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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022178305
(43)【公開日】2022-12-02
(54)【発明の名称】新規構造のくくり罠
(51)【国際特許分類】
   A01M 23/34 20060101AFI20221125BHJP
【FI】
A01M23/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021085025
(22)【出願日】2021-05-20
(71)【出願人】
【識別番号】514308450
【氏名又は名称】原 功
(74)【代理人】
【識別番号】100184767
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々 健太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100098556
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々 紘造
(74)【代理人】
【識別番号】100137501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々 百合子
(72)【発明者】
【氏名】原 功
【テーマコード(参考)】
2B121
【Fターム(参考)】
2B121AA02
2B121BA32
2B121BA42
2B121EA21
2B121FA05
(57)【要約】      (修正有)
【課題】くくり罠の構造に工夫を加えることで、軽量コンパクトで持ち運びが容易なくくり罠を提供すること。
【解決手段】踏板と、端部から端部にいたるいずれかの位置に脚部を有する一対の半枠状のロープ保持フレームと、該一対のロープ保持フレームの周囲に径を縮める方向に付勢され巻かれたロープ輪とからなる、くくり罠であって、罠を設置した状態で、該該踏板は、地面から離れていて、踏みしろを有し、該一対のロープ保持フレームは回動可能に、その端部で、踏板に取り付けられ、かつ、罠を設置した状態で、付勢されたロープ輪を保持できるように、側面から見て直線乃至わずかにハの字型に屈曲し、ロープ保持フレームは、踏板が押し下げられた際に上方向に回動し、ロープ輪が上方向に径を縮めつつ飛び出す、くくり罠。本発明によれば、ロープ保持フレームに脚部を設けることで、くくり罠を、軽量コンパクトで持ち運びが容易なものにできる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
踏板と、端部から端部にいたるいずれかの位置に脚部を有する一対の半枠状のロープ保持フレームと、該一対のロープ保持フレームの周囲に径を縮める方向に付勢され巻かれたロープ輪とからなる、くくり罠であって、
罠を設置した状態で、該踏板は、地面から離れていて、踏みしろを有し、
該一対のロープ保持フレームは回動可能に、その端部で、踏板に取り付けられ、かつ、罠を設置した状態で、付勢されたロープ輪を保持できるように、側面から見て直線乃至わずかにハの字型に屈曲し、
ロープ保持フレームは、踏板が押し下げられた際に上方向に回動し、ロープ輪が上方向に径を縮めつつ飛び出す、くくり罠。
【請求項2】
半枠状のロープ保持フレームが、略半楕円弧状乃至略半多角形状、又はこれらを組み合わせた形状である、請求項1のくくり罠。
【請求項3】
踏板と、端部から端部にいたるいずれかの位置に脚部を有する一対の半枠状のロープ保持フレームとからなる、くくり罠装置であって、
罠を設置した状態で、該踏板は、地面から離れていて、踏みしろを有し、
該一対のロープ保持フレームは回動可能に、その端部で、踏板に取り付けられ、かつ、罠を設置した状態で、付勢されたロープ輪を保持できるように側面から見て直線乃至わずかにハの字型に屈曲し、
ロープ保持フレームは、踏板が押し下げられた際に上方向に回動し、ロープ輪が上方向に径を縮めつつ飛び出す、くくり罠装置。
【請求項4】
半枠状のロープ保持フレームが、略半楕円弧状乃至略半多角形状、又はこれらを組み合わせた形状である、請求項3のくくり罠装置。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軽量コンパクトで持ち運びが容易になるよう構造を工夫したくくり罠に関する。さらに詳しくは、軽量コンパクトで持ち運びが容易になるようロープ保持フレームを改良したくくり罠に関する。
【背景技術】
【0002】
鹿やイノシシなどの野生動物を捕獲する罠には、くくり罠、箱罠、囲い罠などいくつかの種類が存在する。その中でもくくり罠は、動物が罠に踏み込んだり、仕掛けに触れたりすることがトリガーとなって罠が作動し、ワイヤーロープが足首をくくって動物を捕獲する罠である。箱罠、囲い罠などと比べて、小型で持ち運びも便利であり、動物の捕獲罠として広く使われている。
【0003】
よく使われるくくり罠として、例えば、円柱状のリングと呼ばれる部品の上に、1対の半楕円状の作動部材を備える円状の踏板を置き、動物が踏板を踏むことで、踏板はリングの中を下降するが、作動部材の楕円弧の先部分は、枠体の枠にひっかかり、作動部材が跳ね上がって、作動部材に縮径方向に付勢され巻かれていたワイヤーロープのくくり輪が、縮径しつつ上方向へ跳ね上げられ、動物の足をくくる、くくり罠が存在する(非特許文献1第16頁左上の写真。作動部材を跳ね上げる仕組みはやや異なるが特許文献1も参考になる)。
また、特殊なくくり罠としては、例えば、踏板を中央、左右に3分割して、その左右の踏み板に支持脚が設けられていて、踏板を踏むと中央踏板が下がって、中央踏板に配置されたワイヤ保持枠(作動部材に相当)の動作中心(回動軸)が、支持脚上部よりも低くなり、ワイヤ保持枠が上方向に回動し、縮径方向に付勢された捕獲ワイヤが上方に発射されるくくり罠が知られている(特許文献2 実案3168719[0019]、[図4]参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実用新案登録第3154195号
【特許文献2】実用新案登録第3168719号
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】石川県環境部自然環境課,「石川県イノシシわな捕獲マニュアル 平成27年10月」,平成27年10月発行。(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/documents/ishikawakeninoshishiwanahokakumanyuaru.pdf)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
くくり罠は、同時に複数を持ち運んで、様々な場所に仕掛けるものであり、軽量コンパクトで持ち運びが容易であるほど好ましい。本発明の目的は、くくり罠の構造に工夫を加えることで、より軽量コンパクトで持ち運びが容易なくくり罠を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成するために種々検討の結果、従来技術で用いられていたロープ保持フレームを上方向に回動させるための枠体やリングと呼ばれる部品を、ロープ保持フレームに脚部として一体化して、より軽量コンパクトで持ち運び容易なくくり罠である本発明に到達した。すなわち本発明は以下のとおりである。
1.踏板と、端部から端部にいたるいずれかの位置に脚部を有する一対の半枠状のロープ保持フレームと、該一対のロープ保持フレームの周囲に径を縮める方向に付勢され巻かれたロープ輪とからなる、くくり罠であって、
罠を設置した状態で、該踏板は、地面から離れていて、踏みしろを有し、
該一対のロープ保持フレームは回動可能に、その端部で、踏板に取り付けられ、かつ、罠を設置した状態で、付勢されたロープ輪を保持できるように、側面から見て直線乃至わずかにハの字型に屈曲し、
ロープ保持フレームは、踏板が押し下げられた際に上方向に回動し、ロープ輪が上方向に径を縮めつつ飛び出す、くくり罠。
2.半枠状のロープ保持フレームが、略半楕円弧状乃至略半多角形状、又はこれらを組み合わせた形状である、前記1のくくり罠。
3.踏板と、端部から端部にいたるいずれかの位置に脚部を有する一対の半枠状のロープ保持フレームとからなる、くくり罠装置であって、
罠を設置した状態で、該踏板は、地面から離れていて、踏みしろを有し、
該一対のロープ保持フレームは回動可能に、その端部で、踏板に取り付けられ、かつ、罠を設置した状態で、付勢されたロープ輪を保持できるように側面から見て直線乃至わずかにハの字型に屈曲し、
ロープ保持フレームは、踏板が押し下げられた際に上方向に回動し、ロープ輪が上方向に径を縮めつつ飛び出す、くくり罠装置。
4.半枠状のロープ保持フレームが、略半楕円弧状乃至略半多角形状、又はこれらを組み合わせた形状である、前記3のくくり罠装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明のくくり罠によれば、踏板が押し下げられたときに、ロープ保持フレームに設けられた脚部に支えられてロープ保持フレームが上方向に回動する(図2図4)。従来必要であったロープ保持フレームを上方向へ回動させるための枠体やリングとよばれる部品を、脚部としてロープ保持フレームに一体化することにより、動物の捕獲効果を低下させずに、くくり罠を、軽量コンパクトで持ち運びがより容易なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】罠設置直前の本発明のくくり罠の斜視図を示した。押しバネ5を圧縮してセットすれば、罠設置状態となる。
図2】罠設置状態における、ロープ輪を外したときの本発明のくくり罠の斜視図、すなわち、本発明のくくり罠装置の斜視図を示した。
図3】罠設置状態における、ロープ輪を外したときの本発明のくくり罠の側面図、すなわち、本発明のくくり罠装置の側面図を示した。
図4】罠作動後における、ロープ輪を外したときの本発明のくくり罠の斜視図、すなわち、本発明のくくり罠装置の斜視図を示した。
図5】脚部のバリエーションの一例を示した。本発明のくくり罠装置の一例で、ロープ輪を外したときのくくり罠の罠設置状態の斜視図である。
図6図5のくくり罠装置の、罠作動後の斜視図を示した。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されない。
【0011】
1.本発明のくくり罠の構成
【0012】
(1)概要
本発明のくくり罠は、踏板1、回動可能に、端部で踏板に取り付けられた、脚部4を有するロープ保持フレーム2、ロープ保持フレームの周囲に巻かれたロープ輪3から構成される(図1)。動物が踏板を押し下げると、ロープ保持フレームが上方向に回動し、縮径方向に付勢されたロープ輪が縮径しつつ上方向に飛び出して、動物の足をくくることができる(ロープ保持フレームは、罠が作動すると、図2図4と動作する)。
【0013】
(2)踏板
踏板1の形状に特に制限はなく、動物が踏むことができる形状であればよい。例えば楕円形、多角形、又はこれらを組みあわあせた形状としてもよい。踏板の大きさも特に制限はなく、動物が踏み込みやすい大きさであればよいので、従来品と同様の大きさで構わない。踏板にしっかりと動物の荷重がかかるように、踏板にはすべり止めがあるとより好ましい。滑り止めは、例えば、踏板上面に半球状の突起物を複数配置すればよい。より具体的には、踏板に複数のねじをねじ込んでネジの頭を滑り止めとして用いてもよい(例えば、図1踏板1参照)。
踏板は罠設置状態で地面から離れている。踏んだときに下降できるように、踏みしろを有する。
【0014】
(3)ロープ保持フレーム
(i)ロープ保持フレームについて
ロープ保持フレーム2は、枠状に存在し、枠の半分が一対となって、踏板1をおおよそ取り巻くように、踏板の周縁部に存在する(図2)。より具体的な形状は、略半楕円状乃至略半多角形状、又はこれらが組み合わせされた形状である。楕円には円が含まれる。略半楕円状なので、厳密に半楕円である必要はない。略半多角形状も同様である。例えば、略半楕円弧は、楕円の部分弧であればよいし、その一部が直線状になっていてもよい。また、放物線も、極端に楕円の形状から離れなければ、略半楕円に含まれる。
略半多角形状も、多角形を厳密に半分に割ったものである必要はなく、例えば、1/3で割ったときの、左右両方の図形も含まれる。
略半楕円と略半多角形が組み合わされた形状とは、例えば、角を大きく丸めた正方形を半分に割ったときの一方の形状や、前方後円墳のような形状である。
【0015】
ロープ保持フレーム2は、その両端部で、回動可能に、踏板1の両サイドに、取り付けられる。例えば、踏板が円形、ロープ保持フレームが半楕円形のときは、円形踏板の直径両端付近に、半楕円形のロープ保持フレームの両端部を取り付ける。さらにもう一方の半楕円形のロープ保持フレームも同様の位置に両端を取り付ける(図2)。そうすると、円形踏板の直径を回動中心として、半楕円形の1対のロープ保持フレームが上下に回動可能となる(図2図4)。
【0016】
ロープ保持フレーム2の下方向の回動範囲は、水平か、水平よりやや下までである(図3)。下方向の回動範囲を制限しつつ、付勢されたロープ輪3を巻くことで、一対のロープ保持フレームは、側面から見て、直線乃至わずかにハの字型に屈曲しつつ(図3)、ロープ輪を保持する。ロープ輪が縮径しようとして下方向へ回動する力が生じるが、この力が踏板1で押しとどめられている。いわば、踏板がストッパーの役割を果たし、ハの字を維持している。なお、ストッパーの役割を果たすのは、必ずしも踏板でなくともよい。例えば、ロープ保持フレームの取り付け位置が、踏板の外側であるような場合(例えば、図5)は、踏板がストッパーにならないので、軸自体が下側に回動しすぎないような何らかのストッパー手段を設ければよい。このロープを保持した状態は、踏板が押し下げられることで崩れ、ロープ保持フレームは上方向に回動する。
下側への回動範囲は、具体的には、水平方向から0~22.5度であれば好ましく、0~10度であればより好ましい。
【0017】
巻かれたロープ輪3がはずれにくいように、ロープ保持フレーム2の外側周囲に溝7を設けたり(図2)、ロープ輪をひっかける鈎を設けたりしてもよい。
【0018】
(ii)脚部について
ロープ保持フレーム2は端部から端部にいたるいずれかの位置に脚部4を有する(例えば、図1)。これが本発明の大きな特徴である。
罠設置状態では、縮径方向に付勢されたロープ輪3に抑えられているので、ロープ保持フレームは上方向に回動せず、脚部により本発明のくくり罠は自立している(図1で押しバネを圧縮してセットすればこの状態になる)。本発明のくくり罠の踏板1に、野生動物が踏み込むと、踏板が押し下げられるので、脚部に支えられて回動軸を中心にしてロープ保持フレームは上方向に回動し始める。さらに、縮径方向に付勢されているロープ輪の力で、ロープ保持フレームは、上方向に跳ね上げられる(図2図4と動作する)。そうなると、付勢されて巻かれていたロープ輪が、ロープ保持フレームからはずれて、上方向に径を縮めつつ飛び出し、野生動物の足をくくることができる。
【0019】
脚部4は、罠設置時に地面から離れた踏板が地面とほぼ平行になり、かつ、踏板1が押し下げられたときに、ロープ保持フレーム2が回動することを妨げない形状をとる。例えば、脚部が柱状であれば、踏み板を踏んでも、ロープ保持フレームは回動できないので、踏板を押し下げるのを妨げる形状である。柱状の対向位置に、回動軸を頂点にして三角形状に切れ込みをいれて一対の脚部とすれば(楕円柱の場合は図5)、ロープ保持フレームは回動することができるので、妨げない形状である。この形状に収まり、罠設置時に踏板を地面とほぼ平行にできる脚であれば、脚の本数、形、設置位置は自由にすることができる。
例えば、2本の脚が楕円長軸の対向位置に存在していてもよいし(図2図3)、一方の半楕円には1本の脚、他方の半楕円には2本の脚がついていてもよい。柱状の対向位置に、回動軸を頂点にして三角形状に切れ込みをいれて一対の脚部とし、半楕円柱の側面を斜めに切り取ったスイカの皮のような形状の脚が、向き合うように存在していてもよい(図5)。
当然だが、罠を設置する状態で、ロープ保持フレームの脚部は、踏板の外周より外側に位置していて、踏板に妨害されずに脚部は接地できる。
【0020】
本発明のくくり罠をさらに軽量化するために、ロープ保持フレーム2の脚部4に穴6をあけてもよい(図1)。強度低下とのバランスを取りながら、穴をあけて、軽量化することができる。
【0021】
また、脚部のないロープ保持フレームに後から脚部をとりつけて、本発明のくくり罠とすることもできる。
【0022】
(iii)脚部をつけたことによる効果について
本発明では、従来必要であった枠体やリングと呼ばれる部品をロープ保持フレームに脚部として一体化することで、くくり罠を軽量コンパクト化している。別の言い方をすれば、脚部を設けることで、枠体やリングと呼ばれる部品を使用することを不要とした。このように、一体化(不要化)、軽量コンパクト化することで、持ち運びをより容易にすることができる。さらに、踏板を3分割する先行技術(非特許文献1)の場合、動物が踏み込む位置によっては、くくり罠が作動しにくいことが考えられるが、本発明では、そのような恐れはなく、動物の捕獲効果は従来品(例えば、非特許文献1第16頁左上の写真)同様に維持できる。また、枠体やリングと呼ばれる部品が不要になるので、部品の数が少なくなり、製造コストを削減することができる。
【0023】
(4)ロープ輪
くくり罠を設置するときに、ロープ保持フレーム2に巻くロープ輪1は、縮径する方向に付勢されている。例えば、ロープ輪は、ロープ一方の末端を輪っかとして、これに他方の末端を通して作成し、バネを使って、ロープ輪を縮径方向に付勢する。
バネを使って縮径方向に付勢する方法は、例えば、押しバネやねじりバネで輪っかを押す方法(図1、押しバネ5を圧縮しセットすることで付勢できる)、引きバネでロープの他方の末端を引っ張る方法がある。
使用するロープは繊維ロープでもワイヤーロープでもよいが、獲物が暴れても破断する可能性が低いように、ワイヤーロープを用いたほうがより好ましい。
また、圧縮したバネを収容するスプリングガード8、より戻し、絞り金具、締め付け防止金具等、くくり罠用のロープに付随する各種部品を、適宜ロープ輪に取り付けてもよい。スプリングガードは、罠にかかった獲物が暴れた場合に破損することがあるが、複数に切断して、関節をつくると、破損しにくくなる。この場合、押しバネを縮める際に、関節が曲がってやりにくいので、関節を覆うことのできる、径がより大きくスプリングガード上を移動できるパイプを設けると好ましい。押しばねを縮める際は、関節を覆うようにこのパイプを移動させると、関節が曲がることなく、押しバネを圧縮しつつスプリングガードに収容することができる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明のくくり罠は、軽量コンパクトで持ち運びが容易なので、よりくくり罠の普及を促進し、罠製造の産業分野に有用である。
【符号の説明】
【0025】
1 踏板
2 ロープ保持フレーム
3 ロープ輪
4 脚部
5 押しバネ
6 脚部の穴
7 溝
8 スプリングガード

図1
図2
図3
図4
図5
図6