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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182677
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】巻取機
(51)【国際特許分類】
   B66D 1/14 20060101AFI20221201BHJP
   B66D 5/34 20060101ALI20221201BHJP
【FI】
B66D1/14 Z
B66D5/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021090366
(22)【出願日】2021-05-28
(71)【出願人】
【識別番号】000141060
【氏名又は名称】株式会社関電工
(71)【出願人】
【識別番号】000134903
【氏名又は名称】株式会社ニシヤマ
(71)【出願人】
【識別番号】390013321
【氏名又は名称】株式会社ダイドー
(74)【代理人】
【識別番号】100080746
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣
(72)【発明者】
【氏名】於保 健一
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 丙午郎
(72)【発明者】
【氏名】白井 一嘉
(72)【発明者】
【氏名】山下 裕貴
(72)【発明者】
【氏名】江草 良一
(57)【要約】
【課題】 高所電気工事において、ロープ,ワイヤー,電線等を、能率良く、かつ、安全に巻取作業を行い得る巻取機を提供する。
【解決手段】ギアを介してドラム8を回転させる駆動軸9の両端面9C,9Cに、電動ドライバの出力軸体が挿入される六角孔部22,22が設けられている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
高所作業車(1)のブーム(2)の先端に設けられた作業バケット(3)の上方端縁部(30)、又は、電柱(4)の高所の被取付部(G)に、取着して、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体(6)を巻取りする巻取機であって、
上記線条体(6)を巻設自在なドラム(8)と、
該ドラム(8)の回転軸心(L8 )と平行に設けられた駆動軸(9)と、
該駆動軸(9)の回転トルクを上記ドラム(8)に伝達するギア噛合機構(11)と、
を備えた巻取機に於て、
上記駆動軸(9)の両端面(9C)(9C)には、電動ドライバ(20)の横断面六角形の出力軸体(21)が、挿入引抜自在に差込まれる六角孔部(22)が凹設されていることを特徴とする巻取機。
【請求項2】
上記高所作業車(1)の上記作業バケット(3)内で作業者(M)が高所電気工事に使用する絶縁操作スティック(13)が、電線被覆層剥ぎ取り等の先端回転工具(14)付きであり、かつ、中間乃至基端寄りには、電動ドライバの出力軸体が挿入引抜自在に差込まれる上記先端回転工具(14)駆動用のスティック六角孔部(15)が凹設されている使用条件下で、
上記駆動軸(9)の両端面(9C)(9C)の各六角孔部(22)と、上記スティック六角孔部(15)とは、同一の横断面寸法・形状に設定し、
上記作業バケット(3)内で、一個の電動ドライバ(20)を、共用可能とした請求項1記載の巻取機。
【請求項3】
上記作業バケット(3)の上方端縁部(30)、又は、電柱(4)の高所の被取付部(G)に、上方から載置状として取着した取着状態で、上記六角孔部(22)の軸心(L22)の、上記上方端縁部(30)及び上記被取付部(G)の上面(30A)(Ga)からの高さ寸法(H22)が、
上記電動ドライバ(20)の出力軸体(21)を水平状とし、さらに、グリップ部(20G)を水平状とした横倒し姿勢で、上記電動ドライバ(20)の胴部(23)の横断面上下寸法(H23)の半分よりも、
僅かに大きく設定した請求項1記載の巻取機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、巻取機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、高所電気工事において、高所作業車のブームの先端に設けられた作業バケットに作業者が乗って、架空電線等の電気工事を行っている。
その際、地上に置かれた電線を、上記作業バケット内の作業者は、手にて、電線を握って、引張りあげていた。
従来、ロープや電線等の線条体を、ドラムに巻取る手動ハンドル付き巻取機は、公知である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭60-90263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の巻取機は、地上に設置して使用される比較的大型の巻取機である。このような大型の巻取機は、上記高所作業車の作業バケットに搭載して、高所作業を行うには、重量大で、容積も大きく、不適当なものである。
【0005】
そこで、本発明者は、図9図10に示したような小型化した巻取機51を試作して、種々の高所作業を行う実験と検討を行った。
高所にて使用するために、小型化と軽量化を図った試作巻取機51を、図9図10に示す。
【0006】
図9図10に示すように、この試作巻取機51は、電柱の上方の腕金52に載置状に取着される。具体的には、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体53を巻取るドラム(巻胴)54と、このドラム54の回転軸心と平行に配設された駆動軸55を有し、板金製基枠56に、ドラム54及び駆動軸55は回転自在に枢支されると共に、ギア噛合機構57にて連動連結される。58は手動ハンドルであり、基枠56の一側外方に突出した、駆動軸55の一端に取着され、矢印X方向にハンドル58を回転させることでドラム54が回動する。
また、基枠56の底面には、門型取付部材59を有し、腕金52に上方から嵌込まれて、ボルト60,60にて取着される。
【0007】
(図示省略したが、)図9図10の左側から、高所作業車の作業バケットに乗った作業者が接近する。つまり、図9図10の左側に接近した状態下で、作業者が、手動ハンドル58を矢印X方向に回転させようとしても、ハンドル58の一部は、腕金52に干渉して、回転できないという問題があった。
【0008】
図9において、腕金52の最外端(左端面)52Eのぎりぎりまで、取付部材59を移動して、ボルト60,60にて固着すれば、何とかハンドル58は回転可能状態となるといえども、電柱の高所に有る腕金52から、巻取機51が万一落下する危険性が高まるので、図9図10の巻取機取付位置が、作業の安全上から、限度であった。
【0009】
また、(図示省略したが、)高所作業車の作業バケットの上方端縁部に、載置状として巻取機51を取着しようとした場合を、想定すれば、図9図10と同じく、手動ハンドル58が作業バケットの上方端縁部に干渉することが、明白であり、従って、従来の巻取機51を、作業バケットに取着することができなかった。
【0010】
そこで、本発明は、従来のこのような問題点を解決して、高所作業車の作業バケットに乗った作業者が、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体を、能率良くかつ安全に、巻取作業を行い得る巻取機を提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そこで、本発明は、高所作業車のブームの先端に設けられた作業バケットの上方端縁部、又は、電柱の高所の被取付部に、取着して、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体を巻取りする巻取機であって;上記線条体を巻設自在なドラムと;該ドラムの回転軸心と平行に設けられた駆動軸と;該駆動軸の回転トルクを上記ドラムに伝達するギア噛合機構と;を備えた巻取機に於て;上記駆動軸の両端面には、電動ドライバの横断面六角形の出力軸体が、挿入引抜自在に差込まれる六角孔部が凹設されている。
【0012】
また、上記高所作業車の上記作業バケット内で作業者が高所電気工事に使用する絶縁操作スティックが、電線被覆層剥ぎ取り等の先端回転工具付きであり、かつ、中間乃至基端寄りには、電動ドライバの出力軸体が挿入引抜自在に差込まれる上記先端回転工具駆動用のスティック六角孔部が凹設されている使用条件下で;上記駆動軸の両端面の各六角孔部と、上記スティック六角孔部とは、同一の横断面寸法・形状に設定し;上記作業バケット内で、一個の電動ドライバを、共用可能とした。
【0013】
また、上記作業バケットの上方端縁部、又は、電柱の高所の被取付部に、上方から載置状として取着した取着状態で、上記六角孔部の軸心の、上記上方端縁部及び上記被取付部の上面からの高さ寸法が;上記電動ドライバの出力軸体を水平状とし、さらに、グリップ部を水平状とした横倒し姿勢で、上記電動ドライバの胴部の横断面上下寸法の半分よりも;僅かに大きく設定した。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、巻取機の手動ハンドルの(他の物体への)干渉を気にせず、小型の電動ドライバによって、確実かつ容易・迅速に、線条体の巻取り(及び、巻戻し)を行うことが可能となり、電気工事の作業能率向上に貢献できる。しかも、作業バケット内にて通常使用されている電動ドライバを、そのまま流用できて、至便であり、作業バケット内に別の作業機器を、持ち込む必要もない。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施の一形態を示す斜視図である。
図2】本発明の実施の一形態を示す図であって、(A)は正面図、(B)は要部拡大断面図である。
図3】使用状態の一例を示す斜視図である。
図4】使用状態の一例を示す要部斜視図である。
図5】使用状態の他例を示す要部斜視図である。
図6】別の使用状態を説明するための斜視図である。
図7図6の要部の拡大図である。
図8】要部の高さ寸法の関係を説明する図である。
図9】従来例を示す正面図である。
図10】従来例の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1図5に於て、Yは本発明に係る巻取機であって、高所作業車1のブーム2の先端に設けられた作業バケット3の上方端縁部30に取着され(図5参照)、又は、電柱4の高所の腕金5等の被取付部Gに、取着(図3図4参照)して、使用される。
【0017】
作業バケット3は、平面視略矩形の上方開口状箱型である。図3図4図5に示すように、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体6を巻取るドラム(巻胴)8を、備えている。
また、ドラム8の回転軸心L8 と平行に駆動軸9が設けられる。
【0018】
10は基枠であり、板金等から成り、この基枠10は、底板部10Aと、左右起立板部10B,10Bを、有する。さらに、駆動軸9の回転トルクを、ドラム8に伝達するギア噛合機構11を有する。駆動軸9の回転数を減速しつつドラム8に伝達して、回転トルクを増大させるのが、望ましい。
【0019】
そして、駆動軸9の両端面9C,9Cには、電動ドライバ20の横断面六角形の出力軸体(六角杆部)21が、挿入引抜自在に差込まれる六角孔部22が、凹設されている(図2参照)。
【0020】
即ち、図2に示すように、左右の六角孔部22,22の内のいずれかを選んで、同図の左からでも、右からでも、電動ドライバ20の出力軸体(六角杆部)21を、挿入自在である。
なお、前述の六角孔部22を凹設する方法としては、六角孔付きソケットを固着するのも、望ましい。
【0021】
図4図5に示すように、基枠10の底板部10Aから下方へ、平行状に2枚の垂下片10C,10Cを設ける。作業バケット3の上方端縁部30に対して、図5に示す如く、基枠10を載置すると、作業バケット3の上方端縁部30を内外両面から、上記垂下片10C,10Cが挟み込み状となり、(図5の)ボルト12,12を螺進させて、巻取機Yを安定姿勢で強固に取付できる。
【0022】
また、図4に示す如く、電柱4の高所の被取付部G(腕金5)に対して、基枠10を載置すると、被取付部G(腕金5)の断面の左右両側面から、垂下片10C,10Cが挟み込み状となり、(図4の)ボルト12,12を螺進させて、巻取機Yを安定姿勢で強固に取付できる。
【0023】
そして、作業バケット3の上方端縁部30(図5参照)、又は、電柱4の高所の被取付部G(図4参照)に、上方から載置状として取着した取着状態で、六角孔部22の軸心L22の、上方端縁部30の上面30A及び被取付部Gの上面Gaからの高さ寸法を、図8に示すように、H22とする。さらに、電動ドライバ20の出力軸体21を水平状とし、さらに、グリップ部20Gを水平状とした横倒し姿勢(図5図8参照)で、上記電動ドライバ20の胴部23の横断面の上下寸法を、H23とすると、次の数式1が成立するように、上記H22を設定する。
23/2<H22<H23……(数式1)
さらに、望ましいのは、次の数式2が成立するように、上記H22を設定する。
23/2<H22<0.7H23……(数式2)
【0024】
上記数式1,数式2に於て、H22が下限値と相等しくなると、電動ドライバ20の胴部23が、上方端縁部30の上面30A、又は、被取付部Gの上面Gaに干渉してしまって、電動ドライバ20の出力軸体21をスムーズに六角孔部22へ差込み難くなり、作業能率を低下させる。
【0025】
逆に、上記数式1,数式2に於て、H22が上限値を越せば、巻取機Yに対して、不必要に、大きな外力(モーメント)が作用して、取付ボルト12,12等が緩む等の問題が生ずる虞れがある。
【0026】
しかしながら、少なくとも、六角孔部22の軸心L22の高さ寸法H22を、電動ドライバ20の出力軸体21を水平状とし、かつ、グリップ部20Gを水平状とした横倒し姿勢で、電動ドライバ20の胴部23の横断面上下寸法H23の半分(H23/2)よりも、僅かに大きく設定するのが望ましい。
【0027】
次に、図6図7について説明すると、高所作業車1(図3参照)の作業バケット3内で作業者Mが高所電気工事を行うために、絶縁操作スティック13を使用している状態を例示する。
【0028】
ところで、この操作スティック13は、電線被覆層剥ぎ取り等のための先端回転工具14付きであり、しかも、スティック13の中間乃至基端寄りには、上記先端回転工具14を(回転)駆動用のスティック六角孔部15が凹設され、このスティック六角孔部15には、電動ドライバの出力軸体(六角杆部)が挿入引抜自在に差込まれる構造である。
【0029】
そこで、本発明に係る駆動軸9の両端面9C,9Cの各六角孔部22の横断面寸法・形状を、上述のスティック六角孔部15の横断面寸法・形状と、同一に、設定する。
【0030】
図6に於て、Z1 ,Z2 ,Z3 ,Z4 は、(図示省略したが)本発明に係る巻取機Yが取付可能な部位───つまり、平面視矩形の4辺のいずれかの部位───を示し、従って、作業バケット3内で、作業者Mは、一個の電動ドライバ20を共用でき、しかも、操作スティック13と、(図示省略の)その近傍の巻取機Yとを、迅速に使い分けしつつ、能率的に、異なる作業を行うことができる。
なお、図1図2に於て、18はラチェットレバーを示し、ギア噛合機構11を構成する一部のギアに係脱自在であり、必要に応じ、ドラム8の逆転を阻止するように、切換できる。
【0031】
本発明は、以上詳述したように、高所作業車1のブーム2の先端に設けられた作業バケット3の上方端縁部30、又は、電柱4の高所の被取付部Gに、取着して、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体6を巻取りする巻取機であって;上記線条体6を巻設自在なドラム8と;該ドラム8の回転軸心L8 と平行に設けられた駆動軸9と;該駆動軸9の回転トルクを上記ドラム8に伝達するギア噛合機構11と;を備えた巻取機に於て;上記駆動軸9の両端面9C,9Cには、電動ドライバ20の横断面六角形の出力軸体21が、挿入引抜自在に差込まれる六角孔部22が凹設されている構成であるので、従来例の図9図10で述べたように、手動ハンドル58が腕金52や、作業バケットの上方端縁部に、衝突して、手動ハンドル58が回転操作できないといった問題点が、簡易な構造をもって、解決でき、高所作業車の作業バケット内の作業者が、ロープ,ワイヤー,電線等の線条体6を、能率良く、かつ、安全に、巻取作業を行うことができる。しかも、巻取機Yは、作業者が使い易い位置に、取着できて、作業能率が一層改善可能であるといえる。
【0032】
また、上記高所作業車1の上記作業バケット3内で作業者Mが高所電気工事に使用する絶縁操作スティック13が、電線被覆層剥ぎ取り等の先端回転工具14付きであり、かつ、中間乃至基端寄りには、電動ドライバの出力軸体が挿入引抜自在に差込まれる上記先端回転工具14駆動用のスティック六角孔部15が凹設されている使用条件下で;上記駆動軸9の両端面9C,9Cの各六角孔部22と、上記スティック六角孔部15とは、同一の横断面寸法・形状に設定し;上記作業バケット3内で、一個の電動ドライバ20を、共用可能としたので、作業バケット3内で通常使用されてきた電動ドライバを、そのまま、流用できるので、作業能率がさらに改善され、作業者は、2個の電動ドライバを選択する手間や選択ミスもなくなり、作業者の精神的負担も軽減される。
【0033】
また、上記作業バケット3の上方端縁部30、又は、電柱4の高所の被取付部Gに、上方から載置状として取着した取着状態で、上記六角孔部22の軸心L22の、上記上方端縁部30及び上記被取付部Gの上面30A,Gaからの高さ寸法H22が;上記電動ドライバ20の出力軸体21を水平状とし、さらに、グリップ部20Gを水平状とした横倒し姿勢で、上記電動ドライバ20の胴部23の横断面上下寸法H23の半分よりも;僅かに大きく設定したので、巻取機Yを取付けた上面30Aに対して、電動ドライバ20が干渉することが防止でき(図5図8参照)、精神的疲労が低減されると共に、スムーズに能率良く電気作業を行うことができる。
【符号の説明】
【0034】
1 高所作業車
2 ブーム
3 作業バケット
4 電柱
6 線条体
8 ドラム
9 駆動軸
9C 端面
11 ギア噛合機構
13 絶縁操作スティック
14 先端回転工具
15 スティック六角孔部
20 電動ドライバ
20G グリップ部
21 出力軸体
22 六角孔部
23 胴部
30 上方端縁部
30A 上面
G 被取付部
Ga 上面
22 高さ寸法
23 横断面上下寸法
8 回転軸心
22 軸心
M 作業者
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10