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特開2022-187068情報処理プログラム及び情報処理システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022187068
(43)【公開日】2022-12-19
(54)【発明の名称】情報処理プログラム及び情報処理システム
(51)【国際特許分類】
   G08B 25/04 20060101AFI20221212BHJP
【FI】
G08B25/04 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021094875
(22)【出願日】2021-06-07
(71)【出願人】
【識別番号】302031878
【氏名又は名称】渡沼 秀豊
(72)【発明者】
【氏名】渡沼秀豊
【テーマコード(参考)】
5C087
【Fターム(参考)】
5C087AA07
5C087BB20
5C087BB74
5C087DD03
5C087EE07
5C087FF01
5C087FF02
5C087FF16
5C087FF19
5C087FF23
5C087GG09
5C087GG66
5C087GG83
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザーが自力で助けを得られない場合でも救助できるようにし、ユーザーが死亡した場合には関係者が必要とする個人情報データへのアクセスを容易にする情報処理システムを提供する。
【解決手段】サーバーS1、S2で稼働するプログラムは、定期的にアクセス記録を確認して、一定時間アクセスのないユーザーに対してメッセージを送信し、送信日時を記録する。メッセージへの応答がない場合は、第二、第三のメッセージを適切なタイミングで適切な連絡先に送信し、必要な場合にはユーザーの個人情報を最善の形で開示する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続されたサーバーで実行されるプログラムであって、複数のユーザーの情報処理装置からのアクセスを受け、アクセス日時と受信した情報を、それぞれのユーザーIDと関連づけてアクセス記録とするステップと、
1)前記アクセス記録を参照し、あらかじめ設定された時間アクセスのないユーザーの第一の連絡先群に対して第一のメッセージを送信するステップ
2)ユーザーの情報処理装置から指示を受け、あらかじめ設定されたユーザーの第一の連絡先群に対して第一のメッセージを送信するステップ
上記1)、2)いずれかまたは双方のステップと、前記送信日時を記録し、ユーザーIDと関連づけて第一の送信記録とするステップと、更に、
3)前記第一の送信記録を参照し、あらかじめ設定された時間アクセスのないユーザーの第2の連絡先群に対して第2のメッセージを送信するステップ
4)情報処理装置から指示を受け、指定されたユーザーの第2の連絡先群に対して第2のメッセージを送信するステップ
上記3)、4)いずれかまたは双方のステップと、送信日時を記録しユーザーIDと関連づけて第2の送信記録とするステップと、第2の送信記録の日時からあらかじめ設定された時間が経過した後に、第3の連絡先群に対して第三のメッセージを送信するステップと、さらに前記第三のメッセージには、
5)サーバーにあらかじめ記録された、パスワードによって保護された情報にアクセスするためのリンクを挿入するステップ、
6)パスワードを音声で発信するステップの実行を指示するリンク
上記5)、6)いずかまたは双方のステップを備えたことを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項2】
Nを自然数とするとき、少なくとも前記第N+1のメッセージの送信を停止するためのステップを起動するためのリンクを生成し、前記第Nのメッセージに挿入するステップを備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
情報処理装置からアクセスを受け付けた際に、該情報処理装置の位置情報を取得し記録するステップと、該位置情報を第二のメッセージに添付するステップを備えた請求項1または請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
ユーザーの活動を検知する手段を用いてあらかじめ定められた時間のユーザーの活動の有無を検知する活動検知ステップと、随時サーバーにアクセスするステップとを備え、前記活動検知ステップによって、あらかじめ定められた期間ユーザーの活動が検知できない場合に、
1)サーバーへのアクセスを停止するステップ
2)サーバーに請求項1に記載の2)のステップを実行することを指示するステップ
上記1)または2)のいずれかまたは双方のステップを備えたプログラムを実行する情報処理装置と、請求項1から3に記載のプログラムからなる情報処理システム。
【請求項5】
あらかじめ定められた時間のユーザーの情報処理装置の活動を、情報処理装置に備えられたセンサーから得られる情報によって検知する活動検知ステップと、前記活動検知ステップによって行動が検知されている場合にサーバーにアクセスし、情報処理装置のユーザーIDと関連づけてサーバーに記録させるステップと、前記活動検知ステップによって活動が検知されない場合にはサーバーへのアクセスを停止するステップと、
1)サーバーから第一のメッセージを受信した場合に情報処理装置に表示するステップ
2)あらかじめ定められた時間前記活動検知ステップによって行動が検知されない場合に情報処理装置に第一のメッセージを表示するステップ

上記1)または2)のいずれかまたは双方を備えたプログラムが実行される情報処理装置と、請求項1から3に記載のプログラムを実行するサーバーとから構成された情報処理システム。
【請求項6】
上記情報処理システムに対して、前記システムの利用状況を問い合わせるステップと、判別結果を利用して付与ポイントを変化させるステップを備えたことを特徴とするプログラムがインストールされたサーバーと、請求項1から4に記載の情報処理プログラムまたは情報システムからなる情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はネットワーク接続されたサーバー上で処理されるプログラム、及びスマートフォンなどから構成される情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来下記文献などに記載の様に安否確認を自動で行う技術が考案されている。これらは振動センサや、家庭用電化製品の製品使用状況をモニタリングするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001-273575
【特許文献2】特開2000-270378
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に見る様に、これまでの技術は監視者の設置が前提とされ、ユーザー自ら一人で使用することが想定されていないものが多く、さらには孤独死を防ぐ部分には重点が置かれていないものもあった。またスマートフォンで個人の情報が管理される時代、スマートフォンに記録されパスワードで保護された個人の情報を、簡単に、そして確実に関係者に引き継ぐための仕組みも発明されていなかった。
そこで本願発明は以下の様な問題を解決すべくなされた。
1)ユーザーが自力で助けを得られない場合でも救助できる様にする
2)多段階のフェイルセーフを用意し、間違った情報が流れるのを防ぐ簡単な仕組みを用意する
3)ユーザーが死亡した場合に必要なデータに関係者が簡単・確実にアクセスできる様にする
4)デバイスにアクセスできる者だけにパスワードを届ける手段を用意する
5)外部のサービスとの連携を容易にする
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載のプログラムは、ネットワークに接続されたサーバーで実行されるプログラムである。複数のユーザーの情報処理装置からのアクセスを受け、少なくともアクセス日時をそれぞれのユーザーIDと関連づけてアクセス記録とする。さらに、
1)前記アクセス記録を参照し、あらかじめ設定された時間アクセスのないユーザーの第一の連絡先群に対して第一のメッセージを送信するステップ
2)情報処理装置から指示を受け、指定されたユーザーの第一の連絡先群に対して第一のメッセージを送信するステップ
上記1)または2)いずれかまたは双方のステップを備え、送信日時を記録しユーザーIDと関連づけて第一の送信記録とするステップと、
3)前記第一の送信記録を参照し、あらかじめ設定された時間アクセスのないユーザーの第2の連絡先群に対して第2のメッセージを送信するステップ
4)情報処理装置から指示を受け、指定されたユーザーの第2の連絡先群に対して第2のメッセージを送信するステップ
上記3)または4)いずれかまたは双方のステップと、送信日時を記録しユーザーIDと関連づけて第2の送信記録とするステップと、第2の送信記録の日時からあらかじめ設定された時間が経過した後に、第3の連絡先群に対して第三のメッセージを送信するステップと、前記第三のメッセージには1、
5)サーバーにあらかじめ記録された、パスワードによって保護された情報にアクセスするためのリンクを挿入するステップ、
6)パスワードを音声で発信するステップの実行を指示するリンク
上記5)、6)いずかまたは双方のステップを備えたことを特徴とする情報処理プログラム。
【0006】
請求項2に記載のプログラムは、請求項1のプログラムにおいて、Nを自然数とするとき、第N+1のメッセージの送信を停止するためのステップを起動するためのリンクを生成し、前記第Nのメッセージに挿入するステップを備えていることを特徴としている。
【0007】
請求項3に記載のプログラムは、情報処理装置からアクセスを受け付けた際に、該情報処理装置の位置情報を取得し記録するステップと、該位置情報を第二のメッセージに添付するステップを備え、ユーザーの最終アクセス位置をメッセージ受信者に送信するステップを備えている。
【0008】
請求項4に記載の情報処理システムは、センサーを備え、ネットワークを介して情報を送信できる情報処理装置と、サーバーにインストールされたプログラムによって構成されたシステムである。センサーはユーザーの活動を検知する手段に用いられ、情報処理装置は、あらかじめ定められた時間のユーザーの活動の有無をセンサーのデータと比較して活動を検知するステップと、随時サーバーにアクセスするステップとを備え、前記活動検知ステップによって、あらかじめ定められた期間ユーザーの活動が検知できない場合には
1)サーバーへのアクセスを停止するステップ
2)サーバーに請求項1に記載の2)のステップを実行することを指示するステップ
上記1)または2)のいずれかまたは双方のステップを備えたプログラムを実行する情報処理装置と、請求項1と請求項2に記載のプログラムからなる情報処理システムである。
【0009】
請求項5の情報処理システムは、スマートフォンの様な情報処理装置にインストールされたプログラムと、サーバーにインストールされたプログラムによって構成されたシステムである。情報処理装置においては、あらかじめ定められた時間の情報処理装置の活動を、情報処理装置に備えられたセンサーから得られる情報によって検知する活動検知ステップと、前記活動検知ステップによって行動が検知されている場合にサーバーにアクセスし、情報処理装置のユーザーIDと関連づけてサーバーに記録させるステップと、前記活動検知ステップによって活動が検知されない場合にはサーバーへのアクセスを停止するステップと、
1)サーバーから第一のメッセージを受信した場合に情報処理装置に表示するステップ
2)あらかじめ定められた時間前記活動検知ステップによって行動が検知されない場合に情報処理装置に第一のメッセージを表示するステップ
上記1)または2)いずれかまたは双方のステップを備えた情報処理装置と請求項1と請求項2に記載のプログラムを実行するサーバーとから構成された情報処理システムである。
【0010】
さらには、請求項1から5に記載の情報処理プログラムまたは情報処理ステムを利用しているユーザーかどうかを、外部からの要求に対し判別するステップと、回答するステップとを送信するステップを備えたことを特徴とし、外部のサービスが判別結果を利用して付与ポイントを変化させるステップを備えたことを特徴とする請求項1から5に記載の情報処理プログラムまたは情報処理システムである。
【発明の効果】
【0011】
本発明では一人暮らしでも自分で助けを求めることができない状態を早期発見し、万が一の場合でも必要な情報を必要な相手に届けることができる様にすることを目的とする。本発明を用いれば一人暮らしの本人も周囲も比較的安心して過ごすことができ、賃貸物件の高齢者への貸し渋りも防ぐことができ、さらに本システムの利用によって節約できるコストをリアルタイムに利用者に還元することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1情報処理装置とサーバーなどからなる接続図の例である(実施例1)
図2図2はユーザーの設定の例である。(実施例1)
図3図3はサーバーのアクセス記録の例で、ユーザーIDとアクセス日時が記録されている。(実施例1)
図4図4はサーバーのメッセージの送信記録の例である。(実施例1)
図5図5はユーザーの情報処理装置であるスマートフォンで表示された第1のメッセージの例である。(実施例1)
図6図6はユーザーの設定した第2の連絡先群に送信される第2のメッセージの例である。(実施例1)
図7図7はユーザーの設定した第3の連絡先群に送信される第3のメッセージの例である。(実施例1)
図8図8はユーザーの設定した第2の連絡先群に送信される第2のメッセージに地図へのリンクが添付された例である。(実施例1)
【発明を実施するための形態】
【実施例0013】
以下に実施の形態の例を示すが、実施形態は以下に限定するものではない。さらに「メッセージ」はメールに限定するものではなく、音声通話なども含む。図1にはシステムのダイアグラムの概形を示している。記号のM1,M2,M3は利用ユーザーのスマートフォン、D1,D2,D3は請求項4に示した様なユーザーのセンサーデバイス。A1,A2は連絡先群に属する連絡先の装置、S1は請求項1、2、3に記載のプログラムがインストールされているサーバーを示している。まずサーバーS1で動いているプログラムについて説明する。通常はユーザー登録時にデバイスに対してトークンが発行され、二回目以降のアクセス時にはユーザー認証なくユーザーIDが確認できる。ここではユーザー登録や使用される定数の登録および連絡先群、期間の設定などはあらかじめ行われているものとする。例を図2に示した。
【0014】
1)ユーザーデバイスM1からのアクセスを受け付けると、ユーザーIDとアクセス日時を関連づけて記録する。
【0015】
2)サーバーで稼働するプログラムは定期的にアクセス記録を確認して、一定時間アクセスのないユーザーIDを列挙し、第一のメッセージを送信、またはスマートフォンで実行されている場合は表示し、送信日時を第一のリストに付け加える。図3はアクセス記録の例で、リストの構造は例えば図4の様に表現できる。ユーザーがスマートフォンを紛失した場合に備えて複数の連絡先に送るのが望ましく、請求項では連絡先群と表現されている。例えば図2の様に連絡先群を設定するのがユーザーにとって利便性が高い。
【0016】
3)第一のメッセージの例を図5に示す。これはスマートフォンで第一のメッセージを表示した例である。請求項2に記載した、「Nを自然数とするとき、第N+1のメッセージの送信を停止するためのステップ」の実施例について、図3の様なリスト構造を採用している場合はユーザーのIDを含む記録を削除することで実現できる。また図4の様な構造を再生している場合は、STEPを削除することで実現できる。
問題がない場合は他の連絡先の所有者が誤ってメッセージを受信しない様に、簡単にステータスをリセットするリンクを用意するのが良い。
【0017】
4)ユーザーが何のアクションも取らない場合、プログラムは第一のリストに記載の日時からあらかじめ設定された日時が経過したユーザーを列挙し、第二のメッセージを第二の連絡先群に送信し、第2の送信リストに付け加える。第一の連絡先群がユーザー本人(図1のM1)であることが想定されているのに対し、第二の連絡先群はユーザーの親族や医師などを(A1,A2,A3)想定している。よってメッセージは必ずしもメール経由のテキストではなく、音声通話による読み上げ音声や、ユーザーがあらかじめ記録しておいたボイスメッセージでもよい。
【0018】
5)第二のメッセージは例えば図6の様なものである。やはり請求項2に記載した様に、ユーザーまたは連絡を受けた者が簡単にステータスをリセットできるリンクを用意するのが望ましい。実際的にはリンクをクリックし、確認することで第一、第二のリスト双方からユーザーIDを削除するスクリプトが実行される。
【0019】
6)第2のリストに記載された送信日時は、第一のリストと同様、プログラムによって定期的に現在の日時と比較され、一定時間が経過したユーザーIDと関連づけられた第3の連絡先群に対し、ユーザーがあらかじめ設定した開示情報を送信する。第3の連絡先群(A2,A3)は第2の連絡先群と同じであることも相違することもある。第3のメッセージが送信されるのは最悪の場合であるので、第3の連絡先群は親族だけにすべきである。
また開示情報には秘密が含まれるので暗号化され、パスワードで保護されるべきである。
請求項には以下の二つのステップを記載している。
【0020】
”3)サーバーにあらかじめ記録された、パスワードによって保護された情報にアクセスするためのリンクを挿入するステップ、
4)パスワードを音声で発信するステップの実行を指示するリンク”
3)のステップでは、メッセージにリンクと共にパスワードも記載されるのが良い。4)のステップではユーザーのスマートフォンのアンロックパスワードなど、をそのスマートフォンに音声通話で知らせることができる。3)4)双方の場合は、サーバーにあらかじめユーザーによって記録されたユーザーが開示したい情報へのアクセスリンクがメッセージによって送信され、そのリンクを表示するためのパスワードが音声通話によってユーザーの電話に発信させることができる。パスワードなしでユーザーのスマートフォンのメッセージを確認することはできないが、通常音声通話であれば受信できるからである。これにより、第3のメッセージの受信者でありかつ、電話にアクセスできる者だけに情報の開示を限ることができ、秘密保持に役立つ。
【0021】
ユーザーのスマートフォンやスマートウオッチは、GPSなどの位置情報を取得する手段を持つ。プログラムは位置情報を取得して、サーバーに送信し、サーバーはアクセス位置情報を記録する。記録は図9の様に行い、第二のメッセージ送信時に取得した位置情報を読み取り、図8の様に第二のメッセージに位置情報を添付する。
【0022】
さらに、図1におけるサーバーS2はユーザーのリスクを評価するサービスが運用されているものとすると、S2がS1からユーザーの利用の有無やアクセス頻度などを利用してリスクを評価できる。リスク評価の詳細についてはさまざまにありうるが、例えばアクセス頻度をf,リスクをR、本情報処理システムの利用の有無をb,c,dを定数としてR=(1-b)*c+d/fなどと評価することが考えられる。さらにRを用いてユーザーへのポイント付与や課金などを行うことができる。
【実施例0023】
また、請求項4に記載のシステムではスマートフォンを使用せずに、自宅に設置されたセンサーデバイス(図1のD1)や、より間接的には電力使用量などを活動のセンシング手段として用いることができる。病院や行政組織などでも、自宅療養中の個人にデバイスを貸与して、本発明を利用するとより安心である。その場合にはスマートフォンの利用に慣れていない個人でも利用できる。
情報処理装置は、時刻tでのユーザーの位置情報をL(t)とすると、現在の日時がt2,前回のアクセス日時がt1であり、t2-t1が、あらかじめ設定された期間であるとき、L(t2)-L(t1) = 0である場合などにサーバーへのアクセスを停止するか、またはサーバーに第一の連絡先へのメッセージ送信を指示するステップを実行するように構成されている。S1,S2のサーバー側の構成は実施例1と共通なので省略する。
【産業上の利用可能性】
【0024】
一人暮らしのユーザーは安心して過ごすことができ、また賃貸マンションや他のサービスを提供する企業もリスクを正しく評価できる。
【符号の説明】
【0025】
S1 請求項1から3に記載のプログラムがインストールされたサーバー
S2 S1から得た情報を利用してユーザーのリスクを評価するサーバー
A1からA3 連絡先群
M1からM3 ユーザーの利用する情報処理装置(スマートフォン)
D1からD3 ユーザーの利用する情報処理装置(IOTデバイス)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8