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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022181016
(43)【公開日】2022-12-07
(54)【発明の名称】着用品
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/05 20060101AFI20221130BHJP
   A61F 7/02 20060101ALI20221130BHJP
   A41D 23/00 20060101ALI20221130BHJP
   A41D 13/005 20060101ALI20221130BHJP
【FI】
A41D13/05 112
A61F7/02
A41D23/00 G
A41D13/005
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021087832
(22)【出願日】2021-05-25
(71)【出願人】
【識別番号】000134707
【氏名又は名称】株式会社ナカヨ
(74)【代理人】
【識別番号】100104570
【弁理士】
【氏名又は名称】大関 光弘
(72)【発明者】
【氏名】青柳 博久
【テーマコード(参考)】
3B011
4C099
【Fターム(参考)】
3B011AA01
3B011AB01
3B011AB08
3B011AB18
3B011AC01
4C099AA01
4C099AA02
4C099CA19
4C099CA20
4C099GA02
4C099GA03
4C099NA03
4C099NA05
4C099NA20
(57)【要約】
【課題】身体との接触部位を所望の温度に簡単に調節可能な着用品を提供する。
【解決手段】ネックウォーマ1は、布地、皮革、合成樹脂シート、ゴムシート等の柔軟性のあるシート状素材で形成された帯状のネックウォーマ本体10と、ネックウォーマ本体10の裏面101に設けられ、カイロ等の保温具2または保冷具の保持構造であるポケット11と、を有する。ポケット11は、その裏面111とネックウォーマ本体10の裏面101との間に少なくとも一つ設けられ、ポケット11内部を層状に仕切る仕切り110を有する。この仕切り110により、ポケット11内に収納エリアが、ポケット裏面11側からネックウォーマ本体10の裏面101側に向けて層状に重なって複数形成される。保温具2または保冷具を収納する収納エリアを変更することで、首と保温具2または保冷具との間に介在する仕切り110の数を変更して簡単に温度調節が可能である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
身体に接触させて使用する、保温具あるいは保冷具の保持構造を有する着用品であって、
前記保持構造は、前記保温具あるいは前記保冷具を収納するためのポケットを有し、
前記ポケットは、当該ポケットに重なるように当該ポケットの内部に設けられて当該ポケットの内部を層状に仕切る少なくとも一つの仕切りを有し、前記少なくとも一つの仕切りにより前記保温具あるいは前記保冷具の収納位置を選択可能である
ことを特徴とする着用品。
【請求項2】
身体に接触させて使用する、保温具あるいは保冷具の保持構造を有する着用品であって、
前記保持構造は、前記保温具あるいは前記保冷具を収納するためのポケットを有し、
前記ポケットは、前記保温具あるいは前記保冷具を少なくとも1回巻き回し可能な長さの帯部を有し、前記帯部に巻き回された前記保温具あるいは前記保冷具を収納可能である
ことを特徴とする着用品。
【請求項3】
請求項2に記載の着用品であって、
前記帯部は、前記ポケットの縁部に一体的に形成されている
ことを特徴とする着用品。
【請求項4】
請求項2に記載の着用品であって、
前記帯部は、前記ポケット内に設けられている
ことを特徴とする着用品。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の着用品であって、
前記ポケットは、着用品の本体とは異なる熱伝導率を有する素材で形成されている
ことを特徴とする着用品。
【請求項6】
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の着用品であって、
前記ポケットは、防水機能を有する素材で形成されている
ことを特徴とする着用品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、上着、下着、ズボン、マフラー、腹巻き、肩掛け、ネックウォーマ等の衣類、および、コルセット、頚椎カラー等のサポータを含む、身体に接触させて使用する着用品に関し、特に、保温具あるいは保冷具の保持構造を備えた着用品に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カイロを収納する収納部が設けられたネックウォーマが開示されている。また、特許文献2には、カイロを収納するポケットが設けられたパンツが開示されている。これらの衣類によれば、身体の着用部位をカイロの熱で温めることができる。また、カイロの代わりに保冷剤を用いることにより、身体の着用部位を冷やすこともできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3188925号公報
【特許文献2】実用新案登録第3013735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、オイル式カイロ、充電式カイロ、使い捨てカイロ、電子レンジカイロ等の、体を温めるための発熱体または蓄熱剤を内蔵した保温具や、アイスパック、瞬間冷却剤等の、身体を冷却するための吸熱体または蓄冷剤を内蔵した保冷具は、使用者が温度を柔軟に調節することが困難である。このため、特許文献1に記載のネックウォーマおよび特許文献2に記載のパンツでは、使用者が身体との接触部位(着用部位)を適温に調節することが困難であり、長時間身体を局所的に温めすぎたり、冷やしすぎたりする可能性がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、身体との接触部位の温度を簡単に調節可能な着用品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第一の態様では、身体に接触させて使用する着用品において、保温具あるいは保冷具の保持構造として、少なくとも一つの仕切りにより内部が層状に仕切られたポケットを採用し、この少なくとも一つの仕切りにより、保温具あるいは保冷具の収納位置を選択可能とした。
【0007】
例えば、本発明の第一の態様は、
身体に接触させて使用する、保温具あるいは保冷具の保持構造を有する着用品であって、
前記保持構造は、前記保温具あるいは前記保冷具を収納するためのポケットを有し、
前記ポケットは、当該ポケットに重なるように当該ポケットの内部に設けられて当該ポケットの内部を層状に仕切る少なくとも一つの仕切りを有し、前記少なくとも一つの仕切りにより前記保温具あるいは前記保冷具の収納位置を選択可能である。
【0008】
また、本発明の第二の態様では、身体に接触させて使用する着用品において、保温具あるいは保冷具の保持構造として、保温具あるいは保冷具に少なくとも1回巻き回し可能な長さの帯部を有するポケットを採用し、ポケットに収納される保温具あるいは保冷具の、帯部による巻回数を変更可能とした。
【0009】
例えば、本発明の第二の態様は、
身体に接触させて使用する、保温具あるいは保冷具の保持構造を有する着用品であって、
前記保持構造は、前記保温具あるいは前記保冷具を収納するためのポケットを有し、
前記ポケットは、前記保温具あるいは前記保冷具に少なくとも1回巻き回し可能な長さの帯部を有し、前記帯部が巻き回わされた前記保温具あるいは前記保冷具を収納可能なポケットである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の第一の態様によれば、ポケット内での保温具あるいは保冷具の収納位置を変更することにより、身体と保温具あるいは保冷具との間に介在する仕切り数を変更して、保温具あるいは保冷具から身体に伝わる温度を簡単に調節することができる。また、本発明の第二の態様によれば、ポケットに収納される保温具あるいは保温具に対する帯部の巻き回し数を変更することにより、身体と保温具あるいは保温具との間に介在する帯部の数を変更して、保温具あるいは保温具から身体に伝わる温度を簡単に調節することができる。
【0011】
したがって、本発明によれば、身体との接触部位の温度を簡単に調節可能な着用品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1(A)および図1(B)は、本発明の第一実施の形態に係るネックウォーマ1の正面図および背面図であり、図1(C)は、図1(A)に示すネックウォーマ1のA-A断面図である。
図2図2(A)は、本発明の第一実施の形態に係るネックウォーマ1の着用例を示す図であり、図2(B)は、図2(A)に示す着用状態のネックウォーマ1の断面図である。
図3図3(A)および図3(B)は、本発明の第二実施の形態に係るネックウォーマ1aの正面図および背面図であり、図3(C)は、図3(B)に示すネックウォーマ1aのB-B断面図である。
図4図4(A)は、本発明の第二実施の形態に係るネックウォーマ1aの着用例を示す図であり、図4(B)は、図4(A)に示す着用状態のネックウォーマ1aの断面図である。
図5図5(A)および図5(B)は、本発明の第二実施の形態の変形例に係るネックウォーマ1bの正面図および背面図であり、図5(C)は、図5(B)に示すネックウォーマ1bのC-C断面図である。
図6図6(A)および図6(B)は、ポケット11が適用された腹巻き3の上面図および正面図であり、図6(C)は、図6(A)に示す腹巻き3のD-D断面図である。
図7図7(A)および図7(B)は、ポケット11が適用された肩掛け4の正面図および背面図であり、図7(C)は、図7(A)に示す肩掛け4のE-E断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
[第一実施の形態]
図1(A)および図1(B)は、本実施の形態に係るネックウォーマ1の正面図および背面図であり、図1(C)は、図1(A)に示すネックウォーマ1のA-A断面図である。また、図2(A)は、本実施の形態に係るネックウォーマ1の着用例を示す図であり、図2(B)は、図2(A)に示す着用状態のネックウォーマ1の断面図である。
【0015】
図示するように、本実施の形態に係るネックウォーマ1は、織物、メリヤス生地、レース、フェルト、不織布等の布地、皮革、ウレタンフォーム等の合成樹脂シート、ゴムシート等の柔軟性のあるシート状の素材で形成された帯状のネックウォーマ本体10と、ネックウォーマ本体10の裏面(身体に向けられる内側の面)101に設けられ、身体を温めるための発熱体・蓄熱剤を内蔵する携帯可能な保温具2(オイル式カイロ、充電式カイロ、使い捨てカイロ、電子レンジカイロ等)の保持構造である、仕切り110を備えたポケット11と、を有する。
【0016】
ネックウォーマ本体10は、表面(外側の面)100の一方の端部102および裏面101の他方の端部103にそれぞれ取り付けられた面ファスナー等の着脱可能な接着部材12、13を有する。ネックウォーマ本体10の裏面101を首側に向けて、ネックウォーマ本体10を首の周りに巻き付けて環状にし、接着部材12、13を互いに接着させることにより、ネックウォーマ1を首に着用することができる(図2(A)参照)。
【0017】
仕切り110は、ポケット11の裏面111とネックウォーマ本体10の裏面101との間に、ポケット11に重なるように少なくとも一枚設けられ、ポケット11の内部(ポケット11の裏面111とネックウォーマ本体10の裏面101との間の空間)を層状に仕切る。この仕切り110により、ポケット11内に、保温具2を収納するための複数の収納エリアが、ポケット11の裏面111側からネックウォーマ本体10の裏面101側に向かって層状に重なって形成される。このため、保温具2を収納するポケット11内の収納エリアを変更することにより、首と保温具2との間に介在する仕切り110の枚数を変更して、保温具2から首に伝わる温度を簡単に調節することができ(図2(B)参照)、適切な温度で首を温めることができる。
【0018】
なお、ポケット11(仕切り110を含む)は、保温具2に合わせて形状が変形するように、ネックウォーマ本体10と同様、柔軟性のあるシート状の素材で形成される。ここで、ポケット11は、ネックウォーマ本体10とは異なる熱伝導率を有する素材で形成されていてもよい。例えば、保温具2から首に伝わる温度をよりきめ細やかに調節するために、アルミ蒸着シート等のネックウォーマ本体10に比べて熱伝導率の高い素材(熱伝導シート)をポケット11に用いてもよい。あるいは、保温具2から首に伝わる温度をより大きく調節するために、サーモガード(登録商標)等のネックウォーマ本体10に比べて熱伝導率の低い素材(断熱シート)をポケット11に用いてもよい。
【0019】
また、ポケット11内の保温具2が収納されていない収納エリアに、スポンジシート、フェルトシート等の断熱シートを収納してもよい。このようにすることで、保温具2から首に伝わる温度をさらに大きく調節することができる。
【0020】
なお、本実施の形態において、保温具2に代えて、アイスパック、瞬間冷却剤等の保冷具を、少なくとも一つの仕切り110によってポケット11内に層状に複数形成された収納エリアのいずれかに収納してもよい。このようにすることにより、首を冷やすネッククーラとして本実施の形態を使用することができる。この場合、ポケット11は、ゴアテックス(登録商標)等の防水機能を有する素材で形成してもよい。このようにすることにより、保冷具による結露等によって首または服の首元が濡れるのを防止することができる。
【0021】
[第二実施の形態]
図3(A)および図3(B)は、本実施の形態に係るネックウォーマ1aの正面図および背面図であり、図3(C)は、図3(B)に示すネックウォーマ1aのB-B断面図である。また、図4(A)は、本実施の形態に係るネックウォーマ1aの着用例を示す図であり、図4(B)は、図4(A)に示す着用状態のネックウォーマ1aの断面図である。なお、本実施の形態において、図1および図2に示す第一実施の形態に係るネックウォーマ1と同じ機能を有するものには同じ符号を付している。
【0022】
図示するように、本実施の形態に係るネックウォーマ1aは、織物、メリヤス生地、レース、フェルト、不織布等の布地、皮革、ウレタンフォーム等の合成樹脂シート、ゴムシート等の柔軟性のあるシート状の素材で形成された帯状のネックウォーマ本体10と、ネックウォーマ本体10の裏面(内側の面)101に設けられ、身体を温めるための発熱体・蓄熱剤を内蔵する携帯可能な保温具2(オイル式カイロ、充電式カイロ、使い捨てカイロ、電子レンジカイロ等)の保持構造であるポケット14と、を有する。
【0023】
ネックウォーマ本体10は、表面(外側の面)100の一方の端部102および裏面101の他方の端部103にそれぞれ取り付けられた面ファスナー等の着脱可能な接着部材12、13を有する。ネックウォーマ本体10の裏面101を首側に向けて、ネックウォーマ本体10を首の周りに巻き付けて環状にし、接着部材12、13を互いに接着させることにより、ネックウォーマ1aを首に着用することができる(図4(A)参照)。
【0024】
ポケット14は、その縁部141に一体的に形成され、保温具2を少なくとも1回巻き回わし可能な長さを有する帯部140を有する。ポケット14に収納する保温具2に対する帯部140の有無、帯部140の長さが保温具2に複数に巻き回わし可能な長さである場合には巻回数を変更することにより、首と保温具2との間に層状に介在する帯部140の数を変更して、保温具2から首に伝わる温度を調節することができ(図4(B)参照)、適切な温度で首を温めることができる。
【0025】
なお、ポケット14(帯部140を含む)は、保温具2に合わせて形状が変形するように、ネックウォーマ本体10と同様、柔軟性のあるシート状の素材で形成される。ここで、ポケット14は、ネックウォーマ本体10とは異なる熱伝導率を有する素材で形成してもよい。例えば、保温具2から首に伝わる温度をよりきめ細やかに調節するために、アルミ蒸着シート等のネックウォーマ本体10に比べて熱伝導率の高い素材(熱伝導シート)をポケット14に用いてもよい。あるいは、保温具2から首に伝わる温度をより大きく調節するために、サーモガード(登録商標)等のネックウォーマ本体10に比べて熱伝導率の低い素材(断熱シート)をポケット14に用いてもよい。
【0026】
なお、本実施の形態において、保温具2に代えて、アイスパック、瞬間冷却剤等の保冷具を、帯部140で巻き回してポケット14内に収納してもよい。このようにすることにより、首を冷やすネッククーラとして本実施の形態を使用することができる。この場合、ポケット14は、ゴアテックス(登録商標)等の防水機能を有する素材で形成してもよい。このようにすることにより、保冷具による結露等によって首または服の首元が濡れるのを防止することができる。
【0027】
また、本実施の形態では、ポケット14の開口側縁部141に帯部140を一体的に形成しているが、ポケット14とは別材で形成した帯部140をネックウォーマ本体10に対して着脱可能に取り付けてもよい。また、図5に示すネックウォーマ1bのように、ポケット14内の底部142に帯部140を設けてもよい。
【0028】
なお、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0029】
例えば、上記の各実施の形態では、ポケット11、14をネックウォーマ本体10の裏面101側に設けているが、ポケット11、14をネックウォーマ本体10の表面100側に設けてもよい。
【0030】
また、上記の各実施の形態では、本発明をネックウォーマ(あるいはネッククーラ)に適用した場合を例にとり説明した。しかしながら、本発明はこれらに限定されない。本発明は、上着、下着、ズボン、マフラー、腹巻き、肩掛け、膝掛け等の衣類、および、コルセット、頚椎カラー等のサポータ、マスク、クッションを含む、身体に接触させて使用する着用品に広く適用可能である。
【0031】
例えば、図6に示すように、本発明の第一実施の形態に係るネックウォーマ1のポケット11(図1参照)を腹巻き3に設けてもよい。保温具2または保冷具を収納するポケット11内の収納エリア(少なくとも一つ設けられた仕切り110によりポケット11内に層状に複数形成された収納エリアのいずれか)を変更することにより、胴体と保温具2または保冷具との間に介在する仕切り110の数を変更して、保温具2または保冷具から胴体に伝わる温度を調節することができ、適切な温度で胴体を温めあるいは冷却することができる。なお、図6に示す腹巻き3において、ポケット11に代えて、本発明の第二実施の形態に係るネックウォーマ1aあるいはその変形例1bのポケット14を設けてもよい。
【0032】
また、図7に示すように、本発明の第一実施の形態に係るネックウォーマ1のポケット11(図1参照)を肩掛け4に設けてもよい。保温具2または保冷具を収納するポケット11内の収納エリア(少なくとも一つ設けられた仕切り110によりポケット11内に層状に形成された複数の収納エリアのいずれか)を変更することにより、肩と保温具2または保冷具との間に介在する仕切り110の数を変更して、保温具2または保冷具から肩に伝わる温度を調節することができ、適切な温度で肩を温めあるいは冷却することができる。なお、図7に示す肩掛け4において、ポケット11に代えて、本発明の第二実施の形態に係るネックウォーマ1aあるいはその変形例1bのポケット14を設けてもよい。
【符号の説明】
【0033】
1、1a、1b:ネックウォーマ 2:保温具 3:腹巻き
4:肩掛け 10:ネックウォーマ本体 11、14:ポケット
12、13:接着部材 100:ネックウォーマ本体10の表面
101:ネックウォーマ本体10の裏面
102、103:ネックウォーマ本体10の端部
110:ポケット11内の仕切り 111:ポケット11の裏面
140:ポケット14の帯部 141:ポケット14の開口側縁部
142:ポケット14内の底部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7