(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022179234
(43)【公開日】2022-12-02
(54)【発明の名称】電子装置およびそのデータ管理方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/06 20120101AFI20221125BHJP
【FI】
G06Q30/06 340
G06Q30/06 302
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021096267
(22)【出願日】2021-06-09
(31)【優先権主張番号】10-2021-0064936
(32)【優先日】2021-05-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ジェ・ヒ・イ
(72)【発明者】
【氏名】ジェ・シク・ファン
(72)【発明者】
【氏名】チャン・クォン・ジョン
(72)【発明者】
【氏名】サン・ジュン・キム
(72)【発明者】
【氏名】ビン・ナ・キム
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB47
(57)【要約】
【課題】本発明は、電子装置およびそのデータ管理方法を開示する。
【解決手段】電子装置のデータ管理方法が開示される。データ管理方法は、商品に関するカタログデータを確認する段階;前記カタログデータに基づいて少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成する段階;前記ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに前記少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成する段階;および前記生成されたフィードデータを対応するターゲットサーバーに伝送する段階を含むことができる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置のデータ管理方法であって、
商品に関するカタログデータを確認する段階と、
前記カタログデータに基づいて少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成する段階と、
前記ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに前記少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成する段階と、
前記生成されたフィードデータを対応するターゲットサーバーに伝送する段階と、を含む、データ管理方法。
【請求項2】
前記カタログデータは、
前記電子装置に関するサービスにおいて商品の詳細ページで提供されるデータを含むことを特徴とし、
前記ターゲットデータのアップデートは、
前記カタログデータのアップデートに対応してリアルタイムに遂行されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ管理方法。
【請求項3】
前記カタログデータは、
販売者が前記商品を前記電子装置にアップロードする時に、入力された情報に基づいて生成されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ管理方法。
【請求項4】
前記カタログデータの構造は、
第1レベル、第2レベル、および第3レベルに分類され得、
前記フィードデータは、
前記第1レベルおよび前記第2レベルの中から決定されたレベルに基づいて生成されることを特徴とする、請求項1に記載のデータ管理方法。
【請求項5】
前記フィードデータは、
前記第1レベルおよび前記第2レベルの中から前記ターゲットサーバー別に既設定されたレベルに基づいて生成されることを特徴とする、請求項4に記載のデータ管理方法。
【請求項6】
前記フィードデータは、
前記カタログデータの中で前記決定されたレベルによる複数のデータのうち、前記ターゲットサーバー別に既設定された基準を満たす商品に対する情報を含むことを特徴とする、請求項4に記載のデータ管理方法。
【請求項7】
前記ターゲットサーバー別に前記既設定された基準は、
前記商品の価格情報、前記商品の属性情報、および配送情報のうち少なくとも一つに関する基準を含むことを特徴とする、請求項6に記載のデータ管理方法。
【請求項8】
前記フィードデータは、
前記ターゲットデータの状態が既設定された周期単位の間変化した場合、前記ターゲットデータの変化した状態に関する情報を含むことを特徴とする、請求項4に記載のデータ管理方法。
【請求項9】
前記フィードデータは、
前記ターゲットデータの状態が既設定された周期単位の間変化していない場合、前記ターゲットデータの状態が変化していないことを示す情報を含むことを特徴とする、請求項4に記載のデータ管理方法。
【請求項10】
請求項1に記載された方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータの読み取り可能な非一過性の記録媒体。
【請求項11】
電子装置であって、
メモリ;および
商品に関するカタログデータを確認し、前記カタログデータに基づいて少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成し、前記ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに前記少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成するプロセッサを含む、電子装置。
【請求項12】
前記カタログデータは、
前記電子装置に関するサービスにおいて商品の詳細ページで提供されるデータに対応することを特徴とし、
前記プロセッサは、
前記カタログデータのアップデートに対応してリアルタイムに前記ターゲットデータのアップデートを遂行することを特徴とする、請求項11に記載の電子装置。
【請求項13】
前記カタログデータは、
販売者が前記商品を前記電子装置にアップロードする時に入力された情報に基づいて生成されることを特徴とする、請求項11に記載の電子装置。
【請求項14】
前記カタログデータの構造は、
第1レベル、第2レベル、および第3レベルに分類され得、
前記プロセッサは、
前記第1レベルおよび前記第2レベルの中から決定されたレベルに基づいて前記フィードデータを生成することを特徴とする、請求項11に記載の電子装置。
【請求項15】
前記プロセッサは、
前記カタログデータの中で前記決定されたレベルによる複数のデータのうち、前記ターゲットサーバー別に既設定された基準を満たす商品に対する情報を含む前記フィードデータを生成することを特徴とする、請求項14に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、カタログデータに基づいてリアルタイムにアップデートされるターゲットデータとは異なり、ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとにターゲットサーバー別に対応するフィードデータを生成する電子装置およびそのデータ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子装置からフィードデータを受信したターゲットサーバーは、それを利用してターゲットサーバーのユーザーに関連情報を提供している。例えば、グーグルが電子装置からフィードデータを受信した場合、グーグルユーザーが検索語を入力すると、グーグルは検索語に対応する商品に関する情報を露出してユーザーに広告することができる。他の例として、フェイスブックが電子装置からフィードデータを受信した場合、フェイスブックユーザーの記録に基づいてフェイスブックはユーザーに適合する情報を露出してユーザーに広告することができる。グーグルおよびフェイスブックのようなターゲットサーバーは関連情報の掲載時に必要な情報が異なり得るため、電子装置は各ターゲットサーバー別に必要な情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送する必要がある。または、電子装置は、商品の品切れのように広告が必要でない情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送する必要がある。このような電子装置がカタログデータに毎度アクセスしてフィードデータを生成するのであれば、過負荷および処理時間の遅延のようなデータ管理の効率性が低下する問題が発生し得るため、データ管理の効率性を向上できる技術が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
開示された実施形態は電子装置およびそのデータ管理方法を開示しようとする。本実施形態が達成しようとする技術的課題は前記のような技術的課題に限定されず、以下の実施形態からさらに他の技術的課題が類推され得る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1実施形態により、電子装置のデータ管理方法は、商品に関するカタログデータを確認する段階;前記カタログデータに基づいて少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成する段階;前記ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに前記少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成する段階;および前記生成されたフィードデータを対応するターゲットサーバーに伝送する段階を含むことができる。
【0005】
実施形態によると、前記カタログデータは、前記電子装置に関するサービスにおいて商品の詳細ページで提供されるデータを含むことを特徴とすることができる。
【0006】
前記ターゲットデータのアップデートは、前記カタログデータのアップデートに対応してリアルタイムに遂行されることを特徴とすることができる。
【0007】
実施形態によると、前記カタログデータは、販売者が前記商品を前記電子装置にアップロードする時に、入力された情報に基づいて生成されることを特徴とすることができる。
【0008】
実施形態によると、前記カタログデータの構造は、第1レベル、第2レベル、および第3レベルに分類され得、前記フィードデータは、前記第1レベルおよび前記第2レベルの中から決定されたレベルに基づいて生成されることを特徴とすることができる。
【0009】
実施形態によると、前記フィードデータは、前記第1レベルおよび前記第2レベルの中から前記ターゲットサーバー別に既設定されたレベルに基づいて生成されることを特徴とすることができる。
【0010】
実施形態によると、前記フィードデータは、前記カタログデータの中で前記決定されたレベルによる複数のデータのうち、前記ターゲットサーバー別に既設定された基準を満たす商品に対する情報を含むことを特徴とすることができる。
【0011】
実施形態によると、前記ターゲットサーバー別に前記既設定された基準は、前記商品の価格情報、前記商品の属性情報、および配送情報のうち少なくとも一つに関する基準を含むことを特徴とすることができる。
【0012】
実施形態によると、前記フィードデータは、前記ターゲットデータの状態が既設定された周期単位の間変化した場合、前記ターゲットデータの変化した状態に関する情報を含むことを特徴とすることができる。
【0013】
実施形態によると、前記フィードデータは、前記ターゲットデータの状態が既設定された周期単位の間変化していない場合、前記ターゲットデータの状態が変化していないことを示す情報を含むことを特徴とすることができる。
【0014】
第2実施形態により、電子装置はメモリ;および商品に関するカタログデータを確認し、前記カタログデータに基づいて少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成し、前記ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに前記少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成するプロセッサを含むことができる。
【0015】
実施形態によると、前記カタログデータは、前記電子装置に関するサービスにおいて商品の詳細ページで提供されるデータに対応することを特徴とし、前記プロセッサは、前記カタログデータのアップデートに対応してリアルタイムに前記ターゲットデータのアップデートを遂行することを特徴とすることができる。
【0016】
実施形態によると、前記カタログデータは、販売者が前記商品を前記電子装置にアップロードする時に入力された情報に基づいて生成されることを特徴とすることができる。
【0017】
実施形態によると、前記カタログデータの構造は、第1レベル、第2レベル、および第3レベルに分類され得、前記プロセッサは、前記第1レベルおよび前記第2レベルの中から決定されたレベルに基づいて前記フィードデータを生成することを特徴とすることができる。
【0018】
実施形態によると、前記プロセッサは、前記カタログデータの中で前記決定されたレベルによる複数のデータのうち、前記ターゲットサーバー別に既設定された基準を満たす商品に対する情報を含む前記フィードデータを生成することを特徴とすることができる。
【0019】
第3実施形態により、コンピュータの読み取り可能な記録媒体は、前述した方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した非一過性の記録媒体を含む。
【0020】
その他の実施形態の具体的な事項は詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0021】
本開示によると、電子装置は、カタログデータに基づいてリアルタイムにアップデートされるターゲットデータとは異なり、ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとにフィードデータを生成することができる。電子装置はカタログデータにアクセスせずにフィードデータを生成することができる。また、電子装置はカタログデータ、ターゲットデータ、およびフィードデータを区分して管理することによって、並列処理によるデータ管理の効率性を向上させることができる。また、フィードデータを生成するために毎度カタログデータにアクセスする場合、過負荷による問題が発生し得るが、フィードデータは、ターゲットデータに基づいて、既設定された周期単位でアップデートされ得るためデータ管理の効率性が向上し得る。また、カタログデータに含まれた商品の個数が増加する場合、フィードデータを生成するために毎度カタログデータにアクセスする場合に処理時間が増加する問題が発生し得るが、フィードデータはターゲットデータに基づいて、既設定された周期単位でアップデートされ得るため、データ管理の効率性が向上し得る。
【0022】
発明の効果は以上で言及した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は特許請求の範囲の記載から当該技術分野の通常の技術者に明確に理解され得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】一実施形態に係る電子装置と少なくとも一つのターゲットサーバーとの関係を説明するための図面である。
【
図2】一実施形態に係る電子装置の機能ブロック図を示す。
【
図3】電子装置で遂行されるデータ管理を説明するための一実施形態を示す。
【
図4】一実施形態に係るターゲットデータ、フィードデータ、およびターゲットサーバーの関係を示す図面である。
【
図5】電子装置で遂行するデータ管理方法の一実施形態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0024】
実施形態で使われる用語は、本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0025】
明細書全体においてある部分が何らかの構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」等の用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されたり、ハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0026】
明細書全体で記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0027】
以下で言及される「端末」はネットワークを通じてサーバーや他の端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保証される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0028】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施形態について、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0029】
以下では、図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。
【0030】
図1は、一実施形態に係る電子装置と少なくとも一つのターゲットサーバーとの関係を説明するための図面である。
【0031】
図1を参照すると、本実施形態に関する構成要素のみが図示されている。したがって、
図1に図示された構成要素の他に、他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることを本実施形態に関する技術分野で通常の知識を有する者であれば理解することができる。
【0032】
電子装置110と少なくとも一つのターゲットサーバー120、130、140~はネットワーク内で互いに通信することができる。ネットワークは近距離通信網(Local Area Network;LAN)、広域通信網(Wide Area Network;WAN)、付加価値通信網(Value Added Network;VAN)、移動通信網(mobile radio communication network)、衛星通信網およびこれらの相互の組み合わせを含み、
図1に図示された各主体が互いに円滑に通信ができるようにする包括的な意味のデータ通信網であり、有線インターネット、無線インターネットおよびモバイル無線通信網を含むことができる。無線通信は例えば、無線LAN(Wi-Fi)、ブルートゥース(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)低エネルギー(Bluetooth low energy)、ジグビー、WFD(Wi-Fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA、infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等があり得るが、これに限定されるものではない。
【0033】
電子装置110は、ターゲットサーバー別に対応するフィードデータを生成して各対応するターゲットサーバーにフィードデータを伝送することができる。ターゲットサーバー120、130、140~は、電子装置110からフィードデータを受信して関連情報を表示して広告できるサーバーであり、例えば、グーグル、フェイスブック、およびネイバーのようなサイトに対応し得る。例えば、ターゲットサーバー120でユーザーが関連情報を入力した場合、ターゲットサーバー120はフィードデータを利用してユーザーが入力した情報の中で最安値商品に対応する情報を確認することができ、ユーザーに最安値商品に対する情報を提供することができる。他の例として、ターゲットサーバー130に接続したユーザーに商品に対するマーケティングのために、ターゲットサーバー130は、フィードデータを利用してユーザーの記録に基づいてユーザーに適合する商品に対する情報を確認することができ、ユーザーに商品に対する関連情報を露出して広告することができる。
【0034】
実施形態によると、電子装置110はカタログデータの中でターゲットサーバー別に対応するターゲットデータを生成することができ、ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとにフィードデータを生成することができる。これにより、フィードデータを生成するために毎度カタログデータにアクセスせずともターゲットデータに基づいてフィードデータを生成することができるため、データ管理の効率性が向上し得る。以下、電子装置で遂行されるデータ管理に関する具体的な過程を説明する。
【0035】
図2は、一実施形態に係る電子装置の機能ブロック図を示す。
【0036】
図2を参照すると、電子装置200はプロセッサ210およびメモリ220を含むことができる。
図2に図示された電子装置200は本実施形態に関する構成要素のみが図示されている。したがって、
図2に図示された構成要素の他に、他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることを本実施形態に関する技術分野で通常の知識を有する者であれば理解することができる。
【0037】
プロセッサ210は、電子装置200の全般の動作を制御し、データおよび信号を処理することができる。プロセッサ210は少なくとも一つのハードウェアユニットで構成され得る。また、プロセッサ210は、プログラムコードを実行して生成される一つ以上のソフトウェアモジュールによって動作することができる。
【0038】
プロセッサ210は、販売者が商品を電子装置200にアップロードする時に入力したローデータ(raw data)に基づいてメモリ220に関連情報を保存する第1動作を遂行することができる。具体的には、プロセッサ210は、複数の商品に対するローデータ(raw data)を確認し、メモリ220に保存され得るように各商品に関する情報を処理する第1動作を遂行することができる。例えば、商品はproduct-item-vendor itemの関係で構造化され得、商品に対するproduct-item-vendor itemの関係情報が処理されてメモリ220に保存され得る。Product-item-vendor itemの具体的な関係は以下の他の部分で記載する。ここで、メモリ220は第1動作による結果を保存することができ、プロセッサ210は第2動作を遂行するためにメモリ220にアクセスして関連情報を確認することができる。この時、商品に関するカタログデータは、第1動作による結果データを含むことができる。
【0039】
プロセッサ210は、第1動作による結果データを確認することができ、ターゲットデータを生成するための構造で第1動作による結果データを処理してメモリ220に保存する第2動作を遂行することができる。例えば、プロセッサ210はターゲットデータを生成するために、商品1に対する第1動作による結果データ、商品2に対する第1動作による結果データ~商品Nに対する第1動作による結果データを処理してメモリ220に保存する第2動作を遂行することができる。ここで、メモリ220は第2動作による結果を保存することができ、プロセッサ210は第3動作を遂行するためにメモリ220にアクセスして関連情報を確認することができる。
【0040】
プロセッサ210は、第2動作による結果データを確認して少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成する第3動作を遂行することができる。具体的には、プロセッサ210は、第2動作による結果データを各ターゲットサーバーに対応するように処理してターゲットデータを生成することができる。例えば、プロセッサ210は、第2動作による結果データを利用して第1ターゲットサーバーに対応する第1ターゲットデータを生成することができ、第2動作による結果データを利用して第2ターゲットサーバーに対応する第2ターゲットデータを生成することができ、第2動作による結果データを利用して第Nターゲットサーバーに対応する第Nターゲットデータを生成することができる。プロセッサ210は第1動作、第2動作、および第3動作をリアルタイムに遂行することができ、ターゲットデータはカタログデータのアップデートに対応してリアルタイムにアップデートされ得る。ここで、メモリ220は第3動作による結果を保存することができ、プロセッサ210は第4動作を遂行するためにメモリ220にアクセスして関連情報を確認することができる。
【0041】
プロセッサ210は、ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成する第4動作を遂行することができる。具体的には、プロセッサ210は第3動作によるターゲットデータのみを利用してターゲットサーバーに対応するフィードデータを既設定された周期ごとに生成することができる。例えば、第1ターゲットデータおよび第1フィードデータは第1ターゲットサーバーに対応することができ、第2ターゲットデータおよび第2フィードデータは第2ターゲットサーバーに対応することができ、第Nターゲットデータおよび第Nフィードデータは第Nターゲットサーバーに対応することができる。この時、プロセッサ210はカタログデータではない第1ターゲットデータのみを利用して第1フィードデータを生成することができ、カタログデータではない第2ターゲットデータのみを利用して第2フィードデータを生成することができ、カタログデータではない第Nターゲットデータのみを利用して第Nフィードデータを生成することができる。リアルタイムにアップデートされる第1動作、第2動作および第3動作とは異なり、第4動作によるフィードデータは既設定された周期ごとにアップデートされ得る。したがって、プロセッサ210は、フィードデータを生成するために毎度カタログデータにアクセスする必要なく、ターゲットサーバー別に対応するターゲットデータを利用してフィードデータを生成することができる。
【0042】
実施形態によると、カタログデータの構造は第1レベル、第2レベル、および第3レベルに分類され得る。ここで、第1レベルが最も上位の構造でありproductに対応し、第2レベルはitemに対応し、第3レベルは最も下位の構造でありvendor itemに対応することができる。この時、itemは商品に対応し、vendor itemは供給者が具体化された商品に対応し、productは商品を包括する上位カテゴリーであり得る。例えば、商品1はitemに対応し、商品1を供給する販売者が多数である場合、vendor itemは販売者別に対応することができ、商品1を包括する上位カテゴリーがproductであり得る。すなわち、productは複数のitemを含んでいるためproductとitemは1:nの関係を有し、それぞれのitemは複数のvendor itemを含んでいるためitemとvendor itemは1:nの関係を有することができる。プロセッサ210はフィードデータを生成するためのレベルを決定することができる。カタログデータは第1レベル、第2レベル、および第3レベルの構造に分類され得、フィードデータは決定されたレベルに基づいて生成され得る。例えば、プロセッサ210がフィードデータを生成するために第1レベルを選択した場合、フィードデータはproduct単位で生成され得、またはフィードデータを生成するために第2レベルを選択した場合、フィードデータはitem単位で生成され得る。この時、プロセッサ210はターゲットサーバー別に既設定されたレベルに基づいてフィードデータを生成することができる。例えば、プロセッサ210は第1ターゲットサーバーの場合、既設定された第2レベルに基づいてフィードデータを生成することができ、第2ターゲットサーバーの場合、既設定された第1レベルに基づいてフィードデータを生成することができる。または、プロセッサ210は特定条件に対応する場合、第1レベルに基づいてフィードデータを生成できるか、または、その他の場合、第2レベルに基づいてフィードデータを生成することができる。
【0043】
実施形態によると、カタログデータおよびターゲットデータは決定されたレベルにより多数のデータに区分され得る。すなわち、カタログデータおよびターゲットデータはレベル単位で多数のデータに区分され得、フィードデータはレベル単位で区分された多数のデータの中で既設定された基準を満たす商品に対する情報を含むことができる。具体的には、プロセッサ210はレベル単位で区分された多数のデータの中で既設定された基準を満たす商品に対する情報を含むフィードデータをターゲットサーバー別に生成することができる。この時、既設定された基準はターゲットサーバー別に対応する基準であり、商品の価格情報、商品の属性情報、および配送情報のうち少なくとも一つに関する基準を含むことができる。ここで、商品の価格情報は商品の価格に対する情報を含むことができ、商品の配送情報は無料配送の有無、配送距離、および配送価格に対する情報を含むことができる。また、商品の属性情報は、商品に対する所有権を販売者が有している第1属性情報と商品に対する所有権を電子装置の管理者側で有している第2属性情報を含むことができる。一例として、商品1に対する所有権を販売者が直接有していて電子装置のサービスを利用して商品1を販売する場合は第1属性情報に対応し、商品1に対する所有権を販売者から買い入れた電子装置の管理者側で商品1を販売する場合、第2属性情報に対応し得る。具体的には、プロセッサ210は、第1レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。または、プロセッサ210は、第1レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で中間価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。または、プロセッサ210は、第1レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で第2属性情報を有する商品の中で最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。この時、第2属性情報を有する商品がない場合、最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。または、プロセッサ210、は第1レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で第2属性情報を有する商品の最低価格が無料配送基準を満たす場合、該当商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができ、条件を満さない場合、最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。または、プロセッサ210は、第2レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で第1属性情報を有する商品の中で最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。または、プロセッサ210は、第2レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で第2属性情報を有する商品の中で最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができるか、第2属性情報を有する商品がない場合、最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。または、プロセッサ210は、第2レベル単位でカタログデータおよびターゲットデータを多数のデータに区分することができ、区分された多数のデータの中で第2属性情報を有する商品の最低価格が無料配送基準を満たす場合、該当商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができ、条件を満さない場合、最低価格を有する商品に対する情報を含むフィードデータを生成してターゲットサーバーに伝送することができる。このような基準はターゲットサーバー別と事前に設定され、前述した内容の他にも別の事項に基づいて基準が設定され得る。
【0044】
プロセッサ210は、生成したフィードデータをそれぞれ対応するターゲットサーバー別に伝送することができ、ターゲットサーバーは受信したフィードデータを利用して商品に対する広告を露出することができる。
【0045】
図3は、電子装置で遂行されるデータ管理を説明するための一実施形態を示す。
【0046】
図3を参照すると、Catalog301は販売者が入力した商品に関するローデータ(raw data)を確認し、Elastic Search303に関連情報を保存する動作を遂行することができる。この時、Catalog301はproduct-item-vendor itemの関係を処理した関連情報をElastic Search303に保存する動作を遂行することができる。Catalog301はソフトウェアモジュールによって実行され得、
図2のプロセッサ210による第1動作に対応し、
図2の第1動作に関する記載がここに適用され得る。
【0047】
また、Composer305はElastic Search303に保存された情報をターゲットデータを生成するための構造に変更し、関連情報をMysql307に保存する動作を遂行することができる。この時、Composer305はターゲットデータを生成するためにElastic Search303に保存された情報を総合してMysql307に保存する動作を遂行することができる。カタログデータはCatalog301またはComposer305により処理された情報に対応することができる。Composer305はソフトウェアモジュールによって実行され得、
図2のプロセッサ210による第2動作に対応し、
図2の第2動作に関する記載がここに適用され得る。
【0048】
また、Feed generator309はターゲットサーバー別に対応することができ、feed generator309はMysql307に保存された情報に基づいてターゲットサーバー別に対応するターゲットデータを生成することができる。例えば、feed generator309は第1ターゲットサーバーに対応する第1ターゲットデータを生成することができ、第2ターゲットサーバーに対応する第2ターゲットデータを生成することができる。Feed generator309はターゲットサーバー別に対応するターゲットデータをS3(311)にアップロードすることができる。この時、ターゲットデータは商品の名称、商品のイメージ、商品の価格、商品に対するレビュー情報、ランディングURL、商品に対する割引情報のようなターゲットサーバーで要請する情報を含むことができる。この時、ランディングURLはターゲットサーバーのユーザーがランディングURLを通じて電子装置のサービスに接続できるリンク情報を含むことができる。具体的には、各ターゲットサーバーで要請する情報が事前に設定され得、ターゲットデータはターゲットサーバーに対応する既設定された情報を含むようにターゲットサーバー別に生成され得る。例えば、第1ターゲットサーバーとは異なり、第2ターゲットサーバーの場合、配送情報を要請することができ、これによって第2ターゲットデータは第1ターゲットデータとは異なり、配送情報を含むことができる。他の例として、第1ターゲットサーバーの場合、アダルト用品に対する年齢制限を要請することができ、これによって、アダルト用品に対する接近を年齢に基づいて制限するために第1ターゲットデータは関連情報を含むことができる。Feed generator309はソフトウェアモジュールによって実行され得、
図2のプロセッサ210による第3動作に対応し、
図2の第3動作に関する記載がここに適用され得る。
【0049】
また、feed writer313はS3(311)にアップロードされたターゲットデータに基づいてターゲットサーバー別に対応するフィードデータを生成することができる。具体的には、feed writer313はそれぞれのターゲットサーバーに適合するようにS3(311)に保存されたターゲットデータをフィルタリングしてフィードデータを生成することができる。すなわち、feed writer313はターゲットデータがフィルタリングされたフィードデータをターゲットサーバー別に生成することができる。この時、フィルタリングの基準はターゲットサーバー別に異なり得、前述した記載が適用され得る。Feed writer313はソフトウェアモジュールによって実行され得、
図2のプロセッサ210による第4動作に対応し、
図2の第4動作に関する記載がここに適用され得る。
【0050】
電子装置300は、feed writer313で生成されたターゲットサーバー別フィードデータを事前に合意した保存位置にアップロードし、ターゲットサーバーはAPIを通じてアップロードされたフィードデータを受信することができる。
【0051】
図4は、一実施形態に係るターゲットデータ、フィードデータ、およびターゲットサーバーの関係を示す図面である。
【0052】
図4を参照すると、電子装置は第1ターゲットデータ、第2ターゲットデータ、および第3ターゲットデータをリアルタイムにカタログデータに基づいて生成することができる。この時、電子装置は、カタログデータを利用して各ターゲットサーバーで要請するデータを含む第1ターゲットデータ、第2ターゲットデータ、および第3ターゲットデータを生成することができる。電子装置は、各ターゲットデータでターゲットサーバー別に既設定された基準を満たす商品に対する情報を抽出してフィードデータを既設定された周期ごとに生成することができる。例えば、第1フィードデータは第1ターゲットデータで第1ターゲットサーバーに対応する既設定された基準に適合する情報を抽出して生成され得、第2フィードデータは第2ターゲットデータで第2ターゲットサーバーに対応する既設定された基準に適合する情報を抽出して生成され得、第3フィードデータは第3ターゲットデータで第3ターゲットサーバーに対応する既設定された基準に適合する情報を抽出して生成され得る。一例として、第1ターゲットサーバーに対応して商品の価格情報、配送情報、および属性情報に関する基準が事前に設定された場合、第1ターゲットデータから該当基準を満たす商品に対する情報を含む第1フィードデータを生成することができ、電子装置は第1フィードデータを第1ターゲットサーバーに伝送することができる。または、第2ターゲットサーバーに対応して既設定された基準がある場合、第2ターゲットデータから該当基準を満たす商品に対する情報を含む第2フィードデータを生成することができ、電子装置は第2フィードデータを第2ターゲットサーバーに伝送することができる。または、第3ターゲットサーバーに対応して既設定された基準がある場合、第3ターゲットデータから該当基準を満たす商品に対する情報を含む第3フィードデータを生成することができ、電子装置は第3フィードデータを第3ターゲットサーバーに伝送することができる。
【0053】
図5は、電子装置で遂行するデータ管理方法の一実施形態を示す。
【0054】
図5を参照すると、段階S510で電子装置は商品に関するカタログデータを確認することができる。具体的には、販売者が商品を電子装置にアップロードする時に入力したローデータに基づいて電子装置はカタログデータを生成することができる。ここで、カタログデータは電子装置に関するサービスにおいて商品の詳細ページで提供されるデータを含むことができる。この時、カタログデータの構造は第1レベル、第2レベル、および第3レベルに分類され得る。具体的には、カタログデータは複数の商品に対する情報を含んでいて、カタログデータは選択されたレベル単位に基づいて多数のデータに区分され得る。例えば、複数の商品に対する情報を含むカタログデータはproduct単位である第1レベル単位に基づいて多数のデータに区分され得たり、または、item単位である第2レベル単位に基づいて多数のデータに区分され得たり、または、vendor item単位である第3レベル単位に基づいて多数のデータに区分され得る。詳しい内容は前述した記載を参照する。
【0055】
段階S520で、電子装置は、カタログデータに基づいて少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するターゲットデータを生成することができる。ターゲットサーバー別に要求するデータが異なるため、電子装置は、カタログデータからターゲットサーバー別に対応するターゲットデータを生成することができる。この時、ターゲットデータはカタログデータに基づいてリアルタイムにアップデートされ得、例えばJSON構造のデータであり得る。
【0056】
段階S530で、電子装置は、ターゲットデータに基づいて、既設定された周期ごとに少なくとも一つのターゲットサーバーに対応するフィードデータを生成することができる。カタログデータに基づいてリアルタイムにアップデートされるターゲットデータとは異なり、電子装置は、既設定された周期ごとにターゲットデータに基づいてフィードデータを生成することができる。この時、電子装置は、第1レベルおよび第2レベルの中からターゲットサーバー別に既設定されたレベルに基づいてフィードデータを生成することができる。または、電子装置は、カタログデータの中で決定されたレベルによる複数のデータのうち、ターゲットサーバー別に既設定された基準を満たす商品に対する情報を含むフィードデータを生成することができる。具体的には、カタログデータに基づいたターゲットデータに関連して、既設定された基準を満たす商品に対する情報を含むフィードデータを生成することができる。
【0057】
この時、電子装置は、ターゲットデータの状態が既設定された周期単位の間変化した場合、ターゲットデータの変化した状態に関する情報を含むフィードデータを生成することができる。例えば、ターゲットデータに含まれた商品1が品切れになった場合、電子装置は、商品1の品切れ状態に関する情報を含むフィードデータを生成することができる。これにより、フィードデータを受信したターゲットサーバーは品切れになった商品1に対する広告を露出しないことができる。または、電子装置は、ターゲットデータの状態が既設定された周期単位の間変化していない場合、ターゲットデータの状態が変化していないことを示す情報を含むフィードデータを生成することができる。例えば、ターゲットデータに含まれた商品2が品切れとならず、価格も維持される場合、電子装置は、商品2の状態が変化していないことを示す情報を含むフィードデータを生成することができる。これにより、フィードデータを受信したターゲットサーバーは商品2に対する広告を維持することができる。
【0058】
段階S540で、電子装置は、フィードデータを対応するターゲットサーバーに伝送することができる。フィードデータはターゲットサーバー別に生成され得、電子装置は各ターゲットサーバー別に対応するフィードデータを伝送することができる。
【0059】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのようなユーザーインターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能な、コンピュータの読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータの読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータの読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータの読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータの読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0060】
本実施形態は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは、特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャヴァ(Java)、アセンブラ(assembler)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成として限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0061】
前述した実施形態は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【外国語明細書】