特開2022-186741IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリエステルフィルムの少なくとも片面側に、シリコーン化合物を含有する離型層を備えた離型フィルム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ポリエステルフィルム(基材)の少なくとも片面側に、シリコーン化合物を含有する離型層を備えた離型フィルムに関して、該離型層が溶剤と接触しても、ポリエステルフィルム(基材)と離型層との密着性を維持することができ、優れた離型性を維持できる離型フィルムを提供する。
【解決手段】ポリエステルフィルムの少なくとも片面側に離型層を備えた離型フィルムであり、当該離型層は、シリコーン化合物と、(メタ)アクリロイル基を含有する化合物とを含む離型フィルムであり、前記シリコーン化合物は、オルガノポリシロキサンであり、前記離型層中に50~99質量%の割合で含まれ、前記(メタ)アクリロイル基を含有する化合物の含有量は、前記シリコーン化合物100質量部に対して1~65質量部である、離型フィルムを提案する。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前記のように、シリコーン化合物を含有する離型層がポリエステルフィルム(基材)に積層されてなる構成を有する離型フィルムは、該離型層が溶剤と接触すると、剥離性能が低下する傾向が認められた。例えば、溶剤を含んだ粘着剤樹脂組成物を、離型層に塗布して粘着層を離型層上に形成するような場合、該離型層の剥離性能が低下し、粘着層が剥がれ難くなることがあった。特に、ポリエステルフィルム(基材)に離型層を積層した状態で離型フィルムを長期間保管した後に、離型層が溶剤と接触すると、この傾向が強く現れた。これは、離型層とポリエステルフィルム(基材)との密着性が低下したためと考えられる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面側に離型層を備えた離型フィルムであり、当該離型層は、シリコーン化合物と、(メタ)アクリロイル基を含有する化合物とを含むことを特徴とする離型フィルムを提案する。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明が提案する離型フィルムは、ポリエステルフィルム(基材)に積層する離型層に、シリコーン化合物に加えて、(メタ)アクリロイル基を含有する化合物を含ませることにより、離型層が溶剤と接触しても、ポリエステルフィルム(基材)と離型層との密着性を維持することができる。よって、例えば離型層付き粘着シートを形成するような場合、溶剤を含んだ粘着剤樹脂組成物を当該離型層上に塗布して、該離型層が溶剤と接触しても、ポリエステルフィルム(基材)と離型層との密着性を維持することができる。
また、本発明が提案する離型フィルムの製造方法によれば、本発明が提案する離型フィルムを製造することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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