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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022017854
(43)【公開日】2022-01-26
(54)【発明の名称】講義出席登録システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20120101AFI20220119BHJP
   G06Q 50/20 20120101ALI20220119BHJP
【FI】
G06Q10/06
G06Q50/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020120661
(22)【出願日】2020-07-14
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和元年7月26日に開催された第51回日本医学教育学大会において、京都府立京都学・歴採館/稲盛記念会館1階101講義室で実施された学会発表
(71)【出願人】
【識別番号】505246789
【氏名又は名称】学校法人自治医科大学
(71)【出願人】
【識別番号】501293666
【氏名又は名称】株式会社ダナフォーム
(74)【上記1名の代理人】
【識別番号】110000109
【氏名又は名称】特許業務法人特許事務所サイクス
(72)【発明者】
【氏名】淺田 義和
(72)【発明者】
【氏名】前田 佳孝
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 義彦
(72)【発明者】
【氏名】川平 洋
(72)【発明者】
【氏名】尾形 宗男
(72)【発明者】
【氏名】石山 浩
(72)【発明者】
【氏名】竹上 雄治郎
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA10
5L049CC34
(57)【要約】
【課題】 本発明は、複雑な情報処理を実行することなく講義の出席登録を行えることに加え、代返出席申請を適正に判定し、代返行為を有効に防止できる講義出席登録システムの提供を目的とする。
【解決手段】 本発明は、受講者の携帯端末と、携帯端末と通信可能に接続される管理サーバとを備え、携帯端末は、講義が実施される室内に表示された、講義識別情報を含む二次元コードを撮影し、撮影された前記二次元コードから前記講義識別情報を抽出し、講義時間内に案内される代返防止用情報の入力を受け付け、二次元コードから抽出された講義識別情報及び受講者の識別情報を含む出席申請情報と、代返防止用情報を管理サーバに送信し、管理サーバは、携帯端末から受信した出席申請情報と、代返防止用情報に基づき、受講者が講義に出席していることを登録する講義出席登録システムに関する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
受講者の携帯端末と、前記携帯端末と通信可能に接続される管理サーバとを備える講義出席登録システムであって、
前記携帯端末は、
講義が実施される室内に表示された、講義識別情報を含む二次元コードを撮影し、撮影された前記二次元コードから前記講義識別情報を抽出する手段と、
前記二次元コードから抽出された前記講義識別情報及び前記受講者の識別情報を含む出席申請情報を管理サーバに送信する手段とを備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記出席申請情報を受信する手段と、
受信した前記出席申請情報に基づき、前記受講者が講義に出席していることを登録する手段とを備える講義出席登録システム。
【請求項2】
前記携帯端末は、
講義時間内に案内される代返防止用情報の入力を受け付ける手段と、
前記携帯端末に入力された前記代返防止用情報を前記管理サーバに送信する手段とを更に備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記代返防止用情報を受信する手段を更に備え、
前記代返防止用情報を受信した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録する請求項1に記載の講義出席登録システム。
【請求項3】
前記サーバは、前記代返防止用情報と、前記管理サーバに記憶されている代返防止用情報とを比較する手段を更に備え、
前記携帯端末から受信した代返防止用情報と、前記管理サーバに記憶されている代返防止用情報とが一致した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録する請求項2に記載の講義出席登録システム。
【請求項4】
前記携帯端末は、
講義時間中のいずれかの時点で提示される、前記講義の簡易テスト、省察、及びアンケートの少なくとも1つに関する回答情報の入力を受け付ける手段と、
前記携帯端末に入力された前記回答情報を前記管理サーバに送信する手段とを更に備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記回答情報を受信する手段を更に備え、
前記回答情報を受信した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録する請求項1から3のいずれか一項に記載の講義出席登録システム。
【請求項5】
前記携帯端末は、
GPS機能を有すると共に、前記GPS機能によって前記受講者の位置情報を特定する手段と、
特定された位置情報を、前記出席申請情報と共に管理サーバに送信する手段とを更に備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記位置情報を受信する手段を更に備え、
前記位置情報を受信した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録する請求項1から4のいずれか一項に記載の講義出席登録システム。
【請求項6】
前記サーバは、
前記位置情報と、前記管理サーバに予め記憶されている講義が行われる位置情報とを比較する手段を更に備え、
前記位置情報と、前記管理サーバに予め記憶されている講義が行われる位置情報とが一致した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録する請求項5に記載の講義出席登録システム。
【請求項7】
前記講義は、臨床実習、看護実習、及び介護実習の少なくとも1つであり、
前記二次元コードは、これらの実習に使用される実技訓練シミュレータに表示される請求項1から6のいずれか一項に記載の講義出席登録システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、講義出席登録システムに関する。
【背景技術】
【0002】
大学や専門学校等の教育機関で実施される授業、並びに各種セミナー等の研修など(以下、授業、研修等を「講義」と言う。)の受講者(授業履修者を含む)の出席確認方法として、例えば、教員等の講義者によって受講者の氏名を点呼する方法、自身の出席状況を記入した出席カードを受講者に提出させる方法、講義室出入口付近に取り付けられる読取装置を介して受講者のICカードに記憶される識別情報を読み取り、受講者の出席を管理コンピュータに登録する方法などが、従来から実施されている。
【0003】
ところで、点呼によって出席を確認する場合、講義時間中、全受講者の氏名を順番に読み上げ、各受講者の出席状況を逐次確認しなければならない。そのため、全受講者の氏名を全て読み上げ、各受講者の出席の有無を記録するための時間が相応に掛かる結果、その時間分だけ講義の時間が短縮される。
【0004】
また、出席カードを受講者に提出させる場合、収集した出席カードから各受講者の出席を確認する作業が講義後に生じ、講義者を含む講義運営者の業務負担が増える。それに加え、提出された出席カードが受講者本人によって記入されたものか否か正確に確認できない。そのため、本人以外の者が記入した出席カードによって、その受講者本人の出席が登録される事態(所謂、代返)を防止することが難しい。
【0005】
更に、受講者のICカードから識別情報を読み出し出席を登録する場合、例えば、全ての講義室近傍に識別情報の読取装置を設置しなければならない。その結果、設備コストが大幅に増える。また、各講義室に設置される読取装置は、多くても数個程度である。そのため、受講者のICカードを読取装置に1つかざすと、他の受講者のICカードをその読取装置にかざせなくなる結果、来室の集中が予想される講義開始直前などの時間帯に、出席登録を待つ受講者の列が読取装置の前にできる事態が生じ得る。この場合、受講者によっては、講義開始前に講義室前に到着したにも関わらず、講義開始後でなければ入室できない事態が生じ得る。
【0006】
そこで、前述した従来の出席確認(登録)方法の課題を解決するため、例えば下記特許文献1に開示の技術が提案されている。特許文献1に開示の技術は、管理コンピュータで作成し表示する改竄防止手段が取り入れられたQRコード(登録商標)を、受講者側の携帯電話のカメラで読み込むだけで、出欠、参加、出退勤又は診察申込み受付の情報を通知する電子メールが携帯電話で自動作成され、当該電子メールを管理コンピュータへ送信すれば出欠、参加、出退勤又は診察申込み受付の登録がなされるコンピュータシステムに関する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010-170494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示の技術は、管理コンピュータでのQRコード(登録商標)などのマトリックス型二次元コードの改竄防止手段を実現するため、受講者の携帯電話で読み取らせるための所定のハッシュ値を含むマトリックス型二次元コードを作成すると共に、携帯電話から受信した電子メールに含まれるテキストデータにパスワード用文字列(数字列)を加えて検証用のハッシュ値を作成し、作成された検証用のハッシュ値と、携帯電話からの電子メールに含まれる先に作成されたハッシュ値とを比較し、ハッシュ値の正誤又は適否を判断するという複雑な処理を実行しなければならない。
【0009】
また、特許文献1に開示の技術において、管理コンピュータは、プロジェクタに対して、単位時間毎に異なるマトリックス型二次元コードを順次出力する手段を備え、多くの受講者の携帯電話から同一文面の電子メールが届いた場合に、それらを代返出席申請と判定する。しかしながら、この場合、管理コンピュータは、随時マトリックス型二次元コードを作成しなければならず、管理コンピュータに過大な処理負担が生じる。更に、実際に講義に出席している受講者の携帯電話から同一文面の電子メールを受信した場合であっても、それらが代返出席申請と判定されてしまう。そのため、特許文献1に開示の技術の場合、代返出席申請が正確に判定されているか否か、懸念が生じる。
【0010】
更に、特許文献1に開示の技術において、教場内でのマトリックス型二次元コードの表示時間から著しく遅れて受信した電子メールによる出席申請が代返出席申請と判断される。しかしながら、実際に講義に出席している受講者によっては、何らかの理由で、マトリックス型二次元コードの撮影、電子メールの送信を連続的に行うことができない事態も生じ得る。そのため、特許文献1に開示の技術の場合、このような出席申請に対しても代返出席申請と判定されてしまうことから、代返出席申請の正確な判定が担保されていない可能性がある。
【0011】
前記課題に鑑み、本発明は、複雑な情報処理を実行することなく講義の出席登録を行えることに加え、代返出席申請を適正に判定し、代返行為を有効に防止できる講義出席登録システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記課題を解決するための本発明に係る講義出席登録システムは、
受講者の携帯端末と、前記携帯端末と通信可能に接続される管理サーバとを備え、
前記携帯端末は、
講義が実施される室内に表示された、講義識別情報を含む二次元コードを撮影し、撮影された前記二次元コードから前記講義識別情報を抽出する手段と、
前記二次元コードから抽出された前記講義識別情報及び前記受講者の識別情報を含む出席申請情報を管理サーバに送信する手段と、
を備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記出席申請情報を受信する手段と、
受信した前記出席申請情報に基づき、前記受講者が講義に出席していることを登録する手段とを備える。
【0013】
また、本発明に係る講義出席登録システムにおいて、
前記携帯端末は、
講義時間内に案内される代返防止用情報の入力を受け付ける手段と、
前記携帯端末に入力された前記代返防止用情報を前記管理サーバに送信する手段とを更に備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記代返防止用情報を受信する手段
を更に備え、
前記携帯端末から前記代返防止用情報を受信した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録することが好ましい。
【0014】
また、本発明に係る講義出席登録システムにおいて、
前記管理サーバは、
前記代返防止用情報と、前記管理サーバに記憶されている代返防止用情報とを比較する手段を更に備え、
前記携帯端末から受信した代返防止用情報と、前記管理サーバに予め記憶されている代返防止用情報とが一致した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録することが好ましい。
【0015】
また、本発明に係る講義出席登録システムにおいて、
前記携帯端末は、
講義時間中のいずれかの時点で提示される、前記講義の簡易テスト、省察、及びアンケートの少なくとも1つに関する回答情報の入力を受け付ける手段と、
前記携帯端末に入力された前記回答情報を前記管理サーバに送信する手段とを更に備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記回答情報を受信する手段とを更に備え、
前記回答情報を受信した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録することが好ましい。
【0016】
また、本発明に係る講義出席登録システムにおいて、
前記携帯端末は、
GPS機能を有すると共に、前記GPS機能によって前記受講者の位置情報を特定する手段と、
特定された位置情報を、前記出席申請情報と共に管理サーバに送信する手段と、
を更に備え、
前記管理サーバは、
前記携帯端末から前記位置情報を受信する手段を更に備え、
前記位置情報を受信した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録することが好ましい。
【0017】
また、本発明に係る講義出席登録システムにおいて、
前記管理サーバは、
前記位置情報と、前記管理サーバに予め記憶されている講義が行われる位置情報とを比較する手段を更に備え、
前記位置情報と、前記管理サーバに予め記憶されている講義が行われる位置情報とが一致した場合に、前記受講者が前記講義に出席していることを登録することが好ましい。
【0018】
更に、本発明に係る講義出席登録システムにおいて、
前記講義は、臨床実習、看護実習、及び介護実習の少なくとも1つであり、
前記二次元コードは、これらの実習に使用される実技訓練シミュレータに表示されることが好ましい。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、複雑な情報処理を実行することなく講義の出席登録を行えることに加え、代返出席申請を適正に判定し、代返行為を有効に防止できる講義出席登録システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本実施形態に係る講義出席登録システムの構成概略図。
図2】本実施形態における携帯端末の機能ブロック図(a)及び管理サーバの機能ブロック図(b)。
図3】講義出席登録システムの利用登録処理(a)、二次元コードの撮影処理(b)、講義識別情報及び代返防止用情報の送信処理(c)を説明するための携帯端末の表示画面例を示す図。
図4】講義の簡易テスト、省察、及びアンケート等に関する回答情報の入力を受け付ける処理を説明するための携帯端末の表示画面例を示す図。
図5】講義識別情報の入力を受け付け、入力された講義識別情報に基づく二次元コードの生成処理を説明するための管理サーバの表示画面例を示す図。
図6】本実施形態に係る講義出席登録システムの座学講義での使用例を示す図。
図7】本実施形態に係る講義出席登録システムの臨床実習での使用例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
【0022】
初めに、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係る講義出席登録システム1の全体概略について説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る講義出席登録システム1の構成概略図である。また、図2は、本実施形態における携帯端末10及び管理サーバ20の機能ブロック図である。
【0023】
図1に示されるように、本実施形態に係る講義出席登録システム1は、講義を受講する受講者が保持する携帯端末10(例えば、スマートフォン、タブレット端末等)、講義運営者(例えば、大学や専門学校等の教育機関、又はセミナー等の研修会運営事業者など)によって使用される管理サーバ20を備える。また、携帯端末10と管理サーバ20とは、通信回線30を介して相互に通信可能に接続される。更に、管理サーバ20は、講義運営者によって管理されるコンピュータであってもよいし、データセンタ等に設置される所謂クラウドコンピュータであってもよい。管理サーバ20がクラウドコンピュータの場合、管理サーバ20は、図示されないが、講義運営者が使用する管理者端末と通信回線30を介して相互に通信可能に接続される。
【0024】
更に、講義出席登録システム1において、管理サーバ20は、講義を担当する講義者によって操作される講義者端末40(例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等)とも通信回線30を介して接続される。また、本実施形態における講義者端末40は、後述する二次元コードを投影するためのプロジェクタ50と通信可能に接続される。講義者端末40及びプロジェクタ50は、講義が実施される室内60に設置される。
【0025】
更に、管理サーバ20は、受講者の保護者等が保持する端末70(例えば、保護者等の保持するスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末など)とも通信回線30を介して接続されてもよい。管理サーバ20には、各受講者の出席履歴等の情報が記憶されており、保護者等の端末70が、管理サーバ20にアクセスすることで、受講者(保護者等の子供など)の出席履歴等の情報を閲覧することができる。
【0026】
このような構成の講義出席登録システム1において、携帯端末10は、演算部(例えば、CPU等のプロセッサ)、記憶部(例えば、ROMやRAM等のメインメモリ、HDDやSSD等のストレージ)、通信インターフェイス部等を備える。また、携帯端末10は、少なくとも静止画像を撮影可能なカメラ機能、携帯端末10(受講者)の位置情報を特定するGPS機能を備える。携帯端末10の演算部は、通信インターフェイス部を介して入力される各種信号から、記憶部に格納されたプログラムやデータに基づき所定の演算を行う。
【0027】
また、携帯端末10に格納されたプログラムやデータに基づく演算によって、本実施形態における携帯端末10は、図2(a)に示されるように、室内60に表示される二次元コードを撮影し、撮影された二次元コードに含まる講義識別情報(例えば、講義名、講義担当者氏名、講義コード番号等の情報)を抽出する手段11、講義識別情報及び受講者の識別情報を含む出席申請情報を管理サーバ20に送信する手段12として機能する。
【0028】
なお、本実施形態における二次元コードとして、図1に示されるようなQRコード(登録商標)100が用いられる。ただし、二次元コードの種類は、これに限られるものではなく、例えば、DataMatrix(登録商標)、VeriCode(登録商標)等の他の規格の二次元コードであってもよい。図1では、QRコード(登録商標)100は、講義者端末40と接続するプロジェクタ50を介し講義が実施される室内60に設置されるスクリーンや壁面等に投影された一実施形態を示しているが、QRコード(登録商標)100は、プロジェクタ50を介さずに、室内60に設置された大型ディスプレイに表示してもよく、また、講義者が講義用に配布する教材の印刷物に印刷したものであってもよい。
【0029】
更に、携帯端末10に格納されたプログラムやデータに基づく演算によって、携帯端末10は、講義時間内に案内される代返防止用情報の入力を受け付ける手段13、代返防止用情報を管理サーバに送信する手段14、講義の簡易テスト、省察、及びアンケートの少なくとも1つに関する回答情報の入力を受け付ける手段15、入力された回答情報を管理サーバ20に送信する手段16、GPS機能によって受講者の位置情報を特定する手段17、特定された位置情報を管理サーバに送信する手段18を備え、前記出席申請情報送信手段12と共に管理サーバ20に送信する手段として機能することが好ましい。
【0030】
携帯端末10は、代返防止用情報を送信する手段14、回答情報を管理サーバ20に送信する手段16、特定された位置情報を送信する手段18を、個別にそれぞれ機能するようにしてもよい。また、携帯端末10は、代返防止用情報、回答情報、位置情報のずれか一つの情報と、前記出席申請情報とを合わせて、一つの送信手段により管理サーバ20に送信してもよく、または、代返防止用情報、回答情報、位置情報のいずれか二つを組み合わせた情報と、前記出席申請情報とを合わせて、一つの送信手段により管理サーバ20に送信してもよく、さらには、代返防止用情報、回答情報、位置情報の全ての情報と、前記出席申請情報とを合わせて、一つの送信手段により管理サーバ20に送信してもよい。
【0031】
また、端末10は、先に、前記講義識別情報(例えば、講義名、講義担当者氏名、講義コード番号等の情報)及び受講者の識別情報を含む出席申請情報を出席申請情報の送信手段12により管理サーバ20に送信し、その後に、次のいずれかの情報を管理サーバ20に送信するようにしてもよい。まず、代返用防止情報、回答情報、位置情報のうちのいずれかの情報を、これに対応する代返防止用情報の送信手段14、回答情報の送信手段16、位置情報の送信手段18のいずれか一つの手段により管理サーバに送信してもよく、または、代返防止用情報、回答情報、位置情報のうちのいずれか二つを組み合わせた情報を、これらの情報に対応する送信手段により管理サーバ20に送信してもよく、さらには、代返防止用情報、回答情報、位置情報の全ての情報を、代返防止用情報の送信手段14、回答情報の送信手段16、位置情報の送信手段18により管理サーバ20に送信するようにしてもよい。
【0032】
次に、管理サーバ20は、演算部(例えば、CPU等のプロセッサ)、記憶部(例えば、ROMやRAM等のメインメモリ、HDDやSSD等のストレージ)、通信インターフェイス部等を備える。管理サーバ20の演算部は、通信インターフェイス部を介して入力される各種信号から、記憶部24に格納されたプログラムやデータに基づき所定の演算を行う。
【0033】
管理サーバ20に格納されたプログラムやデータに基づく演算によって、本実施形態における管理サーバ20は、図2(b)に示されるように、携帯端末10と通信回線30を介して情報を送受信する手段21、講義者端末40と通信回線30を介して情報を送受信する手段22、講義で使用される代返防止用情報や講義が行われる位置情報等を記憶する記憶部24、携帯端末10から受信した情報に基づき、受講者の講義出席を登録し、あるいは、携帯端末10から受信した情報と、記憶部24に記憶された情報とを比較して、受講者の講義出席を登録する手段23として機能する。また、図2(b)には図示しないが、本実施形態における管理サーバ20は、保護者等の端末70と通信回線30を介して情報を送受信する手段を備えるようにしてもよい。
【0034】
特に限定されるものではないが、本実施形態において、講義で使用される代返防止用情報や講義が行われる位置情報等は、予め講義識別情報に関連付けられて管理サーバ20の記憶部24に記憶される。この場合、管理サーバ20によって、携帯端末10から受信した出席申請情報に含まれる講義識別情報から、これに関連付けて記憶された講義の代返防止用情報を特定し、特定された代返防止用情報と携帯端末10から受診した代返防止用情報とが一致するか否かを照合してもよい。管理サーバ20は、照合の結果、記憶部24に記憶された代返防止用情報と、携帯端末10から受診した代返防止用情報とが一致する場合、受講者が講義に出席していると判定し、その判定結果を記憶部24に登録する。代返防止用情報は、番号だけでもよく、番号と文字との組み合わせであってもよく、講義者から受講者に伝えられる単語や一定の文章であってもよい。また、管理サーバ20は、携帯端末10から受信した受講者の位置情報と、予め管理サーバ20の記憶部24に記憶されている講義が行われる位置情報とを比較し、双方が一致した場合に、受講者が講義に出席していると判定し、その判定結果を記憶部24に登録するものであってもよい。
【0035】
また、受講者の講義出席を登録する手段23は、講義識別情報及び受講者の識別情報から構成される出席申請情報の受信のみでも、講義出席登録をすることは可能であるが、代返防止のためには、講義識別情報及び受講者の識別情報から構成される出席申請情報の受信のみだけでは講義出席登録をせず、出席申請情報と併せて、講義の簡易テスト、省察、及びアンケートの少なくとも1つに関する回答情報を携帯端末10から受信した場合に、受講者の講義出席を登録することがより好ましい。更に、管理サーバ20は、記憶部24に格納されたプログラムやデータに基づく情報処理が実行されることで、室内60に表示される二次元コードを生成する手段として機能することが好ましい。
【0036】
次に、図3及び図4を参照して、携帯端末10で実行される情報処理の一実施例を説明する。ここで、図3は、携帯端末10で実行される、講義出席登録システム1の利用登録処理、二次元コードの撮影処理、二次元コードにより抽出された講義識別情報、代返防止用情報の送信処理を説明するための表示画面の例を示す図である。また、図4は、携帯端末10で実行される、講義の簡易テスト、省察、及びアンケート等に関する回答情報の入力を受け付ける処理を説明するための表示画面の例を示す図である。
【0037】
まず、図3(a)を参照して、講義出席登録システム1の利用登録の処理を説明する。講義出席登録システム1の利用を開始する受講者は、携帯端末10を介して管理サーバ20にアクセスし、専用のアプリケーションプログラム(以下、「講義出席申請アプリ」)を携帯端末10に送信するよう要求する。その後、携帯端末10が講義出席申請アプリを受信し、プログラムのダウンロードが完了すると、携帯端末10に表示される指示に従った受講者の操作によって、講義出席申請アプリが、携帯端末10にインストールされる。
【0038】
続いて、講義出席登録システム1の利用登録のために、携帯端末10が操作されると、図3(a)に示される画面が携帯端末10に表示される。すなわち、図3(a)に示されるように、利用者ID(例えば、受講者の学籍番号等)とパスワードの入力を受け付けるページが携帯端末10に表示される。
【0039】
表示されたページの指示に従い、利用者ID及びパスワードが、携帯端末10に入力された後、受講者の操作によって、入力されたこれらの情報が、管理サーバ20に送信される。携帯端末10から利用者ID及びパスワードを受信した管理サーバ20は、これらの情報を相互に関連付けて、管理サーバ20の記憶部24に記憶する。これにより、講義出席登録システム1の利用登録が完了する。
【0040】
なお、図3(a)に示される例において、講義出席登録システム1の利用登録に必要な情報として、利用者ID及びパスワードのみを受け付けているが、携帯端末10は、受講者を識別するためのその他の識別情報の入力を受け付けるようにしてもよい。特に限定されるものではないが、その他の識別情報として、例えば、受講者の氏名、受講者が保持する携帯端末10の電話番号、メールアドレスなどの情報が挙げられる。
【0041】
次に、図3(b)及び(c)を参照して、利用登録後の携帯端末10における二次元コードの撮影処理、講義識別情報及び代返防止用情報の送信処理を説明する。より詳しくは、講義が実施される室内60に入室した受講者による携帯端末10の操作を介して、講義出席申請アプリが起動された後、登録された利用者ID及びパスワードが携帯端末10に入力される。これにより、受講者は、講義出席申請アプリの各種機能を使用することができる。
【0042】
講義出席申請アプリへのログイン後、受講者における携帯端末10の操作に基づき、図3(b)に示されるような、講義出席申請アプリの二次元コード撮影モードが実行される。この状態で、携帯端末10の画面に示される二次元コードの撮影指定領域に、室内60に表示される講義識別情報を含む二次元コードを写すと、携帯端末10は、その二次元コードを読み取る。続いて、携帯端末10は、読み取った二次元コードから、二次元コードに含まれる講義識別情報を抽出する。
【0043】
更に、携帯端末10は、図3(c)に示されるように、講義識別情報の抽出手段11によって抽出された講義識別情報(図3(c)の例では、講義名)と、後に入力される代返防止用情報の表示領域を含む出席申請画面を表示する。これにより、携帯端末10は、代返防止用情報の入力を受け付ける。なお、例えば、講義者によって案内される代返防止用情報は、講義識別情報に関連付けられて、管理サーバ20の記憶部24に予め記憶されてもよく、講義者が講義中に決定した代返防止用情報を、講義者端末40から通信回線30を介して管理サーバ20に送信し、管理サーバ20の記憶部24に記憶させてもよい。
【0044】
代返防止用情報は、講義時間内に講義者によって案内される所定桁数の番号でもよい(図3(c)の例では、16桁の番号)。代返防止用情報の態様は、特に限定されるものではない。代返防止用情報として、例えば、数字列のみ、文字列のみ、数字と文字の混合列などが挙げられる。また、講義者から受講者に伝えられる一定の文章であってもよい。また、代返防止用情報の案内方法も、特に限定されるものではない。代返防止用情報の案内方法として、例えば、講義者の口頭によって代返防止用情報を案内する方法、講義者が室内60の黒板やホワイトボードに代返防止用情報を記載して案内する方法などが挙げられる。
【0045】
また、携帯端末10は、先に、利用者ID及びパスワードを受け付けずに、図3(b)に示す講義出席申請アプリの二次元コード撮影モードが先に実行され、携帯端末10の画面に示される二次元コードの撮影指定領域に、室内60に表示される講義識別情報を含む二次元コードを写し、読み取った二次元コードコードから、二次元コードに含まれる講義識別情報を抽出するようにしてもよい。そして、携帯端末は、利用者ID及びパスワードの入力を受け付けて、二次元コードから抽出された講義識別情報とともに、管理サーバ20に送信するようしてもよく、さらには、代返防止用情報の入力を受け付けて、代返防止用情報を管理サーバ20に送信するようにしてもよい。
【0046】
受講者の操作によって、携帯端末10が代返防止用情報を受け付けた後、講義識別情報と受講者の識別情報と代返防止用情報とが、携帯端末10から管理サーバ20に送信される。ここで、講義出席申請アプリへのログインの際、受講者の利用者IDが携帯端末10に入力されているため、管理サーバ20に送信される出席申請情報に利用者ID(受講者の識別情報)が含まれる。このように、携帯端末10は、簡便な操作によって代返防止用情報を受け付けると共に、取得した代返防止用情報を出席申請情報と共に管理サーバ20に送信することにより、複雑な情報処理を実行することなく、代返行為を有効に防止できる。
【0047】
更に、携帯端末10は、携帯端末10のGPS機能により受講者の位置情報を特定することがより好ましい。受講者が、受講前あるいは受講後に講義が行われる室内から屋外に出た一定の位置情報により特定してもよい。また、携帯端末10は、特定した受講者の位置情報を管理サーバ20に送信する。このように、受講者の位置情報を出席申請情報と共に管理サーバ20に送信することで、複雑な情報処理を実行することなく、より正確に代返申請の有無を判定できる。
【0048】
更に、図4に示されるように、携帯端末10は、講義中のいずれかの時点で講義者によって提示される講義の簡易テスト、省察、及びアンケート等に関する回答情報の入力を受け付けることがより好ましい。また、受講者の操作によって、携帯端末10に回答情報が入力された後、携帯端末10は、入力された回答情報を管理サーバ20に送信する。
【0049】
このとき、管理サーバ20は、携帯端末10から出席申請情報を受信し、且つ同一の携帯端末10から回答情報を併せて受信した場合に、受講者の講義出席の登録処理をするようにしてもよい。このように、管理サーバ20が、出席申請情報に加え、実際に講義を受講していなければ入力できない回答情報を受信した段階で、受講者の講義出席を登録することにより、更に正確に代返申請の有無を判定できる。
【0050】
前記回答情報の入力を受け付ける画面を携帯端末10に表示させる方法として、例えば、携帯端末10における講義出席申請アプリの操作によって、回答情報の入力表示領域が空欄のフォーマットページを携帯端末10に表示させる方法等が挙げられる。ただし、これに限られるものではなく、他の方法によって、回答情報の入力を受け付ける画面を携帯端末10に表示させてもよい。
【0051】
なお、前述の本実施形態における態様とは異なり、図3(a)から図3(c)及び図4の画面を携帯端末10に表示させるためのページ情報が管理サーバ20に記憶されてもよい。この場合、携帯端末10は、ウェブブラウザ機能によって、所望のページ情報の取得を管理サーバ20に要求し、得られたページ情報に基づき所定の画面を表示する。つまり、受講者が、携帯端末10に講義出席申請アプリをダウンロードするのではなく、所定のウェブサイトにアクセスして、そのウェブブラウザ上で、利用者ID及びパスワード等の受講者識別情報を入力するようにしてもよい。また、携帯端末10は、二次元コードの撮影処理及び位置情報の特定処理を行い、所定のウェブブラウザ上で、受講者の識別情報、代返防止用情報及びアンケート等への回答情報を入力し、講義識別情報、受講者の識別情報を含む出席申請情報、代返防止用情報、受講者の位置情報、アンケート等への回答情報の送信処理を行うようにしてもよい。
【0052】
次に、図5を参照して、管理サーバ20における二次元コードの生成処理について説明する。ここで、図5は、管理サーバ20において、講義識別情報の入力を受け付けると共に、入力された講義識別情報に基づき二次元コードの生成処理を行うための画面の例を示す図である。
【0053】
図5に示されるように、例えば、講義者を含む講義運営者の操作によって、講義名、講義コード、講義者氏名に関する講義識別情報(それ以外の情報を含んでもよい)の入力を受け付けるための画面が管理サーバ20に表示される。この画面表示に基づき、管理サーバ20に講義識別情報が入力された後、所定の操作に基づき、二次元コードを生成する処理が実行される。これにより、講義識別情報を含む二次元コードが生成される(例えば、図1に示される二次元コード100)。また、生成された二次元コードは、講義識別情報に関連付けられて、管理サーバ20の記憶部24に記憶される。なお、二次元コードは、例えば、図1に示される講義者端末40のような、管理サーバ20以外のコンピュータで生成されてもよい。また、管理サーバ20がクラウドコンピュータである場合は、講義運営者が使用する管理者端末から管理サーバ20にアクセスして、講義名、講義コード、講義者氏名に関する講義識別情報(それ以外の情報を含んでもよい)及び講義識別情報と関連付けられた二次元コードを生成して、講義識別情報と二次元コードをクラウド上の管理サーバ20へ送信し、管理サーバ20の記憶部24に記憶するようにしてもよい。
【0054】
更に、二次元コードは、例えば、講義者端末40からのアクセスに応じて、管理サーバ20から講義者端末40との送受信手段22によって通信回線30を介して講義者端末40に送信される。更に、二次元コードは、講義者の操作によって、講義者端末40と接続するプロジェクタ50を介し、講義が実施される室内60に設置されるスクリーンや壁面等に投影される。二次元コードは、プロジェクタ50を介さずに、室内60に設置された大型ディスプレイに表示してもよく、また、講義者が講義用に配布する教材の印刷物に印刷したものであってもよい。これによって、二次元コードは、室内60のいずれかの位置に表示されるか、教材に印刷される一方、受講者は、携帯端末10を用いて二次元コードを撮影する。二次元コード撮影後の携帯端末10における情報処理は、前述の通りである。
【0055】
次に、図6及び図7を参照して、講義出席登録システム1の使用例を説明する。ここで、図6は、座学講義における講義出席登録システム1の使用例を示す図である。また、図7は、臨床実習における講義出席登録システム1の使用例を示す図である。
【0056】
まず、図6に示されるように、例えば、講義者の操作によって、室内60の前方に二次元コード100が表示される。続いて、例えば、講義開始直後又は終了直前のタイミングに、講義者から講義の出席申請を指示された受講者は、携帯端末10を用いて二次元コード100を撮影する。
【0057】
更に、受講者は、講義者から口頭で伝達される代返防止用情報を聞き取り、これを携帯端末10に入力して、代返防止用情報を、講義識別情報及び受講者識別情報を含む出席申請情報と共に管理サーバ20に送信する。これにより、本講義における出席申請が完了する。なお、管理サーバ20は、携帯端末との送受信手段21により、受信した出席申請情報及び代返用防止情報に基づく出席登録の適否を携帯端末10に返送することが好ましい。
【0058】
次に、図6の例とは異なり、講義出席登録システム1は、臨床実習、看護実習、介護実習などで使用されてもよい。より詳しくは、図7に示されるように、受講者の携帯端末10は、これらの実習に使用される実技訓練シミュレータ80に表示(貼付)された二次元コード100を撮影する。その後の出席申請までの流れは、図6の例と同様である。
【0059】
このとき、二次元コード100は、管理サーバ20に接続されるプリンタ装置によって印刷される。講義者を含む講義運営者は、例えば、実習開始前の時点で、印刷された二次元コード100を実技訓練シミュレータ80に貼り付ける。このような態様によれば、受講者のいずれもが必ず視認する実技訓練シミュレータ表面を二次元コード100の貼付領域として有効活用することができる。その結果、二次元コード100を表示するための領域を別途設けることなく、受講者からの円滑な出席申請を受け付けることができることができる。このことから、本実施形態に係る講義出席登録システム1は、特に、臨床実習、看護実習、及び介護実習における出席登録の利用に適する。
【0060】
本実施形態における講義出席登録システム1によれば、種々の講義から、受講者の出席申請、簡易テスト等の回答情報を取得することができる。これにより、各受講者の講義出席履歴、実習におけるトレーニング履歴、成績等の各種情報が、管理サーバ20の記憶部24に順次蓄積される。また、講義運営者は、受講者ごとに学習の到達度、各受講者の評価を管理サーバ20の記憶部24に記憶し、さらに、受講者の携帯端末10から将来の進路希望情報を取得し、これを前記情報に関連付けて、管理サーバ20の記憶部24に記憶してもよい。その結果、記憶されたこれらの情報に基づき、管理サーバ20は、推奨される講義情報やカリキュラム情報を受講者毎に判定する手段を備え、その判定情報を各受講者に対し(各受講者の携帯端末10に対し)送ることも可能である。
【符号の説明】
【0061】
1…講義出席登録システム
10…携帯端末
20…管理サーバ
40…講義者端末
50…プロジェクタ
70…保護者等の端末
80…実技訓練シミュレータ
100…二次元コード
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7