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特開2022-183509エレベーターの乗りかご、エレベーター、及び、かご内殺菌装置の制御方法
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  • 特開-エレベーターの乗りかご、エレベーター、及び、かご内殺菌装置の制御方法 図1
  • 特開-エレベーターの乗りかご、エレベーター、及び、かご内殺菌装置の制御方法 図2
  • 特開-エレベーターの乗りかご、エレベーター、及び、かご内殺菌装置の制御方法 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022183509
(43)【公開日】2022-12-13
(54)【発明の名称】エレベーターの乗りかご、エレベーター、及び、かご内殺菌装置の制御方法
(51)【国際特許分類】
   B66B 11/02 20060101AFI20221206BHJP
【FI】
B66B11/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021090864
(22)【出願日】2021-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】000005108
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110000925
【氏名又は名称】弁理士法人信友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小迫 龍朗
(72)【発明者】
【氏名】金 延明
【テーマコード(参考)】
3F306
【Fターム(参考)】
3F306CB12
3F306CB60
(57)【要約】
【課題】操作板の仕様に合わせて照射範囲を適宜調整可能であり、かつ、乗りかご内の意匠への影響を抑えたかご内殺菌装置を備えるエレベーターの乗りかご、及び、そのかご内殺菌装置の制御方法を提供する。
【解決手段】かご室の側面に設けられ、階床ボタンを有する操作板が設けられた側板と、かご室の上面に設けられ、紫外線を通過させる照射口を有する天井と、天井の側板側とは反対側に設けられたかご内殺菌装置とを備える。また、かご内殺菌装置は、紫外線を照射する紫外線照射装置と、紫外線照射装置から照射された紫外線を、照射口を介して操作板側に全反射又は/及び屈折させるレンズ部とを有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
かご室の側面に設けられ、階床ボタンを有する操作板が設けられた側板と、
かご室の上面に設けられ、紫外線を通過させる照射口を有する天井と、
前記天井の前記側板が設けられる側とは反対側に設けられたかご内殺菌装置とを備え、
前記かご内殺菌装置は、
紫外線を照射する紫外線照射装置と、
前記紫外線照射装置から照射された紫外線を、前記照射口を介して前記操作板側に全反射又は/及び屈折させるレンズ部と、を有する
エレベーターの乗りかご。
【請求項2】
前記レンズ部は、前記紫外線照射装置から照射された紫外線を、前記操作板全体に照射されるように全反射又は/及び屈折させる
請求項1に記載のエレベーターの乗りかご。
【請求項3】
前記天井は、
前記かご室側に設けられた前記照射口を有する第1天井部と、
前記第1天井部の前記かご室側とは反対側に設けられ、前記かご室内に光を照射する照明部が設けられた第2天井部と、を備え、
前記かご内殺菌装置は、前記第1天井部と前記第2天井部との間に設けられている
請求項1に記載のエレベーターの乗りかご。
【請求項4】
かご室の側面に設けられ、階床ボタンを有する操作板が設けられた側板と、
かご室の上面に設けられ、紫外線を通過させる照射口を有する天井と、
前記天井の前記側板が設けられる側とは反対側に設けられたかご内殺菌装置とを備え、
前記かご内殺菌装置は、
紫外線を照射する紫外線照射装置と、
前記紫外線照射装置から照射された紫外線を、前記照射口を介して前記操作板側に全反射又は/及び屈折させるレンズ部と、を有する乗りかご
を備えるエレベーター。
【請求項5】
かご室の上面に設けられた天井の前記かご室とは反対側に設けられた紫外線照射装置と、前記紫外線照射装置から照射された紫外線を、前記天井に設けられた照射口を介して、かご室の側面に設けられた階床ボタンを有する操作板側に全反射又は/及び屈折させるレンズ部と、を有するかご内殺菌装置の制御方法であって、
かご呼びの入力が所定の時間以上ないと判断した場合には、前記紫外線照射装置から紫外線を照射させ、
前記かご呼びの入力があった場合、又は、前記紫外線照射装置の照射時間が所定時間以上経過した場合に、前記紫外線照射装置からの紫外線の照射を停止する
かご内殺菌装置の制御方法。



【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、かご内殺菌装置を備えるエレベーターの乗りかご、エレベーター、及び、かご内殺菌装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターの乗りかご内の階床ボタンが設けられた操作板を殺菌する目的で紫外線照射装置が利用されてきた。例えば、特許文献1では、エレベーターボタンが設けられた操作パネルの直上に殺菌装置を設け、殺菌装置から操作パネル(操作板)の各ボンタンに対して紫外線を持続的に照射する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第317462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の殺菌装置は、操作板の近傍に配置する必要があり、殺菌装置の取り付け位置に対する操作板の位置が限定的である。また、操作板の近傍に殺菌装置を設けた場合、殺菌装置はエレベーターの利用者から見える位置に配置されるため、意匠への影響も生じる。
【0005】
そこで、本発明は、操作板の仕様に合わせて照射範囲を適宜調整可能であり、かつ、乗りかご内の意匠への影響を抑えたかご内殺菌装置を備えるエレベーターの乗りかご、及び、そのかご内殺菌装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の乗りかごは、かご室の側面に設けられ、階床ボタンを有する操作板が設けられた側板と、かご室の上面に設けられ、紫外線を通過させる照射口を有する天井とを備える。また、天井の側板側とは反対側に設けられたかご内殺菌装置とを備える。そして、かご内殺菌装置は、紫外線を照射する紫外線照射装置と、紫外線照射装置から照射された紫外線を、照射口を介して操作板側に全反射又は/及び屈折させるレンズ部とを有する。
【0007】
本発明のエレベーターは、上記乗りかごを有する。
【0008】
本発明のかご内殺菌装置の制御方法は、上述の乗りかごに設けられたかご内殺菌装置の制御方法であって、かご呼びの入力が所定の時間以上ないと判断した場合には、紫外線照射装置から紫外線を照射させる。また、かご呼びの入力があった場合、又は、紫外線照射装置の照射時間が所定時間以上経過した場合に、紫外線照射装置からの紫外線の照射を停止する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、照射範囲を適宜調整可能であり、かつ、乗りかご内の意匠への影響を抑えたかご内殺菌装置を備えるエレベーターの乗りかご及びエレベーターを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の第1の実施形態に係るエレベーターの乗りかごの概略構成図である。
図2】本発明の第1の実施形態に係るかご内殺菌装置の制御方法を示すフローである。
図3】本発明の第2の実施形態に係るエレベーターの乗りかごの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態に係るエレベーターの乗りかご、及び、かご内殺菌装置の制御方法の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。以下で説明する各図において、共通の部材には同一の符号を付している。
【0012】
1.第1の実施形態
1-1.乗りかごの構成
まず、本発明の第1の実施形態に係るエレベーターの乗りかごについて説明する。図1Aは、エレベーターの乗りかご1における内側を、扉部5とは反対側の背面側から見た概略構成図であり、図1Bは、乗りかご1内を側面側から見た概略構成図である。
【0013】
図1A及び図1Bに示すように、乗りかご1は、かご床6、側板4と、扉部5と、天井3とを備え、これらに囲まれる空間が乗客等を収容できるかご室2となる。また、乗りかご1は、かご内殺菌装置10を備える。
【0014】
かご床6は、例えばタイル等で構成され、かご室2側の面が水平な床面を有する。天井3は、かご室2を介してかご床6と対向する位置に床面と平行に設けられた板状部材で構成されている。天井3には、天井3のかご室2側とは反対側(以下、天井裏3aと記す)に照射口8が設けられている。照射口8については後で詳述する。また、図示を省略するが、天井3のかご室2側の面には、照射口8と干渉しない位置に照明が設けられている。
【0015】
側板4は、かご室2の側面を囲むようにかご床6の周囲に立設され、複数の側板4が互いに接続されることで、かご室2の側壁面を構成する。側板4は、扉部5を除く位置に設けられている。また、扉部5が設けられるかご室2の前面では、扉部5を挟む位置にそれぞれ前面側板4aが設けられている。そして、かご室2の前面に設けられた前面側板4aの少なくとも一方のかご室2側の面には階床ボタンを有する操作板7が設けられている。操作板7には、図示を省略するが、階床ボタン及び開閉ボタンを含む複数の操作ボタンが設けられている。
【0016】
扉部5は、かご室2の前面に設けられており、開閉可能に設けられている。扉部5は、かご室2への出入口となる。
【0017】
かご内殺菌装置10は、紫外線照射装置11と、レンズ部12とを備えている。かご内殺菌装置10は、天井3のかご室2側とは反対側の天井裏3aに設けられている。紫外線照射装置11は、殺菌作用を有する波長領域の光を照射可能な装置であり、天井裏3aに固定されている。
【0018】
レンズ部12は、紫外線照射装置11と同様、天井裏3aに固定されており、紫外線照射装置11の近傍に配置されている。レンズ部12は、1枚のレンズ又は複数枚のレンズ群で構成されており、紫外線照射装置11から照射された紫外線Lを、天井3に設けた照射口8からかご室2内に向けて全反射又は/及び屈折させるように構成されている。また、レンズ部12は、紫外線照射装置11から照射された紫外線Lが、照射口8を通過して操作板7の少なくとも操作ボタンが設けられた領域に照射されるように、紫外線Lを全反射又は/及び屈折させる。
【0019】
乗りかご1の上部(天井裏3a)は、一般的に、種々の装置が配置されており、紫外線照射装置11の配置位置に制限がある。本実施形態では、レンズ部12を配置することにより、紫外線照射装置11から照射される紫外線Lの光路を調整することができる。これにより、紫外線照射装置11の配置に自由度を持たせることができる。
【0020】
なお、かご内殺菌装置10は、紫外線照射装置11から照射される紫外線Lが、かご室2内に乗車しているエレベーターの利用者Aに極力照射されないことが好ましい。したがって、本実施形態のかご内殺菌装置10では、操作板7の少なくとも操作ボタンが設けられた領域に限定的に照射されるように、照射口8の位置や、レンズ部12の構成が調整されている。
【0021】
ここで、照射口8の構成について説明する。照射口8は、天井裏3aに設けられたかご内殺菌装置10から照射される紫外線Lを操作板7側に通過させるために天井3に設けられた貫通孔である。照射口8は、紫外線照射装置11から照射され、レンズ部12を通過した紫外線Lが操作板7に照射できる大きさに構成されればよい。そして、照射口8は、かご室2内の意匠への影響を抑えるため、より小さい方が好ましい。図1Aでは、照射口8は、円形状に構成されているが、これに限られるものではなく、紫外線Lの光路に応じて矩形状や楕円形状など種々の変形が可能である。
【0022】
また、照射口8は、操作板7に近い側である天井3の前方側に設けられている。そして、操作板7と、照射口8の操作板7から遠い側の端部との距離W1が、例えば30cm以内に収まるように設けられている。これにより、紫外線照射時に、利用者がかご室2内に居た場合においても、一般的な乗車位置に利用者が乗車している場合には、その利用者に紫外線が照射されるのを防ぐことができる。
【0023】
また、本実施形態では、かご内殺菌装置10が天井裏3aに設けられ、操作板7から離れた位置に配置されているため、操作板7への照射範囲を広く確保することができる。これにより、操作板7全体への紫外線Lの照射が可能となる。
【0024】
かご内殺菌装置10における紫外線照射装置11のオン、オフは、乗りかご1及び/又はエレベーター全体を制御する制御装置(図示を省略する)によって制御される。以下に、かご内殺菌装置10の制御方法の一例について説明する。
【0025】
1-2.かご内殺菌装置の制御方法
図3は、本実施形態のかご内殺菌装置10の制御方法の一例を示すフローである。まず、制御装置は、かご呼びの入力が所定時間(本実施形態では3分)以上あるか否かを判断する(ステップS1)。かご呼びとは、各乗場階における利用者の乗場ボタンの操作によって行われる操作である。エレベーターの利用者が、乗場階において乗場ボタンを押した場合に、制御装置において、かご呼びが入力されたと判断される。
【0026】
制御装置において、かご呼びが所定時間の間に入力されたと判断された場合、すなわち、ステップS1において、NOと判断された場合には、再度ステップS1の判定を繰り返す。
【0027】
制御装置において、かご呼びが3分以上入力されていないと判断された場合、すなわち、ステップS1において、YESと判断された場合には、制御装置は、紫外線照射装置11をオンする(ステップS2)。これにより、紫外線照射装置11からの紫外線の照射が開始される。そして、照射された紫外線は、レンズ部12に全反射又は/及び屈折されて照射口8を介して操作板7側に照射される。これにより、操作板7の殺菌処理が開始される。
【0028】
次に、制御装置は、かご呼びが入力されたか、又は、紫外線照射装置11をオンしてから一定時間経過したかを判断する(ステップS3)。ステップS3における一定時間は、操作板7への紫外線照射時間であり、殺菌処理に効果的な任意の時間に設定可能である。
【0029】
制御装置において、かご呼びが入力された、又は、紫外線照射装置11をオンしてから一定時間経過したと判断された場合、すなわち、ステップS3においてYESと判断された場合、制御装置は、紫外線照射装置11をオフする(ステップS4)。これにより、操作板7の殺菌処理は終了する。一方、ステップS3において、NOと判断された場合には、ステップS3の判定を繰り返す。
【0030】
図2に示すかご内殺菌装置10の制御方法は、ステップS1~ステップS4の工程を所定時間毎に繰り返してもよく、また、ステップS1~ステップS4の工程を常に繰り返す構成にしてもよい。本実施形態では、かご呼びの入力が所定時間以上あいたとき、紫外線照射装置11がオンされる。これにより、かご室2内に利用者がいない期間に、紫外線照射による操作板7の殺菌を行うことができる。
【0031】
本実施形態では、かご内殺菌装置10が天井裏3aに設けられており、紫外線照射装置11で照射された紫外線Lがレンズ部12において全反射又は/及び屈折し、照射口8を通過して操作板7に照射される。これにより、かご室2側には照射口8のみが設けられているため、意匠への影響が少ない。また、紫外線照射装置11から照射された紫外線Lは、レンズ部12において、全反射又は/及び屈折させることにより、操作板7に限定的に照射することができる。このため、かご室2内に利用者がいた場合にも利用者への影響を低減することができる。
【0032】
また、本実施形態では、かご内殺菌装置10において、レンズ部12の構成を変更することで紫外線照射位置を適宜調整することができる。このため、エレベーター毎に操作板7の仕様が異なる場合にも、かご室2内の意匠性を変更することなく、操作板7の仕様に合わせて照射範囲を調整することができる。
【0033】
さらに、本実施形態では、照射口8は、天井3に設けられた貫通孔で構成する例としたが、これに限られるものではない。例えば、照射口8は、天井3を貫通する穴に、紫外線を透過する部材を設ける構成としてもよく、図1Aに示すレンズ部12を、天井3を貫通する穴に組み込むことで、レンズ部12と照射口8とを一体に構成してもよい。
【0034】
2.第2の実施形態
次に、本発明の第2の実施形態に係るエレベーターの乗りかごについて説明する。図3は、第2の実施形態に係るエレベーターの乗りかご20の要部の概略構成図である。図3では、乗りかご20のかご内殺菌装置10を含む天井の部分のみを図示しているが、その他の構成は、図1A及び図1Bに示した乗りかご1と同様である。図3において、図3に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
【0035】
第2の実施形態に係るエレベーターの乗りかご20の天井30は、第1天井部22と、第2天井との2重天井により構成されている。第1天井部22は、かご室2を介してかご床6(図1A)に対向するように設けられる。第2天井部21は、第1天井部22のかご室2側とは反対側に設けられる。第1天井部22は、操作板7に近い位置に紫外線を通過させるための照射口24が設けられている。照射口24は、第1の実施形態の照射口8と同様の構成を有しており、第1天井部22を貫通するように設けられた貫通孔である。また、図示省略するが、第1天井部22には、後述する第2天井部21に設けられる照明23からの光をかご室2側に透過する透過部が設けられている。
【0036】
第2天井部21は、第1天井部22のかご室2側とは反対側において、第1天井部22から所定の空間を保持し、第1天井部22と略平行に設けられている。第2天井部21には、かご室2側に向けて光を照射する照明23が設けられている。第2天井部21に設けられた照明23からの光は、第1天井部22の透過部を透過してかご室2内に照射される。
【0037】
そして、本実施形態では、第1天井部22と第2天井部21の間に形成された空間にかご内殺菌装置10が設けられている。紫外線照射装置11から照射された紫外線Lは、レンズ部12において全反射又は/及び屈折して、照射口24を介して操作板7側に照射される。これにより、かご内殺菌装置10を第1天井部22と第2天井部21との間に設けることができるため、かご室2内の意匠性を損なうことなく、操作板7に限定的に紫外線Lを照射することができる。
【0038】
第2の実施形態における乗りかご20のかご内殺菌装置10においても、図2に示したかご内殺菌装置10の制御方法と同様の方法で制御することができる。そして、第2の実施形態に係る乗りかご20においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0039】
上述した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、実施形態の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、実施形態の構成について他の構成を加えることも可能である。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
【符号の説明】
【0040】
1、20…乗りかご、2…かご室、3、30…天井、3a…天井裏、4…側板、5…扉部、6…かご床、7…操作板、8…照射口、10…かご内殺菌装置、11…紫外線照射装置、12…レンズ部、21…第2天井部、22…第1天井部、23…照明、24…照射口
図1
図2
図3