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特開2022-187328情報処理装置及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022187328
(43)【公開日】2022-12-19
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04817 20220101AFI20221212BHJP
   B41J 29/42 20060101ALI20221212BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20221212BHJP
【FI】
G06F3/0481 170
B41J29/42 F
H04N1/00 350
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021095307
(22)【出願日】2021-06-07
(71)【出願人】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高山 直弥
【テーマコード(参考)】
2C061
5C062
5E555
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061CQ04
2C061CQ24
2C061CQ34
2C061HN05
2C061HN15
2C061HQ01
5C062AA02
5C062AA05
5C062AA13
5C062AA29
5C062AB20
5C062AB23
5C062AB38
5C062AC02
5C062AC05
5C062AC34
5C062AE03
5C062AE07
5C062AE15
5C062AF00
5E555AA02
5E555AA30
5E555AA42
5E555BA27
5E555BB27
5E555BC13
5E555DB03
5E555DB18
5E555DC09
5E555DC40
5E555DD02
5E555EA11
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】表示された画像が、第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像であるのか、第1装置の処理に加えて、第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像であるのかを識別できる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置20は、CPU21を備え、第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像、及び前記第1装置の処理に加えて、前記第1装置以外の第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像を、識別可能な態様により表示する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像、及び前記第1装置の処理に加えて、前記第1装置以外の第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像を、識別可能な態様により表示する、
情報処理装置。
【請求項2】
前記識別可能な態様は、前記第1画像及び前記第2画像に、それぞれ異なる画像を重ねて表示する態様である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記識別可能な態様は、前記第1画像及び前記第2画像を、それぞれグループ分けして表示する態様である、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記グループ分けして表示する態様は、前記第1画像及び前記第2画像に、それぞれ異なる背景を表示する態様である、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記グループ分けして表示する態様は、前記第1画像及び前記第2画像を、それぞれ異なる画面に表示する態様である、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、対応する処理が、前記第1装置の処理の前に、前記第2装置の処理を実行する処理であるか、前記第1装置の処理の後に、前記第2装置の処理を実行する処理であるかに応じて、前記第2画像を更に識別可能な態様により表示する、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、表示する画像に対応する処理の種類の数に応じて前記識別可能な態様を切り替える、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記種類の数が予め定められた閾値未満の場合は、前記表示する画像に、対応する処理の種類毎に異なる画像を重ねて表示し、前記種類の数が前記予め定められた閾値以上の場合は、前記表示する画像をそれぞれグループ分けして表示する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像、及び前記第1装置の処理に加えて、前記第1装置以外の第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像を、識別可能な態様により表示する、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、拡張機能プログラムを搭載可能な画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、画像形成装置において機能実行を指示するための複数の表示アイテムを表示する表示手段と、前記複数の表示アイテムを、画像形成装置の所定の機能ごとにグルーピング表示するかを設定する設定手段と、を備える。また、この画像形成装置は、前記設定手段における設定に従って、前記画像形成装置の所定の機能に対応し、前記複数の表示アイテムをグルーピング化した少なくともひとつの表示アイテムを表示する表示制御手段を備える。
【0003】
特許文献2には、各種のサービスを提供する複合機が開示されている。この複合機は、ソフトボタンを表示する表示部と前記表示部の前面に重合配置された透明なタッチパネルとから構成された操作表示手段を備える。また、この複合機は、押圧操作によりスイッチング動作するハードボタンと、前記各種のサービスのうち指定された前記サービスの選択機能を前記ソフトボタンおよび前記ハードボタンに割り付ける制御手段を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-121245号公報
【特許文献2】特開2005-197978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
情報処理装置は、第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像、及び上記第1装置の処理に加えて、上記第1装置以外の第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像を表示する。しかし、これらの画像は区別して表示されないため、ユーザはそれぞれの画像が、第1画像であるのか第2画像であるのかを識別できない、という課題があった。
【0006】
本発明は、情報処理装置が表示した画像が、第1画像であるのか第2画像であるのかを識別できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像、及び前記第1装置の処理に加えて、前記第1装置以外の第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像を、識別可能な態様により表示する。
【0008】
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記識別可能な態様は、前記第1画像及び前記第2画像に、それぞれ異なる画像を重ねて表示する態様である。
【0009】
また、第3態様に係る情報処理装置は、第1態様又は第2態様に係る情報処理装置において、前記識別可能な態様は、前記第1画像及び前記第2画像を、それぞれグループ分けして表示する態様である。
【0010】
また、第4態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記グループ分けして表示する態様は、前記第1画像及び前記第2画像に、それぞれ異なる背景を表示する態様である。
【0011】
また、第5態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記グループ分けして表示する態様は、前記第1画像及び前記第2画像を、それぞれ異なる画面に表示する態様である。
【0012】
また、第6態様に係る情報処理装置は、第1態様から第5態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、対応する処理が、前記第1装置の処理の前に、前記第2装置の処理を実行する処理であるか、前記第1装置の処理の後に、前記第2装置の処理を実行する処理であるかに応じて、前記第2画像を更に識別可能な態様により表示する。
【0013】
また、第7態様に係る情報処理装置は、第6態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、表示する画像に対応する処理の種類の数に応じて前記識別可能な態様を切り替える。
【0014】
また、第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記種類の数が予め定められた閾値未満の場合は、前記表示する画像に、対応する処理の種類毎に異なる画像を重ねて表示し、前記種類の数が前記予め定められた閾値以上の場合は、前記表示する画像をそれぞれグループ分けして表示する。
【0015】
更に、上記目的を達成するために、第9態様に係る情報処理プログラムは、第1装置のみの処理の実行を受け付ける第1画像、及び前記第1装置の処理に加えて、前記第1装置以外の第2装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける第2画像を、識別可能な態様により表示する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0016】
第1態様及び第9態様によれば、情報処理装置が表示した画像が、第1画像であるのか第2画像であるのかを識別できる。
【0017】
第2態様によれば、処理の実行を受け付ける画像を見るだけで、当該画像が第1画像であるのか第2画像であるのかを識別できる。
【0018】
第3態様によれば、処理の実行を受け付ける画像以外の画像が表示される場合に比較して、視認性を向上させることができる。
【0019】
第4態様によれば、複数の画面に処理の実行を受け付ける画像が表示される場合に比較して、操作性を向上させることができる。
【0020】
第5態様によれば、1つの画面に複数種類の処理の実行を受け付ける画像が表示される場合に比較して、視認性を向上させることができる。
【0021】
第6態様によれば、第2画像に対応する処理が、第1装置の処理の前に、第2装置の処理を実行する処理であるか、第1装置の処理の後に、第2装置の処理を実行する処理であるかを識別することができる。
【0022】
第7態様によれば、表示する画像に対応する処理の種類の数に応じて識別可能な態様を切り替えない場合に比較して、視認性を向上させることができる。
【0023】
第8態様によれば、表示する画像に対応する処理の種類の数が予め定められた閾値以上の場合に、1つの画面に複数の画像が表示されることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】実施形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の一例を示す模式図である。
図2】実施形態に係る処理データベースの構成の一例を示す模式図である。
図3】実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図4】実施形態に係る重畳表示画面の一例を示す模式図である。
図5】実施形態に係る背景変更画面の一例を示す模式図である。
図6】実施形態に係る第1アイコンのみが表示される画面変更画面の一例を示す模式図である。
図7】実施形態に係る第2アイコンのみが表示される画面変更画面の一例を示す模式図である。
図8】実施形態に係る第3アイコンのみが表示される画面変更画面の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
【0026】
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置20及び情報処理装置20以外の装置である外部装置10を含む。
【0027】
外部装置10及び情報処理装置20は、通信手段Nを介して相互に通信可能とされている。なお、本実施形態では、通信手段NとしてLAN(Local Area Network)、又はWAN(Wide Area Network)等の企業内の通信回線を適用している。しかし、通信手段Nとして、インターネット又は電話回線等の公共の通信回線を適用してもよいし、企業内の通信回線及び公共の通信回線を組み合わせて適用してもよい。また、本実施形態では、通信手段Nとして有線の通信回線を適用している。しかし、通信手段Nとして、無線の通信回線を適用してもよいし、有線及び無線の各通信回線を組み合わせて適用してもよい。
【0028】
本実施形態では、外部装置10として、パーソナルコンピュータを適用している。しかし、外部装置10として、情報処理装置20以外の装置であって、タブレット端末又はスマートフォン等のいかなる情報処理装置を適用してもよい。
【0029】
また、本実施形態では、情報処理装置20として、画像形成装置を適用している。しかし、情報処理装置20として、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、又はスマートフォン等のいかなる情報処理装置を適用してもよい。
【0030】
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理装置20は、CPU21、一時記憶領域としてのメモリ22、不揮発性の記憶部23、入力部24、表示部25、及び通信I/F部28を備えている。各構成はバスB2を介して互いに接続されている。
【0031】
記憶部23は、HDD、SSD、又はフラッシュメモリ等の記憶装置によって実現される。なお、記憶媒体としての記憶部23には、情報処理プログラム23Aが記憶されている。CPU21は、これらのプログラムを記憶部23から読み出してメモリ22に展開し、当該プログラムが有するプロセスを順次実行する。各プログラムの実行の詳細な説明は、後述する。また、記憶部23には、処理データベース23B等の各種データベースが記憶される。
【0032】
入力部24は、例えば、タッチパネルであり、各種の入力された情報を受け付けるために使用される。
【0033】
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。なお、入力部24及び表示部25を、タッチパネルディスプレイとして一体的に構成しても良い。
【0034】
通信I/F部28は、情報処理装置20が外部装置10と通信するためのインタフェースである。当該通信には、例えば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI等の有線通信の規格、又は、4G、5G、若しくはWi-Fi(登録商標)等の無線通信の規格が用いられる。
【0035】
次に、図2を参照して、本実施形態に係る処理データベース23Bについて説明する。図2に示す処理データベース23Bでは、情報処理装置20が実行する処理に関する情報である処理情報が記憶されている。図2において、各行がそれぞれ処理情報を表す。各処理情報においては、処理、及び種類の各情報が関連付けられている。
【0036】
上記処理は、情報処理装置20が実行する処理を表す情報である。図2に示す例では、上記処理として、情報処理装置20による画像印刷処理、及び情報処理装置20が画像を読み取った後、当該画像を外部装置10が編集する処理である画像編集処理を適用している。また、図2に示す例では、上記処理として、外部装置10が送信した画像を利用して情報処理装置20が印刷する処理である利用印刷処理も適用している。なお、上記処理として、情報処理装置20による画像読取処理、及び情報処理装置20により読み取られた画像を外部装置10が表示する処理である画像表示処理等、情報処理装置20が実行するいかなる処理を適用してもよい。
【0037】
上記種類は、対応する処理の種類を表す情報である。図2に示す例では、上記種類として、情報処理装置20のみの処理である第1処理を適用している。また、図2に示す例では、上記種類として、情報処理装置20の処理の後に、外部装置10の処理を実行する処理である第2処理、及び情報処理装置20の処理の前に、外部装置10の処理を実行する処理である第3処理を適用している。
【0038】
次に、図3から図8を参照して、本実施形態に係る情報処理装置20の作用を説明する。ユーザによって情報処理プログラム23Aの実行を開始する指示が入力部24を介して行われた場合に、CPU21が情報処理プログラム23Aを実行することにより、図3に示す情報処理が実行される。
【0039】
ステップS100で、CPU21は、処理の実行を受け付ける画像であるアイコンを表示部25に表示する指示を、入力部24を介して受け付けるまで待機する。なお、本実施形態では、処理データベース23Bに記憶された全ての処理に対応するアイコンが表示部25に表示される場合について説明する。
【0040】
ステップS102で、CPU21は、処理データベース23Bを読み出し、表示部25に表示されるアイコンに対応する処理の種類の数が、予め定められた閾値T未満であるか否かを判定する。CPU21は、アイコンに対応する処理の種類の数が、予め定められた閾値T未満である場合は(ステップS102:Y)、ステップS104へ移行する。
【0041】
ステップS104で、CPU21は、予め定められたフォーマットに従う重畳表示画面を表示部25に表示し、本情報処理を終了する。
【0042】
図4に示すように、本実施形態に係る重畳表示画面では、第1処理の実行を受け付ける第1アイコン、及び第2処理の実行を受け付ける第2アイコン、及び第3処理の実行を受け付ける第3アイコン毎に、異なる画像が重ねて表示される。具体的には、重畳表示画面では、第1アイコンに、情報処理装置20である画像形成装置を表す画像が重ねて表示される。また、第2アイコンに、画像形成装置から外部装置10であるパーソナルコンピュータに向けた矢印、画像形成装置、及びパーソナルコンピュータを表す画像である画像形成装置先行画像が重ねて表示される。また、第3アイコンには、パーソナルコンピュータから画像形成装置に向けた矢印、画像形成装置、及びパーソナルコンピュータを表す画像であるパーソナルコンピュータ先行画像が重ねて表示される。なお、上記重ねて表示される画像は、画像形成装置を表す画像、画像形成装置先行画像、及びパーソナルコンピュータ先行画像に限られない。
【0043】
一方、CPU21は、アイコンに対応する処理の種類の数が、予め定められた閾値T以上である場合は(ステップS102:N)、ステップS106へ移行する。ステップS106で、CPU21は、記憶部23を読み出し、第1アイコン、第2アイコン、及び第3アイコンの表示態様が、それぞれのアイコンに異なる背景を表示する態様に設定されているか否かを判定する。CPU21は、第1アイコン、第2アイコン、及び第3アイコンに、それぞれ異なる背景を表示する態様に設定されている場合は(ステップS106:Y)、ステップS108へ移行する。
【0044】
ステップS108で、CPU21は、予め定められたフォーマットに従う背景変更画面を表示部25に表示し、本情報処理を終了する。
【0045】
図5に示すように、本実施形態に係る背景変更画面では、第1アイコン、第2アイコン、及び第3アイコンに、それぞれ異なるパターンの背景が表示されている。しかし、背景変更画面では、これらのアイコンに、それぞれ異なる色の背景等が表示されてもよい。
【0046】
一方、CPU21は、第1アイコン、第2アイコン、及び第3アイコンを、それぞれ異なる画面に表示する態様に設定されている場合は(ステップS106:N)、ステップS110へ移行する。ステップS110で、CPU21は、予め定められたフォーマットに従う画面変更画面を表示部25に表示し、本情報処理を終了する。
【0047】
図6から図8に示すように、本実施形態に係る画面変更画面では、第1アイコン、第2アイコン、及び第3アイコンが、それぞれ異なる画面に表示される。
【0048】
図6に示すように、画面変更画面では、情報処理装置20である画像形成装置を表す画像が入力部24を介して指定されると、第1アイコンのみが表示される。
【0049】
また、図7に示すように、画面変更画面では、画像形成装置先行画像が入力部24を介して指定されると、第2アイコンのみが表示される。
【0050】
また、図8に示すように、画面変更画面では、パーソナルコンピュータ先行画像が入力部24を介して指定されると、第3アイコンのみが表示される。
【0051】
なお、図6から図8に示す例では、画面変更画面の背景が、当該画面に表示されるアイコンに対応する処理の種類に応じて異なる場合を例示している。しかし、上記背景は、上記処理の種類と関係なく、同一であってもよい。また、画面変更画面には、当該画面に表示されるアイコンに対応する処理の種類を示すメッセージ等が表示されてもよい。
【0052】
以上、実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0053】
また、上記実施の形態は、請求項にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0054】
例えば、上記実施形態では、CPU21が、表示部25に表示されるアイコンを介して、自装置である情報処理装置20の処理の実行を受け付ける場合について説明した。しかし、CPU21は、表示部25に表示されるアイコンを介して、情報処理装置20以外の装置であって、予め定められた装置である第1装置の処理の実行を受け付けてもよい。例えば、情報処理装置20としてスマートフォンを適用し、第1装置として画像形成装置を適用してもよい。この場合、スマートフォンが備えるCPUは、画像形成装置のみの処理の実行を受け付ける画像、及び画像形成装置の処理に加えて、画像形成装置以外の装置の処理を伴う処理の実行を受け付ける画像を、識別可能な態様により表示する。
【0055】
また、上記実施形態では、第2処理の実行を受け付ける第2アイコン、及び第3処理の実行を受け付ける第3アイコンの表示態様が異なる場合について説明した。しかし、これらのアイコンの表示態様は同一であってもよい。
【0056】
また、上記実施形態では、表示部25に表示されるアイコンに対応する処理の種類の数に応じて、CPU21が上記アイコンの表示態様を切り替える場合について説明した。しかし、CPU21は表示部25に表示されるアイコンの数に応じて、アイコンの表示態様を切り替えてもよい。また、上記種類の数又は上記アイコンの数に関係なく、CPU21は、予め定められた表示態様により、上記アイコンを表示してもよい。
【0057】
また、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
【0058】
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【0059】
本実施形態では、情報処理プログラム23Aが記憶部23にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録した形態で提供してもよい。例えば、本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、CD(Compact Disc)-ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態、若しくはUSB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカード等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。また、本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、通信I/F部28を介して外部の装置から取得するようにしてもよい。
【0060】
また、上記実施形態では、情報処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、情報処理を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
【0061】
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置20の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
【0062】
また、上記実施の形態で説明した情報処理プログラムの処理の流れ(図3参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
【符号の説明】
【0063】
1 情報処理システム
10 外部装置
20 情報処理装置
21 CPU
22 メモリ
23 記憶部
23A 情報処理プログラム
23B 処理データベース
24 入力部
25 表示部
28 通信I/F部
N 通信手段
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8