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▶ 圓川 勉の特許一覧

<図1>
  • 特開-フラットパネル用スライダー 図1
  • 特開-フラットパネル用スライダー 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022182918
(43)【公開日】2022-12-08
(54)【発明の名称】フラットパネル用スライダー
(51)【国際特許分類】
   A61B 6/00 20060101AFI20221201BHJP
   G03B 42/04 20210101ALI20221201BHJP
【FI】
A61B6/00 300X
A61B6/00 300S
G03B42/04 A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021112428
(22)【出願日】2021-05-27
(71)【出願人】
【識別番号】519149777
【氏名又は名称】圓川 勉
(72)【発明者】
【氏名】圓川 勉
【テーマコード(参考)】
2H013
4C093
【Fターム(参考)】
2H013BA02
2H013BA07
4C093AA03
4C093CA15
4C093CA33
4C093CA36
4C093DA03
4C093EB05
4C093EB12
4C093EB13
4C093EC51
(57)【要約】
【課題】 X線ポータブル撮影にて、フラットパネルを直接患者の背中に敷いて撮影するが、フラットパネルの角や面が背中に当たり強い痛みを伴う場合がある。また体格の大きい方の背中に敷く際、フラットパネルが滑らず位置合わせに苦難することがある。
X線ポータブル撮影において患者の痛みの軽減と容易な位置合わせを提供する。
【解決手段】 フラットパネルをフラットパネル用スライダーに装着する。フラットパネル用スライダーにはフラットパネルが簡単に装着することができ、内部にクッション素材と表面には滑りやすい防水素材が使用されている。
フラットパネル用スライダーのクッション素材の使用により患者の痛みが軽減される。また、表面は滑りやすく位置合わせが容易となり、防水素材で洗浄可能なことから常に清潔を保つことが可能となる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
▲1▼内部にフラットパネル装着ポケットを設けたスライダー
▲2▼四隅に設けられた取手
▲3▼防水性の滑りやすい素材
▲4▼クッション材を取り付ける
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、医療現場で胸部X線撮影に使われるフラットパネル装着可能なスライダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、フラットパネルは固い素材で作られており、直接患者の背中に敷いて使用するため、患者の背部に痛みが伴う。また柔らかいベッドではフラットパネルが沈むため、患者の背中に敷くことが困難な場合がある。
【先行技術文献】

【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-173235
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
従来、フラットパネルを直接患者の背中に敷いて撮影する場合にフラットパネルの角や面が背中に接触して強い痛みを伴う場合がある。また体重が重い患者の背中へ挿入する際、入り辛いため数人で対応する必要がある。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
フラットパネルと患者との間に使用するフラットパネル用スライダーを利用する。表面は滑りやすく素材で簡単に挿入できる。また内部にクッション材を使用した。
本発明は、以上の構成よりなるFPD用カバー型スライダーである。
【発明の効果】
【0006】
クッション性のあるスライダーの使用により患者の痛みが軽減され、スムーズに挿入することができる。またスライダー表面は防水素材で洗浄可能であり常に清潔を保つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の斜視図である。
図2】本発明の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
患者とフラットパネルの間に挿入しやすい表面素材で作成する。
四隅に取手を設けた。
クッション辺縁は画像に影響の形状とする。
表面は防水性素材で校正される。
本発明は、以上のような構造である。
【符号の説明】
【0009】
1 取手
2 スライダー
3 フラットパネル
図1
図2