(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022185748
(43)【公開日】2022-12-15
(54)【発明の名称】ソーラーパネル用架台
(51)【国際特許分類】
E04D 13/18 20180101AFI20221208BHJP
H02S 20/24 20140101ALI20221208BHJP
【FI】
E04D13/18 ETD
H02S20/24
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021093557
(22)【出願日】2021-06-03
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-11-10
(71)【出願人】
【識別番号】521242347
【氏名又は名称】李 晟平
(74)【代理人】
【識別番号】100134072
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 秀二
(72)【発明者】
【氏名】李 晟平
【テーマコード(参考)】
2E108
【Fターム(参考)】
2E108KK01
2E108LL01
2E108MM08
2E108NN07
(57)【要約】
【課題】設置作業が簡単に行えるソーラーパネル用架台を提供する。
【解決手段】ソーラーパネルの対向する二辺に沿って設置場所に移動可能に配置される一対のベースレールと、この一対のベースレールに移動可能に取付けられ、ソーラーパネルの二辺を支持する複数の支持部材と、ベースレールを設置場所に動かないように固定保持するバラストとを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1以上の方形のソーラーパネルを設置場所に設置するためのソーラーパネル用架台であって、
前記ソーラーパネルの対向する二辺に沿って前記設置場所に移動可能に配置される一対のベースレールと、
この一対のベースレールに移動可能に取付けられ、前記ソーラーパネルの二辺を支持する複数の支持部材と、
前記ベースレールを前記設置場所に動かないように固定保持するバラストと、
を備えたことを特徴とするソーラーパネル用架台。
【請求項2】
前記ベースレールは、架台の横ずれを防止する横ずれ防止部材を有していることを特徴とする請求項1に記載のソーラーパネル用架台。
【請求項3】
前記一対のベースレールに掛け渡された載荷フレームを備え、
前記バラストは、前記載荷フレームに載置する構成としたことを特徴とする請求項1または2に記載のソーラーパネル用架台。
【請求項4】
前記バラストは、前記ソーラーパネルの下方投影範囲内および下方投影範囲外において前記ベースレールを固定保持するように配置したことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項5】
前記支持部材は、高丈支え部材と、この高丈支え部材より高さが低い低丈支え部材を有し、前記ソーラーパネルを傾斜状態に支える構成としたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項6】
前記ベースレールおよび前記支持部材の少なくとも一方は、隣接するソーラーパネルに供用する構成としたことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項7】
前記支持部材は、前記ソーラーパネルを複数、前記ベースレールに沿って山状に支持することを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項8】
前記支持部材は、ソーラーパネルを複数、前記ベースレールに沿って離間して支持することを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソーラーパネルを設置場所に設置するためのソーラーパネル用架台に関する。
【背景技術】
【0002】
ソーラーパネルを設置場所に設置するためのソーラーパネル用架台としては、従来、種々のものが知られている。
【0003】
たとえば特許文献1には、ソーラーパネルの周囲に設けられるフレームを固定支持する固定部材と、この固定部材がスライド可能な上側ガイドレールを有するスライド部材と、このスペーサがスライド可能な下側ガイドレールを有する架台フレームとを備えた太陽光発電装置の架台が開示されている。
【0004】
また、たとえば特許文献2には、ベースレールと、このベースレールにスライド可能に取付けられてスライド部材と、ベースレールにソーラーパネルを押さえつけるためのパネル押さえ部材と、このパネル押さえ部材とスライド部材とを連結する連結部材とを備えた太陽光発電パネル用架台が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016-65396号公報
【特許文献2】特開2020-117901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示の架台では、架台フレームを傾斜した屋根に、取付具、ボルト、ネジなどによって固定する構造であり、また特許文献2に開示の架台では、水平で平らな陸屋根に接着剤、ネジ、ボルトなどで固定する構造であるため、いずれも設置作業が煩雑である。
【0007】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、設置作業が簡単に行えるソーラーパネル用架台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、少なくとも1以上の方形のソーラーパネルを設置場所に設置するためのソーラーパネル用架台であって、ソーラーパネルの対向する二辺に沿って設置場所に移動可能に配置される一対のベースレールと、この一対のベースレールに移動可能に取付けられ、ソーラーパネルの二辺を支持する複数の支持部材と、ベースレールを設置場所に動かないように固定保持するバラストとを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
ベースレールは、架台の横ずれを防止する横ずれ防止部材を有していることが好ましい。
【0010】
また、一対のベースレールに掛け渡された載荷フレームを備え、バラストは、載荷フレームに載置する構成とするのが好ましい。
【0011】
さらに、バラストは、ソーラーパネルの下方投影範囲内および下方投影範囲外においてベースレールを固定保持するように配置するのが好ましい。
【0012】
さらに、支持部材は、高丈支え部材と、この高丈支え部材より高さが低い低丈支え部材を有し、ソーラーパネルを傾斜状態に支える構成とするのが好ましい。
【0013】
さらに、ベースレールおよび支持部材の少なくとも一方は、隣接するソーラーパネルに供用する構成とするのが好ましい。
【0014】
さらに、支持部材は、ソーラーパネルを複数、ベースレールに沿って山状に支持するのが好ましい。
【0015】
さらに、支持部材は、ソーラーパネルを複数、ベースレールに沿って離間して支持するのが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、設置作業が簡単に行えるソーラーパネル用架台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
【
図1】本発明の実施形態に係るソーラパネル用架台を用いた太陽光発電装置を示す斜視図。
【
図4】同ソーラーパネル用架台のベースレールを示す斜視図。
【
図7】同ソーラーパネル用架台の載荷フレームを示す斜視図。
【
図8】同ソーラーパネル用架台の載荷フレームを示す断面図。
【
図9】同ソーラーパネル用架台の高丈支え部材を示す斜視図。
【
図13】同ソーラーパネル用架台の端部押え部材を示す断面図。
【
図14】同高丈支え部材における端部押えを示す斜視図。
【
図15】同高丈支え部材における端部押えを示す分解斜視図。
【
図16】同高丈支え部材における端部押えを示す断面図。
【
図17】同低丈支え部材における端部押えを示す斜視図。
【
図18】同低丈支え部材における端部押えを示す断面図。
【
図19】同ソーラーパネル用架台の中間押え部材を示す斜視図。
【
図20】同中間押え部材の取付状態をせつめいするための分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0019】
【0020】
この太陽光発電装置1は、複数のソーラーパネル2…をたとえば陸屋根などの設置場所に設置するための架台3を備えている。
【0021】
各ソーラーパネル2は、パネル本体やこのパネル本体の周縁に設けられたパネル枠などから構成され、たとえば短手縁と長手縁を有する長方形に形成されている。
【0022】
複数のソーラーパネル2…は、短手方向に複数列、長手方向に複数列、配列され、短手方向に隣接する奇数列と偶数列のソーラーパネル2,2は、隣接する側の高さが高くなるように、すなわち山状になるように、傾斜状態で架台3に支持されている。
【0023】
この架台3は、
図2および
図3に示すように、ソーラパネル2…の長手方向に間隔を空けて平行に配置された複数のベースレール4…を備えている。
【0024】
すなわち、この複数のベースレール4…は、ソーラーパネル2…の短手縁に沿って配置されている。
【0025】
また、この複数のベースレール4…には、載荷フレーム5…がソーラパネル2…の長手方向に沿って掛け渡されている。
【0026】
さらに、この載荷フレーム5…には、バラスト6…が載置され、これによりベースレール4…が設置場所に動かないように固定される構成となっている。
【0027】
このバラスト6…は、ソーラーパネル2…の下方投影範囲内すなわちソーラーパネル2…の傾斜上端側下方およびソーラーパネル2…の下方投影範囲外すなわちソーラーパネル2…の傾斜下端前方に設けられている。
【0028】
また、ベースレール4…の底面には、架台3の横ずれを防止するたとえばEPDMゴムからなる複数の横ずれ防止部材7…が設けられている。
【0029】
さらに、ベースレール4…には、複数の支持部材8…が取り付けられ、これら支持部材8…によってソーラーパネル2…の短手縁が支持されるようになっている。
【0030】
すなわち、支持部材8…は、高さの高い高丈支え部材9と、この高丈支え部材9より高さが低い低丈支え部材10と、端部に配置されたソーラーパネル2の端部側の短手縁を高丈支え部材9または低丈支え部材に押え付ける端部押え部材11と、隣接するソーラーパネル2の短手縁を高丈支え部材9または低丈支え部材10に押え付ける中間押え部材12とを備えている。
【0031】
高丈支え部材9は、ソーラーパネル2の傾斜上端側を支えるようにベースレール4に取り付けられている。
【0032】
また、この高丈支え部材9は、ソーラーパネル2の短手方向に隣接する奇数列および偶数列のソーラーパネル2,2の傾斜上端側を共通して支えることができるようになっているとともに、ソーラーパネル2の長手方向に隣接するソーラーパネル2,2の傾斜上端側を共通して支えることができるようになっている。
【0033】
低丈支え部材10は、ソーラーパネル2の傾斜下端側を支えるようにベースレール4に取り付けられている。
【0034】
また、この低丈支え部材10は、ソーラーパネル2の長手方向に隣接するソーラーパネル2,2の傾斜下端側を共通して支えることができるようになっている。
【0035】
ベースレール4は、
図4~
図6に示すように、ベースレール4の長手方向に沿う第1の案内溝13を有している。
【0036】
この第1の案内溝13は、ベースレール4の上面部に開口していて、この開口部14の幅は第1の案内溝13の幅より狭く形成されている。
【0037】
さらに、ベースレール4の底面部には、横ずれ防止部材7が嵌合する嵌合溝15が長手方向に沿って形成され、この嵌合溝15の入り口は溝内部より若干狭く形成されている。
【0038】
横ずれ防止部材7は、ベースレール4の底面に重合する横ずれ防止部材本体16と、この横ずれ防止部材本体16の上面に突出形成された嵌合突条部17とを有している。
【0039】
この嵌合突条部17は、嵌合溝15の断面形状に相似する形状を呈しているとともに内部に空洞18が設けられ、嵌合溝15に弾性的に嵌合するようになっている。
【0040】
載荷フレーム5は、
図7および
図8に示すように、ベースレール4の上面に当接する底板部18と、この底板部18の一端から起立する起立部19とを有し、断面L字状に形成されている。
【0041】
そして、一対の載荷フレーム5,5でバラスト6…を支持するようになっている。
【0042】
すなわち、一対の載荷フレーム5,5は、底板部18が内側になるように対向し、バラスト6…を底板部18,18上に載置し、起立部19,19で挟むように構成されている。
【0043】
また、底板部18には長穴20が開けられていて、ベースレール4の第1の案内溝13内にスライド可能に設けられるナット21と、このナット21に第1の案内溝13の開口部14および底板部18の長穴20を介して螺合するボルト22とによってベースレール4に固定されるようになっている。
【0044】
上述の高丈支え部材9は、
図9および
図10に示すように、支持台23を有している。
【0045】
この支持台23は、ベースレール4の上面に載置され、固定部材24によりベースレール4の所望の位置に固定されるようになっている。
【0046】
すなわち、支持台23の底部には鍔25,25が突出形成されている。
【0047】
また、固定部材14は、中央に穴26を有していて、ベースレール4の第1の案内溝13内にスライド可能に設けられるナット27に第1の案内溝13の開口部14および穴26を介してボルト28が螺合し締付けることにより、一端側が鍔25に当接するとともに他端側がベースレール4に当接し、これにより支持台23をベースレール4に固定するようになっている。
【0048】
また、支持台23の上部には、短手方向に隣接するソーラーパネル2,2の傾斜上端側かつ短手縁を支える一対の支え部29,29が設けられている。
【0049】
各支え部19には、ベースレール4と直行する方向すなわちソーラーパネル2の長手方向に平行な第2の案内溝30が形成されている。
【0050】
この第2の案内溝30は、上方が開口していて、この開口部31の幅は第2の案内溝30の幅より狭く形成されている。
【0051】
上述の低丈支え部材10は、
図11および
図12に示すように、ベースレール4と直行する方向すなわちソーラーパネル2の長手方向に平行な第3の案内溝32を有している。
【0052】
この第3の案内溝32は、上方が開口していて、この開口部33の幅は第3の案内溝32の幅より狭く形成されている。
【0053】
また、第3の案内溝32の両側上部は、ソーラーパネル2の傾斜下端側かつ短手縁を支える支え部34,34となっている。
【0054】
さらに、低丈支え部材10は、第3の案内溝32の底部に穴35を有していて、ベースレール4の第1の案内溝13内にスライド可能に設けられるナット36に第の1案内溝13の開口部14および穴35を介してボルト37が螺合し締付けることにより、ベースレール4に固定されるようになっている。
【0055】
さらに、ソーラーパネル2の端部は、端部押え部材11によって高丈支え部材9の支え部29または低丈支え部材10の支え部34に押え付けられ固定されるようになっている。
【0056】
すなわち、端部押え部材11は、
図13に示すように、高丈支え部材9の支え部29または低丈支え部材10の支え部34に当接する底板部38と、この底板部38の一端側から起立する起立部39と、この起立部39から底板部38と反対側に延出する延出部40とを備え、底板部38には穴41が形成されている。
【0057】
そして、
図14~
図16に示すように、高丈支え部材9の第2の案内溝30内にスライド可能に設けられるナット42に第の2案内溝30の開口部31および端部押え部材11の穴41を介してボルト43が螺合し締付けることにより、端部押え部材11の延出部40がソーラーパネル2の上端側短手縁を高丈支え部材9の支え部29,29に向けて押え付け固定するようになっている。
【0058】
なお、端部押え部材11の底板部38と高丈支え部材9の支え部29との間にはスペーサ44が介在されている。
【0059】
また、
図17および
図18に示すように、低丈支え部材10の第3の案内溝32内にスライド可能に設けられるナット45に第の3案内溝32の開口部33および端部押え部材11の穴41を介してボルト46が螺合し締付けることにより、端部押え部材11の延出部40がソーラーパネル2の下端側短手縁を低丈支え部材10の支え部34,34に押え付け固定するようになっている。
【0060】
なお、端部押え部材11の底板部38と低丈支え部材10の支え部34,34との間にはスペーサ44が介在されている。
【0061】
さらに、隣接するソーラーパネル2,2の端部は、中央押え部材12によって高丈支え部材9の支え部29または低丈支え部材10の支え部34に押え付けられ固定されるようになっている。
【0062】
すなわち、中間押え部材12は、
図20に示すように、ソーラーパネル2,2の端部側面に当接する側面当接部48と、この側面当接部48の上部からソーラーパネル2,2の端部上面側に延出し、ソーラーパネル2,2の端部上面を押える押え部49,49とを有している。
【0063】
また、中間押え部材12には、側面当接部48を貫通する孔50が形成されている。
【0064】
そして、
図20および
図21に示すように、高丈支え部材9の第2の案内溝30内にスライド可能に設けられるナット51に第2の案内溝30の開口部31および中間押え部材12の孔50を介してボルト52が螺合し締付けることにより、中間押え部材12の押え部49がソーラーパネル2の傾斜上端側短手縁を高丈支え部材9の支え部29,29に押え付け固定するようになっている。
【0065】
なお、中間押え部材12と高丈支え部材9の支え部29,29との間にはスペーサ53が介在されている。
【0066】
また、
図22に示すように、低丈支え部材10の第3の案内溝32内にスライド可能に設けられるナット54に第3の案内溝32の開口部33および中間押え部材12の孔50を介してボルト55が螺合し締付けることにより、中間押え部材12の押え部49,49がソーラーパネル2,2の下端側短手縁を低丈支え部材10の支え部34,34に押え付け固定するようになっている。
【0067】
なお、端部押え部材11と低丈支え部材10の支え部34,34との間にはスペーサ56が介在されている。
【0068】
以上の構成によれば、バラスト6…によりベースレール4…を固定するので、設置場所への設置が簡単に行える。
【0069】
また、バラスト6…を取り外すだけでベースレール4…の移動が簡単に行え、しかも、支持部材8…のベースレール4…への取付位置が簡単に変更できるので、異なるサイズのソーラパネルに変更する場合、その変更作業が容易に行える。
【0070】
さらに、ソーラーパネル2…を山状に配置し、すなわち、短手方向に奇数列目と偶数列目のソーラーパネル2…の隣接側を共通の高丈支え部材9で支えるようにしたので、支持構造の簡単化が図れる。
【0071】
さらに、ソーラーパネル2の短手縁を高丈支え部材9および低丈支え部材10と端部押え部材11および中間押え部材12とで挟持するようになっているので、隣接するソーラーパネル2,2の間隔を容易に調整することができる。
【0072】
したがって、山状に配置されたソーラーパネル2,2の頂上部分、すなわち高丈支え部材9で支えるソーラーパネル2,2間には、
図21に示すように、空間を形成することができるので、ソーラーパネル2…の下空間の放熱を効果的に行うことができる。
【符号の説明】
【0073】
1 太陽光発電装置
2 ソーラーパネル
3 ソーラーパネル用架台
4 ベースレール
5 載荷フレーム
6 バラスト
7 横ずれ防止部材
8 支持部材
9 高丈支え部材
10 低丈支え部材
【手続補正書】
【提出日】2021-08-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1以上の方形のソーラーパネルを設置場所に設置するためのソーラーパネル用架台であって、
前記ソーラーパネルの対向する二辺に沿って前記設置場所に移動可能に配置される一対のベースレールと、
この一対のベースレールに移動可能に取付けられ、前記ソーラーパネルの二辺を支持する複数の支持部材と、
前記ベースレールを前記設置場所に動かないように固定保持するバラストと、
前記一対のベースレールに掛け渡された載荷フレームと、
を備え、
前記バラストは、前記載荷フレームに載置する構成としたことを特徴とするソーラーパネル用架台。
【請求項2】
前記ベースレールは、架台の横ずれを防止する横ずれ防止部材を有していることを特徴とする請求項1に記載のソーラーパネル用架台。
【請求項3】
前記バラストは、前記ソーラーパネルの下方投影範囲内および下方投影範囲外において前記ベースレールを固定保持するように配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のソーラーパネル用架台。
【請求項4】
前記支持部材は、高丈支え部材と、この高丈支え部材より高さが低い低丈支え部材を有し、前記ソーラーパネルを傾斜状態に支える構成としたことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項5】
前記ベースレールおよび前記支持部材の少なくとも一方は、隣接するソーラーパネルに供用する構成としたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項6】
前記支持部材は、前記ソーラーパネルを複数、前記ベースレールに沿って山状に支持することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。
【請求項7】
前記支持部材は、ソーラーパネルを複数、前記ベースレールに沿って離間して支持することを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載のソーラーパネル用架台。