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特開2022-176903タイムラインサービス内でアカウントを推薦するための方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラム
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  • 特開-タイムラインサービス内でアカウントを推薦するための方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022176903
(43)【公開日】2022-11-30
(54)【発明の名称】タイムラインサービス内でアカウントを推薦するための方法、コンピュータ装置、およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20120101AFI20221122BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022077720
(22)【出願日】2022-05-10
(31)【優先権主張番号】10-2021-0063198
(32)【優先日】2021-05-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】516014409
【氏名又は名称】ライン プラス コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】LINE Plus Corporation
【住所又は居所原語表記】11th Fl.,42,Hwangsaeul-ro 360beon-gil,Bundang-gu,Seongnam-si,Gyeonggi-do.13591
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム ミナ
(72)【発明者】
【氏名】ジョ ユンギン
(72)【発明者】
【氏名】キム ドヒュン
(72)【発明者】
【氏名】キム レイラ
(72)【発明者】
【氏名】チョ ヒュンホ
(72)【発明者】
【氏名】イ チュンウ
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】タイムラインサービス内でアカウントを推薦するための方法、コンピュータ装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】友達関係ベースのソーシャルグラフを利用するコミュニティに含まれた機能としてタイムラインサービスを提供する環境においてタイムラインサービス内でアカウントを推薦する方法は、タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいてフォローベース推薦アカウントを選定する段階、タイムライン内のフォロワー数に基づいて人気ベース推薦アカウントを選定する段階及びフォローベース推薦アカウントと人気ベース推薦アカウントを混合して推薦プール(recommend pool)を構成する段階を含む。
【選択図】図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置で実行されるアカウント推薦方法であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
友達関係ベースのソーシャルグラフを利用するコミュニティに含まれた機能としてタイムラインサービスを提供し、
前記タイムラインサービスは、前記ソーシャルグラフとは別にフォローベースの登録関係によるタイムラインを提供し、
前記アカウント推薦方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいてフォローベース推薦アカウントを選定する段階、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記タイムラインサービス内のフォロワー数に基づいて人気ベース推薦アカウントを選定する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを混合して推薦プールを構成する段階
を含む、アカウント推薦方法。
【請求項2】
前記フォローベース推薦アカウントを選定する段階は、
ユーザがフォローしているアカウントがフォローしているアカウント、前記ユーザがフォローしているアカウントと類似のアカウント、前記ユーザはフォローされているが前記ユーザはフォローしていないアカウントのうちの少なくとも1つを前記フォローベース推薦アカウントとして選定すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項3】
前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、
一般アカウント、公式アカウント、およびプロモーションアカウントのうちの少なくとも1つを対象に、前記フォロワー数を利用して前記人気ベース推薦アカウントを選定すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項4】
前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、
前記フォロワー数が多い順に一定の個数のアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちから前記人気ベース推薦アカウントをランダムに選定すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項5】
前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、
前記フォロワー数が多い順に一定の個数のアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちでここ最近の一定時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを前記人気ベース推薦アカウントとして選定するか、あるいはここ最近の一定の時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちで前記フォロワー数が一定の値以上のアカウントを前記人気ベース推薦アカウントとして選定すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項6】
前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、
各アカウントが保有するポストに対するユーザ反応点数とここ最近の一定の時間内のフォロワー増減率を利用して前記人気ベース推薦アカウントを選定すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項7】
前記推薦プールを構成する段階は、
前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを事前に定められた固定の割合で混合して前記推薦プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項8】
前記推薦プールを構成する段階は、
前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを選定個数によって調整された割合で混合して前記推薦プールを構成すること
を特徴とする、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項9】
前記アカウント推薦方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントに対し、ユーザとの友達関係およびタイムライン活動性のうちの少なくとも1つに基づいて表示順序を決定する段階
をさらに含む、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項10】
前記アカウント推薦方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントのうちでここ最近の一定の時間以内にユーザとの友達関係が設定されたアカウントが他のアカウントよりも上位に表示される優先順位を付与する段階
をさらに含む、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項11】
前記アカウント推薦方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントのうちでここ最近の一定の時間以内にポスト作成履歴があるアカウントが他のアカウントよりも上位に表示される優先順位を付与する段階
をさらに含む、請求項1に記載のアカウント推薦方法。
【請求項12】
請求項1~11のうちのいずれか一項に記載のアカウント推薦方法をコンピュータ装置に実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項13】
コンピュータ装置であって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
友達関係ベースのソーシャルグラフを利用するコミュニティに含まれた機能としてタイムラインサービスを提供し、
前記タイムラインサービスは、前記ソーシャルグラフとは別にフォローベースの登録関係によるタイムラインを提供し、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいてフォローベース推薦アカウントを選定する過程、
前記タイムライン内のフォロワー数に基づいて人気ベース推薦アカウントを選定する過程、および
前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを混合して推薦プールを構成する過程
を処理する、コンピュータ装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
ユーザがフォローしているアカウントがフォローしているアカウント、前記ユーザがフォローしているアカウントと類似のアカウント、前記ユーザはフォローされているが前記ユーザはフォローしていないアカウントのうちの少なくとも1つを前記フォローベース推薦アカウントとして選定すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フォロワー数が多い順に一定の個数のアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちでここ最近の一定の時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを前記人気ベース推薦アカウントとして選定するか、あるいはここ最近の一定の時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちから前記フォロワー数が一定の値以上のアカウントを前記人気ベース推薦アカウントとして選定すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【請求項16】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
各アカウントが保有するポストに対するユーザ反応点数とここ最近の一定の時間内のフォロワー増減率を利用して前記人気ベース推薦アカウントを選定すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【請求項17】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを事前に定められた固定の割合で混合して前記推薦プールを構成すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを選定個数によって調整された割合で混合して前記推薦プールを構成すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フォローベース推薦アカウントに対し、ユーザとの友達関係およびタイムライン活動性のうちの少なくとも1つに基づいて表示順序を決定すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フォローベース推薦アカウントのうちでここ最近の一定の時間以内にユーザとの友達関係が設定されたアカウントが他のアカウントよりも上位に表示される優先順位を付与すること
を特徴とする、請求項13に記載のコンピュータ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、メッセンジャー内でタイムラインサービスを提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ソーシャルネットワークサービス(SNS)やメッセンジャーのようなコミュニティサービスは、ユーザ同士が関係を形成し、掲示物による相互作用を支援している。
【0003】
コミュニティサービスは、互いに異なるコンテキストによってユーザに情報を提供する。例えば、コミュニティサービスは、ユーザのつながり関係に関するアップデート情報、掲示物アップデート情報、コンテンツ推薦、多様な他の類型の情報アイテムを提供する。
【0004】
例えば、特許文献1(登録日2017年6月29日)には、SNSを利用して掲示文を管理する技術が開示されている。
【0005】
コミュニティサービスのうちの一部では、掲示物を閲覧することが可能なビュー(view)形態をタイムライン(timeline)タイプで提供している。タイムラインタイプの掲示物表示方法は、迅速なコンテンツアップデートと消費がなされる私的なコミュニケーションに主に使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1754373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
メッセンジャー内のサービスとして、登録関係を友達ベースからフォロー(follow)ベースに変更したタイムラインサービスを提供することができる。
【0008】
タイムラインサービス内のフォロー関連度に基づいてアカウント推薦プール(account recommend pool)を構成することができる。
【0009】
タイムラインサービス内で、フォローベースのソーシャルグラフ(social graph)とともに友達ベースのソーシャルグラフを利用してアカウントを推薦することができる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
コンピュータ装置で実行されるアカウント推薦方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、友達関係ベースのソーシャルグラフを利用するコミュニティに含まれた機能としてタイムラインサービスを提供し、前記タイムラインサービスは、前記ソーシャルグラフとは別にフォローベースの登録関係によるタイムラインを提供し、前記アカウント推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいてフォローベース推薦アカウントを選定する段階、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記タイムラインサービス内のフォロー数に基づいて人気ベース推薦アカウントを選定する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを混合して推薦プール(recommend pool)を構成する段階を含む、アカウント推薦方法を提供する。
【0011】
一側面によると、前記フォローベース推薦アカウントを選定する段階は、ユーザがフォローしているアカウントがフォローしているアカウント、前記ユーザがフォローしているアカウントと類似のアカウント、前記ユーザはフォローされているが前記ユーザはフォローしていないアカウントのうちの少なくとも1つを前記フォローベース推薦アカウントとして選定してよい。
【0012】
他の側面によると、前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、一般アカウント、公式アカウント、およびプロモーションアカウントのうちの少なくとも1つを対象に、前記フォロワー数を利用して前記人気ベース推薦アカウントを選定してよい。
【0013】
また他の側面によると、前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、前記フォロワー数が多い順に一定の個数のアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちから前記人気ベース推薦アカウントをランダムに選定してよい。
【0014】
また他の側面によると、前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、前記フォロワー数が多い順に一定の個数のアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちでここ最近の一定の時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを前記人気ベース推薦アカウントとして選定するか、あるいはここ最近の一定の時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを選別した後、前記選別されたアカウントのうちから前記フォロワー数が一定の値以上であるアカウントを前記人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。
【0015】
また他の側面によると、前記人気ベース推薦アカウントを選定する段階は、各アカウントが保有するポストに対するユーザ反応点数とここ最近の一定時間内のフォロワー増減率を利用して前記人気ベース推薦アカウントを選定してよい。
【0016】
また他の側面によると、前記推薦プールを構成する段階は、前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを事前に定められた固定の割合で混合して前記推薦プールを構成してよい。
【0017】
また他の側面によると、前記推薦プールを構成する段階は、前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを選定個数によって調整された割合で混合して前記推薦プールを構成してよい。
【0018】
また他の側面によると、前記アカウント推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントに対して、ユーザとの友達関係とタイムライン活動性のうちの少なくとも1つに基づいて表示順序を決定する段階をさらに含んでよい。
【0019】
また他の側面によると、前記アカウント推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントのうちでここ最近の一定時間以内にユーザとの友達関係が設定されたアカウントが他のアカウントよりも上位に表示される優先順位を付与する段階をさらに含んでよい。
【0020】
さらに他の側面によると、前記アカウント推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記フォローベース推薦アカウントのうちでここ最近の一定時間以内にポスト作成履歴のあるアカウントが他のアカウントより上位に表示される優先順位を付与する段階をさらに含んでよい。
【0021】
前記アカウント推薦方法をコンピュータ装置に実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されるコンピュータプログラムを提供する。
【0022】
コンピュータ装置であって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、友達関係ベースのソーシャルグラフを利用するコミュニティに含まれた機能としてタイムラインサービスを提供し、前記タイムラインサービスは、前記ソーシャルグラフとは別にフォローベースの登録関係によるタイムラインを提供し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいてフォローベース推薦アカウントを選定する過程、前記タイムラインサービス内のフォロワー数に基づいて人気ベース推薦アカウントを選定する過程、および前記フォローベース推薦アカウントと前記人気ベース推薦アカウントを混合して推薦プールを構成する過程を処理する、コンピュータ装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図2】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。
図3】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置のプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図である。
図4】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することのできる方法の一例を示したフローチャートである。
図5】本発明の一実施形態における、フォローベースの登録関係を設定する過程を説明するための例示図である。
図6】本発明の一実施形態における、フォローベースの登録関係を設定する過程を説明するための例示図である。
図7】本発明の一実施形態における、フォローベースの登録関係を設定する過程を説明するための例示図である。
図8】本発明の一実施形態における、フォローベースの登録関係を設定する過程を説明するための例示図である。
図9】本発明の一実施形態における、アカウント推薦プールを構成する過程の一例を示したフローチャートである。
図10】本発明の一実施形態における、アカウント推薦プールの構成を示した例示図である。
図11】本発明の一実施形態における、フォローベース推薦アカウントの表示順序を付与する過程の一例を示したフローチャートである。
図12】本発明の一実施形態における、アカウント推薦リストを表示する画面を示した例示図である。
図13】本発明の一実施形態における、アカウント推薦リストを表示する画面を示した例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0025】
本発明の実施形態は、メッセンジャー内でタイムラインサービスを提供する技術に関する。
【0026】
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、メッセンジャーに含まれた機能として友達ベースではなくフォローベースの登録関係を利用したタイムラインサービスを提供することができ、このとき、タイムラインサービス内でユーザがフォローするのに適したアカウントを推薦することができる。
【0027】
本発明の実施形態に係るタイムラインサービスシステムは、少なくとも1つのコンピュータ装置によって実現されてよく、本発明の実施形態に係るタイムラインサービス方法は、タイムラインサービスシステムに含まれる少なくとも1つのコンピュータ装置によって実行されてよい。このとき、コンピュータ装置においては、本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムがインストールされて実行されてよく、コンピュータ装置は、実行されたコンピュータプログラムの制御にしたがって本発明の実施形態に係るタイムラインサービス方法を実行してよい。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合してタイムラインサービス方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0028】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が図1のように限定されることはない。また、図1のネットワーク環境は、本実施形態に適用可能な環境のうちの一例を説明したものに過ぎず、本実施形態に適用可能な環境が図1のネットワーク環境に限定されることはない。
【0029】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、コンピュータ、ノート型PC(PC:Personal Computer)、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットPCなどがある。一例として、図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することのできる多様な物理的なコンピュータ装置のうちの1つを意味してよい。
【0030】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(Personal Area Network)、LAN(Local Area Network)、CAN(Campus Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)、BBN(BroadBand Network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0031】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140にサービス(一例として、メッセンジャーサービス)を提供するシステムであってよい。
【0032】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。上述した複数の電子機器110、120、130、140それぞれやサーバ150、160それぞれは、図2に示したコンピュータ装置200によって実現されてよい。
【0033】
このようなコンピュータ装置200は、図2に示すように、メモリ210、プロセッサ220、通信インタフェース230、および入力/出力インタフェース240を含んでよい。メモリ210は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ210とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータ装置200に含まれてもよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ210とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ210にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワーク170を介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータ装置200のメモリ210にロードされてよい。
【0034】
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信インタフェース230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0035】
通信インタフェース230は、ネットワーク170を介してコンピュータ装置200が他の装置(一例として、上述した記録装置)と互いに通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータ装置200のプロセッサ220がメモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース230の制御にしたがってネットワーク170を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク170を経てコンピュータ装置200の通信インタフェース230を通じてコンピュータ装置200に受信されてよい。通信インタフェース230を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ220やメモリ210に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータ装置200がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0036】
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイク、キーボード、またはマウスなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置250は、コンピュータ装置200と1つの装置で構成されてもよい。
【0037】
また、他の実施形態において、コンピュータ装置200は、図2の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータ装置200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0038】
以下では、タイムラインサービス内でアカウントを推薦するための方法およびシステムの具体的な実施形態について説明する。
【0039】
本明細書において、コミュニティとは、メッセンジャーのように関係をベースとしたインターネット上のコミュニケーション空間を包括したものを意味してよい。コミュニティは、電話番号やIDなどを利用した友達追加過程を経て友達関係が設定されたユーザに、チャットサービス、タイムラインサービス、通話サービスなどを提供することができる。ただし、これに限定されてはならず、友達関係をベースとした多様なコミュニケーション機能によって疏通することが可能な空間であれば、いくらでも拡大適用が可能である。
【0040】
図3は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置のプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示したブロック図であり、図4は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することのできるタイムラインサービス方法の一例を示したフローチャートである。
【0041】
本実施形態に係るコンピュータ装置200は、専用アプリケーションやウェブ/モバイルサイトへの接続によってメッセンジャーサービスを提供してよい。コンピュータ装置200には、コンピュータで実現されたタイムラインサービスシステムが構成されてよい。一例として、タイムラインサービスシステムは、独立的に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン-アプリ(in-app)形態で構成されて前記特定のアプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0042】
コンピュータ装置200のプロセッサ220は、以下で説明するタイムラインサービス方法を実行するための構成要素として、図3に示すように、アカウント推薦部310、登録関係設定部320、およびポスト提供部330を含んでよい。実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、選択的にプロセッサ220に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、プロセッサ220の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0043】
このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、以下で説明するタイムラインサービス方法に含まれる段階を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。例えば、プロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令(instruction)を実行するように実現されてよい。
【0044】
ここで、プロセッサ220の構成要素は、コンピュータ装置200に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ220によって実行される、互いに異なる機能(different functions)の表現であってよい。例えば、コンピュータ装置200がメッセンジャー上のアカウントを推薦するように上述した命令にしたがってコンピュータ装置200を制御するプロセッサ220の機能的表現として、アカウント推薦部310が利用されてよい。
【0045】
プロセッサ220は、コンピュータ装置200の制御と関連する命令がロードされたメモリ210から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、プロセッサ220が以下で説明するタイムラインサービス方法を実行するように制御するための命令を含んでよい。
【0046】
以下で説明するタイムラインサービス方法に含まれる段階は、図に示したものとは異なる順序で実行されてもよいし、段階のうちの一部が省略されたり追加の過程がさらに含まれたりしてもよい。
【0047】
タイムラインサービス方法に含まれる段階は、メッセンジャーがインストールされたクライアント(client)で実行されてよいが、実施形態によっては、段階のうちの一部がサーバ150で実行されることも可能である。
【0048】
図4を参照すると、段階410で、アカウント推薦部310は、コミュニティの一種であるメッセンジャー上のアカウントのうちでユーザと関連するアカウントをタイムライン登録のためのアカウントとして推薦してよい。本実施形態では、メッセンジャーに含まれる機能としてタイムラインサービスを提供してよく、特に、友達ベースではなくフォローをベースとしてタイムラインポストに対する登録環境を提供してよい。アカウント推薦部310は、ユーザがフォロー関係によってタイムライン登録のための設定を行うことができるようにメッセンジャー上のアカウントを推薦してよい。一例として、アカウント推薦部310は、メッセンジャーでユーザとの友達関係が設定されたアカウント、すなわち、メッセンジャー友達を推薦アカウントとして提供してよい。このとき、推薦アカウントは、メッセンジャーで電話番号やIDなどを利用した友達追加過程を経てユーザと関係が設定された一般アカウント(個人アカウント)や公式アカウントなどが含まれてよい。他の例として、アカウント推薦部310は、メッセンジャー上のアカウントのうちでユーザの関心事に対応するアカウントを推薦アカウントとして提供してよい。プロモーションアカウント(promoted account)、例えば、一定数以上のフォロワー(follower)をもつインフルエンサ(influencer)アカウントのうちでユーザの関心事とマッチングするカテゴリのインフルエンサアカウントを推薦してよい。アカウント推薦部310は、タイムライン登録のための推薦アカウントのうち、既に登録関係が設定されているフォロー(following)アカウントと登録関係が設定されていないアンフォロー(un-following)アカウントを区別して表示してよい。
【0049】
段階420で、登録関係設定部320は、推薦アカウントのうちの少なくとも一部のアカウントに対するユーザのフォロー設定によって登録関係を設定してよい。言い換えれば、登録関係設定部320は、タイムライン登録のために、メッセンジャーの友達とは別の関係であるフォローベースの登録関係を設定してよい。登録関係設定部320は、ユーザ設定にしたがい、推薦アカウントのうちのアンフォローアカウントに対して登録関係を設定してよく、現在フォロー中のアカウントに対しては登録関係を解除することも可能である。
【0050】
段階430で、ポスト提供部330は、フォローベースの登録関係に基づいて、フォローアカウントのポストをタイムラインタイプで提供してよい。タイムラインサービスでは、メッセンジャーアカウントによってアップロードされたポストを閲覧することのできるビュー形態をタイムラインで提供してよい。このとき、ユーザがフォローしているアカウントのポストをここ最近の時間順に整列して提供してよい。したがって、ポスト提供部330は、ユーザとフォローベースの登録関係が設定されたアカウントのポストをタイムラインで提供するようになる。メッセンジャー内のサービスとして提供されるタイムラインの場合、メッセンジャー友達ベースの登録関係からフォローベースの登録関係に変更して適用されてよい。
【0051】
本発明では、友達関係ベースのソーシャルグラフを利用するメッセンジャー内でタイムラインサービスを提供するにあたり、友達関係ベースのソーシャルグラフとは別に、フォローベースのソーシャルグラフを利用したタイムラインサービスを提供することができる。
【0052】
図5~8は、本発明の一実施形態における、フォローベースの登録関係を設定する過程を説明するための例示図である。
【0053】
メッセンジャーでタイムラインサービスに移動する場合、登録リストに適用されていた従来の友達ベースの登録関係をフォローベースの登録関係に変更するためのユーザガイドフローを提供してよい。
【0054】
一例として、プロセッサ220は、新たなフォローを見つけて登録関係を設定することができるようにチュートリアル(tutorial)方式のアカウント推薦画面を提供してよい。
【0055】
図5を参照すると、プロセッサ220は、メッセンジャーの他の機能(チャットサービスや通話サービスなど)として提供されるサービス画面500でタイムラインサービスに移動するための「タイムライン」メニュー501が選択される場合、友達ベースの登録リストを維持するかフォローベースの登録リストに変更するかのユーザ選択をイントロページ50に入力するようにしてよい。
【0056】
プロセッサ220は、ユーザがイントロページ50でフォローベースの登録リストへの変更を要請する場合、図6に示すように、ユーザ関心事を設定するための関心事設定画面610を提供してよい。
【0057】
関心事設定画面610には、メッセンジャーアカウントやポストなどを分類するために利用されるカテゴリリスト611が含まれてよい。メッセンジャーアカウントを作成する過程やポストを登録する過程などで関連カテゴリを設定してよく、これによって各カテゴリのアカウントやポストなどを分類してよい。
【0058】
ユーザは、関心事設定画面610のカテゴリリスト611から自身の関心事に該当するカテゴリを1つ以上選択してよく、プロセッサ220は、ユーザ関心事設定が完了すれば、メッセンジャー上のアカウントのうちでユーザ関心事に対応するアカウントを推薦アカウントとして提供してよい。
【0059】
プロセッサ220は、ユーザ関心事設定が完了すれば、図7に示すように、インフルエンサ推薦画面720を提供してよい。プロセッサ220は、一定数以上のフォロワーをもつインフルエンサのアカウントのうち、ユーザ関心事とマッチングするカテゴリのインフルエンサアカウントで構成されたインフルエンサ推薦リスト721を提供してよい。
【0060】
インフルエンサ推薦リスト721に含まれたアカウントごとに、該当のアカウントの少なくとも1つのポスト(例えば、ここ最近に作成したポスト、リアクションが最も多いポストなど)を示してよく、また登録関係であるフォロー設定のための「フォロー」メニュー72を提供してよい。推薦アカウントのうちでユーザがフォローしていないアンフォローアカウントに対しては「フォロー」メニュー72を提供してよく、ユーザが既にフォローしているフォローアカウントに対してはフォロー中であることを示しながら、フォロー設定を解除するための「アンフォロー」メニューを提供してよい。
【0061】
ユーザは、インフルエンサ推薦リスト721から共通する関心事のインフルエンサアカウントを見つけ、フォローによる登録関係を設定することができる。
【0062】
プロセッサ220は、ユーザが次の推薦リストを要請する場合、友達推薦画面730を提供してよい。プロセッサ220は、メッセンジャー上の一般アカウントのうち、電話番号やIDなどを利用した友達追加過程を経てユーザと関係が設定されたアカウントで構成された友達推薦リスト731を提供してよい。
【0063】
友達推薦リスト731に含まれたアカウントごとに、登録関係であるフォロー設定のための「フォロー」メニュー73を提供してよい。推薦アカウントのうちでユーザがフォローしていないアンフォローアカウントに対しては「フォロー」メニュー73を提供してよく、ユーザが既にフォローしているフォローアカウントに対しては、フォローアカウントであることを示しながらフォロー設定を解除するための「アンフォロー」メニューを提供してよい。
【0064】
プロセッサ220は、一般アカウントの他に、公式アカウントを推薦してもよい。
【0065】
プロセッサ220は、ユーザが次の推薦リストを要請する場合、図8に示すように、公式アカウント推薦画面840を提供してよい。プロセッサ220は、メッセンジャー上の公式アカウントのうち、電話番号やIDなどを利用した友達追加過程によってユーザと関係が設定されたアカウントで構成された公式アカウント推薦リスト841を提供してよい。
【0066】
公式アカウント推薦リスト841に含まれたアカウントごとに、登録関係であるフォロー設定のための「フォロー」メニュー84を提供してよい。推薦アカウントのうちでユーザがフォローしていないアンフォローアカウントに対しては「フォロー」メニュー84を提供してよく、ユーザが既にフォローしているフォローアカウントに対しては、フォローアカウントであることを示しながらフォロー設定を解除するための「アンフォロー」メニューを提供してよい。
【0067】
友達推薦リスト731と公式アカウント推薦リスト841を個別のリストで提供せずに、1つのリストで構成して提供することも可能である。
【0068】
タイムラインですべてのメッセンジャー友達(友達設定された一般アカウントと公式アカウント)を登録関係として適用するのではなく、ユーザの直接的な設定によるフォローに基づいて選択的な登録関係を適用することができる。
【0069】
プロセッサ220は、推薦アカウントを利用したフォロー設定が完了すれば、フォローベースの登録関係が適用されたタイムラインサービス画面800を提供してよい。
【0070】
プロセッサ220は、友達ベースの登録関係をフォローベースの登録関係に変更することによってタイムラインに対するフォローマイグレーション(migration)を行い、フォローベースの登録関係によるタイムラインフィード(feed)を提供してよい。
【0071】
図8を参照すると、タイムラインサービス画面800は、ユーザが登録するポストリストがタイムラインタイプで表示されるものであって、ユーザがフォローしたアカウントのポスト80がここ最近の時間順に整列されて表示されてよい。
【0072】
また、タイムラインサービス画面800には、ユーザが現在フォロー中のアカウントリスト801が含まれてよく、フォロー中のアカウントリスト801から特定のアカウントが選択される場合、選択されたアカウントのポストリストを提供してよい。
【0073】
タイムラインサービス画面800には、フォローアカウントを追加するためのメニュー802、タイムラインサービスと関連する各種お知らせ事項などを確認するためのメニュー803、フォローアカウント、フォロワーアカウントなどのようにユーザと関連するフォローを確認するためのメニュー804などがさらに含まれてよい。
【0074】
したがって、プロセッサ220は、新たなフォローを見つけて登録関係を設定することができるように、ユーザ関心事のインフルエンサアカウント、またはユーザと友達関係が設定された一般アカウントや公式アカウントなどを推薦することができる。
【0075】
図5~8を参照しながら説明した経路の他にも、タイムラインサービス利用中の多様な経路によってフォロー設定のためのアカウントが推薦されてもよい。
【0076】
本実施形態では、タイムラインサービス内で新たなアカウントのフォローを誘導(encourage)するために、関係ベース推薦形態によってユーザがフォローするのに適したアカウントを推薦する。このとき、友達関係ベースのソーシャルグラフとフォロー関係ベースのソーシャルグラフに基づいて推薦プールを構成してよい。
【0077】
アカウント推薦部310は、アカウントを推薦する際に、次の共通必須条件を1つ以上適用してよい。一例として、アカウント推薦部310は、フォローを許容したアカウントのうちから推薦アカウントを選別して推薦プールを構成してよい。他の例として、アカウント推薦部310は、タイムラインサービス上にプロフィールイメージがないアカウント、通報などによる懲戒履歴があるアカウントなどを推薦対象から除外してよい。また他の例として、アカウント推薦部310は、保有するポストのうちで全体公開ポストが一定の件数(例えば、4件)以上のアカウントを選別して推薦してよい。このとき、アカウント推薦の基準となる全体公開ポストの件数は、テキストだけで作成されたポストは除き、特定の類型のコンテンツ(例えば、イメージ、ビデオ、オーディオなど)で作成されたポストに限定してカウントされてよい。
【0078】
図9は、本発明の一実施形態における、アカウント推薦プールを構成する過程の一例を示したフローチャートである。
【0079】
図9の過程は段階410に含まれるものであるが、実施形態によっては、段階のうちの一部がサーバ150で実行されることも可能である。
【0080】
図9を参照すると、段階901で、アカウント推薦部310は、タイムラインサービス内で登録関係を示すフォロー関連度に基づいて、少なくとも1つの推薦アカウント(以下、「フォローベース推薦アカウント」とする)を選定してよい。一例として、アカウント推薦部310は、ユーザがフォローしているアカウントのフォローをフォローベース推薦アカウントとして選定してよい。例えば、ユーザAがユーザBとユーザCをフォローしており、ユーザBがユーザDとユーザEをフォローしており、ユーザCがユーザFをフォローしているとき、ユーザAにユーザD、ユーザE、ユーザFを推薦してよい。他の例として、アカウント推薦部310は、ユーザがフォローしているアカウントと類似のアカウントをフォローベース推薦アカウントとして選定してよい。例えば、ユーザAがユーザBとユーザCをフォローしており、ユーザBがユーザDと共通するフォロー(co-follow)が多く、ユーザCがユーザEと共通するフォローが多いとき、ユーザAにユーザD、ユーザEを推薦してよい。また他の例として、アカウント推薦部310は、ユーザをフォローしているアカウントのうちでユーザがフォローしていないアカウント、すなわち、ユーザが相互フォローしていないアカウントをフォローベース推薦アカウントとして選定してよい。例えば、ユーザAをフォローしているユーザDをユーザAがフォローしていないとき、ユーザAにユーザDを推薦してよい。
【0081】
段階902で、アカウント推薦部310は、タイムラインサービス内でのフォロワー数に基づいて、少なくとも1つの推薦アカウント(以下、「人気ベース推薦アカウント」とする)を選定してよい。アカウント推薦部310は、タイムラインサービス内でフォロワーが多い一般アカウントや公式アカウント、またはプロモーションアカウントの一種であるインフルエンサアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。一例として、アカウント推薦部310は、フォロワー数が多い順の上位から一定の数のアカウントを選別した後、選別されたアカウントのうちで順位に対する加重値なくランダムで人気ベース推薦アカウントを選定してよい。他の例として、アカウント推薦部310は、フォロワー数が多い順に上位から一定の数のアカウントを選別した後、選別されたアカウントのうちでここ最近の一定時間(例えば、3日)以内にポスト作成履歴があるアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。また他の例として、アカウント推薦部310は、ここ最近の一定時間以内にポスト作成履歴があるアカウントを選別した後、選別されたアカウントのうちでフォロワー数が事前に定めた値以上のアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。
【0082】
フォロワー数の他にも、アカウントが保有するポストに対するユーザの反応程度とフォロワー増減率を活用して人気ベース推薦アカウントを選定する基準を高度化してよい。一例として、アカウント推薦部310は、アカウントのポスト表示回数に対するここ最近の一定の期間内のフォロワー増減率、アカウントによって生産されたポストのユーザ反応点数(例えば、クリック回数)を合算することにより、著者点数(author score)を算出してよい。このとき、ポストに対する反応程度を示すユーザ反応点数は、反応類型ごとに定められた点数を付与する方式によって算出可能である。例えば、ポストのコメントをクリックして読んだ場合は+5点、ポストを共有した場合は+5点、ポストに対してコメントや「いいね」などのリアクションを入力した場合は+3点、ポストを隠し処理した場合は-5点、ポストを通報した場合-30点が付与されてよい。また、アカウント推薦部310は、測定基準ごとに反映の割合を定めて著者点数を算出してよい。例えば、フォロワー増減率とユーザ反応点数をそれぞれ50%で反映するか、あるいはフォロワー増減率とユーザ反応点数を互いに異なる割合で反映してよい。アカウント推薦部310は、著者点数が高いアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。言い換えれば、アカウント推薦部310は、タイムラインサービス内で活動しているアカウントのうち、他のユーザから肯定的な反応が多くてここ最近に急速にフォローが増加したアカウントを人気ベース推薦アカウントとして選定してよい。
【0083】
段階903で、アカウント推薦部310は、ユーザを対象にした関係ベース推薦としてフォローベース推薦アカウントと人気ベース推薦アカウントを含んだ推薦プールを構成してよい。図10を参照すると、アカウント推薦部310は、新たなアカウントのフォローを誘導するためにフォローベース推薦アカウント1010と人気ベース推薦アカウント1020を混合して推薦プール1000を構成してよい。一例として、アカウント推薦部310は、フォローベース推薦アカウント1010と人気ベース推薦アカウント1020を事前に定められた固定の割合で混合して推薦プール1000を構成してよい。例えば、アカウント推薦部310は、フォローベース推薦アカウント1010と人気ベース推薦アカウント1020を50:50の割合で維持してよい。このとき、フォローベース推薦アカウント1010に属するフォローアカウントのフォロー、フォローアカウントと類似のアカウント、相互フォローされていないアカウントは約16.6:16.6:16.6の割合で分け、人気ベース推薦アカウント1020に属する一般アカウント、公式アカウント、インフルエンサアカウントは15:15:20の割合で分けてよい。他の例として、アカウント推薦部310は、フォローベース推薦アカウント1010と人気ベース推薦アカウント1020を調整された割合で混合して推薦プール1000を構成してよい。各類型のアカウントが占める割合によって推薦プール1000を構成するための割合が決定されてよい。選定された全体アカウントが100個であり、そのうちフォローベース推薦アカウント1010が40個、人気ベース推薦アカウント1020が60個であるとするとき、フォローベース推薦アカウント1010と人気ベース推薦アカウント1020を40:60の割合に調整して推薦プール1000を構成してよい。フォローベース推薦アカウント1010と人気ベース推薦アカウント1020に属する下位アカウントも同じように、各類型のアカウントが占める割合によって調整された割合で分けて混合してよい。
【0084】
アカウント推薦部310は、タイムラインサービス内で新たなアカウントのフォローを持続的に誘導するために、人気アカウントだけではなく、ユーザとのフォロー関連度に基づいてパーソナライズされた推薦アカウントを含んだ推薦プールを構成して提供してよい。アカウント推薦部310は、フォローアカウントのポストをタイムラインタイプで提供するサービス画面などのような多様な経路によって推薦プールのアカウントを表示してよい。
【0085】
さらに、アカウント推薦部310は、フォローベースのソーシャルグラフによって把握可能なフォロー関連度とともに、友達ベースソーシャルグラフによって把握可能な友達関係を推薦条件に追加適用することにより、関係ベース推薦技術を高度化してよい。
【0086】
図11は、本発明の一実施形態における、フォローベース推薦アカウントの表示順序を付与する過程の一例を示したフローチャートである。
【0087】
図11の過程は段階901に含まれるものであるが、実施形態によっては、段階のうちの一部がサーバ150で実行されることも可能である。
【0088】
アカウント推薦部310は、推薦プールに含まれたフォローベース推薦アカウントのうち、上位表示条件を満たすアカウントが他のアカウントよりも優先的に表示されるように表示順序を調整してよい。このとき、表示順序は、友達関係とタイムライン活動性のうちの少なくとも1つに基づいて決定されてよい。
【0089】
図11を参照すると、段階1101で、アカウント推薦部310は、フォロー関連度によって選定されたフォローベース推薦アカウントのうちでここ最近の一定の時間(例えば、60日)以内にユーザのメッセンジャー友達に追加されたアカウントに、表示順序に対する優先順位を付与してよい。アカウント推薦部310は、推薦対象からメッセンジャー友達が漏れないように、メッセンジャー友達のうちでフォローしていないアカウントを選別して推薦してよい。アカウント推薦部310は、フォロー関連度がある上にここ最近にメッセンジャー友達に追加されたアカウントの場合、フォロー関連度だけをもつアカウントよりも上位に表示されるように表示順序を調整してよい。
【0090】
段階1102で、アカウント推薦部310は、フォローベースの推薦アカウントのうちでここ最近の一定時間(例えば、30日)以内にポスト作成履歴があるアカウントに、表示順序に対する優先順位を付与してよい。アカウント推薦部310は、ここ最近にポスト作成履歴があるアカウントを選別して推薦してよい。アカウント推薦部310は、フォロー関連度がある上にここ最近にポスト作成履歴があるアカウントの場合、フォロー関連度だけがあるアカウントよりも上位に表示されるように表示順序を調整してよい。
【0091】
アカウント推薦部310は、フォローベース推薦アカウントのうち、フォロー関連度条件、ここ最近のメッセンジャー友達追加条件、タイムラインサービス内でのここ最近の活動条件をすべて満たすアカウントに対して最大優先順位を付与してよい。
【0092】
アカウント推薦部310は、フォローベース推薦アカウントそれぞれに対して、フォロー関連度、友達関係、タイムライン活動性による推薦点数を計算してよく、推薦点数が高いほど上位に表示される優先順位を付与してよい。
【0093】
アカウント推薦部310は、優先順位ごとに表示数を制限し、多様な表示条件によって関係ベース推薦を提供してよい。例えば、第1順位は、フォローベース推薦アカウント全体の50%に該当し、フォロー関連度、友達関係、タイムライン活動性に対する条件をすべて満たすアカウント(フォロー関連度がある上に、ここ最近にユーザのメッセンジャー友達に追加された履歴とここ最近のポスト作成履歴があるアカウント)を選別してよい。第2順位は、フォローベース推薦アカウント全体の25%に該当し、フォロー関連度、友達関係、タイムライン活動性のうちの2つの条件を満たすアカウント(フォロー関連度がある上にここ最近にメッセンジャー友達に追加された履歴があるアカウント、またはフォロー関連度がある上にここ最近のポスト作成履歴があるアカウント)を選別してよい。第3順位は、フォローベース推薦アカウント全体の25%に該当し、フォロー関連度、友達関係、タイムライン活動性のうちの1つの条件を満たすアカウント(フォロー関連度があるアカウント、ここ最近にメッセンジャー友達に追加された履歴があるアカウント、ここ最近にポスト作成履歴があるアカウント)を選別してよい。
【0094】
図12~13は、本発明の一実施形態における、アカウント推薦リストを表示するための例示図である。
【0095】
図12を参照すると、プロセッサ220は、ユーザがフォローしているアカウントのポスト80が最近の時間順に整列されて表示されるタイムラインサービス画面800上に、新たなアカウントのフォローを誘導するためのアカウント推薦リスト1251を表示してよい。
【0096】
アカウント推薦リスト1251は、フォローベース推薦アカウントと人気ベース推薦アカウントを含んでよく、プロセッサ220は、アカウント推薦リスト1251に対するスクロールにしたがって推薦プールに含まれたアカウントを順に表示してよい。
【0097】
プロセッサ220は、推薦プールに含まれたアカウントのうち、フォローベース推薦アカウントをアカウント推薦リスト1251の上位スロットに優先的に固定配置して表示してよい。フォローベース推薦アカウントが他のアカウントに比べてより高いCTR(Click Through Rate)が予想されることから、先ずは配置によって関心を促すことができる。このとき、推薦プールにフォローベース推薦アカウントがない場合、人気ベース推薦アカウントがアカウント推薦リスト1251をすべて占有してよい。
【0098】
アカウント推薦リスト1251に含まれたアカウントごとに、登録関係であるフォロー設定のための「フォロー」メニュー125を提供してよい。
【0099】
また、アカウント推薦リスト1251に含まれた各アカウントに対して、該当のアカウントを推薦プールから除去するための「除去」メニュー1201が提供されてよい。「除去」メニュー1201を利用して推薦プールから除去されたアカウントは、一定の時間(例えば、7日)内は推薦対象から除外されてよい。
【0100】
アカウント推薦リスト1251と関連して「もっと見る」メニュー1202を提供してよく、「もっと見る」メニュー1202が選択される場合、図13に示すように、アカウント推薦リストページ1300にランディングされてよい。
【0101】
プロセッサ220は、アカウント推薦リストページ1300を通じて、推薦プールに含まれた全体アカウント推薦リスト1310を提供してよい。アカウント推薦リストページ1300には、全体アカウント推薦リスト1310に含まれた各アカウントの登録関係であるフォロー設定のための「フォロー」メニュー125や、該当のアカウントを推薦プールから除去するための「除去」メニュー1201などが含まれてよい。
【0102】
プロセッサ220は、タイムラインサービス内の多様な経路により、ユーザがフォローするのに適したアカウントを推薦することができる。
【0103】
したがって、本実施形態では、タイムラインサービス内で新たなアカウントのフォローを誘導するためにフォロー関連度によってパーソナライズされた関係ベース推薦を提供することができる上に、関係ベース推薦をより高度化するために、友達関係、タイムライン活動性、フォロワー増減率、およびユーザ反応点数のうちの少なくとも1つを推薦条件として追加適用することができる。
【0104】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者であれば、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0105】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、望む動作をするように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0106】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0107】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0108】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0109】
220:プロセッサ
310:アカウント推薦部
320:登録関係設定部
330:ポスト提供部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13