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特開2022-180347光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置
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  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図1A
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図1B
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図2A
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図2B
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図3
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図4
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図5
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図6A
  • 特開-光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置 図6B
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022180347
(43)【公開日】2022-12-06
(54)【発明の名称】光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   F21V 8/00 20060101AFI20221129BHJP
   A24F 40/40 20200101ALI20221129BHJP
【FI】
F21V8/00 310
A24F40/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022128390
(22)【出願日】2022-08-10
(62)【分割の表示】P 2020558000の分割
【原出願日】2020-03-05
(31)【優先権主張番号】10-2019-0025864
(32)【優先日】2019-03-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(72)【発明者】
【氏名】アン、ウィ キョン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】光ガイド部を含む固定体を含むエアロゾル生成装置を提供する。
【解決手段】光ガイド部200を含む固定体100は、ベース150と、ベースに位置し、光源50から放出された光を第1方向に受容し、受容された光が第1方向を横切る第2方向に放出されるようにガイドする光ガイド部と、を含む。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースと、
前記ベースに位置し、光源から放出された光を第1方向に受容し、受容された光が前記第1方向を横切る第2方向に放出されるようにガイドする光ガイド部と、を含む固定体。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ガイド部を含む固定体、及びその固定体を含むエアロゾル生成装置に係り、さらに詳細には、光源から放出された光を、第1方向に受容した後、受容した光を、第1方向を横切る第2方向に放出するように光をガイドする光ガイド部を含む固定体と、それを含むエアロゾル生成装置と、に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術において、集光モジュールは、光をガイドする導光部、光を集光させる集光部、及び光を反射させる反射部を別個の構成要素として含む。当該の導光部、集光部及び反射部が別途の構成要素として提供されるとき、装置内において、各構成要素のための別個の空間が必要である。従って、集光モジュールが設けられる装置内の空間を活用するのに制約がある。
【0003】
また、集光モジュールの関連技術において、導光部、集光部及び反射部が別個の構成要素によって製造され、その結果、それらを結合する必要があるが、各構成要素を結合する過程において、構成要素に亀裂や裕隔が発生しうる。該構成要素に発生する亀裂や裕隔(gap)は、集光モジュールが光をガイドするとき、光経路に影響を及ぼし、集光モジュールが精密に光のガイドを行うのに困難さが発生しうる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
1以上の実施形態は、光源から放出された光を第1方向に受容し、受容された光が第1方向を横切る第2方向に放出されるようにガイドする光ガイド部を含む固定体を提供する。
【0005】
1以上の実施形態は、光ガイド部を含む固定体を含むエアロゾル生成装置を提供する。
【0006】
本実施形態がなすべき技術的課題は、前述のような技術的課題に限定されるものではなく、以下の実施形態から他の技術的課題が類推されうる。
【0007】
開示された一実施形態によれば、光ガイドを含む固定体は、光をガイドする光ガイド部に光を集光させる集光部と、光の経路を調整するように光を反射させる反射部とが一体に形成されて光をガイドする。また、実施形態に係わる光ガイドを含む固定体は、光をガイドする役割だけはなく、固定体を含む装置の内部の構成要素を固定させる役割を遂行することができる。
【0008】
開示された一実施形態によれば、光ガイドを含む固定体は、最近活発に研究される加熱式エアロゾル生成装置を含む多様な電子機器にも適用される。加熱式エアロゾル生成装置は、例えば、シガレットを燃焼させてエアロゾルを生成させる方法ではなく、シガレット内のエアロゾル生成物質を加熱することによってエアロゾルを生成し、それを吸入する装置でもある。
【発明の効果】
【0009】
実施形態に係わる光ガイドを含む固定体において、光ガイドによってガイドされた光を集光する集光部と、光の経路を調整するように光を反射させる反射部は、一体に形成される。
【0010】
また、実施形態に係わる光ガイドを含む固定体は、光をガイドする役割だけはなく、固定体を含む装置の内部の構成要素を固定させる役割を遂行することができる。
【0011】
それにより、各集光モジュールの構成要素(例:集光部、反射部)のための別途の空間が必要ではないので、集光モジュールが装着される装置の内部空間が効率的に活用されうる。
【0012】
また、実施形態に係わる光ガイド部を含む固定体においては、集光モジュールの各構成要素が一体に形成されるために、構成要素を結合する過程において発生しうる亀裂や裕隔が防止されうる。
【0013】
従って、光を安定して効果的にガイドし、外部に放出させることができ、さらに鮮明であって明らかな発光領域を生成することができる。
【0014】
実施形態に係わる光ガイド部を含む固定体は、光をガイドすると共に、固定体を含む装置内において、一部構成要素を所定位置に固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1A】一実施形態に係わる光ガイド部を含む固定体の斜視図である。
図1B図1Aに図示された実施形態に係わる固定体に含まれる光ガイド部の一部断面部分を図示した図面である。
図2A】他の実施形態に係わる光ガイド部を含む固定体の平面図である。
図2B図2Aに図示された実施形態に係わる固定体に含まれる光ガイド部の一部断面部分を図示した図面である。
図3図2A及び図2Bに図示された実施形態に係わる光ガイド部を含む固定体において、光ガイド部を通過した光が形成する光領域を例示的に図示した図面である。
図4】実施形態に係わる固定体を含む一実施形態に係わるエアロゾル生成装置を図示した図面である。
図5図4に図示されたさらに他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置内の固定体の斜視図である。
図6A】光源の位置に基づく、実施形態に係わる固定体の横方向断面図である。
図6B】光源の位置に基づく、実施形態に係わる固定体の横方向断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
例示的な実施形態の一様態によれば、ベース、及び前記ベースに位置し、光源から放出された光を第1方向に受容し、受容された光が前記第1方向を横切る第2方向に放出されるようにガイドする光ガイド部と、を含む固定体が提供される。
【0017】
該固定体は、前記光源から放出される光を受容し、前記光ガイド部の前記光源に向かう第1面に位置する集光部、及び前記光ガイド部によってガイドされる光を反射させ、前記光ガイド部の前記第1面と反対方向に位置する第2面と、下端面とに位置する反射部をさらに含み、前記集光部は、前記光源から前記第1方向に放出される光を受容し、受容された光を前記反射部にガイドし、前記反射部は、前記ガイドされた光を反射させ、前記第2方向に放出することができる。
【0018】
前記反射部は、前記光ガイド部によって前記第1方向にガイドされた光を、前記第2方向に反射させるように曲率を有することができる。
【0019】
前記反射部は、鏡面(mirror surface)を含んでもよい。
【0020】
前記光ガイド部は、前記ベースから前記第2方向に向かう方向に突出される突出部を含んでもよい。
【0021】
前記固定体は、前記光ガイド部を複数個含んでもよい。
【0022】
前記第2方向に向かう前記光ガイド部の一面は、微細突起を含んでもよい。
【0023】
前記光ガイド部は、光透過性材料を含んでもよい。
【0024】
前記光透過性材料は、散乱体を含んでもよい。
【0025】
前記集光部は、前記光源に向かう方向に、凹形状を有することができる。
【0026】
前記集光部は、それぞれ複数の光源と対応する複数の集光部を含み、前記複数の集光部それぞれは、前記複数の光源それぞれに向かう方向に、凹形状を有することができる。
【0027】
前記反射部は、前記複数の光源それぞれから放出され、前記複数の光源と対応する前記複数の集光部それぞれを経て、前記光ガイド部によって前記反射部にガイドされた光を、前記第2方向に反射させることができる。
【0028】
例示的な実施形態の一様態によれば、請求項1の光ガイド部を含む固定体、前記固定体の前記光ガイド部に光を放出する前記光源、及び前記固定体の前記光ガイド部から光を受容し、前記光を外部に出光させる出光部を含むエアロゾル生成装置が提供される。
【0029】
該エアロゾル生成装置は、PCB(printed circuit board)回路基板をさらに含み、前記PCB回路基板は、前記固定体に装着され、前記エアロゾル生成装置内の所定位置にも固定される。
【0030】
該エアロゾル生成装置は、制御部及びバッテリをさらに含み、前記制御部は、前記出光部を利用し、前記バッテリの残量を表示するように、前記光源を制御することができる。
【0031】
本実施形態で使用される用語は、本発明における機能を考慮しながら、可能な限り、現在汎用される一般的な用語を選択したが、それは、当分野の当業者の意図、判例、または新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とを基に定義されなければならない。
【0032】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」または「含むところ」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに具備することができるということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」のような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによっても具現され、ハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
【0033】
あるエレメントまたはあるレイヤが、他のエレメントまたは他のレイヤの「上」、「上部」に、「連結」されていたり、「結合」されていたりとされるとき、それは、他のエレメント、または他のレイヤに直接連結されてもよく、直接結合されてもよく、あるいは中間にベットのエレメントまたはレイヤが存在しうる。対照的に、あるエレメントが他のエレメントまたはレイヤの「真上」、「すぐ上」に、「直接連結」されていたり、「直接結合」されていたりすると言及されたときには、中間に別途のエレメントが存在しないと理解されなければならないのである。同一参照番号は、全体的に同一要素を指す。
【0034】
一方、本明細書で使用された用語は、実施形態について説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。本明細書において、単数形は、文言で特別に言及しない限り、複数形も含む。
【0035】
以下では、添付図面を参照し、本発明の実施形態について、本発明が属する技術分野で当業者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本発明は、さまざまに異なる形態によっても具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。
【0036】
図1Aは、一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100の斜視図であり、図1Bは、図1Aに図示された一実施形態に係わる固定体100において、光ガイド部200の一部断面部分を図示した図面である。
【0037】
図1A図1Bとを参照し、一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100についてさらに詳細に説明する。
【0038】
一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100は、ベース150と、ベース150に位置し、光源50から放出された光を第1方向に受容し、受容した光を、第1方向を横切る第2方向に放出するように光をガイドする光ガイド部200と、を含む。
【0039】
光ガイド部200の一面には、光源50から放出された光を受容する集光部210が、光源50に向かう方向にも形成され、光ガイド部200の一面の反対方向である他面には、反射部220が形成されてもよい。一実施形態において、光ガイド部200の第2面は、光ガイド部200の下部面と一体となり、反射部220を形成することができる。このとき、集光部210は、光源50から放出された光を、第1方向に受容して反射部220に誘導し、反射部220は、誘導された光を反射させ、第2方向に放出する。
【0040】
一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100は、ベース150と、ベース150に位置する光ガイド部200と、を含んでもよい。固定体100のベース150には、固定体100を固定するための、少なくとも1つの固定手段が形成されてもよい。
【0041】
例えば、該固定手段は、ねじ、リベット、ピンなどを収容するための溝部を含んでもよい。しかし、該固定手段は、それに限定されるものではなく、固定体100を固定することができる他の形状または構造を含んでもよい。一実施形態において、該固定手段は、ベース150のコーナー部分に複数個形成されてもよく、必要によっては、該固定手段の位置及び個数は、変更されうる。
【0042】
一実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200は、ベース150に位置することができる。ベース150には、光ガイド部200を支持するために、光ガイド部200の面のうち少なくとも1面を囲み込む包囲部155が形成されてもよい。
【0043】
例えば、包囲部155は、光ガイド部200の面のうち少なくとも1面を囲い込み、光ガイド部200を支持することができ、包囲部155は、光源50から放出された光の経路を妨害しないように、光源50に向かう光ガイド部200の一面と反対方向である光ガイド部200の一面を囲み込むことができる。
【0044】
包囲部155は、光ガイド部200から漏れ出ることにもなる光を、光ガイド部200にさらに反射させることができるように、白色(white)系の材料を含んでもよい。
【0045】
光ガイド部200は、光源50から放出された光を第1方向に受容し、受容された光は、光ガイド部200により、第1方向を横切る第2方向にもガイドされる。すなわち、光ガイド部200は、光源50から放出された光を、第1方向に受容することができるが、第1方向は、光源50から放出された光が、光ガイド部200に向かう方向でもある。
【0046】
光ガイド部200は、第1方向を横切る方向である第2方向に放出するように、受容した光をガイドすることができる。光ガイド部200は、光源50から放出された光が所定経路に向かうように誘導することができ、このとき、光ガイド部200が光を放出する方向である第2方向は、光源50から放出された光を受容する方向である第1方向を横切る方向でもある。
【0047】
一実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200の一面には、光源50から放出された光を受容する集光部210が、光源50に向かう方向にも形成される。すなわち、光ガイド部200の面のうち、光源50に向かう方向の面には、光源50から放出された光を受容する集光部210が形成されてもよい。このとき、集光部210は、Ra≦1である表面粗度を有し、光を反射させることができる鏡面を含んでもよい。
【0048】
一実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200の面のうち、前述の一面の反対方向である他面と連結されたり、一体であったりする光ガイド部200の下部面には、反射部220が提供されてもよい。
【0049】
図1Aに図示された一実施形態に係わる固定体100に含まれた光ガイド部200の一部断面部分を図示した図面である図1Bを参照し、光ガイド部200の構成について、以下でさらに詳細に説明する。
【0050】
光ガイド部200の面のうち、集光部210が提供される光ガイド部200の一面の反対側である光ガイド部200の他面と下部面は、一体として、反射部220を形成することができる。光ガイド部200の他面と共に、反射部220を形成する光ガイド部200の下部面は、光ガイド部200とベース150とが下部で互いに接触する面でもある。
【0051】
光ガイド部200の下部面と、光ガイド部200の他面は、一体として、傾きが一定である傾斜面を有する反射部220を形成することができる。すなわち、反射部220は、光源50から遠くなる方向に、上向き傾斜した傾斜面を有するが、傾斜面の傾きは、一定でもある。
【0052】
また、光ガイド部200の下部面と、光ガイド部200の他面は、一体として、光ガイド部200の下部面から遠くなるほど傾きが変更される曲面を形成することができる。すなわち、反射部220は、光源50から遠くなる方向に、上向き傾斜した曲面を有するが、曲面の傾きは、変わりうる。
【0053】
反射部220の曲面は、凹形状(すなわち、凹状面)を含んでもよく、光ガイド部200に向けて第1方向に誘導された光を、第2方向に反射させるように、既設定曲率を有することができる。例示として、図1Bを参照すれば、第1方向は、光源50から放出され、光ガイド部200に向かう光の移動方向でもあり、第2方向は、光ガイド部200の反射部220から反射され、光ガイド部200を抜け出る光の移動方向でもある。
【0054】
また、反射部220は、Ra≦1である表面粗度を有し、光を反射させることができる鏡面を含んでもよい。
【0055】
一実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200は、ベース150から第2方向に向かう方向に突出された突出部でもある。光ガイド部200は、固定体100のベース150に位置するが、光ガイド部200は、ベース150の一面から遠くなる方向である第2方向にも突出される。第2方向は、光ガイド部200を通過した光が放出される方向でもある。
【0056】
包囲部155は、光ガイド部200を支持するために、光ガイド部200の面のうち少なくとも1面を囲み込む形状にも形成され、図1Bのように、光ガイド部200の反射部220を、少なくとも部分的に囲み込む形状を有することができる。
【0057】
光ガイド部200が、ベース150から第2方向に向かう方向に突出された突出部を形成することにより、光ガイド部200を支持するために、光ガイド部200の面のうち少なくとも1面を囲み込む形状を有する包囲部155も、ベース150からも突出される。
【0058】
包囲部155は、光ガイド部200から漏れ出ることにもなる光を、光ガイド部200にさらに反射させることができるように、白色系の材料を含んでもよい。
【0059】
一実施形態に係わる固定体100は、光ガイド部200を複数個含んでもよい。このとき、複数個の光ガイド部200それぞれに向け、少なくとも1つの光源50が光を放出するようにも配置される。複数個の光ガイド部200は、互いに離隔されても配置され、所定配列を構成することができる。
【0060】
固定体100が光ガイド部200を複数個含むとき、固定体100を含む装置は、複数個の発光機能を有することができる。例えば、複数個の光ガイド部200のうち、第1光ガイド部200から放出された光は、装置のオン/オフ(on/off)の作動状態を表示することができ、複数個の光ガイド部200のうち、第2光ガイド部200から放出された光は、装置のバッテリ残量を表示することができ、複数個の光ガイド部200のうち、第3光ガイド部200から放出された光は、装置が正常作動するか、あるいは装置に損傷が加えられたかということを表示することができる。
【0061】
固定体100の光ガイド部200において、第2方向に向かう光ガイド部200の面(例:光ガイド部200の上端面)は、微細突起を含んでもよい。一実施形態に係わる固定体100において、光ガイド部200によって受信されてガイドされる光は、第2方向に向かう光ガイド部200の面を通過し、光ガイドからも遠くなる。
【0062】
第2方向に向かう光ガイド部の面に形成された微細突起は、光ガイド部の面から第2方向に向かう方向に突出された複数個の突起でもあり、複数個の突起の大きさ及び形状は、必要によっても変更される。光ガイド部200から第2方向に向かう光ガイド部の面が微細突起を含むことにより、光の散乱が増大され、さらに鮮明な光が外部にも露出される。
【0063】
一実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200は、光透過性材料によっても形成される。該光透過性材料は、ガラスまたはプラスチックを含んでもよいが、それらに限定されるのではない。例えば、光ガイド部200は、透明なガラスまたはプラスチックによっても形成され、それにより、光源50から放出された光が、光ガイド部200内部に入射することができる。
【0064】
また、光ガイド部200を形成する透過性材料は、内部に散乱体(または、光散乱物質)を含んでもよい。光ガイド部200を形成する透過性材料が散乱体を含むことにより、光ガイド部200内部において、光がさらに効果的に散乱されうる。
【0065】
前述のように、一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100において、光ガイド部200の集光部210は、光源50から放出された光を第1方向に受容し、反射部220に誘導することができ、反射部220は、誘導された光を反射させ、第2方向に放出することができる。すなわち、光ガイド部200が固定体100に形成されることにより、固定体100は、光源50から放出された光の移動経路を変更させ、光を変更された経路に沿って外部に放出することができる。それと共に、固定体100は、固定体100に装着されうる所定構成要素(例:光ガイド部200、集光部210及び反射部220)を固定させる。
【0066】
また、一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100においては、集光モジュールの各構成要素が一体に形成されるために、構成要素を結合する過程において発生しうる亀裂や裕隔が防止されうる。従って、光を安定してガイドし、外部に放出させることができ、さらに鮮明であって明瞭な発光領域250を生成することができる。
【0067】
図2Aは、他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100の平面図であり、図2Bは、図2Aに図示された他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100において、光ガイド部200の一部断面部分を図示した図面である。
【0068】
図2A及び図2Bを参照すれば、他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100について、さらに詳細に知ることができる。前述の実施形態において、光ガイド部200を除いた他の部分の構成は、一実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100と同一であるが、それと重複する範囲における詳細な説明は、省略する。
【0069】
他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100において、光ガイド部200の集光部210は、光源50に向かう方向に凹状に形成される。
【0070】
光源50が複数個であるとき、集光部210は、光源50の個数に対応する個数にも形成され、集光部210それぞれは、対応する光源50それぞれに向かう方向に凹状に形成される。このとき、集光部210それぞれは、光ガイド部200の一面において、一体にも形成される。
【0071】
他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100において、光ガイド部200の一面には、光源50から放出された光を受容する集光部210が、光源50に向かう方向にも形成される。
【0072】
他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100において、光ガイド部200の集光部210は、光源50に向かう方向に凹状に形成される。すなわち、光源50を中心に集光部210は、凹状面を形成することができる。集光部210が凹状面を形成することにより、光源50から放出された光をさらに効果的に受容することができる。
【0073】
例えば、光源50から放出された光は、光源50を中心に放射方向に放出されるが、集光部210は、光源50から放出され、放射方向に進む光をさらに効果的に包囲するように、凹状にも形成される。
【0074】
光源50は、少なくとも1以上でもあるが、光源50が1つである場合、光源50に向かう方向に光ガイド部200に形成された集光部210は、1つの光源50に対応するように、1つの凹状面を有することができる。
【0075】
光源50が複数個である場合、集光部210は、光源50の個数に対応する個数にも形成され、集光部210それぞれは、対応する光源50それぞれに向かう方向に、凹状にも形成される。すなわち、光源50が複数個であるとき、凹状面を有する集光部210は、光源50の個数に対応する個数を有することができる。
【0076】
例えば、図2Aに図示されているように、一実施形態において、4個の光源50が配置され、4個の光源50は、互いに離隔配置されうる。互いに離隔配置された4個の光源50は、光ガイド部200の集光部210に向け、光を放出することができる。
【0077】
光源50の個数に対応するように、4個の集光部210が提供され、4個の集光部210それぞれは、対応する光源50それぞれに向かう方向に、凹状にも形成される。このとき、4個の光源50のうち第1光源501に対応する第1集光部211は、第1光源501を中心に、第1光源501から放射方向に放出される光を包囲するように、凹状にも形成され、4個の光源50のうち、第2光源502に対応する第2集光部212は、第2光源502を中心に、第2光源502から放射方向に放出される光を包囲するように、凹状にも形成され、4個の光源50のうち、第3光源503に対応する第3集光部213は、第3光源503を中心に、第3光源503から放射方向に放出される光を包囲するように、凹状にも形成され、4個の光源50のうち、第4光源504に対応する第4集光部214は、第4光源504を中心に、第4光源504から放射方向に放出される光を包囲するように、凹状にも形成される。このとき、光源501,502,503,504と、それらに対応する集光部210との個数が4個に限定されるものではなく、必要により、多様にも変更される。
【0078】
集光部210それぞれは、光ガイド部200の一面において、一体にも形成される。例えば、図2Aのように、光ガイド部200の一面において、第1集光部211に延長されて第2集光部212が形成され、第2集光部212に延長されて第3集光部213が形成され、第3集光部213に延長されて第4集光部214が形成されてもよい。すなわち、第1集光部211ないし第4集光部214は、光ガイド部200の一面において、互いに対して延長されて一体にも形成される。
【0079】
各光源50に対応する集光部210が、各光源50を中心に凹状面を形成することにより、各光源50を中心に放射方向に放出される光を効果的に受容することができる。
【0080】
前述の記載と図面とに制限されず、光源50及び集光部210を含む構成要素の個数、形状及び位置などは、必要によっても変更されるということは、当業者に自明な事実に過ぎない。
【0081】
光ガイド部200の集光部210に受容された光は、反射部220にも誘導される。このとき、集光部210に受容された光は、集光部210の凹状面で屈折され、反射部220にも誘導される。集光部210に形成された凹状面は、集光部210に受容された光を、反射部220に効率的に誘導させる曲率を有することができる。
【0082】
図2Bを参照すれば、他の実施形態に係わる固定体100において、光源50から放出された光の経路を概略的に知ることができる。他の実施形態に係わる固定体100において、光ガイド部200は、光源50から放出された光を第1方向に受容し、受容された光を、第1方向を横切る第2方向に放出するように、光をガイドすることができる。
【0083】
他の実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200の一面には、光源50から放出された光を受容する集光部210が、光源50に向かう方向に凹状にも形成される。光源50から放出され、光源50に向かう方向に凹状に形成された集光部210によって受容された光は、集光部210から反射部220にも誘導される。
【0084】
光ガイド部200の面のうち、集光部210が形成される光ガイド部200の一面の反対側である光ガイド部200の他面と下部面は、一体として、反射部220を形成することができ、反射部220は、集光部210によって誘導された光を、第1方向を横切る第2方向に反射させることができる。反射部220により、第2方向に反射された光は、光ガイド部200から遠くなり、その後、ユーザに光が露出されうる。
【0085】
光ガイド部200の下部面と光ガイド部200の他面は、一体として、傾きが一定である傾斜面を形成することができる。また、光ガイド部200の下部面と光ガイド部200の他面は、一体として、光ガイド部200の下部面から遠くなるほど傾きが変更される曲面を形成することができる。それにより、反射部220は、第1方向に誘導された光を、第2方向に反射させるように曲率を有することができる。
【0086】
このとき、反射部220の曲面は、凹状面でもあり、第1方向に誘導された光を、第2方向に反射させるように、既設定曲率を有することができる。例示として、図2Bを参照すれば、第1方向は、光源50から放出され、光ガイド部200に向かう光の移動方向でもあり、第2方向は、光ガイド部200の反射部220から反射され、光ガイド部200を抜け出る光の移動方向でもある。
【0087】
また、反射部220は、Ra≦1である表面粗度を有し、光を反射させることができる鏡面を含んでもよい。
【0088】
図3は、図2A及び図2Bに図示された他の実施形態に係わる光ガイド部200を含む固定体100において、光ガイド部200を通過した光が形成する光領域250を例示的に図示した図面である。
【0089】
光源50それぞれから放出された光は、光源50を中心に、光源50から放射方向に放出される光を包囲するように凹状に形成された集光部210それぞれにより、反射部220にも誘導される。
【0090】
反射部220に誘導された光は、反射部220により、第2方向に放出され、複数個の光領域250を形成することができる。このとき、複数個の光領域250それぞれは、光源50、集光部210及び反射部220の性質により、互いに異なる特徴を有することができ、複数個の光領域250が互いに異なる特徴を有しうることにより、ユーザは、それらを変更し、多様な用途に活用することができる。
【0091】
例えば、図3のように、2個の光源50から放出された光は、それぞれ対応する集光部210と反射部220とを通過し、別個の光領域250を形成することができる。このとき、複数個の光領域250は、光源50の種類、色及び明るさだけではなく、集光部210と反射部220との曲率などにより、互いに区分されもする。
【0092】
光ガイド部200からガイドされた光が互いに区分される複数個の光領域250を形成することにより、複数個の光領域250を介し、多様な情報を含む表示を露出させることができる。
【0093】
例えば、複数個の光領域250は、実施形態に係わる固定体100を含む装置のバッテリ残量を表示することができ、複数個の光領域250の表示を組み合わせ、固定体100を含む電子装置の作動状態及び機能などを表示することができる。
【0094】
前述の記載と図面とに制限されず、光源50、集光部210、反射部220を含む構成要素の個数、形状及び位置などは、必要によっても変更される。また、複数個の光領域250を介して表示することができる情報も、前述の説明に制限されず、多様にも変更されるということは、当業者に自明である。
【0095】
図4は、実施形態に係わる固定体100を含む一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000を図示した図面である。一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、実施形態に係わる固定体100を含み、固定体100は、固定体100の光ガイド部200に光を放出する光源50、及び固定体100の光ガイド部200から光を受容し、外部に出光させる出光部300を含んでもよい。
【0096】
一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、PCB(printed circuit board)回路基板400をさらに含むが、PCB回路基板400は、固定体100に装着され、エアロゾル生成装置1000内の所定位置にも固定される。
【0097】
図4を参照し、一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000と、エアロゾル生成装置1000に含まれる構成要素とについてさらに詳細に知ることができる。
【0098】
一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、加熱式エアロゾル生成装置1000でもある。このとき、エアロゾル生成装置1000の内部には、空洞が形成され、空洞に挿入されたシガレットを加熱し、エアロゾルを生成することができる。一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、エアロゾルを生成するための構成要素を内部に含んでもよい。
【0099】
一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、液体カートリッジをエアロゾル生成装置1000の内部に収容することができ、該液体カートリッジ内部の液体を加熱し、エアロゾルを生成する蒸気化器を含んでもよい。液体を加熱するための蒸気化器は、カトマイザ(cartomizer)または霧化器(atomizer)とも称されるが、それらに限定されるものではない。エアロゾル生成装置1000は、液体カートリッジを収容した後、蒸気化器を介し、エアロゾルを生成することができる。
【0100】
一実施形態によれば、エアロゾル生成装置1000は、シガレットと液体カートリッジとを同時に収容することができ、エアロゾルを生成するために、シガレットと液体カートリッジとを共に活用することができる。
【0101】
具体的には、エアロゾル生成装置1000は、シガレットがエアロゾル生成装置1000に挿入されれば、エアロゾル生成装置1000は、蒸気化器を作動させ、蒸気化器からエアロゾルを発生させることができる。該蒸気化器によって生成されたエアロゾルは、シガレットを通過し、ユーザにも伝達される。
【0102】
一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000に、エアロゾルを生成するための他の汎用的な構成要素がさらに含まれてもよいということは、本実施形態と係わる技術分野で当業者であるならば、困難さなしに容易に理解することができるであろう。
【0103】
一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、出光部300を含むが、出光部300は、一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000の一面にも配置される。出光部300は、一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000内部に位置する実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200から光を受容し、エアロゾル生成装置1000の外部に露出させることができる。一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、前述の図1A図1B図2A及び図2Bで述べた実施形態のうちいずれか一つによる固定体100を含んでもよい。
【0104】
光源50から放出された光が、実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200を介して外部に放出される過程は、前述の通りであり、それと重複する範囲での詳細な説明は、省略する。
【0105】
一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000の出光部300は、エアロゾル生成装置1000内の固定体100の光ガイド部200に対応する位置にも形成される。出光部300は、また複数個でもあるが、出光部300の個数は、エアロゾル生成装置1000内の固定体100の光ガイド部200の個数にも対応する。
【0106】
例えば、図4のように、一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、エアロゾル生成装置1000内部の固定体100の光ガイド部200に対応する位置に、光ガイド部200の個数に対応する2個の出光部300を含んでもよい。2個の出光部300は、さらに他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000の異なる情報を表示することができる。
【0107】
図5は、図4に図示された一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000内の固定体100の斜視図である。
【0108】
図5は、一実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000内において、PCB回路基板400が装着された固定体100を示す。PCB回路基板400は、固定体100上に装着され、エアロゾル生成装置1000内の所定位置にも固定される。このとき、PCB回路基板400は、実施形態に係わる固定体100の一部分であり、固定体100のベース150から突設された光ガイド部200が通過する溝部を含んでもよい。ただし、本開示のPCB回路基板400は、それに限定されるものではない。
【0109】
PCB回路基板400は、実施形態に係わる固定体100にも装着されるが、例えば、PCB回路基板400は、固定体100に嵌め込まれるか、あるいは塗布される接着物質を介し、固定体100にも装着される。ただし、PCB回路基板400が固定体100に安定して装着されうる限り、結合方法は、前述のところに制限されるものではない。PCB回路基板400は、固定体100に装着され、固定体100と電気的に連結されうる。このとき、PCB回路基板400は、固定体100に装着され、エアロゾル生成装置1000内の所定位置にも固定される。
【0110】
本実施形態に係わる固定体100は、エアロゾル生成装置1000の構成要素と結合し、エアロゾル生成装置1000内の所定位置に固定させる役割を遂行することができる。
【0111】
前述のように、本実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200において集光部210は、光源50から放出された光を第1方向に受容し、反射部220に誘導することができ、反射部220は、誘導された光を反射させ、第2方向に放出することができる。
【0112】
すなわち、光ガイド部200が固定体100に形成されることにより、固定体100は、固定体100を含む装置(例えば、エアロゾル生成装置1000)内において、構成要素を所定位置に固定させる役割を行うだけではなく、光源50から放出された光の移動経路を変更させ、外部に放出する役割を遂行することができる。
【0113】
図6A及び図6Bは、光源50の位置による実施形態に係わる固定体100の横方向断面図である。
【0114】
さらに他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000の光源50は、固定体100またはPCB回路基板400上に位置することができる。
【0115】
図6Aのように、光源50が固定体100上に位置する場合、PCB回路基板400と固定体100は、電極450を介しても電気的に連結される。PCB回路基板400が、固定体100と、電極450を介して電気的に連結されることにより、固定体100上にある光源50に電源が供給されうる。PCB回路基板400から電源を供給された光源50は、固定体100の光ガイド部200に向けて光を放出することができる。
【0116】
図6Bのように、光源50は、PCB回路基板400上に位置することができる。光源50がPCB回路基板400上に位置する場合、光源50は、PCB回路基板400から直接電源を供給されうる。PCB回路基板400から電源を供給された光源50は、固定体100の光ガイド部200に向けて光を放出することができる。
【0117】
他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、制御部(図示せず)及びバッテリ(図示せず)をさらに含んでもよい。このとき、該制御部は、出光部300を利用し、バッテリ残量が表示されるように、光源50を制御することができる。また、制御部は、出光部1000を利用し、エアロゾル生成装置1000のオン/オフの作動状態が表示されるように、光源50を制御することができる。
【0118】
他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、制御部をさらに含んでもよいが、制御部は、エアロゾル生成装置1000内の構成要素の作動を制御することができる。例えば、制御部は、光源50に供給される電源を制御することにより、光源50から放出される光の種類、点滅いかん、強度などを調節することができる。
【0119】
出光部300は、さらに他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000内部に位置する実施形態に係わる固定体100の光ガイド部200から光を受容し、エアロゾル生成装置1000の外部に露出させる。該制御部は、エアロゾル生成装置1000内の光源50を制御することにより、出光部300を介して表示される光を制御することができる。
【0120】
例えば、制御部は、光源50を制御することにより、出光部300に表示される光を利用し、バッテリの残量を出光部300に表示するように制御することができる。バッテリの残量を測定した後、光源50の強度、点灯する光源50の個数、及び光源50の種類のうち少なくとも一つを調節することにより、バッテリの残量が表示されうる。
【0121】
該制御部は、また光源50を制御することにより、出光部300に表示される光を利用し、エアロゾル生成装置1000のオン/オフの作動状態を表示することができるが、光源50の強度、点灯する光源50の個数、及び光源50の種類のうち少なくとも一つを調節し、エアロゾル生成装置1000のオン/オフの作動状態を表示することができる。
【0122】
該制御部が調節することができる光源50の性質は、前述の特徴に制限されるものではなく、また光源50を調節することによって表示することができるエアロゾル生成装置1000の情報も、それに制限されるものではない。
【0123】
実施形態に係わる光ガイドを含む固定体100において、光ガイド部200によってガイドされる光を集光させる集光部210と、光の経路を調整するように光を反射させる反射部220とが一体に形成される。それにより、各集光モジュールの構成要素(例:集光部210及び反射部220)のための空間が別途に必要ではなく、集光モジュールが装着される装置(例えば、エアロゾル生成装置1000)の内部空間を効率的に活用することができる。
【0124】
また、集光部210と反射部220とが一体に形成されるため、構成要素を結合する過程において、集光モジュールの構成要素の内部またはその間に発生しうる亀裂や裕隔が防止されうる。そのために、光を安定してガイドし、外部に放出させることができ、さらに鮮明であって明瞭な発光領域を生成することができる。
【0125】
さらに他の実施形態に係わるエアロゾル生成装置1000は、実施形態に係わる固定体100を内部に含むことにより、効率的に空間を活用することができ、さらに鮮明であって明瞭な発光領域を生成することができる。併せて、実施形態に係わる光ガイドを含む固定体100は、光をガイドする役割だけはなく、エアロゾル生成装置1000内部の構成要素を固定させる役割を遂行することができる。
【0126】
本実施形態と係わる技術分野で当業者であるならば、前述の記載の本質的な特性からはずれない範囲で変形された形態に具現されうるということを理解することができるであろう。従って、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての差異は、本発明に含まれたものであると解釈されなければならないのである。

図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6A
図6B