(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022178000
(43)【公開日】2022-12-02
(54)【発明の名称】撮像装置および方法
(51)【国際特許分類】
G06T 19/00 20110101AFI20221125BHJP
【FI】
G06T19/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021084477
(22)【出願日】2021-05-19
(71)【出願人】
【識別番号】519250327
【氏名又は名称】株式会社XMAT
(71)【出願人】
【識別番号】504157024
【氏名又は名称】国立大学法人東北大学
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】面 政也
(72)【発明者】
【氏名】井上 憲司
(72)【発明者】
【氏名】吉川 彰
(72)【発明者】
【氏名】大橋 雄二
【テーマコード(参考)】
5B050
【Fターム(参考)】
5B050BA09
5B050BA10
5B050DA07
5B050EA05
5B050EA07
5B050EA18
5B050FA02
(57)【要約】
【課題】撮影した2次元画像から3次元画像がより容易に生成できるようにする。
【解決手段】特徴点抽出部103は、デジタルカメラ101による対象物151の撮像によって記憶部102に記憶されている前回画像、および対象物151をデジタルカメラ101が撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する。比較処理部104は、特徴点抽出部103が抽出した各々特徴点の比較により、前回画像と今回画像との一致の状態を求める。表示部105は、比較処理部104が求めた一致の状態を表示する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタルカメラと、
前記デジタルカメラが撮像した画像を記憶する記憶部と、
前記デジタルカメラによる対象物の撮像によって前記記憶部に記憶されている前回画像、および前記対象物を前記デジタルカメラが撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部が抽出した各々特徴点の比較により、前記前回画像と前記今回画像との一致の状態を求める比較処理部と、
前記比較処理部が求めた一致の状態を表示する表示部と
を備える撮像装置。
【請求項2】
請求項1記載の撮像装置において、
前記デジタルカメラは、深度センサを備え、前記デジタルカメラが撮像した画像は、深度情報を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の撮像装置において、
前記比較処理部は、各々の特徴点の記述子を比較することで一致の状態を求めることを特徴とする撮像装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記比較処理部が求めた一致の状態が設定されている基準を超える場合に、前記今回画像を前記記憶部に記憶する記憶処理部をさらに備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記対象物を前記デジタルカメラで撮像することで前記記憶部に記憶された複数の画像から前記対象物の3次元画像を生成する画像生成部を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
対象物をデジタルカメラで撮像した画像を記憶部に記憶する第1ステップと、
前記記憶部に記憶されている前回画像、および前記対象物を前記デジタルカメラが撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する第2ステップと、
前記第2ステップで抽出した各々特徴点の比較により、前記前回画像と前記今回画像との一致の状態を求める第3ステップと、
前記第3ステップで求めた一致の状態を表示する第4ステップと
を備える撮像方法。
【請求項7】
請求項6記載の撮像方法において、
前記デジタルカメラが撮像した画像は、深度情報を備え、前記第3ステップは、各々の特徴点の記述子を比較することで一致の状態を求めることを特徴とする撮像方法。
【請求項8】
請求項6または7記載の撮像方法において、
前記第3ステップで求めた一致の状態が、設定されている基準を超える場合に、前記今回画像を前記記憶部に記憶する第5ステップをさらに備えることを特徴とする撮像方法。
【請求項9】
請求項6~8のいずれか1項に記載の撮像方法において、
前記対象物を前記デジタルカメラで撮像することで前記記憶部に記憶された複数の画像から前記対象物の3次元画像を生成する第6ステップを備えることを特徴とする撮像方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元画像を得るための撮像装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)推進の観点から、各種構造物や空間情報をデジタル情報として取得し、仮想空間内に実物を再現した空間・物体を生成し、疑似的に現実世界を認知・知覚する仮想現実(Virtual Reality:VR)技術や、現実空間内に実物を再現した空間・物体を重ね合わせて視覚情報を拡張する拡張現実(Augmented Reality:AR)技術を用いて各種サービスや生産現場における生産性や品質向上に活用する動きが広がっている。
【0003】
例えば、国が推進しているBIM (Building Information Modeling)やCIM(Construction Information Modeling/Managements)による生産性向上においては、現況地形・構造物・施設(屋外・屋内)等の3次元計測は欠かすことができない。これらを実現するにあたって、対象物の精緻な3次元形状並びに位置情報(対象物間の相対的な位置関係を含む)の取得が重要となっている。
【0004】
簡易的には、単眼カメラやステレオカメラを用いて複数視点で撮像することで得られた2次元画像を用意し、各画像の特徴点を抽出し、他の画像における類似した特徴点を結びつけることで、3次元情報(3次元画像)を合成する技術がある(特許文献1)。また、上述した前記2次元画像に深度センサと呼ばれる視点と物体との距離を測定するセンサの情報を付加し、3次元情報の精度を向上させる技術が知られている(特許文献2)。
【0005】
上述した2次元画像の撮影機材としては、深度センサを搭載したデプスカメラによるものや、レーザによる距離測定センサ(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging:Lidar)を用いた撮影機材などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2020-159965号公報
【特許文献2】特開2020-135679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した技術において、対象物を複数の箇所から撮影し、撮影された画像データ(2次元画像)の画像処理を行い、これらを再構成することで3次元画像を得ている。撮影された画像情報を3次元画像に再構成するにあたって、精緻な3次元情報を得ようとすればするほど膨大な計算処理量となることが一般的であり、空間の撮像から3次元画像として活用できるデータ状態となるまで一定の処理時間が必要となっている。
【0008】
このようにして再構築した3次元情報に、撮影異常による空間情報の乱れや欠損が判明した場合、上述した処理を再度実施することになり、手間がかかるという問題があった。特に、作業者が撮像機材を手にもって撮影を行う場合、撮影異常による再撮影が多くなる傾向があり、上述した問題が顕著となる。このように、従来、撮影した2次元画像から3次元画像を生成することが容易ではないという問題があった。
【0009】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、撮影した2次元画像から3次元画像がより容易に生成できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る撮像装置は、デジタルカメラと、デジタルカメラが撮像した画像を記憶する記憶部と、デジタルカメラによる対象物の撮像によって記憶部に記憶されている前回画像、および対象物をデジタルカメラが撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、特徴点抽出部が抽出した各々特徴点の比較により、前回画像と今回画像との一致の状態を求める比較処理部と、比較処理部が求めた一致の状態を表示する表示部とを備える。
【0011】
請求項1上記撮像装置の一構成例において、デジタルカメラは、深度センサを備え、デジタルカメラが撮像した画像は、深度情報を備える。
【0012】
上記撮像装置の一構成例において、比較処理部は、各々の特徴点の記述子を比較することで一致の状態を求める。
【0013】
上記撮像装置の一構成例において、比較処理部が求めた一致の状態が設定されている基準を超える場合に、今回画像を記憶部に記憶する記憶処理部をさらに備える。
【0014】
上記撮像装置の一構成例において、対象物をデジタルカメラで撮像することで記憶部に記憶された複数の画像から対象物の3次元画像を生成する画像生成部を備える。
【0015】
また、本発明に係る撮像方法は、対象物をデジタルカメラで撮像した画像を記憶部に記憶する第1ステップと、記憶部に記憶されている前回画像、および対象物をデジタルカメラが撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する第2ステップと、第2ステップで抽出した各々特徴点の比較により、前回画像と今回画像との一致の状態を求める第3ステップと、第3ステップで求めた一致の状態を表示する第4ステップとを備える。
【0016】
上記撮像方法の一構成例において、デジタルカメラが撮像した画像は、深度情報を備え、第3ステップは、各々の特徴点の記述子を比較することで一致の状態を求める。
【0017】
上記撮像方法の一構成例において、第3ステップで求めた一致の状態が、設定されている基準を超える場合に、今回画像を記憶部に記憶する第5ステップをさらに備える。
上記撮像方法の一構成例において、対象物をデジタルカメラで撮像することで記憶部に記憶された複数の画像から対象物の3次元画像を生成する第6ステップを備える。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように、本発明によれば、前回画像と今回画像の各々において、抽出した各々特徴点を比較して前回画像と今回画像との一致の状態を求めるので、撮像した2次元画像から3次元画像がより容易に生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す構成図である。
【
図2】
図2は、本発明の実施の形態に係る撮像方法を説明するフローチャートである。
【
図3】
図3は、画像から特徴点を抽出した状態を説明するための説明図である。
【
図4】
図4は、画像間の対応する特徴点の比較を説明するための説明図である。
【
図5】
図5は、本発明の実施の形態に係る撮像装置のハードウエア構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態に係る撮像装置について
図1を参照して説明する。この撮像装置は、デジタルカメラ101、記憶部102、特徴点抽出部103、比較処理部104、表示部105を備える。
【0021】
デジタルカメラ101は、例えば、深度センサ付きステレオカメラとすることができる。深度センサは、赤外公式、レーザ式などの深度情報が得られるセンサとすることができる。デジタルカメラ101は単眼でもよいが、ステレオカメラが望ましい。深度センサを備えるデジタルカメラ101が撮像した画像は、深度情報を備えるものとなる。
【0022】
記憶部102は、デジタルカメラ101が撮像(撮影)した画像を記憶する。例えば、まず、起動しているデジタルカメラ101のレンズを対象物151に向け、デジタルカメラ101の液晶モニタなどを用いて対象物151が撮像範囲となる状態とする。液晶モニタには、デジタルカメラ101の撮像素子で受像している被写体の画像が表示されている。この状態で、デジタルカメラ101のシャッタボタンを押下することで、液晶モニタに表示されていた画像が、記憶部102に記憶される。
【0023】
特徴点抽出部103は、デジタルカメラ101による対象物151の撮像によって記憶部102に記憶されている前回画像、および対象物151をデジタルカメラ101が撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する。特徴点の抽出では、抽出した各々の特徴点の記述子を取得する。
【0024】
比較処理部104は、特徴点抽出部103が抽出した各々特徴点の比較により、前回画像と今回画像との一致の状態を求める。比較処理部104は、各々の特徴点の記述子を比較することで一致の状態を求める。表示部105は、比較処理部104が求めた一致の状態を表示する。
【0025】
また、この撮像装置は、比較処理部104が求めた一致の状態が設定されている基準を超える場合に、今回画像を記憶部102に記憶する記憶処理部106を備える。また、この撮像装置は、対象物151をデジタルカメラ101で撮像することで記憶部102に記憶された複数の画像から、対象物151の3次元画像を生成する画像生成部107を備える。
【0026】
次に、本発明の実施の形態に係る撮像方法について、
図2を参照して説明する。まず、ステップS101で、対象物151をデジタルカメラ101で撮像した画像(前回画像)を記憶部102に記憶する(第1ステップ)。前述したように、デジタルカメラ101のレンズを対象物151に向け、デジタルカメラ101の液晶モニタなどを用いて対象物151が撮像範囲となる状態とし、デジタルカメラ101のシャッタボタンを押下し、液晶モニタに表示されていた画像を記憶部102に記憶する。
【0027】
次に、ステップS102で、今回画像の撮像を行う。前回画像の撮像とは異なる方向でデジタルカメラ101のレンズを対象物151に向け、デジタルカメラ101の液晶モニタなどを用いて対象物151が撮像範囲となる状態とする。
【0028】
次に、ステップS103で、特徴点抽出部103が、記憶部102に記憶されている前回画像、および対象物151をデジタルカメラ101が撮像している今回画像の各々の特徴点を抽出する(第2ステップ)。
【0029】
次に、ステップS104で、比較処理部104が、特徴点抽出部103が抽出した各々特徴点の比較により、前回画像と今回画像との一致の状態を求める(第3ステップ)。デジタルカメラ101が撮像した画像は、深度情報を備え、ここでは、各々の特徴点の記述子を比較することで一致の状態を求める。各画像における特徴点の検出および特徴量は、SIFT(Scale Invariant Feature Transform)特徴やSURF(Speeded Up Robust Features)特徴などの画像特徴を利用することができる。また、これらに限定されるものではなく、各特徴点の特徴量の記述子に基づいて、総当たり式に一致探索を実施することもできる。例えばBrute-Force matchが知られている。
【0030】
次に、ステップS105で、求めた一致の状態(結果)を、表示部105に表示する(第4ステップ)。
【0031】
例えば、
図3に示すように、前回画像(a)と今回画像(b)の各々において、抽出した特徴点の記述子を比較し、一致する(視野は異なるが、同じ箇所である可能性が高い)候補を複数選択する。
図3において、一致する候補を丸で囲んで示している。
【0032】
一致の状態の表示として、今回画像について、一致する対応点それぞれについて視差とカメラの焦点距離から算出される相対的な位置関係を反映した枠を、前回画像に重ねるように表示する(
図4)。
図4では、実線の枠内に前回画像を示し、今回画像については、上述したように点線の枠のみで示している。
【0033】
図3に示した、丸で示す特徴点が一致する候補の各々について、点線で示す枠を生成し、各々の点線枠の特徴点と、前回画像の対応する特徴点とを重ねる。複数の特徴点の各々の位置がおおよそ一致していれば、
図4の(a)に示すように、複数の点線枠が、ほぼ重なって表示される。一方、複数の特徴点の各々の位置が一致していない場合、
図4の(b)に示すように、複数の点線枠が、重なることなく、各々異なる位置に表示される。
【0034】
このような表示により、複数の点線枠がほぼ重なって表示されれば、今回画像が前回画像に対して、特徴点の対応点の数が一定以上ある(一致度が高い)ことが判断できる。一方、複数の点線枠が、重なることなく、各々異なる位置に表示されれば、今回画像が前回画像に対して、特徴点の対応点の数があまりない(一致度が低い)ことが判断できる。
【0035】
また、重なって表示される複数の点線枠が、実線の枠で示される前回画像の位置よりずれていれば、前回画像と現在画像が一定の距離離れていることがわかる。前回画像と今回画像とが上述した関係となっていれば、これらは、3次元画像として活用できるデータ状態であることが判断できる。ここで、各撮像ごとのカメラの移動量が、デジタルカメラ101の視野の1/10程度を超えると、上述した一致度の高い状態を得ることができないことが判明している。
【0036】
なお、対応点の一致度合いに対応して、点線枠の色を変えることができる。例えば、一致度合いが一定数以上であれば青で表示し、一定数に満たない場合は赤で表示することができる。また、このとき、デジタルカメラ101が備える手ぶれ補正機能により手ぶれの状態を測定し、この測定結果として、手ぶれが基準以上発生していないことを、表示部105に表示することもできる。
【0037】
次に、ステップS106で、記憶処理部106が、上述した一致の状態が、設定されている基準を超える場合に(ステップS106のyes)、ステップS107で、今回画像を記憶部102に記憶する(第5ステップ)。一致の状態として、上述した、手ぶれが基準以上発生していないことを条件とすることもできる。
【0038】
上述したステップS102~ステップS107を、記憶部102に記憶される画像の数が、設定した画像数になるまで実施したら(ステップS108のyes)、ステップS109で、画像生成部107が、対象物151をデジタルカメラ101で撮像することで記憶部102に記憶された複数の画像から対象物151の3次元画像を生成する(第6ステップ)。このように生成された3次元画像は、前述したことにより、各画像間の一致度合いが保証されているため、精緻な3次元空間情報が得られる確率が大幅に向上する。
【0039】
また、撮像時は2次元画像情報による相対的な一致対応点探索を実施し、撮像後の3次元空間再構成時には、深さ情報(距離情報)を加味することもできる。
【0040】
なお、上述した実施の形態に係る撮像装置の記憶部、特徴点抽出部、比較処理部、表示部は、
図5に示すように、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)301と主記憶装置302と外部記憶装置303とネットワーク接続装置304となどを備えたコンピュータ機器とし、主記憶装置302に展開されたプログラムによりCPU301が動作する(プログラムを実行する)ことで、上述した各機能(撮像方法)が実現されるようにすることもできる。上記プログラムは、上述した実施の形態で示した撮像方法をコンピュータが実行するためのプログラムである。ネットワーク接続装置304は、ネットワーク305に接続する。また、各機能は、複数のコンピュータ機器に分散させることもできる。
【0041】
以上に説明したように、本発明によれば、前回画像と今回画像の各々において、抽出した各々特徴点を比較して前回画像と今回画像との一致の状態を求めるので、撮像した2次元画像から3次元画像がより容易に生成できるようになる。
【0042】
本発明によれば、撮像時に、前回画像と今回画像との間で、特徴点マッチングを実施するので、撮像後の3次元情報の再構成時に問題が発覚する可能性を大幅に減ずることができるため、再撮像などの無駄な作業を減らすことが可能となる。また、撮像品質が一定のレベルを超えた撮像を実現することにより、高価な据え置き型撮像装置を用いずとも精緻な3次元情報の取得を可能にする。
【0043】
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
【符号の説明】
【0044】
101…デジタルカメラ、102…記憶部、103…特徴点抽出部、104…比較処理部、105…表示部、106…記憶処理部、107…画像生成部、151…対象物。