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  • 特開-識別システム装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022178419
(43)【公開日】2022-12-02
(54)【発明の名称】識別システム装置
(51)【国際特許分類】
   G10L 17/00 20130101AFI20221125BHJP
【FI】
G10L17/00 200B
G10L17/00 200D
G10L17/00 400
G10L17/00 200C
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021085208
(22)【出願日】2021-05-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】521072515
【氏名又は名称】森 力
(74)【代理人】
【識別番号】110002022
【氏名又は名称】弁理士法人コスモ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森 力
(57)【要約】
【課題】事前にテキストデータを読み上げて登録する必要がなく、簡便に利用できると共にセキュリティも向上させた識別システム装置を提供する。
【解決手段】識別システム装置10は、音源又は音の周波数を含む音情報に基づいて複数の識別要素を生成する識別要素処理部210と、音情報に基づいてIDを生成するID化処理部220と、IDと複数の識別要素を紐付けて、識別情報を生成する情報生成処理部230と、識別情報を記憶する記憶部110と、記憶部110に記憶された識別情報と、新たに生成された複数の識別要素とを比較して、両者が同一の前記音源であるか否かを判定する判定部240と、を有し、ID化処理部220は、同一の音源であると判定した場合には、記憶部110に記憶された識別情報のIDに関連した新たなIDを生成する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
音源の周波数又は前記音源から発する音の周波数を含む音情報に基づいて複数の識別要素を生成する識別要素処理部と、
前記音情報に基づいてIDを生成するID化処理部と、
前記IDと複数の前記識別要素を紐付けて、識別情報を生成する情報生成処理部と、
前記識別情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記識別情報と、前記識別要素処理部により新たに生成された複数の前記識別要素とを比較して、両者が同一の前記音源からの前記音情報であるか否かを判定する判定部と、
を有し、
前記ID化処理部は、前記判定部における判定が同一の前記音源からの前記音情報であると判定した場合には、同一の前記音源と判定した前記記憶部に記憶された前記識別情報の前記IDに関連した新たな前記IDを生成し、
前記情報生成処理部は、前記新たな前記IDと、前記新たに生成された複数の前記識別要素とを紐づけて、新たな前記識別情報を生成する、
ことを特徴とする識別システム装置。
【請求項2】
前記ID化処理部は、前記音情報に係る前記音源又は前記音源から発する前記音の周波数に基づいて前記IDを生成することを特徴とする請求項1に記載の識別システム装置。
【請求項3】
複数の前記識別要素には、前記音情報に基づいて生成するものの他、知識要素、所有要素又は生体要素からなる識別要素を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の識別システム装置。
【請求項4】
前記識別情報は、トランザクションにより実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の識別システム装置。
【請求項5】
前記情報生成処理部は、前記トランザクションを含む前記識別情報をブロックチェーンの形態で前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項4に記載の識別システム装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、音源の周波数又は前記音源から発せられる音の周波数からなる音情報を用いた識別システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、音源の情報や、音源から発せられる音の情報に基づいて識別を行う識別システム装置が提供されている。例えば、特許文献1に開示される話者識別装置は、登録音声に対応するテキストデータを抽出する音声認識手段と、抽出テキストデータと登録したテキストデータとの間の類似度を示すスコアを登録話者毎に算出する登録音声評価手段と、登録音声評価手段の評価に応じて登録音声の特徴量を話者識別辞書に登録する辞書登録手段とを備えている。話者の識別は、この特徴量を照合して行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6394709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の識別システム装置では、事前に設定されたテキストデータを登録話者が読み上げる必要があり、登録作業が煩雑であることがある。そして、セキュリティを向上させるためには、設定されたテキストデータの読み上げを複数回行う場合もある。
【0005】
本発明は、事前にテキストデータを読み上げて登録する必要がなく、簡便に利用できると共にセキュリティも向上させた識別システム装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る識別システム装置は、音源の周波数又は前記音源から発する音の周波数を含む音情報に基づいて複数の識別要素を生成する識別要素処理部と、前記音情報に基づいてIDを生成するID化処理部と、前記IDと複数の前記識別要素を紐付けて、識別情報を生成する情報生成処理部と、前記識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記識別情報と、前記識別要素処理部により新たに生成された複数の前記識別要素とを比較して、両者が同一の前記音源からの前記音情報であるか否かを判定する判定部と、を有し、前記ID化処理部は、前記判定部における判定が同一の前記音源からの前記音情報であると判定した場合には、同一の前記音源と判定した前記記憶部に記憶された前記識別情報の前記IDに関連した新たな前記IDを生成し、前記情報生成処理部は、前記新たな前記IDと、前記新たに生成された複数の前記識別要素とを紐づけて、新たな前記識別情報を生成する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、事前にテキストデータを読み上げて登録する必要がなく、簡便に利用できると共にセキュリティも向上させた識別システム装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る識別システム装置の構成を示す機能ブロック図である。
図2】本発明の実施形態に係る識別システム装置のID化処理部の処理を示すフロー図である。
図3】本発明の実施形態に係る識別システム装置の情報生成処理部が行うトランザクションの構成を示す説明図である。
図4】本発明の実施形態に係る識別システム装置の情報生成処理部が認識情報をブロックチェーンの形態で保存する状態を示す説明図である。
図5】本発明の実施形態に係る識別システム装置の処理を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、識別システム装置10の構成を示すブロック図である。識別システム装置10は、制御部200、識別要素処理部210、ID化処理部220、情報生成処理部230、判定部240及び記憶部110を有する。記憶部110は、システムバスSBを介して制御部200や識別要素処理部210、ID化処理部220、情報生成処理部230、判定部240と接続されている。記憶部110は、例えば、SSD(Solid State Drive)やSRAM(Static Random Access Memory)で構成される。記憶部110には、制御プログラム(プログラム)や、情報生成処理部230で生成した複数の識別情報が記憶される。
【0010】
制御部200、識別要素処理部210、ID化処理部220、情報生成処理部230、判定部240は、記憶部110に記憶される制御プログラムが実行されることによりCPU(又はプロセッサともいい、コンピュータともいう。)が機能する機能ブロックである。
【0011】
制御部200は、システムバスSBを介して、表示部130、操作部140、通信部150、音声入力部160、センサ機器入力部170と接続し、各部を制御する。表示部130は、例えばディスプレイにより構成される。操作部140は、例えばキーボードにより構成される。通信部150は、例えばネットワークインタフェースコントローラ(NIC)であり、通信データをサーバ等に送信することができる。音声入力部160は、例えばマイクにより構成される。センサ機器入力部170は、例えば圧力センサや振動センサ等の各種センサと接続し、これらの各種センサからの信号が入力される。
【0012】
識別要素処理部210は、音源の情報又は該音源から発する音の情報を含む音情報に基づいて複数の識別要素を生成する。音源は、人の場合には声を発する声帯(喉)となる。音源の所有は、人に限られず、動物や魚等の他の生物であってもよい。
【0013】
識別要素処理部210により生成される複数の識別要素は、例えば、以下に示す識別要素A~Dが挙げられる。

識別要素A;音源が発する音の音素がどのような周波数特性を持っているか表したものであって、隠れマルコフモデルを用いて形成される音響モデルとすることができる。音は、音声入力部160から入力される。音源の振動を用いる場合には、人(動物)の声帯の振動を検出する振動検出器からの信号がセンサ機器入力部170を介して入力される。
識別要素B;イントネーションやアクセントを分析し、モデル化する。イントネーションやアクセントの要素に、脳活動信号を対応させることもできる。イントネーションやアクセントは、音声入力部160から入力された音から分析する。脳活動信号は、人(動物)に取り付けられた脳波取得機器からセンサ機器入力部170を介して入力される。
識別要素C;発音に影響する身体的特徴の要素モデル。例えば、発音の際に吐く息の強さや骨格の振動が挙げられる。人(動物)に取り付けられた圧力センサ(吐く息の強さの検出)や振動センサ(骨格の振動を検出)からの信号が、センサ機器入力部170を介して入力される。識別要素Bと同様に、脳活動信号を加味することもできる。
識別要素D;知識要素(例えば暗証番号)、所有要素(例えばカードキー)、生体要素(例えば指紋認証)を含む、音情報に基づいて生成する識別要素(識別要素A~C)以外の識別要素。
【0014】
ID化処理部220は、音情報に基づいてIDを生成する。例えば、音の周波数を波長に変換し、所定時刻における波長を用いて所定桁数のIDを生成することができる。音源を用いる場合には、音源の振動から縦波の波長と横波の波長を算出し、それらを複数回乗ずることでIDを生成することができる。生成されるIDは、初期値として300億桁以上を有するIDとすることができる。
【0015】
図2のフロー図は、ID化処理部220における動作の一例である。先ず、ステップS11で、入力音情報の変換処理が行われる。具体的には、音情報が音声である場合には、当該音声の周波数が抽出され、波長に変換される。音源の振動である場合には、縦波と横波の波長が算出されて処理される。次に、ステップS12で、ステップS11で処理され生成された波長を電波化する。そして、ステップS13で、ステップS12で電波化された波長からIDが生成される。
【0016】
なお、ステップS12で生成した電波を通信部150により他の装置に送信して、当該他の装置によりステップS13の処理を行うこともできる。
【0017】
また、ID化処理部220は、既に記憶部110に記憶された識別情報20のIDに関連付けて新たなIDを生成する既存IDへの付加の処理を行うことができる。既存IDへの付加は、新たに入力された音情報から生成した新たなIDを既存IDに付加することで桁数が追加され、既存IDに関連した新たなIDを生成することができる。この新たなIDは、1000億桁以上とすることができる。
【0018】
情報生成処理部230は、ID化処理部220により生成されたIDと、識別要素処理部210により音情報に基づいて生成された識別要素A~Cや識別要素Dを紐付けて、図3に示す識別情報20を生成する。この識別情報20は、トランザクションにより実行される。例えば、トランザクションTPは、ID化処理部220により生成されたIDと、識別要素処理部210により生成された識別要素A~Dを含む情報である。
【0019】
情報生成処理部230は、図4に示すように、トランザクションを含む識別情報20をブロックチェーンの形態で記憶部110に記憶する。ブロックチェーン30の各ブロックは、トランザクションTPnと、ハッシュ値Hnとを含む。
【0020】
判定部240は、記憶部110に記憶された識別情報20における識別要素A~Dと、識別要素処理部210により新たに生成された複数の識別要素A~Dとを比較して両者が同一の音源からの音情報であるか否かを判定する。識別システム装置10に音情報が新たに入力されると、識別要素処理部210により、新たに複数の識別要素A~Dが生成される。音源が同一か否かの判定は、例えば、新たに生成された複数の識別要素A~Dと、記憶部110に記憶された識別情報20の識別要素A~Dとを比較して、類似する度合いが高い場合には、両者が同一の音源からの音情報(人であれば同一人物)であると判定する。
【0021】
判定部240による判定は、比較する識別要素A~Dが同一である場合だけではなく、類似する範囲にも及ぶ。例えば、判定部240により、両者の類似度を算出して、所定の閾値以上の場合には同一の音源であると判定することができる。従って、例えば人であれば、経時的な変化(声変わり等)や外的要因による音声の変化(手術等により骨格や声帯の形態が変化した場合)が生じても、同一人物であると判定することができる。
【0022】
このように形成される識別システム装置10は、携帯情報端末(スマートフォン)やタブレットPCを含むPC(Personal Computer)で構成することができる。また、識別システム装置10は、1台の携帯情報端末(スマートフォン)やPCだけでなく、識別システム装置10の構成を複数の危機に分散してネットワークで接続して形成することもできる。識別システム装置10は、図5に示すフロー図に従って動作する。
【0023】
先ず、ステップS21で、音源の周波数又は前記音源から発する音の周波数を含む音の情報が入力される。具体的には、例えば、音源から発する音の周波数としての人や動物が発音した音声の場合には、音声入力部160を介して識別システム装置10に入力される。音源の周波数としての音源の周波数の場合には、音源に取り付けられた振動センサにより検出した振動がセンサ機器入力部170を介して振動数としての周波数とされて識別システム装置10に入力される。
【0024】
次に、ステップS22で、識別要素処理部210により、入力された音情報に基づいて複数の識別要素A~Cが生成される。識別要素D(音情報に基づいて生成する識別要素A~C以外の識別要素)については、他の入力手段による入力があった場合に生成される。
【0025】
次に、ステップS23で、判定部240により、既に記憶部110に記憶されている識別情報20の各識別要素A~Cと、音声入力部160又はセンサ機器入力部170から音情報が入力されて新たに生成された識別要素A~Cとを比較して、同一の音源からの音情報であるか否かを判定する。音情報以外の識別要素である識別要素Dが入力された場合には、判定部240により、既に記憶部110に記憶されている識別情報20の識別要素Dと、新たに入力され生成された識別要素Dとが比較され、当該判定に係る判断材料とされる。
【0026】
判定部240における判定が同一の音源からの音情報ではない、すなわち、人であれば別人物であると判定した場合には、ステップS26に進み、ID化処理部220により新規のIDが生成される。そして、ステップS25で、情報生成処理部230により、生成された新規のIDと、新たに生成された識別要素A~Dとを紐付けて、識別情報20を生成し、記憶部110に記憶する。
【0027】
なお、記憶部110に識別情報20が保存されていない初期状態においては、実質的に、ステップS23の処理を実行せずにステップS26及びステップS25の処理が実行される。
【0028】
判定部240における判定が同一の音源からの音情報であると判定した場合には、ステップS24に進み、ID化処理部220により、既存のIDへの付加の処理、つまり、同一の音源と判定した識別情報20のIDに関連した新たなIDを生成する。例えば、同一の音源と判定した識別情報20のIDの桁数に、桁数を追加して新たなIDを生成することができる。これにより、同一の音源と判定される複数のIDが紐付けられる。
【0029】
そして、ステップS25に進み、情報生成処理部230は、新たに生成されたIDと、新たに生成された識別要素A~Dとを紐付けて、新たな識別情報20を生成して、記憶部110に記憶する。
【0030】
このようにして、識別システム装置10において、音情報が同一か否かを判定し、同一の人物(生物)であるか否かを認識することができる。識別システム装置10では、事前にテキストデータを読み上げて登録する必要がなく、簡便に利用できると共にセキュリティも向上させることができる。
【0031】
識別システム装置10は、種々の機器を組み合わせて用いることができる。例えば、識別システム装置10は、接客システム装置と組み合わせて使用することができる。当該接客システム装置は、ユーザが過去に購入した商品等のデータから、ユーザが現在において求める最適な商品を提案するシステムである。
【0032】
例えば、店舗の従業員は、識別システム装置10を備えるスマートフォンから顧客であるユーザの音声を入力するだけで、当該ユーザのIDに紐付けられた過去に購入した商品や所望していた商品、趣味、趣向のデータを抽出し、当該データと現時点で当該ユーザが新たに求める商品の情報を分析することで、現時点でユーザが求める商品を提案することができる。
【0033】
また、識別システム装置10は、人以外の動物に対しても用いることができる。この場合、音源が発する音には、超音波も含めることができる。従って、牧場における畜産動物の管理や、水族館や動物園等における飼育動物(生物)の管理にも応用することができる。
【0034】
また、特定のテキストの読み上げが必要ないので、言語に依存することも無く、また、文字が読めない人や盲目の人、アルツハイマー患者に対しても応用することができる。従って、識別システム装置10は、各種学校や介護施設等においても使用することができる。例えば、盲目の人の場合には、他のシステムと組み合わせることで、誰が話しているのか理解することができる。
【0035】
また、識別システム装置10は、行政等が導入している公的な個人番号ともリンクさせることができる。これにより、税金の支払いや社会保険等の支払いや給付金の受領等にも応用することができる。
【0036】
また、識別システム装置10を音声の文字化システムや翻訳システムと組み合わせることもできる。
【0037】
識別システム装置10では、ID及びIDに紐付けられた複数の認証要素により判定が行われるので、個人情報(例えば、性別、年齢、居住地やその他の個人情報)の入力が必要なく、セキュリティが高い。そして、ID及びIDに紐付けられた複数の認証要素が認証情報としてトランザクションとして保存されるので堅牢なシステムを構築することができると共に、当該認証情報がブロックチェーンの形態で保存されるので、さらに高度なセキュリティを有する。また、声変わりや加齢による声質の変化や整形手術が行われていても本人認証が可能であるので、簡便かつセキュリティの高いシステムとすることができる。
【符号の説明】
【0038】
10 識別システム装置 20 識別情報
30 ブロックチェーン 110 記憶部
130 表示部 140 操作部
150 通信部 160 音声入力部
170 センサ機器入力部 200 制御部
210 識別要素処理部 220 ID化処理部
230 情報生成処理部 240 判定部
SB システムバス
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2022-04-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項3】
複数の前記識別要素には、前記音情報に基づいて生成するものの他、暗証番号としての知識要素、カードキーとしての所有要素又は生体要素からなる識別要素を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の識別システム装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項4】
前記識別情報は、トランザクションとして保存されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の識別システム装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項5】
前記情報生成処理部は、前記トランザクションとしての前記識別情報をブロックチェーンの形態で前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項4に記載の識別システム装置。