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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182470
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】管体結合ピース
(51)【国際特許分類】
   A63H 33/08 20060101AFI20221201BHJP
【FI】
A63H33/08 A
A63H33/08 C
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021090048
(22)【出願日】2021-05-28
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-10-13
(71)【出願人】
【識別番号】597168686
【氏名又は名称】みこと株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100141829
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 牧人
(74)【代理人】
【識別番号】100123663
【弁理士】
【氏名又は名称】広川 浩司
(72)【発明者】
【氏名】上野 博之
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA05
2C150AA23
2C150BA23
2C150BA27
2C150DC07
2C150EH16
(57)【要約】
【課題】腕部の角度や数を容易に変更可能な管体結合ピースを提供する。
【解決手段】本体部20と、本体部20から外方に向かって延出する複数の腕部22とを有し、腕部22には管体11を挿入可能な管体結合ピース10であって、腕部22は、本体部20と連続する根元部30を有し、根元部30は、本体部20側から延出方向に沿って幅が大きくなる拡幅部31を有する管体結合ピース20である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部と、該本体部から外方に向かって延出する複数の腕部とを有し、前記腕部には管体を挿入可能な管体結合ピースであって、
前記腕部は、前記本体部と連続する根元部を有し、
前記根元部は、前記本体部側から延出方向に沿って幅が大きくなる拡幅部を有する管体結合ピース。
【請求項2】
前記腕部は、前記根元部から延出方向に沿って延びる中間部を有し、
前記中間部の両側部はくびれ形状を有する請求項1に記載の管体結合ピース。
【請求項3】
前記腕部の先端部は円弧状に形成されている請求項1または2に記載の管体結合ピース。
【請求項4】
前記本体部は、前記管体を挿通可能な孔部を有する請求項1~3のいずれか1項に記載の管体結合ピース。
【請求項5】
前記孔部は、外周部から内周側に向かって突出する複数の凸部を有し、
前記凸部の頂部を結んだ仮想円の直径は、前記孔部に挿入される前記管体の外径と同等である請求項4に記載の管体結合ピース。
【請求項6】
前記腕部は前記本体部の周方向に沿って均等に配置されている請求項1~5のいずれか1項に記載の管体結合ピース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玩具として使用され、ストロー等の管体に差し込んで固定できる腕部を周方向に複数有する管体結合ピースに関する。
【背景技術】
【0002】
フィンランドやスウェーデンなどでは、藁の孔に糸を通して多面体を形成するヒンメリという装飾品が伝統的に製作されている。このヒンメリを模した玩具として、ストロー状の樹脂部材に糸を通して立体形状を形成できる模型や、腕部を有する樹脂部品をストロー状の管体に差し、構造物を形成できるものなどが知られている。
【0003】
管体に糸を通すのは面倒であり、ある程度の技量も必要とされる。管体を差すことのできる腕部を有する樹脂部品を結合ピースとすることで、多数の管体を容易に連結できる。ストロー状の管体に腕部を差し込んで連結する結合ピースとしては、例えば特許文献1に挙げるものがある。
【0004】
結合ピースは、周方向に複数の腕部を有することで、複数の管体を固定することができる。また、腕部を根元部から曲げて変形させることにより、連結される管体同士に三次元的な角度を付けることができ、様々な立体形状を形成することができる。管体に差し込まない腕部は、切り取って除去することで、立体形状を作成する際の障害とならないようにすると共に、仕上がりを美しくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特表2010-540001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
腕部は、樹脂製ではあるものの、角度を変えるように変形させたり、切り取って除去するのは特に幼児やシニアには大変である。作成する立体形状の形状に応じて結合ピースの腕の数や角度を変えることも考えられるが、結合ピースの種類が多くなるため、コストがかかると共に、結合ピースを選択する作業も大変になる。
【0007】
また、腕部を管体に差し込む際に、大きな力を必要であり、また、そのために管体が腕部に対して真っ直ぐに入りにくいといった問題もある。
【0008】
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、腕部の角度や数を容易に変更可能な管体結合ピースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る管体結合ピースは、本体部と、該本体部から外方に向かって延出する複数の腕部とを有し、前記腕部には管体を挿入可能な管体結合ピースであって、
前記腕部は、前記本体部と連続する根元部を有し、
前記根元部は、前記本体部側から延出方向に沿って幅が大きくなる拡幅部を有する。
【0010】
また、請求項2の発明に係る管体結合ピースは、前記腕部は、前記根元部から延出方向に沿って延びる中間部を有し、
前記中間部の両側部はくびれ形状を有する。
【0011】
さらに、請求項3の発明に係る管体結合ピースは、前記腕部の先端部は円弧状に形成されている。
【0012】
さらにまた、請求項4の発明に係る管体結合ピースは、前記本体部は、前記管体を挿通可能な孔部を有する。
【0013】
そして、請求項5の発明に係る管体結合ピースは、前記孔部は、外周部から内周側に向かって突出する複数の凸部を有し、
前記凸部の頂部を結んだ仮想円の直径は、前記孔部に挿入される前記管体の外径と同等である。
【0014】
また、請求項6の発明に係る管体結合ピースは、前記腕部は前記本体部の周方向に沿って均等に配置されている。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る管体結合ピースによれば、根元部の本体部と連続する部分は、幅が狭くなり、腕部を根元部において傾倒させるように容易に折り曲げて、腕部の角度を簡単に変更できる。また、本体部と拡幅部とが鋭角をなすことから、腕部を根元部の一定の位置において容易に切り取って、腕部の数を簡単に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本実施形態の管体結合ピースと管体の斜視図である。
図2】管体結合ピースの正面図である。
図3】管体結合ピースのうち本体部付近の拡大正面図である。
図4】管体結合ピースの斜視図であって、腕部の折り曲げ前後の状態を表した図である。
図5】管体結合ピースの斜視図であって、腕部の1つを切り取った状態を表した図である。
図6】管体結合ピースの斜視図であって、孔部に管体を挿通した状態を表した図である。
図7】2つの管体結合ピースを管体で連結した状態の正面図である。
図8】複数の管体結合ピースを管体で連結した状態の正面図である。
図9】腕部を差し込んだ管体の断面図である。
図10】管体結合ピースと管体とで正六角形の形状を形成した状態の正面図である。
図11】管体結合ピースと管体とで形成できる正十二面体の模式図である。
図12】第1変形例に係る管体結合ピースの正面図である。
図13】第2変形例に係る管体結合ピースの正面図である。
図14】第3変形例に係る管体結合ピースの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。本実施形態の管体結合ピース10は、玩具として使用されるものであって、管体11に差し込んで複数を繋いでいくことにより、二次元的あるいは三次元的な形状を製作することができるものである。
【0018】
図1には、本実施形態の管体結合ピース10と管体11の斜視図を示している。管体結合ピース10は、樹脂製の薄板状に形成されており、円形状の本体部20と、本体部20から外方に向かって延出する複数の腕部22とを有している。本実施形態において腕部22は、本体部20の周方向に沿って、それぞれ60°の間隔を有して6本が設けられる。
【0019】
管体11は、樹脂製でストロー状に形成されており、端部から腕部22を差し込むことができる。管体11の内径は、腕部22の最大幅と同等に形成される。管体11は、管体結合ピース10が有する腕部22のいずれも差し込むことができる。
【0020】
図2には、管体結合ピース10の正面図を示している。管体結合ピース10は、前述のように本体部20と複数の腕部22とを有している。腕部22は、本体部20と連続する根元部30と、根元部30から延出方向に沿って延びる中間部32と、先端部34とを有している。
【0021】
腕部22の根元部30は、本体部20側から延出方向に沿って幅が大きくなる拡幅部31を有している。このため、根元部30の本体部20と連続する部分は、幅が狭くなっている。これにより、腕部22は、根元部30において傾倒させるように容易に折り曲げることができる。また、本体部20と拡幅部31とが鋭角をなしていることから、腕部22を根元部30において容易に切り取ることもできる。腕部22は、根元部30において幅が狭くなっているので、本体部20を小さくしても所定本数の腕部22を周方向に沿って配置することができる。このため、管体結合ピース10を小さくして、正確な多面体を形成しやすくすることができる。
【0022】
腕部22の中間部32は、両側部にくびれ形状とされたくびれ部33を有している。くびれ部33は、延出方向の両端部に、それぞれ腕部22の最大幅を有する根元側頂部33aと先端側頂部33bとを有し、これらの中間に最細部33cを有する。腕部22の先端部34は、円弧状を有するように形成されている。くびれ部33により、管体11に腕部22を差し込む際の抵抗力を小さくすることができ、差し込みに力を要しないようにすることができる。また、管体11がくびれ部33にリードされながら根元部30まで導かれるので、管体11に無理な力がかからず、変形しにくくすることができる。
【0023】
本体部20の中央部には、管体11を挿通可能な孔部24が形成される。孔部24は、外周部から内周側に向かって突出する複数の凸部40を有している。
【0024】
図3には、管体結合ピース10のうち本体部20付近の拡大正面図を示している。孔部24が有する凸部40は、これらの頂部を結んだ仮想円Cの直径が、管体11の外径と同等となるように形成される。これにより、孔部24に管体11を挿通させて固定することができる。
【0025】
図4には、管体結合ピース10の斜視図であって、腕部22の折り曲げ前後の状態を表した図を示している。前述のように、腕部22は、根元部30において容易に折り曲げることができる。また、根元部30が曲がりやすいため、腕部22を折り曲げた際に必ず一定の位置で折り曲げることができ、立体形状を精度よく形成することができる。腕部22を本体部20に対して立ち上げるように折り曲げることで、管体11を本体部20に対して厚み方向に傾斜させて固定することができる。腕部22を折り曲げた管体結合ピース10に管体11を連結していくことで、三次元的な立体構造を容易に形成できる。
【0026】
図5には、管体結合ピース10の斜視図であって、腕部22の1つを切り取った状態を表した図を示している。前述のように、腕部22は、根元部30において容易に切り取ることができる。腕部22の一部を切り取ることにより、管体11に差し込こまれない不要な腕部22を除去し、管体11の連結の障害とならないようにすることができると共に、仕上がりを美しくすることができる。また、不要な腕部22を除去することで、1つの頂点に集まる辺の数を容易に把握することができる。
【0027】
図6には、管体結合ピース10の斜視図であって、孔部24に管体11を挿通した状態を表した図を示している。この図に示すように管体11を孔部24に挿通することで、管体11を管体結合ピース10の厚み方向に沿うように配置することができ、その管体11に対しさらに別の管体結合ピース10の腕部22を差し込むことにより、管体結合ピース10を立体的に配置して、立体形状を形成することができる。
【0028】
図7には、2つの管体結合ピース10を管体11で連結した状態の正面図を示している。管体11の一端部には、管体結合ピース10の腕部22を差し込んで固定することができる。また、管体11の他端部には、他の管体結合ピース10の腕部22を差し込んで固定することができる。これにより、図8に示すように、管体11を介して複数の管体結合ピース10を繋いでいくことができる。
【0029】
図9には、腕部22を差し込んだ管体11の断面図を示している。腕部22の先端部34は、円弧状を有しているので、腕部22と管体11の向く角度が完全に一致していなくても、腕部22を管体11に差し込みやすい。また腕部22は、中間部32にくびれ部33を有しているので、腕部22を管体11に差し込む際の抵抗を小さくすることができる。管体11内において腕部22は、くびれ部33の根元側頂部33aと先端側頂部33bのみが内壁に接するので、腕部22を管体11に差し込みやすく、また、抜きやすい。このため、力の弱い子供やシニアでも、簡単に管体結合ピース10を管体11で繋げていくことができる。また、管体11の変形を防止できる。
【0030】
図10には、管体結合ピース10と管体11とで正六角形の形状を形成した状態の正面図を示している。この場合、管体結合ピース10の互いに120°の角度をなす2つの腕部22をそれぞれ管体11に差し込んで連結する。管体結合ピース10の腕部22のうち管体11に差し込まない腕部22は不要であるので、予め切り取っておく。このとき、腕部22の根元部30に拡幅部31が形成されていることで、腕部22を容易に切り取ることができる。これにより、不要な腕部22を有しない形状を形成することができる。
【0031】
本実施形態では、管体結合ピース10と管体11とを二次元的に連結したものを示したが、前述のように、管体結合ピース10の腕部22を折り曲げて管体11に差し込む、あるいは、孔部24に管体11を挿通させることにより、管体結合ピース10と管体11とを三次元的に組み立てて立体形状を形成できる。例えば、正十二面体などを形成することができる。図11には、管体結合ピース10と管体11とで形成できる正十二面体の模式図を示している。本図において、管体結合ピース10は球体で、管体11は直線で、それぞれ表している。このように、管体結合ピース10の互いに周方向に120°の角度をなす3つの腕部22を3つの管体11に差し込むと共に、各腕部22を本体部20に対して立ち上げるように折り曲げ、管体結合ピース10を連結していくことにより、立体形状を容易に形成できる。
【0032】
次に、管体結合ピースの変形例について説明する。図12には、第1変形例に係る管体結合ピース50の正面図を示している。管体結合ピース50は、本体部20と複数の腕部22とを有し、腕部22は根元部30とくびれ部33を有する中間部32および先端部34を有し、本体部20は孔部24を有する点で、前述の管体結合ピース10と共通している。本変形例の管体結合ピース10は、くびれ部33の曲率半径が小さく、大きくくびれている。このように、くびれ部33のくびれ形状は、任意の曲率半径を設定して形成することができる。
【0033】
図13には、第2変形例に係る管体結合ピース60の正面図を示している。管体結合ピース60は、孔部24が有する凸部40の位置以外の構成は前述の管体結合ピース10と同じである。本変形例の管体結合ピース60は、凸部40の周方向位置が腕部22とは異なる周方向位置となるように配置されている。孔部24に管体11を挿通する際には、管体11からの力を受けて本体部20が外周側に押圧されるが、凸部40の周方向位置が腕部22の周方向位置と異なることで、腕部22がその影響を受けにくいようにすることができる。これによって、孔部24に管体11を挿通したことにより、腕部22および腕部22を差し込んだ管体11が歪むことを防止でき、立体形状を精度よく形成できる。
【0034】
図14には、第3変形例に係る管体結合ピース70の正面図を示している。この管体結合ピース70は、正六角形を組み合わせた形状を有している。管体結合ピース70の中央部は本体部20であり、本体部20から周方向6本の腕部22が外方に向かって延出している。腕部22は、それぞれ正六角形を3つ並べた形状を有している。腕部22の根元部30は、周方向に隣接する腕部22と接しており、本体部20側から延出方向に沿って延びる拡幅部31が形成される。これにより、前述の管体結合ピース10と同様、管体結合ピース70の腕部22は、根元部30において折り曲げやすく、また、切り取りやすい。
【0035】
腕部22の中間部32には、両側部にそれぞれ2つずつくびれ部33が形成される。また、腕部22の先端部34は、先端側に向かって幅が狭くなる先細形状を有する。これにより、前述の管体結合ピース10と同様の機能、効果を得ることができる。
【0036】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。前述の実施形態において、腕部22は周方向に6本が設けられているが、2本以上であれば、任意の本数とすることができる。腕部22を3~5本とすることで、正多面体または準正多面体を形成できる。腕部22を6本以上とすることで、多面体の入れ子を形成できる。
【0037】
また、腕部22は本体部20の周方向に沿って均等に配置されているが、それぞれ異なる角度を有するように配置してもよい。
【符号の説明】
【0038】
10 管体結合ピース
11 管体
20 本体部
22 腕部
24 孔部
30 根元部
31 拡幅部
32 中間部
33 くびれ部
33a 根元側頂部
33b 先端側頂部
33c 最細部
34 先端部
40 凸部
50 管体結合ピース
60 管体結合ピース
70 管体結合ピース
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2021-07-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体部と、該本体部から外方に向かって延出する複数の腕部とを有し、前記腕部には管体を挿入可能な管体結合ピースであって、
前記腕部は、前記本体部と連続する根元部を有し、
前記根元部は、前記本体部側から延出方向に沿って幅が大きくなる拡幅部を有し、
前記腕部は、前記根元部から延出方向に沿って延びる中間部を有し、
前記中間部の両側部はくびれ形状を有する管体結合ピース。
【請求項2】
前記腕部の先端部は円弧状に形成されている請求項に記載の管体結合ピース。
【請求項3】
前記本体部は、前記管体を挿通可能な孔部を有する請求項1または2に記載の管体結合ピース。
【請求項4】
前記孔部は、外周部から内周側に向かって突出する複数の凸部を有し、
前記凸部の頂部を結んだ仮想円の直径は、前記孔部に挿入される前記管体の外径と同等である請求項に記載の管体結合ピース。
【請求項5】
前記腕部は前記本体部の周方向に沿って均等に配置されている請求項1~のいずれか1項に記載の管体結合ピース。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る管体結合ピースは、本体部と、該本体部から外方に向かって延出する複数の腕部とを有し、前記腕部には管体を挿入可能な管体結合ピースであって、
前記腕部は、前記本体部と連続する根元部を有し、
前記根元部は、前記本体部側から延出方向に沿って幅が大きくなる拡幅部を有し、
前記腕部は、前記根元部から延出方向に沿って延びる中間部を有し、
前記中間部の両側部はくびれ形状を有する
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
さらに、請求項の発明に係る管体結合ピースは、前記腕部の先端部は円弧状に形成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
さらにまた、請求項の発明に係る管体結合ピースは、前記本体部は、前記管体を挿通可能な孔部を有する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
そして、請求項の発明に係る管体結合ピースは、前記孔部は、外周部から内周側に向かって突出する複数の凸部を有し、
前記凸部の頂部を結んだ仮想円の直径は、前記孔部に挿入される前記管体の外径と同等である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
また、請求項の発明に係る管体結合ピースは、前記腕部は前記本体部の周方向に沿って均等に配置されている。