(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022186032
(43)【公開日】2022-12-15
(54)【発明の名称】散布装置および散布方法
(51)【国際特許分類】
E01C 19/16 20060101AFI20221208BHJP
【FI】
E01C19/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021094047
(22)【出願日】2021-06-04
(71)【出願人】
【識別番号】502217997
【氏名又は名称】昭和瀝青工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100174816
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 貴久
(72)【発明者】
【氏名】大久保 一成
(72)【発明者】
【氏名】市野 文也
【テーマコード(参考)】
2D052
【Fターム(参考)】
2D052AA09
2D052AC01
2D052BA18
2D052BA20
(57)【要約】
【課題】 路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好な接着層であるタックコートを均一に形成する散布装置を提供することである。
【解決手段】 アスファルト舗装用の溶液を路面に散布する散布装置であって、アスファルト乳剤を散布するアスファルト乳剤散布手段と、前記アスファルト乳剤を分解するための分解剤を散布する分解剤散布手段と、前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤とを混合する混合手段と、を備えることを特徴とする散布装置。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アスファルト舗装用の溶液を路面に散布する散布装置であって、
アスファルト乳剤を散布するアスファルト乳剤散布手段と、
前記アスファルト乳剤を分解するための分解剤を散布する分解剤散布手段と、
前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤とを混合する混合手段と、を備えることを特徴とする散布装置。
【請求項2】
前記混合手段は、ブラシであって、当該ブラシが前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤に接触することにより混合することを特徴とする請求項1に記載の散布装置。
【請求項3】
前記混合手段は、空気噴出器であって、当該空気噴出器が前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤に空気を噴出することで混合することを特徴とする請求項1に記載の散布装置。
【請求項4】
移動手段として、車輪を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の散布装置。
【請求項5】
前記アスファルト乳剤および分解剤の飛散を防止するための飛散防止材を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の散布装置。
【請求項6】
前記混合手段は、前記飛散防止材の外側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の散布装置。
【請求項7】
前記ブラシの毛部分の素材は、動植物の天然素材、金属、プラスチック、ゴムで構成されており、線径が0.2mm~5mmであることを特徴とする請求項2に記載の散布装置。
【請求項8】
前記ブラシは、上下左右に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の散布装置。
【請求項9】
アスファルト舗装用の溶液を路面に散布する散布方法であって、
前記路面にアスファルト乳剤を散布するアスファルト乳剤散布工程と、
前記アスファルト乳剤が散布された路面に分解剤を散布する分解剤散布工程と、
前記アスファルト乳剤および分解剤が散布された路面上の前記アスファルト乳剤および分解剤を混合する混合工程と、を含むことを特徴とする散布方法。
【請求項10】
前記アスファルト乳剤の散布量が0.4L/m2~1.5L/m2であることを特徴とする請求項9に記載の散布方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルト舗装工事において使用するアスファルト乳剤およびそれを分解するための分解剤を散布する散布装置および散布方法に関する。
【背景技術】
【0002】
アスファルト舗装は、路床、路盤、基層、表層などからなる多層構造体であり、これらの層間接着は通過車両の荷重の分散に大きく寄与している。特に、表層と基層の間の接着力は舗装の寿命に大きく関係しているため、この層間に接着層であるタックコートを設けることが一般的である。
【0003】
タックコートは、加熱したアスファルトの直接散布、揮発性溶剤などで溶解希釈したカットバックアスファルトの散布、水中に界面活性剤などを用いて分解させたアスファルト乳剤の散布などにより形成される。中でもアスファルト乳剤は安全性が高く、環境への負荷も少ないことなどからタックコートの主流材料として用いられている。
【0004】
アスファルト乳剤を使用したタックコートとして、施工時間の短縮を目的として速分解型タックコートが知られている。これは、アスファルト乳剤の散布直後に金属塩水溶液等を分解剤として散布してアスファルト乳剤を化学的に分解してタックコートを形成しようとするものである。
【0005】
しかしながら、速分解型タックコートで形成する場合、状況によっては長時間待機する必要があり、施工時間が長くなるという問題が生じていた。これは、施工する路面に窪み部があると、その箇所にアスファルト乳剤が溜まってしまうためである。アスファルト乳剤が窪み部に溜まっているところに分解剤を散布すると、アスファルト乳剤の表面のみが分解され、アスファルト乳剤の内部が分解されずに長時間にわたってアスファルト乳剤のままあり続けてしまう。したがって、施工する路面に窪み部が存在すると、アスファルト乳剤の内部が分解されるまで、待機するなどの対応が必要であった。なお、アスファルト乳剤が分解してない状態で次工程である加熱合材の敷き均しやそれに伴う転圧を行うと、アスファルト乳剤中の水分が膨張し、舗装の膨れ(ブリスタリング)や層間の剥がれを引き起こしてしまう。
【0006】
そのため、この問題を解決する装置として、特許文献1に記載の車道建設用機械が知られている。特許文献1に記載の車道建設用機械には、アスファルト乳剤および分解剤をブラシに散布することが記載されている。具体的には、アスファルト乳剤をブラシ中に散布し、その後、ブラシ下部部分に分解剤を吹き付けるという方法が記載されている。換言すれば、路面に散布する前にアスファルト乳剤および分解剤を混合するという方法を行っている。このような方法でアスファルト乳剤および分解剤を散布することによって、より確実にアスファルト乳剤を分解することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、この方法ではアスファルト乳剤が路面に到着する前に分解剤と接触させているため、すでに分解を開始したアスファルト乳剤を路面上の骨材(砂、砂利など)に接触させるため、骨材(砂、砂利など)への付着性が著しく劣っていた。また、アスファルト乳剤がブラシ上で徐々に分解・硬化し、ブラシ内に詰まるので、アスファルト乳剤を均一に散布することができなくなるという問題が生じていた。
【0009】
それ故に、本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の1つは、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好なタックコートを均一に形成する散布装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも以下のような構成を備え、もしくは手順を実行する。なお、以下の説明において、本発明の理解を容易にするために図面に示されている符号等を付記する場合があるが、本発明の各構成要素は、図面に示されているものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
【0011】
本発明の一局面に係る散布装置は、アスファルト舗装用の溶液を路面に散布する散布装置であって、アスファルト乳剤を散布するアスファルト乳剤散布手段と、前記アスファルト乳剤を分解するための分解剤を散布する分解剤散布手段と、前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤とを混合する混合手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成により、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好なタックコートを均一に形成することができる。
【0012】
また、好ましくは、前記混合手段は、ブラシであって、当該ブラシが前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤に接触することにより混合することを特徴とする。
かかる構成により、より確実に路面上に散布されたアスファルト乳剤と分解剤とを混合することができる。
【0013】
また、好ましくは、前記混合手段は、空気噴出器であって、当該空気噴出器が前記路面に散布されたアスファルト乳剤および分解剤に空気を噴出することで混合することを特徴とする。
かかる構成により、より確実に路面上に散布されたアスファルト乳剤と分解剤とを混合することができる。
【0014】
また、好ましくは、移動手段として、車輪を備えることを特徴とする。
かかる構成により、移動しながらアスファルト乳剤および分解剤を散布することができる。
【0015】
また、好ましくは、前記アスファルト乳剤および分解剤の飛散を防止するための飛散防止材を備えることを特徴とする。
かかる構成により、アスファルト乳剤および分解剤の飛散を防止することができる。
【0016】
また、好ましくは、前記混合手段は、前記飛散防止材の外側に設けられていることを特徴とする。
かかる構成により、混合手段であるブラシまたは空気噴出器にアスファルト乳剤および分解剤が付着するのを防ぐことができる。
【0017】
また、好ましくは、前記ブラシの毛部分の素材は、動植物の天然素材、金属、プラスチック、ゴムで構成されており、線径が0.2mm~5mmであることを特徴とする。
かかる構成により、より確実に路面上に散布されたアスファルト乳剤と分解剤とを混合することができる。
【0018】
また、好ましくは、前記ブラシは、上下左右に移動可能であることを特徴とする。
かかる構成により、ブラシを適切な位置に配置することができるため、より確実に路面上に散布されたアスファルト乳剤と分解剤とを混合することができる。
【0019】
また、本発明の一局面に係る散布方法は、アスファルト舗装用の溶液を路面に散布する散布方法であって、前記路面にアスファルト乳剤を散布するアスファルト乳剤散布工程と、前記アスファルト乳剤が散布された路面に分解剤を散布する分解剤散布工程と、前記アスファルト乳剤および分解剤が散布された路面上の前記アスファルト乳剤および分解剤を混合する混合工程と、を含むことを特徴とする。
かかる構成により、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好なタックコートを形成することができる。
【0020】
また、好ましくは、前記アスファルト乳剤の散布量が0.4L/m2~1.5L/m2であることを特徴とする。
かかる構成により、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性がより良好なタックコートを形成することができる。
【発明の効果】
【0021】
以上のように、本発明によれば、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好な接着層であるタックコートを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の一実施形態に係る散布装置100を示す図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る散布装置100を使用した散布方法S200の流れを示すフローチャートである。
【
図3】路面10に窪み部11がある場合におけるタックコートを形成する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、あくまで、本発明を実施するための具体的な一例を挙げるものであって、本発明を限定的に解釈させるものではない。
【0024】
図1は、本発明の一実施形態に係る散布装置100を示す図である。散布装置100は、アスファルト舗装用の溶液を路面10に散布するものであって、アスファルト乳剤111を散布するアスファルト乳剤散布手段110と、アスファルト乳剤111を分解するための分解剤121を散布する分解剤散布手段120と、路面10に散布されたアスファルト乳剤111および分解剤121とを混合する混合手段130と、を備えている。また、移動するための移動手段140およびアスファルト乳剤111および分解剤121の飛散を防止するための飛散防止材150を備えている。また、アスファルト乳剤111および分解剤121を送出するためのコンプレッサー160を備えている。
【0025】
アスファルト乳剤散布手段110は、コンプレッサー160を用いてアスファルト乳剤タンク112からアスファルト乳剤111を送出してアスファルト乳剤111を散布する。なお、アスファルト乳剤111としては、カチオン系のアスファルト乳剤111を使用している。なお、具体的には、アスファルト乳剤散布手段110は、アスファルト乳剤散布ノズルである。
【0026】
分解剤散布手段120は、コンプレッサー160を用いて分解剤タンク122から分解剤121を送出して分解剤121を散布する。分解剤散布手段120は、アスファルト乳剤散布手段110より後方に位置している。なお、散布装置100がアスファルト舗装用の溶液を散布しながら移動する際の進行方向が前方であり、散布装置100が移動する方向とは逆の方向が後方である。なお、具体的には、分解剤散布手段120は、分散剤散布ノズルである。
【0027】
混合手段130は、散布されたアスファルト乳剤111および分解剤121混合する。混合手段130としては、ブラシまたは空気噴出器である。
【0028】
混合手段130がブラシの場合、散布されたアスファルト乳剤111および分解剤121にブラシが接触することでアスファルト乳剤111と分解剤121とを混合する。ブラシの毛部分の素材としては、動植物の天然素材、金属、プラスチック、ゴムを使用するのが好ましい。また、特に好ましいものは物性および経済性からポリブチレンテレフタアレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン(NY)等である。また、ブラシの毛部分の線径としては、0.2mm~5mmのものを使用するのが好ましい。0.2mmよりも細い線径では毛先が柔らかすぎ、5mm以上であると硬すぎて後述する窪み部11に入っていかなくなる。また、ブラシの毛部分の長さとしては3cm~10cm程度である。この程度の長さであると、後述する窪み部11にブラシが入り込んでいける。また、ブラシは、上下左右に移動可能に取り付けられている。上下左右に移動可能に取り付けられていると、適切な位置にブラシを移動させることができる。これにより、より確実に散布されたアスファルト乳剤111と分解剤121とを混合することができる。また、混合手段130が不必要な際は、ブラシを上げて路面10と接触しないようにする。このようにすることで、ブラシの摩耗等を抑えることができる。
【0029】
ブラシは、1列にならんだものを使用するのが好ましく、ピアノの鍵盤のように分割されそれぞれ独立して上下動できるものでも良い。
【0030】
混合手段130が空気噴出器の場合、散布されたアスファルト乳剤111および分解剤121に空気を噴出することでアスファルト乳剤111と分解剤121とを混合する。空気噴出器を使用した場合、物理的な接触がないため、汚れを防止することができる。なお、空気噴出器を使用する場合、十分な噴射圧を有するものを使用する。また、噴射の方向は垂直方向、つまり路面10に向かって噴射するが、噴射による混合物の飛散を防ぐためその噴射圧、噴射方向を微調整することができる。
【0031】
移動手段140は、散布装置100を移動させる。具体的には、車輪を使用して散布装置100を移動させる。車輪を用いることで散布装置100を移動させながら散布することができるため、散布する効率が向上する。また、散布装置100の重量が重くなったとしても簡易に移動することができる。
【0032】
飛散防止材150は、アスファルト乳剤111や分解剤121の飛散を防止している。なお、飛散防止材150としては、タレゴムを使用している。
【0033】
飛散防止材150は、アスファルト乳剤散布手段110および分解剤散布手段120より後方に取り付けられている。なお、混合手段130は、飛散防止材150の外側に設けられている。混合手段130を飛散防止材150の外側に設けることにより、混合手段130に飛沫がかかるのを防止している。なお、外側とは、飛散防止材150を挟んで、アスファルト乳剤散布手段110および分解剤散布手段120が設けられている側とは反対の側のことである。なお、
図1では飛散防止材150に混合手段130が取り付けられているが、これに限らず、別途、飛散防止材150から独立した鉄骨バー等(図示なし)に固定して取り付けても構わない。
【0034】
図2は、本発明の一実施形態に係る散布装置100を使用した散布方法S200の流れを示すフローチャートである。散布方法S200は、路面10にアスファルト乳剤111を散布するアスファルト乳剤散布工程S210と、アスファルト乳剤111が散布された路面10に分解剤121を散布する分解剤散布工程S220と、アスファルト乳剤111および分解剤121が散布された路面上のアスファルト乳剤111および分解剤121を混合する混合工程S230と、を含む。なお、散布する順番としては、アスファルト乳剤111を散布した後に分解剤121を散布し、その後、路面10に散布されたアスファルト乳剤111と分解剤121とを混合する順番となっている。
【0035】
アスファルト乳剤散布工程S210では、アスファルト乳剤散布手段110によってアスファルト乳剤111を散布する。散布量としては、0.4L/m2~1.5L/m2の範囲である。当該範囲であると、接着性に優れたタックコートとなる。
【0036】
分解剤散布工程S220では、分解剤散布手段120によって分解剤121を散布している。分解剤121の散布量としては、アスファルト乳剤111の散布量の10%~20%である。当該範囲であると、アスファルト乳剤111をより確実に分解することができる。
【0037】
混合工程S230では、散布されたアスファルト乳剤111および分解剤121を混合する。なお、混合手段130がブラシの場合、ブラシが路面10と接触する接触角は、路面10に対して垂直からプラスマイナス45度が好ましい。これよりも寝てしまうと、後述する窪み部11などに毛先あるいは空気が十分に入り込めなくなり混合効果が低下する。
【0038】
図3は、路面10に窪み部11がある場合におけるタックコートを形成する様子を示す図である。散布装置100は移動しながら路面10および窪み部11にアスファルト乳剤散布手段110によってアスファルト乳剤111を散布する。直後にアスファルト乳剤散布手段110の後方に設けられた分解剤散布手段120によって分解剤121を路面10および窪み部11に散布する。平坦な路面10の箇所では、アスファルト乳剤111と分解剤121とが一定程度混合した状態となっているが、窪み部11では、アスファルト乳剤111が底の部分に溜まった状態であり、その上に分解剤121が散布されているという状態となっている。その後、混合手段130によって混合する。具体的には、混合手段130であるブラシが窪み部11を掻きあげるように接触することで窪み部11に溜まったアスファルト乳剤111および分解剤121を混合する。これにより、均一な接着層であるタックコートとして早期に硬化する。また、本発明に係る散布装置100は、路面10に直接、アスファルト乳剤111および分解剤121を散布するため、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好である。なお、混合手段130として空気噴出器を使用しても構わない。
【0039】
以上、本発明の各実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、路面上の骨材(砂、砂利など)との接着性が良好な接着層であるタックコートを均一に形成することができるため、道路工事など有用である。
【符号の説明】
【0041】
10 路面
11 窪み部
100 散布装置
110 アスファルト乳剤散布手段
111 アスファルト乳剤
112 アスファルト乳剤タンク
120 分解剤散布手段
121 分解剤
122 分解剤タンク
130 混合手段
140 移動手段
150 飛散防止材
160 コンプレッサー
S200 散布方法
S210 アスファルト乳剤散布工程
S220 分散剤散布工程
S230 混合工程