(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022176748
(43)【公開日】2022-11-30
(54)【発明の名称】操作装置
(51)【国際特許分類】
B60K 35/00 20060101AFI20221122BHJP
G02B 27/01 20060101ALI20221122BHJP
G02B 30/56 20200101ALN20221122BHJP
【FI】
B60K35/00 A
G02B27/01
G02B30/56
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021083329
(22)【出願日】2021-05-17
(71)【出願人】
【識別番号】000003551
【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】弁理士法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】白井 貴博
(72)【発明者】
【氏名】小野 泰弘
(72)【発明者】
【氏名】稲垣 裕
【テーマコード(参考)】
2H199
3D344
【Fターム(参考)】
2H199BA32
2H199BA55
2H199BB52
2H199DA02
2H199DA04
3D344AA16
3D344AA21
3D344AB01
3D344AC25
3D344AD05
(57)【要約】
【課題】視認性の低下を抑制することができる操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置1は、操作を受け付ける操作部2と、操作部2に割り当てられた機能を示す機能画像100を表示する表示部3と、表示部3から出力された光の光路を変更して操作部2近くの空中の表示領域45に結像させ、機能画像100に基づく空中結像46を生成する光路変更部4と、を備えて概略構成されている。この操作装置1は、視認性の低下を抑制することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作を受け付ける操作部と、
前記操作部に割り当てられた機能を示す機能画像を表示する表示部と、
前記表示部から出力された光の光路を変更して前記操作部の近くの空中の表示領域に結像させ、前記機能画像に基づく空中結像を生成する光路変更部と、
を備えた操作装置。
【請求項2】
前記表示部及び前記光路変更部は、車両のダッシュボード内に配置される、
請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記操作部、前記表示部及び前記光路変更部は、車両の天井に配置された、
請求項1に記載の操作装置。
【請求項4】
前記光路変更部は、入射した光を入射方向と平行な方向に反射する再帰反射部材と、入射した光の一部を透過させ、その他を反射させるビームスプリッタと、を有する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項5】
前記操作部に対する接触を検出する接触検出部と、
前記接触検出部による前記操作部に対する接触を検出した場合、前記表示部を制御して前記表示領域に前記空中結像を表示させる制御部と、
を備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、ダッシュボードのいずれの曲面にも追随させて曲面を形成することができる車載用ディスプレイスタンドが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この車載用ディスプレイスタンドは、表示モニターをダッシュボードに保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車載用ディスプレイスタンドは、表示モニターがユーザの視界を妨げ、前方の視認性が低下する可能性がある。
【0006】
従って本発明の目的は、視認性の低下を抑制することができる操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、操作を受け付ける操作部と、操作部に割り当てられた機能を示す機能画像を表示する表示部と、表示部から出力された光の光路を変更して操作部の近くの空中の表示領域に結像させ、機能画像に基づく空中結像を生成する光路変更部と、を備えた操作装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、視認性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置が搭載された車両内部の一例を示す図であり、
図1(b)は、操作装置のブロック図の一例である。
【
図2】
図2(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置の配置の一例を説明するための図であり、
図2(b)は、光路変更部の一例を説明するための図である。
【
図3】
図3(a)は、変形例に係る操作装置の配置の一例を説明するための図であり、
図3(b)は、光路変更部の一例を説明するための図である。
【
図4】
図4は、第2の実施の形態に係る操作装置が車両の天井に配置されている場合の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、第3の実施の形態に係る操作装置のブロック図の一例を示していている。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、操作を受け付ける操作部と、操作部に割り当てられた機能を示す機能画像を表示する表示部と、表示部から出力された光の光路を変更して操作部の近くの空中の表示領域に結像させ、機能画像に基づく空中結像を生成する光路変更部と、を備えて概略構成されている。
【0011】
この操作装置は、操作部の機能画像を空中の表示領域に空中結像として表示するので、ディスプレイに表示する場合と比べて、視認性の低下を抑制することができる。
【0012】
[第1の実施の形態]
(操作装置1の概要)
図1(a)は、操作装置が搭載された車両内部の一例を示す図であり、
図1(b)は、操作装置のブロック図の一例である。
図2(a)は、操作装置の配置の一例を説明するための図であり、
図2(b)は、光路変更部の一例を説明するための図である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また
図1(b)及び
図5では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。また上下左右は、特に断らない限り車両8の上下左右を基準としている。
【0013】
操作装置1は、一例として、
図1(a)に示すように、車両8に搭載され、運転席と助手席の間となるダッシュボード80の中央付近に配置されている。なお操作装置1は、ダッシュボード80の中央付近に限定されず、ダッシュボード80の他の位置に配置されても良いし、ダッシュボード80以外に配置されても良く、また車両8以外に配置されても良い。
【0014】
本実施の形態の操作装置1は、
図1(b)に示すように、被制御装置85の機能を操作可能とされ、当該機能を示す画像を表示するように構成されている。この被制御装置85は、車両8に搭載されるナビゲーション装置、空調装置、音楽及び映像再生装置、車両制御装置などであり、また有線又は無線で接続された携帯端末などである。
【0015】
車両制御装置は、例えば、車両8を総合的に制御するものであり、警告に関する画像、自動運転に関する画像や車両8の設定に関する画像などを操作装置1に表示させる。携帯端末は、例えば、モバイルパソコン、スマートフォン、タブレット端末、ファブレット端末、スマートウオッチなどである。これらの画像は、図形、記号及び文字などの画像やこれらを組み合わせた画像である。なお一例として、警告に関する画像が表示された場合、操作部2の操作によって表示を消したり、解決法を表示させたりなどすることができる。
【0016】
操作装置1は、
図1(a)及び
図1(b)に示すように、操作を受け付ける操作部2と、操作部2に割り当てられた機能を示す機能画像100を表示する表示部3と、表示部3から出力された光の光路を変更して操作部2の近くの空中の表示領域45に結像させ、機能画像100に基づく空中結像46を生成する光路変更部4と、を備えて概略構成されている。
【0017】
表示部3及び光路変更部4は、
図2(a)に示すように、車両8のダッシュボード80内に配置されている。操作装置1は、操作部2、表示部3及び光路変更部4が設けられた筐体10を備えている。
【0018】
操作装置1は、
図1(b)に示すように、操作部2及び表示部3と電気的に接続される制御部7を備えている。
【0019】
(操作部2の構成)
操作部2は、一例として、回転可能に構成された円柱形状の操作ノブ21を備えている。本実施の形態の操作部2は、一例として、3つの操作ノブ21を備えているがこれに限定されない。この操作ノブ21は、
図2(a)に示すように、操作部筐体20に配置されている。この操作部筐体20は、操作ノブ21を回転可能に支持し、操作ノブ21に対する操作量を検出する操作検出部22を備えている。
【0020】
なお操作部2は、回転操作に限定されず、つまみに対するスライド操作を受け付けるスライド操作部、プッシュ操作やタッチ操作を受け付けるスイッチ、ノブを倒す傾倒操作を受け付けるジョイスティックなどであっても良い。
【0021】
操作検出部22は、
図1(b)に示すように、検出した操作量に応じた情報を含む操作検出情報S
1を制御部7に出力する。
【0022】
(表示部3の構成)
表示部3は、一例として、表示画像31を表示する液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどである。表示部3は、
図1(b)に示すように、制御部7から出力された表示情報S
2に基づいて表示画像31を表示画面30に表示する。制御部7は、被制御装置85から取得した画像情報S
4に基づいて表示情報S
2を生成する。
【0023】
機能画像100は、操作ノブ21ごとに割り当てられた機能を示した画像である。被制御装置85が空調装置であった場合、一例として、機能画像100は、設定温度、風量、吹出口などの画像である。
【0024】
(光路変更部4の構成)
本実施の形態の光路変更部4は、
図2(a)及び
図2(b)に示すように、入射した光35を入射方向と平行な方向に反射する再帰反射部材40と、入射した光35の一部を透過させ、その他を反射させるビームスプリッタ41と、を備えている。表示部3は、
図2(b)に示すように、再帰反射部材40及びビームスプリッタ41に表示画面30からの光35を出力する。
【0025】
再帰反射部材40は、プリズム型又はマイクロビーズ型の再帰反射素子である。本実施の形態の再帰反射部材40は、一例として、マイクロビーズ型の再帰反射素子である。再帰反射部材40は、およそ屈折率2の微小な複数のボールレンズが入射面400の縦横方向に並んで配置されている。
【0026】
再帰反射部材40は、
図2(a)及び
図2(b)に示すように、表示部3とおよそ90°の角度となるように配置されている。なお再帰反射部材40と表示部3の角度は、90°に限定されない。
【0027】
ビームスプリッタ41は、
図2(a)及び
図2(b)に示すように、光35が入射する入射面410と、入射面410の裏側の面であり、光35が出射する出射面411と、を備えている。ビームスプリッタ41は、一例として、銀やアルミニウムの薄膜により形成された反射膜を入射面410に有している。
【0028】
ビームスプリッタ41は、入射面410に入射した光35の一部を反射し、その他を出射面411から表示領域45に出射する。
【0029】
ビームスプリッタ41は、筐体10の上部に配置され、出射面411がダッシュボード80の上面800に露出するように配置されている。表示部3の表示画面30と表示領域45は、ビームスプリッタ41を対称面として面対称の関係にある。また言い換えるなら表示画面30と表示領域45は、
図2(b)の紙面においてビームスプリッタ41の中心を通る直線を軸として回転対称の関係にある。
【0030】
なおビームスプリッタ41は、筐体10の中が見え難くなるように、光の透過率を抑制したスモーク処理が出射面411になされても良い。
【0031】
・表示画像31と空中結像46について
表示部3の表示画面30から出射される光35の光路36は、まずビームスプリッタ41によって変更される。次にビームスプリッタ41の入射面410に入射した光35は、一部が再帰反射部材40の方向に反射し、光路36が変更される。
【0032】
次に再帰反射部材40の入射面400に入射した光35は、入射した光35と平行でかつ反対方向に反射し、光路36が変更される。再帰反射部材40を反射した光35は、ビームスプリッタ41の入射面410に入射し、一部が透過して出射面411から出射して収束して表示領域45において空中結像46を生成する。
【0033】
図2(b)に示す表示部3側の実線の矢印は、表示部3に表示された表示画像31である。また
図2(b)に示す表示領域45側の実線の矢印は、表示領域45に表示された空中結像46である。なお矢印の方向は、一例として、表示される画像の向きを示している。
【0034】
なお空中結像46の位置は、主に、表示部3とビームスプリッタ41の位置によって定まる。従って空中結像46は、
図2(b)の紙面からユーザ9側に傾斜させる、つまり反時計回りに傾斜させる場合、表示部3とビームスプリッタ41を反時計回りに移動させれば良い。
【0035】
(変形例について)
図3(a)は、操作装置の配置の一例を説明するための図であり、
図3(b)は、光路変更部の一例を説明するための図である。
【0036】
この変形例では、光路変更部4が再帰反射部材40とビームスプリッタ41ではなく、入射面420に入射する表示部3の光35を出射面421から出射させ、表示領域45において空中結像46として結像させる結像部材42として構成されている。この結像部材42は、
図3(a)及び
図3(b)に示すように、筐体10の上面10aに出射面421が露出するように配置されている。
【0037】
結像部材42は、例えば、多数のマイクロミラー、多数の微小孔、多数の2面反射体などによって構成されている。変形例の結像部材42は、一例として、孔の側面に直角に組み合わさったマイクロミラーを作成し、これを縦横に並べて構成されている。
【0038】
結像部材42は、
図3(b)に示すように、結像部材42を対称面として面対称の位置に空中結像46を結像する。つまり結像部材42から表示部3の表示画面30までの角度αは、
図3(b)に示すように、結像部材42から表示領域45までの角度αと等しい。
【0039】
なお結像部材42は、
図3(b)に示すように、光35が結像部材42から出射した後に交差するので、表示部3に表示された表示画像31を反転させた空中結像46を生成する。
【0040】
(制御部7の構成)
制御部7は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部7が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
【0041】
制御部7は、操作部2の操作検出部22から取得した操作検出情報S1に基づいて操作がなされた操作ノブ21と操作量の情報を含む操作情報S3を被制御装置85に出力する。被制御装置85は、操作情報S3に基づいて操作が検出された操作ノブ21と操作量を判定し、当該操作ノブ21に割り当てられた機能を実行する。
【0042】
制御部7は、被制御装置85から所得した画像情報S4に基づいて表示部3に表示画像31を表示させる。なお制御部7は、画像情報S4に基づいて空中結像46の表示の優先度が低い場合、空中結像46を表示しない。制御部7は、例えば、操作部2が自動運転時に有効である場合、手動運転時には空中結像46を表示せず、手動運転時に有効である場合、自動運転時には空中結像46を表示しない。また制御部7は、例えば、走行中に操作できない機能、つまり停車中にしか操作が許可されない機能が操作部2に割り当てられている場合、空中結像46を走行中は表示しない。この走行中に操作できない機能とは、一例として、2輪駆動から4輪駆動、4輪駆動から2輪駆動に切り替える機能などの走行中に操作すると走行に支障が生じる機能である。なお制御部7は、警告など優先度が高い場合、機能画像100に代わって警告などの画像を空中結像46として表示しても良い。
【0043】
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1は、視認性の低下を抑制することができる。この操作装置1は、操作部2の機能画像100を空中の表示領域45に空中結像46として表示するので、ディスプレイに表示する場合と比べて、視認性の低下を抑制することができる。
【0044】
操作装置1は、ディスプレイを配置する場合と比べて、良好な視界を確保しつつ操作部2の機能を空中結像46として表示させることができる。
【0045】
操作装置1は、操作部2の有効、無効に応じて空中結像46の表示、非表示を切り替えることができるので、切り替えない場合と比べて、良好な視界を確保することができる。また操作装置1は、警告などの優先度の高い画像を表示するので、操作部に設けられた意匠を点灯させる場合と比べて、機能画像100以外の表示の自由度が高い。
【0046】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、操作装置が車両の天井に配置されている点で他の実施の形態と異なっている。
【0047】
図4は、操作装置が車両の天井に配置されている場合の一例を示す図である。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
【0048】
本実施の形態の操作装置1は、
図4に示すように、操作部2、表示部3及び光路変更部4が車両8の天井84に配置されている。操作装置1は、天井84に配置されることにより、ユーザ9の視線を遮ることがないので、良好な視界を確保することができる。
【0049】
また操作装置1は、天井84に機能などを表示する表示部を設けた場合と比べて、天井84を見上げる角度を小さくすることができる。
【0050】
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、操作部に接触すると空中結像を表示する点で他の実施の形態と異なっている。
【0051】
図5は、操作装置のブロック図の一例を示していている。本実施の形態の操作装置1は、
図5に示すように、さらに操作部2に対する接触を検出する接触検出部5と、接触検出部5による操作部2に対する接触を検出した場合、表示部3を制御して表示領域45に空中結像46を表示させる制御部7と、を備えて概略構成されている。
【0052】
接触検出部5は、ユーザ9による操作ノブ21の接触を検出するため、操作ノブ21に配置されている。接触検出部5は、一例として、ユーザ9の操作指と操作ノブ21に配置された電極との間に形成される静電容量に基づいて接触を検出するタッチセンサである。接触検出部5は、接触が検出された操作ノブ21の情報を含む接触情報S5を制御部7に出力する。
【0053】
制御部7は、接触情報S5に基づく静電容量と接触しきい値70とを比較し、静電容量が接触しきい値70以上となった場合、表示部3を制御して空中結像46を表示させる。
【0054】
(第3の実施の形態の効果)
本実施の形態の操作装置1は、操作部2に接触することで空中結像46を表示することで、この構成を採用しない場合と比べて、操作部2を操作する必要がない場合には空中結像46が表示されず、良好な視界を確保することができる。
【0055】
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の操作装置1によれば、視認性の低下を抑制することが可能となる。
【0056】
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0057】
1…操作装置、2…操作部、3…表示部、4…光路変更部、5…接触検出部、7…制御部、8…車両、10…筐体、22…操作検出部、30…表示画面、31…表示画像、35…光、36…光路、40…再帰反射部材、41…ビームスプリッタ、45…表示領域、46…空中結像、80…ダッシュボード、84…天井、100…機能画像