(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022180267
(43)【公開日】2022-12-06
(54)【発明の名称】電位差による体表テスター
(51)【国際特許分類】
A61B 5/11 20060101AFI20221129BHJP
【FI】
A61B5/11 230
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021110388
(22)【出願日】2021-05-24
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】521289504
【氏名又は名称】山森 一郎
(72)【発明者】
【氏名】山森 一郎
【テーマコード(参考)】
4C038
【Fターム(参考)】
4C038VA04
4C038VB14
4C038VC20
(57)【要約】
【課題】従来における、身体に生じる違和感の原因と考えられる箇所の確認を、見るあるいは手指で接触するといったこと以外に、容易に行える検査方法は無かった。
【解決手段】本発明は上記目的を達成するために成されたもので、電位の低い素材と高い素材が接した2つ以上の物を、重ねる或いは包んで固定した棒状のもので、床面に設置された上に、仰向けに寝た状態で接触させる事によって、両足の反応を確認するものである。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つ以上の電位に差が有る素材を、重ねるあるいは包む事によって素材同士を接触させ、1つの素材側に発生する電位差を用いて、前記一つの素材を体の違和感と思われる箇所に接触させる事によって、両足の反応を確認する電位差による体表テスター。
【請求項2】
形状は凸の曲面を有する棒状のもので、仰向けに寝た状態において、自らの身体の荷重によって背面の特定の箇所に、部分的な接触可能とする請求項1に記載の電位差による体表テスター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人の身体に生じる違和感などの、原因と考えられる箇所を検知するもの。
【背景技術】
【0002】
従来、本人が身体に生じる様々な違和感は、自ら其の場所を確認する場合において、自分で見るまた自らの手指で接触し、他の人に伝える場合は、口頭による情報から他者も同様に、見るあるいは手指で接触する事で、内容を共有のうえ確認をするが、自他共に判断のつかない時が有った。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】マキノ出版、不思議によく効く11円療法―10円玉と1円玉を体にはるだけで病気が治る
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来における、身体に生じる違和感の原因と考えられる箇所の確認を、見るあるいは手指で接触するといったこと以外に、容易に行える検査方法は無かった。
【0005】
本発明は、本人も感知できない位の違和感を、体表に直接あるいは衣類の上より接触させ、検知できるテスターを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するために成されたもので、2つ以上の電位の低い素材と高い素材が接触した物を、重ねる或いは包んで固定し、床面に対して仰向けに寝た状態で、違和感を感じる箇所に接触させる事によって、両足の反応を確認するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明においては、違和感を生じる者が仰向けになった状態で、違和感の原因と考えられる箇所を左側の肘とした場合、その肘の範囲から更に特定する為に、体表に直接あるいは衣類の上より、肘周辺に素材のアルミ側を接触させ、両足の長さなどに表れた変化を確認し、違和感の原因となる箇所を特定する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図3】電位差による体表テスターを使用した状態の背面図
【
図4】電位差による体表テスターを使用した状態の側面図
【
図7】電位差による体表テスターの上に仰向けになっている図
【発明を実施するための形態】
【0009】
図2における電位差による体表テスターAは、形状を保つための芯棒Bと、それを覆う柔軟な接触を助けるクッションC、電位を発するため内側の素材は銀Dと外側に素材のアルミE、そして保護するシートFから構成されている。
【実施例
】
図3においては、体の背面に体表テスターAが接触した状態で、
図9は使用している状態を側方から表したもので、それぞれ体表テスターAの位置を変える事によって、
図5の状態から
図6の様に両足の長さなどの反応が表れる箇所を、検知する為に使用するものである。
【符号の説明】
【0010】
A 電位差による体表テスター
B 芯棒
C クッション
D 銀
E アルミ
F シート