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特開2022-182785情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182785
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G16H 20/60 20180101AFI20221201BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20221201BHJP
【FI】
G16H20/60
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021090516
(22)【出願日】2021-05-28
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.THUNDERBOLT
(71)【出願人】
【識別番号】520460339
【氏名又は名称】株式会社BELLOWL
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】福澤 龍人
(72)【発明者】
【氏名】田中 美帆
(72)【発明者】
【氏名】分部 広遥
(72)【発明者】
【氏名】高橋 清美
【テーマコード(参考)】
5L049
5L099
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L099AA15
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザの食事記録と位置情報とを活用することにより、ユーザが日々の生活の中で無理なく食生活改善を実践できるように支援する情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理方法において、ユーザの食事記録を含む情報を受け付けるA002ことと、食事記録を含む情報と、予め設定された第1の参照情報とに基づいて、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定するA006ことと、ユーザの位置情報を受け付けるA007ことと、位置情報と、予め設定された第2の参照情報とに基づいて、推奨される飲食物を提供する店舗の情報を特定するA008ことと、を含む。
【選択図】図10
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理システムであって、
次の各ステップを実行するように構成され、
第1の受付ステップでは、ユーザの食事記録を含む情報を受け付け、
第1の特定ステップでは、前記食事記録を含む情報と、予め設定された第1の参照情報とに基づいて、前記ユーザに推奨される飲食物の情報を特定し、
第2の受付ステップでは、前記ユーザの位置情報を受け付け、
第2の特定ステップでは、前記位置情報と、予め設定された第2の参照情報とに基づいて、前記推奨される飲食物を提供する店舗の情報を特定する、
もの。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
第1の生成ステップをさらに実行するように構成され、
前記第1の生成ステップでは、特定された前記店舗の情報を前記ユーザに提示するための第1の表示情報を生成する、
もの。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
分析ステップをさらに実行するように構成され、
前記分析ステップでは、前記食事記録に基づいて、前記ユーザの食事の傾向を分析し、
前記第1の特定ステップでは、前記食事の傾向にさらに基づいて、前記推奨される飲食物の情報を特定する、
もの。
【請求項4】
請求項1~請求項3の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
算出ステップをさらに実行するように構成され、
前記算出ステップでは、前記食事記録に基づいて、前記ユーザが当日に摂取した栄養素または熱量の累計値を算出し、
前記第1の特定ステップでは、前記累計値にさらに基づいて、前記推奨される飲食物の情報を特定する、
もの。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
第3の受付ステップをさらに実行するように構成され、
前記第3の受付ステップでは、前記ユーザから身体活動データを受け付け、
前記第1の特定ステップでは、前記身体活動データにさらに基づいて、前記推奨される飲食物の情報を特定する、
もの。
【請求項6】
請求項1~請求項5の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
第2の生成ステップをさらに実行するように構成され、
前記第2の生成ステップは、前記ユーザが前記店舗の来店予約をするための第2の表示情報を生成する、
もの。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記第2の生成ステップは、前記ユーザが、前記店舗の来店予約および前記推奨される飲食物の注文を行うための第2の表示情報を生成する、
もの。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理システムにおいて、
管理ステップをさらに実行するように構成され、
前記管理ステップでは、前記第2の表示情報を介して前記ユーザが注文した前記飲食物を前記食事記録として管理する、
もの。
【請求項9】
情報処理方法であって、
請求項1~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを備える、
方法。
【請求項10】
プログラムであって、
コンピュータに、請求項1~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、
もの。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、食事のバランスを判定し、利用者に対し、摂取が不足している食品の摂取を促すように誘導する食生活支援装置が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9-26950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術により、摂取が不足している食品を使った料理の作り方を利用者に提案することはできるものの、忙しい現代人には、料理を作る余裕すらない場合も多く、利用者がより負担なく食生活改善を実践できるように支援する余地があった。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、ユーザの食事記録と位置情報とを活用することにより、ユーザが日々の生活の中で無理なく食生活改善を実践できるように支援することができる技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、次の各ステップを実行するように構成される。第1の受付ステップでは、ユーザの食事記録を含む情報を受け付ける。第1の特定ステップでは、食事記録を含む情報と、予め設定された第1の参照情報とに基づいて、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定する。第2の受付ステップでは、ユーザの位置情報を受け付ける。第2の特定ステップでは、位置情報と、予め設定された第2の参照情報とに基づいて、推奨される飲食物を提供する店舗の情報を特定する。
【0007】
本開示によれば、ユーザの食事記録と位置情報とを活用することにより、ユーザが日々の生活の中で無理なく食生活改善を実践できるように支援することができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る情報処理システム1を表す構成図である。
図2】情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3】第1の実施形態に係る情報処理装置3における制御部33等によって実現される機能を示すブロック図である。
図4】情報処理装置3の記憶部32に記憶される顧客基本情報4の一例である。
図5】情報処理装置3の記憶部32に記憶される食事記録5の一例である。
図6】情報処理装置3の記憶部32に記憶される身体活動データ6の一例である。
図7】ユーザ端末2に表示される画面であって、第1の表示情報7の一例である。
図8】ユーザ端末2に表示される画面であって、第1の表示情報8の一例である。
図9】ユーザ端末2に表示される画面であって、第2の表示情報9の一例である。
図10】情報処理システム1によって実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含み得る。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0または1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、または量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、およびメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.ハードウェア構成
本節では、第1の実施形態(以下、本実施形態と称する)のハードウェア構成について説明する。
【0014】
1.1 情報処理システム1
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1を表す構成図である。情報処理システム1は、ユーザ端末2と、情報処理装置3とを備え、これらがネットワークを通じて接続されている。これらの構成要素について、さらに説明する。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つまたはそれ以上の装置または構成要素からなるものである。したがって、情報処理装置3単体であっても、システムの一例となる。
【0015】
1.2 ユーザ端末2
ユーザ端末2は、通信部と、記憶部と、制御部と、表示部と、入力部と、撮像部とを有し、これらの構成要素がユーザ端末2の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。通信部、記憶部および制御部の説明は、情報処理装置3における通信部31、記憶部32および制御部33と略同様のため、省略する。なお、図1において、個々のユーザのユーザ端末2を、nを1以上の整数として「2-n」で表している。
【0016】
表示部は、例えば、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。このような表示部は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイおよびプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、ユーザ端末2の種類に応じて使い分けて実施されることが好ましい。ここでは、表示部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものとして説明する。
【0017】
入力部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部は、表示部と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部が、ユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が、命令信号として、通信バスを介して制御部に転送され、制御部が、必要に応じて、所定の制御や演算を実行し得る。
【0018】
撮像部は、外界の情報を撮像可能に構成される、いわゆるビジョンセンサ(カメラ)である。撮像部は、撮影対象を撮影することで画像データを生成するように構成される。撮像部は、後述の情報処理装置3における通信部31とネットワークを介して接続され、撮像した画像データを情報処理装置3に転送可能に構成される。
【0019】
1.3 情報処理装置3
図2は、情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備え、これらの構成要素が、情報処理装置3の内部において、通信バス30を介して電気的に接続されている。各構成要素について、さらに説明する。
【0020】
通信部31は、USB、IEEE1394、Thunderbolt、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、通信部31は、これら複数の通信手段の集合として実施されることがより好ましい。すなわち、情報処理装置3は、通信部31を介して、ユーザ端末2とネットワークを介して、種々の情報を通信する。
【0021】
記憶部32は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。記憶部32は、例えば、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施され得る。また、記憶部32は、これらの組み合わせであってもよい。特に、記憶部32は、第1の参照情報、第2の参照情報または、これらを生成するためのプログラム等を記憶する。記憶部32は、これ以外にも、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶している。
【0022】
制御部33は、情報処理装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部33は、例えば、不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置3に係る種々の機能を実現する。すなわち、情報処理装置3に係る種々の機能は、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行され得る。各機能部については、次節において、更に詳述する。なお、制御部33は、単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部33を有するように実施されてもよい。また、制御部33は、複数の制御部の組み合わせであってもよい。
【0023】
2.機能構成
本節では、本実施形態の機能構成について説明する。前述の通り、情報処理装置3に係る種々の機能は、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、制御部33に含まれる各機能部として実行され得る。
【0024】
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置3における制御部33等によって実現される機能を示すブロック図である。具体的には、情報処理システム1の一例である情報処理装置3は、受付部331と、分析部332と、算出部333と、特定部334と、管理部335と、生成部336とを備える。
【0025】
受付部331は、種々の情報を受け付けるように構成される。第1の受付部の一例である受付部331は、第1の受付ステップとして、ユーザの食事記録5を含む情報を受け付けるように構成される。第2の受付部の一例である受付部331は、第2の受付ステップとして、ユーザの位置情報を受け付けるように構成される。第3の受付部の一例である受付部331は、第3の受付ステップとして、ユーザから身体活動データ6を受け付けるように構成される。詳細については、後述する。
【0026】
分析部332は、種々の情報を分析するように構成される。例えば、分析部332は、食事記録5に基づいて、ユーザの食事の傾向を分析するように構成される。詳細については、後述する。
【0027】
算出部333は、各種値を算出するように構成される。例えば、算出部333は、食事記録5に基づいて、ユーザが当日に摂取した栄養素または熱量の累計値を算出するように構成される。詳細については、後述する。
【0028】
特定部334は、種々の情報を特定するように構成される。第1の特定部の一例である特定部334は、第1の特定ステップとして、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定するように構成される。第2の特定部の一例である特定部334は、第2の特定ステップとして、推奨される飲食物を提供する店舗の情報を特定するように構成される。詳細については、後述する。
【0029】
管理部335は、種々の情報を管理するように構成される。例えば、管理部335は、第2の表示情報9を介してユーザが注文した飲食物を食事記録5として管理するように構成される。詳細については、後述する。
【0030】
生成部336は、種々の情報を生成するように構成される。第1の生成部の一例である生成部336は、第1の生成ステップとして、第1の表示情報、例えば、第1の表示情報7および第1の表示情報8を生成するように構成される。第2の生成部の一例である生成部336は、第2の生成ステップとして、第2の表示情報9を生成するように構成される。詳細については、後述する。
【0031】
なお、表示情報とは、画面、画像、アイコン、メッセージ等といった、ユーザが視認可能な態様で生成された情報そのものでもよいし、例えば、ユーザ端末2の表示部に画面、画像、アイコン、メッセージ等を表示させるためのレンダリング情報であってもよい。
【0032】
3.情報処理方法
本節では、前述した情報処理システム1の情報処理方法について説明する。
【0033】
また、本節で参照する各図は、以下の通りである。図4は、情報処理装置3の記憶部32に記憶される顧客基本情報4の一例である。図5は、情報処理装置3の記憶部32に記憶される食事記録5の一例である。図6は、情報処理装置3の記憶部32に記憶される身体活動データ6の一例である。図7は、ユーザ端末2に表示される画面であって、第1の表示情報7の一例である。図8は、ユーザ端末2に表示される画面であって、第1の表示情報8の一例である。図9は、ユーザ端末2に表示される画面であって、第2の表示情報9の一例である。図10は、情報処理システム1によって実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
【0034】
以下では、図10のアクティビティ図に沿って、情報処理システム1によって実行される情報処理の流れを説明するものとする。
【0035】
ここで、説明の都合上、ユーザは、ユーザ端末2、Bluetooth(登録商標)等の無線通信技術に対応した健康機器、またはスマートウォッチ等のウェアラブル端末を使用し、情報処理システム1によって提案されるサービスまたはモバイルアプリケーション等により提案されるその他のサービスを利用することにより、日々の食事および身体活動を記録または計測し、ユーザ端末2の記憶部にデータとして保持しているものとする。
【0036】
まず、ユーザは、ユーザ端末2を用いて、情報処理システム1によって提案されるサービスのURLにブラウザを用いてアクセスする。なお、情報処理システム1によって提案されるサービスは、専用のモバイルアプリケーションにより提供されてもよく、この場合、ユーザは、当該アプリケーションを起動する。その後、ユーザは、不図示の基本情報入力画面において、自身に関する基本情報を入力する。続いて、当該基本情報は、ネットワークを介して情報処理装置3に送信される。(アクティビティA001)。
【0037】
次いで、情報処理装置3において、通信部31が、ユーザ端末2から送信された基本情報を受信し、第1の受付部331が、基本情報を受け付ける。続いて、基本情報は、顧客基本情報4(図4参照)として、情報処理装置3における記憶部32に少なくとも一時的に記憶される(アクティビティA001)。
【0038】
図4の顧客基本情報4に示されるように、基本情報には、例えば、ユーザID UI、氏名UN、性別US、年齢UA、身長UH、体重UWおよび課題UTが含まれる。ここで、課題UTとは、ユーザが食生活の改善により解決を図ろうとしている健康または美容に関する課題である。課題UTとして、例えば、ダイエット、スキンケア、生活習慣病の予防、生活習慣病の改善、アンチエイジング、疲労回復、体力増強等が挙げられる(アクティビティA001)。
【0039】
また、図4の顧客基本情報4に含まれる身長UHおよび体重UWは、ユーザ自身により基本情報として入力された値ではなく、ユーザ端末2の撮像部により撮影した健康診断結果表の画像解析によって抽出された身体計測値を用いることが、データの信頼性の観点から好ましい。また、顧客基本情報4には、身長UHおよび体重UWの他に、健康管理の目安となり得る健康診断のその他の検査値が含まれてもよい(アクティビティA001)。
【0040】
第1の受付部331が基本情報を受け付けたあと、制御部33は、サービスを一覧表示する不図示のメニュー画面を、通信部31およびネットワークを介してユーザ端末2に送信する。ユーザは、当該メニュー画面において食事リコメンドサービスを選択する。次いで、ユーザは、遷移先の不図示のデータ連携画面において、食事を記録するために使用しているヘルスケアアプリケーションをデータ連携させるための設定操作を行う。なお、情報処理システム1によって提案されるサービスの一部である食事管理サービスの利用により蓄積されたデータを、食事記録5(図5参照)としてデータ連携させることが、好ましい(アクティビティA002)。
【0041】
ユーザによりデータ連携の設定操作が完了すると、食事記録5(図5参照)がネットワークを介して情報処理装置3に送信され、第1の受付部331が受け付ける(アクティビティA002)。
【0042】
すなわち、アクティビティA001およびアクティビティA002において、第1の受付部331は、ユーザの食事記録5(図5参照)を含む情報、例えば、基本情報(図4参照)および食事記録5(図5参照)を受け付ける(アクティビティA001およびアクティビティA002)。
【0043】
ここで、図5に示される食事記録5は、例えば、ユーザID UIと、氏名UNと、食事をした日付MDおよび時間DTと、食事に含まれる熱量DE、タンパク質QP、脂質QF、炭水化物QC、ビタミンQV、ミネラルQMおよび食物繊維QDの量ならびに食塩相当量QSとが対応付けられた情報である(アクティビティA002)。
【0044】
次いで、食事記録5(図5参照)を含む情報を第1の受付部331がユーザから受け付けたあと、分析部332は、食事記録5(図5参照)に基づいて、ユーザの食事の傾向を分析する。ここで、食事の傾向には、例えば、エネルギー摂取量、栄養素の摂取量、栄養素の摂取比率、食事時間、食事頻度等の傾向が含まれる(アクティビティA003)。
【0045】
一方、算出部333は、食事記録5(図5参照)に基づいて、ユーザが当日に摂取した栄養素または熱量の累計値を算出する(アクティビティA004)。
【0046】
また、上記で説明したアクティビティA002と同時に、ユーザは、不図示のデータ連携画面において、身体活動を計測するために使用しているヘルスケアアプリケーションをデータ連携させるための設定操作を行う。ユーザによりデータ連携の設定操作が完了すると、身体活動データ6(図6参照)がネットワークを介して情報処理装置3に送信され、第3の受付部331が受け付ける。すなわち、第3の受付部331は、ユーザから身体活動データ6(図6参照)を受け付ける(アクティビティA005)。
【0047】
ここで、図6に示される身体活動データ6は、例えば、ユーザID UIと、氏名UNと、身体活動の計測を行った日付MDと、歩数NSと、エネルギー消費量CCとが対応付けられた情報である。なお、身体活動データ6には、エネルギー消費量CCとして、その内訳、すなわち、基礎代謝量、食事誘発性熱産生および身体活動量の各データが含まれていてもよい。さらに、身体活動量として、その内訳、すなわち、非運動性身体活動および運動性身体活動による活動量の各データが含まれていてもよい(アクティビティA005)。
【0048】
次いで、少なくともアクティビティA002が実行されたあと、好ましくは、アクティビティA002~アクティビティA005が実行されたあと、第1の特定部334は、食事記録5を含む情報と、予め設定された第1の参照情報とに基づいて、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定する(アクティビティA006)。
【0049】
ここで、好ましくは、第1の特定部334は、分析部332が分析した食事の傾向にさらに基づいて、推奨される飲食物の情報を特定する。このような態様によれば、無意識のうちに偏りがちな栄養バランスを改善し得る飲食物の摂取をユーザに促すことによって、ユーザがバランスのとれた食生活を実践できるように支援することができる。さらに好ましくは、第1の特定部334は、算出部333が算出した、ユーザが当日に摂取した栄養素または熱量の累計値にさらに基づいて、推奨される飲食物の情報を特定する。このような態様によれば、食事を1日単位で捉え、1日の中で栄養成分の過不足を調整するようにユーザに促すことによって、食生活の効果的かつ着実な改善を図ることができる。さらにより好ましくは、第1の特定部334は、身体活動データ6にさらに基づいて、推奨される飲食物の情報を特定する。このような態様によれば、ユーザのエネルギー消費量に見合った必要十分な栄養摂取をユーザに促すことができる(アクティビティA006)。
【0050】
なお、第1の参照情報は、食事基準データベースと飲食物データベースとを含む。食事基準データベースは、健康増進法(平成14年法律第103号)第16条の2に基づき厚生労働大臣が定めた最新版の「日本人の食事摂取基準」に基づいて作成されたデータベースであることが好ましい。飲食物データベースは、例えば、飲食物の名称と、原材料名と、栄養素の種類および量と、熱量とが関連付けられたデータベースである(アクティビティA006)。
【0051】
ここで、第1の特定部334が実行する第1の特定ステップの好ましい態様について、より詳細に説明することとする。好ましい第1の特定ステップでは、まず、顧客基本情報4に含まれる身長UH、体重UWおよび健康診断のその他の検査値と、食事の傾向と、ユーザが当日に摂取した栄養素または熱量の累計値と、身体活動データ6と、食事基準データベースとに基づいて、エネルギーや栄養素の摂取不足や過剰摂取を推定する。次いで、この推定結果と飲食物データベースとに基づいて、摂取不足を補い得る、または過剰摂取を回避し得る飲食物の情報、すなわち、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定する(アクティビティA006)。
【0052】
このようにして第1の特定部334が推奨される飲食物の情報を特定したあと、第2の受付部331は、ユーザの位置情報を受け付ける。ここで、ユーザの位置情報とは、ユーザ端末2がGPS衛星、携帯電話基地局、Wi-Fi(登録商標)アクセスポイントまたはビーコン端末からの電波を受信することにより特定される地理的位置情報である(アクティビティA007)。
【0053】
次いで、第2の特定部334は、位置情報と、予め設定された第2の参照情報とに基づいて、推奨される飲食物を提供する店舗の情報を特定する。ここで、第2の参照情報は、例えば、店舗の名称と、店舗の住所と、店舗の業種および業態と、店舗が提供する飲食物の情報とが関連付けられたデータベースである(アクティビティA008)。
【0054】
続いて、第1の生成部336は、特定された店舗の情報をユーザに提示するための第1の表示情報、例えば第1の表示情報7(図7参照)および第1の表示情報8(図8参照)を生成する。その後、第1の表示情報7(図7参照)および第1の表示情報8(図8参照)は、通信部31およびネットワークを介して、ユーザ端末2に送信される(アクティビティA009)。
【0055】
ここで、図7に示される第1の表示情報7は、好ましい第1の表示情報の一例であり、ユーザの現在地周辺をリアルタイムに表示する地図表示領域MAを含む。図7の地図表示領域MA上には、ユーザの現在地UPの表示とともに、推奨される飲食物を提供する特定された店舗として店舗E1、店舗E2、店舗E3、店舗E4、店舗T1および店舗T2がアイコンで表示されている(アクティビティA009)。
【0056】
また、図7の第1の表示情報7には、2つのタブTAが設けられており、表示内容の切り替えが可能となっている。図7の第1の表示情報7では、タイトルが「テイクアウト」であるタブTAがユーザにより選択された場合が示されており、地図表示領域MA上に、飲食物の持ち帰りサービスを実施している飲食店として、店舗E1、店舗E2、店舗E3および店舗E4と、飲食物を販売している小売店として、コンビニエンスストアである店舗T1およびスーパーマーケットである店舗T2とが表示されている(アクティビティA009)。
【0057】
図7の第1の表示情報7において、タイトルが「イートイン」であるタブTAがユーザにより選択されると、地図表示領域MA上に、飲食店等の店内飲食が可能な店舗として、店舗E1、店舗E2、店舗E3および店舗E4が表示される。続いて、これらの店舗のうち店舗E1がユーザにより選択されると、図8に示される第1の表示情報8が表示される(アクティビティA009)。
【0058】
図8の第1の表示情報8では、地図表示領域MA上で、ユーザにより選択された店舗E1のアイコンが、店舗E2等の選択されていない店舗のアイコンに比して、大きさが拡大され、色が反転されて表示されている。また、地図表示領域MAの下部であって、ユーザの現在地UPおよび選択された店舗E1のアイコンを覆わない領域に、店舗E1の店舗情報SIが表示されている。ここで、店舗情報SIは、図8に示されているように、店舗E1の名称SNを少なくとも含む店舗E1の基本情報と、ユーザに推奨される飲食物の情報、例えば、飲食物の名称FN、金額FPおよび画像FIとを含むことが好ましい(アクティビティA009)。
【0059】
以上で説明したように、第1の生成部336が第1の表示情報、例えば第1の表示情報7(図7参照)および第1の表示情報8(図8参照)を生成する態様によれば、ユーザの現在地に応じて、推奨される店舗の情報をリアルタイムに可視化し表示することによって、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる(アクティビティA009)。
【0060】
続いて、図8の第1の表示情報8において、店舗E1の店舗情報SIを確認したユーザによりボタンBDが押下されると、詳細情報の表示要求がネットワークを介して情報処理装置3に送信される。その後、情報処理装置3において、通信部31がユーザ端末2から送信された当該要求を受信したあと、第2の生成部336は、ユーザが店舗、当該事例ではユーザにより選択された店舗E1の来店予約をするための第2の表示情報9(図9参照)を生成する。次いで、第2の表示情報9(図9参照)は、通信部31およびネットワークを介して、ユーザ端末2に送信される(アクティビティA010)。
【0061】
図9に示される第2の表示情報9は、例えば、その最上部に、店舗E1の名称SNを少なくとも含む店舗E1の概要SSの表示を有し、概要SS以外の情報をタブTAにより切り替えて表示させるように構成されている。なお、図9の第2の表示情報9には、ユーザに推奨される飲食物の情報を表示させるためのタブTAとして、タイトルが「おすすめメニュー」であるタブTAと、店舗E1の基本情報を表示させるためのタブTAとして、タイトルが「基本情報」であるタブTAとが設けられている。このように、第2の表示情報9は、ユーザが来店を決断するために必要な情報として、店舗の基本情報と、ユーザに推奨される飲食物の情報とを含むことが好ましい(アクティビティA010)。
【0062】
また、図9の第2の表示情報9では、タイトルが「おすすめメニュー」であるタブTAがユーザにより選択された場合が示されており、ユーザに推奨される飲食物の情報として、飲食物の名称FN、金額FP、画像FIおよび栄養情報NIが表示され、推奨される飲食物の情報の表示より下方に、推奨される飲食物の注文および来店の予約を可能とするボタンBRが設けられている。このように、第2の生成部336が生成する第2の表示情報9(図9参照)は、ユーザが、店舗の来店予約および推奨される飲食物の注文を行うための表示情報であることが好ましい。このような態様によれば、事前注文により、来店から料理提供までの待ち時間を軽減することができるようになるため、ユーザにとって利便性が向上するとともに、店舗の運営者にとっては業務を効率化させることができる(アクティビティA010)。
【0063】
以上で説明したように、第2の生成部336が第2の表示情報(図9参照)を生成する態様によれば、店舗の選択から来店予約までシームレスに行うことができるようになるため、利便性を向上させることができる(アクティビティA010)。
【0064】
続いて、図9の第2の表示情報9においてユーザによりボタンBRが押下されると、店舗E1の来店予約および注文に係る処理の実行要求がネットワークを介して情報処理装置3に送信される。その後、情報処理装置3において、通信部31がユーザ端末2から送信された当該要求を受信したあと、制御部33が当該要求を受け付ける(アクティビティA011)。
【0065】
次いで、制御部33は、来店予約および注文に係る処理を実行するように、不図示の店舗E1の端末に要求を送信する。当該要求を受信した店舗E1の端末は、所定の処理を実行し、店舗E1のスタッフへ作業指示の情報を伝える。作業指示を受けた店舗E1のスタッフ等は、注文された飲食物の調理等を含む来店の準備を行う。その後、ユーザが来店し、注文した飲食物がユーザに提供されたあと、飲食物の提供完了の情報が、店舗E1の端末からネットワークを介して情報処理装置3に送信される。続いて、情報処理装置3において、通信部31が当該情報を受信したあと、管理部335は、第2の表示情報9を介してユーザが注文した飲食物を食事記録5として管理する。このような態様によれば、食事記録の手間を省くことができ、忙しいユーザにも無理のない食事管理が可能になる(アクティビティA012)。
【0066】
以上をまとめると、本実施形態の情報処理方法は、第1の受付ステップと、第1の特定ステップと、第2の受付ステップと、第2の特定ステップとを備える。第1の受付ステップでは、ユーザの食事記録5を含む情報を受け付ける。第1の特定ステップでは、食事記録5を含む情報と、予め設定された第1の参照情報とに基づいて、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定する。第2の受付ステップでは、ユーザの位置情報を受け付ける。第2の特定ステップでは、位置情報と、予め設定された第2の参照情報とに基づいて、推奨される飲食物を提供する店舗の情報を特定する。
【0067】
本実施形態によれば、ユーザの食事記録と位置情報とを活用することにより、ユーザが日々の生活の中で無理なく食生活改善を実践できるように支援することができる。
【0068】
4.その他
情報処理システム1に関して、以下のような態様を採用してもよい。
【0069】
本実施形態の態様は、プログラムであってもよい。このプログラムは、コンピュータに、情報処理システム1の各ステップを実行させる。
【0070】
第1の参照情報および第2の参照情報は、ルックアップテーブル等のデータベースでもよく、複数の情報を数学的に関係づけた数理モデルでもよく、複数の情報の相関性を予め機械学習させた学習済みモデルであってもよい。
【0071】
第1の特定部334は、現在時刻にさらに基づいて、ユーザに推奨される飲食物の情報を特定するように構成されもよい。例えば、現在時刻が午前7時である場合、第1の特定部は、朝食としてユーザに推奨される飲食物の情報を特定してもよい。本態様によれば、時間帯によって変化する栄養素の代謝に合った食事を提案することができる。
【0072】
図9の第2の表示情報9では、推奨される飲食物として一つの飲食物が示されているが、第2の表示情報9は、複数の推奨される飲食物の情報を含み、ユーザがその中から一つ以上の飲食物を選択して注文ができるように構成されていてもよい。ここで、複数の推奨される飲食物は、推奨される順序で表示されることが好ましい。
【0073】
生成部336は、推奨される飲食物の配達注文をユーザが行うための表示情報を生成するように構成されてもよい。本態様によれば、ユーザは、デリバリーサービスを実施している店舗であって、配達エリアに現在地を含む店舗を利用して、栄養バランスを整えられる飲食物を届けてもらうよう簡便に手配することができる。
【0074】
制御部33は、第2の表示情報9を介してユーザが予約した店舗の端末に、ユーザの食物アレルギー情報を送信するように構成されてもよい。本態様によれば、店舗側がユーザのアレルゲンを事前に知ることができるため、食物アレルギー事故を防止することができる。
【0075】
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理システムにおいて、第1の生成ステップをさらに実行するように構成され、前記第1の生成ステップでは、特定された前記店舗の情報を前記ユーザに提示するための第1の表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、分析ステップをさらに実行するように構成され、前記分析ステップでは、前記食事記録に基づいて、前記ユーザの食事の傾向を分析し、前記第1の特定ステップでは、前記食事の傾向にさらに基づいて、前記推奨される飲食物の情報を特定する、もの。
前記情報処理システムにおいて、算出ステップをさらに実行するように構成され、前記算出ステップでは、前記食事記録に基づいて、前記ユーザが当日に摂取した栄養素または熱量の累計値を算出し、前記第1の特定ステップでは、前記累計値にさらに基づいて、前記推奨される飲食物の情報を特定する、もの。
前記情報処理システムにおいて、第3の受付ステップをさらに実行するように構成され、前記第3の受付ステップでは、前記ユーザから身体活動データを受け付け、前記第1の特定ステップでは、前記身体活動データにさらに基づいて、前記推奨される飲食物の情報を特定する、もの。
前記情報処理システムにおいて、第2の生成ステップをさらに実行するように構成され、前記第2の生成ステップは、前記ユーザが前記店舗の来店予約をするための第2の表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、前記第2の生成ステップは、前記ユーザが、前記店舗の来店予約および前記推奨される飲食物の注文を行うための第2の表示情報を生成する、もの。
前記情報処理システムにおいて、管理ステップをさらに実行するように構成され、前記管理ステップでは、前記第2の表示情報を介して前記ユーザが注文した前記飲食物を前記食事記録として管理する、もの。
情報処理方法であって、前記情報処理システムの各ステップを備える、方法。
プログラムであって、コンピュータに、前記情報処理システムの各ステップを実行させる、もの。
もちろん、この限りではない。
【0076】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0077】
1 :情報処理システム
2 :ユーザ端末
3 :情報処理装置
331 :受付部
30 :通信バス
31 :通信部
32 :記憶部
33 :制御部
332 :分析部
333 :算出部
334 :特定部
335 :管理部
336 :生成部
4 :顧客基本情報
5 :食事記録
6 :身体活動データ
7 :第1の表示情報
8 :第1の表示情報
9 :第2の表示情報
BD :ボタン
BR :ボタン
CC :エネルギー消費量
DE :熱量
DT :時間
E1 :店舗
E2 :店舗
E3 :店舗
E4 :店舗
FI :画像
FN :名称
FP :金額
MA :地図表示領域
MD :日付
NI :栄養情報
NS :歩数
QC :炭水化物
QD :食物繊維
QF :脂質
QM :ミネラル
QP :タンパク質
QS :食塩相当量
QV :ビタミン
SI :店舗情報
SN :名称
SS :概要
T1 :店舗
T2 :店舗
TA :タブ
UA :年齢
UH :身長
UI :ユーザID
UN :氏名
UP :現在地
US :性別
UT :課題
UW :体重
図1
図2
図3
図4
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図6
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図10