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特開2022-179909情報処理装置、プログラム及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022179909
(43)【公開日】2022-12-06
(54)【発明の名称】情報処理装置、プログラム及びシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20221129BHJP
   G06Q 10/08 20120101ALI20221129BHJP
【FI】
G06Q30/02 490
G06Q10/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021086719
(22)【出願日】2021-05-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(71)【出願人】
【識別番号】598076591
【氏名又は名称】東芝インフラシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】高石 一平
(72)【発明者】
【氏名】赤木 琢磨
(72)【発明者】
【氏名】野田 周平
(72)【発明者】
【氏名】大川 泰弘
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA16
5L049BB25
5L049BB55
5L049BB65
5L049CC51
(57)【要約】      (修正有)
【課題】荷物量が平準化されるように宅配料金を決定することができる情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。
【解決手段】宅配料金処理装置と、通信装置とが、通信可能に接続する宅配料金処理システムにおいて、宅配料金処理装置(情報処理装置)は、インターフェースと、プロセッサと、を備える。インターフェースは、荷物に関する荷物情報と荷物を発送する発送日とを取得する。プロセッサは、荷物情報と、発送日と荷物が配送先に到着する到着日との間の期間と、に基づいて、到着日から構成される到着日時ごとの宅配料金を算出し、インターフェースを通じて、到着日時ごとの宅配料金を送信する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物に関する荷物情報と前記荷物を発送する発送日とを取得するインターフェースと、
前記荷物情報と、前記発送日と前記荷物が配送先に到着する到着日との間の期間と、に基づいて、前記到着日から構成される到着日時ごとの宅配料金を算出し、
前記インターフェースを通じて、前記到着日時ごとの前記宅配料金を送信する、
プロセッサと、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、前記期間が長いほど低額な宅配料金を算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記到着日に予測される荷物量に基づいて、前記宅配料金を算出する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記到着日がイベント日である場合、イベント日でない日の宅配料金よりも高い宅配料金を算出する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記到着日における余剰の配送リソースに基づいて、前記宅配料金を算出する
請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記荷物を配送する配送ルートを設定し、
前記配送ルートに基づいて、前記宅配料金を算出する、
請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記到着日時における気象状況又は交通状況に基づいて前記宅配料金を算出する、
請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、到着時刻に基づいて、前記到着時刻から構成される前記到着日時の宅配料金を算出する
請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記荷物情報に基づいて基本料金を算出し、前記基本料金を増額又は減額して前記宅配料金を算出する、
請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記インターフェースを通じて、前記到着日時を選択する操作を受け付け、
選択された前記到着日時に対応する前記宅配料金を前記荷物の宅配料金として決定する、
請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
プロセッサによって実行されるプログラムであって、
前記プロセッサに、
荷物に関する荷物情報と前記荷物を発送する発送日とを取得する機能と、
前記荷物情報と、前記発送日と前記荷物が配送先に到着する到着日との間の期間と、に基づいて、前記到着日から構成される到着日時ごとの宅配料金を算出する機能と、
前記到着日時ごとの前記宅配料金を送信する機能と、
を実現させるプログラム。
【請求項12】
情報処理装置と通信装置とを備えるシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記通信装置と通信する第1のインターフェースと、
前記第1のインターフェースを通じて、荷物に関する荷物情報と前記荷物を発送する発送日とを前記通信装置から取得し、
前記荷物情報と、前記発送日と前記荷物が配送先に到着する到着日との間の期間と、に基づいて、前記到着日から構成される到着日時ごとの宅配料金を算出し、
前記第1のインターフェースを通じて、前記到着日時ごとの前記宅配料金を前記通信装置に送信する、
第1のプロセッサと、
を備え、
前記通信装置は、
前記情報処理装置と通信する第2のインターフェースと、
操作の入力を受け付ける操作部と、
情報を表示する表示部と、
前記操作部を通じて、前記荷物情報と前記発送日とを取得し、
前記第2のインターフェースを通じて、前記荷物情報と前記発送日とを前記情報処理装置に送信し、
前記第2のインターフェースを通じて、前記到着日時ごとの前記宅配料金を前記情報処理装置から受信し、
前記到着日時ごとの前記宅配料金を前記表示部に表示する、
第2のプロセッサと、
を備える、
システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、プログラム及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
指定された到着日時及び配送先に荷物を配送する宅配業務が提供されている。宅配業務を行う宅配業者は、限られた配送リソース(配送車、ドライバーなど)の中で宅配業務を行う必要がある。到着日時によって配送される荷物量は、異なる。そのため、宅配業者は、到着日時によっては配送リソース不足に陥ることがある。
そこで、荷物量のピークを抑制する技術が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-51447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の課題を解決するため、荷物量が平準化されるように宅配料金を決定することができる情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、情報処理装置は、インターフェースと、プロセッサと、を備える。インターフェースは、荷物に関する荷物情報と前記荷物を発送する発送日とを取得する。プロセッサは、前記荷物情報と、前記発送日と前記荷物が配送先に到着する到着日との間の期間と、に基づいて、前記到着日から構成される到着日時ごとの宅配料金を算出し、前記インターフェースを通じて、前記到着日時ごとの前記宅配料金を送信する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、実施形態に係る宅配料金処理システムの構成例を示すブロック図である。
図2図2は、実施形態に係る宅配料金処理装置の構成例を示すブロック図である。
図3図3は、実施形態に係る通信装置の構成例を示すブロック図である。
図4図4は、実施形態に係る通信装置の表示例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る通信装置の表示例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る宅配料金処理装置の動作例を示すフローチャートである。
図7図7は、実施形態に係る宅配料金処理装置の動作例を示すフローチャートである。
図8図8は、実施形態に係る宅配料金処理装置の動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
実施形態に係る宅配料金処理システムは、配送される荷物に関する荷物情報などをユーザから取得する。宅配料金処理システムは、荷物情報などに基づいて、到着日時(到着日及び到着時刻)ごとの宅配料金を算出してユーザに提示する。宅配料金処理システムは、ユーザの選択に従って、到着日時及び宅配料金を決定する。
【0008】
図1は、実施形態に係る宅配料金処理システム1の構成例を示す。図1が示すように、宅配料金処理システム1は、宅配料金処理装置10と通信装置20とを備える。宅配料金処理装置10と通信装置20とは、通信可能に接続する。
【0009】
宅配料金処理装置10(情報処理装置)は、通信装置20に入力された荷物情報などに基づいて到着日時ごとの宅配料金を示す料金テーブルを生成する。宅配料金処理装置10は、料金テーブルを通信装置20に送信する。宅配料金処理装置10は、通信装置20を通じて到着日時の選択を受け付ける。宅配料金処理装置10は、選択された到着日時に対応する宅配料金を荷物の宅配料金として決定する。宅配料金処理装置10については、後に詳述する。
【0010】
通信装置20は、ユーザが荷物情報などを入力する装置である。通信装置20は、宅配料金処理装置10からの料金テーブルを表示する。また、通信装置20は、到着日時の選択をユーザから受け付ける。通信装置20については、後に詳述する。
【0011】
次に、宅配料金処理装置10について説明する。
図2は、宅配料金処理装置10の構成例を示す。図2が示すように、宅配料金処理装置10は、プロセッサ11、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、操作部16及び表示部17などを備える。
【0012】
プロセッサ11と、ROM12、RAM13、NVM14、通信部15、操作部16及び表示部17と、は、データバス又はインターフェースなどを介して互いに接続する。
なお、宅配料金処理装置10は、図2が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、宅配料金処理装置10から特定の構成が除外されたりしてもよい。
【0013】
プロセッサ11(第1のプロセッサ)は、宅配料金処理装置10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ11は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ11は、内部メモリ、ROM12又はNVM14が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
【0014】
なお、プロセッサ11がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ11は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
【0015】
ROM12は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM12に記憶される制御プログラム及び制御データは、宅配料金処理装置10の仕様に応じて予め組み込まれる。
【0016】
RAM13は、揮発性のメモリである。RAM13は、プロセッサ11の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM13は、プロセッサ11からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM13は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
【0017】
NVM14は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM14は、たとえば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリなどから構成される。NVM14は、宅配料金処理装置10の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータなどを格納する。
【0018】
通信部15(第1のインターフェース)は、通信装置20と通信するためのインターフェースである。たとえば、通信部15は、インターネットなどのネットワークを通じて通信装置20に接続する。たとえば、通信部15は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)接続をサポートするインターフェースである。
【0019】
操作部16は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。操作部16は、入力された操作を示す信号をプロセッサ11へ送信する。ここでは、操作部16は、タッチパネルから構成される。
【0020】
表示部17は、プロセッサ11からの画像データを表示する。たとえば、表示部17は、液晶モニタから構成される。ここでは、表示部17は、操作部16としてのタッチパネルと一体的に形成される。
【0021】
次に、通信装置20について説明する。
図3は、通信装置20の構成例を示す。図3が示すように、通信装置20は、プロセッサ21、ROM22、RAM23、NVM24、通信部25、操作部26及び表示部27などを備える。
【0022】
プロセッサ21と、ROM22、RAM23、NVM24、通信部25、操作部26及び表示部27と、は、データバス又はインターフェースなどを介して互いに接続する。
なお、通信装置20は、図3が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、通信装置20から特定の構成が除外されたりしてもよい。
【0023】
プロセッサ21(第2のプロセッサ)は、通信装置20全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ21は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ21は、内部メモリ、ROM22又はNVM24が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
【0024】
なお、プロセッサ21がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ21は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
【0025】
ROM22は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM22に記憶される制御プログラム及び制御データは、通信装置20の仕様に応じて予め組み込まれる。
【0026】
RAM23は、揮発性のメモリである。RAM23は、プロセッサ21の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM23は、プロセッサ21からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM23は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
【0027】
NVM24は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。NVM24は、たとえば、HDD、SSD又はフラッシュメモリなどから構成される。NVM24は、通信装置20の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータなどを格納する。
【0028】
通信部25(第2のインターフェース)は、宅配料金処理装置10と通信するためのインターフェースである。たとえば、通信部25は、インターネットなどのネットワークを通じて宅配料金処理装置10に接続する。たとえば、通信部25は、有線又は無線のLAN接続をサポートするインターフェースである。
【0029】
操作部26は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。操作部26は、入力された操作を示す信号をプロセッサ21へ送信する。ここでは、操作部26は、タッチパネルから構成される。
【0030】
表示部27は、プロセッサ21からの画像データを表示する。たとえば、表示部27は、液晶モニタから構成される。ここでは、表示部27は、操作部26としてのタッチパネルと一体的に形成される。
【0031】
次に、通信装置20が実現する機能について説明する。通信装置20が実現する機能は、プロセッサ21が内部メモリ、ROM22又はNVM24などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
【0032】
まず、プロセッサ21は、荷物に関する荷物情報と荷物の発送日時(発送日及び発送時刻)とを宅配料金処理装置10に入力する機能を有する。
【0033】
荷物情報は、荷物の宅配料金を決定するために用いられる情報である。ここでは、荷物情報は、配送元、配送先、重量、大きさ及び属性などから構成される。属性は、割れ物又は精密機械など、荷物の中身又は配送などに関する事項である。
【0034】
プロセッサ21は、操作部26を通じて、荷物情報と発送日時とを入力する画面(受付画面)を表示する操作の入力を受け付ける。たとえば、プロセッサ21は、受付画面のURLを開く操作の入力を受け付ける。
【0035】
当該操作の入力を受け付けると、プロセッサ21は、受付画面を表示部27に表示する。
図4は、プロセッサ21が表示部27に表示する受付画面の例を示す。図4が示すように、受付画面は、表示領域31乃至34を備える。
【0036】
表示領域31は、荷物情報の入力を受け付ける。表示領域31は、配送元、配送先、重量、大きさ及び属性を入力するための入力フォームを備える。
【0037】
なお、重量の入力フォームは、重量として、所定の幅を有する値(たとえば、1Kgから3Kgなど)の入力を受け付けてもよい。また、大きさの入力フォームは、大きさとして、所定の幅を有する値(たとえば、3辺の合計が80cmから100cmなど)の入力を受け付けてもよい。
【0038】
表示領域32は、発送日時を入力するための入力フォームを備える。ここでは、表示領域32は、荷物を発送する発送日及び発送時刻の入力を受け付ける。なお、表示領域32は、荷物を発送する発送日を受け付けるものであってもよい。
【0039】
表示領域33及び34については、後述する。
【0040】
プロセッサ21は、表示領域31及び32を通じて荷物情報及び発送日時の入力を受け付ける。たとえば、プロセッサ21は、表示領域31及び32に荷物情報及び発送日時の入力を受け付けた後に荷物情報及び発送日時を確定するアイコンへのタップ(又はクリック)を受け付ける。プロセッサ21は、当該アイコンへのタップを受け付けると、表示領域31及び32に入力されている荷物情報及び発送日時を確定する。
【0041】
荷物情報及び発送日時の入力を受け付けると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、荷物情報及び発送日時を宅配料金処理装置10に送信する。
【0042】
また、プロセッサ21は、到着日時ごとの宅配料金を表示する機能を有する。
後述するように、宅配料金処理装置10は、到着日時ごとの宅配料金を示す料金テーブルを通信装置20に送信する。
【0043】
プロセッサ21は、通信部25を通じて、料金テーブルを宅配料金処理装置10から受信する。料金テーブルを受信すると、プロセッサ21は、料金テーブルに従って、到着日時ごとの宅配料金を示す画面(料金画面)を表示部27に表示する。
【0044】
図5は、プロセッサ21が表示部27に表示する料金画面の例を示す。図5が示すように、料金画面は、格子状に宅配料金を表示する。表示画面は、横に到着日を順に表示し、縦に到着時刻(時間帯)を表示する。
【0045】
料金画面は、到着日と到着時刻とが交わる領域において、当該到着日及び当該到着時刻における宅配料金を表示する。
【0046】
なお、プロセッサ21は、受付画面と料金画面とを同時に表示部27に表示してもよい。また、プロセッサ21は、ユーザの操作に従って、受付画面から料金画面へ(又は料金画面から受付画面へ)を遷移させてもよい。
【0047】
また、プロセッサ21は、到着日時の選択を受け付ける機能を有する。
料金画面を表示すると、プロセッサ21は、操作部26を通じて、到着日時の選択を受け付ける。たとえば、プロセッサ21は、料金画面において、宅配料金へのタップ(又はクリック)を受け付ける。プロセッサ21は、タップされた宅配料金に対応する到着日時を選択する。
【0048】
到着日時を選択すると、プロセッサ21は、選択された到着日時を受付画面に表示する。受付画面の表示領域33は、選択された到着日時を表示する。なお、プロセッサ21は、表示領域33に直接入力された到着日時を選択するものであってもよい。また、プロセッサ21は、選択を確定するためのアイコンへのタップ(又はクリック)を受け付けた後に、選択された到着日時を確定してもよい。
【0049】
到着日時を選択すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、到着日時の選択を示す操作信号を宅配料金処理装置10に送信する。
【0050】
操作信号を宅配料金処理装置10に送信すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて到着日時に対応する宅配料金を宅配料金処理装置10から受信する。宅配料金を受信すると、プロセッサ21は、受信された宅配料金を受付画面に表示する。受付画面の表示領域34は、到着日時に対応する宅配料金を表示する。
なお、プロセッサ21は、タップされた宅配料金を表示領域34に表示してもよい。
【0051】
次に、宅配料金処理装置10が実現する機能について説明する。宅配料金処理装置10が実現する機能は、プロセッサ11が内部メモリ、ROM12又はNVM14などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
【0052】
まず、プロセッサ11は、荷物情報及び発送日時を取得する機能を有する。
前述の通り、通信装置20は、荷物情報及び発送日時を取得して宅配料金処理装置10に送信する。
【0053】
プロセッサ11は、通信部15を通じて、荷物情報及び発送日時を通信装置20から取得する。たとえば、プロセッサ11は、荷物情報及び発送日時を含むリクエストを通信装置20から取得する。
【0054】
また、プロセッサ11は、各到着日時における宅配料金を示す料金テーブルを通信装置20に送信する機能を有する。
荷物情報及び発送日時を取得すると、プロセッサ11は、荷物情報及び発送日時に基づいて、到着日時ごとに宅配料金を示す料金テーブルを生成する。
【0055】
ここでは、プロセッサ11は、発送日と到着日との間の期間などに基づいて宅配料金を算出する。
【0056】
たとえば、プロセッサ11は、荷物情報などに基づいて基本料金を算出する。基本料金を算出すると、プロセッサ11は、到着日を設定する。
【0057】
到着日を設定すると、プロセッサ11は、到着時刻を設定する。到着時刻を設定すると、プロセッサ11は、当該到着日と当該到着時刻とから構成される到着日時において、配送に有利な要素があるかを判定する。
【0058】
たとえば、プロセッサ11は、発送日と当該到着日との差が大きい(差が閾値以上である)場合、有利な要素があるものと判定する。
また、プロセッサ11は、当該到着時刻が所定の時刻である場合、有利な要素があるものと判定する。たとえば、当該所定の時刻は、配送される荷物の量(荷物量)が少ないことが予測される時刻である。
【0059】
有利な要素があるものと判定すると、プロセッサ11は、有利な要素に従って、基本料金から所定の額を減額して宅配料金を算出する。たとえば、プロセッサ11は、発送日と当該到着日との差が大きい場合、差が大きいほど減額幅を大きく設定する。即ち、プロセッサ11は、発送日と当該到着日との間の期間が長いほど低額な宅配料金を算出する。また、プロセッサ11は、当該到着時刻が所定の時刻である場合、当該到着時刻に応じて減額幅を設定する。
【0060】
なお、プロセッサ11は、複数の有利な要素があるものと判定すると、複数の有利な要素に従って基本料金からそれぞれ所定の額を減額して宅配料金を算出する。また、プロセッサ11は、宅配料金の下限を設定するものであってもよい。
【0061】
また、プロセッサ11は、当該到着日時において、配送に不利な要素があるかを判定する。
【0062】
たとえば、プロセッサ11は、発送日と当該到着日との差が小さい(差が閾値以下である)場合、不利な要素があるものと判定する。また、プロセッサ11は、当該到着時刻が所定の時刻である場合、不利な要素があるものと判定する。たとえば、当該所定の時刻は、荷物量が多いことが予測される時刻である。
【0063】
不利な要素があるものと判定すると、プロセッサ11は、不利な要素に従って、基本料金に所定の額を増額して宅配料金を算出する。たとえば、プロセッサ11は、発送日と当該到着日との差が小さい場合、差が小さいほど増額幅を大きく設定する。即ち、プロセッサ11は、発送日と当該到着日との間の期間が短いほど高額な宅配料金を算出する。また、プロセッサ11は、当該到着時刻が所定の時刻である場合、当該到着時刻に応じて増額幅を設定する。
【0064】
なお、プロセッサ11は、複数の不利な要素があるものと判定すると、複数の不利な要素に従って基本料金にそれぞれ所定の額を増額して宅配料金を算出する。また、プロセッサ11は、宅配料金の上限を設定するものであってもよい。
【0065】
また、プロセッサ11は、ある到着日時に有利な要素と不利な要素とがある場合、有利な要素に従って基本料金を減額しさらに不利な要素に従って増額して、宅配料金を算出する。
【0066】
また、プロセッサ11は、到着日に予測される荷物量に基づいて宅配料金を算出してもよい。たとえば、プロセッサ11は、到着日が年末、年始又はクリスマス等のイベント日である場合、不利な要素があるものと判定する。また、プロセッサ11は、到着日が週末(土曜日又は日曜日)である場合、不利な要素があるものと判定する。
【0067】
たとえば、プロセッサ11は、到着日に予測される荷物量が多いほど増額幅を大きく設定する。
【0068】
また、プロセッサ11は、到着日時における余剰の配送リソースに基づいて宅配料金を算出してもよい。配送リソースは、荷物を配送するために用いられるリソースである。たとえば、配送リソースは、トラックの台数、トラックの空き容量、ドライバーの人数などに基づく評価値などである。
【0069】
ここでは、NVM14は、各到着日時に配送される荷物の荷物情報を予め格納しているものとする。また、NVM14は、各到着日時における配送リソースを予め格納しているものとする。
【0070】
プロセッサ11は、到着日時における荷物情報と配送リソースとに基づいて、到着日時における余剰の配送リソースを算出する。
【0071】
プロセッサ11は、到着日時における余剰の配送リソースが多い(閾値以上である)場合、有利な要素があると判定する。たとえば、プロセッサ11は、余剰の配送リソースが大きいほど減額幅を大きく設定する。
【0072】
また、プロセッサ11は、到着日時における余剰の配送リソースが少ない(閾値以下である)場合、不利な要素があると判定する。たとえば、プロセッサ11は、余剰の配送リソースが小さいほど増額幅を大きく設定する。
【0073】
また、プロセッサ11は、配送ルートに基づいて、宅配料金を算出してもよい。プロセッサ11は、配送元及び配送先に基づいて、配送元から配送先まで荷物を運ぶ配送ルートを決定する。配送ルートを決定すると、プロセッサ11は、到着日において同一の配送ルート(又は近い配送ルート)で搬送される荷物の量を特定する。
【0074】
同一の配送ルートで搬送される荷物の量が多い(荷物の量を示す評価値が閾値以上である)場合、プロセッサ11は、効率的に荷物を搬送することができると判定して、有利な要素があると判定する。たとえば、プロセッサ11は、同一の配送ルートで搬送される荷物の量が多いほど減額幅を大きく設定する。
【0075】
また、同一の配送ルートで搬送される荷物の量が少ない(荷物の量を示す評価値が閾値以下である)場合、プロセッサ11は、効率的に荷物を搬送することができないと判定して、不利な要素があると判定する。たとえば、プロセッサ11は、同一の配送ルートで搬送される荷物の量が少ないほど増額幅を大きく設定する。
【0076】
また、プロセッサ11は、到着日時における気象状況又は交通状況に基づいて宅配料金を算出してもよい。たとえば、プロセッサ11は、到着日時において大雨又は台風の発生など気象状況が悪い場合、又は、到着日時において配送ルートに交通渋滞が予測される場合、不利な要素があるものと判定する。たとえば、プロセッサ11は、気象状況の程度及び交通渋滞の程度等に基づいて、増額幅を設定する。
【0077】
なお、プロセッサ11が到着日時における宅配料金を算出する方法は、特定の方法に限定されるものではない。
【0078】
プロセッサ11は、到着日時における宅配料金を算出すると、到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納する。
【0079】
到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納すると、プロセッサ11は、当該到着日において次の到着時刻を設定して、宅配料金を算出する。宅配料金を算出すると、プロセッサ11は、当該到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納する。同様に、プロセッサ11は、当該到着日の各到着時刻において、到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納する。
【0080】
当該到着日の各到着日時において到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納すると、プロセッサ11は、次の到着日を設置する。次の到着日を設定すると、同様に、プロセッサ11は、当該到着日の各到着日時において到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納する。
【0081】
同様に、プロセッサ11は、所定の期間(たとえば、発送日から14日)における各到着日の各到着時刻において、到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納する。
【0082】
各到着日の各到着時刻において到着日時と宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納すると、プロセッサ11は、通信部15を通じて、料金テーブルを格納するレスポンスを通信装置20に送信する。
【0083】
また、プロセッサ11は、ユーザの選択に応じて宅配料金を決定する機能を有する。
【0084】
料金テーブルを格納するレスポンスを通信装置20に送信すると、プロセッサ11は、通信部15を通じて、到着日時の選択を示す操作信号を通信装置20から受信するまで待機する。
【0085】
当該操作信号を受信すると、プロセッサ11は、当該操作信号によって選択された到着日時に対応する宅配料金を料金テーブルから取得する。宅配料金を取得すると、プロセッサ11は、取得された宅配料金をユーザが発送する荷物の宅配料金として決定する。
【0086】
宅配料金を決定すると、プロセッサ11は、通信部15を通じて、決定された宅配料金を通信装置20に送信する。
【0087】
次に、宅配料金処理装置10の動作例について説明する。
図6は、宅配料金処理装置10の動作例について説明するためのフローチャートである。
【0088】
まず、宅配料金処理装置10のプロセッサ11は、通信部15を通じて、荷物情報及び発送日時を取得する(S11)。荷物情報及び発送日時を取得すると、プロセッサ11は、料金テーブルを生成する(S12)。
【0089】
料金テーブルを生成すると、プロセッサ11は、通信部15を通じて、生成された料金テーブルを通信装置20に送信する(S13)。料金テーブルを通信装置20に送信すると、プロセッサ11は、通信部15を通じて、到着日時を選択する操作信号を通信装置20から受信する(S14)。
【0090】
操作信号を受信すると、プロセッサ11は、操作信号によって選択された到着日時に対応する配送料金をユーザが発送する荷物の宅配料金として決定する(S15)。宅配料金を確定すると、プロセッサ11は、通信部15を通じて、決定された宅配料金を通信装置20に送信する(S16)。
【0091】
決定された宅配料金を通信装置20に送信すると、プロセッサ11は、動作を終了する。
【0092】
次に、宅配料金処理装置10が料金テーブルを生成する動作例(S12)について説明する。
【0093】
図7は、宅配料金処理装置10が料金テーブルを生成する動作例(S12)について説明するためのフローチャートである。
【0094】
まず、宅配料金処理装置10のプロセッサ11は、荷物情報などに基づいて基本料金を算出する(S21)。基本料金を算出すると、プロセッサ11は、到着日を設定する(S22)。
【0095】
到着日を設定すると、プロセッサ11は、到着時刻を設定する(S23)。到着時刻を設定すると、プロセッサ11は、設定された到着日及び到着時刻から構成される到着日時に有利な要素があるかを判定する(S24)。
【0096】
有利な要素があると判定すると(S24、YES)、プロセッサ11は、基本料金から所定の額を減額して宅配料金を算出する(S25)。
【0097】
有利な要素がないと判定した場合(S24、NO)、又は、基本料金から所定の額を減額して宅配料金を算出した場合(S25)、プロセッサ11は、到着日時に不利な要素があるかを判定する(S26)。
【0098】
不利な要素があると判定すると(S26、YES)、プロセッサ11は、基本料金(又はS25で基本料金から所定の額を減額されて算出された宅配料金)に所定の額を増額して宅配料金を算出する(S27)。
【0099】
不利な要素がないと判定した場合(S26、NO)、又は、基本料金に所定の額を増額して宅配料金を算出した場合(S27)、プロセッサ11は、到着日時と算出された宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納する(S28)。なお、プロセッサ11は、有利な要素及び不利な要素がない場合、基本料金を宅配料金とする。
【0100】
到着日時と算出された宅配料金とを対応付けて料金テーブルに格納すると、プロセッサ11は、宅配料金が計算されていない到着時刻があるかを判定する(S29)。宅配料金が計算されていない到着時刻があると判定すると(S29、YES)、プロセッサ11は、S23に戻る。
【0101】
宅配料金が計算されていない到着時刻がないと判定する(S29、NO)、プロセッサ11は、宅配料金が計算されていない到着日があるかを判定する(S30)。たとえば、プロセッサ11は、発送日から所定の期間(たとえば、14日)までの期間において、宅配料金が計算されていない到着日があるかを判定する。
【0102】
宅配料金が計算されていない到着日があると判定すると(S30、YES)、プロセッサ11は、S22に戻る。
宅配料金が計算されていない到着日がないと判定すると(S30、NO)、プロセッサ11は、動作を終了する。
【0103】
なお、プロセッサ11は、基本料金に増減率を積算して宅配料金を算出してもよい。図8は、プロセッサ11が基本料金に増減率を積算して宅配料金を算出する動作イメージ例を示す。図8が示す例では、基本料金への増減率は、-50%(減額)から+50%(増額)までの何れかの値である。
【0104】
たとえば、プロセッサ11は、発送日と到着日との差の最大値を14日であるものとして、0日から14日までを、0日であれば+50%、14日であれば-50%と、+50%から-50%までの増減率に対応させてもよい。
【0105】
また、プロセッサ11は、所定の値に対する、到着日に予測される荷物量の割合を算出する。プロセッサ11は、算出された割合(0%から100%)を-50%(荷物量が少ない)から+50%(荷物量が多い)までの増減率に対応させてもよい。
【0106】
また、プロセッサ11は、所定の値に対する、到着日時における余剰の配送リソースの割合を算出する。プロセッサ11は、算出された割合(0%から100%)を-50%(リソース多い)から+50%(リソース少ない)までの増減率に対応させてもよい。
【0107】
プロセッサ11は、基本料金に到着日に応じた増減率を積算して宅配料金を算出する。
なお、プロセッサ11は、基本料金に対して複数の増減率(たとえば、発送日と到着日との差に対応する増減率、荷物量又は余剰の配送リソースの割合に対応する増減率など)を積算して宅配料金を算出してもよい。
【0108】
また、宅配料金処理システム1は、通信装置20を備えなくともよい。この場合、宅配料金処理装置10のプロセッサ11は、操作部16を通じて、荷物情報及び発送日時の入力を受け付ける。また、プロセッサ11は、料金テーブルを表示部17に表示する。また、プロセッサ11は、操作部16を通じて、到着日時の選択を受け付ける。
【0109】
また、プロセッサ11は、ある到着日時において、余剰の配送リソースが0である場合、又は、余剰の配送リソースが所定の閾値以下である場合、当該到着日時が選択不可能であることを示す情報を通信装置20に送信してもよい。たとえば、プロセッサ11は、当該到着日時と当該到着日時が選択不可能であることを示す情報とを対応付けて料金テーブルに格納してもよい。
【0110】
また、宅配料金処理システム1は、ユーザから荷物を受領する際に荷物情報などのチェックを行うものであってもよい。たとえば、宅配料金処理システム1は、作業員などを用いてユーザから受領した荷物から荷物情報を取得して、事前に入力されている荷物情報と比較する。宅配料金処理システム1は、荷物から取得された荷物情報と、事前に入力されている荷物情報とが一致しない場合、宅配料金を再計算してもよい。
【0111】
また、宅配料金処理装置10のプロセッサ11は、過去の荷物量などに基づいて、減額幅又は増額幅を更新してもよい。
【0112】
以上のように構成された宅配料金処理システムは、発送日と到着日との間の期間が短いほど高い宅配料金を設定する。その結果、宅配料金処理システムは、より先の到着日を選択させることをユーザに促すことができる。
【0113】
また、宅配料金処理システムは、荷物量が多い又は配送リソースが不足する到着日時には、高い宅配料金を設定する。その結果、宅配料金処理システムは、荷物量が少ない又は配送リソースに余裕がある到着日時を選択させることをユーザに促すことができる。
【0114】
そのため、宅配料金処理システムは、荷物の量を平準化することができる。
また、宅配料金処理システムは、荷物の量の予測を容易になるため、配送計画を適切に立てることができる。
【0115】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0116】
1…宅配料金処理システム、10…宅配料金処理装置、11…プロセッサ、12…ROM、13…RAM、14…NVM、15…通信部、16…操作部、17…表示部、20…通信装置、21…プロセッサ、22…ROM、23…RAM、24…NVM、25…通信部、26…操作部、27…表示部、31…表示領域、32…表示領域、33…表示領域、34…表示領域。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8