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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022185285
(43)【公開日】2022-12-14
(54)【発明の名称】部品供給装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 47/08 20060101AFI20221207BHJP
   B23P 19/00 20060101ALI20221207BHJP
【FI】
B65G47/08 A
B23P19/00 301H
B23P19/00 302M
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021092853
(22)【出願日】2021-06-02
(71)【出願人】
【識別番号】308036402
【氏名又は名称】株式会社JVCケンウッド
(71)【出願人】
【識別番号】509159894
【氏名又は名称】株式会社JVCケンウッド・クリエイティブメディア
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 圭
(72)【発明者】
【氏名】久家 浩志
(72)【発明者】
【氏名】小松 健吾
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 聡
【テーマコード(参考)】
3C030
3F080
【Fターム(参考)】
3C030AA03
3C030AA13
3F080AA24
3F080BA01
3F080BF01
3F080BF04
3F080CC03
3F080CC10
3F080CD08
3F080CE14
3F080DB01
3F080EA04
3F080EA10
3F080FA03
3F080FB03
(57)【要約】
【課題】設備の簡素化及び小型化を図り、部品の供給から取り出しをスムーズに確実にできる部品供給装置を提供する。
【解決手段】供給された部品2を保持する受け部11が2カ所設けられ、受け部11が部品供給位置Pと部品取出位置Qとの間を反復移動するターンテーブル10と、ターンテーブル10の部品供給位置Pの上方に配置されたスティックケース30と、からなり、スティックケース30に収容された部品2が自由落下によって受け部11に順次供給される部品供給装置1において、ターンテーブル10は、受け部11を含む円周上に設けられ、部品2の一部2bを収容可能な幅を有する通路13と、通路13の両側に設けられた側壁14と、受け部11及び通路13より内周側に設けられた凸状の第1のガイド15と、受け部11に隣接する通路13より外周側に、内周側ほど低くなる傾斜面16a,17aが設けられた第2のガイド16,17と、を備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
供給された部品を保持する受け部が少なくとも2カ所設けられ、前記受け部が部品供給位置と部品取出位置との間を反復移動するターンテーブルと、
前記ターンテーブルの部品供給位置の上方に、供給口が下側になるように配置されたスティックケースと、
からなり、
前記スティックケースに収容された部品が自由落下によって前記部品供給位置にある前記受け部に順次供給される部品供給装置において、
前記ターンテーブルは、
前記受け部を含む円周上に設けられ、前記部品の少なくとも一部を収容可能な幅を有する通路と、
前記通路の両側に設けられた側壁と、
前記受け部及び前記通路より内周側に設けられた凸状の第1のガイドと、
前記受け部に隣接する前記通路より外周側に、内周側ほど低くなる傾斜面が設けられた第2のガイドと、
を備える部品供給装置。
【請求項2】
前記受け部に隣接する前記通路の外周側に引き込み通路と第3のガイドとが設けられ、
前記引き込み通路と前記第3のガイドとによって、前記部品の供給時に外周側に傾いた部品の姿勢を垂直方向に戻しながら前記通路へ供給する
請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項3】
前記受け部は、
前記部品の少なくとも一部が収容される孔部と、
前記部品の少なくとも一部が前記孔部に収容されて前記部品の上部が載置された状態の円周方向に設けられた所定幅の把持用スペースと、
を備え、
前記把持用スペースは、
前記通路側の一方の位置に前記把持用スペース側ほど低くなるように設けられた傾斜面と、
前記通路側の他方の位置に垂直に起立するように設けられた壁と、
を有する請求項1または2に記載の部品供給装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スティックケースからターンテーブルに部品を落下により供給する部品供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、部品供給装置は、複数のマガジンと、任意のマガジンを特定し割出し制御されるターンテーブルと、割り出されたマガジンと設定された部品供給点との間を往復旋回する旋回テーブルと、旋回テーブルの停止位置を可変設定する可動ストッパ等を備えている。そして、特別なセンタリング機構を付加することなく、複数のマガジンにストックされた異径の部品を確実に定位置に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公平4-35057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術の部品供給装置では、複数の部品が一列に収容されるスティックマガジンとよばれる筒状のスティックケースにストックされた部品を自動供給する際には大掛かりな設備を要していた。
【0005】
そこで、本発明は、設備の簡素化及び小型化を図ることができ、部品の供給から取り出しをスムーズに確実に行うことができる部品供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、供給された部品を保持する受け部が少なくとも2カ所設けられ、前記受け部が部品供給位置と部品取出位置との間を反復移動するターンテーブルと、前記ターンテーブルの部品供給位置の上方に、供給口が下側になるように配置されたスティックケースと、からなり、前記スティックケースに収容された部品が自由落下によって前記部品供給位置にある前記受け部に順次供給される部品供給装置において、前記ターンテーブルは、前記受け部を含む円周上に設けられ、前記部品の少なくとも一部を収容可能な幅を有する通路と、前記通路の両側に設けられた側壁と、前記受け部及び前記通路より内周側に設けられた凸状の第1のガイドと、前記受け部に隣接する前記通路より外周側に、内周側ほど低くなる傾斜面が設けられた第2のガイド部と、を備える部品供給装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の部品供給装置によれば、設備の簡素化及び小型化を図ることができ、部品の供給から取り出しをスムーズに確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】一実施形態の部品供給装置を示す斜視図である。
図2】一実施形態の部品供給装置を示す正面図である。
図3】一実施形態の部品供給装置の部品供給位置における部品の受け部を示す斜視図である。
図4】一実施形態の部品供給装置の部品供給位置における部品の受け部を示す正面図である。
図5】一実施形態の部品供給装置の部品供給位置側の通路とガイドの箇所を示す斜視図である。
図6】一実施形態の部品供給装置の部品供給位置側の通路とガイドの箇所を示す拡大斜視図である。
図7】一実施形態の部品供給装置のターンテーブルとスティックケースの位置関係を示す正面図である。
図8A】一実施形態の部品供給装置のスティックケースと落下した部品の位置関係を示す説明図である。
図8B】比較例であるスティックケースと落下した部品の位置関係を示す説明図である。
図9】一実施形態の部品供給装置のスティックケースの設置位置の高さと傾斜した部品の高さの関係を示す説明図である。
図10】一実施形態の部品供給装置の部品の受け部を示す拡大斜視図である。
図11A】一実施形態の部品供給装置の受け部からの部品の飛び出し関係を示す部分斜視図である。
図11B】比較例である受け部からの部品の飛び出し関係を示す部分斜視図である。
図12A】一実施形態の部品供給装置の部品の取り出し時の状態を示す部分正面図である。
図12B】比較例である部品の取り出し時の状態を示す部分正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態の部品供給装置ついて、添付図面を参照して説明する。図1図2において、部品供給装置1は、同一円周上の180°隔てた部品供給位置Pと部品取出位置Qに部品2を保持する受け部11を設けたターンテーブル10と、部品供給位置Pの上方に供給口31が下側になるよう所定角度で配置され、複数の部品2を収容するスティックケース30と、を備える。所定角度は垂直下向きに対して-10度~10度が望ましく、垂直下向きが最も好ましい。部品供給装置1は、ターンテーブル10の部品供給位置Pの上方に垂直に起立したスティックケース30から部品2を自重で部品供給位置Pの受け部11に順次落下させる。
【0010】
スティックケース30より供給される部品2は、ターンテーブル10の部品供給位置Pの受け部11に部品2が無い時に、部品供給位置Pの受け部11に自重で落下供給される。部品2は、直方体状の本体部(上部)2aと、円柱状のシャフト部(一部)2bと、を有する。部品2は、柱状の部品の一部分であるシャフト部2bが受け部11の孔部としての貫通孔12に収容される。尚、部品2の形状は、直方体状や円柱状の柱状に限られず、他の形状でもよい。
【0011】
ターンテーブル10は、同一円周上に設けられ、供給された部品2を保持する2カ所の受け部11が部品供給位置Pと部品取出位置Qとの間をロータリアクチュエータ5を介して反復回転するように制御される。つまり、ターンテーブル10は、部品2の有無をセンサ6にて検出し、自動で約180°の反復回転を繰り返す。ターンテーブル10は、センサ6にて部品供給位置Pの受け部11に部品2が有ることを検出すると、ロータリアクチュエータ5がターンテーブル10を180°以上回転させる。そして、部品取出位置Qの受け部11から部品2をハンド7の一対の爪8でピッキング(把持)して取り出した後、センサ6にて部品取出位置Qの受け部11に部品2が無いことを検出すると、ロータリアクチュエータ5がターンテーブル10を180°以上回転させる。部品2の落下箇所をセンタよりオーバローテーションさせる(余分に回転させる)ことで、部品2の落下を確実にする。つまり、部品2が通路13を外周側から見た方向(側面方向)において傾いていても貫通孔12に部品2を誘導できるようにオーバローテーションさせている。尚、ターンテーブル10は、アダプタ10aにより嵩上げされている。また、図2に示すように、センサ6は、受け部11側のターンテーブル10の下面に設けられている。
【0012】
図3図10に示すように、受け部11は、部品2のシャフト部2bが貫通して収容される貫通孔(孔部)12と、部品2のシャフト部2bが貫通孔12に挿通されて部品2の本体部2aが載置された状態の円周方向に設けられた所定幅の把持用スペース21と、を備えている。
【0013】
図3図4に示すように、ターンテーブル10は、受け部11を含む円周上に設けられ、部品2のシャフト部2bを収容可能な幅を有する円弧状の通路13と、通路13の両側に設けられた側壁14と、受け部11及び通路13より内周側に設けられた凸状の第1のガイド15と、受け部11に隣接する通路13より外周側に、内周側ほど低くなる傾斜面16a,17aが設けられた第2のガイド16,17と、を備える。通路13と側壁14は、ターンテーブル10の回転時に部品2の軌道を安定させる機能を有する。側壁14は、互いに内側に向けたスロープになっており、通路13に部品2を案内する役割(機能)を担う。凸状の第1のガイド15は、部品2の供給落下時にターンテーブル10の内側への飛び出しを防止する機能を有する。第2のガイド16,17は、部品2の供給落下時にターンテーブル10の外側への飛び出しを防止し、各傾斜面16a,17aによって、外側にバラついた部品2を通路13に戻し、引き込み通路18に導く機能を有する。また、第2のガイド17は、部品2を受け部11の貫通孔12に引き込む方向で部品2が外側に飛び出した場合に内側に戻す機能を有する。これらの各機能により、スティックケース30内でバラついた姿勢のまま落下する部品2の姿勢のバラつきを吸収し、正しい姿勢に修正する。尚、第1のガイド15は、ターンテーブル10の全周に渡って設けられているが、少なくとも受け部11の内側に設ければよい。
【0014】
図1図3に示すように、ターンテーブル10は、受け部11に隣接する通路13の外周側に設けられた引き込み通路18と、第3のガイド19と、第4のガイド20と、を更に備える。引き込み通路18は、部品2の供給落下時に外周側に傾いた部品2のシャフト部2bの姿勢を垂直方向に戻しながら通路13へ導く機能を有する。第3のガイド19は、引き込み通路18に入った部品2が外側に飛び出さないための壁の機能を有する。第4のガイド20は、通路13に引き込まれた部品2の飛び出しを防止する機能を有する。外周側に傾いた部品2のシャフト部2bを第3のガイド19に当接させることにより、部品2を通路13の半径方向に対して垂直となる姿勢(正しい姿勢)に戻しながら、通路13へ導く。また、引き込み通路18は、底面が通路13と同じ高さの溝となっており、部品2が第3のガイド19に当接する面積を広くすると共に、部品2を通路13に導きやすくしている。これらの各機能により、スティックケース30内でバラついた姿勢のまま落下する部品2の姿勢のバラつきを吸収し、正しい姿勢に修正する。
【0015】
スティックケース30は、供給口31が下側になるように所定角度で配置される。所定角度は、スティックケース30に収容された部品2が自由落下によって供給される角度であり、例えば、60度~90度が望ましく、垂直下向きが最も望ましい(好適である)。図1図7に示すように、スティックケース30は、四角筒状に形成され、ターンテーブル10の部品供給位置Pの上方において供給口31が下側に向き、供給口31と受け部11の貫通孔12に挿入された部品2の上面2cとの間に隙間Hを空けて垂直に配置されている。そして、スティックケース30に収容された部品2が自由落下によって部品供給位置Pにある受け部11の貫通孔に順次供給される。
【0016】
スティックケース30の取付位置は、部品2の落下時のショック及び姿勢のバラつきを緩和するため、供給口31と貫通孔12に挿入された部品2の上面2c間の隙間Hをなるべく空けない高さで取り付けられる。ターンテーブル10に落下後の部品2とスティックケース30の隙間Hを抑えることで、スティックケース30内の部品2のシャフト部2bがターンテーブル10に落下後の部品2の本体部2aより外側に飛び出す不具合を防止する。つまり、図8Aに示すように、待機状態の部品2は、落下後の部品2の本体部2aの上面2cの上にシャフト部2bが載っている状態だとターンテーブル10から外側に飛び出すことはない。しかしながら、図8Bに示す比較例のように、スティックケース30の取付位置が高いと、部品2の飛び出し量が増え、姿勢のバラつきも大きくなる。そのため、部品2がターンテーブル10の外側に飛び出す可能性が高くなる。
【0017】
図9に示すように、対象の部品2を直方体のものとして単純化して計算することで、スティックケース30の取付位置の高さ(H)の目安を算出し、装置全体の高さを特定することができる。ここで、図9において、Hは落下した部品2とスティックケース30との間の隙間(部品飛び出しの限界値)、Haは部品2の上側の角部がスティックケース30に当たった所から落下した部品2の上面2cまでの高さ、Hbは部品2の上側の角部がスティックケース30に当たった所から供給口31までの高さ、Dは部品2の有効幅、Xは超えてはいけない幅、Yは部品2の有効長さ、θはスティックケース30に対して部品2が傾斜した角度とすると、
落下した部品2とスティックケース30との間の隙間Hは、
【0018】
【数1】
【0019】
となり、
部品2の上側の角部がスティックケース30に当たった所から落下した部品2の上面2cまでの高さHaは、
【0020】
【数2】
【0021】
となり、
cosθは、
【0022】
【数3】
【0023】
となり、
tanθは、
【0024】
【数4】
【0025】
となり、
よって、部品飛び出しの限界値である落下した部品2の上面2cとスティックケース30の供給口31との間の隙間Hは、
【0026】
【数5】
【0027】
となるため、部品飛び出しの限界値がマイナスとならないように、スティックケース30の取付位置の高さ(H)を設定することが好ましい。
【0028】
図11A図12Aに示すように、把持用スペース21は、部品2の取り出し時のハンド7の一対の爪8の把持をスムーズに行うようにする。把持用スペース21は、通路13側の一方の位置に把持用スペース21側ほど低くなるように設けられた傾斜面22と、通路13側の他方の位置に垂直に起立するように設けられた壁(垂直面)23と、を有する。傾斜面22は、部品2のシャフト部2bを受け部11の貫通孔12に確実に誘導する機能を有する。図11Aに示すように、壁23は、ターンテーブル10の勢いによる反対方向への部品2のシャフト部2bの飛び出しを防止する機能を有する。
【0029】
図11A及び図11Bを用いて、ターンテーブル10の回転の勢いによる部品2のシャフト部2bの飛び出しを検討する。部品2のシャフト部2bを貫通孔12に誘導するために、図11Bに示すように、斜めのスロープ(傾斜面)24を貫通孔12の両サイドに設けると、ターンテーブル10の回転の勢いで回転方向に部品2のシャフト部2bが飛び出す事象が発生する。これを回避するため、図11Aに示すように、貫通孔12の一方の側に垂直に切り立つ壁23を設けることで、ターンテーブル10の回転の勢いによる部品2のシャフト部2bの飛び出しを壁23により防止できる。
【0030】
また、部品2のピッキングは、図12Bに示すように、斜めのスロープ(傾斜面)24でも可能であるが、ハンド7の一対の爪8の大きさ(厚み)によっては、部品2の本体部2aの上側のみで把持することになるため、安定性に欠ける。これを回避するため、図12Aに示すように、落下した部品2の本体部2aを載置する把持用スペース21を設けることで、ハンド7の一対の爪8が部品2の本体部2aの全部を把持することが可能になり安定性が増す。
【0031】
以上のように、部品供給装置1は、部品2の供給が自重落下方式であるため、部品2を取り出すための押出機構や振動機構等の設備が不要となる。これにより、余分な設備が不要なため、制御が単純になる。
【0032】
また、部品2をスティックケース30に垂直に収容するため、小型省スペース化が可能となる。小型省スペース化により、自動制御によって組立、加工を行う工作機械である自動機に搭載された場合であっても、自動機本体の動作範囲に及ぼす影響が少ない。これらにより、設備の簡素化及び小型化を図ることができ、部品2の供給から取り出しをスムーズに確実に行うことができる。
【0033】
本発明は、以上説明した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。ターンテーブルの同一円周上の180°隔てた位置に2カ所の受け部を設けているが、ターンテーブルの同一円周上の45°毎隔てた位置に3カ所或いは4カ所の受け部を設けてもよい。さらに、受け部に孔部として貫通孔を設けて部品のシャフト部を装着したが、受け部に孔部として凹状の穴を設けて部品のシャフト部を装着してもよい。
【0034】
また、反復移動するターンテーブルは、円形に限定されるものではなく、扇形状で所定角度を隔てた位置に複数の受け部を設けたものでもよい。さらに、部品供給位置と部品取出位置との間の反復移動は、回転に限定されるものではなく、アームなどによって移動させてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 部品供給装置
2 部品
2a 本体部(上部)
2b シャフト部(一部)
10 ターンテーブル
11 受け部
12 貫通孔(孔部)
13 通路
14 側壁
15 第1のガイド
16,17 第2のガイド
16a,17a 傾斜面
18 引き込み通路
19 第3のガイド
21 把持用スペース
22 傾斜面
23 壁
30 スティックケース
P 部品供給位置
Q 部品取出位置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8A
図8B
図9
図10
図11A
図11B
図12A
図12B