(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182004
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】電解水生成装置
(51)【国際特許分類】
C02F 1/461 20060101AFI20221201BHJP
【FI】
C02F1/461 A
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021089277
(22)【出願日】2021-05-27
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-12-17
(71)【出願人】
【識別番号】591201686
【氏名又は名称】株式会社日本トリム
(74)【代理人】
【識別番号】100104134
【弁理士】
【氏名又は名称】住友 慎太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100156225
【弁理士】
【氏名又は名称】浦 重剛
(74)【代理人】
【識別番号】100168549
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 潤
(74)【代理人】
【識別番号】100200403
【弁理士】
【氏名又は名称】石原 幸信
(72)【発明者】
【氏名】山内 悠平
【テーマコード(参考)】
4D061
【Fターム(参考)】
4D061DA03
4D061DB07
4D061EA02
4D061EB01
4D061EB04
4D061EB12
4D061EB17
4D061EB19
4D061EB20
4D061FA06
(57)【要約】
【課題】電解槽の接続部での水漏れを抑制できる電解水生成装置を提供する。
【解決手段】電解水生成装置1は、内部に収容空間10を区画するためのケース100と、収容空間10を第1空間11を含む複数の空間に区分するためのフレーム5と、第1空間11に配された電解槽2とを備える。電解槽2は、上方に向かう水流Wが形成される電解室20を有する。フレーム5には、電解槽2の上端部26と当接して電解槽2の上向き移動を抑制するための支持部55が形成されている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に収容空間を区画するためのケースと、前記収容空間を第1空間を含む複数の空間に区分するためのフレームと、前記第1空間に配された電解槽とを備えた電解水生成装置であって、
前記電解槽は、上方に向かう水流が形成される電解室を有し、
前記フレームには、前記電解槽の上端部と当接して前記電解槽の上向き移動を抑制するための支持部が形成されている、
電解水生成装置。
【請求項2】
前記ケースは、前記フレームを上から覆う天壁を含み、
前記支持部は、前記天壁に当接している、請求項1に記載の電解水生成装置。
【請求項3】
前記電解槽は、前記第1空間に複数配されており、前記支持部は、少なくとも1つの前記電解槽と当接している、請求項1または2に記載の電解水生成装置。
【請求項4】
複数の前記電解槽は、互いに直列に接続されている、請求項3に記載の電解水生成装置。
【請求項5】
前記支持部は、下流側の前記電解槽と当接している、請求項4に記載の電解水生成装置。
【請求項6】
複数の前記電解槽を一体的に結合するための結合部材をさらに備える、請求項3ないし5のいずれかに記載の電解水生成装置。
【請求項7】
前記フレームは、前記第1空間を区分するための隔壁を含み、
前記支持部は、前記隔壁から前記第1空間に向かってのびている、請求項1ないし6のいずれかに記載の電解水生成装置。
【請求項8】
前記支持部の前記隔壁に平行な断面積は、前記隔壁から前記支持部の先端に向かって漸減している、請求項7に記載の電解水生成装置。
【請求項9】
前記電解槽は、前記電解室を区画するための本体部と、前記本体部と前記支持部との間に装填されるスペーサーとを含む、請求項1ないし8のいずれかに記載の電解水生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解水生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、水を電気分解することにより発生した水素ガスが溶け込んだ電解水を生成する電解水生成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電解水生成装置は、水を電気分解する電解槽を有している。電気分解で発生した水素ガスは、浮力により電解室の上部に移動する。上記電解室の上部での水素ガスの滞留を抑制して電解水に溶け込ませるために、電解室で上方に向かう水流が形成されるように、電解室への入口を電解室の下部に、出口を電解室の上部にそれぞれ設ける構成が望ましい。
【0005】
しかしながら、このような電解槽は、電解室内を下から上へと移動する水によって上向きの力(水圧)を受けて僅かながら上方に移動し、その入口、出口の接続部等で水漏れが生ずるおそれがある。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、電解槽の接続部での水漏れを簡素な構成で抑制できる電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、内部に収容空間を区画するためのケースと、前記収容空間を第1空間を含む複数の空間に区分するためのフレームと、前記第1空間に配された電解槽とを備えた電解水生成装置であって、前記電解槽は、上方に向かう水流が形成される電解室を有し、前記フレームには、前記電解槽の上端部と当接して前記電解槽の上向き移動を抑制するための支持部が形成されている、電解水生成装置。
【0008】
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記ケースは、前記フレームを上から覆う天壁を含み、前記支持部は、前記天壁に当接している、ことが望ましい。
【0009】
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記電解槽は、前記第1空間に複数配されており、前記支持部は、少なくとも1つの前記電解槽と当接している、ことが望ましい。
【0010】
本発明に係る前記電解水生成装置において、複数の前記電解槽は、互いに直列に接続されている、ことが望ましい。
【0011】
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記支持部は、下流側の前記電解槽と当接している、ことが望ましい。
【0012】
本発明に係る前記電解水生成装置において、複数の前記電解槽を一体的に結合するための結合部材をさらに備える、ことが望ましい。
【0013】
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記フレームは、前記第1空間を区分するための隔壁を含み、前記支持部は、前記隔壁から前記第1空間に向かってのびている、ことが望ましい。
【0014】
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記支持部の前記隔壁に平行な断面積は、前記隔壁から前記支持部の先端に向かって漸減している、ことが望ましい。
【0015】
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記電解槽は、電解室を区画するための本体部と、前記本体部と前記支持部との間に装填されるスペーサーとを含む、ことが望ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明の前記電解水生成装置は、前記収容空間を区分するための前記フレームに、前記支持部が形成されている。前記支持部は前記電解槽の前記上端部と当接する。これにより、簡素な構成で水圧による前記電解槽の上向き移動が抑制され、前記電解槽の接続部での水漏れが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の電解水生成装置の概略構成を示す図である。
【
図2】
図1の電解水生成装置の内部構成を示す断面図である。
【
図3】
図2の電解槽の内部構成を示す断面図である。
【
図4】
図2の電解槽及びその周辺の構成を示す斜視図である。
【
図5】
図1の電解水生成装置のA-A線断面図である。
【
図6】
図2の電解水生成装置の変形例を示す断面図である。
【
図7】
図6の電解水生成装置の変形例を示す断面図である。
【
図8】
図5の電解水生成装置の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1の外観を示している。電解水生成装置1は、内部に収容空間10を区画するためのケース100を有している。
【0019】
図2は、電解水生成装置1の内部構成を示している。本実施形態の電解水生成装置1は、水を電気分解するための電解槽2と、電解槽2に供給される水を浄化するための浄水カートリッジ3と、電解槽2に給電するための電気回路4とを備えている。本実施形態の電解水生成装置1は、水を電気分解するための電解槽2と、電解槽2、浄水カートリッジ3及び電気回路4は、収容空間10に収容される。
【0020】
図3は、電解槽2を示している。電解槽2は、電解水生成装置1のシャーシ(図示せず)等に搭載されている。電解槽2の内部には、電解室20が形成されている。電解室20には、電極対21と、隔膜22とが設けられている。電極対21は、互いに対向して配置された第1電極21aと第2電極21bとによって構成されている。
【0021】
隔膜22は、第1電極21aと第2電極21bとの間に配されている。隔膜22は、電解室20を第1電極21a側の第1極室20aと第2電極21b側の第2極室20bに区分する。隔膜22には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)親水膜が用いられる。また、隔膜22には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系樹脂からなる固体高分子膜が用いられていてもよい。
【0022】
電解槽2は、第1極室20aと第2極室20bのそれぞれに、入口23と出口24を有している。入口23及び出口24は、接続部25を介して、電解槽2の上流側及び下流側の配管と接続されている。
【0023】
入口23は、第1極室20a及び第2極室20bの下部に配されている。出口24は、第1極室20a及び第2極室20bの上部に配されている。これにより、第1極室20a及び第2極室20bの内部で、上方に向かう水流Wが形成される。
【0024】
第1電極21aと第2電極21bとの間には、直流電圧が印加される。第1極室20a及び第2極室20bのうちいずれか一方が陽極として機能し、他方が陰極として機能する。第1極室20a及び第2極室20bの極性及び上記直流電圧は、電気回路4によって制御される。第1極室20a及び第2極室20bに水が充填された状態で上記直流電圧が印加されると、第1極室20a及び第2極室20bにて水が電気分解され、電解水が生成される。このとき、陽極側の電解室20で酸素ガスが発生し、陰極側の電解室20で水素ガスが発生する。
【0025】
浄水カートリッジ3は、電解槽2の上流に設けられている。浄水カートリッジ3によって浄化された水は、入口23を経て第1極室20a及び第2極室20bに供給される。浄水カートリッジ3は、電解槽2の下流に設けられていてもよい。この場合、第1極室20a及び第2極室20bで電気分解された水が浄水カートリッジ3に供給され浄化される。
【0026】
浄水カートリッジ3は、装置本体に対して着脱されることで交換可能とされている。使用により又は経時によって寿命を迎えた浄水カートリッジ3は、例えば、ユーザーがケース100の一部を開放することにより、新品の浄水カートリッジ3へと交換される。
【0027】
電気回路4は、回路基板41に形成された配線パターン(図示せず)と回路基板41に実装される電子部品(図示せず)等により構成される。電気回路4は、電極対21に電解電圧を印加する。
【0028】
電解水生成装置1は、収容空間10を複数の空間に区分するためのフレーム5を有している。フレーム5は、上記シャーシ等に固着されている。本実施形態のフレーム5は、収容空間10を電解槽2が収容される第1空間11と、浄水カートリッジ3が収容される第2空間12と、電気回路4が収容される第3空間13とに区分する。
【0029】
フレーム5によって、第1空間11及び第2空間12と、第3空間13とが隔離されるので、万が一、電解槽2及び浄水カートリッジ3で水漏れが生じても、電気回路4に影響が及ばない。また、第1空間11及び第3空間13と、第2空間12とが隔離されるので、ユーザーが浄水カートリッジ3を交換する際、電解槽2及び電気回路4に触れることが抑制される。
【0030】
図4は、電解槽2及びその周辺の構成を示している。フレーム5には、電解槽2を支持するための支持部55が形成されている。支持部55は、電解槽2の上端部26と当接している。支持部55と電解槽2との当接によって、電解槽2が支持部55によって支持され、電解槽2の上向き移動が抑制される。これにより、電解槽2の接続部25に作用する外力が抑制され、簡素な構成で接続部25での水漏れが抑制される。
【0031】
図5は、
図1の電解水生成装置1のA-A線断面を示している。ケース100は、天壁101を含んでいる。天壁101は、電解槽2、浄水カートリッジ3、電気回路4及びフレーム5を上から覆っている。
【0032】
支持部55は、天壁101に当接している、のが望ましい。これにより、電解槽2にかかる上向きの力の一部が天壁101によって負担されるので、電解槽2の上向き移動がより一層抑制され、接続部25での水漏れがより一層抑制される。
【0033】
図6は、上記電解水生成装置1の変形例である電解水生成装置1Aの断面図である。電解水生成装置1Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述した電解水生成装置1の構成が採用されうる。
【0034】
電解水生成装置1Aにおいて、電解槽2は、第1空間11に複数配されている。
図6では、2つの電解槽2及び2Aが第1空間11に複数配されている。3以上の電解槽2等が第1空間11に配されていてもよい。
【0035】
電解水生成装置1Aでは、隔膜22にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)親水膜が用いられた電解槽2と、隔膜22にスルホン酸基を有するフッ素系樹脂からなる固体高分子膜が用いられた電解槽2Aとが第1空間11に配されている。この場合、支持部55は、いずれか一方、すなわち複数の電解槽2、2A等のうち少なくとも1つ(例えば、電解槽2)と当接していればよい。電解槽2と電解槽2Aとにおいて、同一の材質の隔膜22が適用されていてもよい。
【0036】
上記複数の電解槽2は、互いに直列に接続されている、のが望ましい。「直列に接続」とは、一つの電解槽2の下流側に別の電解槽2が接続されていることを意図している。電解水生成装置1Aでは、電解槽2Aの下流側に電解槽2が接続されている。複数の電解槽2が互いに直列に接続されていることにより、電気分解が重畳的に行われ、電解水の溶存水素濃度を容易に高めることが可能となる。
【0037】
本願発明者は、鋭意研究の結果、電解水生成装置1Aにおいて、より下流側の電解槽2が顕著に上向きの力を受けることを見出した。従って、支持部55は、下流側の電解槽2と当接している、のが望ましい。これにより、簡素な構成で接続部25での水漏れを効果的に抑制できる。
【0038】
なお、電解水生成装置1Aでは、支持部55を延長または複数設けることにより、すべての電解槽2等が支持されるように構成されていてもよい。
【0039】
図7は、上記電解水生成装置1Aの変形例である電解水生成装置1Bの断面図である。電解水生成装置1Bのうち、以下で説明されてない部分については、上述した電解水生成装置1Aの構成が採用されうる。
【0040】
電解水生成装置1Bは、電解槽2、2Aを一体的に結合するための結合部材6をさらに備えている。結合部材6は、複数の電解槽2等を一体的に結合できれば足り、その形態は特に限定されない。
【0041】
電解水生成装置1Bでは、結合部材6によって複数の電解槽2等が一体的に結合されるので、いずれかの電解槽が支持部55に支持されることにより、全ての電解槽の上向き移動が抑制され、簡素な構成で接続部25での水漏れがより一層抑制される。
【0042】
図2、4~7に示されるように、電解水生成装置1~1Bでは、フレーム5は隔壁51を含んでいる。隔壁51は、収容空間10を上下方向にのび、第1空間11を区分する。隔壁51は、平面上に形成されているが、一部または全体が曲面状に形成されていてもよい。支持部55は、隔壁51から第1空間11に向かってのびている。これにより、簡素な構成で接続部25での水漏れがより一層抑制される。
【0043】
そして、支持部55の隔壁51に平行な断面積S(
図4参照)は、隔壁51から支持部55の先端に向かって漸減している、のが望ましい。換言すると、支持部55の断面積Sは、支持部55の先端から隔壁51に向かって漸贈している、のが望ましい。これにより、支持部55の基端部での曲げ剛性が高められ、電解槽2の上向き移動がより一層抑制され、接続部25での水漏れがより一層抑制される。また、隔壁51から支持部55にわたって応力が分散され、支持部55の強度が容易に高められる。
【0044】
なお、電解水生成装置1~1Bでは、支持部55の端縁の一方側のみが隔壁51の法線に対して傾斜しているが、支持部55の端縁の両側が隔壁51の法線に対して傾斜していてもよい。また、
図2、6~7に示される平面視で支持部55の端縁が直線状に形成されているが、曲線状に形成されていてもよい。
【0045】
図8は、
図5に示される電解水生成装置1の別の変形例である電解水生成装置1Cの断面図である。電解水生成装置1Cのうち、以下で説明されてない部分については、上述した電解水生成装置1等の構成が採用されうる。
【0046】
電解水生成装置1Cにおいて、電解槽2Cは、電解室20を区画するための本体部27と、本体部27と支持部55との間に装填されるスペーサー28とを含んでいる。スペーサー28は、高さ違いの本体部27を有する電解槽2Cの数に応じて複数準備され、適合する電解槽2Cの本体部27に装着される。スペーサー28を用いることにより、電解槽2Cの上端部26が支持部55に当接するように、電解槽2Cの高さが調節される。従って、既存の電解槽2Cを有効に利用して、安価に電解水生成装置1Cを構成することが可能となる。
【0047】
以上、本発明の電解水生成装置1等が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、本発明の電解水生成装置1等は、少なくとも、内部に収容空間10を区画するためのケース100と、収容空間10を第1空間11を含む複数の空間に区分するためのフレーム5と、第1空間11に配された電解槽2とを備え、電解槽2は、上方に向かう水流Wが形成される電解室20を有し、フレーム5には、電解槽2の上端部26と当接して電解槽2の上向き移動を抑制するための支持部55が形成されていればよい。
【符号の説明】
【0048】
1 電解水生成装置
1A 電解水生成装置
1B 電解水生成装置
1C 電解水生成装置
2 電解槽
2A 電解槽
2C 電解槽
5 フレーム
6 結合部材
10 収容空間
11 第1空間
20 電解室
26 上端部
27 本体部
28 スペーサー
51 隔壁
55 支持部
100 ケース
101 天壁
S 断面積
W 水流
【手続補正書】
【提出日】2021-10-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に収容空間を区画するためのケースと、前記収容空間を第1空間を含む複数の空間に区分するためのフレームと、前記第1空間に配された電解槽とを備えた電解水生成装置であって、
前記電解槽は、上方に向かう水流が形成される電解室を有し、
前記フレームには、前記電解槽の上端部と当接して前記電解槽の上向き移動を抑制するための支持部が形成されており、
前記電解槽は、前記電解室を区画するための本体部と、前記本体部と前記支持部との間に装填されるスペーサーとを含む、
電解水生成装置。
【請求項2】
前記ケースは、前記フレームを上から覆う天壁を含み、
前記支持部は、前記天壁に当接している、請求項1に記載の電解水生成装置。
【請求項3】
前記電解槽は、前記第1空間に複数配されており、前記支持部は、少なくとも1つの前記電解槽と当接している、請求項1または2に記載の電解水生成装置。
【請求項4】
複数の前記電解槽は、互いに直列に接続されている、請求項3に記載の電解水生成装置。
【請求項5】
前記支持部は、下流側の前記電解槽と当接している、請求項4に記載の電解水生成装置。
【請求項6】
複数の前記電解槽を一体的に結合するための結合部材をさらに備える、請求項3ないし5のいずれかに記載の電解水生成装置。
【請求項7】
前記フレームは、前記第1空間を区分するための隔壁を含み、
前記支持部は、前記隔壁から前記第1空間に向かってのびている、請求項1ないし6のいずれかに記載の電解水生成装置。
【請求項8】
前記支持部の前記隔壁に平行な断面積は、前記隔壁から前記支持部の先端に向かって漸減している、請求項7に記載の電解水生成装置。