(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022177770
(43)【公開日】2022-12-01
(54)【発明の名称】レフィル詰替え装置
(51)【国際特許分類】
B65B 3/06 20060101AFI20221124BHJP
【FI】
B65B3/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021106134
(22)【出願日】2021-05-18
(71)【出願人】
【識別番号】721000158
【氏名又は名称】依岡 鮎美
(72)【発明者】
【氏名】依岡 鮎美
【テーマコード(参考)】
3E118
【Fターム(参考)】
3E118AB14
3E118BA06
3E118BB01
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で、詰替え用レフィル等に入った液体を容器に残さず注入することができる回転式詰替え用装置を提供する。
【解決手段】回転軸にレフィルを固定して時計回り又は反時計回りに回転することで、レフィルの中身が抽出する。回転を自動で行えるよう工夫した。レフィルの中身を容器に抽出する手段において、容器を固定器具に連結し、レフィルを固定器に接続する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
詰替え用レフィルを固定器(6)に挟むか固定し、時計回りまたは反時計回りに回転させることで液体を容器に注入することができる回転式の液体を注入する装置。
【請求項2】
装置(5)は筒状になっていてレフィルを入れるための隙間がある請求項1の回転式の液体を注入する装置。
【請求項3】
筒状の装置(5)と固定器(6)の間には空間があり、装置(6)が回転し装置(5)でレフィルを薄く保ちながら液体がくまなく注入できるようにした請求項2の回転式の液体を注入する装置。
【請求項4】
固定器(6)を手動で回転させるか、またはスイッチを有し回転する請求項3の回転式の液体を注入する装置。
【請求項5】
固定器(8)はレフィルを安定させるための土台となっている請求項4の回転式の液体を注入する装置。
【請求項6】
容器は固定器(11)で固定する。固定器(11)で固定することで様々な容器の大きさに対応している請求項5に記載の回転式の液体を注入する装置。
【請求項7】
装置(8)にレフィルを固定させるための装置(9)が付いた請求項6の回転式液体を注入する装置。
【請求項8】
容器を固定させるための装置(11)が付いた請求項7の回転式の液体を注入する装置。
【請求項9】
装置(8)(10)と固定器(11)には液体を注入するための穴が開いている請求項8の回転式の液体を注入する装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はレフィルの液体等を容器等に詰め替えるのに便利な詰替え装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
レフィルを容器に詰め替える時、手動でしなければならなかった。また、粘度の高い液体は時間もかかり力も必要とし、きれいに最後まで注入することが困難であった。
【0003】
従来の注入方法はレフィルと容器の結合点が不安定であり、そのため液漏れするという問題があった。
【0004】
この改善策として、容器に固定器を接続しレフィルの中身を注入するという方法がある。
図2・
図3はこの方法による固定器を容器に連結するための説明図であって、横からみた図である。
図1はレフィルの中身を抽出するための装置である。6はレフィルを固定するための器具である。3と4と6は一体化しており、6は5の内側にある。6が時計回りまたは反時計回りに回転することによりレフィルの中身が抽出する。
【0005】
固定器を容器に連結することで従来の液漏れを防ぐ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、レフィルの中身を容器に詰め替える動作において液漏れの懸念と手動でしなければならない点と残さず抽出することが困難な点である。
【先行技術文献】
【0007】
【特許文献1】特開2020-015550号公報
【特許文献2】特開2018-016341号公報
【発明の概要】
【発明が解決するための課題】
【0008】
本発明は、液漏れを防ぐため容器に固定器を連結させ、レフィルの中身を残さず抽出することを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のレフィル詰替え装置は、装置の中心軸が時計回り又は反時計回りに回転するため、レフィルの中身が抽出されるという利点がある。また固定器に接続するため液漏れを防ぐことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1はレフィル詰替え装置の実施方法を示した説明図である。(実施例1)
【
図2】
図2は固定器の接続方法を示した説明図である。
【
図3】
図3は固定器についている押さえ部分を別の器具に取り付けた場合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
レフィルの中身が自動で時計回り又は反時計回りに回転するという目的を、モーターと電源を組み合わせることで実現した。液漏れを防ぐという目的を、固定器を接続することで実現した。またレフィルの注入部分と容器の注入部分を連結させるという目的を、レフィルを固定器で固定することで実現した。
【実施例0012】
図1は、本発明装置の1実施例の上から見た図である。
【0013】
レフィルを固定するための装置6は3と4と一体化しており、モーター3が作動することによって4と6が時計回り又は反時計回りに回転する。
本体に取り付けたモーターがスイッチを用いて時計回り又は反時計回りに回転することによって、レフィルの中身を自動で抽出可能でありかつ操作者による抽出の負荷が不要な用途にも適用できる。