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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022181750
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】引手
(51)【国際特許分類】
   E05B 1/06 20060101AFI20221201BHJP
   E05B 1/00 20060101ALI20221201BHJP
【FI】
E05B1/06 105F
E05B1/00 311J
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021088882
(22)【出願日】2021-05-27
(71)【出願人】
【識別番号】000175560
【氏名又は名称】三協立山株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】592114703
【氏名又は名称】株式会社ベスト
(74)【代理人】
【識別番号】100136331
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 陽一
(72)【発明者】
【氏名】堀田 陽介
(72)【発明者】
【氏名】釣谷 隆文
(72)【発明者】
【氏名】坂村 光一
(57)【要約】
【課題】 戸に強固に取り付けできる引手の提供。
【解決手段】 戸2の取付孔3に前側から取付けられる前側引手1aと、戸2の取付孔3に後側から取付けられる後側引手1bとを備え、前側引手1aと後側引手1bのうちの少なくとも一方は、矢尻形状の係合突起6a,6bを有し、前側引手1aと後側引手1bのうちの少なくとも他方は、係合突起6a,6bの先端部が係止する掛かり部8を有する一対の弾性片9,9よりなる受け部7a,7bを有し、係合突起6a,6bと受け部7a,7bは、引手1の周方向に複数設けてあり、前側引手1a及び後側引手1bの外周側面の係合突起6a,6bと受け部7a,7bの根元側の位置に戸2の取付孔3に食い込む突起10を有する。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
戸の取付孔に前側から取付けられる前側引手と、戸の取付孔に後側から取付けられる後側引手とを備え、前側引手と後側引手のうちの少なくとも一方は、矢尻形状の係合突起を有し、前側引手と後側引手のうちの少なくとも他方は、係合突起の先端部が係止する掛かり部を有する一対の弾性片よりなる受け部を有し、係合突起と受け部は、引手の周方向に複数設けてあり、前側引手及び後側引手の外周側面の係合突起と受け部の根元側の位置に戸の取付孔に食い込む突起を有することを特徴とする引手。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、戸に取り付けられる引手に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、戸に形成した取付孔に嵌め込んで取り付けられる引手が知られている。かかる引手は、使用しているうちに外れてしまうことがあり、より強固に取り付けできるものが求められた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、戸に強固に取り付けできる引手の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による引手は、戸の取付孔に前側から取付けられる前側引手と、戸の取付孔に後側から取付けられる後側引手とを備え、前側引手と後側引手のうちの少なくとも一方は、矢尻形状の係合突起を有し、前側引手と後側引手のうちの少なくとも他方は、係合突起の先端部が係止する掛かり部を有する一対の弾性片よりなる受け部を有し、係合突起と受け部は、引手の周方向に複数設けてあり、前側引手及び後側引手の外周側面の係合突起と受け部の根元側の位置に戸の取付孔に食い込む突起を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による引手は、戸の取付孔に前側から取付けられる前側引手と、戸の取付孔に後側から取付けられる後側引手とを備え、前側引手と後側引手のうちの少なくとも一方は、矢尻形状の係合突起を有し、前側引手と後側引手のうちの少なくとも他方は、係合突起の先端部が係止する掛かり部を有する一対の弾性片よりなる受け部を有し、係合突起と受け部は、引手の周方向に複数設けてあり、前側引手及び後側引手の外周側面の係合突起と受け部の根元側の位置に戸の取付孔に食い込む突起を有するので、前側引手と後側引手が係合突起と受け部とにより分離不能に結合され、且つ係合突起と受け部の根元側の位置に設けた突起が戸の取付孔に食い込むことで、戸に強固に取り付けできる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の引手の横断面図であって、(a)は前側引手と後側引手に分離した状態、(b)は前側引手と後側引手を結合した状態を示す。
図2】前側引手と後側引手を分離した状態で戸尻側斜め上方から見た斜視図である。
図3】前側引手と後側引手を分離した状態で戸尻側斜め下方から見た斜視図である。
図4】前側引手と後側引手を分離した状態で戸先側斜め上方から見た斜視図である。
図5】(a)は前側引手の戸尻側側面図、(b)は同正面図、(c)は同戸先側側面図である。
図6】前側引手と後側引手を結合した状態で戸尻側斜め上方から見た斜視図である。
図7】前側引手と後側引手を結合した状態で戸先側斜め上方から見た斜視図である。
図8】前側引手と後側引手が同一のものであることを示す斜視図であって、(a)は前側引手と同一の後側引手を前側引手と前後の向きを逆にして後側に配置した状態、(b)はその後側引手を上下逆に配置した状態を示す。
図9】戸の取付孔と前側引手及び後側引手との取合いを示す斜視図である。
図10】(a)は本発明の引手を取付けた戸の前側から見た斜視図であり、(b)は同戸の後側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~9は本発明の引手1の一実施形態を示しており、図10はその引手1を取付けた戸(引戸)2を示している。本引手1は、図9に示すように、戸2に形成された取付孔3に前側から取付けられる前側引手1aと、戸2の取付孔3に後側から取付けられる後側引手1bとで構成されている。前側引手1aと後側引手1bは、硬質樹脂で形成されている。戸2は、例えば木で形成してあり、引手1の取付孔3が前後面に貫通する縦長の長孔状に形成してある。
前側引手1aと後側引手1bは全く同一のものであって、図8(a)に示すように、後側引手1bは前側引手1aと前後の向きを逆にすると共に、図8(b)に示すように、上下を逆にして使用している。
なお、「前側」、「後側」は、戸2の前後方向のどちらか一方側を「前側」とすれば他方側が「後側」になるだけのことで、戸2のどちらが前側であってもよい。
【0008】
前側引手1a及び後側引手1bは、図2~5に示すように、戸2の取付孔3に挿入される有底凹部11と、有底凹部11の開放側周縁より外周側に突設したフランジ12とを備えている。有底凹部11は、底壁13と、戸先側及び戸尻側の側壁14,15と、半円弧状の上壁16及び下壁17を有している。有底凹部11は、戸2を開閉する際に指を入れるためのもので、戸尻側に指掛かり部18が内周側に突出して設けてある。
【0009】
図2,3に示すように、前側引手1aの戸尻側の上下方向中央部のやや下寄りの位置には、フランジ12の裏面より後側に突出する弾性変形部4aが設けてある。弾性変形部4aは、鉛直方向に沿う板状に形成されている。弾性変形部4aの先端部の外周側面には、戸2の取付孔3に食い込む突起19が複数設けてある。突起19は、取付孔3への挿入方向に3列並べて設けてある。挿入方向の前側から1列目と3列目には突起19は上下に二つ並べて設けられ、2列目には突起19が上下に三つ並べて設けてあり、隣り合う列で突起19の位置を上下にずらしてある。各突起19は、略ピラミッド型に形成されており、図1に示すように、取付孔3への挿入方向前側に傾斜面19aを有し、挿入方向後側に垂直面19bを有している。弾性変形部4aと有底凹部11の戸尻側の側壁15との間には、隙間Sが設けてある(図1参照。)
後側引手1bは、戸尻側の上下方向の中央部のやや上寄りの位置に、弾性変形部4bがフランジ12の裏面より前側に突出して形成されている。
【0010】
後側引手1bは、図1~3に示すように、戸尻側の上下方向中央部のやや下寄りの位置に、前側引手1aの弾性変形部4aと有底凹部11の戸尻側の側壁15との間の隙間Sに挿入される楔部5bが前側に突出して設けてある。楔部5bは、水平な細幅の板状に形成されており、先端部の横幅が前側引手1aの弾性変形部4aと有底凹部11の戸尻側の側壁15との間の隙間Sより狭く、途中の外周側にテーパー部20を設けることで根元側の横幅を前記隙間Sよりも大きくしてある。楔部5bは、前側引手1aの弾性変形部4aの上下方向の幅方向の中間位置に設けてある。
前側引手1aは、戸尻側の上下方向の中央部のやや上寄りの位置に楔部5aが設けてある。
【0011】
図1(a)に示すように、戸2の取付孔3に前側引手1aを前側から、後側引手1bを後側からそれぞれ嵌め込むと、図1(b)に示すように、前側引手1aの弾性変形部4aと有底凹部11の戸尻側の側壁15との隙間Sに後側引手1bの楔部5bが挿入され、後側引手1bの弾性変形部4bと有底凹部11の戸尻側の側壁15との隙間Sに前側引手1aの楔部5aが挿入され、各弾性変形部4a,4bは楔部5a,5bのテーパー部20に押されて外周側に曲がるように弾性変形し、その先端部の外周側面が戸2の取付孔3に圧接し、且つ弾性変形部4a,4bの外周側面に設けた複数の突起19が取付孔3に食い込む。これにより、前側引手1aと後側引手1bは、取付孔3内で左右方向に突っ張る形になってがたつきが防止され、且つ突起19が取付孔3に食い込むことで取付孔3から外れにくくなるので、取付孔3に強固に取付けることができる。
弾性変形部4a,4bは戸先側に設けてあってもよいが、一般に引戸は閉めるときよりも開けるときに引手1により大きな力がかかるため、本実施形態のように弾性変形部4a,4bが戸尻側に設けてあると、戸を開ける際に引手1にかかる力で突起19が取付孔3により深く食い込むので、より好ましい。
【0012】
図2~5に示すように、前側引手1aの戸先側及び戸尻側の側面には、上下方向中間部の下寄りの位置に、先端部が矢尻形状となった係合突起6aが後側に向けて突出して形成してある。係合突起6aの根元側の外周側面には、前側引手1aを戸2の取付孔3に嵌め込んだときに取付孔3に食い込む突起10が複数設けてある。突起10は、先に説明した弾性変形部4a,4bの突起19と同様に、取付孔3への挿入方向に3列並べて設けてあり、隣り合う列の突起10の位置を上下にずらしてある。また突起10は、弾性変形部4a,4bの突起19(図1参照)と同様に、取付孔3への挿入方向前側に傾斜面を有し、挿入方向後側に垂直面を有するものとなっている。
後側引手1bは、戸先側及び戸尻側の側面の上下方向中間部上寄りの位置に、矢尻形状の係合突起6bが前側に向けて突出して形成してあり、係合突起6bの根元側の外周側面に取付孔3に食い込む突起10が複数設けてある。
【0013】
後側引手1bは、図2,4に示すように、戸先側及び戸尻側の側面の上下方向中間部の下寄りの位置に、前側引手1aの係合突起6aの矢尻形状の先端部が係止する掛かり部8を有する一対の弾性片9,9よりなる受け部7bが前側に突出して設けてある。受け部7bの根元側の外周側面には、係合突起6aの根元側と同様に、後側引手1bを戸2の取付孔3に嵌め込んだときに取付孔3に食い込む突起10が複数設けてある。
前側引手1aは、戸先側及び戸尻側の側面の上下方向中間部の上寄りの位置に、後側引手1bの係合突起6b用の受け部7aが後側に突出して形成してあり、受け部7aの根元側の外周側面に取付孔3に食い込む突起10が複数設けてある。
【0014】
戸2の取付孔3に前側引手1aを前側から、後側引手1bを後側からそれぞれ嵌め込むと、図6,7に示すように、前側引手1aの戸先側及び戸尻側の側面の下寄りに設けた係合突起6aが後側引手1bの受け部7bに弾発的に係合し、後側引手1bの戸先側及び戸尻側の側面の上寄りに設けた係合突起6bが前側引手1aの受け部7aに弾発的に係合し、引っ張っても外れなくなる。これにより前側引手1aと後側引手1bとが分離不能に結合され、前側引手1aと後側引手1bのフランジ12で戸2を前後から挟持する。さらに、各係合突起6a,6bと各受け部7a,7bの根元側の外周側面に形成された突起10が取付孔3に食い込む。これにより本引手1は、取付孔3から抜け落ちることがないように強固に取付けられる。
【0015】
図2に示すように、前側引手1aの上面には板状の雄嵌合部21が後側に突出して設けてある。雄嵌合部21の左右両側の縁部には、鋸刃状の噛み合い歯22が設けてある。噛み合い歯22は、戸2の取付孔3への挿入方向前側が傾斜面22aになっており、挿入方向後側が垂直面22bになっている(後述する他の部分の噛み合い歯についても同様)。後側引手1bの上面には、前側引手1aの雄嵌合部21と嵌合する雌嵌合部23が前側に突出して設けてある。雌嵌合部23にも、雄嵌合部21と接する左右内縁部に鋸刃状の噛み合い歯22が設けてある。
図3に示すように、後側引手1bの下面には雄嵌合部21が前側に突出して設けてあり、前側引手1aの下面には雌嵌合部23が後側に突出して設けてある。
【0016】
戸2の取付孔3に前側引手1aを前側から、後側引手1bを後側からそれぞれ嵌め込むと、図6,7に示すように、上述した雄嵌合部21と雌嵌合部23とが噛み合い歯22同士噛み合った状態で嵌合し、前側引手1aと後側引手1bの上部及び下部が離れないように結合される。
【0017】
さらに、図2,3に示すように、前側引手1aの戸尻側の側面の受け部7aと楔部5aとの間の位置と、弾性変形部4aと係合突起6aとの間の位置の2箇所には、連結部24aが後側に突出して設けてある。連結部24aは、L型断面の棒状となっており(図2参照)、その下面に鋸刃状の噛み合い歯25が形成してある。
後側引手1bの戸尻側の側面の係合突起6bと弾性変形部4bとの間の位置と、楔部5bと受け部7bとの間の位置の2箇所には、連結部24bが前側に突出して設けてある。連結部24bは、L型断面の棒状となっており、その上面に鋸刃状の噛み合い歯25が形成してある。
【0018】
戸2の取付孔3に前側引手1aを前側から、後側引手1bを後側からそれぞれ嵌め込むと、図6,7に示すように、前側引手1aの連結部24aの下面と後側引手1bの連結部24bの上面とが噛み合い歯25同士噛み合った状態で当接し、前側引手1aと後側引手1bが前後方向に離れるのを防ぐ。
【0019】
図4に示すように、前側引手1a及び後側引手1bの戸先側の側面には、突条26が複数設けられている。戸2の取付孔3は、図9に示すように、戸先側に外周側に膨らんだ凹部27が設けてあり、前側引手1aと後側引手1bは突条26が凹部27に収容される向きでしか取り付けできないようになっている。これにより、前側引手1aと後側引手1bが戸先側と戸尻側を逆向きで取付けられるのを防止できる。
【0020】
以上に述べたように本引手1は、戸2の取付孔3に前側から取付けられる前側引手1aと、戸2の取付孔3に後側から取付けられる後側引手1bとを備え、前側引手1aは弾性変形部4aを有し、後側引手1bは楔部5bを有し、前側引手1aと後側引手1bを戸2の取付孔3に前側と後側からそれぞれ嵌め込むと、弾性変形部4aが楔部5bに押されて外周側に弾性変形し、取付孔3に圧接することで、戸2に強固に取り付けできる。
さらに本引手1は、弾性変形部4a,4bに戸2の取付孔3に食い込む突起19を有するので、突起19が取付孔3に食い込むことで、取付孔3から抜けるのを防止できる。
また本引手1は、弾性変形部4a,4bは、戸2の取付孔3に面で圧接するものであり、楔部5a,5bは、弾性変形部4a,4bの幅方向の中間位置に設けてあるため、弾性変形部4a,4bを戸2の取付孔3に強く圧接させて抜けを防止できる。
【0021】
本引手1は、戸2の取付孔3に前側から取付けられる前側引手1aと、戸2の取付孔3に後側から取付けられる後側引手1bとを備え、前側引手1aと後側引手1bのうちの少なくとも一方は、矢尻形状の係合突起6a,6bを有し、前側引手1aと後側引手1bのうちの少なくとも他方は、係合突起6a,6bの先端部が係止する掛かり部8を有する一対の弾性片9,9よりなる受け部7a,7bを有し、係合突起6a,6bと受け部7a,7bは、引手1の周方向に複数設けてあり、前側引手1a及び後側引手1bの外周側面の係合突起6a,6bと受け部7a,7bの根元側の位置に戸2の取付孔3に食い込む突起10を有するので、前側引手1aと後側引手1bが係合突起6a,6bと受け部7a,7bとにより分離不能に結合され、且つ係合突起6a,6bと受け部7a,7bの根元側の位置に設けた突起10が戸2の取付孔3に食い込むことで、戸1に強固に取り付けできる。
本引手1は、係合突起6a,6bと受け部7a,7bが引手1の周方向の4箇所に分散して設けてあるので、引手1にかかる外力をバランスよく分散し、外力が一部に集中してかかることで係合突起6a,6bや受け部7a,7bが破損するのを防止できる。また、4箇所の係合突起6a,6bと受け部7a,7bの根元側の突起10がそれぞれ取付孔3に食い込むことで、引手1の固定がより強固になる。
【0022】
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。前側引手及び後側引手の形状、材質は、適宜変更することができる。実施形態のものは、前側引手と後側引手の両方に係合突起と受け部がそれぞれ設けてあるが、係合突起が前側引手のみに設けてあって、受け部が後側引手のみに設けてあってもよい。係合突起と受け部は、互いに弾発的に係合し合って容易に抜けないようになっていればよく、その具体的な形状は特に限定されない。戸の材質、構造は任意であり、必ずしも引戸でなくてもよい。
【符号の説明】
【0023】
1 引手
1a 前側引手
1b 後側引手
2 戸
3 取付孔
4a,4b 弾性変形部
5a,5b 楔部
6a,6b 係合突起
7a,7b 受け部
8 掛かり部
9 弾性片
10 突起
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10