技術分野
クランクシャフトのクランクジャーナルを、潤滑油を介して軸受部材で軸支する構造を備えた内燃機関
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】クランクジャーナルの軸受部分における潤滑性を維持しつつ、クランクシャフトの変形に伴うクランクジャーナルの摩耗を抑制する。
【解決手段】エンジン1は、気筒2及びピストン21を備えたエンジン本体10と、クランクシャフト3と、潤滑油を介してクランクシャフト3を軸支する主軸受4とを備える。クランクシャフト3は、主軸受4のジャーナルメタル43で軸支されるクランクジャーナル31と、クランクジャーナル31の軸方向端部から径方向外側へ延出するカウンタウェイト33とを含む。クランクジャーナル31は、カウンタウェイト33の延出位置に対応する部分に形成され、径方向内側へ窪む凹部5を備える。凹部5は、クランクジャーナル31の軸方向中央側よりも軸方向端部の方が深い凹部である。
【選択図】図6
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
内燃機関の燃費向上には、各種の機械的損失の低減が求められる。の潤滑油についても、粘度が低い低粘度油を使用することが、摺動面の摩擦損失の抑制の観点から望ましい。しかし、低粘度油を使用した場合、クランクジャーナルの軸受部分で潤滑不良が発生し、クランクジャーナルに摩耗が発生する懸念がある。また、クランクシャフトには、ピストンが燃焼圧力を受けたときに軸方向と交差する方向に押圧されるため、変形力が作用する。このため、クランクジャーナル自体の変形による摩耗の発生も問題となる。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一局面に係る内燃機関は、気筒及び該気筒に往復摺動可能に収容されたピストンを備えたエンジン本体と、前記ピストンの往復運動を回転運動に変換するクランクシャフトと、潤滑油を介して前記クランクシャフトを軸支する軸受部材と、を備え、前記クランクシャフトは、前記軸受部材で軸支されるクランクジャーナルと、前記クランクジャーナルの軸方向端部から径方向外側へ延出するカウンタウェイトとを含み、前記クラン・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、クランクジャーナルの軸受部分における潤滑性を維持しつつ、クランクシャフトの変形に伴うクランクジャーナルの摩耗を抑制できる内燃機関を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、本発明に係る内燃機関の一例であるエンジンの外観を示す斜視図である。
【図2】
図2は、エンジンの気筒列方向に沿った縦断面図である。
【図3】
図3は、4気筒エンジンのクランクシャフトの側面図である。
【図4】
図4は、クランクジャーナルの変形を説明するための模式図である。
【図5】
図5は、燃焼圧力によりクランクジャーナルに加わる荷重を示す図である。
【図6】
図6(A)は、クランクジャーナルに設けられる凹部の一例を示す簡略断面図、図6(B)は、前記凹部の作用を示す図である。
【図7】
図7は、前記凹部の配置箇所を付記したクランクシャフトの側面図である。
【図8】
図8(A)~(C)は、前記凹部を有するクランクジャーナルの具体例を示す側面図である。
【図9】
図9は、前記凹部の軸方向プロファイルを示す、クランクジャーナル表面の展開図である。
【図10】
図10は、前記凹部の深さ方向プロファイルを示す、クランクジャーナルの側面図である。
【図11】
図11は、6気筒エンジンのクランクシャフトの側面図である。
【図12】
図12(A)~(C)は、前記凹部の変形例を示す概略断面図である。
1 エンジン(内燃機関)
10 エンジン本体
2 気筒
21 ピストン
22 コンロッド
3 クランクシャフト
31、31A~31E クランクジャーナル
31f F側端部(軸方向の一端側端部)
31b R側端部(軸方向の他端側端部)
33 カウンタウェイト
33A 第1カウンタウェイト(端部カウンタウェイト)
33E 第4カウンタウェイト(端部カウンタウェイト)
4 主軸受
43 ジャーナルメタル(軸受部材)
5、5A、5B、5C 凹部
51 膨出部
52 緩曲部
53 上流傾斜部
54 下流傾斜部
55 水平部
56 下り傾斜部
57 水平部
58 下り傾斜部
59 凹凸傾斜部
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