(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182771
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】安全帯フック係止検出装置及び作業者安全確認システム
(51)【国際特許分類】
A62B 35/00 20060101AFI20221201BHJP
G08B 21/02 20060101ALI20221201BHJP
B66F 9/24 20060101ALI20221201BHJP
B66F 11/04 20060101ALI20221201BHJP
E04G 21/32 20060101ALI20221201BHJP
【FI】
A62B35/00 C
G08B21/02
B66F9/24 S
B66F11/04
E04G21/32 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021090495
(22)【出願日】2021-05-28
(71)【出願人】
【識別番号】000159618
【氏名又は名称】吉川工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001601
【氏名又は名称】弁理士法人英和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】澤田 喜久三
【テーマコード(参考)】
2E184
3F333
5C086
【Fターム(参考)】
2E184JA01
2E184KA11
2E184MA01
2E184MA09
3F333AA08
3F333FA15
3F333FG04
5C086AA22
5C086BA21
5C086CA06
5C086CA08
5C086CB19
5C086CB27
5C086DA08
5C086FA11
5C086GA01
(57)【要約】
【課題】作業者が自由に位置移動することのできる安全帯フック係止検出装置、及びその安全帯フック係止検出装置を利用した作業者安全確認システムを提供する。
【解決手段】安全帯フック係止検出装置3を少なくとも一つと、受信警報装置4とを備える作業者安全確認システムである。安全帯フック係止検出装置3は、フック係止部材7の周囲を囲むように着脱可能に設置される装置本体を含み、装置本体は、フック係止部材7の敷設方向に沿って自在に動けると共に、安全帯6のフックがフック係止部材7に掛けられたときに当該フックの両側を挟み込む形状を有し、更にフックがフック係止部材7に掛けられたときに当該フックの存在を検出可能なセンサーを含む。受信警報装置4は、安全帯フック係止検出装置3の無線送信回路から送信された情報を受信し、その受信した情報に基づき警報を出力することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者の身体に装着された安全帯のフックが、棒状のフック係止部材に掛けられているか否かを検出する安全帯フック係止検出装置であって、
前記フック係止部材の周囲を囲むように着脱可能に設置される装置本体を含み、
前記装置本体は、前記フック係止部材の敷設方向に沿って自在に動けると共に、前記フックが前記フック係止部材に掛けられたときに当該フックの両側を挟み込む形状を有し、
更に、前記フックが前記フック係止部材に掛けられたときに当該フックの存在を検出可能なセンサーを含む、安全帯フック係止検出装置。
【請求項2】
前記装置本体はシャッターを含み、当該装置本体を前記フック係止部材に着脱するときは前記シャッターが上がっている状態であり、当該フック係止部材に前記フックを掛けるときは前記シャッターが下りている状態である、請求項1に記載の安全帯フック係止検出装置。
【請求項3】
前記装置本体はヒンジを含み、当該装置本体を前記フック係止部材に着脱するときは前記ヒンジが開いている状態であり、当該フック係止部材に前記フックを掛けるときは前記ヒンジが閉じている状態である、請求項1に記載の安全帯フック係止検出装置。
【請求項4】
前記センサーが前記フックの存在を検出しない場合に警報を出力することができる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の安全帯フック係止検出装置。
【請求項5】
高所作業領域を画定するための手段を含むと共に、前記装置本体が前記高所作業領域内にあるか否かを検知する手段を含み、前記高所作業領域内にある場合にのみ警報を出力する、請求項1から4のいずれか一項に記載の安全帯フック係止検出装置。
【請求項6】
高所作業領域を画定するための手段は、交流誘導磁界により高所作業領域を画定する、請求項5に記載の安全帯フック係止検出装置。
【請求項7】
前記センサーからの信号を受ける制御手段と、当該制御手段に電気的に接続された無線送信回路とを更に含む、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の安全帯フック係止検出装置。
【請求項8】
請求項7に記載の安全帯フック係止検出装置を少なくとも一つと、受信警報装置とを備える作業者安全確認システムであって、
前記受信警報装置は、前記無線送信回路から送信された情報を受信し、その受信した情報に基づき警報を出力することができる、作業者安全確認システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば高所作業車を使用して高所作業を行う場合等において、作業者の身体に装着された安全帯のフックがフック係止部材に掛けられているか否かを検出する安全帯フック係止検出装置、及びその安全帯フック係止検出装置を利用した作業者安全確認システムに関する。
【背景技術】
【0002】
高所作業車は、車体上に移動装置(ブーム装置やシザース装置等)を介して作業台を備えており、移動装置を作動させて作業台を所望の位置へ移動させると共に、この作業台に搭乗した作業者により高所作業を行うことができる。このような高所作業車を使用して高所作業を行う場合には、作業者は安全帯を用いて身体を作業台に係留する。安全帯は、作業者の胴体に巻き付けられるベルトと、ベルトに連結された命綱と、命綱の先端に取り付けられたフックとを備え、作業者が作業前に安全帯のフックを作業台に設けられたフック係止部材に掛けることにより、万一作業台から転落した場合でも地面まで落下することがないようにしている。
【0003】
このような構成の安全帯では、作業者がフックをフック係止部材へ掛け忘れた場合には安全帯本来の目的を達成することができない。そこで、特許文献1には、作業台に設けられたフック係止部材の近傍にフックの係止状態を検出する係止検出手段を設け、この係止検出手段によってフックの係止状態が検出されていないときには作業台の移動を規制したり、作業者に警報を出力したりするようにした安全帯フック係止検出装置が開示されている。また、特許文献2~4にも、フックの係止状態を検出する係止検出手段を含む安全帯フック係止検出装置が開示されている。
【0004】
しかし、これら従来の安全帯フック係止検出装置では、安全帯のフックを掛けるフック係止部材のみならず、フックの係止状態を検出する係止検出手段も特定の位置に固定されているため、作業者の動ける範囲が、例えばフック係止部材の周囲数十センチメートル以内に制限されることになる。すなわち、作業者としては作業状況に応じて作業位置を変えたい場合があるが、従来の安全帯フック係止検出装置では、作業者の位置移動に不自由が生じている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実公平7-20159号公報
【特許文献2】特開2009-96608号公報
【特許文献3】特開2011-079647号公報
【特許文献4】特開平11-100198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、作業者が自由に位置移動することのできる安全帯フック係止検出装置、及びその安全帯フック係止検出装置を利用した作業者安全確認システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の要旨は次の通りである。
1.
作業者の身体に装着された安全帯のフックが、棒状のフック係止部材に掛けられているか否かを検出する安全帯フック係止検出装置であって、
前記フック係止部材の周囲を囲むように着脱可能に設置される装置本体を含み、
前記装置本体は、前記フック係止部材の敷設方向に沿って自在に動けると共に、前記フックが前記フック係止部材に掛けられたときに当該フックの両側を挟み込む形状を有し、
更に、前記フックが前記フック係止部材に掛けられたときに当該フックの存在を検出可能なセンサーを含む、安全帯フック係止検出装置。
2.
前記装置本体はシャッターを含み、当該装置本体を前記フック係止部材に着脱するときは前記シャッターが上がっている状態であり、当該フック係止部材に前記フックを掛けるときは前記シャッターが下りている状態である、前記1に記載の安全帯フック係止検出装置。
3.
前記装置本体はヒンジを含み、当該装置本体を前記フック係止部材に着脱するときは前記ヒンジが開いている状態であり、当該フック係止部材に前記フックを掛けるときは前記ヒンジが閉じている状態である、前記1に記載の安全帯フック係止検出装置。
4.
前記センサーが前記フックの存在を検出しない場合に警報を出力することができる、前記1から3のいずれか一項に記載の安全帯フック係止検出装置。
5.
高所作業領域を画定するための手段を含むと共に、前記装置本体が前記高所作業領域内にあるか否かを検知する手段を含み、前記高所作業領域内にある場合にのみ警報を出力する、前記1から4のいずれか一項に記載の安全帯フック係止検出装置。
6.
高所作業領域を画定するための手段は、交流誘導磁界により高所作業領域を画定する、前記5に記載の安全帯フック係止検出装置。
7.
前記センサーからの信号を受ける制御手段と、当該制御手段に電気的に接続された無線送信回路とを更に含む、前記1から6のいずれか一項に記載の安全帯フック係止検出装置。
8.
前記7に記載の安全帯フック係止検出装置を少なくとも一つと、受信警報装置とを備える作業者安全確認システムであって、
前記受信警報装置は、前記無線送信回路から送信された情報を受信し、その受信した情報に基づき警報を出力することができる、作業者安全確認システム。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、安全帯フック係止検出装置の装置本体が、フック係止部材に着脱可能であり、しかもフック係止部材の敷設方向に沿って自在に動けると共にフックがフック係止部材に掛けられたときに当該フックの両側を挟み込む形状を有しているから、作業者は自由に位置移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一実施形態である作業者安全確認システムの使用状態を示す概念図。
【
図3】本発明の一実施形態である安全帯フック係止検出装置の使用状態を示す概念図。
【
図4】安全帯フック係止検出装置の他の例を示す概念図。
【
図5】安全帯フック係止検出装置の装置本体に取り付けられているタグの構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に、本発明の一実施形態である作業者安全確認システムの使用状態を概念的に示している。同図に示す作業者安全確認システム1は、高所作業車2の作業台21に設置された安全帯フック係止検出装置(以下、単に「係止検出装置」という。)3と、高所作業車2の車体22に設置された受信警報装置4とを備えている。なお、高所作業車2の作業台21は、ブーム23を介して車体22に取り付けられており、ブーム23を作動させて作業台21を所望の位置へ移動させ、この作業台21に搭乗した作業者5が高所作業を行う。また、作業者5の身体には、安全帯6が装着されている。安全帯6は、作業者の胴体に巻き付けられるベルト61と、ベルト61に連結された命綱62と、命綱62の先端に取り付けられたフック63(
図2参照)とを備えている。
【0011】
図3に、係止検出装置3の一例を概念的に示している。この係止検出装置3Aは、作業者5の身体に装着された安全帯6のフック63が、棒状のフック係止部材7に掛けられているか否かを検出するものである。なお、本実施形態においてフック係止部材7は作業台21に設けられている手摺りを想定しているが、これには限定されない。
【0012】
係止検出装置3Aは、フック係止部材7の周囲を囲むように着脱可能に設置される装置本体31Aを含む。この装置本体31Aは、フック係止部材7の敷設方向(本実施形態では水平方向)に沿って自在に動けると共に、フック63がフック係止部材7に掛けられたときにフック63の両側を挟み込む形状を有する。具体的に装置本体31Aはシャッター311Aを含み、装置本体31Aをフック係止部材7に着脱するときはシャッター311Aが上がっている状態であり、フック係止部材7にフック63を掛けるときはシャッター311Aが下りている状態である。なお、装置本体31Aは、フック係止部材7の周囲を囲むように設置したときに、
図3に示すような姿勢となるように重心の位置が設定されている。
【0013】
図4に、係止検出装置3の他の例を概念的に示している。この係止検出装置3Bは、フック係止部材7の周囲を囲むように着脱可能に設置される装置本体31Bを含む。この装置本体31Bは、フック係止部材7の敷設方向(本実施形態では水平方向)に沿って自在に動けると共に、フック63がフック係止部材7に掛けられたときにフック63の両側を挟み込む形状を有する。具体的に装置本体31Bはヒンジ311Bを含み、装置本体31Bをフック係止部材7に着脱するときはヒンジ311Bが開いている状態であり、フック係止部材7にフック63を掛けるときはヒンジ311Bが閉じている状態である。なお、装置本体31Aは、フック係止部材7の周囲を囲むように設置したときに、
図4に示すような姿勢となるように重心の位置が設定されている。
【0014】
装置本体31A及び31B(以下、総称して「装置本体31」という。)は、フック63がフック係止部材7に掛けられたときにフック63の存在を検出可能なセンサーを含む。本実施形態では、フック63に磁石64を取り付けており、この磁石64の磁気を検出することにより、フック63の存在を検出するようにしている。具体的には、装置本体31にタグ32を取り付けており、
図3及び
図4に示すように、フック63がフック係止部材7に掛けられたときに、フック63に取り付けた磁石64がタグ32の近傍に位置するようにしている。
【0015】
図5に、タグ32の構成をブロック図として示している。タグ32は、磁石64の磁気を検出する手段としての磁気センサーと、警報手段と、表示手段と、交流誘導磁界受信手段と、無線送信回路及びアンテナと、これらを制御するタグ制御手段と、電池とを有する。タグ制御手段は、磁気センサーが磁気を検出している場合に、フック63が存在する、すなわちフック63がフック係止部材7に掛けられていると判断し、その旨の情報を含む電波を無線送信回路からアンテナを介して送信する。また、タグ制御手段は、磁気センサーが磁気を検出しない場合に、フック63が存在しない、すなわちフック63がフック係止部材7に掛けられていないと判断し、その旨の情報を含む電波を無線送信回路からアンテナを介して送信すると共に、警報を出力することができる。本実施形態において警報は、タグ32の警報手段から音として出力されると共に表示手段から光として出力される。なお、タグ32から送信される電波にはそのタグ32の固有識別情報を付加することができる。
【0016】
図6には、受信警報装置4の構成をブロック図として示している。受信警報装置4は、タグ32から送信された情報(電波)を受信するためにアンテナ及び受信回路を有する。そして、装置制御手段は受信した情報に基づき、タグ32(磁気センサー)がフック63の存在を検出していないと判断される場合、すなわちフック63がフック係止部材7に掛けられていないと判断される場合に、警報手段から警報を出力させる共に、その警報情報をホストコンピュータ等の他の機器へ送信する。
【0017】
本実施形態の係止検出装置3は、高所作業領域を画定するための手段を含む。具体的には、交流誘導磁界により高所作業領域を画定するために交流誘導磁界送信手段33を備えている。本実施形態において交流誘導磁界送信手段33は、高所作業車2の作業台21に設置されている。すなわち、交流誘導磁界送信手段33は、高所作業領域をカバーするように交流誘導磁界を送信する。そして、この交流誘導磁界がタグ32の交流誘導磁界受信手段で受信されると、タグ制御手段は装置本体31が高所作業領域内にあると判断する。そして本実施形態では、装置本体31が高所作業領域内にある場合にのみ、警報を出力するようにすることができる。言い換えれば、タグ制御手段は、磁気センサーが磁気を検出していない場合(フック63がフック係止部材7に掛けられていないと判断される場合)であっても、交流誘導磁界受信手段が交流誘導磁界を受信している場合(装置本体31が高所作業領域内にある場合)にのみ、警報を出力するようにすることができる。更にタグ制御手段は、磁気センサーが磁気を検出しているか否か(フック63がフック係止部材7に掛けられているか否か)の情報に加えて、交流誘導磁界受信手段が交流誘導磁界を受信しているか否か(装置本体31が高所作業領域内にあるか否か)の情報を含む電波を無線送信回路からアンテナを介して送信するようにすることもできる。そして、装置制御手段は受信した情報に基づき、フック63がフック係止部材7に掛けられていないと判断され、かつ装置本体31が高所作業領域内にあると判断される場合に、警報手段から警報を出力させる共に、その警報情報をホストコンピュータ等の他の機器へ送信するようにすることもできる。
【0018】
以上の通り本実施形態によれば、フック63がフック係止部材7に掛けられているか否かを判断し、その判断結果等に基づいて警報を出力することができる。これにより、高所作業車2の作業台21内における作業者5の安全を確認することができる。そして、本実施形態において係止検出装置3の装置本体31は、フック係止部材7に着脱可能であり、しかもフック係止部材7の敷設方向に沿って自在に動けると共に安全帯6のフック63がフック係止部材7に掛けられたときにそのフック63の両側を挟み込む形状を有しているから、高所作業車2の作業台21内において作業者5は自由に位置移動することができる。なお、高所作業車2の作業台21内において複数の作業者が作業する場合は、作業者毎に装置本体31を準備しておくことで、高所作業車2の作業台21内における各作業者の安全を確認することができる。また、この場合も各作業者は高所作業車2の作業台21内において自由に位置移動することができる。
【0019】
以下、本実施形態の変形例を例示する。
変形例(1)
本実施形態では、フック63がフック係止部材7に掛けられたときにそのフック63の存在を検出するために、フック63に磁石64を取り付け、装置本体31に磁石64の磁気を検出する手段(タグ32の磁気センサー)を取り付けたが、フック63の存在を検出するための手段としては、装置本体に微弱の電流を流すと共に電流を検知する手段を設置することもできる。通常、フック63は金属製であるから、フック63が存在する場合と、フック63が存在しない場合とで、装置本体31を流れる電流量が異なる。したがって、電流を検知する手段で検知した電流量が、フック63が存在する場合に対応する電流量である場合に、フック63が存在すると判断することができる。なお、この変形例(1)において電流を検知する手段としては、
図5に示すタグ32の磁気センサーを電流計に置換すればよい。
【0020】
変形例(2)
本実施形態では交流誘導磁界により高所作業領域を画定するようにしたが、交流誘導磁界のほかに例えば電波によって高所作業領域を画定することもできる。この場合、
図1に示す交流誘導磁界送信手段33を電波送信手段に置換すると共に、
図5に示すタグ32の交流誘導磁界受信手段を電波受信手段に置換すればよい。
【0021】
変形例(3)
本実施形態では係止検出装置3を高所作業車2の作業台21に設置したが、その他高所作業を行う領域に設置することもできる。この場合、棒状のフック係止部材としては、その高所作業領域に設置されている手摺りとすることができる。
【符号の説明】
【0022】
1 作業者安全確認システム
2 高所作業車
21 作業台
22 車体
23 ブーム
3,3A,3B 係止検出装置
31,31A,31B 装置本体
32 タグ
33 交流誘導磁界送信手段
4 受信警報装置
5 作業者
6 安全帯
61 ベルト
62 命綱
63 フック
64 磁石
7 フック係止部材