技術分野
本明細書には、被検者の消化管粘膜における血管異形成の発生レベルの決定を補助するための方法、装置、及びコンピュータプログラムが開示される。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】本発明は、内視鏡検査を行わずに、消化管に生じる血管異形成の発生レベルを測定することを課題とする。 【解決手段】被検者の血液試料におけるフォンウィルブランド因子(vWF)の高分子多量体の存在比、又は存在量である被検者の測定データと前記測定データに対応する所定の基準値に基づいて決定された被検者のvWF高分子多量体インデックスを取得することを含み、前記被検者のvWF高分子多量体インデックスは、消化管粘膜における血管異形成の発生レベルを反映する、被検者の消化管粘膜における血管異形成の発生レベルの決定を補助するための方法により、課題を解決する。 【選択図】なし
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
消化管における血管異形成による消化管出血は、内視鏡検査でなければ見つからないため、患者が消化管出血を起こしていても、原因不明の貧血として扱われることが多い。また、出血の原因となる血管異形成がどの程度発生しているかについても、内視鏡検査でなければ見つけることはできない。しかし、内視鏡検査は患者に大きな負担をかける、認知症の患者には施行できない等の課題がある。
さらに、非特許文献2には、血管異形成の発生とvWF高分子マルチマーの因果関係は不明であるとされている。
本発明は、内視鏡検査を行わずに、消化管に生じる血管異形成の発生レベルを測定することを課題とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は、鋭意研究を重ねたところ、消化管粘膜に生じている血管異形成の発生レベルと、前記血管異形成が生じている患者から採取した血液試料中のvWF高分子多量体の存在量が相関することを見出した。
本発明は、当該知見に基づいて完成されたものであり、以下の態様を含む。
項1.被検者の血液試料におけるフォンウィルブランド因子(vWF)の高分子多量体の存在比、又は存在量である被検者の測定データと前記・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、内視鏡検査を行わなくても、患者の消化管粘膜に発生している血管異形成の発生レベルを予測することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
装置10のハードウエア構成を示す。
【図2】
決定補助プログラム1042の処理の流れを示す。
【図3】
全消化管内視鏡精査における消化管血管性病変が検出されたn数及び割合を示す。
【図4A】
各患者のウエスタンブロッティングの結果と、定量結果(Small Multimer、Medium Multimer、Large Multimer)と、式5により求めた数値(Large Multimer Ratio)と、それに100を乗じて得たvWF高分子多量体インデックス(Large Multimer Index (%))と、各患者の消化管出血病変数を示す。各レーンについてControlは陰性対照を示し、数字は各患者の識別番号を示す。
【図4B】
各患者のウエスタンブロッティングの結果と、定量結果(Small Multimer、Medium Multimer、Large Multimer)と、式5により求めた数値(Large Multimer Ratio)と、それに100を乗じて得たvWF高分子多量体インデックス(Large Multimer Index (%))と、各患者の消化管出血病変数を示す。各レーンについてControlは陰性対照を示し、数字は各患者の識別番号を示す。
【図4C】
小腸消化管粘膜血管異形成病変数(個)とvWF高分子多量体インデックスとの相関を示す
【図5】
大動脈弁置換術前後の小腸の内視鏡画像を示す。(A)は手術前の画像であり、(B)は手術後の画像である。
10 装置
101 処理部
1042 決定補助プログラム
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録