とがなす角度を変更することにより、連結角度を変更することができるので、図5に示すように、連結角度を90度、180度とすることによって、本形態のように、連結した7個の間仕切り材100を用いて、平面視正方形状に配置することが可能となり、避難者等が間仕切り材100によって囲まれた内部空間40を利用することができる。
【0030】
ここで、間仕切り材100は、ヒンジ部12を軸として折り曲げ可能であればよいので、シート材10は、荷重を加えると変形可能なものが好ましい。したがって、シート材10は、ゴムやエラストマーのような弾性変形可能な材料を用いてもよいが、間仕切り材100同士の連結角度を90度にした時、ヒンジ部12は、中央部13に対して端縁部14を135度折り曲げられた状態となるため、シート材10がゴムやエラストマーでは、折り曲げた際大きな弾性的な反発力が生じた状態となり、元の状態に戻ろうとして、平面視正方形状に配置した間仕切り材100が開いてしまうおそれがある。
【0031】
したがって、本実施形態のように、シート材10としてポリエチレンを発泡させた発泡体を用いれば、ヒンジ部12を折り曲げても、ヒンジ部12に生じる反発力は比較的小さくなる。これにより、図5のように間仕切り材100同士を連結して平面視正方形状に配置した状態を保持しやすくなる。
【0032】
シート材10としては、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン系の合成樹脂や、エチレン-酢酸ビニル共重合体のようなα-オレフィンを用いた共重合体を用いることができる。
【0033】
ヒンジ部12は、図3に示すように、厚さ方向両面でシート材10が露出しているので、厚さ方向のどちらの面側にも折り曲げることができる。したがって、間仕切り材100同士を連結する際に、ヒンジ部12を軸として、必要な方向に折り曲げて使用することができる。
【0034】
次に、間仕切り200の出入口30について説明する。図9図5の扉体60付近の説明図、図10は、図5の間仕切り200の他の使用状態を示す説明図である。扉体60が固定される間仕切り材100の端縁部14には、上下方向にわたって面ファスナー61が固定されている。扉体60の一方の端部にも長手方向に沿って面ファスナー62が固定されている。そして、幅広の面ファスナー63が面ファスナー61、62にわたって係合して取付けられている。
【0035】
これにより、間仕切り材100に連結された扉体60が、ヒンジ部12を軸として回動可能となされている。扉体60の他方の端部は、出入口の他方の端部側の間仕切り材100と重合可能であり、図5に示す扉体60を閉めて出入口30を閉じた状態と、図9に示す扉体60を開けて出入口30を通行可能な状態とに変更することができる。また、扉体60に対して新たにヒンジ部材を用意する必要はなく、間仕切り材100の端縁部14を利用して扉体60を開閉することができる。面ファスナー61、62から面ファスナー63を外せば、間仕切り200から扉体60を外すことができる。
【0036】
扉体60は、本形態では、合成樹脂製のシート材と、シート材の前後に積層された金属箔とを備えた板状であって、間仕切り材100と同様な構成であるが、特に限定されるものではない。
【0037】
図5図10に示した間仕切り200は、間仕切り材100を7個連結して平面視正方形状に配置して、間仕切り材100に囲まれた内部空間40に避難者が利用するためのものであり、必要となる内部空間40の大きさや、避難者の数に応じて、間仕切り200を組み合わせて複数の内部空間を設けることができる。
【0038】
図11は本発明に係る間仕切り300の他の実施形態を示す斜視図であって、連結された間仕切り材100により2個の内部空間40が形成されたものである。本形態では、図5に示す間仕切り200を連設したものである。なお、2個の内部空間40の中間に配置された間仕切り材100はそれぞれの内部空間40に対して別々に用意してもよく、共用して利用するものでもよい。
【0039】
避難所としての利用が不要になれば、間仕切り200、300を分解し、間仕切り材100や連結部材50を所定の場所に収納する。間仕切り材100は同じ大きさのものを使用することができるので、収納時に間仕切り材100を積層する場合でも、縦置きする場合であっても収納が容易となる。必要となれば、再び間仕切り材100を組み立てて、間仕切り200、300として利用することができる。
【0040】
また、間仕切り材100は、金属箔11、シート材10、金属箔11からなる、いわゆる、サンドイッチ構造なので強度が高く、間仕切り200、300の分解作業時や、収納作業時に、間仕切り材100が折れたり、大きく湾曲したりするような不具合は生じにくい。更に、本形態のように、シート材10として発泡体を用いれば、軽量とすることができるので、運搬や組み立て作業が一層容易となる。
【0041】
以上、本発明の間仕切り200について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0042】
10 シート材
11 金属箔
12 ヒンジ部
13 中央部
14 端縁部
14a 孔部
14b 幅広部
14c 幅狭部
30 出入口
40 内部空間
50 連結部材
51 ボルト
51a ねじ部
51b 頭部
52 ナット
53 袋ナット
60 扉体
61 面ファスナー
62 面ファスナー
63 面ファスナー
100 間仕切り材
200、300 間仕切り
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11