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  • 特開-ダイリップ開閉装置 図1
  • 特開-ダイリップ開閉装置 図2
  • 特開-ダイリップ開閉装置 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022179163
(43)【公開日】2022-12-02
(54)【発明の名称】ダイリップ開閉装置
(51)【国際特許分類】
   B29C 48/31 20190101AFI20221125BHJP
【FI】
B29C48/31
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021086451
(22)【出願日】2021-05-21
(71)【出願人】
【識別番号】000104674
【氏名又は名称】キョーラク株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】山崎 芳裕
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 秀次
(72)【発明者】
【氏名】丹治 忠敏
【テーマコード(参考)】
4F207
【Fターム(参考)】
4F207AG01
4F207AJ08
4F207KA01
4F207KA17
4F207KL76
4F207KL78
4F207KL84
(57)【要約】
【課題】プッシャーの駆動部の摩耗や破損を抑制することができる、ダイリップ開閉装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、プッシャーの直線移動に応じてTダイのダイリップを開閉する開閉構造と、前記プッシャーを直線移動させるように駆動する駆動部を備え、前記プッシャーは、前記ダイリップの長手方向に沿って配置された複数のサブプッシャーを備え、前記駆動部は、前記サブプッシャーごとに設けられている、ダイリップ開閉装置が提供される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プッシャーの直線移動に応じてTダイのダイリップを開閉する開閉構造と、
前記プッシャーを直線移動させるように駆動する駆動部を備え、
前記プッシャーは、前記ダイリップの長手方向に沿って配置された複数のサブプッシャーを備え、
前記駆動部は、前記サブプッシャーごとに設けられている、ダイリップ開閉装置。
【請求項2】
請求項1に記載のダイリップ開閉装置であって、
前記駆動部は、直動式シリンダによって構成されている、ダイリップ開閉装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイリップ開閉装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プッシャーを直線移動させることによってTダイのダイリップを開閉するように構成されたダイリップ開閉装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-116846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のプッシャーは、ダイリップの長手方向に沿って延びる細長い形状をしている。プッシャーには、Tダイ内の樹脂からの樹脂圧が加わるが、この樹脂圧は、ダイリップの長手方向に沿って均一に加わらない場合があり、その場合に、プッシャーが傾斜してしまう場合がある。そして、プッシャーが傾斜された状態でプッシャーに加わった力が駆動部に伝達されると駆動部が摩耗したり破損したりしやすくなる場合がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、プッシャーの駆動部の摩耗や破損を抑制することができる、ダイリップ開閉装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、プッシャーの直線移動に応じてTダイのダイリップを開閉する開閉構造と、前記プッシャーを直線移動させるように駆動する駆動部を備え、前記プッシャーは、前記ダイリップの長手方向に沿って配置された複数のサブプッシャーを備え、前記駆動部は、前記サブプッシャーごとに設けられている、ダイリップ開閉装置が提供される。
【0007】
本発明のダイリップ開閉装置は、プッシャーが複数のサブプッシャーによって構成されており、各サブプッシャーに駆動部が設けられている点を特徴としている。サブプッシャーは、長手方向の長さがプッシャーよりも短いので、Tダイ内の樹脂からの樹脂圧によって傾斜されにくく、駆動部の摩耗や破損を抑制することができる。また、プッシャーを分割せずに、1つのプッシャーに複数の駆動部を設けると、駆動部の動作タイミングのズレに起因して、プッシャーが傾斜されやすくなるが、プッシャーが複数のサブプッシャーによって構成されることによって、動作タイミングのズレに起因するプッシャーの傾斜も抑制される。
【0008】
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記記載のダイリップ開閉装置であって、前記駆動部は、直動式シリンダによって構成されている、ダイリップ開閉装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の第1実施形態のダイリップ開閉装置50を備える成形装置10を示す模式図である。
図2図2Aは、図1のダイリップ開閉装置50の要部の下面図であり、図2Bは、ダイリップ開閉装置50の側面図であり、一部の構成については図2A中のB-B断面を示す。
図3図2B中の領域Aの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
【0011】
1.第1実施形態
図1図2に示すように、本発明の第1実施形態の成形装置10は、樹脂供給装置12と、金型ユニット14とを備える。樹脂供給装置12は、ホッパ16及び油圧モータ20を備える押出機18が設けられる。押出機18の内部には、油圧モータ20に接続されたスクリュー(図示せず)が設けられ、ホッパ16から投入される樹脂が溶融、混錬される。
【0012】
押出機18は、プランジャ26を備えるアキュムレータ24と接続される。アキュムレータ24は、バルブ27を介してTダイ28と接続される。Tダイ28には、Tダイ28のダイリップ28aのスリットの隙間量S(図3参照)を調整するダイボルト46が設けられる。Tダイ28のダイリップ28aは、詳細を後述するダイリップ開閉装置50により開閉される。
【0013】
押出機18で溶融、混錬された樹脂は、アキュムレータ24に充填される。アキュムレータ24に充填された樹脂は、プランジャ26が作動してTダイ28に高圧で充填される。Tダイ28への溶融樹脂の充填中は、Tダイ28のダイリップ28aは閉じられる。成形に必要な量の溶融樹脂がアキュムレータ24やTダイ28に十分に充填されると、ダイリップ開閉装置50によりダイリップ28aが開かれ、ダイリップ28aのスリットから溶融樹脂シートPが押し出される。
【0014】
溶融樹脂シートPの材料である熱可塑性樹脂は、適宜選択することができる。例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンや、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のアクリル誘導体の何れか、又は2種類以上の混合物に発泡剤を添加した材料が挙げられる。例えば、溶融樹脂シートPは、発泡ポリスチレンや発泡ポリプロピレンを含む材料からなる。発泡剤としては、物理発泡剤、化学発泡剤およびその混合物のいずれを用いてもよい。物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス、水等の無機系物理発泡剤、およびブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤、さらにはそれらの超臨界流体を用いることができる。
【0015】
Tダイ28の下方に配置される金型ユニット14は、対向して配置される金型32A,32Bを備える。金型32Aにはキャビティ116が形成される。Tダイ28の下方における、金型32A,32BとTダイ28との間には、対向して配置されるローラ30A,30Bが設けられる。溶融樹脂シートPは、樹脂供給装置12で押し出された後、ローラ30A,30Bにより下方に送られながらローラ30A,30B間を通過して、金型32A,32B間に配置される。尚、ローラ30A,30Bはなくてもよい。ローラ30A,30Bの挟み込みにより発泡倍率が低下することを防止できる。本発明によれば、ダイリップ28aの開度を調整することで溶融樹脂シートPの厚さを調整できるため、ローラ30A,30Bの使用を省くことができる。また、溶融樹脂シートPを押し出しながら、連続的にダイリップ28aの開度を変化させることで、ローラ30A,30Bを使用しなくても、溶融樹脂シートPの厚さを連続的に変化させることができる。押し出しながら徐々にダイリップ開度を大きくすることで、ローラ30A,30Bを使用しなくても、ドローダウンを抑制することができ、鉛直方向に長い溶融樹脂シートPを形成することができる。
【0016】
金型32Aのキャビティ116の外周には、型枠33Aが設けられる。金型32Bには、型枠33Aに対向して型枠33Bが設けられる。型枠33A,33Bは、略環状に形成され、互いに接近する方向に移動可能に形成される。型枠33A,33Bは、溶融樹脂シートPに接触して溶融樹脂シートPを挟み込み、金型32A(キャビティ116)、型枠33A及び溶融樹脂シートPとで囲まれる空間領域を密閉空間とするものである。成形上の必要に応じて、金型32B、型枠33B及び溶融樹脂シートPとで囲まれる空間も密閉空間とされる。そして、金型32A,32Bを閉じて型締する際、溶融樹脂シートPとキャビティ116等で形成される密閉空間の内部空気を真空ポンプ(図示せず)にて減圧して、キャビティ116の形状に溶融樹脂シートPを賦形する。このとき、金型32B、型枠33B及び溶融樹脂シートPとで囲まれる空間には、加圧流体が送り込まれる場合もある。尚、前記の金型(金型32A,32B)に限らず、金型が閉じたときに、一対のキャビティ面が、溶融樹脂シートPの厚さよりも大きい所定の間隔で離れて配置されるような一対の金型を用いてもよい。この場合、溶融樹脂シートPが一対のキャビティ間に挟み込まれて密閉された状態で、両側のキャビティ面に設けられた微小の吸引穴から溶融樹脂シートPを吸引する。これにより、溶融樹脂シートPが厚さ方向に引っ張られ、発泡倍率が向上する。結果として、発泡倍率の高い、発泡成形品を得ることができる。
【0017】
次に、図2に基づいて、ダイリップ開閉装置50を詳細に説明する。ダイリップ開閉装置50のフレーム70の上下のプレート71,72は、ブラケット73を介してTダイ28に固定して設けられる。なお、図3に示すフレーム70の上下のプレート71,72は、図2では省略されている。
【0018】
Tダイ28の反対側におけるフレーム70のプレート74には、駆動部51が固定されている。駆動部51は、図示しないコントローラの制御下で動作する。本実施形態では、駆動部51は、直動式シリンダであり、シリンダ51aと、ピストンロッド51bを備える。ピストンロッド51bは、シリンダ51aからの突出量が可変になっている。駆動部51の動力は、限定されず、油圧であっても、電動であってもよい。
【0019】
駆動部51のTダイ28側には、プッシャー1が設けられる。プッシャー1は、駆動部51によって駆動されて直線移動するように構成されている。プッシャー1の直線移動に応じてTダイ28のダイリップ28aが開閉する。
【0020】
プッシャー1は、ダイリップ28aの長手方向(図2Aの上下方向)に沿って配置された複数のサブプッシャー6を備える。複数のサブプッシャー6は、互いに独立して移動可能である。サブプッシャー6は、ブラケット61、プッシャーベース62、プッシャーバー63を備える。
【0021】
プッシャーベース62は、ブラケット61を介してピストンロッド51bに連結されている。プッシャーベース62のTダイ28側には、略円柱状の複数のプッシャーバー63が設けられる。本実施形態においては、プッシャーバー63は、サブプッシャー6ごとに、プッシャーベース62の長手方向に亘って2本設けられ、サブプッシャー6が2つであるので、プッシャーバー63は、合計4本設けられる。各プッシャーバー63は、ブラケット73に設けられるブッシュ73aにより、直線移動可能にガイドされる。各プッシャーバー63の先端部には、先端を側面視湾曲状とされるプッシャーヘッド63aが形成される。特許文献1では、全てのプッシャーバー63に共通のプッシャーヘッド63aが設けられていたが、本実施形態では、プッシャーバー63ごとに個別のプッシャーヘッド63aが設けられている。これによって、樹脂圧によるプッシャーベース62が傾斜することが抑制される。
【0022】
駆動部51は、サブプッシャー6ごとに設けられており、複数の駆動部51が連動して動作することによって、複数のサブプッシャー6によって構成されるプッシャー1の直線移動が可能になっている。このように、本実施形態のダイリップ開閉装置50は、プッシャー1が複数のサブプッシャー6によって構成されており、各サブプッシャー6に駆動部51が設けられている。サブプッシャー6は、長手方向の長さがプッシャーよりも短いので、Tダイ28内の樹脂からの樹脂圧によって傾斜されにくく、駆動部51の摩耗や破損を抑制することができる。また、プッシャー1を分割せずに、1つのプッシャー1に複数の駆動部51を設けると、駆動部51の動作タイミングのズレに起因して、プッシャー1が傾斜されやすくなるが、プッシャー1が複数のサブプッシャー6によって構成されることによって、動作タイミングのズレに起因するプッシャー1の傾斜も抑制される。
【0023】
また、プッシャーベース62は、位置検出センサ100と接続される。位置検出センサ100は、渦電流式変位センサとされ、プッシャー1の位置を検出することができる。位置検出センサ100としては、近接センサ等の他の方式のセンサを採用することもできる。
【0024】
Tダイ28には、プッシャーバー63に対応して受駒80が設けられる。複数の(本実施形態では4つの)プッシャーバー63及び受駒80は、それぞれ、ダイリップ28aの長手方向の中央面Cに対して対称に配置されている。これによって、ダイリップ28aに均一に圧力を加えやすくなっている。
【0025】
受駒80には、プッシャーヘッド63aを収容する収容凹部80aが設けられている。収容凹部80aの底は、プッシャーヘッド63aの先端と略相補的な形状となっている。より具体的には、プッシャーヘッド63aの先端が湾曲しており、収容凹部80aの底も同様に湾曲している。プッシャーヘッド63aの先端及び収容凹部80aの底は、好ましくは、円柱状に湾曲している。プッシャーヘッド63aは、収容凹部80a内において、上壁80bと下壁80cによって挟まれている。これによって、プッシャーヘッド63aが、収容凹部80a内で上下方向にガタツキにくく、安定して保持される。図3に示すように、収容凹部80aは、入り口側(プッシャーヘッド63a側)に向かって広がっており(つまり、収容凹部80aの上下方向の長さが長くなっており)、収容凹部80aの入り口近傍では、上壁80bと下壁80cがプッシャーヘッド63aに接触していない。これによって、プッシャーヘッド63aを収容凹部80aに収容させやすくなっている。
【0026】
受駒80は、ダイリップ28aに設けられるダイリップ片81と接続される。ダイリップ片81は、略直方体状のブロックが大きく切り欠かれて、薄肉に形成される撓み部81aと、受駒80が取り付けられる受駒接続部81bと、Tダイ28の本体に固定される固定部81cと、を備える。すなわち、受駒接続部81bと固定部81cは、撓み部81aにより接続される。隙間量Sで示されるダイリップ28aのスリットを開閉する開閉構造Wは、受駒80、ダイリップ片81を備える。
【0027】
ダイリップ28a及びダイリップ片81は、一対のサイドプレート75が挟まれており、ダイリップ28aのスリットは、サイドプレート75によってガイドされながら開閉する。これによってスリットの安定した開閉が可能になる。
【0028】
ダイリップ開閉装置50は、以下のように動作する。アキュムレータ24やTダイ28に溶融樹脂を充填する場合には、ダイリップ28aのスリットを閉じる必要がある。この場合には、各駆動部51が各サブプッシャー6を前進(Tダイ28方向に直線移動)させる。サブプッシャー6のプッシャーヘッド63aが前進すると、プッシャーヘッド63aが受駒80を介して受駒接続部81bを押圧し、これによって、撓み部81aが撓んで、受駒接続部81bが撓み部81a部分を中心に下方に向けて回転するように移動する。すると、スリットの隙間量Sが縮小され、0となる。換言すれば、ダイリップ28aが閉じられる。
【0029】
また、溶融樹脂シートPの押し出しの際には、各駆動部51が各サブプッシャー6を後退させる。サブプッシャー6のプッシャーヘッド63aが後退すると、プッシャーヘッド63aによる受駒80の押圧が解除されて、ダイリップ片81の撓み部81aの復元力により受駒80及び受駒接続部81bが復帰して、ダイリップ28a(スリット)を開くことができる。
【0030】
2.その他実施形態
・上記実施形態では、駆動部51は、直動式シリンダであったが、特許文献1のように、モータの駆動軸の回転運動をプッシャーの直線運動に変化する運動変換部を有する形式の駆動部であってもよい。
・上記実施形態では、プッシャーバー63ごとに個別のプッシャーヘッド63aが設けられているが、同一のサブプッシャー6に属する複数のプッシャーバー63に共通のプッシャーヘッド63aを設けてもよい。例えば、図2Aの上側の2つのプッシャーバー63に共通の第1のプッシャーヘッドと、下側の2つのプッシャーバー63に共通の第2のプッシャーヘッドを設けるようにしてもよい。この場合、プッシャー1を複数のサブプッシャー6で構成した意義が失われにくく、部品点数の削減が可能である。
【符号の説明】
【0031】
1 :プッシャー
6 :サブプッシャー
10 :成形装置
12 :樹脂供給装置
14 :金型ユニット
16 :ホッパ
18 :押出機
20 :油圧モータ
24 :アキュムレータ
26 :プランジャ
27 :バルブ
28 :Tダイ
28a :ダイリップ
30A :ローラ
30B :ローラ
32A :金型
32B :金型
33A :型枠
33B :型枠
46 :ダイボルト
50 :ダイリップ開閉装置
51 :駆動部
51a :シリンダ
51b :ピストンロッド
61 :ブラケット
62 :プッシャーベース
63 :プッシャーバー
63a :プッシャーヘッド
70 :フレーム
71 :プレート
72 :プレート
73 :ブラケット
73a :ブッシュ
74 :プレート
75 :サイドプレート
80 :受駒
80a :収容凹部
80b :上壁
80c :下壁
81 :ダイリップ片
81a :撓み部
81b :受駒接続部
81c :固定部
100 :位置検出センサ
116 :キャビティ
P :溶融樹脂シート
S :隙間量
W :開閉構造
図1
図2
図3