技術分野
外部特性の傾きを制御する外部特性制御部を備えて消耗電極式アーク溶接を行うサイリスタ制御溶接電源に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】外部特性制御回路を備えたサイリスタ制御溶接電源において、3相交流商用電源の周波数が変化しても溶接状態を安定に維持すること。
【解決手段】 3相交流商用電源Ivを入力としてサイリスタ位相制御によって溶接電圧v及び溶接電流iを出力して消耗電極式アーク溶接を行うサイリスタ制御溶接電源において、外部特性の傾きRrを制御する外部特性制御部IRCと、交流商用電源IVの周波数Fdを検出する周波数検出部FDと、を備え、外部特性制御部IRCは周波数の検出値Fdに基づいて外部特性の傾きRrを変化させる。さらに、溶接電流iの変化率を可変するインダクタンス値Lrを形成する電子リアクトル制御部IRCを備え、電子リアクトル制御部IRCは周波数の検出値Fdに基づいてインダクタンス値Lrを変化させる。
【選択図】 図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
従来技術では、平均溶接電流、溶接ワイヤの材質、溶接速度等の溶接条件に応じて外部特性制御回路によって外部特性の傾きが適正化されるので安定した溶接状態を得ることができる。しかし、この外部特性制御回路をサイリスタ制御溶接電源に採用した場合、交流商用電源の周波数によって出力制御の応答速度及び溶接電流のリップルが変化する。この結果、交流商用電源の周波数が変化すると、外部特性の傾きが適正値でない状態となり、溶接状態が不安定になるという問題がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
3相交流商用電源を入力としてサイリスタ位相制御によって溶接電圧及び溶接電流を出力して消耗電極式アーク溶接を行うサイリスタ制御溶接電源において、
前記サイリスタ制御溶接電源の外部特性の傾きを制御する外部特性制御部と、
前記交流商用電源の周波数を検出する周波数検出部と、を備え、
前記外部特性制御部は、前記周波数の検出値に基づいて前記外部特性の・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、外部特性制御回路を備えたサイリスタ制御溶接電源において、3相交流商用電源の周波数が変化しても溶接状態を安定に維持することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
溶接電源の外部特性の一例を示す図である。
【図2】
、溶接電源の等価回路図である。
【図3】
本発明の実施の形態に係るサイリスタ制御溶接電源のブロック図である。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
6a、6b 溶接ケーブル
CC 定電流源
DCL リアクトル
E 出力電圧
EI 電流誤差増幅回路
Ei 誤差増幅信号
ER 出力電圧設定回路
Er 出力電圧設定信号
FD 周波数検出回路
Fd 周波数検出信号
i 溶接電流
ID 電流検出回路
id 電流検出信号
IRC 制御回路
Irc 溶接電流制御設定信号
IV 交流商用電源
Lio インダクタンス値
Lm 適正インダクタンス値
LR インダクタンス設定回路
Lr インダクタンス設定信号
PC 位相制御回路
Pc 点弧信号
PM 電源主回路
Rio 抵抗値
RR 外部特性傾き設定回路
Rr 外部特性傾き設定信号
v 溶接電圧
VD 電圧検出回路
vd 電圧検出信号
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録