(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022185574
(43)【公開日】2022-12-14
(54)【発明の名称】聴覚装置
(51)【国際特許分類】
H04R 25/00 20060101AFI20221207BHJP
【FI】
H04R25/00 Z
H04R25/00 N
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022084798
(22)【出願日】2022-05-24
(31)【優先権主張番号】PA202170285
(32)【優先日】2021-06-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DK
(31)【優先権主張番号】21177424
(32)【優先日】2021-06-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(71)【出願人】
【識別番号】503021401
【氏名又は名称】ジーエヌ ヒアリング エー/エス
【氏名又は名称原語表記】GN Hearing A/S
【住所又は居所原語表記】Lautrupbjerg 7, 2750 Ballerup, Denmark
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ヘンリック ニールセン
(57)【要約】 (修正有)
【課題】聴覚装置の性能を維持しながら、充電式電池を備える聴覚装置を小型化する。
【解決手段】聴覚装置100は、外部シェル114を備える。外部シェルは、外部コンパートメント118を画定する。聴覚装置はさらに、レシーバ104と、レシーバに電気的に接続された充電式電池106と、を備える。聴覚装置はまた、外部コンパートメント内に配置された密封された内部コンパートメント108を備え、レシーバおよび充電式電池の両方が、密封された内部コンパートメント内に配置される。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
聴覚装置であって、
外部シェルであって、外部コンパートメントを画定する前記外部シェルと、
レシーバと、
充電式電池と、
前記外部コンパートメント内に配置された密封された内部コンパートメントであって、前記レシーバ及び前記充電式電池の両方が、前記密封された内部コンパートメント内に配置されている、前記内部コンパートメントと、
を備える、聴覚装置。
【請求項2】
前記レシーバと前記充電式電池とを組み合わせると、前記密封された内部コンパートメントの容積の少なくとも40%、例えば、前記密封された内部コンパートメントの容積の少なくとも50%、または前記密封された内部コンパートメントの容積の少なくとも60%を占める、請求項1に記載の聴覚装置。
【請求項3】
前記聴覚装置は、前記密封された内部コンパートメント内に配置された電力管理回路をさらに備える、請求項1又は2に記載の聴覚装置。
【請求項4】
前記密封された内部コンパートメントは、ハウジングフレームに固定されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【請求項5】
前記聴覚装置は、磁気誘導(MI)コイルをさらに備え、
前記MIコイルは、前記密封された内部コンパートメントの外側で前記外部コンパートメント内に配置されるか、または前記密封された内部コンパートメント内に配置される、請求項1~4のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【請求項6】
前記聴覚装置は、誘導充電コイルをさらに備え、
前記誘導充電コイルは、前記密封された内部コンパートメントの内側に配置される、請求項1~5のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【請求項7】
前記聴覚装置は、プリント回路基板アセンブリ(PCBA)をさらに備え、
前記プリント回路基板アセンブリは、前記密封された内部コンパートメントの外側で前記外部コンパートメント内に配置される、請求項1~6のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【請求項8】
前記密封された内部コンパートメントは、前記密封された内部コンパートメント内に配置された前記聴覚装置のユニットと、前記密封された内部コンパートメントの外側にある前記外部コンパートメント内のユニットとの間の電気的接続のための1つまたは複数の開口部を備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【請求項9】
前記1つまたは複数の開口部は、密封部を備え、
前記密封部は、前記電気接続に沿った音および/または湿気の漏れを密封するように配置される、請求項8に記載の聴覚装置。
【請求項10】
前記密封部は、前記密封された内部コンパートメントとは別体である、請求項8または9に記載の聴覚装置。
【請求項11】
前記密封部は、二成分成形を使用してプラスチックフレームと一緒に成形される、請求項8~10のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【請求項12】
前記密封された内部コンパートメントの外側で前記外部コンパートメント内に配置された信号プロセッサをさらに備える、請求項1~11のいずれか一項に記載の聴覚装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、聴覚装置に関する。より詳細には、本発明は、充電式電池を備える聴覚装置に関する。
【背景技術】
【0002】
補聴器やイヤホンなどの聴覚装置は、利便性および環境上の理由から、充電式電池を用いて製造されることが増えている。充電式電池技術の向上により、大容量かつ高電圧の電池をコンパクトなパッケージで実現することが可能になった。しかしながら、これらの進歩は、充電式電池を封入することを必要とする。
【0003】
同時に、性能を維持しながら、聴覚装置を小型化することが求められている。
【0004】
したがって、改善された聴覚装置が有利であり、特に、充電式電池を有する、より効率的および/または改善された聴覚装置が有利である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、従来技術において提示された制限を克服することである。特に、本発明の目的は、コンパクトな聴覚装置であって、同時に水分の侵入を防止するために密封された聴覚装置を提供することである。
【0006】
本発明のさらなる目的は、従来技術の代替物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
したがって、上述の目的およびいくつかの他の目的は、聴覚装置を提供することによって、本発明の第1の態様において達成されることが意図される。聴覚装置は、外部シェルを備え、外部シェルは、外部コンパートメントを画定する。聴覚装置は、レシーバと、充電式電池とをさらに備える。最後に、聴覚装置は、外部コンパートメント内に配置される密封された内部コンパートメントを備え、レシーバおよび充電式電池の両方が、密封された内部コンパートメント内に配置される。このようにして、レシーバの良好な音響的密封を達成することができ、レシーバから聴覚装置の外部へのおよび/または聴覚装置の1つまたは複数の任意のマイクロフォンへの音漏れを排除または低減することができる。同時に、充電式電池の効率的な機械的および電気的密封が得られる。レシーバと電池の両方を単一の内部コンパートメント内に密封することにより、特に高い空間効率、および/または機械的に単純な解決策が実現される。マイクロフォンは、内部コンパートメントの外側で外部コンパートメント内に配置されてもよい。
【0008】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは気密である。このようにして、レシーバおよび充電式電池は、湿気および周囲の空気からの汚染から密封されてもよく、したがって、装置の腐食または他のタイプの劣化が制限される。「気密」とは、大気圧において、内部コンパートメントの内側と外側との間の大気ガスのガス流が、実質的にゼロであることを意味する。
【0009】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは水密である。このようにして、聴覚装置は、雨や汗などの流体からの影響に対して、より強靭であってもよい。「水密」とは、密封された内部コンパートメントが、少なくともIP67の等級の要件を満たしていることを意味する。
【0010】
本発明による聴覚装置の実施形態では、レシーバと充電式電池とを組み合わせると、密封された内部コンパートメントの容積の少なくとも40%、例えば、密封された内部コンパートメントの容積の少なくとも50%、または密封された内部コンパートメントの容積の少なくとも60%を占める。
【0011】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は、密封された内部コンパートメント内に配置された電力管理回路をさらに備える。
【0012】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは、ハウジングフレームに固定される。
【0013】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは、接着剤によってハウジングフレームに固定される。
【0014】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは、熱はんだ付け、超音波溶接、締まり嵌め、およびスナップ嵌めのうちの1つまたは複数によってハウジングフレームに固定される。
【0015】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは、ハウジングフレーム内で一体的に形成される。
【0016】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は、密封された内部コンパートメントの外側で外部コンパートメント内に配置された磁気誘導(MI)コイルをさらに備える。
【0017】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は、密封された内部コンパートメント内に配置された磁気誘導(MI)コイルをさらに備える。
【0018】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は、誘導充電コイルをさらに備え、誘導充電コイルは、密封された内部コンパートメントの内側に配置される。
【0019】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は、プリント回路基板アセンブリ(PCBA)をさらに備え、プリント回路基板アセンブリは、密封された内部コンパートメントの外側で外部コンパートメント内に配置される。
【0020】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は、信号プロセッサをさらに備え、信号プロセッサは、密封された内部コンパートメントの外側で外部コンパートメント内に配置される。信号プロセッサは、マイクロフォンに結合されて、ユーザの周波数依存性聴力損失に基づいて周波数依存性増幅によって音声信号を処理する。信号プロセッサは、レシーバに結合され、レシーバが、ユーザの聴力損失のために補償され、マイクロフォンによって捕捉された音を表す可聴音響信号を生成してもよい。
【0021】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは、金属、プラスチック、複合材料、またはそれらの組み合わせから作製される。
【0022】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは蓋を備える。
【0023】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封された内部コンパートメントは、密封された内部コンパートメント内に配置された聴覚装置のユニットと、密封された内部コンパートメントの外側の外部コンパートメント内のユニットとの間の電気接続のための1つまたは複数の開口部を備える。
【0024】
本発明による聴覚装置の実施形態では、1つまたは複数の開口部は、密封部を備え、密封部は、電気接続に沿った音および/または湿気の漏れを密封するように配置される。
【0025】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封部は、密封された内部コンパートメントとは別体である。
【0026】
本発明による聴覚装置の実施形態では、密封部は、二成分成形を使用してプラスチックフレームと一緒に成形される。
【0027】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置は補聴器である。
【0028】
本発明による聴覚装置の実施形態では、補聴器は、耳掛け型(BTE)補聴器である。
【0029】
本発明による聴覚装置の実施形態では、聴覚装置はイヤホンである。
【0030】
本発明のこの態様および他の態様は、以下に記載される実施形態から明らかであり、以下に記載される実施形態を参照して説明される。
【0031】
本発明による聴覚装置は、添付の図面を参照してより詳細に説明される。図面は、本発明を実施する1つの方法を示しており、添付の特許請求の範囲に含まれる他の実施可能な実施形態に限定するものと解釈されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【
図2】本発明による聴覚装置の別の実施形態である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
図1は、本発明の一実施形態による部分的に組み立てられた聴覚装置100を示す。聴覚装置100は、ここでは、耳掛け型(BTE)補聴器として示されている。聴覚装置100は、外部コンパートメントを画定する外部シェル(不図示)を備える。外部シェルは、ハウジングフレーム102に取り付けられ、ハウジングフレーム102によって内側から支持される。したがって、この場合、ハウジングフレーム102は、外部コンパートメントの内側限界を画定する。密封された内部コンパートメント108は、外部コンパートメント内に配置され、レシーバ104および充電式電池106を保持するように構成される。レシーバ104は、スピーカを備え、本実施形態では、スピーカは、サウンドポート110およびそれに接続されたサウンドチューブ(不図示)を介して着用者に伝達する。内部コンパートメント108を密封することにより、空間効率的な方法で、充電式電池106を周囲から保護することと、レシーバ104を保護することとの両方が解決される。したがって、聴覚装置100は、電池106およびレシーバ104の両方の所望の保護レベルを維持しながら、サイズを小さくできる。例えば、充電式電池106とレシーバ104との間に壁が必要でないことが図から分かり、これは、省スペースを直接可能にする。図に示されていないのは、内部コンパートメント108を密封するための密封蓋と、密封された内部コンパートメントの外側で外部コンパートメント内に配置された任意のプリント回路基板アセンブリ(PCBA)である。そして、マイクロフォン、押しボタン、音量制御器、磁気誘導(MI)コイル、および無線アンテナのうちの1つまたは複数などの聴覚装置100の他の部品もまた、密封された内部コンパートメントの外側に配置されてもよい。
【0034】
図2は、本発明による聴覚装置100の別の実施形態を示す。この実施形態は、
図1の実施形態に関連し、同様の参照番号は同様の部分を指し、差異のみがここで説明される。この実施形態では、電力管理回路220が、充電式電池106の上、すなわち密封された内部コンパートメント108内に配置される。電力管理回路220は、ノイズ保護のために金属ハウジング内に配置されてもよい。この実施形態の利点は、電力管理回路220も、密封された内部コンパートメント108の内側で環境的に保護されることである。密封された内部コンパートメント内に配置された電力管理回路220は、任意で、MIコイルを備えてもよい。他の実施形態では、MIコイルは、外部コンパートメント内に配置されてもよい。
【0035】
図3aは、本発明の実施形態によるハウジングフレーム102の詳細を示す。これらの実施形態は、
図1および
図2の実施形態に関連し、同様の参照番号は同様の部分を指す。図示されているハウジングフレーム102は、
図1および
図2のハウジングフレーム102と同様であるが、レシーバ104および充電式電池106が取り付けられていない状態で示されている。この実施形態では、内部コンパートメントは、レシーバ104を収容するのに適したレシーバ部分330と、充電式電池106を収容するのに適した電池部分332とを備えることが分かる。レシーバ部分330と電池部分332は、狭窄部334を介して接続されていることが分かる。したがって、2つの部分330、332は、互いに向かって開いており、壁によって分離されていない。これは、組み立てられた聴覚装置100の寸法を小さくするのに有利である。もちろん、分離壁が、本発明の範囲から逸脱することなく、任意に導入されてもよい。内部コンパートメント108を密封することを可能にするために、ハウジングフレーム102の頂部開口部336は、蓋の配置、固定、および密封のためのエッジなどの構造で形成されてもよい。例えば、窪んだ縁部をハウジングフレーム102の頂部開口部336に沿って配置してもよい。
図3bでは、蓋338が、ハウジングフレーム102の頂部開口部336と一致するように示されている。ハウジングフレーム102への蓋338の取り付けは、例えば、接着剤を使用して蓋338を固定し、内部コンパートメント108を密封することによって達成してもよい。あるいは、蓋338は、超音波溶接、紫外線(UV)硬化接着剤、圧入などで取り付けられてもよい。蓋338は、例えば、金属、ポリマー、または複合材料から作製されてよい。
図3cは、ハウジングフレーム102の底部面340を示す。いくつかの実施態様において、ハウジングフレーム102及び底部面340は、例えば、鋳造又は成形によって一体的に形成される。
【0036】
図4は、本発明による聴覚装置100の概略図を示す。図示の聴覚装置100は、ユーザの耳の後ろに配置されるように構成された耳掛け型補聴器である。聴覚装置100は、外部コンパートメント118を画定する外部シェル114を備える。密封された内部コンパートメント108は、外部コンパートメント118内に配置される。
【0037】
聴覚装置100は、内部コンパートメント108の外側で外部コンパートメント118内に配置された複数のマイクロフォン112を備える。マイクロフォン112は、音を捕捉し、捕捉された音を表す電気入力信号を供給するように構成される。聴覚装置100は、内部コンパートメント108の外側で外部コンパートメント118内に配置された信号プロセッサ116を備える。信号プロセッサ116は、マイクロフォン112に結合され、電気入力信号を処理して、電気入力信号に基づく電気出力信号を供給するように構成される。
【0038】
聴覚装置100は、別の聴覚装置および/またはスマートフォンや外部マイクロフォンなどの外部装置との無線通信、すなわち無線信号の送信および/または受信のために構成されたアンテナ120、好ましくはMIコイルを備える。アンテナ120は、無線装置等の無線通信装置に結合される。図示の実施形態では、無線通信装置は、信号プロセッサ116に組み込まれているが、無線チップなどの別個のユニットによって提供されてもよい。また、信号プロセッサ116は、アンテナ120によって受信された信号を処理してもよく、その結果、電気出力信号が電気入力信号と受信した無線信号の両方に基づいてもよい。
【0039】
聴覚装置100は、内部コンパートメント108内に配置された充電式電池106を備える。聴覚装置100は、さらに、内部コンパートメント108内に配置されたレシーバ104を備える。レシーバ104は、信号プロセッサ116に結合され、電気出力信号に基づいて音響信号を生成するように構成される。密封された内部コンパートメント108には、電気的インターフェース122が設けられており、この電気的インターフェースは、内部コンパートメント108の密封を維持しながら、充電式電池106及びレシーバ104などの内部コンパートメント108の内側に配置された電気部品と、マイクロフォン112、信号プロセッサ116及びアンテナ120などの内部コンパートメント108の外側に配置された電気部品との間の結合を可能にする。
【0040】
マイクロフォン112、信号プロセッサ116、およびアンテナ120などの、内部コンパートメント108の外側に配置された電気部品の一部または全部は、内部コンパートメント108の外側に配置されたプリント回路基板アセンブリ(PCBA)上および/またはその中に設けられてもよい。
【0041】
本発明は、特定の実施形態に関連して説明されてきたが、決して提示された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。特許請求の範囲の文脈において、「備えている(comprising)」又は「備える(comprises)」という用語は、他の考えられる要素又は工程を排除するものではない。また、「1つの(a)」や「1つの(an)」等の参照の言及は、複数を除くものと解釈すべきではない。図面に示される要素に関する特許請求の範囲における参照符号の使用も、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。さらに、異なる請求項に記載された個々の特徴は、有利に組み合わせられる場合があり、異なる請求項におけるこれらの特徴の言及は、特徴の組み合わせが可能でなく有利でないことを排除するものではない。
【外国語明細書】