特開2022-174952IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

リングプル型キャップ、特にマキシキャップの製造に好適に用いられるアルミニウム合金板およびその製造方法に関する。ここで、マキシキャップは、プルリングがプラスチックで形成されているものを含む。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】薄肉化しても、耐ブローオフ性、易開栓性、リサイクル性および長期耐クリープ性に優れたリングプル型キャップ用のアルミニウム合金板、およびそのようなアルミニウム合金板の製造方法を提供する。
【解決手段】
アルミニウム合金板は、質量基準で、Mn:0.50%以上1.10%以下、Mg:2.85%以上3.48%未満、Fe:0.20%以上0.40%以下、Si:0.05%以上0.20%以下、Cu:0.01%以上0.15%以下、任意元素として質量基準で0.10%を上限としてTiを含有し、かつ残部がアルミニウムと不可避不純物である合金組成を有する圧延板であって、190℃×10分の熱処理後の圧延方向の引張強さが280MP以上320MPa以下であり、引張強さと耐力の差が35MPa以上であり、導電率が25%IACS以上34%IACS以下であって、かつ、材料温度が80℃、試験片への負荷が100MPaの条件のクリープ試験において、試験開始から60時間以上80時間以下のクリープひずみ速度が3.0×10-4%h-1以下である。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者の検討によると、特許文献1に記載のアルミニウム合金は高い耐ブローオフ性を有しているが、一層の向上が求められる。例えば、炭酸飲料用の容器に用いられる場合、容器の内圧が高いので、キャップに高い耐ブローオフ性が求められる。炭酸飲料用の容器が、例えば40℃を超える高温化で長期間保管されると、キャップは、長期間にわたって高い内圧を受けるので、キャップの形状が経時変化するおそれがある。すなわち、高温で長期間保存されると、耐ブローオフ性が低下するおそれがある。この耐ブローオフ性の低下を抑制するためには、高温下において長期間応力が負荷されても変形しない特性(長期耐クリープ性)の向上が求められる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の実施形態によると、以下の項目に記載の解決手段が提供される。 [項目1] 質量基準で、Mn:0.50%以上1.10%以下、Mg:2.85%以上3.48%未満、Fe:0.20%以上0.40%以下、Si:0.05%以上0.20%以下、Cu:0.01%以上0.15%以下、任意元素として質量基準で0.10%を上限としてTiを含有し、かつ残部がアルミニウムと不可避不純物である合金組成を有する・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の実施形態によると、薄肉化しても、耐ブローオフ性、易開栓性、リサイクル性および長期耐クリープ性に優れたリングプル型キャップ用のアルミニウム合金板、およびそのようなアルミニウム合金板の製造方法が提供される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 クリープ試験に用いた試験片について説明するものであって、試験片の平面形態説明図である。
10 試験片 20 ひずみゲージ

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