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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022180336
(43)【公開日】2022-12-06
(54)【発明の名称】空圧機のモータ結合位置決め装置
(51)【国際特許分類】
   H02K 7/116 20060101AFI20221129BHJP
   F04B 39/14 20060101ALI20221129BHJP
   F04B 39/12 20060101ALI20221129BHJP
   F04B 39/00 20060101ALI20221129BHJP
   H02K 5/00 20060101ALI20221129BHJP
   H02K 15/02 20060101ALI20221129BHJP
【FI】
H02K7/116
F04B39/14
F04B39/12 G
F04B39/00 106C
H02K5/00 A
H02K15/02 A
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022083854
(22)【出願日】2022-05-23
(31)【優先権主張番号】110118731
(32)【優先日】2021-05-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】501164676
【氏名又は名称】周 文三
(71)【出願人】
【識別番号】519443952
【氏名又は名称】周 承賢
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】周 文三
(72)【発明者】
【氏名】周 承賢
【テーマコード(参考)】
3H003
5H605
5H607
5H615
【Fターム(参考)】
3H003AA02
3H003AB07
3H003AC02
3H003CD01
3H003CE03
3H003CF04
5H605AA07
5H605AA08
5H605BB05
5H605CC01
5H605CC08
5H605CC10
5H605EA09
5H605GG04
5H605GG05
5H607BB01
5H607CC01
5H607CC03
5H607CC09
5H607DD08
5H607DD19
5H607EE31
5H607JJ08
5H615AA01
5H615BB01
5H615PP01
5H615PP28
5H615SS19
(57)【要約】
【課題】ねじを使用しなくてもモータをフレームに組み立てて確実に固設することができる空圧機のモータ結合位置決め装置を提供する。
【解決手段】空圧機10は、フレーム1、シリンダー2、モータ4及び伝動機構6を備える。フレームは、複数の位置決め孔を有する。位置決め孔は、第1の位置決め孔及び第2の位置決め孔を含む。シリンダーは、フレームに結合されるとともに、空気貯蔵ユニット3と連通する。モータは、フレーム上に組み立てられる。フレームの第1の位置決め孔には、モータの芯端に設けた小歯車が挿入される。モータの内軸受座41が第1の位置決め孔内に収容される。少なくとも1つの位置決め部を介してフレームとモータとを係合させて組み立て、位置決め部の一端がモータから延び、位置決め部の他端をフレーム上に係合することにより、ねじを使用しなくてもモータをフレームに組み立てて確実に固設する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空圧機が筐体の内空部に収容される、空圧機のモータ結合位置決め装置であって、
前記空圧機は、フレーム、シリンダー、モータ及び伝動機構を備え、
前記フレームは、複数の位置決め孔を有し、前記位置決め孔は、第1の位置決め孔及び第2の位置決め孔を含み、
前記シリンダーは、前記フレームに結合されるとともに、空気貯蔵ユニットと連通し、
前記モータは、前記フレーム上に組み立てられ、前記フレームの前記第1の位置決め孔には、前記モータの芯端に設けた小歯車が挿入され、前記モータの内軸受座が前記第1の位置決め孔内に収容され、
前記伝動機構は、前記シリンダー内でピストン本体を往復運動させて圧縮空気を発生させ、
少なくとも1つの位置決め部を介して前記フレームと前記モータとを係合させて組み立て、前記位置決め部の一端が前記モータから延び、前記位置決め部の他端を前記フレーム上に係合することにより、ねじを使用しなくても前記モータを前記フレームに組み立てて確実に固設することを特徴とする、空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項2】
前記モータのハウジングの円柱形周面上には、放熱口が設けられ、
前記放熱口は、前記モータのハウジング内部と、前記モータのハウジング外部とに気体を流通させて放熱し、
前記モータには、金属材料からなる電導コイルが嵌設され、前記電導コイルが導磁作用を有するため、前記モータが仕事をする際、前記モータの効率が高いことを特徴とする請求項1に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項3】
前記小歯車を一端に有する前記モータの頭端面は、内軸受座の外周に形成された複数の凹孔を有し、前記フレームの後部の前記第1の位置決め孔の外周には、前記凹孔に対応する複数のピンが突設され、前記モータを前記フレームに位置決めする際、前記モータの前記頭端面の複数の前記凹孔を前記フレーム上の複数の前記ピン上に対応して係合させると、前記モータが位置決めされるため、前記モータが駆動するときの回転力に対する抵抗力が高まることを特徴とする請求項1に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項4】
前記モータ及び前記フレームを対向させて結合した後も、複数の流通孔が依然として結合面に残り、前記フレーム上の前記ピンが前記モータの前記頭端面の前記凹孔の空間に係合されても流通孔が依然として残ることを特徴とする請求項3に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項5】
前記モータのハウジングには、互いに対称な2つの前記位置決め部が延設され、前記位置決め部の末端部には、前記モータの中心軸に対向する内側面に、プレス加工技術を利用して完成させた2つの互いに対称で斜めに突出された弾性位置決めサイドウイングが設けられ、
前記フレームは、上下に貫通されて形成された穿孔を有し、2つの前記位置決め部の前記弾性位置決めサイドウイングが、2つの前記穿孔に挿通される過程では、前記弾性位置決めサイドウイングが前記穿孔の内径で押圧されて変形され、前記フレームの表面から伸びた瞬間に、押圧されていない自然な状態に回復し、前記弾性位置決めサイドウイングが前記フレームの表面に係合されることを特徴とする請求項1に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項6】
互いに結合された前記モータと前記フレームとを分離させる着脱部材をさらに備え、
前記着脱部材を利用して前記フレーム上に係合された前記位置決め部の前記弾性位置決めサイドウイングに圧力を加えると係合状態が解除され、前記モータを移動させて前記モータと前記フレームとの相対位置を変えると、前記モータと前記フレームとが分離されることを特徴とする請求項5に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項7】
前記モータの前記ハウジングに嵌設された前記電導コイルには、互いに対称な2つの前記位置決め部が延設され、
2つの前記位置決め部の末端部には、折り曲げられて互いに対称な2つの弾性位置決めサイドウイングが設けられ、
前記フレームの左右両側には、2つの前記弾性位置決めサイドウイングに対応する箇所に、2つの位置決め槽が形成され、前記弾性位置決めサイドウイングを前記フレームの前記位置決め槽上に係合させることができるため、ねじを使用しなくても前記モータを前記フレームに組み立てて確実に固設することを特徴とする請求項2に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【請求項8】
前記空圧機が前記筐体内に収容され、前記筐体の上ハウジング及び下ハウジングの内側壁に予め設けられた押付け部を利用し、
前記押付け部は、前記筐体の内側壁に設けたバンプを含み、
前記バンプの壁面は、前記位置決め部の前記弾性位置決めサイドウイングを前記モータと前記フレームとの間で位置拘束し、前記位置決め部の前記弾性位置決めサイドウイングは、前記空圧機を使用する際、又は不用意に落下させるなどして外力を受けた際に緩んでしまうことを防ぐことを特徴とする請求項7に記載の空圧機のモータ結合位置決め装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空圧機のモータ結合位置決め装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の空圧機は、フレームと、前記フレームに結合されたシリンダーと、フレームに取付けられたモータと、モータにより駆動されシリンダー内で往復運動するピストン本体と、を含み、モータによりシリンダー内でピストン本体を往復運動させることにより、ガスの吸入・圧縮を行い、加圧ガスを排出させ、空圧機全体を筐体内に配設する。
【0003】
一般に、従来の空圧機のモータの大部分は、ねじによりフレーム上にねじ止めされていたが、空圧機を長期間使用すると、ねじが外れたり緩んだりして使用寿命が短くなることがあった。また、ねじはフレーム本体に挿通し、モータのハウジングのねじ孔に螺着しなければならなかったが、空間により制限され、ねじを締め付ける工具をフレーム本体及びその周辺部品に挿通させることが出来ないことがあるが、その場合ねじを使用してモータをフレーム上にスムーズにねじ止めすることが困難となることがあった。本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、本発明者は、長年にわたり研究・開発に力を注ぎ、空圧機のモータ結合位置決め装置を発明した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の第1の課題は、空圧機が筐体内に収容され、空圧機内に配設されたモータが複数の凹孔をフレーム上の複数のピン上に対応して係合すると、モータから延びた少なくとも1つの位置決め部を介してフレーム上に係合され、ねじを使用しなくてもモータをフレームに組み立てて確実に固設することができる空圧機のモータ結合位置決め装置を提供することにある。
本発明の第2の課題は、着脱部材を利用して互いに結合されたモータとフレームとを分離させ、着脱部材を利用してフレーム上に係合された位置決め部に圧力を加えると係合状態が解除され、モータを移動させてモータとフレームとの相対位置を変えると、モータとフレームとを容易かつ迅速に分離させることができる空圧機のモータ結合位置決め装置を提供することにある。
本発明の第3の課題は、空圧機が筐体内に収容され、筐体の上ハウジング及び下ハウジングの内側壁に予め設けられた押付け部を利用し、押付け部は、筐体の内側壁に設けたバンプを含み、バンプの壁面は、位置決め部の弾性位置決めサイドウイングを前述したモータとフレームとの間で位置拘束し、位置決め部の弾性位置決めサイドウイングは、空圧機を使用する際、又は不用意に落下させるなどして外力を受けた際に緩んでしまうことを防ぐことができる空圧機のモータ結合位置決め装置を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1図1は、本発明の一実施形態に係る空圧機のモータ結合位置決め装置の一部の部材を示す分解斜視図である。
図2図2は、本発明の一実施形態に係る空圧機のモータ結合位置決め装置の一部の部材の別の角度からの分解斜視図である。
図3図3は、本発明の一実施形態に係る空圧機のモータ結合位置決め装置を示す分解平面図である。
図4図4は、本発明の一実施形態に係る空圧機のモータ結合位置決め装置を示す断面図である。
図5図5は、本発明の一実施形態に係る空圧機のモータ結合位置決め装置の一部を拡大し、着脱部材を使用する説明図である。
図6図6は、本発明の一実施形態に係るモータの複数の凹孔がフレームの複数のピンに対応して係合され、両者を対向するように結合した後にも流通孔が依然として残っている状態を示す断面図である。
図7図7は、本発明の別のフレーム及びモータを示す斜視図である。
図8図8は、本発明の別のフレーム及びモータを示す断面図である。
図9図9は、図8の一部を拡大し、着脱部材を使用するときの説明図である。
図10図10は、図7の空圧機が筐体内に収容される状態を示す説明図である。
図11図11は、図10の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
【0007】
図10を参照する。図10に示すように、本発明の一実施形態に係る空圧機のモータ結合位置決め装置は、空圧機10を含む。空圧機10は、筐体8の内空部に収容される。また、図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係る空圧機10は、フレーム1と、フレーム1に結合されたシリンダー2と、フレーム1上に組み立てるモータ4と、モータ4により駆動されてシリンダー2内で往復運動するピストン本体5と、を含む。
【0008】
フレーム1は、複数の位置決め孔を有する。複数の位置決め孔は、第1の位置決め孔11及び第2の位置決め孔12を含む。第1の位置決め孔11には、モータ4の芯端に設けた小歯車61が挿入され、モータ4の内軸受座41が第1の位置決め孔11内に収容される。第2の位置決め孔12内には、軸受121が設けられる。前述したモータ4のハウジングの円柱形周面上には、完全に貫通されて形成された2つの放熱口43が互いに対称に設けられる。放熱口43は、モータ4のハウジング内部と、モータ4のハウジング外部とに気体を流通させ、放熱機能を得る。前述したモータ4には、金属材料からなる電導コイル44が嵌設され、電導コイル44が導磁作用を有するため、モータ4が仕事をする際、モータ4の効率が高い。
【0009】
シリンダー2は、フレーム1と一体成形される。シリンダー2は、空気貯蔵ユニット3と連通する。空気貯蔵ユニット3には、気体を出力するホース31と、圧力計32とが取り付けられる少なくとも1つのマニホールド30が設けられる。
【0010】
伝動機構6は、カウンターウェイトブロックを有する大歯車62を含む。大歯車62は、前述した小歯車61と噛合される。大歯車62は、軸杆を介して前述した軸受121に接続される(これは従来技術であるため図示しない)。伝動機構6は、前述したシリンダー2内でピストン本体5を往復運動させて圧縮空気を発生させる。
【0011】
図1図4を参照する。図1図4に示すように、本発明の特徴は、小歯車61を一端に有するモータ4の頭端面42は、内軸受座41の外周に形成された複数の凹孔420を有する。フレーム1後部の第1の位置決め孔11の外周には、前述した凹孔420に対応する複数のピン110が突設されている。モータ4をフレーム1に位置決めする際、モータ4の頭端面42の複数の凹孔420をフレーム1上の複数のピン110上に対応して係合させると、モータ4が位置決めされるため、モータ4が駆動するときの回転力に対する抵抗力が高まり、モータ4及びフレーム1を対向させて結合しても、複数の流通孔70が結合面7に依然として残り、フレーム1上のピン110がモータ4の頭端面42の凹孔420の空間に係合されても流通孔70が残るとともに(図6を参照する)、モータ4の頭端面42の内軸受座41をフレーム1上の第1の位置決め孔11内に収容し、位置決め部46を介してフレーム1とモータ4とを係合させて組み立てることができる。即ち、位置決め部46の一端がモータ4から延び、位置決め部46の他端をフレーム1上に係合することにより、ねじを使用しなくてもモータ4をフレーム1に組み立てて確実に固設することができる。
【0012】
図1図4を参照する。図1図4に示すように、前述したモータ4のハウジングには、互いに対称な2つの位置決め部46が延設され、2つの位置決め部46の末端部には、モータ4の中心軸に対向する内側面に、プレス加工技術を利用して完成させた2つの互いに対称で、斜めに突出した弾性位置決めサイドウイング461が設けられる。フレーム1は、上下に貫通されて形成された穿孔13を有し、2つの位置決め部46の弾性位置決めサイドウイング461が、2つの穿孔13に挿通される過程では、弾性位置決めサイドウイング461が穿孔13の内径で押圧されて変形され、フレーム1の表面から伸びた瞬間に、押圧されていない自然な状態に回復する。弾性位置決めサイドウイング461は、前述したフレーム1の表面に容易かつ迅速に係合させることができるため、ねじを使用しなくてもモータ4をフレーム1に組み立てて確実に固設することができる。
【0013】
図5を参照する。図5に示すように、本発明の一実施形態では、着脱部材9を利用して互いに結合されたモータ4とフレーム1とを分離させ、着脱部材9を利用してフレーム1上に係合された位置決め部46の弾性位置決めサイドウイング461に圧力を加えると係合状態が解除され、モータ4を移動させてモータ4とフレーム1との相対位置を変えると、モータ4とフレーム1とを容易かつ迅速に分離させることができる。前述した着脱部材9は、例えばドライバーなど一般の工具でもよい。
【0014】
図7及び図8を参照する。図7及び図8に示すように、本発明の他の実施形態では、モータ4のハウジングに嵌設された電導コイル44には、互いに対称な2つの位置決め部47が延設される。2つの位置決め部47の末端部には、折り曲げられて互いに対称な2つの弾性位置決めサイドウイング471が設けられる。フレーム1の左右両側には、2つの弾性位置決めサイドウイング471に対応する箇所に2つの位置決め槽14が形成されている。その他の構造及び組み立てについては、図2の実施形態と同じであり、このような設計は弾性位置決めサイドウイング471をフレーム1の位置決め槽14上に容易かつ迅速に係合することができ、ねじを使用しなくてもモータ4をフレーム1に組み立てて確実に固設することができる。図9を参照する。図9に示すように、本実施形態は、着脱部材9を利用してモータ4とフレーム1とを分離させることができる。即ち、フレーム1の位置決め槽14中に着脱部材9を挿通させ、フレーム1上の位置決め部47に係合された弾性位置決めサイドウイング471に圧力を加えると、係合状態を解除することができ、モータ4を移動させてモータ4とフレーム1との相対位置を変えるだけで、モータ4とフレーム1とを容易かつ迅速に分離させることができる。
【0015】
図10及び図11を参照する。図10及び図11は、空圧機10が筐体8内に収容された状態を示す説明図であり、筐体8の上ハウジング及び下ハウジングの内側壁に予め設けられた押付け部81を利用し、押付け部81は、筐体8の内側壁に設けたバンプ82を含む。バンプ82の壁面は、位置決め部47の弾性位置決めサイドウイング471を前述したモータ4とフレーム1との間で位置拘束し、位置決め部47の弾性位置決めサイドウイング471は、空圧機10を使用する際、又は不用意に落下させるなどして外力を受けた際に緩んでしまうことを防ぐことができる。
【0016】
上述したことから分かるように、本発明に係る空圧機のモータ結合位置決め装置は、モータ4の複数の凹孔420をフレーム1上の複数のピン110上に対応して係合させると、モータ4が位置決めされ、モータ4が駆動するときの回転力に対する抵抗力が高まり、モータ4から延びた少なくとも1つの位置決め部46を介してフレーム1を係合して組み立て、ねじを使用しなくてもモータ4をフレーム1に組み立てて確実に固設することができる。空圧機10は、筐体8内に収容され、筐体8の上ハウジング及び下ハウジングの内側壁に予め設けられた押付け部81を利用し、位置決め部47の弾性位置決めサイドウイング471を前述したモータ4とフレーム1との間で位置拘束し、位置決め部47の弾性位置決めサイドウイング471は、空圧機10を使用する際、又は不用意に落下させるなどして外力を受けた際に緩んでしまうことを防ぐことができる。
【符号の説明】
【0017】
1:フレーム
2:シリンダー
3:空気貯蔵ユニット
4:モータ
5:ピストン本体
6:伝動機構
7:結合面
8:筐体
9:着脱部材
10:空圧機
11:第1の位置決め孔
12:第2の位置決め孔
13:穿孔
14:位置決め槽
30:マニホールド
31:ホース
32:圧力計
41:内軸受座
42:頭端面
43:放熱口
44:電導コイル
46:位置決め部
47:位置決め部
61:小歯車
62:大歯車
70:流通孔
81:押付け部
82:バンプ
110:ピン
121:軸受
420:凹孔
461:弾性位置決めサイドウイング
471:弾性位置決めサイドウイング
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11