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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182914
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】線香の点火、燃焼装置
(51)【国際特許分類】
A47G 33/00 20060101AFI20221201BHJP
【ＦＩ】
A47G33/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021111817
(22)【出願日】2021-05-27
(71)【出願人】
【識別番号】506185104
【氏名又は名称】松本 広重
(72)【発明者】
【氏名】松本 広重
(57)【要約】 （修正有）
【課題】簡単に安全に使用できる線香の点火、燃焼装置を提供する。
【解決手段】ケース２の中で螺旋状に巻いた電熱線７の中に線香１３を挿入し通電すると点火、燃焼する。通電を停止しても灰になるまで燃焼を続ける事ができる。線香１３の煙（香）は燃焼部を覆っている筒状のカバーに蓄積され自然にケース上部に設けた穴４から排出される事を特徴とする。
【選択図】図１
【解決手段】ケース２の中で螺旋状に巻いた電熱線７の中に線香１３を挿入し通電すると点火、燃焼する。通電を停止しても灰になるまで燃焼を続ける事ができる。線香１３の煙（香）は燃焼部を覆っている筒状のカバーに蓄積され自然にケース上部に設けた穴４から排出される事を特徴とする。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケースの中で螺旋状に巻いた発熱線の中に線香を挿入し通電すると線香は点火し燃焼する。線香の煙（香）は燃焼部を覆っている筒状のカバーに蓄積されケースの上面に設けた穴から排出される。以上を特徴とする線香の点火、燃焼装置である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、棒状のお香（以下、線香）を安全に点火しまた転倒による火災を防止する機能を備えた線香の点火、燃焼装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
線香に点火する火種として通常ろうそく、マッチ、ライターが使用され点火した線香は燃焼部を上にして線香立てに立てたり、不燃物の上に寝かせて使用されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これには、次のような欠点があった。
火種を準備するのが面倒であり点火時にやけどの心配もあり、また線香が転倒した場合や可燃物が線香の燃焼部に接触した場合には火災の危険もある。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
火種を準備するのが面倒であり点火時にやけどの心配もあり、また線香が転倒した場合や可燃物が線香の燃焼部に接触した場合には火災の危険もある。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ケースの中で螺旋状に巻いた発熱線の中に線香を挿入し通電すると線香は点火し燃焼する。線香の煙（香）は燃焼部を覆っている筒状のカバーに蓄積されケースの上面に設けた穴から排出される。以上を特徴とする線香の点火、燃焼装置である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、ケースの中で線香を押釦スイッチで電熱線に通電し簡単に線香を点火し燃焼する事ができる。電熱線の電源を切っても灰になるまで燃焼を続け煙（香）のみが外部に排出する構造の為に火災の危険が無く安全である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
（ィ）ケース（２）の上面（３）の穴に線香（１３）を挿入する。線香（１３）はばね状の金属製ガイド（５）を通り螺旋に巻いた電熱線（７）の中に挿入され断熱材（１０）で保持される。
（ロ）押釦スイッチ（１５）を介し電熱線（７）に通電すると発熱し線香（１３）は点火し燃焼を開始する。通電を停止しても灰になるまで燃焼を続ける事ができる。
線香の燃焼確認はケース（２）の裏面に設置された窓（１８）で確認できる。
（ハ）燃焼時に発生する線香（１３）の煙（香）は筒状のカバー（９）に蓄積され自然にカバー（２）の上面の４か所の穴（４）から排出される。
（ニ）線香（１３）の燃えカス（灰）は引出し式の灰入れ（１１）に蓄積され廃棄できる。
（ホ）カバー（１）とケース（２）はビスで接続できる構造である。
本発明は、以上の構成よりなっている。
（ィ）ケース（２）の上面（３）の穴に線香（１３）を挿入する。線香（１３）はばね状の金属製ガイド（５）を通り螺旋に巻いた電熱線（７）の中に挿入され断熱材（１０）で保持される。
（ロ）押釦スイッチ（１５）を介し電熱線（７）に通電すると発熱し線香（１３）は点火し燃焼を開始する。通電を停止しても灰になるまで燃焼を続ける事ができる。
線香の燃焼確認はケース（２）の裏面に設置された窓（１８）で確認できる。
（ハ）燃焼時に発生する線香（１３）の煙（香）は筒状のカバー（９）に蓄積され自然にカバー（２）の上面の４か所の穴（４）から排出される。
（ニ）線香（１３）の燃えカス（灰）は引出し式の灰入れ（１１）に蓄積され廃棄できる。
（ホ）カバー（１）とケース（２）はビスで接続できる構造である。
本発明は、以上の構成よりなっている。
【0007】
本発明を使用する時は、ケース（２）にカバー（１）を接続して使用する。
カバー（１）の前面のスペースに種々の写真等を貼る事ができる。またケース（１）の裏面からＬＥＤ照明をする事も可能である。
焼香用の線香の他にアロマ用の棒状の香も使用できる。
電源はＤＣ５ＶからＤＣ１２Ｖ程度まで使用が可能である。
カバー（１）の前面のスペースに種々の写真等を貼る事ができる。またケース（１）の裏面からＬＥＤ照明をする事も可能である。
焼香用の線香の他にアロマ用の棒状の香も使用できる。
電源はＤＣ５ＶからＤＣ１２Ｖ程度まで使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【符号の説明】
【0009】
１ 前面カバー
２ ケース
３ 線香挿入穴
４ 煙（香）排出穴
５ ばね状の金属製ガイド
６ 筒状のカバー固定ゴム
７ 電熱線
８ 電熱線固定金具
９ 筒状のカバー
１０ 断熱材
１１ 引出し式の灰入れ
１２ 電源制御基板
１３ 線香
１４ 電源スイッチ
１５ 押釦スイッチ
１６ 電源アダプター接続口
１７ 煙（香）
１８ 窓
１９ 空気取入れ口
２０ ヒューズ
２ ケース
３ 線香挿入穴
４ 煙（香）排出穴
５ ばね状の金属製ガイド
６ 筒状のカバー固定ゴム
７ 電熱線
８ 電熱線固定金具
９ 筒状のカバー
１０ 断熱材
１１ 引出し式の灰入れ
１２ 電源制御基板
１３ 線香
１４ 電源スイッチ
１５ 押釦スイッチ
１６ 電源アダプター接続口
１７ 煙（香）
１８ 窓
１９ 空気取入れ口
２０ ヒューズ
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】