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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022179819
(43)【公開日】2022-12-05
(54)【発明の名称】アルツハイマー病治療薬。
(51)【国際特許分類】
   A61K 45/00 20060101AFI20221128BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20221128BHJP
   C12N 9/64 20060101ALN20221128BHJP
【FI】
A61K45/00
A61P25/28
C12N9/64 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021109625
(22)【出願日】2021-05-22
(71)【出願人】
【識別番号】506264258
【氏名又は名称】石井 均
(72)【発明者】
【氏名】石井 均
【テーマコード(参考)】
4B050
4C084
【Fターム(参考)】
4B050CC07
4B050DD11
4B050HH01
4B050LL01
4C084AA17
4C084NA14
4C084ZA161
4C084ZC201
(57)【要約】      (修正有)
【課題】アルツハイマー病の進行を止めるための治療薬を提供する。
【解決手段】脳の神経細胞内の水素イオン濃度を変化させる目的で、酸を脳の神経細胞に加え酸性にすれば、脳の神経細胞内のpHが変化して、βセクレターゼとγセクレターゼという二つの酵素が至適pHの値から乖離するため働かなくなり、アミロイドβタンパクが蓄積せず老人斑という塊ができないため、酸の溶質というアルツハイマー病治療薬を提供する。および、脳の神経細胞内の水素イオン濃度を変化させる目的で、塩基を脳の神経細胞に加え塩基性にすれば、脳の神経細胞内のpHが変化して、βセクレターゼとγセクレターゼという二つの酵素が至適pHの値から乖離するため働かなくなり、アミロイドβタンパクが蓄積せず老人斑という塊ができないため、塩基の溶質というアルツハイマー病治療薬を提供する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
脳の神経細胞内の水素イオン濃度を変化させる目的で、酸を脳の神経細胞に加え酸性にすれば、脳の神経細胞内のpHが変化して、βセクレターゼとγセクレターゼという二つの酵素が至適pHの値から乖離するため働かなくなり、アミロイドβタンパクが蓄積せず老人斑という塊ができないため、酸の溶質というアルツハイマー病治療薬。
【請求項2】
脳の神経細胞内の水素イオン濃度を変化させる目的で、塩基を脳の神経細胞に加え塩基性にすれば、脳の神経細胞内のpHが変化して、βセクレターゼとγセクレターゼという二つの酵素が至適pHの値から乖離するため働かなくなり、アミロイドβタンパクが蓄積せず老人斑という塊ができないため、塩基の溶質というアルツハイマー病治療薬。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルツハイマー病を治療する薬に関する。
【背景技術】
【0002】
アルツハイマー病は、アミロイドβ前駆体タンパクという脳の神経細胞の細胞膜にあるたんぱく質からβセクターゼとγセクターゼという二つの酵素によって切り出された断片が集まったアミロイドβタンパクが蓄積して老人斑という塊ができる病気。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
アルツハイマー病の進行を止めるための治療薬を提供することを目的とする
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するため、次の構成を採用する。
酸を加える場合としては、
アルツハイマー病は、アミロイドβ前駆体タンパクという脳の神経細胞の細胞膜にあるたんぱく質からβセクターゼとγセクターゼという二つの酵素によって切り出された断片が集まったアミロイドβタンパクが蓄積して老人斑という塊ができる病気であり、βセクターゼとγセクターゼという二つの酵素は至適pHが存在するため、脳の神経細胞内のpHの値を至適pHの値から乖離させれば酵素は働かなくなるので、脳の神経細胞内の水素イオン濃度を変化させる目的で、酸を脳の神経細胞に加え酸性にすれば、脳の神経細胞内のpHが変化して至適pHの値から乖離するため、βセクターゼとγセクターゼという二つの酵素が働かなくなり、アミロイドβタンパクが蓄積せず老人斑という塊ができないため、酸の溶質というアルツハイマー病治療薬。
塩基を加える場合としては、
アルツハイマー病は、アミロイドβ前駆体タンパクという脳の神経細胞の細胞膜にあるたんぱく質からβセクターゼとγセクターゼという二つの酵素によって切り出された断片が集まったアミロイドβタンパクが蓄積して老人斑という塊ができる病気であり、βセクターゼとγセクターゼという二つの酵素は至適pHが存在するため、脳の神経細胞内のpHの値を至適pHの値から乖離させれば酵素は働かなくなるので、脳の神経細胞内の水素イオン濃度を変化させる目的で、塩基を脳の神経細胞に加え塩基性にすれば、脳の神経細胞内のpHが変化して、至適pHの値から乖離するため、βセクターゼとγセクターゼという二つの酵素が働かなくなり、アミロイドβタンパクが蓄積せず老人斑という塊ができないため、塩基の溶質というアルツハイマー病治療薬本特許出願は、薬理データはないが、薬理データがなくても特許査定を受けている特許は存在します。
出願番号 特願2006-168598公開番号 特開2006-241172発明名称 子宮内膜症の予防又は治療薬
【発明の効果】
酸や塩基の溶質をアルツハイマー病の治療薬として脳の神経細胞に投与してアルツハイマー病の進行を止めて、アルツハイマー病の治療をする。
【発明を実施するための形態】
手術により、海馬などアルツハイマーに冒されている脳の神経細胞全てに、酸や塩基の溶質を投与する。投与の量は、βセクターゼとγセクターゼという二つの酵素の至適pHの値から乖離するまで与える。